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2016年11月22日

品川の福猫

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品川の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2016.11.12】




2016年11月20日

品川の福猫

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品川の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2016.11.12】




2016年11月 4日

日本のアナグマと、ヨーロッパのアナグマとは、違う? 同じ?

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 よく知られていると思われる生き物でも、その分類や生態などが、何でも知られているわけではありません。古くから研究されているのに、最近になって、重要な事実が判明したものもいます。今回は、そのような哺乳類を紹介しましょう。アナグマ(穴熊)です。
 アナグマと呼ばれる動物は、とても広い範囲に分布します。日本にも、中国にも、中央アジア諸国にも、西アジアにも、ヨーロッパにもいます。これらのユーラシア大陸のアナグマと、日本のアナグマとは、長い間、同じ種だと思われてきました。
 ところが、二十一世紀の初めになって、それが違うとわかりました。一まとめに「アナグマ」と呼ばれていた種が、三種に分割されることになりました。ニホンアナグマ・アジアアナグマ・ヨーロッパアナグマの三種です。
 ニホンアナグマは、種名のとおり、日本に分布するアナグマです。アジアアナグマは、朝鮮半島や中国などの東アジアから、中央アジアにかけて分布します。ヨーロッパアナグマは、イラン、イラクなどの西アジアから、ヨーロッパ全域に分布します。
 これら三種は、外見がそっくりです。野外で目撃したとしたら、目撃地がはっきりわからない限り、区別できないでしょう。解剖学的な特徴を、詳しく調べて、やっと、互いに別種だと判明しました。外見だけでは、分布地でしか、区別できません。
 ラテン語の学名も、もちろん、付け直されました。以前、ユーラシア大陸の種も、日本の種も、「アナグマ」だった頃は、Meles melesというのが、ラテン語の学名でした。けれども、これは、ヨーロッパの「アナグマ」に対して、付けられた名でした。
 二〇一六年現在では、Meles melesは、ヨーロッパアナグマのラテン語の学名です。アジアアナグマのラテン語の学名は、Meles leucurusとなりました。ニホンアナグマのラテン語の学名は、Meles anakumaです。日本語の「穴熊」が、ラテン語に採用されました。
 じつは、Meles anakumaというラテン語の学名は、十九世紀に、一度、採用されていました。シーボルトが日本で採集した、日本のアナグマに付けられた学名でした。いったんは消えたものの、二十一世紀になって、ニホンアナグマの学名として、復活しました。

図鑑↓↓↓↓↓には、
アナグマが掲載されています。

 過去の記事でも、アナグマを取り上げています。また、アナグマ属と同じイタチ科の哺乳類も、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
タヌキ(狸)とムジナ(貉)とは、同じ? 違う?(2012/10/1)
ラッコとアザラシの違いは?(2011/1/21)
かわいい悪魔? イイズナ(2010/1/22)
冬に黄色くなる? テン(貂)の謎(2008/12/15)
白貂【しろてん】の正体はオコジョ?(2008/2/1)




2016年10月16日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2016.10.13】





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2016年9月25日

日本の自然を世界に開いたシーボルト

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 シーボルトの名は、おそらく、ほとんどの方が、聞いたことがあるでしょう。江戸時代に、二度にわたって来日した、ドイツの人ですね。
 当時、ヨーロッパの国で、日本と交易していたのは、オランダだけでした。このため、シーボルトはドイツ人ですが、オランダ商館の一員として、日本に来ました。
 シーボルトには、とても多くの功績があります。その中に、日本の動植物の標本を、大量に収集し、研究したことが挙げられます。シーボルトがいなければ、日本の動植物の研究は、今より、何十年も遅れていたかも知れません。
 そのシーボルトが、実際に集めた動植物の標本を、今、国立科学博物館で、見ることができます。「日本の自然を世界に開いたシーボルト」という企画展の会場に、展示されています。シーボルト没後も、標本は、ヨーロッパで、大切に保管されていました。
 シーボルトの標本は、今でも、動物学や植物学の役に立っています。例えば、現在では絶滅したとされる、ニホンカワウソの標本を、シーボルトは収集しています。ニホンカワウソを研究する手がかりは、もはや、そのような標本しかありません。
 動物や植物に詳しい方なら、ラテン語の学名を調べていて、気がついたことはありませんか? 特に、日本の植物の場合、ラテン語の学名の後ろに、「Siebold【シーボルト】」や、「Siebold & Zuccarini【シーボルト&ツッカリーニ】」と付くものが、多いです。
 例えば、タマアジサイという植物は、ラテン語の学名Hydrangea involucrataの後ろに、Sieboldと付きます。日本のクリ(栗)は、ラテン語の学名Castanea crenataの後ろに、Siebold & Zuccariniと付きます。
 Zuccariniとは、シーボルトと一緒に日本の植物を研究した、ドイツの植物学者ツッカリーニを指します。ラテン語の学名の後ろに、人名が付くのは、その学名を命名した人を示します。シーボルトとツッカリーニが、いかに多くの植物を命名したか、わかります。
 企画展の会場では、最近になって、シーボルトの標本を調べて、新たにわかったことも、紹介されています。没後150年経っても、彼の功績は、輝き続けています。

図鑑↓↓↓↓↓には、シーボルトが研究した日本の動植物が、千八百種ほどが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-


 企画展「日本の自然を世界に開いたシーボルト」の情報は、以下のページにあります。
日本の自然を世界に開いたシーボルト(国立科学博物館の公式サイト内ページ)


 過去の記事でも、現在、開催中の、生物に関するイベントを紹介しています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ウルトラ植物博覧会2016(2016/8/17)
格好いい海のハンターたち(2016/7/12)

2016年9月16日

ネコもライオンも、ペットにできる?

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 ネコ(猫)は、人間にとても好かれる生き物ですね。ネコのかわいさは、今さら言うまでもありません。ネコをペットにしている人は、世界中に、おおぜいいます。
 ネコは、哺乳類のうち、食肉目【しょくにくもく】ネコ科に属します。同じ食肉目ネコ科には、ライオンも属します。同じネコ科なら、ライオンもペットになるでしょうか?
 これは、大概の方が否定するでしょう。いくら同じネコ科でも、ライオンは、危険すぎますよね。少なくとも、日本の普通の民家で、ライオンが飼えるとは思えません。
 けれども、これと似たことを、普通の人がやってしまう場合があります。特に、爬虫類などの、ペットとして馴染みが薄い生き物を飼う場合には、注意が必要です。
 例えば、ボールニシキヘビというヘビの一種がいます。このヘビは、とても性質がおとなしいです。毒もありません。もてあますほど大きくもなりません。爬虫類の中で、ペットとして飼うなら、お勧めできる種です。ニシキヘビ科ニシキヘビ属の一種です。
 同じニシキヘビ科ニシキヘビ属に、アミメニシキヘビという種がいます。この種は、世界のヘビの中でも、最大級に大きくなる種です。毒はありませんが、その大きさゆえに、危険です。実際に、ヒトが襲われて、食べられた例が、いくつも報告されています。
 ボールニシキヘビと、アミメニシキヘビとは、とても近縁な種同士です。同じ科で、同じ属ですからね。なのに、その生態も性質も、まるで違います。ボールニシキヘビが飼えたからといって、アミメニシキヘビを飼うのは、無謀すぎます。
 ボールニシキヘビとアミメニシキヘビとの関係は、ネコとライオンとの関係に似ています。普通の人は、ネコをペットにしても、ライオンをペットにしようとは思わないでしょう。しかし、馴染みの薄い動物を飼う場合には、そのような判断がききにくいです。
 いわゆる、エキゾチック・ペットと呼ばれる、変わったペットを飼うことを、否定するつもりはありません。ただし、そういったペットを飼う場合には、イヌやネコを飼う場合以上に、正しい知識と、覚悟が求められます。「○○と近縁種だから、○○と同じ飼い方でいいんだよね」などと、安易な考えを持たないよう、強くお願いいたします。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布する動植物が、千八百種ほども掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、飼育されることがある生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
も御覧下さい。
ハリネズミは、ネズミじゃない?(2014/8/18)
トカゲモドキの美人コンテスト?(2013/11/11)
カブトムシとクワガタムシ、どちらが長生き?(2013/10/7)
害魚が益魚に? うろこの秘密(2010/3/8)
リスも冬眠する?(2009/12/18)






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※現在は、iOS版のみのリリースとなっております。(Android版も近日公開予定です。)

2016年9月 2日

キヌゲネズミ科の日本在来種たち

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 齧歯目【げっしもく】―ネズミ目【もく】ともいいます―は、哺乳類の中で、ネズミ、リス、ムササビなどを含む、大きな分類グループです。
 以前、このブログで、齧歯目【げっしもく】の分類が揺れていることを、取り上げました(野ネズミは、ネズミ科じゃない?(2011/10/3))。この時に、齧歯目ネズミ科ではなく、齧歯目キヌゲネズミ科に含まれる種がいる、という話をしましたね。
 今回は、それらのキヌゲネズミ科の種を紹介しましょう。キヌゲネズミ科ビロードネズミ属に含まれるとされる種です。ビロードネズミ属の種は、日本には、二種しか、分布しません。ヤチネズミと、スミスネズミです。どちらも、日本固有種です。
 ヤチネズミは、日本の本州にだけ分布します。日本固有種ですから、世界的には、珍しい種です。とはいえ、絶滅危惧種というわけではありません。個体数は多いとされています。畑の石組などにも、棲むことがあります。比較的、平凡な種です。
 ヤチネズミは、複数の種に分けられるという説があります。分布する地域により、違いがあるというのですね。しかし、これは、確定した説ではありません。「違いが小さ過ぎて、種を分けるほどではない」という意見も、強いです。
 スミスネズミは、ヤチネズミとよく似た種です。野外で見ただけでは、区別は難しいでしょう。こちらの種は、本州・四国・九州に分布します。
 スミスネズミは、ヤチネズミより、ずっと数が少ないと考えられています。ヤチネズミより、自然度が高い場所を好むようです。このために、都市化が進むにつれ、数が減ってしまいました。目撃されるのは、珍しいことです。
 日本固有種なのに、「スミス」という名は、外国人の名のようですね。明治時代に、日本の六甲山で、ゴードン・スミスさんという英国人が、スミスネズミを採集しました。彼の採集した標本をもとに、スミスネズミという種名が付けられました。
 スミスネズミ発祥の地といえる六甲山では、近年、スミスネズミの生息が確認できませんでした。二〇一六年に、久しぶりに確認され、少し話題になりました。

図鑑↓↓↓↓↓には、ヤチネズミ、スミスネズミも掲載されています。
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 過去の記事でも、齧歯目【げっしもく】(=ネズミ目【もく】)の哺乳類を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
どこから来たの? オキナワハツカネズミ(2014/6/30)
哺乳類の世界は、ネズミだらけ?(2012/11/19)
野ネズミは、ネズミ科じゃない?(2011/10/3)
フィリピンで、ネズミの新種を発見(2009/2/26)
日本最大のネズミは、ケナガネズミ(2008/11/10)


2016年8月12日

クジラの骨は、進化の跳【と】び石?

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 これまで、このブログで、ホネクイハナムシや、ゲイコツナメクジウオといった生物を、紹介してきましたね(深海で、骨を食【は】むもの(2016/7/29)ゲイコツナメクジウオの謎(2016/8/5))。
 深海のクジラの死骸に棲む生物は、他にも、たくさんいます。それらの中には、深海の熱水が噴き出る場所に棲む生物と、近縁なものが含まれます。
 例えば、ホネクイハナムシは、ハオリムシと近縁だとわかってきました。同じ環形動物門【かんけいどうぶつもん】多毛綱【たもうこう】ケヤリムシ目【もく】シボグリヌム科に属します。ハオリムシは、深海の熱水噴出口の周囲に、群生する生物です。
 似た例が、いくつも見つかっています。このことから、熱水噴出口の周囲に棲む生物は、進化にあたって、クジラの死骸を利用したのではないかという説が、生まれました。
 深海底の熱水噴出口の周囲は、普通の浅海と比べれば、地獄のようです。光が届かず、真っ暗で、高圧の中に、100℃を越える高温の熱水が噴き出ています。熱水には、さまざまな栄養分が含まれますが、直接、熱水に触れれば、茹だって死んでしまいます。
 このような過酷な状況に、すぐに適応できる生物は、ほとんどいないでしょう。ある程度、段階を踏んで、熱水噴出口の周囲で暮らせるようになったと考えられます。
 その「段階を踏む」のに、クジラの死骸が、ちょうど良かったのではないかというのですね。例えば、クジラの死骸は、腐敗が進むと、硫化水素を出します。その硫化水素を利用する生物がいて、その生物(が作る栄養分)を食べる生物もいます。
 硫化水素は、深海底の熱水に、大量に含まれます。このために、熱水噴出口の周囲にも、硫化水素を利用する生物と、彼ら(が作る栄養分)を食べる生物がいます。クジラの死骸と、熱水噴出口の周囲とで、似た環境があるわけです。
 クジラの死骸は、熱水噴出口周囲の生物が進化するのに、跳び石のような役割を果たしたのかも知れません。一足跳びに進化するのは無理でも、跳び石があるならば、少しずつ、過酷な環境にも、適応してゆくことができるでしょう。
 クジラの巨体は、死んでからも、多くの生物を養います。偉大な存在ですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、キアンコウ、ズワイガニなど、日本周辺の深海に棲む生き物が掲載されています。
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 過去の記事でも、深海の生物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ゲイコツナメクジウオの謎(2016/8/5)
深海で、骨を食【は】むもの(2016/7/29)
ヌタウナギは、スーパー繊維の持ち主?(2016/4/8)
世界最大のクラゲとは?(2015/10/16)
アカマンボウは、マンボウの仲間か?(2015/7/31)



2016年8月 9日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2016.07.15】


2016年8月 7日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2016.07.15】



2016年7月29日

深海で、骨を食【は】むもの

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 深海には、浅い海では考えもつかないような生物が、多く棲んでいます。今回は、そのような生物の一種を紹介しましょう。ホネクイハナムシです。
 ホネクイハナムシは、深海の中でも、とりわけ、変わった所に棲みます。死んで、深海に落ちてきたクジラの骨に棲むのです。そこでしか、見つかりません。
 深海は、食べ物の乏しい場所です。そこに、浅い海から落ちてくる死骸は、貴重な食べ物になります。クジラのような大きな死骸となれば、たいへんな御馳走です。たくさんの深海生物が集まってきて、クジラの死骸を食べます。
 クジラの死骸が深海に落ちてきても、ホネクイハナムシは、すぐには現われません。他の生物に肉が食べられて、骨が露出した頃に現われます。「ホネクイ」という名のとおり、彼らは、新鮮なクジラの骨を食べます。クジラの骨の脂肪から、栄養を取るようです。
 ホネクイハナムシは、クジラの骨に穴を開けて棲みます。穴から、花のようなものをひらひらさせているため、ホネクイハナムシと名付けられました。ひらひらしているものは、鰓【えら】です。本体は、骨の中にあって、植物の根のようになっています。
 この根のような部分に、ホネクイハナムシは、細菌を共生させています。この細菌が、クジラの骨の栄養を利用し、ホネクイハナムシは、細菌から栄養を得ます。このために、ホネクイハナムシは、普通の口や肛門や消化器官を持ちません。必要ないからです。
 ホネクイハナムシは、細菌を通じて、間接的に、クジラの骨を食べているわけです。こんな変わった生態のホネクイハナムシは、何の仲間なのでしょうか?
 じつは、釣り餌にされるゴカイなどの仲間です。詳しく書けば、環形動物門【かんけいどうぶつもん】多毛綱【たもうこう】ケヤリムシ目【もく】シボグリヌム科に属します。
 ケヤリムシ目というグループ名に、ぴんと来た方もいるでしょう。ケヤリムシは、浅い海で見られるゴカイの仲間です。海底の岩などに、穴を開けて棲みます。穴から鰓を出して、ひらひらさせます。岩がクジラの骨に変われば、ホネクイハナムシと同じですね。
 ホネクイハナムシは、二〇〇六年に発見されたばかりで、まだ、わからないことが多いです。
図鑑↓↓↓↓↓には、イバラカンザシゴカイ、ウミケムシなどが掲載されています。
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 過去の記事でも、ホネクイハナムシと同じ環形動物【かんけいどうぶつ】を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
海の謎生物、ボネリムシ(2014/10/20)
干潟には、ゴカイやミミズの仲間が多い?(2013/11/18)
ハオリムシ(羽織虫)の分類は?(2012/12/10)
泳ぐゴカイがいる?(2011/2/14)
海の毛虫も蝶(チョウ)になる? ウミケムシ(2010/3/15)

2016年7月12日

格好いい海のハンターたち

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 国立科学博物館で、「海のハンター展」という展覧会が開かれています。海のハンター、つまり、捕食動物たちを紹介する展覧会です。早速、行ってまいりました。
 最初に、古代の海のハンターたちが紹介されています。ここでは、脊椎動物の顎【あご】の進化について、解説されています。ぜひ、この解説パネルをお読み下さい。私たち脊椎動物にとって、顎の獲得が、いかに画期的なことだったか、わかります。
 古代の次は、現代の海に棲むハンターたちが現われます。深海、極域、外洋、浅海と、四つの生息域ごとに、紹介されています。
 深海には、「これって、本当に魚なの?」と訊きたくなる、奇妙な姿の深海魚がいます。その姿は、暗く、冷たく、食べ物の乏しい深海に適応したものです。奇妙に見えても、その姿は、深海で獲物を捕え、生きるのに、都合が良い姿です。
 極域は、とてつもない寒さが、生き物を苦しめます。そんな中でも、例えばペンギンなどは、氷山の浮かぶ海に潜って、獲物を捕えています。会場では、ペンギンに小型カメラを背負ってもらって、撮影した映像を見ることができます。
 外洋は、高速で泳ぐ魚が多い世界です。外洋には、身を隠すものがないため、敵から逃れるには、速く泳ぐしかありません。そういった獲物を捕えるには、ハンターたちは、もっと速く泳がなければなりません。クロマグロなどが、高速で泳ぐ理由です。
 浅海は、私たちヒトに馴染み深い世界ですね。ここでは、マダイ、サワラ、ヒラメ、アナゴなど、食卓によくのぼる魚たちが、紹介されています。ヒトが食べるこれらの魚たちも、海中では、貪欲なハンターなのですね。
 全体を通して、最も多く展示されているのは、サメ類です。サメ類は、四億年以上も前に、地球に現われました。それ以来、絶滅の危機を乗り越えて、捕食者として進化してきました。このために、海のあらゆる領域で、多様なハンターになっています。
 会場では、サメたちの、ハンターとして研ぎ澄まされた能力が、紹介されています。格好いいです。サメが好きな方にとっては、天国のような展覧会です(笑)
図鑑↓↓↓↓↓には、日本近海に棲むサメ類など、海のハンターが何種も掲載されています。
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 海のハンター展については、以下のページに情報があります。
海のハンター展 公式サイト


 過去の記事でも、現在、開催中の、生物に関する展覧会を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
江戸の博物学(2016/7/2)

2016年7月 7日

六本木の福猫

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ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2016.06.01】<


2016年7月 6日

赤坂の福猫

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ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2016.05.31】<


2016年4月21日

生き物に学び、くらしに活かす

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 国立科学博物館で、小規模ながら、面白い企画展が開かれています。「生き物に学び、くらしに活かす」です。早速、見に行ってまいりました。
 企画展の内容は、題名のとおりです。厳しい自然界に、見事に適応している生き物たちに学んで、人間の暮らしに活かそうというものです。すでに実用化された技術や、これから実用化されそうな技術が、紹介されています。未来に夢が描けます。
 例えば、競泳用の水着には、サメに学んで作られたものがあります。
 サメは、海の中で、獲物を捕えるために、速く泳がなければなりませんね。なぜ、サメが速く泳げるのか、それには、さまざまな体の仕組みが、関わっています。
 その一つが、皮膚の構造にあります。サメの皮膚は、速く泳ぐために、余計な水の抵抗を減らすようにできています。この皮膚の構造を真似て、競泳用水着が作られました。実際に、余計な水の抵抗を減らして、泳げるようになったそうです。
 また、建物の外壁に使われるタイルで、「汚れのつきにくいタイル」があります。これは、なんと、カタツムリの殻の構造を研究して、作られました。
 カタツムリは、雨の中を這い回ることが多いですね。じめじめした中を行動するのに、カタツムリの殻には、コケもつかず、いつもきれいです。
 その秘密は、殻の微細な構造にありました。カタツムリの殻は、雨に当たると、汚れが流れ落ちやすい構造になっています。この構造を真似て、タイルが作られました。
 もっと身近なところでは、マジックテープ(面ファスナー)があります。マジックテープは、ある植物の構造を真似て作られたことを、御存知でしたか?「ひっつき虫」と呼ばれる植物の果実です。草むらを歩くと、衣服にくっついてくる植物の果実ですね。
 「ひっつき虫」は、一種だけの植物ではありません。たくさんの種があります。マジックテープの開発者は、直接的には、ゴボウの果実を参考にしたといわれます。
 このように、生き物に学んだ技術を活かす学問を、バイオミメティクス(生物模倣)といいます。会場では、楽しいバイオミメティクスの例を、いくつも見ることができます。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本の動植物が、千八百種ほど掲載されています。
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 「生き物に学び、くらしに活かす」の情報は、以下のページにあります。
生き物に学び、くらしに活かす(国立科学博物館の公式サイト内ページ)


 過去の記事でも、生き物に関する、現在開催中のイベントを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
江戸から昭和、平成へ、薬草の博物誌(2016/3/8)


2016年4月 2日

品川の福猫

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 品川区【2016.03.05】


2016年3月22日

品川の福猫その2

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 品川区【2016.02.28】


2016年3月20日

品川の福猫

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 品川区【2016.02.28】


2016年1月22日

猿猴【えんこう】異聞

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 日本で、サルを漢字で書くならば、「猿」ですね。日本では、サルの別称として、猿猴【えんこう】というのもあります。日本に分布するサルは、ニホンザルだけですから、単に猿【さる】や猿猴【えんこう】と言えば、ニホンザルを指すのが普通です。
 ところが、本来、「猿」という漢字は、ニホンザルを指すものではありませんでした。漢字の故郷である中国には、ニホンザルがいないからです。当然、猿猴も、ニホンザルを指したのではありません。とはいえ、まったく違うかと言えば、そうとも言えません。
 猿猴とは、もともとは、サル類全般を指す言葉でした。中国には、日本と違って、多くのサルの種が分布します。それらをまとめて呼ぶ名が、必要だったのでしょう。
 中国語で猿という字と、猴という字とでは、同じ「サル」でも、違う種を指します。古い時代には、こういった区分が、特に厳密でした。サルの種ごとに、違う漢字でもって表わしたようです。このために、「サル」を示す漢字が、たくさんありました。
 数多い「サル」の漢字のうち、「猿」は、テナガザルを指します。テナガザルは、類人猿の仲間ですね。霊長目【れいちょうもく】テナガザル科に属するものたちです。尾がなく、腕が長いサルです。その長い腕を利用して、木の枝から枝へ、渡ってゆきます。
 現代の中国では、テナガザル類は、最南部に、ごくわずかにいるだけです。しかし、古代には、黄河の北側にまで、広く分布していました。王侯が、テナガザルをペットにすることもありました。テナガザルを指す漢字が、作られる余地があったわけです。
 いっぽう、「猴」は、霊長目オナガザル科マカク属のサルを指しました。マカク属には、アカゲザル、ベニガオザルなどが含まれます。アカゲザルもベニガオザルも、中国に分布するサルです。日本だけに分布するニホンザルも、マカク属に含まれます。
 つまり、ニホンザルは、「猿」ではなくて、「猴」なのですね。それが、漢字が日本に導入された時に、ニホンザルを指す漢字として、「猿」が当てられてしまいました。
 サルを表わす漢字が、複数入ってきても、ニホンザル一種しかいない所では、区別する必要がありません。猿も猴も、ニホンザルを指すものとされてしまったわけです。
図鑑↓↓↓↓↓には、ニホンザルが掲載されています。
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 過去の記事でも、サルの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 
レムリア大陸は、サルの大陸?(2016/01/15)
女装するトカゲと、男装するサル(2009/3/12)
ヒヨケザルの新発見、メガネザルの再発見(2008/11/20)
チンパンジーの贈り物はパパイア?(2007/9/13)
ニホンザルは世界北限のサル(2005/11/14)
などです。



2016年1月15日

レムリア大陸は、サルの大陸?

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 アフリカ大陸の東側に、マダガスカルという島国があります。この国には、他では見られない、珍しい生物が多いです。その一つが、サルの仲間、キツネザルです。
 キツネザルの顔は、ニホンザルなどと違って、平板ではありません。口が尖って、イヌか、キツネのようです。このことから、キツネザルという名が付きました。
 キツネザルの仲間は、原猿類【げんえんるい】と呼ばれます。原始的なサルの仲間だからです。他の哺乳類から分かれて、サルの仲間―霊長目【れいちょうもく】―が進化してきた、最初の頃の姿を、今に残していると考えられています。
 現代のキツネザルは、マダガスカルにしか分布しません。しかし、キツネザルの化石は、インドから見つかっています。マダガスカルから、インド洋を遠く隔てた地域に、なぜ、キツネザルの化石が出るのでしょうか? 不思議ですね。
 十九世紀のヨーロッパで、ある学者が、この問題を解決する仮説を立てました。「レムリア大陸」仮説です。「大昔、インド洋に、マダガスカルと、インドとを結ぶ形の大陸があった」というのです。これなら、その大陸を通じて、マダガスカルとインドとを含む広い地域に、原猿類が分布を広げていたと考えることができます。
 レムリアLemuria大陸という名は、キツネザルのラテン語の学名レムールLemurから取られました。現在では、ワオキツネザルのラテン語の学名に、Lemurと付いています。
 レムリア大陸仮説は、今では、科学的に、完全に否定されています。そんな大陸を持ち出さなくても、問題を解決できるとわかったからです。
 現在は、大陸移動説というものが、実証されていますね。地球上の大陸は、長い時間の間には、くっついたり離れたりして、形を変えます。マダガスカルとインドとが、つながっていた時期もありました。その時期に、キツネザルが現われたのでしょう。
 レムリア大陸とは、大陸移動説がない時代に、かつてくっついていたマダガスカルとインドとを、誤認した呼び名と言えます。インドでは、キツネザルは滅びてしまいました。マダガスカルは、地球上に残された、キツネザルたちの最後の棲みかです。
図鑑↓↓↓↓↓には、ニホンザルが掲載されています。ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、サルの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
女装するトカゲと、男装するサル(2009/3/12)
ヒヨケザルの新発見、メガネザルの再発見(2008/11/20)
霊長類【れいちょうるい】が絶滅の危機に?(2007/11/1)
チンパンジーの贈り物はパパイア?(2007/9/13)
ニホンザルは世界北限のサル(2005/11/14)
などです。


2016年1月 9日

縄文時代の生き物とは?

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 神奈川県立歴史博物館で、ちょっと面白い展覧会が開かれています。「縄文の海 縄文の森」です。主に、縄文時代の動植物について、取り上げられています。
 縄文時代の遺跡、貝塚からは、動植物の遺骸が、大量に出土します。当時の人々が、食べた後に捨てたものです。特に、貝殻が多いために、貝塚と呼ばれます。
 貝塚の貝には、どんな種があるのでしょうか? 二枚貝では、アサリ、ハマグリ、ヤマトシジミ、サルボウ、マガキなどが多いです。現代でも、食用にされる貝たちですね。
 巻貝では、アカニシ、ダンベイキサゴ、スガイ、コシダカガンガラ、ツメタガイなどの種が、貝塚から見つかります。こちらも、現代でも食用にされる貝ばかりです。
 貝塚からは、魚の骨も、よく出土します。スズキ、ボラ、クロダイなどが多いです。これらの種も、現代の食用魚たちですね。沿岸の海に棲む魚たちです。
 中には、不思議な遺物もあります。例えば、マグロの骨です。マグロは、外洋に棲む魚です。しかも、大型魚で、猛スピードで泳ぎます。縄文人は、どうやってマグロを捕ったのでしょうか? 縄文時代には、エンジンもソナーもGPSもありませんのに。
 マグロの骨は、それなりの量が見つかります。縄文人が、恒常的にマグロを捕る技術を持っていたのは、確実です。その技術がどんなものだったのかは、まだ謎です。
 貝塚からは、陸上の鳥や獣の骨も出土します。獣(哺乳類)の骨では、ニホンジカとイノシシとの骨が、圧倒的に多いです。縄文人が、この二種の哺乳類を、よく食べていたことがわかります。釣り針などに加工された、シカの角も出てきます。
 縄文時代の遺跡からは、現代には見られない動物の骨も、見つかります。ニホンアシカ、ニホンオオカミ、ニホンカワウソ、オオヤマネコなどの骨です。どの種も、日本では絶滅してしまいました。オオヤマネコだけは、歴史時代に入る前に、絶滅したようです。
 植物では、クルミ、トチノキ、ミズキなどの果実が出土しています。やはり、食用になる植物ばかりです。面白いことに、クルミの果実を模した土器も、見つかっています。縄文人は、食用になる動植物を、大切に思い、扱っていたのでしょう。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布する動植物が、千八百種以上掲載されています。ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 「縄文の海 縄文の森」に関する情報は、以下のページにあります。
縄文の森 縄文の海(神奈川県埋蔵文化財センターの公式サイト内ページ)
神奈川県立歴史博物館の公式サイト
 過去の記事でも、動植物を扱った展覧会を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
日本のスゲ、勢ぞろい(2015/12/19)
ブドウから生まれる奇跡、ワイン展(2015/11/7)

2015年12月15日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2015.12.10】


2015年12月 3日

品川の福猫その2

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川区【2015.11.28】


2015年12月 2日

品川の福猫その1

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川区【2015.11.28】



2015年11月20日

決戦! モグラ界の勢力争い その2

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 先週、このブログで、日本のモグラに関する話をしましたね(決戦! モグラ界の勢力争い(2015/11/13))。今回は、その続きの話をしましょう。
 先週、コウベモグラやアズマモグラに比べて、小型のミズラモグラは、山地に追いやられていると書きました。日本には、ミズラモグラより、もっと小型のモグラ類がいます。ヒミズと、ヒメヒミズです。どちらも、日本固有種のモグラたちです。
 ミズラモグラでさえ、狭い山地に押し込められているというのに、もっと小さいのでは、いったい、どこで、どうやって暮らしているのでしょうか?
 じつは、ヒミズと、ヒメヒミズとでは、まったく状況が違います。ヒメヒミズのほうは、ミズラモグラに似た状況です。分布が、山地に限られています。ところが、ヒミズのほうは、本州・四国・九州の全体、五島列島や対馬にまで、広く分布します。
 小ささをものともせず、ヒミズの分布が広いのは、なぜでしょうか? ヒミズの場合は、体が小さいことが、有利に働いたと考えられます。
 体格にあまりに差があると、食べ物やすみかが、競合しません。たとえて言えば、同じ草食動物でも、ゾウとリスとでは、競合相手にならないのと同じです。ヒミズは、コウベモグラやアズマモグラとは、体格差があり過ぎて、対決せずに済んだのでしょう。
 モグラ科の中では、ヒミズは、原始的なほうだとされています。まだ、完全には、地中生活に適応していません。半地中生活をしています。このことも、有利に働いたと考えられます。地中の食べ物やすみかだけに、頼らずに済むからです。
 しかし、ヒミズとヒメヒミズとは、直接、競合相手となりました。
 ヒメヒミズは、ヒミズよりも、小さいです。日本で最も小型のモグラです。ヒミズと同様、完全な地中生活者ではなくて、半地中生活をします。このために、ヒミズと真っ向から対決することとなり、小型なのが災いして、負けてしまったのでしょう。
 ヒメヒミズは、ヒミズよりも、さらに原始的なモグラだと考えられています。貴重な種ですが、近年、数が減っているようです。ヒミズに追い詰められているのかも知れません。

図鑑↓↓↓↓↓には、ヒミズ、ヒメヒミズなどの、日本のモグラ類掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 過去の記事でも、モグラの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
決戦! モグラ界の勢力争い(2015/11/13)
食虫目【しょくちゅうもく】とは、どんな哺乳類?(2010/5/3)
ネズミでないネズミがいる?(2007/12/21)
日本はモグラの標本国?(2007/1/26)
などです。



2015年11月13日

決戦! モグラ界の勢力争い

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 モグラは、地中に棲む哺乳類として、知られますね。日本には、およそ七種のモグラがいます。これらのモグラの分布を調べると、面白いことが、わかります。
 日本のモグラの中で、最も数が多い種は、コウベモグラか、アズマモグラだろうといわれます。この二種は、種名のとおり、おおむね、西日本と東日本とに棲み分けています。コウベモグラが西日本、アズマモグラが東日本です。
 コウベモグラとアズマモグラとが、まったく同じ条件で争ったら、コウベモグラのほうが、強いようです。コウベモグラのほうが、体の大きい個体が多いからです。このために、コウベモグラは、じわじわと、東日本へ分布を広げつつあります。
 しかし、アズマモグラのほうも、負けてばかりいるわけではありません。西日本でも、アズマモグラが、がんばっている地域もあります。紀伊半島などが、そうです。
あ 日本には、アズマモグラよりも、さらに小さいモグラもいます。例えば、ミズラモグラです。まともに争ったら、ミズラモグラは、アズマモグラやコウベモグラに敵いません。
 そこで、ミズラモグラは、山地へ活路を求めました。土が肥えて、食べ物の多い平地は、コウベモグラやアズマモグラに取られてしまったのですね。
 ミズラモグラは、日本の本州各地の山に棲みます。岩手県の北上山地、静岡・長野県境の赤石山脈、三重・滋賀県境の鈴鹿山脈、島根・広島・鳥取・岡山にまたがる中国山地などです。みごとに、分断された分布ですね。
 おそらく、何万年―あるいは、何十万年―も昔には、ミズラモグラが、本州全体に、広く分布していました。その後、アズマモグラに追われて、山地へ逃げ込んだために、現在のばらばらな分布になったと考えられます。
 ミズラモグラの次には、アズマモグラが、一度は、日本の平地を制覇したのでしょう。その後、大陸から、コウベモグラ(の祖先に当たる種)がやってきたと考えられています。今度は、アズマモグラのほうが、追われる立場になりました。
 モグラたちは、土の下で、人知れず、激しい勢力争いを、続けています。

図鑑↓↓↓↓↓には、コウベモグラ、アズマモグラ、ミズラモグラなど掲載されています。ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、モグラの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
食虫目【しょくちゅうもく】とは、どんな哺乳類?(2010/5/3)
ネズミでないネズミがいる?(2007/12/21)
日本はモグラの標本国?(2007/1/26)
などです。


2015年9月18日

未確認動物だった? 海の新種とは

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 未確認動物という言葉には、ロマンを感じる方が多いでしょう。スコットランドのネス湖のネッシーなどは、代表的な未確認動物ですね。陸上は探索し尽くされても、水中になら、あんな大きな未確認動物がいるかも知れない、と思ったりしますね。
 じつは、最近、日本の近海で、「未確認動物」が確認されました。ヒトよりも大きな体の新種の動物が、「発見」されたのです。それは、イルカの一種です。
 その種には、ハセイルカという正式な日本語名(標準和名)が付きました。体長2mくらいになる種です。イルカとしては、標準的な大きさです。こんなに大きくて、活発な動物が、なぜ、最近まで、「未確認動物」だったのでしょうか?
 ハセイルカは、マイルカに似ているからです。ハセイルカとマイルカとは、同じマイルカ科マイルカ属に属します。長らく、ハセイルカは、マイルカと混同されていました。科学が進んで、やっと最近、違う種だとわかりました。
 じつは、「マイルカという種の中には、別種が混じっているのではないか」という意見が、ずっと以前から、出されていました。海域によって、体の大きさ、体色、体型などが違う「マイルカ」が、目撃されていたからです。
 いろいろな意見が出されたのち、二〇一五年現在では、「マイルカ属は、マイルカと、ハセイルカと、二種に分けられる」という意見が、有力になりました。
 話は、これで終わりではありません。もしかしたら、マイルカ属には、もう一種が属することになるかも知れません。それは、ネッタイマイルカという種です。
 二〇一五年現在、ネッタイマイルカは、ハセイルカの中の一亜種ということになっています。ハセイルカと同種で、外見もそっくりながら、少し違う特徴のある亜種です。
 ネッタイマイルカを、一亜種とすべきか、別種とすべきかは、まだ、研究者の間で、議論が続いています。どのみち、ネッタイマイルカは、日本近海には、いません。
 マイルカとハセイルカとは、両種とも、日本近海に分布します。けれども、水族館では、めったに見られません。神経質で、飼育がしにくいのだそうです。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本近海に分布するイルカが掲載されています。ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、イルカの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
水族館にいないイルカとは?(2010/3/26)
イルカがクジラを救助した!?(2008/03/15)
イルカは淡水で暮らせない?(2007/09/05)
伊勢湾のスナメリが危機に?(2007/6/12)
ハンドウイルカ、バンドウイルカ、どっちが本当?(2006/6/24)
などです。



2015年8月30日

品川の福猫

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品川の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川区【2015.08.19】


2015年8月26日

品川の福猫

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ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川区【2015.08.17】



2015年8月 4日

赤坂の福猫2

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赤坂の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2015.07.25】


2015年8月 1日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2015.07.23】


2015年6月27日

赤坂の福猫-その2

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2015.06.22】


2015年6月26日

ヒグマとホッキョクグマとは、近縁?

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 日本に、ヒグマが棲むのは、皆さん、御存知でしょう。日本国内では、北海道と北方領土にだけ、ヒグマが分布します。本州以南には、ツキノワグマが分布します。
 ヒグマは、とても分布域が広いクマです。日本国外では、ユーラシア大陸の北部と中央部、北米大陸の北部に分布します。地域ごとに、さまざまな亜種に分かれています。
 例えば、日本の北海道に棲むのは、エゾヒグマという亜種です。北米の北西部に棲むのは、ハイイログマという亜種です。ハイイログマとヒグマとは、別種だという意見もありましたが、現在は、同種の中の亜種ということになっています。
 ヒグマの中の一部、ハイイログマなどは、ホッキョクグマと同じ地域に棲むことがあります。同じ地域にいても、従来は、食べ物やすみかをめぐって、競合することは、ほとんどありませんでした。生活スタイルが違ったからです。
 ホッキョクグマは、基本的に、海で食べ物を捕ります。アザラシなどを襲って食べます。ヒグマは、思われている以上に、植物食です。陸で、植物の根を掘って食べたり、キイチゴなどの果実類を食べたりします。海と陸とに、生息域が分かれていたわけです。
 ところが、近年になって、ホッキョクグマとヒグマとが、同じ生息域になることが、増えてきました。温暖化のために、北極の氷が、早く溶けるようになったからです。
 海氷が溶けると、ホッキョクグマは、海上で狩りができません。仕方なく、陸に上がって、陸で食べ物を探します。いっぽう、ヒグマは、温暖になった北極圏へ、食べ物を求めて進出してきました。こうして、分かれていた生息域が、重なるようになりました。
 近年、ハイイログマと、ホッキョクグマとの種間雑種が、たびたび目撃されます。その原因は、両者の出会いが増えたからだと、推測できます。
 とはいえ、種が違うもの同士で、そう簡単に、交雑できるものでしょうか?
 じつは、ヒグマとホッキョクグマとは、とても近縁なのですね。これまでは、出会いが少ないために、それぞれ、別種として成立していました。温暖化が進むと、ホッキョクグマという種が、ヒグマに吸収されてしまうかも知れないと、憂慮されています。
図鑑↓↓↓↓↓には、掲載されています。ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、クマの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ホッキョクグマが絶滅する?(2007/9/12)
クマの害を防ぐには?(2006/10/9)
などです。


2015年6月24日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2015.06.22】


2015年6月 4日

品川の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川区【2015.05.06】


2015年4月26日

品川の福猫 その2

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川【2015.04.12】


2015年4月25日

品川の福猫 その1

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川【2015.04.12】


2015年4月 6日

毛のないヒツジがいる?

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 ヒツジと言えば、羊毛を取ることで、知られる家畜ですね。このために、ヒツジは、野生から家畜化される段階で、毛の性質が、いくつも変わりました。
 例えば、家畜のヒツジは、換毛【かんもう】(毛換わり)をしません。一度生えた毛は、ずっと生えたままで、伸び続けます。伸びた分を、ヒトが刈り取って、利用します。
 野生の哺乳類ならば、普通、年に二度、換毛をします。夏毛と冬毛とに、生え換わるわけですね。もし、これが生え換わらなかったら、大変です。伸びっぱなしの毛が邪魔になって、動くことも、ままならないでしょう。
 家畜のヒツジは、ヒトが毛を刈ることを前提に、生まれました。あの、もこもこした姿は、毛を刈られる前の、毛が伸びた状態のものです。毛を刈られた直後は、スマートになって、別の動物を見ているようになります。
 ところが、ヒツジの品種の中には、毛を刈られた直後でもないのに、もこもこしていないものもいます。イギリスのウィルトシャー・ホーンという品種が、そうです。
 ウィルトシャー・ホーンは、羊毛を取らないヒツジです。かといって、肉用でもありません。なんと、この品種は、糞を利用するのです。
 この品種は、名のとおり、イギリスのウィルトシャーで生まれました。そこには、土壌の乏しい荒野が、広がっています。ヒツジたちが糞を落とすことで、土壌が豊かになり、畑などに利用できる土地となります。いわば、耕地生産用ヒツジでした。
 もともとは、ウィルトシャー・ホーンも、羊毛を取るためのヒツジだったといいます。けれども、荒野―枝ばかりの低木が多い―では、豊かな羊毛は、邪魔になります。加えて、貧しい土壌の地域で、ヒツジの糞の効用が知られるようになりました。
 こうして、毛が伸びないヒツジが生まれました。かつてのウィルトシャーでは、「羊毛が取れる」利点を捨ててでも、糞を落とすヒツジを飼う価値があったのでしょう。
 現在では、農業技術が発達したため、ウィルトシャー・ホーンの数は、激減してしまいました。イギリスで、希少品種として、保護される家畜となっています。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ヒツジは、載っていません。かわりに、日本に棲む哺乳類が、八十種以上掲載されています。
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 過去の記事でも、ヒツジの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ヒツジとヤギとの関係は?(2015/1/5)
ヒツジにも、いろいろいます(2014/12/29)
ヒツジの画像(2013/10/15)
などです。


2015年4月 5日

赤坂の福猫 

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赤坂の福猫--金ちゃん ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2015.03.18】


2015年3月24日

わくわく! 大アマゾン展

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 国立科学博物館で、楽しい展覧会が開かれています。大アマゾン展です。早速、行ってまいりました。アマゾンの動物・植物・菌類に、たっぷり会えます。
 会場の最初のコーナーには、化石がたくさんあります。古生物のコーナーなのですね。ここでの見どころは、大きな翼竜の化石や、保存状態の良い昆虫の化石です。トンボやキリギリスなど、現代の昆虫によく似た姿の化石が、見られます。
 次のコーナーからは、現生の生物たちが、紹介されています。剥製【はくせい】標本と、骨格標本とが多いです。哺乳類のコーナーでは、ぜひ、南米独自の哺乳類グループに、注目して欲しいですね。アリクイ、ナマケモノ、アルマジロたちです。
 アリクイと、ナマケモノと、アルマジロとは、かつて、貧歯目【ひんしもく】という一つのグループに、まとめられていました。現在では、二つの目【もく】に分けられています。アルマジロが被甲目【ひこうもく】、ナマケモノとアリクイとが有毛目【ゆうもうもく】です。被甲目と有毛目とは、南米大陸で独自に進化したと考えられています。
 鳥類のコーナーは、きらびやかです。インコ、ハチドリ、オオハシ、マイコドリ、タイランチョウなど、派手な種の鳥が多いからです。ここでも、南米独自のグループを、見逃さないで欲しいです。ツメバケイ、ジャノメドリ、ラッパチョウなどの鳥たちです。
 爬虫類のコーナーでは、何よりも、巨大なアナコンダに驚きます。長さ5m以上もある大蛇を、目の当たりにできる機会なんて、そうはありません。こんな大きさの生きた大蛇は、ヒトを食べることもできます。会場にあるのは、標本ですから、安心です。
 水生生物のコーナーでは、アマゾンカワイルカと、ガンジスカワイルカとの頭骨を、比較できます。同じように河に棲むイルカなのに、まるで頭骨が違います。
 植物のコーナーでは、水草が特集されています。アマゾン川の水草は、激しい水位の変動に、どのように対応するかという問題を抱えています。中には、驚くべき方法で、対応している種があります。その方法は、会場の解説を読んでみて下さい。
 御家族連れでも、カップルでも、お一人でも、春のお出かけに良い展覧会でしょう。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、アマゾン川流域の生物は載っていません。かわりに、日本に分布する生物が、千種以上掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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 大アマゾン展の情報は、以下のウェブサイトにあります。
大アマゾン展 公式サイト
 過去の記事でも、南米の動植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
じつは食べられる? カンナ(2014/9/12)
ピーマンとトウガラシとは、同じ? 違う?(2014/8/8)
白鷺だけど、白くない? アマサギ(2014/4/21)
トケイソウの果実が、パッションフルーツ?(2013/8/16)
人を殺せるカエルがいる?(2013/6/3)
などです。


2015年3月21日

赤坂の福猫 その2

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赤坂の福猫--銀ちゃん ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2015.03.05】


2015年3月17日

赤坂の福猫 その1

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赤坂の福猫--金ちゃん ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2015.03.05】


2015年1月20日

御苑の福猫

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御苑の福猫 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区【2014.12.27】



2015年1月18日

御苑の福猫

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御苑の福猫 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区【2014.12.27】


2015年1月 5日

ヒツジとヤギとの関係は?

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 二〇一五年は、未【ひつじ】年ですね。それにちなんで、今回も、ヒツジ(羊)の話をしましょう。ヒツジは、ヤギ(山羊)と似ていますが、どういう関係なのでしょうか?
 似ていても、ヒツジとヤギとは、同種ではありません。野生の時代から、別種だったと考えられています。でも、品種によっては、区別しがたいほど、似ています。最も簡単な見分け方としては、「ヤギにだけ、あごひげ(状の毛)がある」点が挙げられます。
 生態を見ると、ヒツジとヤギとの差が、際立ちます。ヒツジは、とても群れたがりです。ヤギのほうは、さほどでもありません。また、ヤギは、高い所が好きで、崖であろうと木であろうと、高い所に登りたがります。ヒツジは、そんなことはしません。
 ヤギが、崖などに登りたがるのは、野生の頃の性質を、強く残しているからだといわれます。家畜のヤギの原種になったのは、パサンという種です。地中海のクレタ島、トルコ、イラン、パキスタンなど、主に西アジアに分布する野生ヤギです。
 いっぽう、家畜のヒツジの原種は、パサンではありません。家畜のヒツジには、一種ではなく、複数の原種があると考えられています。家畜のヒツジの原種については、ややこしい事情があり、はっきりしていない部分があります。
 その事情とは、野生ヒツジの種の分類が、定まっていないことです。ムフロンという種について、これが、「ムフロンと、アジアムフロンとの二種に分かれる」説と、「アジアムフロンは、ムフロンの亜種である」説とがあります。
 別種同士でも、同種であっても、ムフロンと、アジアムフロンとは、どちらも、家畜のヒツジの原種になったとされています。ムフロンは、地中海沿岸の地域に分布します。アジアムフロンは、西アジアに分布します。両者とも、小型の野生ヒツジです。
 家畜ヒツジの原種としては、もう一種、アルガリがいます。アルガリは、ムフロンより、ずっと大型の野生ヒツジです。中央アジアに分布します。
 ヒツジとヤギとは、近縁であることは、確かです。どちらも、ウシ科ヤギ亜科に属します。広義では、ヤギ亜科のヒツジ属を、ヒツジと総称し、ヤギ属を、ヤギと総称します。掲載されています。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ヒツジとヤギは、載っていません。かわりに、日本に棲む哺乳類が、八十種以上掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、ヒツジを取り上げています。また、ヒツジと同じく、ウシ科に属する動物も、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
カモシカは、鹿? それとも、牛?(2009/1/9)
和牛は「日本のウシ」ではない?(2008/11/24)
などです。


2015年1月 1日

ヒツジ

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ヒツジ  画像
和名:ヒツジ
学名:Ovis aries
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長野 立科【2013.09.05】


2014年12月29日

ヒツジにも、いろいろいます

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 来年、二〇一五年は、未年【ひつじどし】ですね。今回は、それにちなんで、ヒツジ(羊)の話をしましょう。ヒツジは、日本人には、馴染みの薄い動物ですね。
 ヒツジには、何百という品種があります。品種によって、かなり、外見の印象が違います。体毛の色、角の有無や形などが、品種によって、異なるのです。
 世界的に、最も有名な品種は、メリノでしょう。スペインで作られた品種です。現在は、スペインより、オーストラリアで飼われている数のほうが、ずっと多いです。オーストラリアのヒツジの主力品種です。良い羊毛が取れることで、知られます。
 メリノは、体毛が白く、もこもこした感じのヒツジです。雄にだけ、角があります。雄の角は、カタツムリの殻のように、ぐるりと円く巻いています。ヒツジと言われて、日本人が思い浮かべるイメージは、多く、メリノのような姿でしょう。
 ところが、現在、日本で最も多く飼われているヒツジは、メリノではありません。サフォークという品種です。イギリスのサフォーク州が原産地です。毛の色は白いですが、顔と四肢が黒いです。メリノより、スマートに見えます。雌雄ともに、角はありません。
 サフォークは、主に、肉を取るために飼われます。とはいえ、羊毛が利用できないわけではありません。充分に利用できる毛が取れます。残念なことに、日本では、サフォークの羊毛が、うまく利用されているとは言いがたいです。
 メリノやサフォークは、世界的に、数が多い品種です。彼らと違う少数品種の中には、変わった姿のものもいます。例えば、角の数が、四本や六本もあるヒツジがいます。
 英国のヒツジの例を、挙げてみましょう。英国には、四本以上の角を持つことがある品種が、三つあるといわれます。数が多い順に挙げれば、ジェイコブ、ヘブリディーン、マンクス・ロフタンの三品種です。どの品種も、日本で見るのは、難しいです。
 これらの三品種は、角の数が決まっていません。最も多いのは、普通の二本角の個体です。けれども、時に、四本角や、六本角の個体が出ます。このような顕著な特徴は、いつ、どこで生まれたのでしょうか? それについては、定まった説がありません。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ヒツジは載っていません。かわりに、日本に棲む哺乳類が、八十種以上が掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、干支【えと】の動物について、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
サラブレッドと道産子は、同じ種か?(2014/1/13)
シロヘビ(白蛇)に会うと、福を授かる?(2013/1/14)
これでも魚類です、タツノオトシゴ(2011/12/5)
アマミノクロウサギは、生きている化石か?(2011/2/28)
トラフシジミは、草食性のトラ(虎)?(2009/11/20)
などです。



2014年12月17日

青山の福猫

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青山の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 渋谷区【2014.12.06】】


2014年11月29日

品川の福猫

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川【2014.11.17】



2014年11月27日

多古の福猫親子

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多古の福猫親子 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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千葉 多古【2014.11.02】


2014年11月24日

かわいくても、害獣? クリハラリス

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 リスは、かわいい生き物ですね。その姿のために、どこでも、人気があります。地域によっては、餌付けされていることもあります。かわいい姿を見たいからでしょう。
 ところが、かわいいからといって、害がないとは言えません。日本の一部の地域では、リスの害が、問題になっています。そのリスは、もとから日本にいた種ではありません。外来種のクリハラリスが、問題の種です。
 クリハラリスという種名を、聞いたことがある方は、少ないでしょう。でも、「タイワンリス」という名なら、聞いたことがあるのではないでしょうか?
 「タイワンリス」とは、クリハラリスという種の中の、一亜種です。クリハラリスは、台湾をはじめ、中国大陸やマレー半島などに、広く分布します。そのうちの、台湾に分布する亜種が、タイワンリスです。この亜種が、観光用に、日本に入れられました。
 二〇一四年現在では、日本の各地に、クリハラリス(タイワンリス)が定着してしまっています。伊豆大島、神奈川県の鎌倉市、静岡県の一部などにいるものが、有名です。
 クリハラリス(タイワンリス)の害としては、「樹皮をかじって、木を弱らせる」、「電線や電話線をかじって、断線させる」などがあります。このような害が問題になるのは、リスの側が、人馴れしているからです。人の身近に棲むからですね。
 そもそも、観光用に入れられたために、人馴れしているわけです。「かわいいから」と輸入しておいて、害があると、とたんに害獣扱いするのでは、ヒトの身勝手ですね。
 しかし、クリハラリス(タイワンリス)の一番の被害者は、ヒトではないでしょう。元から日本にいた、ニホンリスが、被害にあっています。
 ニホンリスとクリハラリスとは、姿も、生態も似ています。ということは、すみかや、食べ物が、競合するわけです。本来、ニホンリスのものだったすみかや食べ物が、クリハラリスに奪われています。このために、ニホンリスが減っている地域もあるようです。
 これ以上、日本でクリハラリスを増やすのは、ニホンリスのためにも、避けなければなりません。一部の地域では、すでに、クリハラリスの駆除が始まっています。
図鑑↓↓↓↓↓には、クリハラリスに追われているニホンリスが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、リスの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
リスも冬眠する?(2009/12/18)
などです。


2014年11月16日

国立科学博物館の生物たち

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 この秋、国立科学博物館で、面白い催しが、いくつも開かれています。生物に関わる展示も、多いです。早速、行ってまいりました。
 まずは、特別展「ヒカリ展」です。この特別展は、光に関わることすべてを紹介しています。その中に、光る生物の紹介があります。光る生物には、自然に光るものと、人工的に光らせるようにしたものとがあります。両方が展示されています。
 自然に光る生物では、光るサンゴが、美しいです。生きたサンゴが、水槽に入っているのを、見ることができます。光る深海魚も、自然に光る生物ですね。会場には、光る深海魚として、ヒカリキンメダイと、マツカサウオとがいます。
 人工的に光らせた生物としては、「光る花」や、「光るカイコ」がいます。もともとは光らない植物やカイコに、光るための遺伝子を入れて、光らせるようにしました。この光を、不自然だと嫌うのか、美しいと好きになるかは、人によるでしょう。
 次に、企画展「ヨシモトコレクションの世界」です。この会場では、たくさんの哺乳類の剥製【はくせい】標本に、迎えられます。どの標本も、とてもよくできています。まるで生きているようです。これらは、もと、ヨシモトさんという日系人の持ち物でした。
 ヨシモトさんのコレクションが、なぜ、科学博物館にあるのでしょう? なぜ、こんなに多くの剥製標本を、ヨシモトさんは集めたのでしょう? これらの答えは、会場にあります。答えを知れば、ヨシモトさんの志に、心を打たれるでしょう。
 最後に、NEWS展示「昭和天皇のヒドロ虫類ご研究を通した国際交流」です。昭和天皇は、海洋生物の研究者でもありました。中でも、ヒドロ虫【ちゅう】というグループの専門家でした。ヒドロ虫の研究は、地味な分野で、やっている人が少ないです。
 このため、昭和天皇は、外国のヒドロ虫研究家とも、よく連絡を取り合い、研究に励まれました。その足跡が、ベルギーの博物館に残っていました。遠いベルギーで、昭和天皇が、自ら採集された生物の標本が、見つかったのです。会場では、それらの標本や、昭和天皇がご研究に使われた顕微鏡などを、見ることができます。
図鑑↓↓↓↓↓には、ホタル、ウミホタル、オワンクラゲなどの光る生物や、ヒドロ虫類のカツオノエボシ、ハナガサクラゲ、ハネウミヒドラなどが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


 国立科学博物館の催しについては、以下のページに案内があります。
ヒカリ展 公式サイト
ヨシモトコレクションの世界(国立科学博物館の公式サイト内ページ)
昭和天皇のヒドロ虫類ご研究を通した国際交流(※注:直接、pdfにつながります)
などです。


2014年11月 5日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2014.10.08】


2014年11月 2日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2014.10.08】


2014年9月29日

世界最長生物とは?

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 世界で一番、体が長い生き物は、何という種でしょうか? これは、答えるのが難しい質問です。哺乳類に限って言えば、シロナガスクジラ(約30m)で、ほぼ、間違いありません。けれども、海の中には、もっと長いと思われる生き物がいます。
 よく言われるのが、マヨイアイオイクラゲです。クラゲの一種です。このクラゲは、長さが40mにもなる(!)と言われています。長いだけで、幅や厚みは、ありません。ひも状の細長い生き物です。どうやったら、こんなに長くなれるのでしょうか?
 じつは、マヨイアイオイクラゲは、群体生物です。私たちヒトのように、一個体ずつ、別々に暮らすのではありません。たくさんの個体が集まって、つながり合って、暮らします。おおぜいがずらずらとつながっているために、何十mにもなっています。
 このために、「マヨイアイオイクラゲに、世界最長生物の称号を与えるのは、ふさわしくない」と考える方もいます。一個体の長さではないからです。
 とはいえ、マヨイアイオイクラゲは、一個体ずつ、分かれて暮らすことはできません。群体の中で、それぞれ分業しているからです。ある個体は、泳ぐ専門に、ある個体は、獲物を捕らえる専門に、ある個体は、獲物の消化専門に、という具合です。
 このように、マヨイアイオイクラゲは、群体全体で、事実上の一個体となっています。
 マヨイアイオイクラゲは、刺胞動物門【しほうどうぶつもん】ヒドロ虫綱【ひどろちゅうこう】管クラゲ目【くだくらげもく】鐘泳亜目【しょうえいあもく】アイオイクラゲ科に属します。同じ管クラゲ目に属するのは、みな、群体生物です。
 管クラゲ目には、マヨイアイオイクラゲほどでなくとも、細長い形のものが多いです。多くの個体が連なるためですね。ボウズニラ、ヨウラククラゲなどの種が、そうです。
 こんなに細長くて、マヨイアイオイクラゲは、切れてしまうことはないのでしょうか?
 そうならないように、彼らは、深海に棲んでいます。深海は、波もなく、穏やかだからです。ゼリー状の弱々しい体でも、切れずに暮らせるわけです。
 こんな生物がいるなんて、深海は、やはり、謎にあふれた所ですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、マヨイアイオイクラゲは載っていません。かわりに、日本近海に棲むクラゲが、十六種ほどが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、クラゲの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
一つの種に、二つの種名がある?(2013/5/13)
光合成するクラゲがいる?(2013/3/11)
不老不死のクラゲがいる?(2011/1/7)
刺す海藻? いえ、クラゲです(2010/8/2)
海中の透明で長いもの、な~んだ?(2010/4/1)
などです。



2014年9月22日

剣歯虎が生き残っている?

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 絶滅動物は、人のロマンを誘うようです。絶滅したとされる動物が、生き残っているという話は、時々、聞かれますね。今回は、そんな話の一つを紹介しましょう。
 剣歯虎【けんしこ】という名を、聞いたことがあるでしょうか? サーベルタイガーとも呼ばれる動物です。一種の動物の呼び名ではなく、共通する特徴を持つ動物たちの総称です。食肉目【しょくにくもく】ネコ科マカイロドゥス亜科に属する哺乳動物です。
 剣歯という名が示すとおり、彼らには、たいへん大きく、剣のような牙がありました。上顎の犬歯が伸びたものです。この牙で、獲物の喉【のど】などを切り裂いて、殺したのだろうといわれます。ネコ科の他の動物と同じように、強力な肉食動物でした。
 剣歯虎は、二千万年以上もの間にわたり、何十種も現われました。最後の剣歯虎は、十万年ほど前に絶滅したと考えられています。もし、剣歯虎が現代にまで生き残っていたとしたら、大変なニュースです。それらしい噂が、ささやかれたことがあります。
 現代に生きるネコ科の中に、ウンピョウという種がいます。東南アジア諸国や、中国南部に分布します。近年、ウンピョウの中から、ボルネオウンピョウという新種が発見されたことで、話題になりました(ボルネオ島で、新種のヒョウを発見(2007/3/17))。
 このウンピョウやボルネオウンピョウの顔は、素人目には、普通のヒョウと変わりません。ところが、頭骨を見ると、驚きます。頭の大きさに比して、上下の犬歯が、あまりに大きいのです。剣歯虎の頭骨と似ています。
 このことから、「ウンピョウ(と、ボルネオウンピョウ)は、剣歯虎の一種か」といわれたことがありました。けれども、残念ながら、違います。同じネコ科ではありますが、ウンピョウとボルネオウンピョウ(ウンピョウ属)は、剣歯虎とは、縁が遠いです。
 生物は、姿が似ていても、近縁とは限りません。生きる環境が似ていると、遠縁でも、似た姿に進化することがあります。収斂【しゅうれん】進化と呼ばれる現象です。
 ウンピョウ属は、剣歯虎と、何か共通する要素があって、似た姿になったのでしょうか? それを考えるのは、ロマンにつながりますね。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ウンピョウは載っていません。かわりに、日本の哺乳類が、八十種以上掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、ウンピョウとボルネオウンピョウについて、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
コツブムシの続報、ウンピョウの続報(2008/9/2)
ボルネオ(カリマンタン)島で、新種の豹(ヒョウ)を発見(2007/3/17)
などです。



2014年8月26日

知の地層、インターメディアテク

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 夏休みも、そろそろ、終わりですね。宿題が片付かなくて、焦っている方も多いのではないでしょうか?(笑) 今回は、夏休みの自由研究に役立ちそうな博物館を紹介しましょう。インターメディアテクという博物館です。
 ここは、新しい博物館です。開館して、まだ一年しか経ちません。なのに、展示物や、展示の仕方が、古めかしいです。それは、わざとそうしているのですね。ヨーロッパの歴史ある博物館を、イメージしているそうです。
 とはいえ、標本に古い物が多いのは、本当です。ここにあるのは、明治時代から、東京大学によって、集められてきた標本だからです。東京大学の総合研究博物館のコレクションが、ここで公開されています。むろん、最近の新しい標本もあります。
 展示室内では、大型の骨格標本が、目立ちます。クジラ、イルカ、オットセイ、キリン、ウマなどの骨格標本に、見下ろされます。もう少し小さいところでは、イヌ、ネコ、カピバラなどの骨格標本もあります。もっとずっと小さい、モグラ、コウモリ、ハツカネズミなどの骨格標本も、見ることができます。
 哺乳類ばかりでなく、鳥類、爬虫類、両生類、魚類の骨格標本もあります。哺乳類と鳥類と爬虫類については、剥製【はくせい】の標本も、展示されています。
 特に、鳥類の剥製標本は、充実しています。ちょうど今、「アヴェス・ヤポニカエ――日本の鳥」という特別展示が、行なわれています。この企画では、鳥の剥製標本の隣に、同種の鳥の博物画を並べて、展示しています。見比べることができるのですね。
 博物画とは、主に、十九世紀以前の時代に描かれた絵です。動物や、植物や、鉱物といった自然の産物を、可能な限り、事物に即して、正確に描きました。なぜなら、それは、自然を分類し、体系づけるための絵だったからです。科学の芽生えですね。
 日本では、明治時代になってから、本格的に科学が始まりました。でも、江戸時代以前の日本に、科学の芽がなかったわけではありません。会場にある博物画が、それを示しています。日本の科学は、長い時間に積み重ねられた、知の地層の上にあるのですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本に生息する野生生物が、二千種近くも掲載されています。ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


 インターメディアテクの情報は、以下の公式サイトにあります。
インターメディアテク 公式サイト


 過去の記事でも、夏休みの自由研究に役立つ博物館を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
どうする? どうなる! 外来生物(2014/7/23)
古代から現生へ、哺乳類たち(2014/7/22)
毒毒毒毒毒毒毒毒毒展【もうどくてん】(2014/7/17)
などです。


2014年8月18日

ハリネズミは、ネズミじゃない?

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 ハリネズミを御存知ですか? ヨーロッパの絵本などに、よく登場する哺乳類です。名のとおり、ネズミに似た姿で、背中一面に、針状の体毛が生えています。
 ハリネズミと呼ばれるのは、一種だけではありません。ハリネズミ目【もく】ハリネズミ科ハリネズミ亜科に属する種を、ハリネズミと総称します。
 ここで、ハリネズミの分類を、不審に思った方がいるでしょう。ハリネズミは、ハリネズミ目【もく】であって、普通のネズミと同じ、齧歯目【げっしもく】ではないのでしょうか? そのとおりです。ハリネズミは、普通のネズミとは、遠縁です。
 ハリネズミには、似ている生物が多いです。このため、他のいろいろな生物と、混同されやすいです。前記のとおり、普通のネズミ(齧歯目)ではありません。
 同じように針があっても、ハリモグラとも、ヤマアラシとも違います。ハリモグラは、単孔目【たんこうもく】に属します。ヤマアラシは、齧歯目に属します。
 じつは、日本のハリネズミには、一つ、謎があります。日本には、野生のハリネズミが分布しないことです。すぐそばの中国大陸や、朝鮮半島にまで分布しますのに。
 不思議なことに、日本では、ハリネズミの化石が見つかっています。過去には、生息していたのですね。それが、なぜ滅びたのか、わかっていません。
 不思議さに拍車をかけるのが、二〇一四年現在、外国から、日本に帰化してしまったハリネズミがいることです。神奈川県の一部などに、アムールハリネズミと見られる種が、棲みついています。アムールハリネズミは、中国や朝鮮半島に分布する種です。
 ハリネズミの仲間は、一時期、ペットとして人気がありました。それが、逃げ出したり、捨てられたりして、野生化してしまったと考えられます。野生化できるほどですから、ハリネズミが日本に棲むのに、障害はないのでしょう。なら、なぜ滅びたのでしょうね?
 現在、ハリネズミ目【もく】のうち、ハリネズミ属の種は、飼育することも、販売することも、禁止されています。どんなにかわいくても、飼ってはいけません。外来生物として、野に放たれてしまうと、在来生物を脅かすおそれがあるからです。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ハリネズミは載っていません。かわりに、日本の哺乳類が、八〇種以上が掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、ハリネズミの分類について、取り上げています。また、ハリネズミと似て非なるトゲネズミを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
哺乳類の世界は、ネズミだらけ?(2012/11/19)
食虫目【しょくちゅうもく】とは、どんな哺乳類?(2010/5/3)
再発見! オキナワトゲネズミ(2008/3/7)
ネズミでないネズミがいる?(2007/12/21)
新種発見! トゲネズミ(2006/7/10)
などです。


2014年7月23日

どうする? どうなる! 外来生物

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 最近、ニュースで、外来生物が取り上げられることが多いですね。アライグマ、カミツキガメ、ブラックバス(オオクチバスなどの総称)といった名前を、聞いたことがおありでしょう。これらは、みな、ここ数十年の間に、日本にやってきた外来生物です。
 今、外来生物が問題になっているのは、人間の手によって、急速に、大量に、生物が運ばれるからです。あまりにも急速かつ大量なので、在来の生物たちが、それに対応できません。その結果、自然環境が荒れてしまいます。人間にも、被害が出ます。
 このような外来生物の実態が、よくわかる展覧会が、開かれています。特別展「どうする? どうなる! 外来生物」です。会場は、神奈川県立生命の星・地球博物館です。
 この展覧会では、外来生物の思わぬ害についても、知ることができます。例えば、外来生物は、必ずしも、外国から来たものではないことは、御存知ですか?
 国内であっても、本来の生息地ではない場所にやってきたのなら、それは、外来生物です。北海道の生き物を九州に運んだりしては、ダメということですね。
 会場では、新たな外来生物が、次々に現われている例が、報告されています。例えば、リュウキュウベニイトトンボです。この種は、細長いイトトンボの一種です。
 リュキュウベニイトトンボは、本来、九州南部から南西諸島にかけて分布します。ところが、二〇〇六年に、突然、神奈川県で、この種が確認されました。どこから、どのようにして侵入したのかは、まだ、解明されていません。
 九州北部以北には、リュウキュウベニイトトンボと似た別種の、ベニイトトンボが分布します。ベニイトトンボは、絶滅危惧種です。もし、関東に、リュウキュウベニイトトンボが定着してしまったら、それでなくても少ないベニイトトンボの生息地が、奪われるかも知れません。リュウキュウのほうが、繁殖力が強いため、その可能性は高いです。
 ベニイトトンボとリュウキュウベニイトトンボとは、よく似ています。神奈川県以外の地方でも、「希少なベニイトトンボがいると思って喜んでいたら、リュウキュウベニイトトンボだった」ことが、あるかも知れません。身近な自然の破壊は、恐ろしいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本の在来生物が、一〇〇〇種以上掲載されています。ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


 「どうする? どうなる! 外来生物」の情報は、以下のページにあります。
どうする? どうなる! 外来生物(生命の星・地球博物館の公式サイト内ページ)
 過去の記事でも、生き物関係の催しを紹介しています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
毒毒毒毒毒毒毒毒毒展【もうどくてん】(2014/7/17)

2014年7月22日

古代から現生へ、哺乳類たち

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 上野の国立科学博物館で、「太古の哺乳類展」という展覧会が開催されています。題名のとおり、主役は、古代の絶滅した哺乳類です。けれども、最後のコーナーには、現在、日本で生きている哺乳類が、紹介されています。
 哺乳類は、地球の歴史の中では、最近に現われた動物です。このために、化石種であっても、現生種とつながりが深いものが多いです。現生種に近縁だったり、直接の祖先だったりするわけですね。中には、現生種と同種の場合もあります。
 例えば、ナウマンゾウは、現生のアジアゾウやアフリカゾウと近縁です。現代の日本には、野生のゾウはいませんが、すぐ隣のアジア大陸には、アジアゾウがいますね。約二万年前までは、日本にも、ナウマンゾウが栄えていました。
 日本からは、トラの化石も出ています。これは、現生種のトラと、まったく同じものだと考えられています。日本にも、トラがいたんですね。歴史時代に入る前、旧石器時代のヒトと、トラとは、同じ日本列島で暮らしていました。
 会場では、絶滅した哺乳類の化石と、現生の哺乳類の標本とを、見比べることができます。トラは、隣のアジア大陸では、今でも生きているのに、なぜ、日本列島では、滅びてしまったのでしょうか? この謎は、解けていません。
 ナウマンゾウのように、滅びた原因が、ある程度、推測されている種もいます。ナウマンゾウは、気候変動のために滅びたと考えられています。しかし、トラのように、絶滅原因がはっきりしない種も、多いのです。
 現代の日本の本土には、トラなどのネコ科の肉食獣は、いませんね。イヌ科の肉食獣なら、キツネやタヌキがいます。ニホンオオカミも、つい最近、ヒトによって滅ぼされるまでは、日本の肉食獣の頂点に立っていました。
 日本本土で、イヌ科が生き残って、ネコ科が滅びたのは、なぜでしょうか? イリオモテヤマネコや、ツシマヤマネコのように、離島に生きるネコ科がいるだけに、不思議ですね。太古の哺乳類展は、現生の哺乳類についても、考えさせてくれます。
図鑑↓↓↓↓↓には、日本に生きる哺乳類が、八十種ほど掲載されています。ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


 太古の哺乳類展は、以下に公式サイトがあります。
太古の哺乳類展
 過去の記事でも、生き物に関する催しを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
毒毒毒毒毒毒毒毒毒展【もうどくてん】(2014/7/17)
毒毒毒毒毒毒毒毒毒展【もうどくてん】(2014/7/17)

2014年7月20日

渋谷の福猫

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渋谷の福猫 舌をしまい忘れてます。 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 渋谷【2014.07.11】


2014年7月17日

毒毒毒毒毒毒毒毒毒展【もうどくてん】

 東京、池袋のサンシャイン水族館で、面白い催しをやっています。「毒」という字を九つ並べて、「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展」です。これで、【もうどくてん】と読むそうです。
 毒のある生物ばかりを集めて、展示しているのですね。さっそく、行ってみました。
 入ると、すぐに、ハナミノカサゴがいます。毒がある魚です。全身が縞模様で、大きな鰭【ひれ】があり、ゆったりと優雅に泳いでいます。
 ハナミノカサゴが美しいのも、ゆったり泳ぐのも、毒があるからです。派手な模様は、「毒があるぞ」と警告するためです。毒のおかげで、敵に襲われることはまずないので、速く泳ぐ必要がありません。有毒生物に、動きが遅いものが多いのは、このためです。
 会場内で、動かない点では、オニダルマオコゼが、横綱級でしょう。やはり、毒のある魚です。ハナミノカサゴと違って、華やかな外見ではありません。むしろ、ごつごつして、岩のようです。じっとしていると、海底の岩にしか見えません。
 オニダルマオコゼは、他の魚を襲って食べる肉食魚です。自分を岩のように見せるのは、獲物に気づかれないためです。毒があっても、地味な種もいるわけです。
 他に、動きの遅い毒生物としては、スローロリスがいます。これは、サルの一種です。哺乳類ですね。哺乳類で有毒なものは、少ないです。スローロリスは、肘【ひじ】の内側に、毒を出す腺を持ちます。この毒をなめ取って、全身に広げるのだそうです。
 魚類や哺乳類以外にも、たくさんの毒生物を、会場で見ることができます。アカクラゲ、ムラサキハナギンチャク(以上、刺胞【しほう】動物)、タガヤサンミナシ、ヒョウモンダコ(以上、軟体動物)、ラッパウニ、アデヤカキンコ(以上、棘皮【きょくひ】動物)、ベトナムオオムカデ、ゴライアスバードイーター(以上、節足【せっそく】動物)、ジュウジメドクアマガエル(両生類)、アメリカドクトカゲ(爬虫類)などです。
 少ないながら、有毒の植物も、展示されています。伝説的な毒植物、マンドラゴラが見られますよ。実在する植物ですが、日本で見られるのは、珍しいです。
 小規模な展示なので、サンシャイン水族館本体と合わせて見るのが、お勧めです。

図鑑↓↓↓↓↓には、ムラサキハナギンチャク、ヒョウモンダコ、ラッパウニなど日本に棲む有毒生物が掲載されています。ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-


 毒毒毒毒毒毒毒毒毒展【もうどくてん】については、以下のサンシャイン水族館のサイトに、案内が載っています。
 また、休日などは、混雑することもあるようです。お出かけ前に、サンシャイン水族館のツイッターを確認すると、混雑状況がわかって、便利です。

毒毒毒毒毒毒毒毒毒展【もうどくてん】~毒を持つ生き物~
サンシャイン水族館のツイッター

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2014.07.11】


2014年7月15日

渋谷の福猫

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ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 渋谷【2014.07.11】


2014年7月13日

品川の福猫

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ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川【2014.07.04】



2014年6月30日

どこから来たの? オキナワハツカネズミ

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 ハツカネズミは、世界的に分布するネズミの一種です。世界で最も平凡なネズミの一種でしょう。実験動物の「マウス」としても、知られますね。
 世界中で、ハツカネズミがこんなに栄えているのは、ヒトによるところが大きいです。人家に入り込み、人間のおこぼれをもらうことで、繁栄するようになりました。ヒトの移動に付いていって、世界中に広がったと考えられています。
 現在も、ヒトと関係なく、野に棲むハツカネズミもいます。けれども、ハツカネズミの原産地は、わかっていません。あまりにも古くから、人間と暮らし始めたために、原産地がどこなのか、わからなくなってしまいました。
 ハツカネズミは、齧歯目【げっしもく】ネズミ科ハツカネズミ属に属します。ハツカネズミ属には、たくさんの種が含まれます。それらの種は、ユーラシア大陸の各地や、アフリカの各地に分布します。世界中に分布するハツカネズミは、例外です。
 日本には、ハツカネズミ以外のハツカネズミ属が、もう一種、分布します。オキナワハツカネズミという種です。日本では、沖縄本島にしか、分布しません。
 オキナワハツカネズミは、尾が長いのが特徴です。ハツカネズミより、腹部がはっきりと白くなっているのも、特徴です。尾の下部も、白いです。
 日本国内の分布が限られているため、日本では、珍しい種です。とはいえ、絶滅に瀕しているわけではありません。沖縄本島では、普通に見られる種です。
 日本国外の様子を見ると、中国南部や台湾などに、広く分布しています。なぜ、日本では、沖縄本島にしかいないのかが、謎です。この分布が不自然に見えるため、沖縄本島へは、人為的に持ち込まれたのではないかという説があります。
 しかし、最近の研究によれば、沖縄本島のオキナワハツカネズミと、日本国外の同種とでは、遺伝的に、かなり隔たりがあるそうです。近年の外来種ではありません。
 もしかしたら、いくつかの偶然が重なって、自然に大陸から来たオキナワハツカネズミが、沖縄本島にだけ、取り残されたのかも知れませんね。

図鑑↓↓↓↓↓には、オキナワハツカネズミとハツカネズミが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-



 過去の記事でも、ネズミの仲間(齧歯目【げっしもく】)を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
哺乳類の世界は、ネズミだらけ?(2012/11/19
野ネズミは、ネズミ科じゃない?(2011/10/3)
鳥の巣? いえ、カヤネズミの巣です(2009/10/2)

日本最大のネズミは、ケナガネズミ(2008/11/10)
再発見! オキナワトゲネズミ(2008/3/7)
などです。




2014年6月26日

溜池の福猫

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溜池の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2014.06.10】



2014年6月25日

虎ノ門の福猫

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虎ノ門の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2014.06.10】


2014年6月 8日

赤坂の福猫 キンちゃん

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赤坂の福猫 キンちゃん ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2014.06.02】


2014年5月 5日

害獣か? 富の象徴か? マングース

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 近年、世界の各地で、外来種が問題になっていますね。本来、そこにいなかった生物の種が、外部から持ち込まれて、在来の生物を脅かしています。
 日本でも、いくつもの外来種が、自然環境のみならず、人間の生活上でも、害をもたらしています。今回は、そのような一種を取り上げましょう。フイリマングースです。
 マングースという名は、聞いたことがある方が多いでしょう。けれども、「フイリマングース」となると、聞いたことのある方は、少ないと思います。
 フイリマングースは、食肉目【しょくにくもく】マングース科エジプトマングース属の一種です。マングース科に属する種が、マングースと総称されます。
 じつは、フイリマングースは、二十一世紀になってから「発見」された種です。と書くと、「そんなはずはない」とおっしゃる方がいるでしょう。日本のマングースについては、二十世紀の間から、問題になっていたからです。これは、どういうことでしょう?
 フイリマングースは、長い間、別種のマングースと思われていたのですね。ジャワマングースという種だとされていました。同じエジプトマングース属に属する種です。
 ジャワマングースと、フイリマングースとは、外見がとても似ています。このために、長らく混同されてきました。最近になって、生物学が進歩して、ようやく、この二種が、別種だとわかりました。今も、フイリマングースが載る図鑑は、少ないです。
 外来種の対策を立てるにも、そもそも、種を間違えていたのでは、立てようがありませんね。種が違えば、生態などが違うからです。フイリマングースの生態などについては、今、知見が増やされている最中です。
 フイリマングースの本来の分布域は、インド、ネパール、バングラデシュなどです。インドなどでは、マングースの仲間は、富の象徴とされることがあります。マングースの体の形が、財宝を入れる袋に似ているから、だそうです。
 本来の生息地では、富の象徴だったのに、日本などの外来地では、すっかり、害獣扱いです。人間の身勝手さに、フイリマングースは、呆れていることでしょう。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、マングースの仲間は載っていません。かわりに、日本に分布する哺乳類が、八十種ほどが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-



 過去の記事でも、外来種について取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
害虫は、食べて退治? ヤシオオオサゾウムシ(2013/7/29)
ミミズは、どこまで大きくなる?(2012/4/16)
キノボリトカゲは、駆除すべき?(2010/12/31)
イソガニとイワガニ、どっちがどっち?(2009/8/21
クマノミの危機、タナゴの復活(2009/2/10)
などです。



2014年4月16日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫、キンちゃん ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2014.04.05】


2014年3月24日

シラミは、すべての哺乳類に付くか?

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 ヒトに害をなす昆虫のうちでも、カ(蚊)のように、血を吸うものは、特に嫌われますね。かゆみを起こしたり、病気を媒介したりといった実害があるからでしょう。
 ヒトは、長い時間をかけて、こういった昆虫を駆除してきました。駆除の甲斐あって、すっかり見なくなった昆虫もいます。シラミの仲間などは、そうですね。
 現代日本でも、一時期、アタマジラミが流行したことがあります。ヒトの髪に付くシラミです。ニュースになったので、御存知の方もいるでしょう。アタマジラミは、ヒトの髪にしがみついて暮らします。この性質は、他の哺乳類に付くシラミの仲間と共通します。
 シラミの仲間は、多くの哺乳類に付きます。一種のシラミが、いろいろな哺乳類の種に付くわけではありません。ヒトに付く種は、ヒトにしか付きません。イヌに付く種は、イヌにしか付きませんし、ウシに付く種は、ウシにしか付きません。
 要するに、シラミの仲間は、種によって、付く宿主が違います。けれども、その暮らしぶりは、どの種も似ています。哺乳類の体毛にしがみついて暮らし、宿主の血を食べ物にします。ヒトの場合は、体毛が限られた場所にしかないので、頭髪に付くわけです。
 中には、信じられない場所に付くシラミもいます。アシカやアザラシに付くのです。カイジュウジラミ科に属するシラミたちです。彼らは、アシカやアザラシと一緒に、冷たい海水に潜らなければなりません。小さな昆虫にとっては、過酷なことです。
 カイジュウジラミ科の種が、どうやって海水に耐えているのか、詳しいことはわかっていません。なぜ、こんな過酷な環境で暮らすようになったかも、わかっていません。
 アシカやアザラシにシラミが付くなら、クジラやイルカにも付くのでしょうか? この答えは、付くとも、付かないとも言えます。クジラには、クジラジラミと呼ばれる生物が、確かに付きます。ところが、クジラジラミは、昆虫のシラミの仲間ではありません。
 クジラジラミは、軟甲綱【なんこうこう】端脚目【たんきゃくもく】に分類されます。大ざっぱに言えば、エビやカニの仲間です。昆虫綱【こんちゅうこう】のシラミとは、遠縁です。海の中では、昆虫よりも、エビやカニの仲間のほうが、強いようですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、シラミの仲間は載っていません。かわりに、日本の昆虫が、四百種ほど載っています。カイジュウジラミが付くアシカやアザラシの仲間も掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-



 過去の記事でも、血を吸う昆虫を取り上げています。また、カイジュウジラミが付くアシカやアザラシの仲間も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
冬にも、カ(蚊)がいる?(2013/2/4)
ラッコとアザラシの違いは?(2011/1/21)
白くないアザラシの赤ちゃんもいる?(2006/11/24)
オットセイは日本にいるか?(2006/9/11)
アシカとアザラシはどう違う?(2005/11/4)
などです。


2014年3月13日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 港区【2014.02.20】



2014年3月10日

ウマ(馬)とロバ(驢馬)とは、どう違う?

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 ウマによく似た哺乳類として、ロバがいますね。ウマとロバとを交配すると、ラバ(騾馬)が生まれることも、知られています。交配して、子供ができるということは、ウマとロバとは、同じ種なのでしょうか? 違います。とはいえ、近縁なのは、確かです。
 普通、ウマと呼ばれるのは、家畜のウマですね。この種の正式な日本語名(標準和名)が、ウマです。奇蹄目【きていもく】ウマ科ウマ属ウマ亜属に属する種です。
 それに対して、普通の家畜のロバは、正式な日本語の種名(標準和名)が、ロバです。奇蹄目ウマ科ウマ属ロバ亜属に属します。ウマとは、属が同じなので、近縁といえます。
 違う種なのに、なぜ、交配できるのでしょうか? 異なる種同士でも、属が同じくらいの近縁な関係ですと、交配できることが多いのです。ただし、生まれた子供には、生殖能力がないのが普通です。ラバも、ほとんどの場合は、生殖能力がありません。
 ウマという言葉は、ウマ属ウマ亜属の種を指す総称として、使われることがあります。ロバという言葉も、ウマ属ロバ亜属の種を指す総称として、使われることがあります。
 家畜のウマが、モウコノウマやターパンから作られたことは、以前、このブログでお話ししましたね(サラブレッドと道産子は、同じ種か?(2014/1/13))。どちらも、ウマ属ウマ亜属に属するものたちです。では、家畜のロバは、どんな種から作られたのでしょうか?
 一般的には、アフリカノロバという種から作られたといわれます。ウマ属ロバ亜属の一種です。北アフリカに分布します。古代エジプトで、すでに家畜化されていました。最初に家畜化されたのが、古代エジプトだったのかどうかは、わかっていません。
 歴史的には、アフリカノロバ以外の種も、家畜にされました。古代メソポタミアのシュメール人が、アジアノロバを家畜化していたことが知られます。アジアノロバも、ウマ属ロバ亜属に属します。西アジアから、中央アジアにかけて分布します。
 家畜のロバは、現在でも、世界各地にたくさんいます。ところが、野生のロバは、アフリカノロバも、アジアノロバも、絶滅寸前です。長い間、人類に貢献してくれた家畜の元を、滅ぼしたくはありませんね。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ウマの仲間は載っていません。かわりに、日本の哺乳類が、八十種以上が掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-



 過去の記事でも、ウマの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
サラブレッドと道産子は、同じ種か?(2014/1/13)
などです。



2014年2月11日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 新宿区【2014.01.18】




2014年1月27日

動植物名のオイランは、差別用語か?

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 クサキョウチクトウ(草夾竹桃)という植物を、御存知でしょうか? 多くの方は、聞いたことがない名前だと思います。では、フロックスという名は?
 こちらなら、聞いたことがある方が多いでしょう。フロックスは、世界各国で栽培される園芸植物です。これの正式な日本語名(標準和名)が、クサキョウチクトウなのですね。
 クサキョウチクトウという名前は、長過ぎて、覚えにくいうえに、言いにくいですね。このために、ラテン語の学名から取った、フロックスという名が、普及しました。
 「もっと短くて、覚えやすい日本語名を付ければ良かったのに」と思いますよね。じつは、昔は、そういう名前がありました。オイランソウ(花魁草)という名です。
 オイランソウという名が、使われなくなったのには、理由があります。花魁【おいらん】が、差別的な用語だから、というのです。
 そのわりには、他の植物で、花魁の名が付いた種があります。アザミの一種の、オイランアザミ(花魁薊)です。この種は、改名しようという話を、聞いたことがありません。フロックスと違って、有名でない種のために、大目に見られているのでしょう。
 動物にも、花魁の名が付いた種があります。例えば、魚類には、オイランハゼというハゼの一種がいます。オイランヨウジというヨウジウオの一種もいます。貝類には、オイランカワザンショウという巻貝の一種がいます。
 オイランの名が付く動物には、色や模様が華やかな種が多いです。そこから、花魁が連想されたのでしょう。種名を付けた人にしてみれば、特徴を適確に表わしたかっただけで、差別をするつもりなど、毛頭なかったと思います。この問題は、難しいですね。
 現在の日本では、職業としての花魁は、絶滅しました。ですから、花魁という呼び名で、差別される側の人は、いないわけです。すでに、花魁は、歴史上だけの存在です。
 このような状況では、あまり問題にしても、仕方がないのでは、と思います。やり過ぎると、言葉狩りになってしまいます。もし、改名しろと主張するなら、短くて覚えやすく、特徴を表わした代案を、示す必要があるでしょう。

図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布する動植物が、千種以上が掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、動植物の種名に関することを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
深海魚には、長い名前が多い?(2013/1/21)
トゲアリトゲナシトゲトゲの秘密(2011/6/6)
学名と標準和名とは、違う? 同じ?(2009/8/7)

トンビやオケラは、存在しない?生き物の名前の話(2008/4/11)
新しい名前で出ています――魚類の改名(2007/2/2)
などです。



2014年1月16日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 港区【2013.08.23】




2014年1月13日

サラブレッドと道産子は、同じ種か?

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 二〇一四年(平成二十六年)は、午【うま】年ですね。それにちなんで、ウマの話をしましょう。野生の馬と、家畜の馬との差についてです。
 現在、世界のあちこちに、野生馬といわれるウマがいます。ヒトに飼われていないウマですね。有名なのは、米国のマスタング、フランスのカマルグ、日本の御崎馬【みさきうま】などです。ところが、これらは、本当の意味での野生ウマではありません。
 これらのウマは、すべて、一度家畜化されたものです。それが、再野生化したのです。最初から野生のウマで、現在も見られるのは、唯一、モウコノウマだけです。
 モウコノウマは、現在は、モンゴルのごく一部に棲んでいます。昔は、ユーラシア大陸の広い範囲にいたと考えられています。モウコノウマは、多くの家畜ウマの祖先になりました。けれども、モウコノウマだけが、家畜ウマの祖先というわけではありません。
 ヨーロッパや西アジアには、かつて、ターパンという野生ウマがいました。モウコノウマと同じく、最初から野生のウマです。このターパンからも、家畜のウマが作られたと考えられています。残念ながら、ターパンは、絶滅してしまいました。
 モウコノウマとターパンとは、違う種なのでしょうか? それぞれの子孫である家畜ウマは、互いに、違う種なのでしょうか? そんなことは、ありません。
 モウコノウマとターパンとの差は、亜種レベルだと考えられています。種としては、どちらも、「ウマ」という同じ種です。ですから、彼らの子孫である家畜ウマたちも、みな同じ「ウマ」という種です。
 家畜のウマには、たくさんの品種がありますね。品種によって、ずいぶん姿が違います。例えば、競馬場で走っているサラブレッドは、脚が長く、とてもスマートですね。それに比べると、北海道の在来馬である道産子【どさんこ】は、ずんぐりしています。
 こんなに違っても、サラブレッドも道産子も、同じ「ウマ」という種です。品種の違いは、生物学的には、亜種レベルの違いとして扱われます。生物学的に見れば、何億円もするサラブレッドも、田舎で畑を耕している農耕馬も、価値に違いはありません。


図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ウマは載っていません。かわりに、日本の哺乳類が、八十種ほど掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-

 過去の記事でも、干支【えと】に関係する動物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
シロヘビ(白蛇)に会うと、福を授かる?(2013/1/14)
これでも魚類です、タツノオトシゴ(2011/12/5)
アマミノクロウサギは、生きている化石か?(2011/2/28)

トラフシジミは、草食性のトラ(虎)?(2009/11/20)
和牛は「日本のウシ」ではない?(2008/11/24)
などです。


2014年1月 9日

品川の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 品川区【2014.01.01】




2014年1月 4日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 港区【2013.05.14】




2013年12月17日

愛宕の福猫

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愛宕の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 港区【2013.12.06】



2013年12月11日

品川の福猫

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 品川区【2013.12.07】




2013年11月28日

砂漠に生きるものたちの展覧会

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 国立科学博物館へ、行ってまいりました。話題の大恐竜展......も面白いのですが、今回、紹介するのは、別の展覧会です。「砂漠を生き抜く」という小企画展を、見てきました。
 この企画展では、砂漠に生きるヒトと、ヒト以外の動物と、植物とを紹介しています。砂漠は、御存知のとおり、ヒトが生きるには、厳しい環境ですね。とはいえ、現にそこに住む人たちは、おおぜいいます。どうやって、砂漠で生き抜いているのでしょうか?
 砂漠には、砂漠に適応した動物や植物がいます。ヒトは、それらの力を利用して生きています。動植物の力を借りなくては、ヒトは、砂漠で生きることはできません。
 砂漠の動物で、最も有名なのは、ラクダでしょう。企画展の会場には、入口に、大きなヒトコブラクダの剥製【はくせい】標本があります。ヒトコブラクダは、北アフリカから西アジアにかけて、砂漠で使われているラクダの一種です。
 会場では、ヒトコブラクダが、砂漠でどれほど役立つ動物なのか、紹介されています。砂漠と隣接した海でも、ラクダが使われることがあります。「海にラクダ」なんて、想像がつかない組み合わせですね? どのように使われるのかは、ぜひ、会場で見て下さい。
 砂漠の植物で、有名なのは、サボテンでしょう。けれども、この会場には、サボテンは登場しません。サボテンは、南北アメリカ大陸の植物だからです。この企画展で取り上げられるのは、アルジェリア、エジプト、スーダンなどの、北アフリカの国々です。
 北アフリカから西アジアにかけての地域で、砂漠で役立つ植物といえば、何と言ってもナツメヤシです。非常に古くから--五千年以上前から--栽培されています。
 ナツメヤシは、果実も、葉も、繊維も、木材も、すべて人間に役立ちます。ナツメヤシという種名は、「ナツメのような形の果実が実るヤシ」という意味です。主に、この果実が、食用にされます。果実の違いによって、何千もの品種があります。
 会場では、この他にも、何種もの動植物が紹介されています。ハムスター、ガゼル、トゲオアガマ、モロコシ(ソルガム)、メスキートなどです。日本人には、馴染みのない動植物が多いですね。どんな動植物なのか、会場で確かめてみて下さい。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、砂漠の生き物は、載っていません。かわりに、日本の動植物が、何百種もが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-



 企画展「砂漠を生き抜く」については、以下のページに情報があります。
砂漠を生き抜く --人間・動物・植物の知恵--(国立科学博物館の公式サイト内ページ)

2013年11月 2日

文京区の福猫

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文京区の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京 文京区【2013.10.17】


2013年10月21日

独立種か? 亜種か? カワネズミ

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 今回は、日本の川に棲む哺乳類を紹介しましょう。カワネズミです。
 ネズミと付いても、カワネズミは、ネズミの仲間ではありません。ハツカネズミなどのネズミは、齧歯目【げっしもく】に属します。カワネズミは、トガリネズミ目【もく】に属します。目【もく】のレベルで、分類が違います。これは、かなり遠縁です。
 遠縁なのに、カワ「ネズミ」という種名が付いたのは、外見が、ネズミにそっくりだからです。カワネズミの名のとおり、主に、渓流に棲みます。水中を器用に泳ぎ、魚、水生昆虫、サワガニなどをとらえて食べます。小さな体でも、肉食性です。
 カワネズミの食性は、齧歯目のネズミと、大きく違う点です。齧歯目のネズミは、基本的に、植物食性です(ドブネズミのように、一定の割合で、動物質の物を食べる種もいます)。齧歯目のネズミは、固い植物の根などをかじるために、門歯を発達させました。
 カワネズミには、齧歯目のネズミにある、大きな門歯は、ありません。それは、ほぼ純粋な肉食性という、食性に適合したものです。
 日本国内では、カワネズミは、本州・四国・九州に分布します。日本国外の分布については、意見が分かれています。これは、カワネズミの分類に、議論があるからです。
 現在、カワネズミの分類には、二つの説があります。
 一つは、「カワネズミ」という種が、日本、台湾、中国、東南アジア、ヒマラヤなどの、広い範囲に分布するという説です。この説では、日本のカワネズミは、アジアに分布する種の亜種とされます。従来は、この説が、広く受け入れられていました。
 けれども、近年、違う説が、受け入れられ始めています。日本のカワネズミは、独立種の「ニホンカワネズミ」だという説です。この説によれば、ニホンカワネズミは、日本の固有種です。国外のカワネズミとは、別種ということになります。
 二つの説の、どちらが正しいのかは、決着がついていません。
 どちらにせよ、日本のカワネズミは、幻の動物になりつつあります。彼らが棲める渓流が、減っているためです。ニホンカワウソの二の舞には、したくありませんね。
図鑑↓↓↓↓↓には、カワネズミが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-


 過去の記事でも、トガリネズミ目【もく】の種を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
哺乳類の世界は、ネズミだらけ?(2012/11/19)
ジネズミは、ネズミじゃない?(2010/10/15)
食虫目【しょくちゅうもく】とは、どんな哺乳類?(2010/5/3)
ネズミでないネズミがいる?(2007/12/21)
などです。


2013年10月16日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 銀ちゃん ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2013.08.06】


2013年10月15日

ヒツジ

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ヒツジ 画像
和名:ヒツジ 
学名: Ovis aries
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長野 立科【2013.09.05】


2013年10月12日

ヤギ

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ヤギ 画像
和名:ヤギ 【家畜種】
学名:Capra aegagrus
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長野 立科【2013.09.05】


2013年9月17日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名: Felis catus
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東京 新宿【2013.09.03】



2013年8月27日

銚子の福猫

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銚子の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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千葉 銚子【2013.08.17】



2013年8月26日

妖怪か? 神さまか? モモンガ

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 リスの仲間に、モモンガという動物がいますね。普通のリスと違うのは、腕と脚との間に、皮膜【ひまく】があることです。この皮膜で、モモンガは、滑空します。木から木へと、飛び移ります。日本のモモンガは、最大で、30mくらい飛ぶそうです。
 同じく、滑空するリスの仲間に、ムササビがいますね。モモンガとムササビとの違いについては、以前、このブログで取り上げました(モモンガとムササビはどう違う?(2006/12/15))。ムササビは、日本の本州以南にしか、分布しません。
 モモンガは、北海道から九州にまで、分布します。北海道のモモンガと、本州以南のとでは、種が違います。北海道は、エゾモモンガで、本州以南は、ホンドモモンガです。
 エゾモモンガのほうは、ユーラシア大陸に分布するタイリクモモンガと、同じ種です。タイリクモモンガの中の、エゾモモンガという亜種です。ホンドモモンガのほうは、日本の固有種です。別名、ニホンモモンガとも呼ばれます。
 モモンガとは、変わった名前ですね。昔の日本で、「ももんが」と言えば、妖怪を指しました。昔は、ムササビとモモンガとを区別せずに、まとめて、「もま」、「もみ」、「ももんが」などと呼んだようです。ムササビもモモンガも、妖怪扱いされました。
 昔の日本人にとって、夜行性で、夜空を滑空するムササビやモモンガは、不気味なものだったのでしょう。妖怪の名が、そのまま、動物の名になってしまいました。
 それとは対照的に、北海道のアイヌの人々は、エゾモモンガを、神さまとしました。アッカムイや、イフンケカムイなどと呼んだそうです。
 アッカムイとは、「たくさんいるカムイ」という意味だそうです。エゾモモンガは、一つの巣穴に、なん匹も一緒にいることがあるからかも知れません。
 イフンケカムイとは、「子守唄のカムイ」という意味だそうです。エゾモモンガの鳴き声が、アイヌの子守唄に似ていたからだといわれます。
 エゾモモンガも、ホンドモモンガも、夜でも見えやすいように、大きな眼をしています。このため、たいへん愛らしい顔立ちです。妖怪よりは、神さまと呼びたいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、エゾモモンガ(タイリクモモンガ)、ホンドモモンガが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-

過去の記事でも、モモンガなどのリスの仲間を取り上げています。また、妖怪扱いされた生き物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
タヌキ(狸)とムジナ(貉)とは、同じ? 違う?(2012/10/01)
カワウソは、河童【かっぱ】の正体?(2010/08/16)
リスも冬眠する?(2009/12/18)
妖怪が空を飛ぶ? ムササビ(2007/08/10)
モモンガとムササビはどう違う?(2006/12/15)
などです。
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2013年8月24日

銚子の福猫

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銚子の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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千葉 銚子【2013.08.17】



2013年8月 8日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2013.08.01】



2013年8月 6日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2013.08.01】



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2013年7月20日

マンモスYUKAと、現生のゾウとの関係は?

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 マンモスは、誰もが知っている絶滅動物ですね。ゾウ(象)の仲間です。現在も生きているアフリカゾウや、アジアゾウと近縁です。生きていた時の想像図を見ると、毛が長いだけで、アフリカゾウやアジアゾウと似ていますね。
 では、昔のマンモスが進化して、今のゾウになったのでしょうか?
 違います。マンモスは、アフリカゾウやアジアゾウの、直接の祖先ではありません。
 そもそも、マンモスと呼ばれるゾウの種は、何種もいます。専門的には、長鼻目【ちょうびもく】ゾウ科マンモス属に属する種を、まとめてマンモスと呼びます。
 普通、マンモスと呼ばれて、古代の想像図などに描かれるのは、マンモス属の中の、ケナガマンモスという種です。ケマンモスなどと呼ばれることもあります。
 ケナガマンモスが、現在のゾウと違うのは、毛の長さだけではありません。耳の大きさ、頭骨の形、鼻先の形など、いくつもの違いがあります。
 ケナガマンモスは、一万年ほど前に絶滅しました。そんな昔の生き物なのに、なぜ、鼻先の形―鼻には、骨がありません―のような、細かい部分まで、わかるのでしょうか?
 それは、ケナガマンモスの、非常に保存状態がいい遺骸が、発見されているからです。北極圏の永久凍土の中から、冷凍された状態で、見つかります。
 そのようなケナガマンモスの遺骸を、今、日本で見ることができます。横浜市のパシフィコ横浜で、公開されています。「特別展マンモスYUKA【ユカ】」という展覧会です。
 私は、この展覧会を、見に行ってまいりました。ケナガマンモスと、現生のアフリカゾウやアジアゾウとを、並べて展示しています。このために、違いが、よくわかります。
 会場には、ケナガマンモスと同時代に、ロシアに生きた動物たちが、展示されています。それらの動物たちは、ケブカサイ(ケサイ)、ステップバイソンのように絶滅したものと、オオカミ、サイガ(レイヨウの一種)のように、現在も生きているものとに分かれます。
 彼らの命運を分けたものは、何でしょうか? 展覧会を見て、考えてみるのは、面白いです。今、生きている動物たちを知ることにも、つながります。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ゾウの仲間は載っていません。代わりに、日本の哺乳類が、八十種以上が掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-



 特別展マンモスYUKAの情報は、以下の公式サイトにあります。
特別展マンモスYUKA 公式サイト


 過去の記事でも、ゾウの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ゾウやサイには、なぜ、漢字名がある?(2013/1/28)


2013年7月17日

町田の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川区【2013.07.09】

図鑑↓↓↓↓↓には、ノネコとしては掲載されてませんが、猫じゃらしでおなじみのエノコログサにネコも掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-



2013年7月 3日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿【2013.06.15】



2013年6月15日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 銀ちゃん ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2013.06.10】




2013年6月 1日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2013.05.27】



2013年5月 5日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿【2013.04.09】




2013年4月29日

ラッコとウニとコンブとの関係は?

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 ラッコは、北の海に棲む哺乳類ですね。北海道の近海にも、少数が棲んでいます。水族館などでも飼われます。かわいいので、人気がありますね。
 現在、ラッコは、国際的に保護されています。特別な許可がない限り、捕獲できません。けれども、昔は、乱獲された時代がありました。そのために、非常に数が減ってしまいました。北海道の沿岸にも、昔は、もっとたくさんのラッコがいたそうです。
 乱獲は、二度としてはいけないことです。でも、ラッコの数が減ったことによって、わかったこともありました。ラッコの数が減ると、ウニの数が増えることです。
 ウニは、ラッコの主要な食べ物の一つです。このため、ラッコがたくさんいれば、当然、ウニが減ります。ウニを獲る漁師さんにとっては、困ったことですね。
 ところが、コンブ(昆布)を採る人にとっては、ラッコが味方になります。なぜなら、ウニが、コンブを食べるからです。ウニが増えすぎると、コンブが壊滅してしまいます。コンブ漁をする人は、「ウニが増えないで欲しい」と思うでしょう。
 ウニもコンブも、北の海の恵みです。この二つの恵みは、「両取り」はできないのですね。ウニが増えれば、コンブが減ります。コンブが多い時には、ウニが少ないです。
 ウニとコンブとの関係に、ラッコが加わると、うまいバランスができます。ラッコがウニを食べるため、ウニが増えすぎることがありません。おかげで、コンブが減りすぎることもありません。ラッコの存在が、ウニとコンブの状態を、一定に保ちます。
 ラッコがいない状態を、仮定してみましょう。この状態では、ウニとコンブとが、まるでシーソーのように、増減を繰り返します。
 ウニが増えてコンブが減りすぎれば、ウニの食べ物がなくなりますね。結局、ウニも減ってしまいます。ウニが減れば、敵がいなくなったコンブが増えます。コンブが増えれば、食べ物が豊富になったウニが増えて......という繰り返しです。
 ラッコがいれば、このような、極端から極端へと走るシーソー状態がなくなります。ラッコは、北の海の生態系を守る存在ですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、ラッコが載っています。また、日本近海に棲むウニが、十種が掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、ラッコやウニを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
謎の生物、ブンブクチャガマ(2011/07/11)
ラッコとアザラシの違いは?(2011/01/21)
海の毒まんじゅう? イイジマフクロウニ(2010/08/23)
タコノマクラの花びら模様は、いったい何?(2008/01/25)
突然の人気者? スカシカシパン(2008/01/10)
などです。

2013年3月24日

品川の福猫

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品川の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 品川【2013.03.16】









2013年3月14日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2012.夏】








2013年2月22日

福猫の日



那覇の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 那覇【2013.01.26】

2013年1月28日

博物館の標本は、どうやってできる?

 神奈川県立 生命の星・地球博物館へ、行ってまいりました。「博物館の標本工房」という展覧会を見るためです。とても、ためになる展覧会でした。
 博物館には、たくさんの標本がありますね。例えば、生命の星・地球博物館には、哺乳類や鳥類の?製【はくせい】、骨格などが、展示されています。あれらは、みな、標本です。標本は、博物館で展示されたり、研究の対象になったりします。
 あのような標本は、どのようにして作られるのでしょうか? なぜ、博物館には、あれほど多くの標本があるのでしょうか? こういった疑問に、答えてくれる展覧会です。
 会場には、哺乳類と鳥類の標本が、いっぱいです。骨格標本と、毛皮の標本が多いです。中には、ボンゴ、アノア、ガウア(ガウル)、ヒクイドリなど、世界的に珍しい哺乳類や鳥類の標本もあります。まるで生きているような、珍獣(珍鳥)の?製が見られます。
 海の哺乳類の標本もあります。ツチクジラの骨格標本、オウギハクジラの骨格標本、ザトウクジラの骨格標本、カマイルカの骨格標本などを、見ることができます。
 会場にあるのは、珍獣や珍鳥の標本ばかりではありません。タヌキ、イノシシ、ネズミの仲間など、平凡な種の標本も、多くあります。同じ「イノシシ」という種の頭骨が、いくつも並べられています。なぜ、平凡な種の標本を、多数、集めるのでしょうか?
 博物館は、珍しいものだけを集めるのが、仕事ではありません。平凡なものにも、珍しいものと同じくらい、価値があります。なぜなら、それらこそが、「普通のこと」を知らせてくれるからです。平凡な種の標本は、「普通の生き物の暮らし」を伝えてくれます。
 日本の野山には、昔から、タヌキやイノシシやネズミが、暮らしてきました。ですから、自然界は、これらの動物がいて、成り立っています。もし、何かの異変があって、これらの種が激減したりしたら、私たちの生活にも、影響があるかも知れません。
 異変を知るには、異変がない、普通の状態を知らなければなりませんよね。正確な状態を知るには、できるだけ多くの標本を調べるほうが、いいはずです。このために、博物館には、平凡な種の標本も、たくさん集められています。

図鑑↓↓↓↓↓には、日本の哺乳類が、八十種以上載っています。日本の鳥類も、二百種以上が掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
 神奈川県立 生命の星・地球博物館の公式サイトは、以下にあります。
今回の企画展「博物館の標本工房」だけを見るぶんには、無料です。

ゾウやサイには、なぜ、漢字名がある?

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 野生のゾウは、現代の日本には、いませんね。けれども、その姿は、絵本や動物園で、親しまれています。日本人で、ゾウを知らない人は、いないでしょう。
 ゾウについて、私は、子供の頃に、疑問を持っていました。「中国には、野生のゾウがいないのに、なぜ、『象』という漢字名があるのか?」という疑問です。考えてみれば、不思議ですよね。私が子供の頃には、これに答えてくれる大人は、周囲にいませんでした。
 大人になって、調べてみて、答えがわかりました。昔の中国には、野生のアジアゾウが、広く分布していたのですね。今も、雲南省のごく一部に、野生のゾウがいます。
 三千年以上昔には、もっと北方まで、ゾウがいました。中国で、王朝というものができた頃です。「象」という漢字の成り立ちに、それが表われています。
 最初期の「象」という漢字は、まさに、長い鼻を垂らしたゾウの形をしています。実物のゾウを見なければ、こういう文字は、作れないでしょう。この文字が作られた地域には、ゾウが分布していたと考えられます。実際、遺跡から、ゾウの骨も見つかっています。
 この漢字が生まれたのは、現代中国では、河南省あたりです。緯度で言えば、日本の京都と同じくらいのところです。こんな地域にまで、ゾウがいたんですね。
 私は、子供の頃、ゾウと同じ疑問を、サイについても、持っていました。「中国には、野生のサイがいないのに、なぜ、『犀』という漢字名があるのか?」と。
 この答えも、ゾウと同じでした。昔の中国には、野生のサイがいたのですね。現代の中国には、まったく、野生のサイは、分布しません。
 昔、中国で作られた青銅器の中に、とても写実的に、サイをかたどったものがあります。やはり、実物のサイを見なければ、このような物は、作れなかったでしょう。
 現代の中国には、なぜ、ゾウやサイが(ほとんど)いないのでしょうか? 第一の原因は、気候変動といわれます。第二の原因は、人間の活動と考えられます。
 気候変動は、自然のことですから、仕方ありません。でも、人間が環境を乱したために、ゾウやサイが減ってしまったとしたら、悲しいですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ゾウやサイは載っていません。かわりに、日本の哺乳類が、八十種以上が掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、古代に比べて、数が減ってしまった生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ハタが、絶滅の危機に?(2012/09/10)ハタが、絶滅の危機に?(2012/09/10)
小笠原諸島のトカゲたち(2011/09/26)
大陸とのつながりを示す? ナミエガエル(2011/06/27)
アンモナイトが生きている?(2011/05/30)
日本の本土にも、ヤマネコがいた?(2011/04/04)
などです。

2013年1月27日

ポメラニアン 犬【イヌ】

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ポメラニアン 犬【イヌ】 画像
和名:イヌ
学名:Canis lupus familiaris
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沖縄 金武【2012.12.15】

2012年12月29日

糸満の福猫

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糸満の福猫 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 糸満【2012.12.14】

2012年11月19日

哺乳類の世界は、ネズミだらけ?

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 今回は、哺乳類の分類の話をしましょう。目【もく】という、比較的大きな分類グループの話です。哺乳類の中には、いくつもの目【もく】が含まれます。
 中に、齧歯目【げっしもく】と呼ばれる目【もく】があります。このグループには、ネズミやリスが含まれます。「○○ネズミ」という種名の種が多いです。
 実験動物のマウスやラットも、害獣として有名なドブネズミやクマネズミも、日本の野山にたくさん棲むアカネズミやヒメネズミも、齧歯目に属します。
 齧歯目という分類グループ名は、やや古い呼び方です。最近は、ネズミ目【もく】と呼ばれることもあります。しかし、ネズミ目という呼び方には、問題があると考えます。
 なぜなら、他の目【もく】と紛らわしいからです。哺乳類には、「○○ネズミ目【もく】」という呼び名の目が、いくつもあります。明らかに、紛らわしいですよね。
 分類グループの名前は、他のグループと、紛らわしくない名前を付けるべきでしょう。とはいえ、いろいろな事情で、紛らわしい名前がついてしまうことはあります。
 例えば、哺乳類の中には、トガリネズミ目【もく】と、ハリネズミ目【もく】があります。どちらも、外見が、齧歯目のネズミと似るために、このような分類グループ名になりました。けれども、どちらの目【もく】も、齧歯目とは遠縁です。
 齧歯目をネズミ目とせずに、齧歯目のまま残しておけば、「トガリネズミ目やハリネズミ目と、齧歯目とは、遠縁なんだな」と、感覚的に理解しやすいですね。
 さらに、ややこしいことがあります。哺乳類には、ハネジネズミ目【もく】や、アフリカトガリネズミ目【もく】という目【もく】もあるのです。
 アフリカトガリネズミ目なんて、長いうえに、トガリネズミ目とも紛らわしいです。なぜ、こんな名にしたのかと思いますね。この目【もく】には、別名として、テンレック目【もく】という名があります。こちらのほうが、わかりやすいですね。
 ハネジネズミ目のほうには、長脚目【ちょうきゃくもく】という別名があります。「○○ネズミ目」を増やすよりは、長脚目としたほうが、すっきりするでしょう。
図鑑↓↓↓↓↓には、齧歯目【げっしもく】のネズミが、十種以上載っています。また、齧歯目以外の「○○ネズミ」も、四種が掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.netぜひご利用下さい。
過去の記事でも、齧歯目【げっしもく】の「○○ネズミ」と、齧歯目以外の「○○ネズミ」を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
野ネズミは、ネズミ科じゃない?(2011/10/03)
ジネズミは、ネズミじゃない?(2010/10/15)
食虫目【しょくちゅうもく】とは、どんな哺乳類?(2010/05/03)
鳥の巣? いえ、カヤネズミの巣です(2009/10/02)
日本最大のネズミは、ケナガネズミ(2008/11/10)
などです。

2012年10月27日

糸満の福猫

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糸満の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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左目,どうしたんでしょうか。心配です。
沖縄 糸満【2012.10.20】

2012年10月24日

ジャワマングース

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ジャワマングース 画像
和名:ジャワマングース
学名:Herpestes javanicus
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沖縄 金武【2012.10.19】

2012年10月23日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区【2012.09.26】

2012年10月 7日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区【2012.09.26】


※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

2012年10月 1日

タヌキ(狸)とムジナ(貉)とは、同じ? 違う?

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 日本の昔話では、タヌキやキツネが人を化かす話が、よくありますね。現代の日本では、そんなことを信じる人は、ほとんどいないでしょう。みな、フィクションと知って、お話を楽しみます。むろん、現実のタヌキやキツネは、人を化かしたりしません。
 タヌキやキツネ以外に、「人を化かす」動物として、ムジナが挙げられます。小泉八雲の小説などで、有名ですね。漢字では、「貉」や、「狢」などと書かれます。
 ムジナとは、どんな動物でしょうか? タヌキやキツネとは、違うのでしょうか?
 この答えは、難しいです。ムジナという言葉は、複数の種の動物を指すからです。地方により、ムジナという言葉が、何を指すのか、違います。
 多くの地方では、ムジナは、タヌキを指します。タヌキではなく、アナグマを指して、ムジナと呼ぶこともあります。私の知る限り、キツネは、ムジナとは呼ばれません。
 タヌキとアナグマとは、混同されることが多いです。外見が似るからです。どちらも、胴が太くて、脚が短いです。目の周りに、黒っぽい模様があるのも、同じです。
 似ていても、アナグマとタヌキとは、別種です。同じ食肉目【しょくにくもく】に属します。ただし、アナグマはイタチ科で、タヌキはイヌ科です。広い意味では近縁ですが、外見から想像されるほど、近縁ではありません。
 ややこしいことに、アナグマをタヌキと呼び、タヌキをムジナと呼ぶ地方もあります。昔の日本人は、タヌキとアナグマとをあまり区別せず、タヌキ、ムジナ、マミ(猯)などと総称したようです。今も、「狸穴」と書いて「まみあな」と読む地名がありますね。
 タヌキとアナグマとの混同は、近代に至るまで、長く続きました。それに、さまざまな呼び名の混乱が加わって、さらに事態がややこしくなりました。現在で言うタヌキやアナグマ以外に、ムジナやマミという別種の動物がいる、と信じられたりしました。
 現在では、タヌキの正式名称(標準和名)はタヌキ、アナグマの正式名称(標準和名)はアナグマと決まっています。標準和名を、ムジナやマミという種は、いません。
 ムジナやマミは、実在しなくても、お話の中で、私たちを楽しませてくれますね。
図鑑↓↓↓↓↓には、タヌキ、アナグマが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.netぜひご利用下さい。
過去の記事でも、「人を化かす」などの伝承がある動物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
カワウソは、河童【かっぱ】の正体?(2010/08/16)
タヌキは、腹鼓【はらつづみ】を打つか?(2009/08/10)
人に化ける蛇(ヘビ)? アカマタ(2007/08/20)

妖怪が空を飛ぶ? ムササビ(2007/08/10)
妖怪の正体見たりウシガエル(牛蛙)(2006/08/07)
などです。

2012年9月23日

赤坂の福猫

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赤坂の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区【2012.09.13】


※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

2012年8月23日

豊見城の福猫

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豊見城の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 豊見城【2012.07.28】


※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

2012年8月21日

読谷村の福猫

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読谷村の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 読谷村の福猫【2012.07.28】


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2012年8月13日

幻のニホンカワウソ

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 日本は、狭い国土に、豊かな自然が息づきます。けれども、残念ながら、絶滅してしまった生き物も、多いです。今回は、近年、絶滅したのではないかとされる生き物を、取り上げましょう。ニホンカワウソです。かつては、北海道から九州まで、分布しました。
 公式には、ニホンカワウソは、まだ、絶滅していないことになっています。しかし、最後に生きている姿が確認されたのは、一九七九年です。二〇一二年現在より、三〇年以上も前ですね。この年には、複数の人が目撃しており、複数の写真も残っています。
 その後、一九八〇年代に、ニホンカワウソの死体らしいものが、見つかりました。でも、この死体は、のちに、ハクビシンのものだと鑑定されました。
 一九九〇年代になって、いくつか、生存の痕跡が見つかりました。ニホンカワウソの糞とされるものや、足跡とされるものが、発見されたのです。非常に少ない頭数ながら、この頃までは、ニホンカワウソは、生きていたのかも知れません。
 二〇〇〇年代以降は、私の知る限り、確実な生存情報はありません。
 ニホンカワウソについては、基本的な情報すら、知られません。例えば、ニホンカワウソが、日本独自の独立種なのか、ユーラシアカワウソ―ユーラシア大陸に、広く分布します―と同種なのかも、不明です。両方の意見があります。
 有力なのは、「ニホンカワウソは、ユーラシアカワウソと同種で、亜種レベルで違う」説です。この説によれば、北海道のカワウソと、本州以南に分布するカワウソとの間にも、亜種レベルの差があります。それぞれ、ユーラシアカワウソの別亜種、というわけです。
 ニホンカワウソを、ユーラシアカワウソと別種とする説では、本州以南のカワウソだけが、独立種ニホンカワウソとなります。北海道のカワウソは、大陸と同じユーラシアカワウソで、亜種レベルで違う、となります。
 なぜ、こんな基本的なことも、わからないのでしょうか? それは、ニホンカワウソが、急速に数を減らしたからです。調査が進む前に、姿を消してしまいました。
 ニホンカワウソが、ヒトに追いやられたことを、私たちは、忘れてはいけないでしょう。

図鑑↓↓↓↓↓には、ニホンカワウソが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
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過去の記事でも、絶滅に近い生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
アカコッコの分布の謎(2011/10/31)
小笠原諸島のトカゲたち(2011/09/26)
大陸とのつながりを示す? ナミエガエル(2011/06/27)
アマミノクロウサギは、生きている化石か?(2011/02/28)
天然記念物なのに、絶滅しそうなのは、なぜ?(2010/02/08)
などです。

2012年8月12日

糸満の福猫

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糸満の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 糸満【2012.07.28】


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図鑑↓↓↓↓↓には、シロチドリが掲載されています。
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2012年7月22日

クマネズミ

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クマネズミ 画像
和名:クマネズミ
学名:Rattus rattus
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東京 港区【2012.07.19】


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図鑑↓↓↓↓↓には、クマネズミが掲載されています。
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2012年7月11日

糸満の福猫

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糸満の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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草むらから出てきたのに、また隠れてます・・・
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沖縄 糸満【2012.06.01】


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2012年6月19日

糸満の福猫

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糸満の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 糸満【2012.05.11】


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2012年6月18日

エゾシカとケラマジカとは、同じ種か?

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 日本で、シカ(鹿)といえば、普通は、ニホンジカを指しますね。日本国内では、北は北海道から、南は慶良間【けらま】諸島(南西諸島の一部)にまで、分布します。
 同じニホンジカでも、分布する地域により、体の大きさが、ずいぶん違います。その他の点でも、違うことがあるため、ニホンジカは、いくつかの亜種に分けられています。
 北海道に分布するのは、亜種エゾシカです。エゾシカは、国内のニホンジカの亜種では、最大です。雄では、体重が130kgを越えるほどになることもあります。
 逆に、最小なのは、ケラマジカです。慶良間諸島に分布する亜種です。雄でも、普通は、体重30kgほどにしかなりません。
 エゾシカとケラマジカとでは、三倍以上、大きさが違うことがあるのですね。とても、同じ種とは思えません。なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?
 これには、「ベルクマンの法則」が関係しています。ベルクマンの法則とは、「同じ種の中では、寒い所に棲むものほど、体が大きくなる」という法則です。体が大きいほど、体熱を保持しやすいからです。寒い場所では、大きいほうが有利なわけです。
 ケラマジカの場合は、ベルクマンの法則以外に、もう一つ、別の法則も働いていると考えられています。「フォスターの法則」です。この法則は、島嶼化【とうしょか】とも呼ばれます。島嶼【とうしょ】、つまり、島に棲む生き物に見られる法則だからです。
 島嶼化とは、「大型動物が、島に棲むと、小さくなる」ことです。島は、面積が限られていて、食べ物が少ないからだと考えられます。
 ケラマジカの場合は、暑い場所に棲みますね。このため、体が小さいほうが、有利です。体熱を逃がしやすいからです。加えて、島に棲むために、よけいに、小さいほうが有利です。二つの法則が重なって、特に小さなニホンジカになったと考えられています。
 こんなに大きさが違うのに、同じ種とは、不思議な気がしますね。でも、エゾシカとケラマジカとの間に、ホンシュウジカ、キュウシュウジカ、ヤクシカといった、他の亜種を挟むと、連続するのがわかります。北から南へ、大きさ順に並んでいます。
図鑑↓↓↓↓↓には、ニホンジカが掲載されています。
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過去の記事でも、ニホンジカと同じ偶蹄目【ぐうていもく】の哺乳類を取り上げています。また、鳴き声がシカにたとえられる生き物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
カジカガエルは、河の鹿(シカ)?(2009/06/05)
カモシカは、鹿? それとも、牛?(2009/01/09)
シカ(鹿)やカモシカ(氈鹿)の子を見つけたら?(2008/05/23)
見た目がシカに見えるのに...(2006/05/25)
シカの角は何本枝か?(2005/09/26)

2012年5月21日

コウモリの分布の謎

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 哺乳類の中で、鳥のように飛べるものと言えば? コウモリですね。空を飛べるのは、とても有利なことです。遠距離を移動しやすいです。
 鳥の多くが、渡りをするのは、知られていますね。同種の鳥が、大陸と日本とを往復することが、珍しくありません。同じことが、コウモリにも、あるのでしょうか?
 これについては、よくわかっていません。そもそも、コウモリの仲間は、分布域がはっきりわかっている種が、少ないのです。
 例えば、クロホオヒゲコウモリという種がいます。この種は、日本固有種です。世界中で、日本にしか、分布しません。日本国内でも、本州と四国のごく一部にしか、分布しないと考えられています。確認された例が、とても少ないからです。
 対して、ノレンコウモリという種がいます。この種は、日本だけでなく、ユーラシア大陸に、広く分布します。分布は、アフリカ北部にまで及びます。日本国内では、北海道から九州まで、断続的に分布します。どこにでもいる種ではありません。
 クロホオヒゲコウモリと、ノレンコウモリとは、近縁です。同じヒナコウモリ科ホオヒゲコウモリ属に属します。近縁な種同士で、なぜ、こんなに分布の仕方が違うのでしょうか? どちらも、飛べることは、同じですのに。この謎は、解けていません。
 同種の中で、分布に謎があるものもいます。例えば、コヤマコウモリが、そうです。
 コヤマコウモリは、日本では、青森県、岩手県、福島県でしか、見つかっていません。海外では、台湾やユーラシア大陸に、同種が分布するのではないかといわれます。
 ところが、ユーラシア大陸に分布するユーラシアコヤマコウモリと、日本のコヤマコウモリとは、同種なのか、別種なのか、意見が分かれています。別種であれば、日本のコヤマコウモリは、クロホオヒゲコウモリと同じく、日本固有種かも知れません。
 ここに挙げた三種のコウモリは、日本国内での分布が限られています。ノレンコウモリのように、分布域がとても広い種でも、国内では、限られた範囲でしか、見つかっていません。なぜなのでしょうか? コウモリの仲間の分布は、謎だらけです。

図鑑↓↓↓↓↓には、クロホオヒゲコウモリ、ノレンコウモリ、コヤマコウモリなど、日本のコウモリが十六種が掲載されています。
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過去の記事でも、コウモリの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
コウモリは、なぜ冬眠するか?(2012/01/09)
オガサワラオオコウモリは、小笠原唯一の哺乳類?(2009/10/26)
どれがどの種? コウモリ(蝙蝠)の和名(2009/06/08)
引越しは嫌い? ヒナコウモリ(2008/09/19)
虚々実々の駆け引き、ガ(蛾)対コウモリ(2007/07/13)
などです。

2012年4月23日

固有生物の宝庫、対馬【つしま】

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 日本の中では、南西諸島や小笠原諸島が、固有生物が多いことで知られますね。他にも、固有生物が多い地域があります。例えば、対馬がそうです。
 対馬といえば、ツシマヤマネコが有名ですね。確かに、ツシマヤマネコは、世界じゅうで、対馬にしかいません。希少な生物です。事実上、対馬の自然を代表する存在です。
 けれども、ツシマヤマネコだけが、対馬の希少な生物ではありません。他にも、たくさんの固有種や、固有亜種がいます。
 固有種の例としては、ツシママムシがいます。ヘビの一種ですね。日本本土にいるマムシと近縁で、姿も似ています。でも、別種です。世界じゅうで、対馬にしかいない固有種です。幸いなことに、個体数は、それほど少なくないと推測されています。
 両生類のツシマアカガエルも、対馬の固有種です。カエルの一種です。興味深いことに、対馬には、よく似た別種のアカガエルもいます。チョウセンヤマアカガエルです。この種は、名のとおり、朝鮮半島に分布します。日本国内では、対馬にしか、分布しません。
 チョウセンヤマアカガエルのように、対馬には、朝鮮半島と共通した生物が多くいます。地理的に近いからですね。日本列島と朝鮮半島との関係を探るうえで、重要です。
 鳥類の場合は、朝鮮半島や、中国大陸と共通した種が、ことに多いです。鳥類は、空を飛べるからでしょう。移動能力が高いのですね。このため、「島に隔離されて、別種に進化する」ことが少ないと考えられます。
 種のレベルでは同じでも、亜種のレベルで違う例が、鳥類では、よく見られます。例えば、ハシブトガラスの亜種のチョウセンハシブトガラスなどです。チョウセンハシブトガラスは、国内では、対馬の固有亜種です。国外では、朝鮮半島に分布します。
 対馬は、渡り鳥の渡来地としても、重要です。大陸と日本とをつなぐ、飛び石のような位置にあるからです。ミヤマホオジロのように、対馬を繁殖地にする渡り鳥もいます。
 南西諸島に比べると、対馬は、その重要性が、認知されているとはいえません。このように、貴重な生物がいるのですから、もっと重視されるべきだと思いますね。
図鑑↓↓↓↓↓には、対馬に分布するツシマヤマネコ、ミヤマホオジロが掲載されています。
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過去の記事でも、対馬の生物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
竜の胆【きも】が薬になる? リンドウ(2011/12/08)※対馬には、大陸と同じ亜種トウリンドウが分布します。
天然記念物なのに、絶滅しそうなのは、なぜ?(2010/02/08)
この木なんの木、ナンジャモンジャの木?(2009/05/29)
冬に黄色くなる? テン(貂)の謎(2008/12/15)
ツシマヤマネコの撮影に成功、対馬の下島【しもじま】にて(2007/05/10)
などです。

2012年4月 4日

御苑の福猫

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御苑の福猫  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿【2012.03.15】

2012年4月 1日

御苑の福猫

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いつもかわいい御苑の福猫  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿【2012.03.15】

2012年3月15日

御苑の福猫

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御苑の福猫 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿【2012.02.21】

2012年3月14日

御苑の福猫

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御苑の福猫 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿【2012.02.21】

2012年2月29日

ジャコウネズミ!!

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ジャコウネズミ 画像
和名:ジャコウネズミ
学名:Suncus murinus
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沖縄 嘉手納【2012.02.25】

図鑑↓↓↓↓↓には、ジャコウネズミが掲載されています。
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2012年2月22日

御苑の福猫

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御苑の福猫  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿【2012.02.09】

2012年2月20日

シャチは、本当にクジラを襲うか?

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 シャチは、現在の海で、最強の生き物といわれます。サメや、大きなクジラでさえ、シャチには敵いません。シャチの胃の中から、サメやクジラが見つかっています。シャチが、サメやクジラを襲って食べることは、確かです。
 けれども、すべてのシャチが、サメやクジラを襲うわけではありません。近年になって、研究が進んだおかげで、シャチの食性について、いろいろとわかってきました。
 シャチは、食性によって、三つくらいのグループに分けられると考えられています。
 あるグループは、これまでのイメージどおり、大型のクジラを襲って食べます。別のグループは、アザラシやオットセイなどの、海生哺乳類を主に食べます。さらに別のグループは、魚類しか食べません。クジラや、その他の海生哺乳類を襲わないグループです。
 これらのグループ間では、交配することはないそうです。遺伝子を調べたところ、少なくとも、ここ一万年くらい、交配はなかったという結果が出ています。
 ここまで来ると、「それは、同じシャチといえるのか?」と、疑問に思いますね。むろん、学者さんたちも、そう思いました。現在、「シャチ」と呼ばれているものには、複数の種が含まれるという説が、有力になってきています。
 複数の種といっても、素人が見分けるのは、難しいです。外見上は、あまり大きな違いがないからです。どれも、同じような白黒の模様に見えます。
 ところが、シャチと同じ海域に棲むオットセイなどには、違いがわかるようです。海生哺乳類を食べるシャチが現われた時と、魚類を食べるシャチが現われた時とでは、対応の仕方が違います。命に関わることだからでしょう。
 食性の違うシャチ同士は、外見の差より、行動の差のほうが大きいです。例えば、カナダ沿岸で観察された例では、海生哺乳類を食べるシャチは、一頭か、小さな群れで行動します。魚類を食べるシャチは、血縁同士で、十数頭の群れを作ります。
 シャチの食性の違いや、行動の違いについては、まだ、解明すべきことが多いです。もう少し研究が進めば、正式に、「シャチ」の種が分割されるのではないでしょうか。
図鑑↓↓↓↓↓には、シャチが掲載されています。
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過去の記事でも、シャチと近縁なイルカやクジラの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
水族館にいないイルカとは?(2010/03/26)
アカボウクジラの歯の謎が、解ける?(2008/12/25)
哺乳類で、最も長生きなのは、クジラ?(2008/08/01)
イルカがクジラを救助した!?(2008/03/15)
マッコウクジラは人間を襲うか?(2007/03/19)
などです。

2012年2月 9日

御苑の福猫

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御苑の福猫  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿【2012.01.19】

2012年2月 5日

御苑の福猫

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和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿【2012.01.19】

2012年1月31日

カメラマンは鳥!? バイオロギング展

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 東京の上野にある、国立科学博物館に、行ってまいりました。現在、ここでは、「動物目線の行動学 バイオロギング」という企画展が開かれています。
 バイオロギングとは、聞き慣れない言葉ですね。これは、最近、作られた言葉です。バイオbio=生き物、ロギングlogging=記録すること、という意味です。ヒト以外の生き物が、自分の行動を、自ら記録することです。なぜ、そんなことができるんでしょうか?
 もちろん、これには、人間が関わっています。生き物を研究する手段の一つとして、出てきました。具体的な例を挙げてみましょう。
 マユグロアホウドリという鳥がいます。名のとおり、アホウドリの一種の海鳥です。
 マユグロアホウドリには、謎がありました。それは、彼らの食べ物のことです。
 海鳥の彼らは、当然、海の魚などを食べています。これまでの調査で、彼らの食べ物には、深海魚が含まれることがわかっていました。
 ところが、マユグロアホウドリは、深海魚が獲れるほど、深く潜ることはできません。なのに、なぜ、深海魚を得られるのでしょうか?
 この謎を解くために、バイオロギングが使われました。マユグロアホウドリの背中に、小型のカメラを取り付けたのです。このカメラは、自動的に、写真を撮り続けられるようになっていました。つまり、「鳥目線」で見た世界を、写した写真です。
 数日後、カメラが回収されました。撮られた写真を調べると、中に、複数のマユグロアホウドリが、シャチを追って飛んでいる写真がありました。
 これにより、マユグロアホウドリが食べ物を得るのに、シャチを利用しているらしいことが、わかりました。シャチは、深海まで潜ることができます。そこで、深海魚を捕まえます。獲物を食べるのは、海面近くに浮上してからです。
 シャチが、海面近くで食べ散らかした深海魚を、マユグロアホウドリが取ってゆくのだろうと考えられています。バイオロギングのおかげで、初めてわかったことです。バイオロギング展に行くと、このような興味深い例を、いくつも見ることができます。

図鑑↓↓↓↓↓には、バイオロギング展で紹介されているシャチ、マンボウ、カブトガニなどが掲載されています。
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国立科学博物館のバイオロギング展のページ


過去の記事でも、生き物に関する博物館の展示を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
世界のクジラ模型展(2012/1/18)


2012年1月18日

世界のクジラ模型展

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 何かと気ぜわしい季節ですね。こんな時期でも、手軽に安らげるところへ、行ってまいりました。東京海洋大学の水産資料館と、鯨ギャラリーです。
 水産資料館のほうは、小さな博物館です。でも、無料で見られる割には、充実しています。アザラシなどの海の哺乳類や、カモメなどの海鳥、ウミガメなどの海の爬虫類、魚類、貝類などの無脊椎動物の標本が、たくさんあります。
 中でも、貝類のコレクションは、量がありますね。多くの種がそろっています。貝類の貝殻は、形も色も模様も、多様ですね。見ていて、飽きません。
 今、水産資料館では、「世界のクジラ模型展」が、開かれています。これは、現在、生きているクジラの全種が、模型で見られるという企画です。これらの模型は、野生動物彫刻家の、高橋俊男さんという方が、作りました。
 クジラは大きいですから、さすがに、実物大模型ではありません。ミニチュアです。
 とはいえ、その姿は生き生きしていて、迫真的です。もちろん、科学的にも正確です。
 現生のクジラ全種の模型は、世界じゅうで、他に類がないそうです。今のところ、「世界のクジラ模型展」でしか、この威容を見ることはできません。
 クジラ類のうち、シロナガスクジラ、シャチ、ハンドウイルカ(バンドウイルカ)といった種は、多くの人に知られていますね。けれども、ほとんど人に知られない種も、多いです。コガシラネズミイルカ、コシャチイルカ、イチョウハクジラなどです。
 人に知られない種とは、たいてい、目撃が難しい種です。例えば、前記のイチョウハクジラの生きた姿を見られたら、その人は、非常に運が良いです。こんな様子ですから、クジラ全種の生きた姿を見るのは、普通の人には、叶わぬ夢ですね。
 「世界のクジラ模型展」では、模型とはいえ、その夢が叶います。前記の珍しいクジラたちも、まるで海中で暮らしているかのような姿を見せてくれます。
 東京海洋大学では、鯨ギャラリーで、クジラの実物骨格標本を見ることもできます。水産資料館と合わせて、見に行かれるとよいでしょう。

図鑑↓↓↓↓↓には、日本近海に分布するクジラ類が、九種ほど掲載されています。
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東京海洋大学の水産資料館の公式サイトは、以下にあります。休日・開館時間などを確認して、お出かけ下さい。
東京海洋大学 海洋科学部 附属 水産資料館
「世界のクジラ模型展」の告知ページは、以下にあります(東京海洋大学の公式サイト内ページ)。

過去の記事でも、クジラ類について取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
二十世紀末に新種発見、クジラの事情(2011/11/14)
水族館にいないイルカとは?(2010/03/26)
アカボウクジラの歯の謎が、解ける?(2008/12/25)
タスマニアで、座礁したクジラの救出作戦(2008/12/02)
哺乳類で、最も長生きなのは、クジラ?(2008/08/01)

2012年1月 9日

コウモリは、なぜ冬眠するか?

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 冬、爬虫類や両生類は、冬眠しますね。彼らは、変温動物だからです。寒さに耐えて活動することが、できないのですね。(一部に、例外はいます)
 哺乳類や鳥類は、冬眠しません。恒温動物だからです。寒くても、体温を保つことができるために、活動できます。でも、中には、例外がいます。
 例えば、コウモリです。日本に分布するコウモリは、多くが、冬眠します。
 なぜ、コウモリは、哺乳類なのに、冬眠するのでしょうか?
 すべてのコウモリが、冬眠するわけではありません。日本に分布するうちでは、オガサワラオオコウモリと、クビワオオコウモリとが、冬眠しません。どちらも、小笠原や沖縄など、亜熱帯にいる種です。この二種以外の日本のコウモリは、冬眠するといわれます。
 棲む地域によって、「冬眠する/しない」が決まっているのでしょうか? コウモリは、哺乳類なのに、寒さに弱いのでしょうか?
 コウモリが寒さに弱いというより、コウモリの食べ物が、寒さに弱いのです。
 日本に分布するコウモリは、前記の二種のオオコウモリ以外は、昆虫を食べます。ここに、鍵があります。昆虫は、寒さに弱いですね。日本の冬には、多くの昆虫が、活動を停止します。コウモリにとっては、食べ物を得られない状況です。
 この危機を回避するために、コウモリは、「冬眠する」技を身に付けたと考えられます。食べずに休眠していれば、飢えて死ぬことは、ありません。
 コウモリと似た生活をしながら、コウモリとは違う方法で、危機を回避しているものたちがいます。同じく、空を飛ぶ鳥類です。鳥類の中には、ほとんど昆虫ばかりを食べる種がいます。ヨタカ、キビタキ、サンショウクイ、カッコウ、ツバメなどです。
 鳥類に詳しい方なら、これらの種名を見て、ぴんと来たでしょう。前記の鳥は、みな、夏鳥です。春から夏、昆虫が多い季節にしか、日本にいません。
 同じ危機に対するのに、鳥は、渡りをすることを選びました。コウモリは、冬眠することを選びました。なぜ、こうなったのかは、まだ、解明されていません。

図鑑↓↓↓↓↓には、日本のコウモリが、十種以上掲載されています。
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過去の記事でも、コウモリを取り上げています。また、ヨタカなど、昆虫を食べる鳥も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
オガサワラオオコウモリは、小笠原唯一の哺乳類?(2009/10/26)
どれがどの種? コウモリの種名(2009/06/08)
引越しは嫌い? ヒナコウモリ(2008/09/19)
ヨタカは醜い鳥か?(2006/07/14)
渡るツバメ、越冬するツバメ(2005/10/17)
などです。

2012年1月 3日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区【2011.12.15】

2011年11月14日

二十世紀末に新種発見、クジラの事情

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 「新種発見」という言葉には、ときめきを感じますね。世界では、毎年、たくさんの新種が発見されています。その割には、ニュースであまり見ませんね?
 なぜかと言えば、ほとんどの種が、小さくて、目立たないからです。ニュースになるのは、ごく一部の種だけです。よほど特徴のあるものだけですね。
 二十世紀の終わりに、日本で、とびきりの新種が発見されました。どこがとびきりかといえば、大きさです。なんと、全長が10メートル以上にもなる生き物が、一九九〇年代まで、発見されずにいました。それは、クジラの新種でした。
 新種は、ツノシマクジラと名づけられました。標本が、山口県の角島【つのしま】近海から、得られたためです。ツノシマクジラは、ヒゲクジラの一種(ナガスクジラ科の一種)です。大きさや生態などは、よくわかっていません。調査が進んでいないためです。
 こんなに大きな生き物が、なぜ、二十世紀末まで、発見されなかったのでしょうか? ツノシマクジラが、他種のクジラと混同されていたからです。ニタリクジラという種と、混同されていました。ニタリクジラも、ナガスクジラ科に属します。
 ニタリクジラと、ツノシマクジラとは、外見が似ます。海中では、外見を詳しく観察することが、難しいですよね。混同されていたのは、無理もありません。
 ややこしいことに、ニタリクジラそのものが、他種のクジラと混同されてきた歴史があります。混同の相手は、イワシクジラという種です。イワシクジラも、ニタリクジラと外見が似ます。昔は、ニタリクジラも、イワシクジラの中に含められていました。
 つまり、ツノシマクジラ、ニタリクジラ、イワシクジラという、よく似た三種がいるわけです。昔は、この三種は、すべて同一の「イワシクジラ」という種だと思われていました。そこから、ニタリクジラが分離され、さらに、ツノシマクジラが分離されました。
 二十一世紀になってから、もう一種、別の種が、ニタリクジラから分離されました。カツオクジラという種です。この種も、日本近海に棲みます。こんなに新種の発見が相次ぐとは、クジラの世界には、まだまだ、未知のロマンがあるということですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、ニタリクジラが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、クジラの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
水族館にいないイルカとは?(2010/03/26)※イルカは、クジラの仲間です。
アカボウクジラの歯の謎が、解ける?(2008/12/25)
タスマニアで、座礁したクジラの救出作戦(2008/12/02)
哺乳類で、最も長生きなのは、クジラ?(2008/08/01)
イルカがクジラを救助した!?(2008/03/15)0
などです。

2011年10月 3日

野ネズミは、ネズミ科じゃない?

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 ネズミの仲間は、とても種が多く、数も多いです。世界のほとんどの地域で、最も平凡な哺乳類と言えます。日本も、例外ではありません。
 大きく分類すると、ネズミの仲間は、齧歯目【げっしもく】というグループに入ります。齧歯目には、ニホンリスや、ムササビ、ヤマネなども含まれます。
 日本の野山には、アカネズミ、ヒメネズミ、ハタネズミ、ヤチネズミなどのネズミ類が棲みます。いわゆる「野ネズミ」とは、これらのネズミの総称です。
 伝統的には、これらの「野ネズミ」たちは、齧歯目の中のネズミ科に分類されてきました。ところが、最近、その分類が、見直されています。ネズミ科に入らない「野ネズミ」がいるのでは、といわれるようになりました。
 例えば、ハタネズミを挙げてみましょう。ハタネズミは、日本の「野ネズミ」の一種です。各地で普通に見られます。ただし、北海道と四国には、分布しません。
 ハタネズミは、齧歯目ネズミ科ハタネズミ亜科に属するとされてきました。現在も、そのように書いている図鑑やウェブサイトもあります。けれども、新しい考えでは、ハタネズミは、齧歯目キヌゲネズミ科ハタネズミ亜科に属するとされます。
 日本の「野ネズミ」では、スミスネズミやヤチネズミも、ハタネズミと同じ分類とされます。新しい考えでは、これらの種も、ネズミ科ではなく、キヌゲネズミ科になります。
 キヌゲネズミという名を聞いて、ぴんと来る方もいらっしゃるでしょう。キヌゲネズミとは、ハムスターの日本語名です。ハムスターと呼ばれるのには、複数の種がありますが、どの種も、齧歯目キヌゲネズミ科に属します。
 日本の「野ネズミ」が、すべて、キヌゲネズミ科にされたのではありません。以前と同じく、ネズミ科に分類される種もあります。アカネズミやヒメネズミなどです。
 ハタネズミや、スミスネズミや、ヤチネズミは、同じ「野ネズミ」のアカネズミやヒメネズミと近縁だと思われてきました。それが、最近の研究によれば、同じ齧歯目でも、ハムスターのほうに、より近縁だとわかってきたわけです。

図鑑↓↓↓↓↓には、ハタネズミ、ヤチネズミ、スミスネズミ、アカネズミ、ヒメネズミなど、日本の「野ネズミ」が掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
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過去の記事でも、ネズミの仲間を取り上げています。また、ネズミの仲間と紛らわしい哺乳類も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
「ゴンボネズミ」の正体は?(2010/11/19)
ジネズミは、ネズミじゃない?(2010/10/15)
鳥の巣? いえ、カヤネズミの巣です(2009/10/02)
日本最大のネズミは、ケナガネズミ(2008/11/10)
再発見! オキナワトゲネズミ(2008/03/07)
などです。

2011年9月27日

オオハキリバチ

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オオハキリバチ 画像
和名:オオハキリバチ
学名:Chalicodoma sculpturalis
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東京都 新宿区【2011.08.30】

図鑑↓↓↓↓↓には、オオハキリバチが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
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2011年9月24日

新宿の福猫

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新宿の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿区【2011.08.30】

2011年9月22日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿区【2011.08.30】

2011年8月30日

港区の福猫

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港区の福猫(ノネコじゃないのですが(^^;)) ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus  
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東京都 港区【2011.08.24】

2011年8月11日

糸満の福猫・チビちゃん

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糸満の福猫・チビちゃん 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus  
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沖縄 糸満【2011.07.29】

2011年7月18日

カンガルーは、有袋目【ゆうたいもく】か?

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 オーストラリアは、珍しい生き物が多いことで、知られますね。中でも、体に「袋」を持つ哺乳類が有名です。カンガルーや、コアラや、バンディクートなどですね。
 カンガルーなどの「袋」は、子を育てるためのものです。この「袋」が特徴的なので、かつて、カンガルーなどの仲間は、有袋目【ゆうたいもく】というグループに分類されていました。「袋」のある哺乳類は、すべて、有袋目だとされました。
 ところが、近年、様子が変わってきています。同じように「袋」がある哺乳類同士でも、縁が遠いものがある、とわかってきました。このために、有袋目という分類グループは、解体されつつあります。言い換えれば、有袋目というグループ分けは、古い分類です。
 例えば、カンガルーの分類は、どうなったでしょうか? 現在では、カンガルーは、有袋目ではなく、カンガルー目【もく】とされることが多いです。カンガルー目は、双門歯目【そうもんしもく】と呼ばれることもあります。
 カンガルー目には、コアラも属します。その他、ウォンバットや、フクロモモンガや、フクロギツネも、カンガルー目です。
 バンディクートは、どうでしょうか? 彼らは、バンディクート目【もく】です。タスマニアデビルは? フクロネコ目【もく】です。フクロネコ目には、フクロネコや、フクロアリクイも、属します。絶滅したフクロオオカミも、フクロネコ目とされます。
 かつて有袋目とされた哺乳類は、オーストラリア以外にも、分布しますね。南米と北米にいるオポッサムなどです。現在では、オポッサムは、オポッサム目【もく】に属するとされることが多いです。
 このように、かつての有袋目は、ばらばらの目【もく】にされました。もはや、「有袋」(袋を持つ)という分類単位には、まったく意味がないのでしょうか?
 そんなことは、ありません。「有袋目」は消滅しても、「袋」のある哺乳類同士には、何らかの類縁があると考えられています。どのような関係なのかは、はっきりわかっていません。このため、漠然とした有袋「類」という言葉が、現在も使われています。

図鑑↓↓↓↓↓には、袋のある哺乳類は載っていませんが、日本の哺乳類が八十種以上が掲載されています。
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過去の記事でも、「袋」のある哺乳類の仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
インドネシアのパプアで、新種の哺乳類を発見(2007/12/19)
カリフォルニア州サンディエゴに住んでおります(2006/09/26)※ここの説明では、古い分類「有袋目」で説明してあります。
カンガルーは有袋類といわれますよね。(2006/06/01)※ここの説明でも、古い分類「有袋目」で説明しています。
ワラビーとカンガルーの違い(2005/09/29)
カンガルーの袋の内側は、どうなっているの?(2005/09/15)
などです。

2011年7月17日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿【2011.06.24】

2011年6月22日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿【2011.05.31】

2011年6月11日

糸満の福猫

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糸満の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 糸満【2011.05.21】

2011年5月24日

御苑の福猫

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御苑の福猫。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区【2011.04.20】

2011年5月19日

御苑の福猫

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御苑の福猫と、お家で飼われているネコちゃんだと思いますが、オマケ画像も。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区【2011.04.20】
東京 港区【2011.05.17】

2011年4月12日

文京区の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 文京区 【2011.03.10】

2011年4月 7日

ライオン?【赤坂の福猫】

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ライオン風カットの福猫がいました(笑)癒されてください。(実際はノネコじゃありませんが)ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 港区 【2011.04.04】

2011年4月 4日

日本の本土にも、ヤマネコがいた?

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 日本には、野生のネコ科の生き物が、二種、分布するといわれてきました。ツシマヤマネコと、イリオモテヤマネコです。けれども、最近は、両方とも、独立種ではないとされることが多いです。「どちらも、ベンガルヤマネコの亜種だ」というのです。
 ベンガルヤマネコは、ユーラシア大陸に、広く分布します。ヤマネコの中では、数が多いほうでしょう。だからといって、ツシマヤマネコやイリオモテヤマネコを、滅ぼしてよいわけはありません。どちらも、貴重な亜種です。日本の宝といえます。
 ツシマヤマネコは、世界中で、日本の対馬にしか分布しません。同じく、イリオモテヤマネコは、西表島にしか分布しません。どちらも、島です。日本の本土のほうが、広くて棲みやすそうですね。本土には、なぜ、ヤマネコがいないのでしょうか?
 じつは、縄文時代の後期くらいまでは、日本の本土にもヤマネコがいました。それは、ベンガルヤマネコではありません。オオヤマネコという別の種です。縄文時代の遺跡から、オオヤマネコの骨が発見されています。
 オオヤマネコも、ユーラシア大陸に広く分布します。ベンガルヤマネコよりも、寒い地方にいます。名のとおり、ベンガルヤマネコより、ずっと大型のヤマネコです。
 数万年前までは、日本の本土に、オオヤマネコに加え、ベンガルヤマネコもいたといわれます。なぜか、オオヤマネコよりも早く、ベンガルヤマネコは滅びたようです。
 日本の本土で、ヤマネコが滅びた理由は、わかっていません。もしかしたら、ヒトが滅ぼしたのかも知れません。肉食獣は、ヒトの影響で滅ぼされやすいです。ニホンオオカミが、その例です。生態系の頂点に立つため、生態系の乱れに弱いのです。
 オオヤマネコは、小型の個体でも、体重が10kgほどになります。こんな大きな哺乳類が、日本で見つからずにいるとは、考えにくいですね。残念ながら、日本の本土で、彼らが生き残っている可能性は、とても低いです。
 私たちは、残った二(亜)種のヤマネコを、大切にしなければならないでしょう。


図鑑↓↓↓↓↓には、ツシマヤマネコとイリオモテヤマネコが掲載されています。
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過去の記事でも、ヤマネコの仲間を取り上げています。また、絶滅種の再発見についても、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
絶滅種に、再発見の可能性はあるか?(2010/03/22)
イエネコ(家猫)の祖先はリビアヤマネコ?(2007/07/02)
ツシマヤマネコの撮影に成功、対馬の下島【しもじま】にて(2007/05/10)

2011年3月22日

文京区の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 文京区 【2011.03.10】

2011年2月28日

アマミノクロウサギは、生きている化石か?

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 二〇一一年は、卯年【うどし】ですね。それにちなんで、ウサギの話をしましょう。
 日本には、いく種かの、野生のウサギが分布します。なかで、最も絶滅が心配されているのが、アマミノクロウサギです。非常に狭い範囲にしか、分布しないからです。
 アマミノクロウサギは、世界中で、日本の奄美大島と徳之島にしかいません。日本のものが絶滅したら、世界から、アマミノクロウサギが消えることになります。
 なぜ、アマミノクロウサギは、奄美大島と徳之島にしか、いないのでしょうか? これは、奄美大島と徳之島が「島である」ことに、鍵【かぎ】があります。
 奄美大島と徳之島には、もともと、肉食獣がいませんでした(今は、人間が持ち込んだ肉食獣がいます)。また、日本本土にいるノウサギもいません。つまり、アマミノクロウサギにとっては、強力な敵も、ライバルもいない環境だったわけです。
 ノウサギのような、長くて敏感な耳を、アマミノクロウサギは、持ちません。足も、ノウサギほど速くありません。肉食獣からすばやく逃れることも、ノウサギに先んじて餌を食べることも、彼らには、困難だと思います。
 島という場所には、しばしば、アマミノクロウサギのように、あまり強くない生き物がいます。周囲から隔絶されているために、強力な肉食獣や、より進化した草食獣が、入ってきにくいからです。島には、原始的な生き物が、残る傾向があります。
 アマミノクロウサギの外見は、ウサギらしくありませんね。耳は長くありませんし、後ろ脚も、あまり長くありません。これは、ウサギとしては、原始的な特徴です。
 このために、アマミノクロウサギは、「生きている化石」と呼ばれることがあります。この呼び名は、間違いとは言えません。ですが、誤解を招きやすいです。
 以前、アマミノクロウサギは、ウサギ目【もく】ウサギ科ムカシウサギ亜科に属するとされていました。遠い昔に滅びた、化石種のウサギに近縁だと思われたのですね。
 現在では、ノウサギと同じく、ウサギ亜科に入れられています。ウサギ亜科の中の原始的な種、ということで落ち着いたようです。

図鑑↓↓↓↓↓には、アマミノクロウサギが掲載されています。
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過去の記事でも、ウサギの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
「ゴンボネズミ」の正体は?(2010/11/19)
シカ(鹿)やカモシカ(氈鹿)の子を見つけたら?(2008/05/23)
うさぎの耳について教えて下さい。(2006/05/16)
ウサギのウンコはゴハンのように(2006/04/11)
野ウサギの目は赤くない(2006/02/27)
などです。

2011年2月22日

御苑の福猫たち

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猫の日、御苑の福猫たちです。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区 【2011.02.16】

2011年2月15日

御苑の福猫

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いつもの、御苑の福猫  ノネコ画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区 【2010.12.21】

2011年2月 8日

御苑の福猫

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御苑の福猫、初めて会う猫ちゃんです。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区 【2011.01.20】

2011年1月29日

御苑の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区 【2011.01.20】

2011年1月21日

ラッコとアザラシの違いは?

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 ラッコは、人気がある動物ですね。水族館や動物園で見られます。もともと、日本の北海道沿岸には、野生のラッコがいました。今では、とても数が減ってしまいました。
 ラッコの数が減ったのは、ヒトによって乱獲されたからです。ラッコからは、たいへん良い毛皮が取れます。現在のラッコは、国際的に、捕ってはいけない動物です。
 ラッコの毛皮は、「哺乳類一、質が良い」などといわれます。なぜ、ラッコは、そのような毛皮を持つようになったのでしょうか?
 それは、寒い海で暮らすためです。ラッコが棲むのは、オホーツク海などの、冷たい海域です。ラッコは、冷たい海に入って、食べ物を探さなければなりません。密度の高い毛皮がなければ、こごえてしまうでしょう。
 ここまで読んで、疑問に思う方が、いるかも知れませんね。「ラッコの毛皮が良質なら、同じく冷たい海にいるアザラシの毛皮も、そうなんじゃないか?」と。
 ところが、アザラシの毛皮は、ラッコのものとは、まったく違います。
 水族館や動物園で、アザラシを見たことがありませんか? アザラシの毛皮は、ラッコのように、ぼさぼさしていませんよね。体にぴったりしていて、毛が短いです。冷たい海で役に立つようには見えません。
 見た目のとおりアザラシの毛皮は、寒さを防ぐにはあまり役立ちません。では、なぜ、アザラシは、ラッコと同じく冷たい海域で暮らせるのでしょうか?
 アザラシは、毛皮の代わりに皮下脂肪で、寒さを防ぎます。陸にいるアザラシを見ると、どの個体も、丸々としていますよね。メタボ体型みたいです(笑) あれは、病気なのではありません。皮下脂肪を溜めているのが正常な姿です。
 分類学的に言えば、ラッコとは、哺乳類の中の、食肉目【しょくにくもく】イタチ科に属する一種です。アザラシとは、食肉目アザラシ科に属する種の総称です。
 同じ「寒さを防ぐ」機能を実現するのに、ラッコとアザラシとは、違う解答を選びました。なぜ、そうなったのかは、まだ解かっていません。


図鑑↓↓↓↓↓には、ラッコが掲載されています。また、日本近海に分布するアザラシが四種、載っています。
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過去の記事でも、アザラシ、オットセイなどの海生哺乳類を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
野生のオットセイやアザラシに、触ってもいい?(2008/01/24)
白くないアザラシの赤ちゃんもいる?(2006/11/24)
オットセイは日本にいるか?(2006/09/11)
アシカとアザラシはどう違う?(2005/11/04)
などです。

2011年1月20日

御苑の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区 【2011.01.04】

2011年1月 6日

御苑の福猫

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御苑の福猫へ、新年のご挨拶^^。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区 【2011.01.04】

2011年1月 2日

御苑の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus  
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東京 新宿区 【2010.12.21】

2010年12月22日

御苑の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区 【2010.12.21】

2010年11月27日

読谷村の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Aythya fuligula
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沖縄 読谷村 【2010.10.16】

2010年11月19日

「ゴンボネズミ」の正体は?

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 昔、北海道に「ゴンボネズミ」と呼ばれる動物がいました。
 ゴンボネズミの外見は、ネズミに似ます。ただし、ネズミのような尾はありません。高山の岩場に棲みます。「ピチー」とか「ピュー」という声で鳴きます。
 生き物に詳しい方ならここまでの記述で、もうおわかりでしょう。「ゴンボネズミ」とは、エゾナキウサギのことです。
 ナキウサギとは、ウサギ目【もく】ナキウサギ科に属する種の総称です。エゾナキウサギは、ナキウサギ科の一種、キタナキウサギの亜種です。
 ナキウサギは、普通のウサギと違い、耳が長くありません。けれども、れっきとしたウサギの仲間です。体の仕組みなどを調べると、普通のウサギと共通点があります。
 なぜ、ナキウサギの耳は、長くないのでしょうか? それは、ナキウサギが、普通のウサギより原始的だからだと考えられています。ナキウサギは、古い時代のウサギの姿を残しているのですね。生きている化石といえます。
 ウサギの祖先はある時期までは、ネズミの祖先と一緒でした。どこかの時代に、ネズミの祖先から、ウサギの祖先が分かれて進化しました。
 ナキウサギは、「ネズミの祖先から分かれて間もない頃の、ウサギの姿を現わしている」と考えられています。道理で一見、ネズミに見えるわけですね。
 現在では、ウサギの仲間はウサギ目【もく】、ネズミの仲間は齧歯目【げっしもく】という具合に、違うグループに分類されています。
 今、普通の動物図鑑を引いても、「ゴンボネズミ」は載っていません。ナキウサギなら、載っています。正式な名前が、ナキウサギだからです。「ゴンボネズミ」では、ネズミの仲間と誤解されてしまいますよね。
 「ゴンボネズミ」がナキウサギになったのは、昭和初期のことです。それまで、「ゴンボネズミ」は、学界に知られない未確認動物でした。確認されてみたら、正真正銘の生きている化石でした。日本にも、こんな劇的な新種発見があります。

図鑑↓↓↓↓↓には、ナキウサギが掲載されています。
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ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、ウサギの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
シカ(鹿)やカモシカ(氈鹿)の子を見つけたら?(2008/05/23)
うさぎの耳について教えて下さい(2006/05/16)
ウサギのウンコはゴハンのように(2006/04/11)
野ウサギの目は赤くない(2006/02/27)
哺乳類のウサギは、なぜ単独でウサギ目なのですか?(2005/10/30)
などです。

2010年11月 4日

糸満の福猫

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糸満の福猫チビちゃん。 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus  
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沖縄 糸満 【2010.10.16】

2010年10月23日

御苑の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿【2010.09.29】

2010年10月17日

御苑の福猫

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美猫ですね。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿【2010.09.29】

2010年10月15日

ジネズミは、ネズミじゃない?

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 生き物の世界では、「名前や姿が似ていても、分類上はまったく違うグループに属する」ことがよくあります。今回は、その例を紹介しましょう。
 それは、ジネズミという種です。名前に「ネズミ」が付くとおり、外見は、ネズミにそっくりです。けれども、ネズミとは遠縁です。
 普通のネズミは、齧歯目【げっしもく】に属します。対して、ジネズミは、トガリネズミ目【もく】に属します。目【もく】のレベルで、分類が違うのは、遠縁といえます。
 図鑑などによっては、ジネズミを、食虫目【しょくちゅうもく】や、無盲腸目【むもうちょうもく】に分類していることもあります。この事情については、以前のコラム食虫目【しょくちゅうもく】とは、どんな哺乳類(2010/5/3)を参照して下さい。
 ジネズミと同じトガリネズミ目には、オオアシトガリネズミ、カワネズミなどが属します。「○○ネズミ」という種名のものが多いですね。どの種も、齧歯目のネズミに似るからです。種名に、「ネズミ」が付いても、齧歯目とは限りません。注意が必要です。
 ジネズミは、日本の固有種です。世界的に見れば、珍しい種です。でも、日本では、むしろ平凡な生き物といえます。北海道からトカラ列島--九州の南の列島--まで、広く分布します。佐渡島や隠岐【おき】の島、伊豆諸島の新島でも、確認されています。
 平凡なわりには、「目撃した」という人は、少ないです。これは、そもそも、ジネズミの存在が知られていないからでしょう。目撃されても、普通のネズミと混同されてしまいます。ジネズミは、時に人家に巣を作るほど、身近にいます。
 ジネズミには、面白い習性があります。親子でつながって歩くのです。まず、親が先頭に立ちます。その親の尾を、一頭の子がくわえます。その子の尾を、別の子がくわえます。こんな具合に、ずらずらと一列につながります。キャラバン行動と呼ばれます。
 昔の人も、この行動は、目についたのでしょう。「普通とは違う、つながって歩くネズミがいる」と、意識したようです。このために、ジネズミは、妖怪じみた生き物、とされることもありました。現代の私たちが見れば、ほほえましい行動ですね。


図鑑↓↓↓↓↓には、ジネズミが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
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過去の記事でも、ジネズミと同じトガリネズミ目【もく】の生き物を取り上げています。また、トガリネズミ目と紛らわしい生き物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
タンザニアで、新種の哺乳類を発見(2008/04/16)
ネズミでないネズミがいる?(2007/12/21)
日本はモグラの標本国?(2007/01/26)
などです。

2010年9月22日

読谷村の福猫

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目がきれいだね。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄県 読谷村 【2010.09.10】

2010年9月19日

糸満の福猫

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ノネコ画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄県 糸満 【2010.09.09】

2010年8月22日

糸満の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄県 糸満 【2010.08.07】

2010年8月16日

カワウソは、河童【かっぱ】の正体?

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 夏なので、妖怪の話をしましょうか(笑) 河童【かっぱ】の話です。
 河童は、日本の昔話でおなじみですね。ヒトの子どもにちょっと似ていて、頭にお皿があり、背中に甲羅があるといわれます。水中に棲んで、陸にも上がります。このような生き物は、少なくとも現在の日本には生息していません。
 けれども、日本には、「河童のミイラ」やら「河童の手」といわれるものが、いくつも残っています。これは、どういうわけでしょうか?
 「河童の手」といわれるものを、私は、いくつか見たことがあります。それらのうちには、獣のような毛と爪とが生えたものがありました。明らかに、哺乳類の四肢です。私が見た限りでは、カワウソの手(前足)のようでした。
 カワウソ(川獺)は、河童の正体として、よく名が挙げられます。カワウソと河童とは、共通点が多いからです。水中に棲み、巧みに泳ぐこと。陸にもよく上がること。遊び好きで、時に、自分より大きい動物にもちょっかいを出すこと、などです。
 体の構造だけ見れば、カワウソと河童とは、似ていません。カワウソには、頭のお皿も、背中の甲羅もありません。河童の外見は、カメ(亀)のスッポンにより似ます。
 昔、電灯がなかった頃、夜にものの正体を見極めるのは難しいことでした。まして、水中のものなど、ほとんど形がわからなかったでしょう。水中や水辺の怪しげな影は、みな、河童にされたのではないでしょうか。
 「河童といわれるものを、捕まえてみたらカワウソだった」ことはありそうですね。正体がカワウソだとわかっても、「記念にするために、あるいは、見世物にするために、手(前足)を取っておいた」こともありそうです。
 現在の日本では、河童の目撃談は、聞かれなくなりました。これは、ニホンカワウソがいなくなったのと無関係ではないでしょう。ニホンカワウソは、限りなく絶滅に近い状態です。目撃されたら、河童の目撃談以上に、ニュースになるでしょう。
 ニホンカワウソを失ったことで、日本人は、川の文化の一つも失ったのだと思います。
図鑑↓↓↓↓↓には、ニホンカワウソが掲載されています。
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過去の記事でも、妖怪の正体といわれる生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
実盛虫【さねもりむし】の正体は、ウンカ?(2008/08/06)
ジョロウグモの理【ことわり】(2006/10/19)
妖怪の正体見たりウシガエル(牛蛙)(2006/08/07)
などです。

2010年7月31日

御苑の福猫

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ノネコ画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿区 【2010.07.07】

2010年7月24日

大哺乳類展 ―海のなかまたち

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 東京・上野の国立科学博物館へ行ってまいりました。『大哺乳類展 ―海のなかまたち』を観るためです。
 これは、海生哺乳類を取り上げた展覧会です。クジラ、イルカ、アシカ、アザラシ、セイウチ、ジュゴン、ラッコなどですね。彼らの祖先は、もとは、陸で暮らしていました。それが、どういう理由でか海で暮らすようになったのですね。
 なぜ、彼らが海へと戻ったのか、その理由は、はっきりしていません。けれども、「どのような進化の道筋をたどったのか」は次第にわかってきています。
 特に、哺乳類のクジラが、どのようにして魚類そっくりの姿になったのかは、長い間謎でした。最近、少しずつ、解明されています。この展覧会では、その研究の成果を観られます。クジラの祖先の化石が展示されています。
 この展覧会の白眉は、何と言ってもクジラとイルカですね。これまで、クジラとイルカについて、これほど詳しい展覧会はなかったのではないでしょうか? 進化の道筋、体のつくり、生態などについて、広くわかりやすく紹介されています。
 もちろん、他の海生哺乳類についてもわかりやすく解説されています。例えば、「アシカとアザラシの違いは?」と訊かれたら、多くの人は困るでしょう。この展覧会を観れば、この質問に答えられるようになります。
 標本も、素晴らしいものが展示されています。全長20m以上もあるシロナガスクジラの骨格やクジラの祖先のバシロサウルス―サウルスという名でも、哺乳類です―の骨格には目を奪われます。ヒゲクジラのヒゲやハクジラの歯に触ることもできます。ザトウクジラやシャチの鳴き声を聞くこともできます。
 現在、多くの海生哺乳類は、絶滅の危機にさらされています。この展覧会では、その現状にも触れています。沖縄のジュゴンなどは、本当に危機的な状態です。
 この展覧会は、夏休みの自由研究にもぴったりです。でも、お子さんに独占させるのは、もったいないです。ぜひ、大人の皆さんも、観て、知って、楽しんで下さい。
図鑑↓↓↓↓↓には、クジラやイルカなど海に棲む哺乳類が、15種掲載されています。
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大哺乳類展 ―海のなかまたち(国立科学博物館のサイト内ページ)

過去の記事でも、生き物に関する展覧会を取り上げています。どれも、夏休み中に開催しています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
虫好き集まれ! 大昆虫博【だいこんちゅうはく】(2010/06/25)
草原の五畜とは? 横浜ユーラシア文化館へ(2010/05/28)

2010年7月22日

御苑の福猫

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ノネコ画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿区 【2010.07.07】

2010年7月 4日

ミッドタウンの福猫

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六本木、防衛庁跡のミッドタウンに隣接している公園の福猫ちゃんです。美猫ですね。 ノネコ画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 港区【2010.06.19】

2010年6月27日

御苑の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿区 【2010.06.01】

図鑑↓↓↓↓↓には、コアオハナムグリが掲載されています。
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2010年6月22日

読谷村の福猫

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読谷村の福猫。子供たちはいませんでした。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄県 読谷村【2010.04.24】

2010年6月 8日

ノネコ

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus  
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沖縄県 糸満 【2010.04.24】

2010年5月28日

草原の五畜【ごちく】とは? 横浜ユーラシア文化館へ



 「草原の五畜」という言葉を御存知でしょうか? 大概の方は、御存知ないでしょう。これは、ユーラシア大陸の草原の遊牧民について使われる言葉です。遊牧民が、主に飼う五種類の家畜を指します。五種類とも、草を食べるもの(草食獣)です。
 その五種類とは、ウマ(馬)・ウシ(牛)・ラクダ(駱駝)・ヤギ(山羊)・ヒツジ(羊)です。どれも、遊牧民にとって大切な家畜です。
 とはいえ、どの遊牧民もこれら五種類を、すべて飼っているとは限りません。地域や民族により、飼う種類や飼い方が違います。
 ラクダを、例に挙げてみましょう。ラクダは、砂漠に適応した生き物です。逆に言えば、砂漠でないところには、適していません。ですから、砂漠といえるほど乾燥していない地域では、ラクダが飼われることは少ないです。
 現在、生きているラクダには二種います。ヒトコブラクダとフタコブラクダです。名のとおり、背中のこぶが一つなのが、ヒトコブラクダです。二つなのが、フタコブラクダです。どちらの種も砂漠の遊牧民に飼われます。
 ヒトコブラクダと、フタコブラクダとでは、飼われる地域が違います。それは、なぜでしょうか? この答えは、以下の博物館にあります。
 横浜ユーラシア文化館で、現在『遊牧世界の造形―人と暮らす動物たち―』という展覧会を開催中です。これは、前記の「草原の五畜」を紹介する展覧会です。遊牧民の家財道具や装飾品の中で、どのように「五畜」が表現されてきたかに、焦点が当てられています。
 家畜について、詳細な説明が欲しい方には、やや、もの足りないかも知れません。けれども、日常の道具に、ひんぱんに「五畜」が造形されてきたことはわかると思います。それは、遊牧民の生活が、「五畜」と密着していることを示します。
 日本には、遊牧の文化がありませんね。この展覧会は、日本で遊牧の文化に触れられる、珍しい機会です。解説板をしっかり読むと、「五畜」について、理解しやすくなります。

 展覧会『遊牧世界の造形―人と暮らす動物たち―』については、以下のページに載っています。
『遊牧世界の造形―人と暮らす動物たち―』(横浜ユーラシア文化館の公式サイト内)

 過去の記事でも、現在、開催中の、生き物に関する展覧会を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
英国ボタニカル・アート 美しき植物の記録(2010/05/13)※会期は5/30(日)までです。
大哺乳類展【だいほにゅうるいてん】 ―陸のなかまたち(2010/03/25) ※会期は6/13(日)までです。

2010年5月22日

チビちゃん 

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チビちゃん。レストランの福猫。 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus  
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沖縄県 北谷 【2010.04.24】

2010年5月 3日

食虫目【しょくちゅうもく】とは、どんな哺乳類?

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 生物学の世界では、時々分類が変わります。はなはだしい場合には、一つの分類グループが、まるごとなくなることもあります。「そんなことがあるの?」と、びっくりですね。例として、実際に消えた分類グループを挙げてみましょう。
 食虫目【しょくちゅうもく】とは、哺乳類の中にあった分類グループです。正確には、哺乳綱【ほにゅうこう】食虫目という分類グループでした。
 食虫目に属するとされていたのは、モグラ、トガリネズミ、ハリネズミ、テンレックなどです。「○○ネズミ」という種名のものが多いですが、普通のネズミとは遠縁です。普通のネズミは、齧歯目【げっしもく】に属します。
 一九七〇年代から、食虫目の分類には議論がありました。この頃から、食虫目の解体が始まります。「そもそも、食虫目という名がふさわしくない」という意見があり、無盲腸目【むもうちょうもく】という名が提唱されました。
 けれども、無盲腸目の名は、普及しませんでした。普及する前に、目【もく】の解体が進んだからです。一九八〇年代以降、分子生物学の発達が分類を組み替えました。
 かつての食虫目(あるいは、無盲腸目)は、三つの目【もく】に分割されました。テンレック目【もく】、トガリネズミ目【もく】、ハリネズミ目【もく】です。テンレック目は、アフリカトガリネズミ目【もく】とも呼ばれます。
 これらの目【もく】のうち、日本に分布するのはトガリネズミ目だけです。アズマモグラ、ヒミズ、ジネズミ、ジャコウネズミなどが日本にいるトガリネズミ目です。
 日本の哺乳類のうち、昔の食虫目について知りたいなら、トガリネズミ目を調べればよいわけですね。ところが、それで話は終わりません。
 研究されるにつれ、「トガリネズミ目は、一つの目【もく】にするほどのまとまりがない」と言われるようになりました。例えば、「モグラの仲間とジネズミの仲間とは、目【もく】を分けるほどの差がある」というのです。現在のトガリネズミ目も近い将来、分類が変わるでしょう。生物学の発展には、目が離せません。


図鑑↓↓↓↓↓には、元・食虫目【もと・しょくちゅうもく】のオオアシトガリネズミ、カワネズミ、サドモグラ、ミズラモグラなどが載っています。
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過去の記事でも、元・食虫目【もと・しょくちゅうもく】の生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
タンザニアで、新種の哺乳類を発見(2008/04/16)
ネズミでないネズミがいる?(2007/12/21)
日本はモグラの標本国?(2007/01/26)
などです。

2010年4月29日

御苑の福猫

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御苑の福猫 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿区【2010.04.13】

2010年3月28日

ノネコ

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ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京都 文京区【2010.02.25】

2010年3月26日

水族館にいないイルカとは?

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 日本には、水族館がたくさんありますね。島国だからでしょう。どこの水族館でも人気なのがイルカです。皆さんも、きっと見たことがおありでしょう。
 イルカの種数は、三十から四十種ほどといわれます。それらのうち、水族館で見られるのはごく一部です。ほとんどが、ハンドウイルカ(バンドウイルカ)という種です。
 他に、カマイルカ、シロイルカなども飼われます。普通に飼われるイルカは、せいぜい五種くらいです。人気があるのに、なぜ、飼われる種が少ないのでしょうか?
 理由は、いくつかあります。最も大きな理由は、飼育が難しいことでしょう。
 生態がわからない生き物は、飼うのが難しいです。つまり、イルカの仲間は、生態がわからない種が多いのです。ハンドウイルカは、例外的な存在です。
 水族館にいないイルカが、必ずしも絶滅に瀕しているわけではありません。例えば、マイルカ、スジイルカなどは、数が多いイルカです。でも、水族館では見ませんね。
 数が多いなら、観察の機会が多いはずです。なぜ、生態がわからないのでしょうか?
 一つには、生息海域の問題です。外洋性のイルカは、観察される機会が少ないです。スジイルカは、これに当たります。マイルカも、外洋にいることが多いようです。沿岸に棲むイルカの種は、そう多くありません。
 スジイルカとマイルカは、外洋で一緒にいることがあります。どちらの種も、百頭を越える大きな群れを作ります。群れの仕組みは、まだ、わかっていません。
 スジイルカやマイルカは、飼育されたこともあります。けれども、長生きはできませんでした。水族館での生活は、自然の生活とは違いすぎるからでしょう。
 彼らにとっては、広い外洋で何百頭もの仲間と一緒にいるのが「自然」です。水族館で、そんな環境を再現するのは不可能ですね。
 普通は見られない生き物を間近で見てみたい。そういう気持ちは私にもあります。水族館や動物園は、そのような夢を叶えてくれます。だからといって、必要以上に生き物を苦しめることはしたくありませんね。


図鑑↓↓↓↓↓には、スジイルカなどが載っています。
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 過去の記事でも、イルカについて取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
新種のエイ、新種のイルカを発見(2008/8/26)
揚子江【ようすこう】に、イルカはいるか?(2008/06/24)
イルカがクジラを救助した!?(2008/03/15)
イルカは淡水で暮らせない?(2007/09/05)
などです。

2010年3月25日

大哺乳類展【だいほにゅうるいてん】 ―陸のなかまたち



 東京・上野の国立科学博物館へ、行ってまいりました。「大哺乳類展 ―陸のなかまたち」という展覧会を観てきました。
 この展覧会は、哺乳類の歴史をたどることから始まります。とても貴重な初期の哺乳類の化石が観られます。
 また、現生の哺乳類のうち、原始的なものの骨格と、進化が進んだものの骨格と、爬虫類【はちゅうるい】の骨格とが並んで展示されています。比べることで、爬虫類からどのように哺乳類が進化してきたのか、わかりやすくなっています。
 他にも、哺乳類の骨格標本がたっぷりです。「普段、見ている哺乳類の骨格が、こんなふうなのか」と、驚きがあります。骨格を見ると「コウモリの翼とは手なんだ」とか「アリクイの口には歯がない」といったことが納得できます。
 骨ばかりでは面白くないですか? そういう方も安心です。まるで生きているような、剥製【はくせい】標本もたっぷり観られます。
 剥製には、悪い印象を持つ方も多いですね。つやのない毛並みや「死んだ眼」などが、不気味だからでしょう。この展覧会の剥製は、そういった物とは、明らかに違います。ぱっと見ただけでは、生きているものと区別が付かないほどです。
 この展覧会は、視るだけではありません。触ったり、匂いをかいだりして楽しむこともできます。例えば、何種もの哺乳類の毛皮に触れるコーナーがあります。「寒いところの哺乳類が毛が厚い」ことを実感できます。トナカイの角やサイの角にも触ることができます。こんな機会でもなければ、一生、触れませんよね。
 匂いは? なんと、さまざまな哺乳類の糞の匂いを、かぎ比べることができます!
 ちなみに、会場は、臭【くさ】くありません。糞の標本には、蓋【ふた】がされているからです。私も、実際にかいでみました。思ったよりどの糞も、臭くありません。
 ただ、一種だけ臭いと思った糞がありました。どの種でしょうか? これは、ぜひ、会場で確かめて下さい(笑)

図鑑↓↓↓↓↓には、日本の哺乳類が、八十種以上掲載されています。
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2010年2月22日

猫の日

平成22年2月22日!!猫の日。過去ログから。 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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沖縄、東京【2009.12~2010.01】

2010年2月 9日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ 
学名:Felis catus
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東京都 新宿区【2010.01.20】

2010年2月 8日

天然記念物なのに、絶滅しそうなのは、なぜ?

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 天然記念物という言葉を聞いたことがおありでしょう。貴重な動物や植物、鉱物が指定されます。有名なものには、ツシマヤマネコ、ヤンバルクイナなどがいます。
 天然記念物に指定されると捕獲・採集などが禁止されます。保護されるわけですね。
 ここで、不思議に思った人はいませんか? 保護されているのなら、なぜ、ツシマヤマネコやヤンバルクイナは「絶滅しそうだ」と騒がれるのでしょうか?
 じつは、日本の「天然記念物」という制度には不備が多いのです。できた時代が、古いためです。もちろん、良いところもありますが。
 天然記念物には、国が指定するものと地方自治体が指定するものとがあります。ここでは、国が指定するものについて説明します。
 天然記念物は「文化財保護法」という法律に基づく制度です。法律の名に、注目して下さい。「文化財」です。「生き物」や「動植物」ではありません。
 「文化財」とは、人間が手を入れたものですね。そもそも、この法律は「人間が手を入れたものを保護する」のが目的です。自然の生き物を保護する目的にはそぐいません。
 この法律ができたのは、一九五〇年です。この法律の前身となる法律が、一九一九年にできています。じつに、大正九年のことです。この頃の古い考えを法律は引きずっています。現在の考えでは「天然」とは言いがたいものが、天然記念物に含まれます。
 例えば、「日本犬」が天然記念物に指定されています。普通にいる柴犬も天然記念物です。捕獲禁止のはずの天然記念物が、飼われているなんてびっくりですね。
 昔は、家畜であろうと野生動物であろうと「生き物」は、一くくりにされたのでしょう。家畜は家畜で、保護するべきだと思います。けれども、野生動物と家畜とを同じ基準で保護するのは無理がありますね。今のままの法律では不自由です。
 法律を変えるのは、大変なことです。国民の同意がなければ、変えてはいけないものでしょう。でも、良い方向へ変えるなら、国民の同意が得られるのではないでしょうか。


図鑑↓↓↓↓↓には、ツシマヤマネコ、ヤンバルクイナなどたくさんの天然記念物が掲載されています。
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 過去の記事で、天然記念物に指定された生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
カメの腹筋? セマルハコガメ(2009/09/28)
貝に卵を産む? 不思議な魚たち(2007/03/30)※国指定の天然記念物のミヤコタナゴを取り上げています。
ヤンバルクイナは絶滅寸前?(2006/10/2)
天然記念物というものはどういうものですか?(2006/03/28)
などです。

2010年1月22日

かわいい悪魔? イイズナ

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 今回は、とてもかわいい生き物を紹介しましょう。イイズナです。哺乳類の一種です。日本では、東北地方の一部と、北海道に分布します。
 イイズナのかわいさは、まず、体が小さいことにあります。全長が、20cmほどしかありません。ハツカネズミと、あまり変わらない大きさです。ただ、胴が長い体型のため、ハツカネズミよりは大きく見えます。ネズミは、尾が長いですからね。
 つぶらな瞳の顔も、かわいいです。最近、ペットとして人気の、フェレットに似ます。
 イイズナの体色は、夏と冬とで違います。夏は、背が茶色で、腹が白です。冬は、全身、白くなります。この体色も、かわいさを増しています。
 こんなにかわいいイイズナは、何を食べるのでしょう? じつは、彼らは肉食です。自分と同じくらいの大きさの、野ネズミなどを襲って食べます。すばしこいため、小鳥さえ、捕らえることができます。見た目に似合わない獰猛【どうもう】さです。
 イイズナは、日本だけでなく、ユーラシア大陸と、北米に、広く分布します。食肉目【しょくにくもく】イタチ科に属します。最小のイタチ、といえるでしょう。イタチ科どころか、肉食性の哺乳類の中で、最小だといわれます。つまり、世界最小の肉食獣です。
 イイズナと似たものに、オコジョがいます。オコジョも、イタチ科の肉食獣です。夏と冬で、体色が変わるのも、同じです。けれども、オコジョとイイズナとは、別種です。
 日本のイイズナは、数が少ないです。特に、本州のイイズナは、絶滅のおそれがあります。加えて、体が小さいため、目撃するのは難しいです。このためか、昔の日本では、謎めいた生き物とされたようです。妖怪のように見られたこともありました。
 外見と性質とのギャップが、イイズナを「妖怪」に見せたのかも知れません。もちろん、実在のイイズナは、小さいだけで、普通の肉食獣です。妖怪ではありません(笑)
 イイズナは、比較的、寒いところに棲みます。現在の日本のように、高温化の傾向があるところでは、棲みにくいでしょう。高温化の責任が、人間にあるとすれば、イイズナの未来も、人間にかかっています。日本のイイズナを、滅ぼしたくありませんね。


図鑑↓↓↓↓↓には、イイズナが掲載されています。
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 過去の記事でも、イイズナと同じく、イタチ科の哺乳類を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
冬に黄色くなる? テン(貂)の謎(2008/12/15)
白貂【しろてん】の正体はオコジョ?(2008/02/01)

2010年1月 7日

御苑の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿区【2009.12.12】

2010年1月 2日

沖縄の美猫2、親仔

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄県 豊見城【2009.12.19】

2009年12月27日

沖縄の美猫

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この日は、沖縄も寒い一日でした。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄県 豊見城【2009.12.19】

2009年12月18日

リスも冬眠する?

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 冬、両生類や爬虫類は冬眠しますね。哺乳類の中にも冬眠するものがいます。
 例えば、リスの仲間です。シマリスを飼う方なら御存知でしょう。シマリスは冬眠しますね。すべてのリスが冬眠するのでしょうか? そうとは限りません。
 ここでは、日本に分布するリスについて説明しましょう。
 日本に自然分布するリスは、エゾリス、エゾシマリス、ニホンリスの三種です。このうち冬眠するのは、エゾシマリスだけです。日本の北海道だけに分布するリスです。
 エゾシマリスは、シベリアシマリスの亜種です。シベリアシマリスは、ユーラシア大陸の東部に分布します。ペットショップで売られるのは、同じシベリアシマリスの中の別の亜種です。チョウセンシマリスという亜種だといわれます。
 シベリアシマリスは、どの亜種であろうと冬眠するようです。冬眠とはいえ、両生類や爬虫類のように、完全に眠ってしまうわけではありません。巣の中に食べ物を貯めて、それで春まで過ごします。冬眠というより、巣ごもりというほうが近いです。
 エゾシマリスが巣ごもりするのは、北海道が寒いからでしょうか? 理由の一つとしてそれはあるでしょう。けれども寒くても、巣ごもりしないリスもいます。
 エゾリスは、同じ北海道に分布するのに巣ごもりしません。冬でも、外に出て活動します。ニホンリスも、巣ごもりしません。ニホンリスは、日本の本州以南に分布します。本州以南でも、寒いところはありますよね。それでも、巣ごもりしません。
 厳しい冬、エゾリスやニホンリスは、どうやって食べ物を得るのでしょうか?
 彼らは巣の中ではなく、外に食べ物を貯蔵します。特定の貯蔵庫があるわけではありません。あちこちに、ばらばらに食べ物を隠しておきます。秋までに貯めたものを、冬の間少しずつ食べます。
 同じ地域に棲んで分類上も同じリス科なのに、なぜ巣ごもりする種としない種がいるのでしょうか? 巣ごもりすることにも、しないことにもそれぞれ、利点と欠点があります。どちらの利点を重視するかにより、棲み分けているのではないでしょうか。


図鑑↓↓↓↓↓には、キタリス(エゾリス)、シマリス(エゾシマリス)、ニホンリスが掲載されています。
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 過去の記事でも、リスの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
妖怪が空を飛ぶ? ムササビ(2007/08/10)
モモンガとムササビはどう違う?(2006/12/15)

2009年12月12日

御苑の福猫

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御苑の福猫 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿区【2009.11.18】

2009年11月29日

御苑の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿区【2009.11.18】

2009年11月14日

御苑の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿区【2009.10.16】

2009年10月26日

オガサワラオオコウモリは、小笠原唯一の哺乳類?

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 小笠原諸島には、貴重な生き物がたくさんいます。オガサワラオオコウモリは、その一種です。コウモリの仲間ですね。オオコウモリという、大型のコウモリ類です。
 オガサワラオオコウモリは、名のとおり、小笠原諸島と、硫黄【いおう】列島でしか、分布が確認されていません。世界中で、ここにしかいない種です。
 これだけでも、貴重な種だとわかりますね。他にも、オガサワラオオコウモリには、貴重な点があります。小笠原の陸地に自然分布する、唯一の哺乳類なのです。(もちろん、ヒトは、小笠原に住んでいます。人為的に持ち込まれたヤギなどもいます)
 小笠原諸島は、歴史上、一度も、大陸や、大きな島とつながったことがありません。硫黄列島もそうです。このような島を、大洋島、海洋島などと呼びます。海洋島では、哺乳類が少ないです。多くの哺乳類は、海を渡れないからです。
 数少ない例外が、コウモリです。コウモリは、空を飛べますね。おかげで、海洋島へも渡ることができます。クジラなどの海生哺乳類も、例外のうちです。
 飛べるという点では、鳥や昆虫も同じですね。このため、海洋島の陸地では、コウモリと鳥と昆虫とが、栄えることが多いです。逆に言えば、コウモリと鳥と昆虫ばかりが栄えている島があったら、その島は、海洋島である可能性が高いです。
 オガサワラオオコウモリは、小笠原諸島と硫黄列島の歴史を証明する存在といえます。長い間、唯一の陸生哺乳類として、島々で暮らしてきました。
 残念なことに、オガサワラオオコウモリの数は、減っています。その原因は、いくつもあります。現地では、農作物を荒らす害獣として、嫌われていることも一つです。
 オガサワラオオコウモリは、果実や、花の蜜を食べます。果樹などを食い荒らしてしまうわけですね。被害を受けるほうにしてみれば、たまったものではないでしょう。
 けれども、オガサワラオオコウモリとヒトとが、共存できないことはない、と思います。自然の中に、食べ物がたくさんあれば、彼らは、わざわざ、果樹園などには来ないでしょう。小笠原の自然を豊かにすることが、共存の鍵ですね。


図鑑↓↓↓↓↓には、オガサワラオオコウモリが掲載されています。
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 過去の記事でも、小笠原諸島の生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
オオコウモリは、空飛ぶキツネ?(2009/02/20)
海中のオブジェ? パイプウニ(2007/11/16)
大洋に生きるオガサワラトカゲ(2007/11/09)
ヤシ? いいえシダの木です。マルハチ(2007/11/02)
などです。

2009年10月 2日

鳥の巣? いえ、カヤネズミの巣です

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 草むらで、鳥の巣らしきものを、見つけたことがありませんか?
 それは、河川敷のヨシ原や、ススキの原にあるかも知れません。草の茎の途中に、小さな球形の巣が付いていることがあります。草を編んで作られています。
 これは、鳥の巣でしょうか? そういう場合もあります。けれども、鳥ではないこともあります。ネズミの一種も、このような巣を作るのです。カヤネズミという種です。
 カヤネズミは、日本最小のネズミといわれます。尾の長さまで入れても、全長は10cm未満です。体重は、15gもありません。世界でも、最小級のネズミです。
 ちなみに、カヤネズミは、日本最小の哺乳類ではありません。コウモリの仲間に、もっと小さいものがいます。日本最小の哺乳類は、クロホオヒゲコウモリでは、といわれます。
 生き物にとって、体が小さいことには、意味があります。体が小さければ、棲める場所が広がります。食べ物も、少なくて済みますね。
 例えば、カヤネズミは、細い草の茎にも、するすると登れます。草の茎に、小さな巣を作りつけることもできます。こういった技がなければ、草むらには棲めませんね。
 カヤネズミは、人家に入ってきません。ヒトには、害を与えないネズミです。
 カヤネズミの存在は、昔から知られていました。彼らが棲むような草原は、昔は、大事なところだったからです。昔の日本人は、かや(ススキやチガヤなど、イネ科の草の総称)を、さまざまに利用しました。かやの供給源として、草原を維持・管理していました。
 しかし、現在の日本では、かやを利用することなど、ほとんどありませんね。かつて維持・管理された草原は、どんどん姿を消しました。このため、カヤネズミのすみかは、ひどく減りました。絶滅してしまった地域もあります。
 カヤネズミの生態には、謎が多いです。小さすぎるために、観察が大変なのですね。でも、前記のように、小さいことには、利点もあります。狭い草原でも、カヤネズミが棲んでいるかも知れません。河川敷のかやの原などは、可能性が高いです。
 かやの原を見つけたら、カヤネズミの巣をそっと、探してみる価値がありそうです。
 「全国カヤネズミ・ネットワーク」という団体が、カヤネズミの調査をしています。カヤネズミの巣を発見された方は、以下のウェブサイトへ報告すると、喜ばれます。
全国カヤネズミ・ネットワーク


図鑑↓↓↓↓↓には、カヤネズミが掲載されています。また、カヤネズミより小さいクロホオヒゲコウモリも載っています。
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 過去の記事でも、ネズミの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
フィリピンで、ネズミの新種を発見(2009/02/26)
再発見! オキナワトゲネズミ(2008/03/07)
水辺の巨大な鼠【ねずみ】の正体は?(2008/01/19)
などです。

2009年9月30日

楽しい樹洞【じゅどう】の展覧会

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 秋の行楽シーズンですね。たとえ天気が悪くても、楽しめる催しがあります。神奈川県小田原市で開催中の『木の洞【うろ】をのぞいてみたら』も、その一つです。
 これは、生命の星・地球博物館で開催されている特別展です。『樹洞の生きものたち』という副題が付いています。
 樹洞【じゅどう】とは、木に開いた穴のことです。木が病気になったり、動物に掘られたりして開いたものです。木の洞【うろ】とも呼ばれます。
 樹洞には、思われている以上に、たくさんの生き物が棲みます。この展覧会では、その様子を、わかりやすく紹介しています。
 まず、博物館の入口に、大きな材木が置かれています。会場の真ん中にも、大きい材木があります。これは、本物の樹洞そのものを展示しています。
 会場内の材木には、触ることができます。実物の樹洞を、覗【のぞ】きこむこともできます。ぜひ、触って、覗いて、樹洞がどんなものか実感して下さい。
 会場の展示ケースは、なんと、多くの部分が覆われていて見えません(!)少しだけ、ガラスケースが見える部分があります。ちょうど、樹洞を覗くように、展示ケースを覗くためです。樹洞で暮らす生き物を、覗いている気分になれます。
 樹洞を利用する生き物のうち、あまり知られないものも紹介されています。
 例えば、アイフィンガーガエルというカエルです。このカエルは、樹洞にたまった水たまりにしか、産卵しません。幼生(おたまじゃくし)は、みな樹洞で育ちます。
 また、コブナシコブスジコガネという、昆虫の一種がいます。「コブナシ(瘤無し)」なのに「コブスジ(瘤筋)」の「コガネ」ムシという、名前からしておかしいですね。コブスジコガネ科の一種で、瘤【こぶ】がないことから、こんな種名が付きました。
 コブナシコブスジコガネは、つい最近まで、どこに棲むのかわかっていませんでした。じつは、「ある条件の樹洞に棲む」とわかったそうです。その樹洞とは......ぜひ、展覧会へ行って、確かめてみて下さい。

 特別展『木の洞【うろ】をのぞいてみたら』の情報は、以下のページに載っています。
木の洞をのぞいてみたら―樹洞のいきものたち―(生命の星・地球博物館のサイト内)


図鑑↓↓↓↓↓には、リスの仲間、キツツキの仲間など樹洞に棲む生き物が掲載されています。
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2009年9月23日

読谷、福猫家族 【動物愛護週間 2009.09.20-26】 

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読谷村の福猫家族。皆、元気でした!! ノネコ 画像
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沖縄県 読谷【2009.09.04】

2009年8月20日

地球と宇宙の環境科学展、お知らせ

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 夏休みの催しを、また一つ、見に行ってきました。『消えた生き物の謎と秘密』というものです。『地球と宇宙の環境科学展』という副題が付いています。東京のお台場近くの、日本科学未来館で、開催中です。
 この展覧会は、まず、地球の歴史をざっと振り返ります。その過程で、これまで地球に繁栄した生き物をいくつか紹介しています。
 古いところでは、今から六億年ほども昔の生物が解説されています。エディアカラ生物群と呼ばれる生物たちです。これの少し後に、有名なバージェス動物群が登場します。カンブリア紀(約五億四千五百万年前~約五億五百万年前)最強の動物とされるアノマロカリスが、巨大なロボットになって再現されています。
 その後には、海にしかいなかった生物が陸に上がったことが解説されています。そして、恐竜の登場と絶滅です。恐竜の代表として、ヴェロキラプトルとティラノサウルスのロボットが、迫力ある姿を見せてくれます。触れる化石もあります。
 現代に生きる生物たちも、たくさん紹介されています。アマミノクロウサギやツシマヤマネコの剥製【はくせい】標本があります。これらは、生きた姿を見るのが難しいですね。標本でも見られるのは幸運です。
 会場には、たくさんの解説板があります。すべての解説を読むと、かなり時間がかかります。解説をじっくり読みたい方は、時間に余裕を持って行きましょう。
 また、会場では、映像も多用されています。どれも興味深いので、つい、足を止めてしまいます。でも、これらの映像は、一つ一つが長いです。こちらも、うっかりすると時間が足りなくなります。「解説は苦手、映像だけ見たい」という方も、やはり時間には余裕を持ちましょう。
 個人的には、ヒトが滅ぼした生物の紹介に心を打たれました。「もう、彼らには会えないのか」と思うと、悲しくなります。絶滅鳥のドードーの模型など、よくできているだけに悲劇が際立ちます。「こんな悲劇を繰り返してはいけない」と、考えさせられました。

 展覧会『消えた生き物の謎と秘密』は、以下に公式サイトがあります。
~地球と宇宙の環境科学展~ 消えた生き物の謎と秘密

 過去の記事でも、夏休みのイベントを紹介しています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
写真展、昆虫4億年の旅(2009/07/22)

図鑑↓↓↓↓↓には、日本の生き物が、千八百種以上掲載されています。
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2009年8月15日

御苑の福猫

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御苑の福猫たち。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区 【2009.07.07】

2009年8月10日

タヌキは、腹鼓【はらつづみ】を打つか?

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 現代の日本人で、「タヌキ(狸)やキツネ(狐)が、ヒトに化ける」と本気で信じる人は、いないでしょう。けれども、つい数十年前までは、そのように信じる人が、多くいました。「タヌキが腹鼓を打つ」のも、本当のことだと、信じられたのです。
 タヌキの腹鼓【はらつづみ】を、御存知ですか? 昔の日本では、「タヌキが自分の腹を打って、音を出す」といわれました。これを、タヌキの腹鼓と呼びました。
 こんな話は、今の私たちには、おとぎ話にしか聞こえませんね。むろん、本当のことではありません。ところが、昔は、新聞に、そのような話が、載ったこともあります。
 それは、明治時代の話です。文明開化の世だったはずですね。でも、当時の新聞には、「人家の床下で、タヌキが腹鼓を打った」などという記事が、堂々と載っていました。
 一例を挙げてみましょう。明治十七年(西暦一八八四年)の『郵便報知新聞』に、タヌキの記事が載りました。ある家で飼われるタヌキが、腹鼓を打ったというのです。
 その家は、清水東谷という人の家でした。清水氏は、日本の写真師(写真家)の草分けの一人です。記事には、タヌキが腹鼓を打つ様子が、克明に書かれています。たいへん具体的なので、本当のことではないかと、ちょっと考えてしまいます。
 この「腹鼓を打つタヌキ」は、夜に、その様子を目撃されています。明治時代の夜は、今よりずっと、暗かったでしょう。電灯など、ありませんからね。家の中で、何かの音がしても、その正体を見極めるのは、難しいです。ごそごそ動くタヌキを見て、「腹鼓を打っている」と、勘違いしたのではないでしょうか。
 このような勘違いが起こったのは、「タヌキが腹鼓を打つ」という俗信があったからですね。俗信がなければ、ただ、「何かの音がする」で、終わったでしょう。
 こんな記事を書いたからといって、明治時代の人を、笑うことはできません。私たち自身、後世の人から見れば、同じことをやっているかも知れないからです。
 タヌキの生態は、明治時代に比べれば、解明されました。しかし、まだ、わからないことは多いです。科学的な態度とは、謙虚に、ものごとの本質を追うことだと思います。


図鑑↓↓↓↓↓には、タヌキが掲載されています。
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 過去の記事でも、生き物に関する俗信や怪談めいた話を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
チュパカブラ? ニホンオオカミ? 謎の生物の正体は(2009/03/30)
海中のイルミネーション? ヒカリボヤ(2007/12/10)
妖怪が空を飛ぶ? ムササビ(2007/08/10)
などです。

2009年7月28日

読谷村、ネコの親仔

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ネコの親仔。親仔共に美猫です。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 読谷村 【2009.7.22】

2009年7月14日

サルの新亜種と、サンショウウオの新種

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新種発見のニュースが二つありました。哺乳類と両生類のニュースです。

 哺乳類のほうは、サルの一亜種です。当初、新種と報道されましたが、後になって訂正報道がありました。新種ではなく、新「亜種」です。
 サルの新亜種が見つかったのは、ブラジルのアマゾン熱帯雨林です。オマキザル科のセマダラタマリンという種に含まれる、新しい亜種が見つかりました。
セマダラタマリンのラテン語の学名は、Saguinus fuscicollisです。
新亜種の学名は、Saguinus fuscicollis muraです。新亜種には、まだ、日本語名が付いていません。
 セマダラタマリン自体は、十九世紀に発見されています。名のとおり、背にまだら模様があります。新亜種は、この模様の部分が、普通のセマダラタマリンより広いようです。
 セマダラタマリンの新亜種については、以下に載っています。
再送:アマゾン熱帯雨林で新種の小型サルを発見(ロイター 2009/07/10)
アマゾンでの発見(米国の野生動物保護協会(WCS)のサイト内)※英文ですが、新亜種を描いた画像が見られます。

 両生類のほうは、サンショウウオの新種です。この新種のために、新しい属が作られました。つまり、新属新種の発見です。発見地は、米国のジョージア州です。
 新属新種のサンショウウオは、ラテン語の学名を、Urspelerpes bruceiと付けられました。日本語名は、まだ付いていません。アメリカサンショウウオ科に属します。
 この新種については、いくつか興味深いことがあります。
 一つは、米国で四足動物の新属が発見されるのは、五十年ぶりということです。先進国で、四足動物の新属となるとさすがにめったにありませんね。
 もう一つは、この種が、ジョージア州のアパラチア山脈付近で発見されたことです。アパラチア山脈の付近は、両生類に関しては、まるでガラパゴス諸島のようなところです。他のどこにもいない、珍しい種の両生類が多いのです。
 例えば、アンフューマ科の種は、みなアパラチア山脈付近に分布します。アンフューマ科は、両生類なのにウナギにそっくりです。同じように、細長い体を持つサイレン科の種も、この付近に分布します。
 なぜ、アパラチア山脈の付近に、特異的な両生類が多いのかは、まだわかっていません。ひょっとしたら、今回の新種がその謎を解く鍵になるかも知れませんね。
 新属新種のサンショウウオについては、以下に載っています。
最小クラス、サンショウウオの新種発見(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/07/09)
Urspelerpes brucei(Caudata Cultureのサイト内)※英文ですが、新属新種のサンショウウオの画像が、いくつも見られます。
などです。

2009年7月 4日

カワゴンドウの危機と、コウモリの新種

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 哺乳類について、二つのニュースがありました。良いニュースと悪いニュースです。

 先に、悪いニュースを片付けてしまいましょう。カワゴンドウというイルカの一種が、東南アジアのメコン川で絶滅の危機にあります。
 カワゴンドウは、河川の河口付近や海岸近くの海に棲みます。日本には、分布しません。インドや東南アジアに分布します。名前に「河」と付きますが、カワイルカの仲間(カワイルカ上科【じょうか】)ではありません。マイルカ科に属します。
 河川や海岸近くの海は、人間の活動が盛んですね。カワゴンドウにとっては、これが不運でした。人間による環境汚染が進んだのです。このため、生まれたばかりの子イルカが、次々に病死しています。子どもが育たなければ、種が絶滅するのは、明らかですね。
 カワゴンドウは、メコン川以外にも、広く分布します。けれども、メコン川以外でも、絶滅の危機にあるところが多いです。根本的な対策としては、汚染を除去するしかないでしょう。対策が取られる前に、絶滅しないことを祈ります。

 メコン川のカワゴンドウのニュースは、以下にあります。
メコン川のイルカ、絶滅寸前 70頭前後とWWF(北海道新聞 2009/06/18)
メコン川の淡水イルカ、水質汚染で絶滅寸前 WWF(AFPBBニュース 2009/06/18)
 過去の記事でも、絶滅に瀕したイルカや、淡水に棲むイルカを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
揚子江【ようすこう】に、イルカはいるか?(2008/06/24)
イルカは淡水で暮らせない?(2007/09/05)
伊勢湾のスナメリが危機に?(2007/06/12)
などです。

 もう一つは、良いニュースです。インド洋のコモロ諸島で、新種のコウモリが発見されました。日本語名は、「アレンユビナガコウモリ」となりそうです。ラテン語の学名は、Miniopterus aelleniです。これらの名は、まだ正式なものではないかも知れません。
 「アレンユビナガコウモリ」は、ヒナコウモリ科ユビナガコウモリ属に属します。この新種は、日本にはいませんが、近縁な種が日本に分布します。ユビナガコウモリなどの種です。同じユビナガコウモリ属に属します。
 この新種の特徴は、とても小さいことです。体重が5gしかありません。5kgではありませんよ。「5グラム」です。ヒトの親指ほどの大きさです。
 こんなに小さいのに、「アレンユビナガコウモリ」は、世界最小のコウモリではありません。世界最小と言われるのは、キティブタバナコウモリという種です。この種の体重は、1.5g(!)です。タイに分布する種です。
 今回の新種は、マダガスカルにも分布するそうです。今後のニュースにも、注目ですね。

 「アレンユビナガコウモリ」のニュースは、以下に載っています。
親指大のコウモリ、新種と判明(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/6/30)
シーラカンスの島に、新種の小さなコウモリ(Cryptomundo 2009/6/25)※英文ですが、新種コウモリの画像が、いくつか見られます。

図鑑↓↓↓↓↓には、「アレンユビナガコウモリ」と近縁なユビナガコウモリが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

 過去の記事でも、新種のコウモリや、今回の新種と近縁なユビナガコウモリなどを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
メコン川の流域で、千種以上の新種を発見(2008/12/18)
米国で、コウモリが、謎の大量死(2008/05/12)
コウモリと共存しよう、引越し大作戦(2008/04/28)
などです。

2009年7月 1日

渋谷の福猫

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渋谷の福猫、ななママと呼んでいます。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 渋谷区 【2009.06.29】

2009年6月11日

シロ【イヌ】

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シロ【イヌ】 画像
和名:イヌ
学名:Canis lupus familiaris
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沖縄 名護 【2009.06.06】

2009年6月 8日

どれがどの種? コウモリ(蝙蝠)の種名

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 コウモリを知らない人は、まず、いないでしょう。唯一、本当の意味で「空を飛ぶ」哺乳類ですね。けれども、コウモリの種や、生態は、ほとんどの人が、知りません。
 専門的には、コウモリとは、哺乳類の中の、翼手目【よくしゅもく】というグループを指します。翼手目には、全部で、九百種以上もの種が含まれます。日本だけでも、三十種以上が分布します。これらの種の見分けは、難しいです。似た種が多いためです。
 コウモリは、「種名」の見分けも、難しいです。似た「種名」が多いからです。以下に、日本のコウモリのうちで、紛らわしい例を挙げましょう。
 最も間違えやすいのは、「カグラコウモリ」と、「カグヤコウモリ」でしょう。この二種は、まったく違う種です。
 カグ「ラ」コウモリのほうは、石垣島、西表島などの、先島諸島にしか分布しません。カグラコウモリ科カグラコウモリ属に属します。この仲間は、暑い地域に分布します。
 カグ「ヤ」コウモリのほうは、北海道と本州に分布します。ヒナコウモリ科ホオヒゲコウモリ属に属します。この仲間は、熱帯から亜寒帯まで、広く分布しています。
 「クビワコウモリ」と、「クビワオオコウモリ」も、紛らわしいですね。
 クビワコウモリのほうは、日本の本州のごく一部にしか、分布しません。ヒナコウモリ科クビワコウモリ属に属します。
 クビワ「オオ」コウモリのほうは、南西諸島に分布します。オオコウモリ科オオコウモリ属に属します。「オオコウモリの仲間で、首輪のような模様がある」ことから、クビワ「オオコウモリ」と名づけられました。
 ややこしいことに、「オオクビワコウモリ」という種もいます。これは、外国の種です。北米から南米にかけて、広く分布します。クビワコウモリ属に属します。「大型のクビワコウモリである」ことから、オオ「クビワコウモリ」とされました。
 コウモリに限らず、生き物の名前には、紛らわしいものが、少なくありません。図鑑などで調べる時には、注意が必要ですね。



図鑑↓↓↓↓↓には、クビワ「オオ」コウモリ、アブラコウモリ、ヒナコウモリなど、日本のコウモリが十種以上掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
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 過去の記事でも、コウモリを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
オオコウモリは、空飛ぶキツネ?(2009/02/20)
引越しは嫌い? ヒナコウモリ(2008/09/19)
虚々実々の駆け引き、ガ(蛾)対コウモリ(2007/07/13)
などです。

2009年6月 6日

福猫たち

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄/東京 【2008~2009.4.15】

2009年4月22日

福猫たち

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和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区/港区 【2009.04.07~11】

2009年3月30日

チュパカブラ? ニホンオオカミ? 謎の生物の正体は

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 二〇〇七年の七月、米国から、興味深いニュースが届きました。「謎の生物、チュパカブラの死体が発見された」というのです。
 チュパカブラとは、いわば、米国の「妖怪」です。目撃談がいくつもあります。が、実在する動物というよりは、幻獣です。でも、死体が見つかったとなれば、実在が証明されたことになりますね。このニュースの続報が、二〇〇七年の十一月に、ありました。
 残念ながら、それは、コヨーテの死体でした。コヨーテは、米国では、平凡な生き物です。なぜ、それが、チュパカブラだと思われたのでしょうか?
 写真を見ると、その死体には、ほとんど体毛がありません。コヨーテとは、まるで違う生き物に見えます。未知の生物だと思われたのは、無理もありません。
 おそらく、このコヨーテは、皮膚病にかかったものと考えられます。疥癬【かいせん】という病気ではないでしょうか。この病気にかかると、体毛が抜け落ちます。
 時おり、日本で、疥癬にかかったタヌキが話題になります。そのようなタヌキは、タヌキに見えないことが多いです。体毛が抜けてしまうからです。よく知られた生物なのに、未知の宇宙生物か、妖怪のように見えることが、少なくありません。
 疥癬にかかるのは、タヌキばかりではありません。二〇〇七年には、九州で、疥癬と思われるキツネが撮影されました。この写真も、ちょっと、キツネとは違う生き物に見えます。「ニホンオオカミでは?」と、一部で騒がれました。
 皮膚病の動物は、世界各地で、似た騒動を起こしているようです。見慣れた哺乳類でも、毛がなくなると、まるで知らないものに見えます。それぞれの土地で、言い伝えられる「妖怪」や「未確認生物」に見えるのでしょう。
 野生動物に病気がはやるのは、自然の環境が乱れている時です。近年では、人間が、自然環境を乱すことが多いですね。チュパカブラなどの「幻獣」騒動は、「これ以上、自然を乱すな」という警告かも知れません。

 「チュパカブラの死体を調査」のニュースは、以下にあります。
 チュパカブラの死骸が発見? テキサス州立大学でDNA鑑定が実施(technobahn 2007/11/05)
 チュパカブラの死骸が発見? テキサス州立大学でDNA鑑定が実施(technobahn 2007/11/05)
 「ニホンオオカミのように見えるキツネ」の画像は、以下のサイトにあります。
 撮った謎の動物...実は「皮膚病のキツネ」 熊本県五木村で記者が遭遇(西日本新聞 2007/10/20)
 「皮膚病にかかったタヌキ」の画像は、以下のサイトで見られます。タヌキとは思えない、異様な姿です。こんな目に遭う野生動物は、減らしたいですね。
 皮膚病のタヌキ(マリ助のWebサイト)
 皮膚病のタヌキ(自然案内舎 有限会社クラバード)
 全身毛の抜けたタヌキ・・・野生動物に広がる疥癬症(livedoorニュース 2008/04/02)

2009年3月22日

御苑の福猫

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 皆に、大切にされている御苑の福猫ちゃん。 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿  【2009.03.05】


2009年3月12日

女装するトカゲと、男装するサル




 興味深いニュースが、二つ、飛び込んできました。生き物の性差について、考えさせられるニュースです。一つは爬虫類の話で、もう一つは、哺乳類の話です。
 爬虫類のほうは、トカゲのニュースです。南アフリカに分布するトカゲの一種が、「女装」することがわかりました。若い雄【オス】が、雌【メス】のふりをするのです。
 この種には、日本語名がありません。ラテン語の学名は、Platysaurus broadleyiです。ヨロイトカゲ科ヒラタトカゲ属に属します。「ヒラタトカゲの一種」といえます。
 この種の成熟した雄は、鮮やかな体色になります。たいへん美しいので、ぜひ、ニュースのリンク先の画像を御覧下さい。雌は、地味な薄茶色っぽい体色です。
 このトカゲは、雌を得るために、雄同士で闘争します。闘いでは、未熟な雄より、成熟した雄のほうが有利です。体が大きいからです。下手をすると、未熟な雄は、殺される可能性があります。
 そこで、未熟な雄は、「女装」します。雌と同じ、地味な体色になります。こうすれば、成熟した雄に、雌だと勘違いしてもらえるからです。
 これと似たニュースが、哺乳類についても、ありました。こちらは、サルの一種です。原猿類【げんえんるい】と呼ばれる、原始的なサルの仲間です。
 この種の日本語名は、アカビタイキツネザルです。霊長目【れいちょうもく】キツネザル科キツネザル属に属します。アフリカの東の島国、マダガスカルに分布します。
 アカビタイキツネザルは、若い雌が、雄のふりをします。前記のヒラタトカゲと逆ですね。これは、雄と雌の役割が、逆だからです。
 アカビタイキツネザルでは、雌【メス】同士が、雄をめぐって争います。未熟な雌は、やはり、成熟した雌より不利です。このため、未熟な雌は、雄と同じ体色になります。「男装」するわけです。これで、成熟した雌の攻撃を避けられる、とわかりました。
 生き物の世界には、面白い生態が、たくさんありますね。


 「女装」するトカゲのニュースは、以下にあります。
 攻撃を避けるため「女装」するトカゲ、南アフリカ(AFPBBニュース 2009/03/04)


 「男装」するサルのニュースは、以下にあります。
 "男装"して争いを避けるキツネザルのメス(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース、2008/07/24)
 過去の記事で、雄と雌の体色が極端に違ったり、雄と雌の役割が逆転したりしている生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 キジのお父さんも楽じゃない?(2007/04/16)
 子育てに張り切るお父さん、タマシギ(20060/6/17)
 鴛鴦(オシドリ)は本当におしどり夫婦か?(2006/03/06)などです。

2009年2月26日

フィリピンで、ネズミの新種を発見

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 新種発見のニュースです。今度は、ネズミの一種です。フィリピンのミンダナオ島で発見されました。ミンダナオ島の、ハミギタン山に分布します。
 この種には、まだ、日本語名が付いていません。ラテン語の学名は、Batomys hamiguitanと付けられました。生息地のハミギタン山にちなんだ名ですね。この新種は、齧歯目【げっしもく】ネズミ科ネズミ亜科ルソンモリネズミ属に属します。
 ルソンモリネズミ属は、すべて、フィリピンに分布する種ばかりです。例えば、ルソンモリネズミは、ルソン島でしか分布が確認されていません。今回の新種と同じミンダナオ島には、ミンダナオモリネズミが分布します。ミンダナオモリネズミは、レイテ島でも、分布が確認されています。
 紛らわしいことに、ルソンネズミ属という分類のグループもあります。今回の新種が属するのは、ルソン"モリ"ネズミ属のほうです。
 今回の新種は、ハミギタン山の小さな森でしか生息が確認されていません。ここが、世界で唯一の生息地という可能性があります。この森が失われたら、この新種は、地球から姿を消すことになるでしょう。
 今回の新種に限らず、ルソンモリネズミ属は、全種の数が少ないです。森が伐り開かれたりすれば、すぐ絶滅しかねません。ルソンモリネズミも、ミンダナオモリネズミも、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(2006年版)に挙げられています。
 じつは、今回の新種は、2006年に発見されていたそうです。けれども、本当に新種かどうか、確認するのに時間がかかりました。正式に、新種として学名が付いたのは、2008年になってからです。
 ミンダナオ島の固有種の哺乳類は、今のところこのネズミ一種だけです。しかし、今後もそうだとは限りません。ミンダナオ島は、未調査の地域が多いからです。「調査が進めば、他にも新種の発見があるだろう」といわれます。
 このような未調査の地域は、野生をそのままに残して欲しいですね。
 ミンダナオ島の新種ネズミのニュースは、以下にあります。
 ミンダナオ島のネズミ、新種と認定(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/02/19



図鑑↓↓↓↓↓には、ネズミの仲間である齧歯目【げっしもく】が、二十種ほど載っています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
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 過去の記事でも、別のネズミの発見や、再発見を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 ネットで、知りたいことを上手に知るには? 上級編(2008/07/28)
 再発見!オキナワトゲネズミ(2008/03/07)
 インドネシアのパプアで、新種の哺乳類を発見(2007/12/19)
 新種発見!トゲネズミ(2006/7/10)


2009年2月22日

猫の日

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 2月22日、猫の日。  ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区、港区 【2008~2009】


2009年2月20日

オオコウモリは、空飛ぶキツネ?

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 コウモリ(蝙蝠)には、たくさんの種がいます。日本にも多くの種が分布します。
 日本のコウモリは、ほとんどが小型の種です。翼を縮めれば、ヒトの掌【てのひら】にすっぽり入ってしまうくらいです。けれども中には大型の種もいます。
 それは、オオコウモリの仲間です。日本では、小笠原諸島と南西諸島に分布します。
 名のとおり、オオコウモリは、大型のコウモリ類です。専門的には、翼手目【よくしゅもく】というグループの中の大翼手亜目【だいよくしゅあもく】に属します。
 普通のコウモリは、翼手目の中の小翼手亜目【しょうよくしゅあもく】に属します。日本の内地にいるコウモリは、みなこちらのグル-プです。
 オオコウモリと、普通のコウモリとは大きさ以外にも違いがあります。分布、食性、飛び方などです。差がわかりやすいのは、分布と食性ですね。
 オオコウモリの仲間は、熱帯から亜熱帯に分布します。寒さに弱いのですね。普通のコウモリは、亜寒帯にまで分布します。
 食性は、オオコウモリが植物食です。果実や花の蜜を食べます。普通のコウモリは、動物食が多いです(例外もあります)。日本に分布する種は、主に昆虫を食べます。
 英語では、オオコウモリの仲間をflying foxと呼びます。「空飛ぶキツネ」という意味ですね。キツネとは遠縁なのに、なぜ、オオコウモリが「飛ぶキツネ」なのでしょう?
 理由は、オオコウモリの顔が、キツネに似るからです。尖った顔なのですね。この顔は、オオコウモリの食性と関係しています。
 果実は、丸いのでくわえにくいです。しかし、オオコウモリは手が使えません。翼になっているからですね。口だけでうまく果実をくわえるには?
 口を長くすれば、くわえる部分が多くなりますね。しっかりとくわえられます。口を長くした結果、オオコウモリの顔は突き出して「キツネ顔」になりました。
 日本には、二種の「キツネ顔」コウモリがいます。オガサワラオオコウモリとクビワオオコウモリです。いつまでも、そのユニークな顔が見られるようにしたいですね。
  


図鑑↓↓↓↓↓には、オガサワラオオコウモリとクビワオオコウモリが掲載されています。
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 過去の記事でも、コウモリの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 引越しは嫌い? ヒナコウモリ(2008/09/19)
 米国で、コウモリが、謎の大量死(2008/05/12) 
 コウモリと共存しよう、引越し大作戦(2008/04/28)
 虚々実々の駆け引き、ガ(蛾)対コウモリ(2007/07/13)などです。


2009年2月 8日

御苑の福猫

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 幸せそうな福猫ちゃん。ご飯を狙っているカラスを見張ってる? ノネコ 画像 
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区  【2009.01.24】
  

2009年1月18日

銀猫

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 御苑の野鳥を観察できる池に、銀色のネコがいました。君がいると鳥さんが来ないよ~^^。
 ノネコ 画像 
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区  【2009.01.07】
  


2009年1月 9日

カモシカは、鹿? それとも、牛?

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 以前、ここのブログで、「和牛」を取り上げましたね。(和牛は「日本のウシ」ではない?) 日本には、本当の意味での野生ウシはいない、と、そこで書きました。
 けれども、日本には、「ウシ科」の野生動物がいます。ニホンカモシカです。
 「えっ! カモシカは、シカじゃないの?」と思う方が、多いでしょう。ニホンカモシカは、ニホンジカより、ウシのほうに近縁です。ニホンジカは、鯨偶蹄目【くじらぐうていもく】のシカ科に属します。ニホンカモシカは、鯨偶蹄目のウシ科です。
 鯨偶蹄目とは、聞き慣れない名ですね。近年まで、シカ科やウシ科の動物は、偶蹄目【ぐうていもく】とされてきました。偶蹄目には、シカ、ウシ、キリンなどが含まれました。おおむね、「草食で、角や蹄【ひずめ】があるもの」ですね。わかりやすい分類です。
 ところが、なんと、クジラの仲間が、偶蹄目と近縁だとわかりました。それまで、クジラは、鯨目【くじらもく】という独自の目【もく】に分類されていました。それを、偶蹄目と一緒にして、鯨偶蹄目にしました。外見からは、とても信じられませんね。
 広い意味では、ニホンカモシカも、ニホンジカも、水族館でジャンプしているイルカも、仲間といえます。同じ鯨偶蹄目ですからね。
 でも、目【もく】というのは、大きな分類単位です。目【もく】の下の科のレベルでは、シカとクジラは、縁が遠いです。同じように、シカとカモシカも、ちょっと遠縁です。
 ニホンカモシカと、ニホンジカと、わかりやすい区別点を、挙げてみましょう。
 ニホンカモシカは、雄【おす】にも雌【めす】にも、角があります。角は、枝分かれしていません。対して、ニホンジカは、雄にしか、角がありません。その角は、ごく若い雄を除いて、枝分かれがあります。
 ニホンカモシカと、ニホンジカは、昔から、日本で共存してきました。カモシカのほうが、シカより、険しい山に棲むといわれます。そうやって、棲み分けてきたのでしょう。
 けれども、最近、「ニホンカモシカが、人里に出た」報道を、聞くようになりました。山が、暮らしにくくなったのかも知れません。これは、何かの警告と見るべきでしょう。



図鑑↓↓↓↓↓には、ニホンカモシカが掲載されています。
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 過去の記事でも、カモシカや、シカを取り上げています。よろしければ、以下の記事を御覧下さい。
 シカ(鹿)やカモシカ(氈鹿)の子を見つけたら?(2008/05/23) 
 見た目がシカに見えるのに...(2006/05/25)
シカの角は何本枝か?(2005/09/26)  
などです。


2009年1月 8日

御苑の福猫

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 ノネコ 画像 
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区  【2008.12.20】
  


2008年12月25日

アカボウクジラの歯の謎が、解ける?

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 クジラに関するニュースです。アカボウクジラというクジラの謎が、一つ、解けたかも知れません。
 アカボウクジラは、クジラの中でも謎が多いグループです。専門的にいえば、鯨偶蹄目【げいぐうていもく】の中の、アカボウクジラ科に属するクジラたちのことです。
 クジラの仲間を、大きく分けると、ハクジラとヒゲクジラとに分かれます。ハクジラとは、文字どおり、「歯のあるクジラ」です。ヒゲクジラは、歯の代わりに、「クジラヒゲ」という器官を持ちます。
 アカボウクジラ科は、ハクジラに属します。けれども、一部の種を除いて、歯の数が少ないです。多くのアカボウクジラ科の種では、雌【めす】は歯を持ちません。雄【おす】だけが、大きく発達した歯を一対、持つことが多いです。
 なぜ、雄だけに、このような歯があるのでしょうか? 餌を食べるのに、歯が必要でないことは明らかです。歯のない雌たちが、まったく問題なく生きているからです。
 アカボウクジラ科の種は、あまり陸に近づきません。そのうえ、食事は深い海底で行ないます。このため、彼らを観察することはとても難しいです。生態が、謎だらけになるわけですね。謎の中で、最も大きなものが雄の歯のことでした。
 このたび、「アカボウクジラ科の雄の歯は、雌に対するアピールのために発達した」という説が提出されました。クジャクの雄が、雌にアピールするために大きな羽根を発達させたのと同じです。
 この説には、反論もあります。確定したわけではありません。でも、興味深い説ですね。
 一部の報道では、ハクジラの仲間全体にこのような「謎の歯」があるように書かれています。が、それは間違いです。雄だけに大きな歯があるのは、アカボウクジラ科の種とイッカク科のイッカクだけです。
 今回の説を発表したチームは、二〇〇二年に、アカボウクジラ科の新種を発表しています。ペリンオウギハクジラという種です。今後も、研究の成果が楽しみですね。


 アカボウクジラの歯の謎に関するニュースは、以下にあります。
 ハクジラの種の分化、性選択的進化か(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース、2008/12/19)
 


図鑑↓↓↓↓↓には、が掲載されています。
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2008年12月18日

メコン川の流域で、千種以上の新種を発見

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 今年も、たくさんの新種が発見されましたね。ここへ来て再び、大量の新種発見の報告がありました。東南アジアの、メコン川流域からの報告です。
 メコン川の流域とは、国名でいえばミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムです。この地域は、多くの「未確認の種」がいることで知られます。
 過去十年間で、この地域からは少なくとも1068種(!)の新種が報告されたそうです。これまで、いかに調査されなかったかがわかりますね。調査が進むにつれ、さらに多くの新種が発見されるでしょう。
 新種といっても、地元の人には馴染みのある生き物かも知れません。けれども、ただ目撃されているだけでは「新種発見」ではありません。たとえ、捕まえて食べているとしてもそれだけではやはり「新種発見」ではありません。
 新種を発見するには、まず標本を採取することが必要です。次に、その標本を他の標本と比較します。これが膨大な作業になります。「どの標本とも違う」とわかって、やっと「新種発見」です。
 「発見」してもそれを公表しなければ世界の人々に知られませんね。公式には、新種のことを書いた論文が発表された時点で「新種発見」となります。
 この時点で新種には、ラテン語の学名が付けられます。これを「記載された」といいます。学名がない生き物は「記載されていない」状態です。「記載されていない」生き物は、公式には「未確認」の状態といえます。
 今回の「記載された」新種には、
 ハブに近縁なヘビ【学名:Trimeresurus gumprechti
 ショッキングピンクのヤスデ【学名:Desmoxytes purpurosea
 ウーリーコウモリ属のコウモリ【学名:Kerivoula kachinensis
などが含まれます。どの種も生態はよくわかっていません。見つかったばかりだからです。
 メコン川の流域は、開発が激しく進んでいる地域です。発見されて早々に、絶滅の危機にある種も少なくないでしょう。彼らと共存する方法を見出したいですね。


 メコン川流域の新種の画像は、以下のページで見られます。
 大メコンの新種――ピットバイパー(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース、2008/12/15) 
 大メコンの新種――ピンクの毒ヤスデ(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース、2008/12/15)
 大メコンの新種――ウーリーコウモリ(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース、2008/12/15)
 大メコンの新種――カワリアシダカグモ(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース、2008/12/15) 
 大メコンの新種――ウデナガガエル(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース、2008/12/15)
 大メコンの新種――巨大アシダカグモ(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース、2008/12/15)
 


図鑑↓↓↓↓↓には、今回発見されたヘビに近縁なハブや新発見のクモに近縁なアシダカグモが掲載されています。
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 過去の記事でも、新種の発見を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 ヒヨケザルの新発見、メガネザルの再発見(2008/11/20)
 絶滅種?のシカとカエルが、再発見される(2008/10/14)
 タスマニア沖で、二百以上の新種を発見(2008/10/14)などです。

2008年12月15日

冬に黄色くなる? テン(貂)の謎

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 哺乳類は、夏と冬とで、毛変わりしますね。イヌやネコなどを飼う方なら、御存知でしょう。野生の哺乳類も、もちろん、毛変わりします。ウサギやオコジョのように、冬毛が白くなるものも、多いですね。雪の中で、目立たないためでしょう。
 ところが、冬に白くなるのではなく、黄色くなる哺乳類がいます。テンという種です。
 テンは、日本や朝鮮半島に分布します。食肉目【しょくにくもく】イタチ科に属します。イタチに近縁なのですね。姿も似ています。胴と尾が長く、脚が短いです。
 夏のテンは、全体的に茶色いです。喉から胸にかけては黄色く、顔は黒いです。冬は、一部のテンが、全身黄色くなります。顔だけは、白いです。
 今、一部のテンと書きましたね。すべてのテンが、冬に黄色くなるのではありません。冬毛に変わっても、茶色っぽいままのものもいます。すすけたような色なので、そのようなテンを、スステンと呼びます。冬毛が黄色いものは、キテンと呼びます。
 スステンとキテンは、別の種だと考えられた時もありました。今では、同種(同じテン)だとされています。なぜ、このような色の違いがあるのかは、わかっていません。冬に、白ではなく、黄色になる理由も、不明です。目立ってしまいそうですよね?
 テンの中には、三つの亜種があります。日本の本州、四国、九州にいるのが、ホンドテンという亜種です。スステンとキテンは、すべて、ホンドテンに含まれます。日本の対馬にいるのが、亜種ツシマテンです。朝鮮半島にいるのが、亜種コウライキテンです。
 ツシマテンは、冬にも、全身は茶色っぽいです。スステンに似ています。が、喉から胸にかけて黄色で、そこに、茶色や黒の斑点があります。これが特徴です。
 コウライキテンは、冬、全身が黄色くなります。日本本土のキテンに似ています。これは、不思議なことです。な