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2008年08月26日

新種のエイ、新種のイルカを発見

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 二つの新種のニュースが、届きました。一つは魚類で、もう一つは哺乳類です。

 魚類のほうは、エイの新種です。通称「マンタ」と呼ばれるエイを、御存知ですか? 正式な日本語名では、オニイトマキエイという種です。この種が、二種に分かれるらしいことが、判明しました。新しい種名は、まだ、付いていません。
 これまで、「オニイトマキエイ」とされていたものには、大きさや、生態が違うグループが、二つあるようです。小さいほうのグループは、沿岸の海に棲みます。一年中、同じ海域にいます。ダイバーが出会うのは、ほとんどが、こちらのグループです。
 大きいほうのグループは、主に、外洋に棲むようです。広い海域を、回遊していると見られます。こちらのグループは、これまで、存在が知られませんでした。
 この研究成果により、「オニイトマキエイ」という種名は、なくなるかも知れません。少なくとも、新しい種名が、一つは、できるでしょう。

 哺乳類の新種は、カワイルカの一種です。南米のボリビアで、発見されました。
 以前から、ボリビアには、カワイルカ(淡水のイルカ)がいることが、知られました。それは、「アマゾンカワイルカ」だと思われていました。アマゾンカワイルカは、ブラジル、ペルー、コロンビア、ベネズエラなどに分布します。
 ところが、ボリビアのカワイルカは、「アマゾンカワイルカとは、別種らしい」と、判明しました。体色や、歯の数などが、他の水域のアマゾンカワイルカとは、違うそうです。
 ボリビアのカワイルカには、新たな種名が付けられました。ラテン語の学名を、Inia boliviensisといいます。日本語名は、「ボリビアカワイルカ」のようです。

 前記のように、今まで一つの種だと思われたものが、二つ以上の種に、分かれることがあります。新種の発見には、このような場合も、多いです。自然は、まだまだ多くの神秘を、人間から隠しているのでしょう。

 新種のエイのニュースと、新種のカワイルカのニュースは、以下にあります。
 マンタの新種が発見される(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2008/07/31)
 ボリビアのカワイルカは新種と判明(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2008/08/20) 



図鑑↓↓↓↓↓には、五十種以上の魚類と、八十種以上の哺乳類が掲載されています。
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2008年08月06日

ノネコ




 首輪はしているけど、飼い猫というわけではない。でも、とっても人が好き。テトラポットの隙間が寝床。 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 金武  【2008.07.12】
  

2008年08月01日

哺乳類で、最も長生きなのは、クジラ?

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 哺乳類の中で、一番長生きをするのは、何という種でしょうか?
 ヒトでしょうか? ヒトは、時に、百歳を越えますよね。これ以上、長寿の哺乳類なんて、いるのでしょうか? じつは、いるのですね。
 それは、クジラ(鯨)の一種です。ヒゲクジラの仲間の、ホッキョククジラです。
 ホッキョククジラは、名のとおり、北極付近にしかいません。北極周辺の海に、定住します。これは、大型のクジラでは、珍しいことです。たいがいの大型クジラは、高緯度【こういど】の海域(北極や南極の付近)と、低緯度【ていいど】の海域(亜熱帯や熱帯の海)を、往復します。日本近海のザトウクジラなどが、そうですね。
 米国のスクリップス海洋研究所で、ホッキョククジラの眼の標本が、調べられました。眼の中の、アスパラギン酸という、アミノ酸の一種を調べます。これを調べれば、クジラの年齢がわかるのだそうです。その結果、標本の中に、百三十五歳、百五十九歳、百七十二歳、二百十一歳の個体がいました。
 この測定には、「約16%の誤差がある」といいます。それを考慮しても、二百十一歳とされたクジラは、「少なくとも百七十七歳」になります。
 こんな数字は、にわかには、信じられませんね。科学者の間でも、「この測定は、怪しい」とされていました。けれども、この測定の確かさを、裏付ける事実がありました。
 二〇〇七年の六月に、あるホッキョククジラの体内から、十九世紀の銛【もり】が、見つかりました。その銛は、まだ捕鯨が盛んだった頃、十九世紀の終わりにしか、作られなかったものです。そのクジラは、銛を撃たれたものの、逃げのびたのでしょう。どう考えても、年齢は、百二十歳以上です。
 一部では、このクジラが、セミクジラと報道されました。正しくは、ホッキョククジラです。ホッキョククジラとセミクジラとは、近縁な種同士ですが、別種です。
 なぜ、ホッキョククジラは、こんなに長寿なのでしょうか? 理由は、まだ、わかっていません。百年以上も生きたクジラは、海の賢者のような存在でしょうね。

 百年以上生きたホッキョククジラのニュースは、以下に載っています。
 推定120歳のクジラ、体内から19世紀の銛(やじり)の破片を発見(AFPBBニュース、2007/06/14)
 ホッキョククジラは、世界一長生きの哺乳類(アラスカ大学フェアバンクス校 2001/02/15) ※英語の解説です。 


図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ホッキョククジラは載っていません。が、ザトウクジラ、マッコウクジラなど、九種のクジラ・イルカが掲載されています。
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 過去の記事でも、クジラの仲間を取り上げています。また、並外れて長寿の生き物も、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 昔は主食だった? サトイモ(2008/06/27)
 世界で最長寿の樹木を発見!(2008/04/23)
 イルカがクジラを救助した!?(2008/03/15)
 四百年、生きた貝がいる?(2007/11/01)
 マッコウクジラは人間を襲うか?(2007/03/19)
 ザトウクジラはホエールウォッチングの人気者(2006/03/13)
 亀(カメ)は本当に長生きか?(2006/01/02)


2008年07月26日

ノネコ

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 ふたご?よく似ているね。 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 金武  【2008.07.11】
  

2008年07月01日

ノネコ

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 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 国頭村 【2008.06.13】 


2008年06月24日

揚子江【ようすこう】に、イルカはいるか?




 2006年に、ヨウスコウカワイルカの絶滅宣言が出たのを、覚えていますか? ところが、その後、「ヨウスコウカワイルカが、再発見された」ニュースが流れました。
 この再発見は、確認されていません。つまり、「ヨウスコウカワイルカが、まだ、生息しているかどうかは、わからない」状態です。
 けれども、今でも、「揚子江に棲むイルカ」のニュースが、流れることがあります。これらのニュースは、何かの間違いなのでしょうか?
 すべてが間違い、というわけでは、ありません。じつは、中国の淡水域には、ヨウスコウカワイルカ以外のイルカも、分布するのです。
 そのイルカとは、スナメリという種です。普通は、海に棲む種です。日本の近海にも、分布します。例外的に、中国の長江【ちょうこう】にも、分布します。揚子江というのは、長江の別名です。主に、長江の下流域を指します。
 長江のスナメリが、「長江淡水イルカ」・「揚子江カワイルカ」などと、呼ばれることがあります。紛らわしいですね。以下に、見分け方を書いておきましょう。
 日本では、「生物の正式な日本語名は、カタカナで書く」と決まっています。カタカナで「ヨウスコウカワイルカ」とあれば、本物のヨウスコウカワイルカの可能性が高いです。
 ニュース記事に、写真があれば、写真を見ましょう。本物のヨウスコウカワイルカは、口が細長く、尖ります。スナメリは、口が尖りません。また、背びれの有無でも、二種のイルカを、見分けられます。スナメリならば、背びれがありません。
 しかし、さらに、ややこしいことがあります。中国の南部では、河口に、別の種のイルカが、現われることがあります。シナウスイロイルカという種です。
 シナウスイロイルカは、南方系の種です。長江には、まず、来ません。「中国で、長江以外の河のイルカ」ならば、この種の可能性が高いです。本来は、海に棲む種です。外見は、ヨウスコウカワイルカに似て、口が尖ります。背びれも、あります。
 三種のイルカは、どれも、貴重な種です。彼らの安泰を、願っています。

 「ヨウスコウカワイルカ再発見か?」のニュースは、以下にあります。
 「絶滅?生息?」論が再燃!ビデオに写った揚子江カワイルカ、4日かけても確認できず(レコードチャイナ 2007/09/16)
 揚子江カワイルカ、ビデオが捕らえる!(レコードチャイナ 2007/08/30)

 ヨウスコウカワイルカと紛らわしい「スナメリ」のニュースは、以下にあります。
 今年3頭目、長江淡水イルカの死骸発見(レコードチャイナ 2007/12/11)
 史上2頭目!人工飼育中の揚子江カワイルカが出産(レコードチャイナ 2007/06/04)

 中国南部の河口に来ることがある「シナウスイロイルカ」のニュースは、以下にあります。
 絶滅危惧種のピンク・ドルフィン死体で発見、全身に傷跡(レコードチャイナ 2008/06/18)
 イルカが帰ってきた!貴重種の保護に警察おおわらわ(レコードチャイナ 2008/01/27)


図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ヨウスコウカワイルカは載っていません。そのかわり、日本付近に分布するイルカが、四種ほど掲載されています。
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 過去の記事でも、ヨウスコウカワイルカや、スナメリなどのイルカを、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 イルカは淡水で暮らせない?(2007/09/05)
 伊勢湾のスナメリが危機に?(2007/06/12)
 ヨウスコウカワイルカは絶滅したか?(2006/12/18)
などです。



2008年06月22日

ノネコ

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 このブログでお馴染み『御苑の福猫』。今日も、舌(した)チョロしてる。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿  【2008.06.04】

 過去の御苑福猫
  御苑の福猫(2007/10/31)
などです。


2008年06月17日

ノネコ

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 テトラポットが暖かいの。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 砂辺  【2008.05.17】


2008年06月14日

ノネコ

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 ノネコ  画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 金武  【2008.04.24】


2008年05月24日

オジロジカ

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 オジロジカ 画像
和名:オジロジカ
学名:Odocoileus virginianus
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サウサリート マリンヘッドランズ  【2008.05.09】


2008年05月23日

シカ(鹿)やカモシカ(氈鹿)の子を見つけたら?

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 春から初夏にかけては、気持ちの良い季節ですね。ハイキング、山菜取り、渓流釣りなどで、野山へ行く人が増えます。林業の人なども、本格的に、山仕事を始めるでしょう。
 自然に親しむのは、良いことですね。けれども、そのために、この季節には、野山でのトラブルが増えます。思わぬことが、トラブルになることがあります。
 例えば、野山で、ニホンジカや、ニホンカモシカ、ノウサギなどの子どもを、見つけることがあります。周囲を見ても、親の気配はまったくありません。子どもが、たった一頭で、うずくまっているとします。こんな時、皆さんなら、どうしますか?
 正解は、「そのまま、そっとしておく」です。
 親が見当たらなくても、迷子になっているのではありません。シカやウサギ(兎)など、草食獣の一部には、「子どもを一頭で置いておく」ものがいます。
 「なぜ、そんな危険なことをするのか?」と思いますよね。事実は、逆です。これは、子どもを安全に過ごさせるためなのです。
 草食獣の子は、たいてい、生まれてすぐに、立つことができます。肉食獣に狙われても、走って逃げられるように、です。
 とはいえ、親と同じくらいに走れるまでには、少し時間がかかります。生まれたての子を、親が連れ歩いたら、たちまち、肉食獣に襲われるでしょう。
 そこで、親は、生まれたての子と、離れて暮らします。一日に一度か二度、乳をやりに行くだけです。乳を飲ませる時以外は、草むらなどに、子を隠しておきます。
 敵に見つからないよう、子どもは、あまり動きません。鳴き声も立てません。体の匂いも、ほとんどないといいます。そうして隠れ続けるのが、生き残る道です。
 時おり、そのような子を、人間が見つけてしまいます。「親にはぐれてかわいそうだ」と思うのは、勘違いです。はぐれているのではありません。敵から隠しているのです。
 野山で、シカやカモシカの子を見つけても、「保護」しないで下さい。そっとしておけば、親が戻ってきます。彼らには、彼らなりの、生きる道があるのですね。


 過去の記事でも、野生動物の子育てに関するものがあります。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 育児には父親も参加、オオゴキブリ(2007/06/15)
 鳥の雛【ひな】を拾わないで(2006/05/10)
 ザトウクジラはホエールウォッチングの人気者(2006/03/13)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ニホンジカ、ニホンカモシカ、ノウサギが掲載されています。
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2008年05月16日

ガーナの宝冠:西アフリカの希少な生き物たち




 今、横浜市が、アフリカに染まっています。第四回アフリカ開発会議が、横浜で開かれるからです。このブログも、便乗しますね(笑) アフリカの生物を、紹介しましょう。
 昨年(二〇〇七年)十二月に、西アフリカのガーナから、「多くの新種がいる」と発表されました。新種の発見場所は、アテワ自然保護区です。新種ばかりでは、ありません。これまで知られている種でも、希少なものの生息が、確認されました。
 例えば、カエルです。ラテン語の学名を、Conraua derooiという種がいます。日本語名は、ありません。アカガエル科ゴリアテガエル(ゴライアスガエル)属に属します。
 Conraua derooiは、「世界で最も絶滅に近いカエル」といわれます。今後、生き残る可能性があるのは、アテワに棲むものだけだ、と考えられています。
 鳥類では、モモグロサイチョウや、リベリアクロヒタキなどの生息が、確認されました。モモグロサイチョウは、サイチョウ科ナキサイチョウ属の鳥です。リベリアクロヒタキは、ヒタキ科クロヒタキ属に属します。どちらも、数が少ない種です。
 哺乳類では、霊長類(サルの仲間)で、絶滅に近い種が、確認されました。オリーブコロブスや、ラテン語の学名をColobus vellerosusという種(日本語名なし)などです。
 昆虫では、八種の新種が発見されました。すべて、キリギリスの仲間です。アテワでしか、生息が確認されていません。また、希少なチョウ(蝶)も、確認されました。ラテン語の学名を、Mylothris atewaという種です。日本語名は、ありません。シロチョウ科シロチョウ亜科に属します。モンシロチョウの類縁ですね。
 昆虫以外の節足動物でも、新種が発見されました。クモ綱【こう】クツコムシ目【もく】クツコムシ科の種です。クモとダニの中間のような姿をしています。ラテン語の学名を、Ricinoides atewaと名づけられたようです。
 魚類や植物でも、珍しい種が、確認されています。中でも、シダ植物のCyathea manniana(ラテン語の学名、日本語名はなし)は、興味深いです。この種は、ヘゴ科ヘゴ属に属します。木生シダといって、樹木になるシダです。Cyathea mannianaと似た種は、ブラジルとマダガスカルにしか、分布していないそうです。
 たった一つの自然保護区で、この様子です。アフリカ全体では、どれほどの生き物がいるのでしょう? この多様性を、保ち続けたいですね。


 西アフリカのガーナで発見/確認された生き物については、以下に載っています。
 ガーナの熱帯林で、キリギリスや節足動物など9種の新種、 希少な生物種を発見(コンサベーション・インターナショナル・ジャパン 2007/12/06)
 ガーナで、新種、希少種、絶滅危惧種【ぜつめつきぐしゅ】などを発見(コンサベーション・インターナショナル 2007/12/06) ※英語の解説です。
 新種動物をガーナで発見(OCCULuTION 2007/12/08) ※新種の節足動物(クツコムシ)などの写真が載っています。


 前記の、発見/確認された生き物の情報や、写真は、以下にもあります。
 最も絶滅に近いカエル、Conraua derooiの写真(Arkive) ※解説は英語です。
 アフリカ最大の蝶といわれるドルーリーオオアゲハの写真(ぷてろんワールド)
 シロチョウの一種Mylothris atewaの写真(ガーナの蝶たち) ※解説は英語です。

 クツコムシ目の解説(Wikipedia日本語版)

 シダ植物のCyathea mannianaの写真、全体像(metafro)
 シダ植物のCyathea mannianaの写真、ゼンマイ状の若葉(metafro)
 シダ植物のCyathea mannianaの写真、葉(metafro)

 横浜の、第四回アフリカ開発会議のサイト
 横浜の「アフリカ月間」の案内

2008年05月12日

米国で、コウモリが、謎の大量死




 心配なニュースが届きました。北米大陸の北東部からです。「コウモリが大量に死んでいる」というのです。死因は、まだ不明です。
 死んだコウモリの一部には、鼻に、白いカビが生えているそうです。何らかの感染症だと考えられています。
 けれども、この感染症が、大量死の「原因」なのかどうかは、わかりません。別の原因で弱ったところに、感染症にかかったのかも知れないからです。
 このコウモリの集団死は、とりあえず、「白い鼻症候群」と呼ばれています。
 「コウモリが死ぬのは、そんなに騒ぐようなことなのか?」と、思う方がいるでしょう。どんな生き物でも、自然界では、何かの役割を果たしています。特定の生き物が、突然、大量に死んだら、影響が出ないはずはありません。
 多くのコウモリは、昆虫食です。一晩のうちに、驚くほど大量の昆虫を食べます。「夏の間なら、一夜に、三千匹もの昆虫を食べる」という報告があります。食べられる中には、カ(蚊)・ハエ(蝿)・ガ(蛾)など、人間の害虫とされるものも、多く含まれます。
 コウモリたちは、優秀な害虫退治屋さんなのですね。彼らがいなくなったら、その分、膨大な害虫が、発生するでしょう。想像するだけで、恐ろしいですね。
 今のところ、ホオヒゲコウモリ属の四種――インディアナホオヒゲコウモリ、トビイロホオヒゲコウモリ、ヒメコアシホオヒゲコウモリ、ラテン語の学名Myotis septentrionalis(日本語名がありません)――や、アメリカトウブアブラコウモリなどの種で、集団死が確認されています。
 インディアナホオヒゲコウモリや、ヒメコアシホオヒゲコウモリは、数が少ない種です。今回の集団死のため、絶滅するのではないかと、案じられます。
 日本では、このような集団死は、報告されていません。でも、いつ、日本でも起こるか、わかりませんね。もし、野外で死んだコウモリを見つけたら、触らないで下さい。現場をそのままにして、保健所などに連絡するのが、良いそうです。


 コウモリ集団死のニュースは、以下にあります。
 カビだらけになりコウモリ衰弱死、米北東部で奇病広がる(読売新聞 2008/05/10)
 白い鼻症候群の謎:何かがコウモリを殺している(米国魚類野生生物局 2008/05/09)※英語の解説です


 過去の記事でも、コウモリを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 コウモリと共存しよう、引越し大作戦(2008/04/28)
 虚々実々の駆け引き、ガ(蛾)対コウモリ(2007/07/13)
 不細工なんて言わないで、キクガシラコウモリ(菊頭蝙蝠)(2007/06/25)
 人間の役に立つコウモリ(2006/08/18)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ホオヒゲコウモリ属のクロホオヒゲコウモリ、ノレンコウモリ、モモジロコウモリなど、十六種のコウモリが掲載されています。
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2008年05月03日

ブラジルで、14もの新種を発見

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 またもや、新種発見のニュースです。今度の舞台は、南米のブラジルです。なんと、一挙に、十四種が発見されました。
 種の内訳は、魚類が八種、両生類が一種、爬虫類が三種、鳥類が一種、哺乳類が一種です。うち、いくつかの種を、紹介しましょう。
 爬虫類三種のうちの一種は、脚【あし】がないトカゲです。ピグミーテグー科バキア【Bachia】属の一種、と考えられています。この仲間は、日本には分布しません。
 「脚がないトカゲとは、ヘビ(蛇)ではないのか?」と思う方がいるでしょう。トカゲとヘビの違いは、脚の有無だけではありません。他に、いくつもの違いがあります。
 大きな差の一つは、トカゲには、瞼【まぶた】があることです。ヘビには、瞼がありません。ですから、ヘビは、まばたきをしません。
 今回の新種「脚がないトカゲ」にも、瞼があります。バキア属の特徴として、透明な瞼を持つはずです。このため、バキア属のトカゲは、目を閉じても、見ることができます。
 鳥類の新種は、とても小さなキツツキです。キツツキ科ヒメキツツキ属の一種、とされています。ヒメキツツキの仲間も、日本には分布しません。
 両生類の新種は、一見、ヒキガエルに似ています。英語名を、「角のあるヒキガエルhorned toad」というほどです。けれども、ヒキガエル科ではありません。ユビナガガエル科ツノガエルモドキ属の一種、とされます。ツノガエルモドキも、日本には、分布しません。
 これらの種が発見されたのは、ブラジルのセラードと呼ばれる地域です。ここは、自然の宝庫です。前記の新種以外にも、たくさんの貴重な種がいます。
 例えば、鳥類のスミレコンゴウインコや、クロアイサや、マメシギダチョウ、および、哺乳類のアメリカヌマジカや、ミツオビアルマジロなどです。みな、絶滅の危機にある種です。彼らにとって、セラードは、最後の楽園かも知れません。
 残念ながら、この楽園が、おびやかされています。人間による開発が、進んでいるからです。何とか、この野生の王国を、残したいですね。


 ブラジルの新種のニュースは、以下に載っています。
 新種一度に14種 バイオ燃料開発で危機 ブラジルの草原で発見(西日本新聞 2008/04/30)
 ブラジルの草原で、「脚がないトカゲ」などの新種が発見される(コンサベーション・インターナショナル 2008/04/29) ※英語の解説です。
 ブラジルの草原で発見された新種たちの写真(コンサベーション・インターナショナル、2008/04/29) ※英語ですが、写真集ですので、観るだけで楽しめます。


 過去の記事でも、新種の発見を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 両生類は、肺がなくても生きられる?(2008/05/01)
 タンザニアで、新種の哺乳類を発見!(2008/04/16)
 再発見! オキナワトゲネズミ(2008/03/07)
 インドネシアのパプアで、新種の哺乳類を発見(2007/12/19)
 霊長類【れいちょうるい】が絶滅の危機に?(2007/11/01)
 ベトナムで、新種の発見ラッシュ(2007/09/27)
 新種のクシクラゲ? 発見(2007/6/13)
などです。


2008年04月28日

コウモリと共存しよう、引越し大作戦

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 春ですね。冬眠していた生き物たちが、次々に現われています。
 「冬眠といえば、両生類や爬虫類がするもの」と思いますよね。ところが、哺乳類の中にも、冬眠するものがいます。例えば、コウモリの仲間が、そうです。
 哺乳類なのに、なぜ、コウモリは冬眠するのでしょう? 明確には、わかっていません。「冬には、昆虫が減るからでは」と推測されています。日本のコウモリは、多くが、昆虫を主食にします。食べ物が少ない季節を、休眠して、やり過ごすようです。
 そもそも、コウモリは、生活全体が、ほとんどわかっていません。普通に眠る場所と、冬眠する場所とが同じなのかどうかも、確認された例は、少ないです。
 コウモリは、日本に分布するだけでも、三十種以上もいます。種ごとに、かなり生態が違います。そういうことが、少しずつ、わかってきたところです。
 ここでは、ユビナガコウモリを紹介しましょう。日本のコウモリの一種です。比較的、生態がわかっているコウモリです。
 「ユビナガ」という名は、指の骨の一部が、長いことから付きました。このために、翼が細長いです。コウモリの翼は、前足ですからね。指の骨で、翼の皮膜を支えています。この翼を使って、ユビナガコウモリは、長距離を高速で飛べます。
 ユビナガコウモリの休息場所は、中が広い洞窟【どうくつ】です。狭い場所を飛ぶのが、苦手だからです。人工のトンネルは、中が広いことが多いので、好まれるようです。
 今年(二〇〇八年)、ユビナガコウモリの、興味深いニュースがありました。彼らの「引越し作戦」が実行されたそうです。舞台は、青森県の西目屋村【にしめやむら】です。
 西目屋村のトンネルに、ユビナガコウモリのねぐらが見つかりました。けれども、そこは、ダムに沈む予定です。そのため、新たなねぐらを作り、そちらへ引っ越してもらうことになりました。引越し作戦は、まだ途中です。成功するかどうか、わかりません。
 ユビナガコウモリは、絶滅危惧種【ぜつめつきぐしゅ】です。でも、今までなら、コウモリの保護など、無視されたでしょう。みんなの意識が向上したことを、喜びたいですね。


 ユビナガコウモリの引越し作戦のニュースは、以下に載っています。
 津軽ダム建設でコウモリの“引っ越し”スタート/西目屋(陸奥新報 2008/01/23)
 全国初!ユビナガコウモリ集団の移転作業を公開します(国土交通省津軽ダム工事事務所 2008/01/11)


 過去の記事でも、コウモリを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 虚々実々の駆け引き、ガ(蛾)対コウモリ(2007/07/13)
 不細工なんて言わないで、キクガシラコウモリ(菊頭蝙蝠)(2007/06/25)
 人間の役に立つコウモリ(2006/08/18)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ユビナガコウモリをはじめ、日本のコウモリが、十種以上掲載されています。
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2008年04月16日

タンザニアで、新種の哺乳類を発見

 

先日、アフリカのタンザニアで、新種の哺乳類が発見されました。ハネジネズミ(跳ね地鼠)というグループの一種です。聞き慣れない名前ですね。
 ハネジネズミは、名前も姿も、ネズミに似ています。けれども、ネズミの仲間ではありません。長脚目【ちょうきゃくもく】(ハネジネズミ目【もく】ともいいます)というグループに属します。ネズミは、齧歯目【げっしもく】に属しますね。
 ハネジネズミは、まるでゾウ(象)のように、細長い鼻を持ちます。このために、ゾウトガリネズミという別名があります。今回見つかった種も、鼻が細長いです。
 トガリネズミ(尖鼠)とは、かつて、ハネジネズミと近縁だとされた哺乳類のグループです。そのため、ハネジネズミに、「ゾウトガリネズミ」という別名が付きました。
 近年、「トガリネズミとハネジネズミとは、縁が遠い」とわかりました。トガリネズミは、トガリネズミ目【もく】に属します。
 前記のとおり、ハネジネズミの分類は、何回も、組み直されました。生物学が、進歩しているのですね。科学は、より正しいものを求めて、変わってゆきます。
 しかし、おかげで、図鑑などの表記が混乱しています。書物やウェブサイトによっては、ハネジネズミを「食虫目」、「モグラ目」、「トガリネズミ目」などに分類しています。現在は、「ハネジネズミは、長脚目」ということで、ほぼ、意見が一致しています。
 ハネジネズミの仲間は、アフリカにしか分布しません。日本人には、馴染みがないわけです。全種で、十五種ほどしかいません。世界的に、珍しい生き物です。
 広い意味では、長脚目は、アフリカ起源の哺乳類と、類縁があります。アフリカ獣上目というグループに属します。上目【じょうもく】とは、分類学で、目の一つ上の段階です。
 アフリカ獣上目には、長鼻目【ちょうびもく】(ゾウの仲間)、海牛目【かいぎゅうもく】(ジュゴンの仲間)などが属します。こんなに違うものと類縁とは、驚きますね。
 今回の新種には、日本語名は付いていません。ラテン語の学名で、Rhynchocyon udzungwensisと名付けられています。


 新種のハネジネズミのニュースは、以下のサイトにあります。
 タンザニアの奥地で新種の小型哺乳類を発見(AFPBBニュース 2008/02/02)


 過去の記事で、ハネジネズミと同じく、「ネズミでないネズミ」を取り上げています。また、他の新種のニュースも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 ネズミでないネズミがいる?(2007/12/21)
 インドネシアのパプアで、新種の哺乳類を発見(2007/12/19)
 シーラカンスの新種?発見(2007/11/15)
 霊長類【れいちょうるい】が絶滅の危機に?(2007/11/01)
などです。


2008年04月06日

畑の番人

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 ちっちゃな三毛猫(ミケネコ)さん、畑を懸命に守っていましたよ。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

千葉 舘山  【2008.03.22】


2008年04月03日

ゾウのようなネズミ?!タンザニアで新種のネズミを発見!!




 先日、またまた新種の哺乳類が、アフリカのタンザニアで発見されました。
 詳しくは、以下のニュース記事をご覧ください。
 タンザニアの奥地で新種の小型哺乳類を発見(AFPBBニュース 2008/02/02)

2008年03月18日

ネコ 【御苑の福猫&ジジ】別アングル

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ネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿  【2008.02.29】


過去の福猫たち
 猫の日【ネコのひ】(2008/02/22)
 マロン再び(2008/01/15)

2008年03月16日

ネコ 【御苑の福猫&ジジ】

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ネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿  【2008.02.29】


過去の福猫たち
 猫の日【ネコのひ】(2008/02/22)
 マロン再び(2008/01/15)

2008年03月15日

イルカがクジラを救助した!?

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 南半球の国、ニュージーランドから、驚くべきニュースが届きました。海岸に座礁したクジラを、別種のイルカが助けた、というのです。
 報道によれば、助けられたのは、コマッコウという種のクジラです。助けたのは、ハンドウイルカです。よく水族館にいる種ですね。バンドウイルカとも呼ばれます。
 詳しい内容は、下記のニュースのリンク先をお読み下さい。感動的な実話です。
 ここでは、助けたイルカと、助けられたクジラの種について、取り上げましょう。
 助けたイルカは、報道では「ハンドウイルカ」となっていますね。でも、もしかしたら、違う種かも知れません。ハンドウイルカには、よく似た別の種がいるからです。ニュージーランドという場所を考えますと、ミナミハンドウイルカかも知れません。
 助けられたほうのクジラ、コマッコウは、あまり知られていない種ですね。生態も、ほとんどわかっていません。小型で目立たないため、目撃情報が少ないのですね。幸いなことに、絶滅寸前ではないようです。
 名のとおり、コマッコウは、マッコウクジラに形が似ています。けれども、似ているのは、形だけです。大きさは、まったく違います。
 コマッコウは、小さなクジラです。成体でも、せいぜい3.4mほどにしかなりません。ハンドウイルカの大型の個体と、同じくらいです。クジラというより、イルカと呼ぶのがふさわしい種でしょう。
 ですから、「イルカがクジラを助けた」といっても、「小さなイルカが、大きなクジラを助けた」わけではありません。実際には、「イルカが、別種のイルカを助けた」ように見えたでしょう。言葉だけで、現場の状況を伝えるのは、難しいですね。
 このような事件があると、ヒト以外の生き物の能力について、考えさせられますね。生き物を、やたらに擬人化するのは、いけません。しかし、彼らの能力を過小評価するのも、科学的な態度とは言えないでしょう。
 イルカでもヒトでも、他者の命を救うのは、尊いことだと思います。


 「クジラを救ったイルカ」のニュースは、以下にあります。
 座礁したクジラをイルカが救う、ニュージーランド(AFPBBニュース 2008/03/12)
 迷って浜に近づくクジラ親子、1頭のイルカが救助 NZ(CNN.co.jp 2008/03/12)


 過去の記事でも、イルカやクジラについて取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 伊勢湾のスナメリが危機に?(2007/06/12)
 マッコウクジラは人間を襲うか?(2007/03/19)
 「腹びれのあるイルカ」はどうなった?(2007/02/06)

 ザトウクジラはホエールウォッチングの人気者(2006/03/13)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、コマッコウは載っていませんが、マッコウクジラ、ハンドウイルカ(バンドウイルカ)が掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2008年03月09日

ネコ 【御苑の福猫】

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ネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿  【2008.02.27】


過去の御苑の福猫
 枯葉のふとん その1 【御苑の福猫】(2007/12/12)

2008年03月07日

再発見! オキナワトゲネズミ




 南西諸島から、嬉しいニュースです。沖縄県で、「絶滅したかも知れない」と言われていた生き物が、再発見されました。ネズミの一種、オキナワトゲネズミです。生存が確認されたのは、なんと、約三十年ぶりだそうです。
 オキナワトゲネズミは、世界中で、日本の沖縄本島にしかいません。近縁種のアマミトゲネズミが奄美大島に、トクノシマトゲネズミが徳之島に、分布します。どの種も、ヒトの害にはなりません。森林に、ひっそり棲んでいます。
 トゲネズミの仲間は、全部で、この三種だけです。どの種も、数が減っています。その原因は、いくつかあると考えられています。
 特に、深刻なのは、外来種の存在です。主に、ジャワマングースと、ノネコ(家畜の猫が、野生化したもの)が、トゲネズミをおびやかしています。
 ジャワマングースは、ハブを退治するために、南西諸島に移入されました。ところが、ハブよりも、トゲネズミのような弱い生き物を食べています。捕るのが楽な生き物を捕るのですね。考えてみれば、当然です。
 ノネコの問題は、より深刻かも知れません。ネコは、ペットとして、可愛がられているからです。確かに、人間から見れば、ネコは可愛いですね。
 けれども、ネコは、肉食獣です。それを忘れてはいけません。ネズミなどの小動物から見れば、恐ろしい生き物です。ちょうど、ヒトから見たトラ(虎)のようなものです。
 例えば、ヒトが平和に暮らす街に、トラが放たれたら? どんな恐ろしいことになるか、想像できますよね。
 人間に飼われているネコは、おとなしいです。自分で、食べ物を捕る必要がないからですね。でも、野生化したネコは、そうではありません。トゲネズミの棲む森に、ノネコが来たら、人の街にトラが来たのと同じです。
 ネコを飼うな、というのではありません。「きちんと管理して飼おう」ということです。
正しくペットを飼うことが、トゲネズミなど、貴重な種を守ることになりますね。


 オキナワトゲネズミ再発見のニュースは、以下に載っています。
 幻ネズミ生きていた オキナワトゲネズミ(沖縄タイムス 2008/03/06)
 絶滅危機種オキナワトゲネズミの捕獲成功!(WWFジャパン 2008/03/05)


 過去の記事でも、トゲネズミなど、南西諸島の貴重な生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 新種発見! トゲネズミ(2006/07/10)
 指の数が違うカエルがいる?(2008/02/22)
 イグアナ? いえ、キノボリトカゲです(2008/02/11)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、トゲネズミが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2008年02月22日

猫の日【ネコのひ】




二月二十二日、猫の日【ネコのひ】です。ネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

1,2枚目画像  東京 新宿区 【2007.12.04】
3枚目画像   沖縄 金武   【2007.11.03】