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2005年9月12日

キンモクセイとギンモクセイの謎

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キンモクセイといえば、日本の初秋の香りですね。甘い香りが漂うのに、秋を感じる人は多いでしょう。キンモクセイはギンモクセイの変種です。ギンモクセイは白い花が咲きます。その花が色変わりして、橙色になったのがキンモクセイです。香りもキンモクセイのほうが強いです。花の色と香りの強さが好まれて、キンモクセイのほうが多く植えられますね。
 普通にある樹なのに、キンモクセイやギンモクセイには謎が多いです。 まず、キンモクセイは原産地がわかりません。以前は、中国から渡来したと考えられていました。対して、日本にあるウスギモクセイから作られたという説もあります。ウスギモクセイはギンモクセイの変種で、名のとおり薄黄色の花が咲きます。ギンモクセイ→ウスギモクセイ→キンモクセイと段階を踏んで変種ができた、というわけですね。
 ところが、ウスギモクセイも中国から渡来したという説があります。キンモクセイおよびウスギモクセイの渡来説と原産説には、決着がついていません。
 ギンモクセイの仲間は、雄の樹と雌の樹に分かれています。実がなるのは雌の樹だけです。日本では、雄のキンモクセイしか見つかっていません。なぜそんなことになったのか謎です。日本のキンモクセイは、挿し木で殖やされています。
 渡来した樹であったとしても、キンモクセイはとても日本人に好まれています。日本の天然記念物に、何本かの「キンモクセイ」の大木が指定されているほどです。
 ただし、「キンモクセイ」として指定されている中には、ウスギモクセイが混じっています。熊本県の「麻生原【あそうばる】のキンモクセイ」や静岡県の「三島神社のキンモクセイ」はウスギモクセイです。ウスギモクセイには、年に何度か開花する性質があります。麻生原と三島神社のウスギモクセイは、秋に二度開花します。一度咲いた後、ひと月も経たないうちに再び花が咲きます。これも不思議な性質ですね。

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ギンモクセイは掲載されています。是非ご利用ください。

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