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2005年12月 7日

新種のジャコウネコ発見?

 2005年12月6日付で、「新種の肉食哺乳類発見か?」というニュースが報じられました。インドネシアのカリマンタン島(ボルネオ島)からの報告です。
 公表された写真によれば、赤っぽい毛に覆われた、長い尾の動物です。報道では、「テンの仲間、もしくはジャコウネコの一種である可能性が高い」とされています。テンもジャコウネコも、普通の日本人には馴染みがない名前でしょう。
 テンのほうは、まだ知られていますね。日本に生息するからです。テンはイタチ科(イタチの仲間)に属します。イタチに似て胴と尾が長く、小動物を食べます。
 ジャコウネコのほうは、どんな動物なのか、見当がつかないのではないでしょうか? ジャコウネコ科(ジャコウネコの仲間)は、主にアフリカと南アジアに分布します。イタチ科と同じように、胴と尾が長い肉食獣です。多くの種は、長い尾を使って木に登るのが得意です。小動物以外に、果実が好物という種もいます。
 公表された情報からでは、詳しいことはわかりません。でも、あえて私は、新種?の正体を推測してみました。報道にあるとおり、ジャコウネコ科の新種ではないかと思います。以下に理由を述べます。
 まずは、体型が典型的なジャコウネコ型であることです。イタチ科にしては、脚が長すぎる気がします。もう一つは、カリマンタン島に、何種かのジャコウネコ科の動物がいるからです。ここは、ジャコウネコの仲間が暮らしやすい土地なのでしょう。ジャワジャコウネコ、ビントゥロングなどの分布が確認されています。ちなみに、イタチ科では、キエリテンがカリマンタン島に分布します。
 ジャコウネコ科の新種だとしたら、どんな暮らしをしているのでしょう? 密林でひっそり暮らしていることは間違いありませんね。ビントゥロングと同じように、樹上生活が主なのかも知れません。だとすれば、これまで発見されなかった理由もわかります。高木の上にいれば、ヒトの目にはつきにくいですよね。
 いまだに新種が発見されるのは、カリマンタンの自然が豊かな証拠です。正式に発見される前に絶滅しないよう、何らかの保護策を講じて欲しいですね。


12月6日付ニュース ※ニュースはリンクが外れてしまうかもしれませんので、外れてしまいましたらごめんなさいね。今なら撮影に成功した、新種と言われている生物の写真も公開されていますよ。

コラムでもご紹介しましたように、日本ではジャコウネコ科の生物は普通には生息していませんが、『イタチ科』の生物は生息しています。
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