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2006年1月 3日

鶴(ツル)の舞は何のため?

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 ツルの仲間は、どの種も姿が美しいですね。そのためか、多くの国で、ツルは縁起の良い鳥とされています。日本でもそうですね。お正月や結婚式の飾りに使われます。
 TVなどで「ツルの舞」といわれる行動を御覧になった方もいるでしょう。釧路湿原のタンチョウの様子などが、よく放映されます。実際に見た方によれば、雪中でツルが舞う様子は、この世のものとは思えないほど美しいそうです。
 タンチョウに限らず、すべてのツルは「ツルの舞」をします。タンチョウ以外に、日本で見られるナベヅルやマナヅルも舞います。舞い方は種によって違います。
 なぜ舞うのでしょう? じつは、理由はよくわかっていません。
 若いツルも年寄りのツルも、雄も雌も舞います。集団でいる時も一羽の時も、繁殖期もそうでない時も、舞は見られます。こうしたことから、ツルが舞う理由は一つではなく、いくつもあると考えられています。
 理由の一つに、異性に対するディスプレイがあるとされています。ツルの舞は、繁殖期前に最も盛んになるからです。まだ配偶者が決まらない若鳥が、適齢期の異性に求婚しているわけです。
 舞は、すでに夫婦となったツルの間でもよく見られます。これは、夫婦の絆を強める働きがあると考えられています。
 鳥の中でも、ツルはとても夫婦仲が良いです。一度配偶者を決めたら、同じ相手と一生添い遂げます。ツルは寿命が長いので(さすがに千年は生きませんが)、何十年も同じ相手と添うことになります。
 ツルの夫婦は、しょっちゅう一緒に舞ったり鳴き交わしたりして、熱心にコミュニケーションします。夫婦円満の秘訣は、そういうところでしょう。
 人間の結婚式に、ツルの模様や飾りを使うのは、あながち間違いではありませんね。ツルにあやかりたいのなら、ツルの行動も見習ったほうがいいでしょう。コミュニケーション不足ゆえの夫婦不和、なんて、ツルに笑われてしまいそうです。

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には、ツル目マナヅル、タンチョウなど8種が掲載されています。どうぞ、ご覧ください。

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