図鑑.netブログ- zukan.net -

http://blog.zukan.net/blog/

2006年6月30日

ヒメギス(幼虫)

ico_weather_kumori.gif


 ヒメギス 幼虫メス



 ヒメギス 幼虫オス 翅がまだまだ小さいですね。食べている花は「ノカンゾウ」です。


和名:ヒメギス
学名:Metrioptera hime


和名:ノカンゾウ
学名:Hemerocallis fulva L.
※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 目黒 【2006.06.28】


インターネット生物図鑑-zukan.net-
ban_zukan.net.jpg
http://www.zukan.net
には、昆虫のヒメギス、植物のノカンゾウが掲載されています。ぜひご利用下さい。

キリギリスは草食か肉食か?

ico_weather_kumori.gif

 夏に鳴く昆虫としては、セミの仲間が有名ですね。もう一つ、キリギリスの仲間も、夏に鳴く虫です。けれども、キリギリス類は、セミの仲間ではありません。バッタの仲間です。トノサマバッタなどと同じ、バッタ目に属します。バッタ目キリギリス科の種が、夏に鳴くキリギリス類です。
 バッタに近縁なだけあって、キリギリス類はバッタに似ています。体色は緑か茶色で、後肢が長く、ぴょんぴょん跳ねます。草むらや林に棲むことも、バッタと同じですね。
 キリギリス類は、コオロギ類と混同されることが多いです。実際、キリギリス類とコオロギ類とは、とても似ています。分類学的にも近縁です。コオロギ類とは、バッタ目の中のコオロギ科や、カネタタキ科の種を指します。昔は、現在のキリギリス類をコオロギと呼び、現在のコオロギ類をキリギリスと呼んだそうです。
 キリギリスの仲間には、キリギリス、クサキリ、ササキリ、クツワムシ、ハヤシノウマオイ、ヒメギスなど、たくさんの種がいます。種によって鳴き声が違います。有名なのは、キリギリスの「チョン、ギース」や、クツワムシの「ガチャガチャ」や、ハヤシノウマオイの「スイーッチョ、スイーッチョ」ですね。彼らの声は、のどかさと夏の季節感を感じさせます。
 バッタに似た姿や、草むらに棲むことからして、彼らは草を食べると思いがちですね。ところが、そうとは限りません。中には肉食をする種もいます。キリギリスやハヤシノウマオイ、ヒメギスなどは、他の昆虫を襲って食べます。のどかな鳴き声からは、想像できませんね。クサキリ、ササキリ、クツワムシなどは、植物ばかり食べます。
 植物を専門に食べる種と、動物食をする種とでは、脚【あし】に違いがあります。動物食の種には、脚に鋭い棘【とげ】があります。この棘で、他の昆虫を捕えます。植物食の種には、棘はありません。
 同じキリギリス科でも、種によって、食う者と食われる者とに分かれます。自然の中では、それぞれの種が、それぞれの役割を果たしているのでしょう。

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

http://www.zukan.net
には、キリギリスをはじめ、クサキリ、ササキリ、クツワムシ、ハヤシノウマオイなど、バッタ目キリギリス科の昆虫が13種が掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月29日

キツネノボタン

ico_weather_hare.gif

今日も暑くなりそうです。外出する方は、気をつけましょうね。







和名:キツネノボタン
学名:Ranunculus silerifolius H.Lév.


東京 目黒 【2006.06.28】

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、キツネノボタンは掲載されています。ぜひご利用下さい。

ホンソメワケベラは、他の魚と共生しあっていますよね。

ico_weather_kumori.gif

 共生する生物の勉強をしています。ホンソメワケベラは、他の魚と共生しあっていますよね。そこでホンソメワケベラという魚のことを詳しく知りたいです。教えてください。

 ホンソメワケベラは、他の魚の体を掃除する魚として有名ですね。
 この魚は、ハタなどの大きな魚の体の表面や、鰓や口の中などをつつきます。そこに付いているごみや、寄生虫を食べるためです。
 他の魚にとっては、そうしてもらうと体がきれいになりますね。病気にならずにすみます。ですから、ホンソメワケベラが近づくと、掃除をしてくれと催促します。じっとして、鰓や口を広げるのが、催促のしるしです。
 時には、ホンソメワケベラに掃除をしてもらいたい魚が、列を作って順番を待っていることもあります。微笑ましい光景ですね。
 掃除をする習性から、ホンソメワケベラは「魚の掃除屋さん」・「魚のお医者さん」などと呼ばれます。ホンソメワケベラの英語名のcleaner fishというのも、「掃除をする魚」という意味です。
 ホンソメワケベラの基本的なデータを、以下に示しましょう。

 標準和名:ホンソメワケベラ
 学名:Labroides dimitiatus【ラブロイデス・ディミティアトゥス】
 英語名:cleaner fish【クリーナー・フィッシュ】
 分類:硬骨魚綱スズキ目ベラ亜目ベラ科
 体長(頭の先から尾びれの付け根まで):10cm
 分布:千葉県以南の日本近海、南部太平洋(ハワイなど)、インド洋
 生息域:浅い珊瑚礁のある海に生息します。

 ホンソメワケベラは、小さい頃はメスで、大きくなるとオスになる、という性転換を行ないます。この種に限らず、魚には性転換を行なう種が多いです。ホンソメワケベラが属するベラ科には、特に多く見られます。
 ホンソメワケベラは、一頭のオスが何頭かのメスをひきつれて、ハーレムと呼ばれる群れで暮らします。何かの理由でオスがいなくなると、ハーレム内で最も体の大きいメスが、オスに性転換します。そうして群れが維持されます。
 ホンソメワケベラ以外にも、他の魚を掃除する魚がいます。ホンソメワケベラに近縁なスミツキソメワケベラやソメワケベラなども、他の魚を掃除します。
 ホンソメワケベラがいると、他の魚が健康になりますね。そのために、水族館では、大きな魚と一緒にホンソメワケベラを飼っていることがあります。大きい水族館なら、たいがいいるでしょう。観に行ってみてはいかがでしょうか。

2006年6月28日

オオシオカラトンボ

ico_weather_hare.gif

 暑いですね。東京の今日は夏日だそうです。それで、今日は撮影に出かけてきましたが、公園も暑かったですよ~。アスファルトの上よりは、ずっと良いですけどね。
 さて、画像です。私は今年初の対面でした。オオシオカラトンボのオスです。メスもいたのですが、撮影できませんでした^^;。動きが早すぎます。トンボはギンヤンマも見ましたよ。


和名:オオシオカラトンボ
学名:Orthetrum triangulare melania


※画像をクリックすると大きな画像が見られます。
東京 目黒 【2006.06.28】

ban_zukan.net.jpg

インターネット生物図鑑-zukan.net-

http://www.zukan.net
には、オオシオカラトンボは掲載されています。ぜひご利用下さい。

ヘラオオバコ

ico_weather_kumori.gif

和名:ヘラオオバコ
学名:Plantago lanceolata L.
※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 渋谷 【2006.06.12】

ban_zukan.net.jpg

インターネット生物図鑑-zukan.net-

http://www.zukan.net
には、ヘラオオバコは掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月27日

夜明け

ico_weather_kumori.gif


 久しぶりの夜明け画像です。※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

 沖縄 金武町【2006.06.24】

哺乳類がうねって、爬虫類がくねって

ico_weather_kumori.gif

哺乳類がうねって、爬虫類がくねって進んだり歩いたりするのはなぜですか? 知っていたら、教えてください。


これは素晴らしい質問ですね。詳しく調べると、たいへん深い問題です。
 『うねる』というのは、縦(上下)方向に体を動かすことですね。『くねる』というのは、横(左右)方向に体を動かすことです。

 詳しく説明すると、とても長くなってしまうので、ごく簡単に説明しましょう。
 このように動き方が違うのは、爬虫類と哺乳類とでは、脊椎骨(背骨のこと)の造りが違うからです。
 爬虫類の脊椎骨は、左右に動きやすくなっています。ですから、横にくねって動きます。哺乳類の脊椎骨は、上下に動きやすくなっています。そのために、縦にうねって動きます。

2006年6月26日

龍潭から望む首里城

ico_weather_kumori.gif

 6月20日に梅雨明けした沖縄は、梅雨明けしてから地元の方も驚くような暑さがずーっと続いているそうです。これから、沖縄へ行かれる方は暑さ対策、紫外線対策はお忘れなく。

沖縄 首里城 【2006.06.24】

※画像をクリックすると少し大きな画像が見られます。

ササ(笹)とタケ(竹)はどう違う?

ico_weather_ame.gif

 もうじき七夕ですね。元来は中国の行事とはいえ、すっかり日本に根付いています。ササの葉と短冊【たんざく】とが揺れる様子には、風情がありますね。
 元祖の中国では、七夕にササを飾る風習はありません。願いごとを書いた短冊をササに吊るすのは、日本独自の風習です。日本では、ササが神聖視されていたことから、この風習ができたようです。
 ササとタケの違いについて、たびたび訊かれます。生物学的には、差はありません。同じイネ科に属する植物です。イネ科の中で、マダケ属、ササ属、ヤダケ属などに属する種が、タケ・ササ類です。タケのうち、小型で細いものをササと呼びます。
 ササの中で、最も有名な種は、クマザサでしょう。植物に詳しくない人でも、クマザサという名を聞いたことはあると思います。有名なのに、クマザサは、誤解されていることが多いです。
 例えば、クマザサの漢字表記は「隈笹」です。「熊笹」ではありません。「隈取り【くまどり】のある笹」という意味で、クマザサと名付けられました。
 冬、クマザサの葉は、縁が枯れて、白くなります。葉の真ん中は緑のままです。この様子が、隈取りのように見えるのですね。夏の葉は、全体が緑色です。そのために、夏と冬とでは、同じクマザサが全然違うものに見えます。
 冬の「隈取り」が美しいために、クマザサは、庭園にも植えられます。山奥にばかりあるわけではありません。クマザサ以外にも、冬に「隈取り」が出るササがあります。ミヤコザサなどがそうです。ミヤコザサも、美しさゆえに栽培されることがあります。
 ササを含めたタケ類全体は、中国でも神聖視されます。けれども、タケの中でも小型のササを好むのは、日本人の感性のようです。「笹」という字がそれを示しています。「笹」は、「小型の竹」を表わす字として、日本で作られました。中国にはありません。
 中国伝来の七夕に、タケではなく、ササを当てはめたのは、日本的な感性によるものでしょう。ササの葉音のおかげで、七夕は、日本情緒あふれる行事になりました。

ban_zukan.net.jpgインターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、クマザサ、ミヤコザサなどが掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月25日

アジサイ その3

ico_weather_kumori.gif

 蒸し暑い日がつづきますが、みなさん体調崩されていませんか?こんな梅雨時は、やはりアジサイで癒されますね。

アジサイ102_0277.jpg

和名:アジサイ
学名:Hydrangea macrophylla Ser. Var. Otakusa Makino
※画像をクリックすると大きな画像が見られます。
東京 渋谷 【2006.06.12】

2006年6月24日

ハンドウイルカ、バンドウイルカ、どっちが本当?

ico_weather_kumori.gif

 イルカは、とても人気がある生き物ですね。水族館でもお馴染みです。水族館でよく飼われているのは、ハンドウイルカという種です。
 と書くと、「バンドウイルカじゃないの?」と思う方がいるでしょう。ハンドウイルカ、バンドウイルカ、どちらも間違いとは言えません。生物学の世界では、ハンドウイルカと呼ばれることが多いですね。
 「ハンドウ」も「バンドウ」も、不思議な響きの言葉ですね。ハンドウイルカという名の由来には、諸説があります。どの説が正しいのかは、わかっていません。バンドウイルカは、一九五七年に、西脇昌治さんという研究者が提唱した名です。
 ハンドウイルカは、おそらく、世界中で最もたくさん飼われているイルカです。飼育しやすいからです。そのため、生態などについて、わかっていることが多いです。これは、イルカの仲間では例外的なことです。イルカの仲間は、生態がわかっていない種が大部分です。海で野生生物を観察するのが、難しいためです。
 とはいえ、ハンドウイルカについても、わからないことは多いです。つい先日も、新しい知見が発表されました。「生まれたてのハンドウイルカも、その母親も、睡眠を取る」というものです。これまでは、生まれて一ヶ月ほどの間、赤ちゃんイルカとその母親は、ほとんど眠らないのでは、といわれていました。
 また、最近、ハンドウイルカの分類についても、新しい知見がありました。これまでハンドウイルカと思われていたうち、一部のイルカが、別種だと判明しました。ミナミハンドウイルカ(ミナミバンドウイルカ)という種です。ハンドウイルカとミナミハンドウイルカは、外見がそっくりなため、非常に見分けにくいです。
 人懐こいハンドウイルカやミナミハンドウイルカは、多くの人に好まれます。けれども、彼らは、人間の獲物の魚を食べてしまうこともあります。漁師さんにとっては、深刻な問題です。野生生物との付き合いは、きれいごとばかりでは済みません。だからこそ、彼らのことをよく知って、うまく付き合う必要があるでしょう。


イルカの赤ちゃんは、やはり眠っている
※ニュースソースですので、リンクは切れてしまうかもしれません。今なら、寝ている赤ちゃんイルカの画像も見られますよ。


ban_zukan.net.jpg

インターネット生物図鑑-zukan.net-

http://www.zukan.net
には、ハンドウイルカ(バンドウイルカ)が掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月23日

ナメクジは塩をかけると溶ける?

ico_weather_kumori.gif

 梅雨時は、ヒトにとっては不快な季節ですね。でも、じめじめしたこの季節が、大好きな生き物もいます。その代表がナメクジです。
 ナメクジは嫌われ者ですね。農作物を食い荒らしたりするので、確かに、害があります。けれども、湿度が高い日本では、昔から身近な生き物でした。ナメクジの俗説が多いことが、それを示しています。いくつかの俗説を、ここで見てみましょう。
 「ナメクジに塩をかけると溶ける」のは、本当でしょうか? 塩をかけると小さくなるのは本当です。塩のために、体の水分が外に吸い出されるからです。しかし、溶けてなくなることはありません。小さくなるだけです。水分を取れば元どおりです。
 「ヘビ(蛇)はナメクジに弱い。ナメクジになめ殺されてしまう」という俗説もあります。「ナメクジと近縁だから、カタツムリにも弱い」とも言われますね。これは、まったく根拠のない俗説です。ヘビは、ナメクジやカタツムリを恐れません。それどころか、ナメクジやカタツムリを食べるヘビもいます。
 「ナメクジは薬になる」という俗説もありますね。昔は、いろいろな病気にナメクジが使われたようです。黒焼きにしたものを呑んだり、生きたものを呑んだりしたといいます。これらは、薬どころか、場合によっては危険な行為です。生きたナメクジを呑むと、寄生虫に感染するおそれがあります。決してやらないで下さいね。
 身近なのに、ナメクジの実態は知られていません。例えば、ナメクジが一種ではないと聞けば、普通の人は驚きますよね。日本に分布するナメクジだけでも、十種以上います。代表的な種は、ナメクジとヤマナメクジです。
 人家で見られるのは、ほとんどが普通のナメクジです。ヤマナメクジは、名のとおり山にいます。時々、「ものすごく大きなナメクジが見つかった」というニュースがありますね。あれは、たいがいヤマナメクジです。ヤマナメクジは、伸びると15cm以上になることがあります。不気味に見えても、ヒトは襲いませんから、御安心を(笑)
 ナメクジは、乾燥に弱いのに、どういうわけか陸に棲んでいます。棲みにくいところに、必死で棲んでいるわけですね。そう思うと、けなげに見えてきます。

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

http://www.zukan.net
には、ナメクジが掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月22日

ラ パロマ

ico_weather_kumori.gif

バラ_ラパロマ101_0116.jpg


'ラ パロマ' 作出:1959年 ドイツ タンタウ


和名:バラ 園芸種 'ラ パロマ'
学名:Rosa hybrida hort 'La Paloma'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。
東京 新宿 【2006.05.30】

南極にペンギンがいて、北極にいないのはどうしてですか?

ico_weather_kumori.gif

南極にペンギンがいて、北極にいないのはどうしてですか?

 昔は、北極にも、ペンギンにそっくりな鳥が棲んでいました。オオウミガラスという鳥です。ペンギンと同じように、翼が小さくて飛べませんでした。そのかわりに泳ぎが得意でした。海で魚を獲って食べていました。立った姿勢でよちよち歩くところや、背中が黒っぽくておなかが白いところまで、ペンギンにそっくりでした。
 オオウミガラスは、ヨーロッパ北部の北極圏に棲んでいました。「北極のペンギン」ですね。
 もともと、「ペンギン」という名は、オオウミガラスに対して付けられたものです。ヨーロッパ人が南極へ探検に行った時、見慣れた「ペンギン」=オオウミガラスにそっくりな鳥を見つけました。そのため、その鳥にもペンギンと名付けました。
 残念なことに、オオウミガラスは絶滅してしまいました。人間に獲られ過ぎたからです。元祖「ペンギン」の生きている姿は、今では見ることができません。
 北極と南極という似た環境には、やはり似た生物がいたのですね。人間が滅ぼさなければ、今でも、北極と南極と両方に「ペンギン」がいたのです。「北極のペンギン」が見られなくなったのは、人間のせいです。

2006年6月21日

フリージア

ico_weather_kumori.gif

バラ_フリージア100_0097.jpg

'フリージア' 作出:1973年 ドイツ コルデス

和名:バラ 園芸種 'フリージア'
学名:Rosa hybrida hort 'Friesia'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。
東京 新宿 【2006.05.30】

ニコール

ico_weather_kumori.gif

バラ_ニコール101_0131.jpg
'ニコール' 作出:1987年 ドイツ コルデス

和名:バラ 園芸種 'ニコール'
学名:Rosa hybrida hort 'Nicole'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。
東京 新宿 【2006.05.30】

2006年6月20日

ディンティベス

ico_weather_kumori.gif

バラ_ディンティベス101_0135.jpg
バラ_ディンティベス101_0136.jpg

'ディンティ ベス' 作出:1925年 イギリス アーシャー

和名:バラ 園芸種 'デインティ ベス'
学名:Rosa hybrida hort 'Dainty Bess'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。
東京 新宿 【2006.05.30】

両生類について教えてください。

ico_weather_kumori.gif

 哺乳類(イルカ、クジラなど)や、魚類、鳥類(ペンギンなど)、爬虫類(カメなど)は、海にすんだり泳いだりすることができますが、両生類(カエルなど)は、海にいませんよね。なぜですか? 教えてください。お願いいたします。

 この質問に答えるには、長い説明が必要です。お付き合い下さい。

 皆さんも知っている通り、海の水はしょっぱいです。海水には、私たちの体内よりもずっと濃い塩分が含まれているので、しょっぱく感じます。
 たくさんの塩水に少しの真水を入れると、全部塩水になりますね。同じように、海に入った私たちの体には、どんどん塩分が入り込んでくるはずです。体内の塩分と海水の塩分と、濃さを同じにしようとする力が働くからです。
 実際には、私たちの体が海水と同じだけ「しょっぱくなる」ことはありません。私たちの体は、皮膚に保護されているからです。皮膚が体表を保護して、塩分が体に入らないようにしています。
 私たちヒトは、哺乳類ですね。哺乳類の皮膚は、海水を通しません。おかげで、哺乳類は、海に入っても平気です。余分な塩分が体に入ってこないからです。
 どんな動物でも、余分な塩分が体に入ると、具合が悪くなります。余分な塩分が体内にずっとあったら、最後には死んでしまいます。
 哺乳類以外の動物にも、たいていは、余分な塩分を体に入れない仕組みがあります。
 魚類の皮膚には、鱗【うろこ】がありますね。鱗のおかげで、体外にある塩分を、体内に通さないようになっています。
 爬虫類の皮膚にも、鱗がありますね。爬虫類の鱗は、魚の鱗とはまったく造りが違います。しかし、塩分を通さないのは同じです。
 鳥類の皮膚も、塩分を通しません。そのうえ、鳥類には羽根が生えています。羽根は、鳥の体表をよりしっかりと保護します。
 魚類・爬虫類・鳥類・哺乳類の皮膚には、「体外の塩分を体内に通さない」機能があるわけです。
 ところが、両生類には、鱗も羽根も毛もありません。彼らの皮膚は、とても弱いです。「体外の塩分を体内に通さない」機能がありません。
 ですから、両生類が海に入ると、海水の塩分が体に入るのを止められません。これでは、死んでしまいますね。そのために、両生類は海に棲むことができないのです。

2006年6月19日

スターゲイザー

ico_weather_hare.gif/ico_weather_kumori.gif

バラ_スターゲイザー101_0102.jpg
'スターゲイザー' 作出:1977年 イギリス ハークネス


和名:バラ 園芸種 'スターゲイザー'
学名:Rosa hybrida hort 'Stargazer'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.30】

カササギ(鵲)は天の川の橋渡し?

ico_weather_kumori.gif

 カササギという鳥を御存知でしょうか? 日本では珍しい鳥です。北九州の一部にしか分布しません。尾が長くてスマートで、なかなか格好いいです。その姿からは推測しにくいですが、カラスの仲間です。声を聞くと騒々しいため、「カラスの仲間」というのが納得できます。北九州ではカチガラスと呼ばれます。
 カササギは、ユーラシア大陸に広く分布します。ヨーロッパから、お隣の中国や韓国にまで、たくさんのカササギがいます。けれども、日本では、不自然なほど限られた地域にしかいません。なぜでしょう?
 じつは、日本のカササギは、人為的に導入されたものです。元来、日本には分布しませんでした。十七世紀頃、朝鮮半島から持ち込まれたと考えられています。
 持ち込まれた理由は、カササギが縁起の良い鳥とされるからです。中国でも朝鮮半島でも、カササギは縁起の良い鳥です。夫婦和合を象徴することが多いですね。
 カササギは、七夕の伝説に登場します。夫婦和合を象徴するからでしょう。日本では、カササギが登場する七夕伝説は、あまり知られていませんね。
 七夕の夜、雨が降ると、天の川の水かさが増します。すると、牽牛【けんぎゅう】が織女【しょくじょ】に逢えなくなってしまいます。天の川が渡れないからです。そこへたくさんのカササギがやってきて、自分たちの体で橋を作ってくれます。おかげで、二人は、年に一度の逢瀬【おうせ】を楽しめるといわれます。
 実際のカササギは、特別に夫婦仲が良いわけではありません。なぜ、カササギが夫婦和合の象徴になったのかは、不明です。もしかしたら、夫婦そろって巣作りをする様子が、仲良く見えたのかも知れません。
 カササギの巣は、樹上に枝などを集めて作られます。とても大きな球形で、目立ちます。こんな巣を作るには、夫婦仲が良くなければできない、と考えられたのでしょうか。
 カラスの仲間らしく、カササギは遊び好きです。夫婦に限らず、仲間同士で盛んに遊びます。遊びが仲間の絆を強めているのは、確かでしょうね。


ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、カササギ掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月18日

セイヨウミツバチ

ico_weather_ame.gif/ico_weather_kumori.gif

ウツギとセイヨウミツバチ101_0186.jpg

ウツギの花の蜜を吸う。花粉玉が可愛いですね。


 
和名:セイヨウミツバチ 
学名:Apis mellifera


※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.30】


ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、セイヨウミツバチが掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月17日

子育てに張り切るお父さん、タマシギ

ico_weather_kumori.gif

 六月の第三日曜日は、父の日ですね。最近は、子育てに参加するお父さんが増えました。ヒト以外の生き物でも、父親が子育てをするものがいます。
 タマシギという鳥が、そんな一種です。湿地や水田などの水辺の鳥です。泥中や水中をあさるために、長い嘴を持っています。小動物や植物の種子を食べます。
 タマシギの世界では、子育てはもっぱら父親の仕事です。母親は卵を産むだけです。卵を抱くのも、雛【ひな】の世話も、父親だけが行ないます。
 面白いことに、タマシギは、雄よりも雌のほうが派手な羽色です。しきりに鳴いて求愛行動を取るのも、雌のほうです。なわばりを作り、守るのも雌です。
 また、タマシギは、一妻多夫【いっさいたふ】の鳥です。一夫多妻ではありません。一羽の雌が、複数の雄とつがいになります。雌は、一羽の雄とつがいになり、産卵すると、あとはすべて雄にお任せです。自分の子には見向きもせず、別の雄を誘います。雄のほうは、雌が産卵した後、卵と雛の世話に明け暮れます。
 一夫多妻の鳥はたくさんの種がいますが、一妻多夫の鳥は珍しいです。タマシギは珍しい例ですね。一夫多妻と一妻多夫とでは、雄と雌の役割がちょうど逆です。
 例えば、日本の国鳥とされるキジは、一夫多妻です。キジは、雄のほうが断然きれいですよね。雄のキジはよく鳴いて、なわばりを宣言します。一羽の雄が、複数の雌とつがいになります。子育ては、雌が行ないます。雄のキジは、卵を抱くことも、雛の世話をすることもありません。
 一夫多妻も一妻多夫も、バランスが悪いように見えますね。片方だけが子育てをするなんて、不公平に感じます。現代の日本人には、ふさわしくない仕組みでしょう。
 けれども、自然界では、意味があることです。タマシギの雌やキジの雄のように、派手であれば、敵に襲われる確率が高いです。その分、子どもが襲われる率を減らしています。派手なほうの親は、子どもから離れることで、子どもたちを守っています。タマシギのお父さんは直接的に、お母さんは間接的に子育てしている、といえますね。



ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

http://www.zukan.net
には、タマシギやキジが掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月16日

ゴールデンメダイヨン

ico_weather_ame.gif

バラ_ゴールデンメダイヨン101_0144.jpg

'ゴールデン メダイヨン' 作出:1984年 ドイツ コルデス


和名:バラ 園芸種 'ゴールデン メダイヨン'
学名:Rosa hybrida hort 'Golden Medaillon'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.30】

真珠貝【しんじゅがい】の秘密

ico_weather_ame.gif


 真珠(パール)は、人気のある宝石ですね。真珠が貝によって作られることは、皆さん御存知でしょう。真珠が取れる貝は、通称で真珠貝と呼ばれます。
 真珠貝と呼ばれるのは、一種だけではありません。びっくりするほどたくさんの種の貝が、真珠を作ります。マガキなどの牡蠣【カキ】の仲間が作ることもあります。どんな種の貝が作った真珠でも、宝石にされるほどの美しいものは、ごくわずかです。
 真珠は、貝の身を守る仕組みのためにできます。真珠の元になるのは、貝の体に入った異物です。異物が体を傷つけないように、貝は、異物の周囲を自分の体から出る物質で覆います。すっぽり覆われたものが真珠です。
 貝の種によって、体から出る物質の性質が違います。そのため、真珠の色や光沢は、貝の種ごとに違います。同じ種でも、いろいろな条件の差で、外見の違う真珠ができます。
 産業的な真珠養殖に用いられる貝は、アコヤガイ(阿古屋貝)、マベ、シロチョウガイ(白蝶貝)、クロチョウガイ(黒蝶貝)などです。最も有名なのは、アコヤガイですね。普通に「真珠」といって売られているのは、多くアコヤガイが作ったものです。マベからは、マベ真珠、またはマベパールと呼ばれる半球形の真珠が取れます。シロチョウガイとクロチョウガイは熱帯性の貝で、日本近海ではあまり養殖されていません。
 なぜ、これらの貝からは、特に美しい真珠が取れるのでしょう? そのヒントは、貝殻の内側にあります。これらの殻の内側には、宝石の真珠と同じ光沢があります。
 貝が真珠を作るのに出す物質は、殻を作る物質でもあります。殻を作る物質を、体を守るために使っています。ですから、光沢のある殻の貝は、光沢のある真珠を作れるわけです。貝殻の外側は、敵に見つかりにくいように地味になっています。
 生きているアコヤガイやマベの姿からは、真珠の美しさは想像できません。彼らの殻の外側には、海藻などがいっぱい付いています。美しいどころか、汚らしいとさえ見えます。そういう姿で、海底の岩などに付着しています。外に向かっては醜く見せて敵を欺き、内では真珠を作って異物に対抗するなんて、よくできていますよね。

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

http://www.zukan.net
には、アコヤガイとマベが掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月15日

グラニー

バラ_グラニー101_0113.jpg

'グラニー' 作出:デンマーク ポールゼン


和名:バラ 園芸種 'グラニー'
学名:Rosa hybrida hort 'Granny'


東京 新宿 【2006.05.30】

イルカとシャチの名前の由来について

イルカとシャチの名前の由来について知りたいのですが、教えてくれませんか?

 残念ながら、イルカの名前の由来も、シャチの名前の由来も、よくわかっていません。

 一つの説として、イルカの名前は「血臭【ちのか】」という言葉から来ているというのがあるそうです。文字どおり、「血の臭い」という意味ですね。
 昔、イルカを銛【もり】で突いて獲る猟がありました。その時、傷を負ったイルカが、血の臭いを漂わせていたからだそうです。

 シャチの名前の由来については、昔、狩りに幸運をもたらす霊的な力を「しゃち」と呼んだことから来ている、という説があります。
 シャチは、海で最も強い捕食獣です。そのために、「しゃち」という名前を付けたのではないかというわけです。

 上に書いた説は、確定したものではありません。あくまで仮説です。御自分でも、いろいろ調べてみると面白いのではないでしょうか。

2006年6月14日

アオスジアゲハ

ico_weather_kumori.gif
ウツギとアオスジアゲハ101_0174.jpg


ウツギの花の蜜を吸うアオスジアゲハ。ウツギ大人気です。

和名:アオスジアゲハ
学名:Graphium sarpedon nipponum

東京 新宿 【2006.05.30】

ban_zukan.net.jpg

インターネット生物図鑑-zukan.net-

http://www.zukan.net
には、アオスジアゲハは掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月13日

アツバキミガヨラン

ico_weather_kumori.gif

アツバキミガヨラン100_0073.jpg

アツバキミガヨランP1000044.jpg

和名:アツバキミガヨラン
学名:Yucca gloriosa L.

東京 新宿 【2006.05.30】



ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

http://www.zukan.net
には、アツバキミガヨランは掲載されていませんが、同じユッカ属のイトランが掲載されています。ぜひご利用下さい。

なぜイヌは・・・

ico_weather_kumori.gif

なぜイヌは、一度にいっぱい子どもを産むんですか?

 どんな動物でも、子どものうちは体が弱いです。敵にも捕まりやすいです。そのため、死亡率が高いです。たくさんの子どもがいないと、みな死んでしまって、子孫を残せません。ですから、できるだけたくさんの子どもを産んで、子孫を残そうとします。

 ヒトのように、一度に一人か二人しか子どもを産まない動物のほうが、珍しいのですね。
 ヒトは、集団生活をすることによって、大勢で子供を守ります。おかげで、他の動物に比べて、子どもが育つ率が高くなりました。このために、一度に一人や二人しか子どもを産まなくても、子孫が絶えません。

 また、ウマやウシのような大型の草食獣も、一度に一頭しか子供を産みません。それは、おなかの中で子どもを大きく育てなければならないからです。
 ウマやウシのような草食獣は、敵が多いです。子どもでも、走って逃げられなければ、すぐに肉食獣に食べられてしまいます。大きく育った子どもならば、産まれたてでも、走って逃げることができます。
 赤ちゃんが大きく育つまで、おなかの中に置いておくのは、母親にとって負担が大きいことです。一度にたくさんの子どもを、おなかの中で大きく育てることはできません。そういう理由で、ウマやウシは、一度に一頭しか産むことができません。

2006年6月12日

紫陽花(アジサイ) その2

ico_weather_kumori.gif 

アジサイの花の色は土壌の酸性が強いと青紫色系になり、アルカリ性が強いと赤色系になるそうです。
 街路樹のアジサイやお寺などのアジサイが梅雨に入ったとたんにきれいですよね。先日更新しましたアジサイも青系のお花でしたが、今度は、もう少し酸性が強いアジサイの花も撮影したいです。

アジサイP1000120.jpg
アジサイP1000125.jpg
アジサイP1000128.jpg

和名:アジサイ
学名:Hydrangea macrophylla Ser. Var. Otakusa Makino

東京 目黒 【2006.06.10】

カウンティ フェアー

ico_weather_kumori.gif



'カウンティ フェアー' 作出:1960年 アメリカ スイム

和名:バラ 園芸種 'カウンティ フェアー'
学名:Rosa hybrida hort 'County Fair'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.30】

子どもの揺籠【ゆりかご】を作る虫、オトシブミ

ico_weather_kumori.gif / ico_weather_ame.gif

 ハイキングなどで森へ出かけた時、不思議な葉っぱを見たことがありませんか? まるで巻物のように、くるくるときれいに畳まれた葉です。地面に落ちていることもあれば、今にも落ちそうになりながら枝に付いていることもあります。
 それはきっと、オトシブミという昆虫のしわざです。オトシブミとは、コウチュウ目オトシブミ科に属する昆虫の総称です。カブトムシやコガネムシと同じく、硬い翅【はね】を持った昆虫の仲間です。
 オトシブミは、なぜ、葉を巻くのでしょうか? 自分の子どものためです。
 巻いた葉の中に、彼らは卵を産みます。孵化した幼虫は、周囲の葉を食べて育ちます。巻いた葉は、幼虫の食料と、幼虫を外敵から守る装置と、両方を兼ねます。昆虫を食べる鳥などが来ても、巻いた葉があるだけなら、食べ物とは思わないでしょう。
 これはうまい方法ですよね。このような葉は、オトシブミの揺籠――「ゆりかご」または「ようらん」と読みます――と呼ばれます。言い得て妙ですね。
 オトシブミにとって、葉を巻くのは大変な作業です。小さい昆虫にすれば、木の葉はずいぶん巨大な物でしょう。自分の体より何倍も大きいシートを切って、折りたたむようなものです。しかも、葉には弾力があって丈夫です。オトシブミの母親は、誰の力も借りず、道具も使わず、一頭でそれをやり遂げます。母親の力は偉大ですね。
 オトシブミの仲間は、チョッキリとも呼ばれます。揺籠を作るために、植物の茎や葉柄【ようへい】――葉の柄に当たる部分――を切るからです。あらかじめ切っておくと、葉がしおれて巻きやすくなるのですね。巧妙さにますます感心します。
 けれども、農家の人は感心していられません。オトシブミ(チョッキリ)は害虫です。作物の茎や葉を切るからです。ブドウ、モモ、クリなどの果樹が、よく被害を受けます。
 害虫とはいえ、昔の人は、オトシブミに親しみも持っていました。揺籠を巻物の手紙に見立てて、「落とし文」という名を付けたほどです。風流ですよね。害虫との付き合いにも、できれば、このくらいの心の余裕を持ちたいものです。

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、ヒメクロオトシブミ、ブドウハマチョッキリなど、オトシブミ科の昆虫は5種掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月11日

若い実

ico_weather_hare.gif


 黄色くなる前の若い実

和名:ビワ 
学名:IEriobotrya japonica (Thunb.) Lindl.


 下の方に写っているのはブラシノキのつぼみです。 

和名:ウメ 
学名:Armeniaca mume Siebold

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.30】

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、ビワとウメは掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月10日

エーデルワイズ

ico_weather_kumori.gif


エーデルワイズ' 作出:1970年 デンマーク ポールゼン

和名:バラ 園芸種 'エーデルワイズ'
学名:Rosa hybrida hort 'Edelweiss'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.30】

2006年6月 9日

インターナショナル・ヘラルド・トリビューン

ico_weather_ame.gif


'インターナショナル・ヘラルド・トリビューン' 作出:1984年 イギリス ハークネス

和名:バラ 園芸種 'インターナショナル・ヘラルド・トリビューン'
学名:Rosa hybrida hort 'International Herald Tribune'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.30】

日本を代表する美魚、アユ

ico_weather_ame.gif

 アユ釣りの季節になりました。釣りの中でも、アユの友釣り【ともづり】は、とても人気がありますね。これは、アユが持つ独特の習性を利用しています。
 成熟したアユは、なわばりを持つ習性があります。彼らは、水中の石をなわばりとして守ります。これは食べ物を守っていることになります。彼らは、石に生えた藻を食べるからです。アユの体に香りがあるのは、藻の香りが移ったものです。
 友釣りでは、おとりのアユを、他のアユのなわばりに泳がせます。アユがおとりを追いかけるところを、針で引っかけて釣ります。
 友釣りはあまりに有名です。そのため、すべてのアユがなわばりを持つと思われがちですね。そうとは限りません。成熟しても、なわばりを持たないアユがたくさんいます。そのようなアユは、群れを作って暮らします。
 アユの外見や暮らし方には、個体差と地域差が激しいです。例えば、体の大きさは、体長10cmほどで成熟するものもいれば、30cmほどにまで成長するものもいます。また例えば、産卵期は、早いものは八月下旬に始まります。遅いものは年を越して、翌年の二月にまで渡ります。こんなに違うものが、同じ種だなんて不思議ですね。
 中でも、南西諸島に分布するものは、本土のものとの差が大きいです。このため、リュウキュウアユという亜種に分けられます。また、琵琶湖には、独特の特徴を持つ「コアユ」と呼ばれるものがいます。コアユは亜種にはされていないようです。
 昔は、地方ごとに特徴を持ったアユが分布していました。ところが、最近はそれが乱れています。環境破壊と、無差別な放流のためです。
 リュウキュウアユの場合、沖縄本島にいたものは、河川改修により絶滅しました。現在、沖縄本島にいるリュウキュウアユは、奄美大島から持ち込まれたものです。
 本土においても、各地土着のアユと、琵琶湖のコアユが交雑してしまいました。無差別にコアユを放流したためです。これは、生き物にとって大切な地域性を失わせることです。
 地域性をなくすのは、人間のためにもなりません。開発や放流には、慎重を期して欲しいですね。

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、アユが掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月 8日

コンフリーとキショウブ

ico_weather_kumori.gif

和名:コンフリー 
学名:Symphytum officinale

山梨 河口湖 【2006.05.25】


和名:キショウブ 
学名:Iris pseudacorus L.

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.30】

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、キショウブは掲載されています。ぜひご利用下さい。

角と牙を両方もっている動物・・・

ico_weather_kumori.gif

こんにちは、質問があります。角と牙を両方もっている動物がいないのはなぜですか? 僕が知る限り両方持っている動物がいません。いるんですか?

 角と牙と、両方持っている動物はいません。無駄が多いからです。
 角と牙には、いろいろな使い道があります。でも、どちらの使い道もほぼ同じです。だいたい以下のような使い道でしょう。

1)敵から身を守るため。
2)餌を取るため。
3)仲間同士で順位を争うため。

 どちらでも同じように使えるなら、両方持っている必要はありませんよね。一つで充分です。一つあれば充分なものを、二つ持っていても、邪魔になるだけです。
 角や牙を生やすためには、その分たくさんの物を食べて、体にエネルギーをためなければなりません。これは、野生動物にとって大変なことです。野生では、食べ物が豊富にあるとは限らないからです。むしろ、食べ物が乏しいほうが普通です。
 野生の生物は、食べ物が少なくても飢え死にしないように、節約できるエネルギーはできるだけ節約しようとします。余分な角や牙を生やしている余裕はありません。

※牙や角がある生物は、哺乳類だけではありませんからカテゴリーの分類を『その他』としました。

2006年6月 7日

ウツギ

ico_weather_hare.gif




和名:ウツギ 
学名:Deutzia crenata Siebold & Zucc.

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.30】

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、ウツギは掲載されています。ぜひご利用下さい。

カメムシ

ico_weather_kumori.gif

アカスジキンカメムシ100_0001.jpg
アカスジキンカメムシ100_0023.jpg

和名:アカスジキンカメムシ 
学名:Poecilocoris lewisi

東京 新宿 【2006.05.30】
※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-

http://www.zukan.net
には、アカスジキンカメムシは掲載されています。ぜひご利用下さい。


2006年6月 6日

紫陽花(アジサイ)の季節

ico_weather_kumori.gif

 こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?ずーっと雨ばかりだったのにここ1週間ほどは、雨が降っていませんね。とは言っても、もうすぐ梅雨入りでしょう。梅雨といえばアジサイですね。あちこちで彩ってきました。咲きはじめを撮ってきましたよ。


和名:ガクアジサイ 
学名:Hydrangea macrophylla (Thunb. ex Murray) Ser.

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。
 
東京 恵比寿 【2006.06.04】

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、ガクアジサイやアジサイの仲間でタマアジサイ、ツルアジサイが掲載されています。ぜひご利用下さい。

盲導犬のことについて教えてください。

ico_weather_kumori.gif

盲導犬のことについて教えてください。

 盲導犬のことなら、以下のサイトに詳しく載っていますよ。

日本ライトハウス
http://www.lighthouse.or.jp/
アイメイト協会
http://www.eyemate.org/

2006年6月 5日

ビヨウヤナギとブラシノキ

ico_weather_kumori.gif


和名:ビヨウヤナギ 
学名:Hypericum chinense L.



 念願の花が撮れましたよ。まさにブラシですね。今ならまだ『新宿御苑』で見られますよ。
 ↓花が咲く前はこちら
なんじゃもんじゃ?ブラシ?(2006/05/25) 【花が咲く前の写真へ(ヒトツバタゴの下です)】

和名:ブラシノキ 
学名:Callistemon speciosus

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.30】

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、ビヨウヤナギが掲載されています。ぜひご利用下さい。

プレイガール

ico_weather_kumori.gif


'プレイガール' 作出:1986年 アメリカ ムーア

和名:バラ 園芸種 'プレイガール'
学名:Rosa hybrida hort 'Playgirl'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.12】

プレイボーイ

ico_weather_kumori.gif


'プレイボーイ' 作出:1976年 イギリス クッカー

和名:バラ 園芸種 'プレイボーイ'
学名:Rosa hybrida hort 'Playboy'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.12】

ムーンライト

ico_weather_hare.gif


'ムーンライト' 作出:1913年 イギリス ペンバートン

和名:バラ 園芸種 'ムーンライト'
学名:Rosa hybrida hort 'Moonlight '

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.12】

川にいるのにウミウ(海鵜)?

ico_weather_kumori.gif

 現代の日本人にとっては、ウ(鵜)という鳥は、馴染みがないでしょう。けれども、歴史的には、ウと日本人とは深く関わってきました。鵜飼【うかい】がその証拠です。
 鵜飼といえば、長良川のものが有名ですね。日本の他の地方にも、鵜飼はあります。鵜飼は、中国の江南地方(長江の中流・下流域)から伝わったようです。地方により、鵜飼のやり方はいろいろです。
 日本には、野生のウがたくさんいます。鵜飼のウは、野生のウを捕えて飼い馴らしたものです。野生のウは、どんな生活をしているのでしょう?
 日本には、主にウミウ、カワウ、ヒメウの三種が分布します。これら三種はよく似ています。野外では、区別するのが難しいです。名のとおり、ウミウは海に、カワウは川に棲みます。ヒメウは海にいます。
 野生でも、ウは水によく潜ります。魚を獲って食べます。ウミウとヒメウは、海岸の崖に巣を作ります。カワウだけは、樹上に丸い大きな巣を作ります。
 鵜飼に用いられるのは、ほとんどがウミウです。と書くと、皆さんは「あれ?」とお思いでしょう。鵜飼は川で行なわれます。なのに、わざわざ海でウミウを捕まえてきて、川で訓練します。なぜでしょうか?
 これは謎です。鵜飼の起源は古すぎて、わからないことが多いのです。
 日本では、遅くとも千五百年ほど前から、鵜飼が行なわれていました。群馬県の保渡田八幡塚【ほどたはちまんづか】という古墳から、ウをかたどった埴輪【はにわ】が見つかっています。そのウは、アユらしき魚をくわえて、首輪を付けています。明らかに、鵜飼のウを表わしていますね。こんなに昔から、ウと日本人は親しい関係でした。
 ところが、最近では、ウが害鳥とされることがあります。養魚場の魚を食べるからです。カワウが樹上に巣をかけたために、木が枯れたという苦情も多いです。
 ウが魚を食べるのも、巣を作るのも、当たり前のことですね。昔から、そのようなウと日本人は共存してきました。現代でも、彼らと共存できる方法を見つけたいものです。

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、ウミウとカワウが掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月 4日

富士とトビ

ico_weather_kumori.gif






和名:トビ 
学名:Milvus migrans

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

山梨 河口湖 【2006.05.25】

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、トビが掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月 3日

ルーゲルダ

ico_weather_kumori.gif


'ルーゲルダ 作出:1989年 ドイツ コルデス

和名:バラ 園芸種 'ルーゲルダ'
学名:Rosa hybrida hort 'Rugelda'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.12】

プロスペリティー

ico_weather_kumori.gif


'プロスペリティー' 作出:1919年 イギリス ペンバートン

和名:バラ 園芸種 'プロスペリティー'
学名:Rosa hybrida hort 'Prosperity'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.12】

マニータ

ico_weather_kumori.gif


'マニータ' 作出:1996年 ドイツ コルデス

和名:バラ 園芸種 'マニータ'
学名:Rosa hybrida hort 'Manita'

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.12】

ドクダミ

ico_weather_kumori.gif



和名:ドクダミ 
学名:Houttuynia cordata Thunb.

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.30】

ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、ドクダミが掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年6月 2日

シジュウカラガンとヒナ

ico_weather_kumori.gif





和名:シジュウカラガン 
学名:Branta canadensis

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

山梨 河口湖 【2006.05.25】

タイサンボク

ico_weather_kumori.gif



和名:タイサンボク 
学名:Magnolia grandiflora L.

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2006.05.30】

毒にも薬にもなるオトギリソウ

ico_weather_hare.gif

 オトギリソウという植物を御存知でしょうか? 日本の野山には、何種かのオトギリソウ属の植物が分布します。どれも、金色に近い明るい黄色の花が咲きます。花が美しいため、外国から移入された園芸種もあります。
 オトギリソウの仲間の葉を日に透かしてみると、黒い斑点が見えます。これは、この属の植物の特徴です。オトギリソウは、この斑点にまつわる伝説で有名です。
 伝説はいくつかあります。最も有名なのは、鷹匠【たかじょう】に関する伝説でしょう。鷹匠とは、タカを使う猟師のことです。
 昔、晴頼【はるより】という名の鷹匠がいました。彼は、タカの傷を治す秘伝の薬草を知っていました。誰もがその薬草の正体を知りたがりました。しかし、晴頼は教えません。ある時、彼の弟が、薬草の秘密を漏らしてしまいます。怒った晴頼は、弟を切り殺しました。そのため、その薬草はオトギリソウ(弟切草)と呼ばれるようになりました。葉の黒い点は、飛び散った弟の血が付いたものだといいます。
 この伝説にあるとおり、オトギリソウは傷によく効く薬草です。現在も、漢方薬として使われています。西洋でも、オトギリソウ属の植物が薬草とされています。
 薬草は、また毒草でもあります。オトギリソウに限らず、薬草は、ヒトの役に立つために薬草になったのではありません。動物に食べられないように、毒成分を持ったと考えられています。毒成分をうまくヒトが使って、薬にしたわけです。
 オトギリソウの薬効成分(毒成分)の一つに、皮膚炎を起こすものがあります。この成分を体に入れても、そのままでは何ともありません。日光に当たると、皮膚炎を起こします。皮膚炎で苦しめば、動物は、二度とオトギリソウを食べようとしないでしょう。
 野外では、日光に当たらずにいられません。動物の食害を防ぐ方法として、巧妙ですね。ところが、昆虫のガの仲間などに、オトギリソウ属の植物を食べるものがいます。彼らはくるりと葉を巻いて、その中に入っています。こうすれば日に当たらずに済みます。これまた巧妙ですね。自然の仕組みには、いつも感嘆します。


ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
には、オトギリソウが掲載されています。同じオトギリソウ属のビヨウヤナギも載っています。ぜひご利用下さい。

2006年6月 1日

シーラカンスはなぜ「生きている化石」か?

ico_weather_hare.gif


 「生きている化石」と呼ばれる生物は、世界中にたくさんいます。なかで最も有名なのは、シーラカンスでしょう。先日、日本の調査隊が、生きている姿を動画撮影したというニュースがありましたね。インドネシアのスラウェシ島沿岸でのことです。
 シーラカンスが「生きている化石」とされるのは、原始的な形質を残しているからです。最もわかりやすいのは、鰭【ひれ】の形でしょう。手足のように見えますね。これは、鰭の付け根にまで骨があるからです。普通の魚は、鰭には骨がありません。
 鰭に骨があっても、そんなに良いことはなさそうです。なぜ、こんな鰭になったのかは不明です。一説では、「浅い水中で有利だからでは」といわれます。骨のある鰭で底を蹴れば、進みやすいですね。
 遠い昔、そのようにして浅い水中にいた魚から、両生類が進化したと考えられています。シーラカンスは、その頃の魚の姿を残しています。
 ただし、シーラカンスの仲間が、両生類の直接の祖先かどうかは、まだわかっていません。シーラカンスの仲間が栄えた当時には、同じような魚類が他にもいたからです。姿が似ている別の魚から、両生類が進化したのかも知れません。
 現在、シーラカンスの仲間は、二種しか見つかっていません。南アフリカ近海に棲むラティメリア・カルムナエ Latimeria chalumnaeと、インドネシア近海に棲むラティメリア・メナドエンシス Latimeria menadoensisです。これらの長たらしい名は、どちらもラテン語の学名です。正式な日本語名は付いていません。シーラカンスというのは通称です。
 二種のラティメリアは、深さ100m~200mほどの海に棲みます。もともとは浅い水中に適応したはずなのに、深海に棲んでいます。後から現われた魚類に追いやられたため、と考えられています。
 シーラカンスは、不器用なタイプなのですね。普通の魚のように、すいすいとは泳げません。すみかを深海へ変えることで、かろうじて生き残ってきたのでしょう。彼らのおかげで、私たちは、生物の歴史の秘密を垣間見ることができます。

カンガルーは有袋類といわれますよね。

ico_weather_hare.gif

 カンガルーは有袋類といわれますよね。哺乳類だと思っていましたが、分からなくなりました。カンガルーはいったい、何類なのでしょうか? 教えてください。

 これは、『類』という言葉の意味が曖昧なせいで、混乱していらっしゃるのでしょう。
 『類』という言葉は、通俗的に使われる言葉です。生物学の分野では、正式な用語とされていません。分類のどのレベルのものを指して『類』というのか、定まっていないのですね。

 例えば、『哺乳類』というのは、分類学上は、正確な呼び方ではありません。
 私たちヒトや、カンガルー・イヌ・ウマ・ネズミなどを含めた「毛があって、赤ちゃんに乳を飲ませて育てる動物」は、「哺乳綱【ほにゅうこう】」と呼ばれる分類単位にまとめられます。
 「綱【こう】」というのは、かなり大きな分類単位の一つです。「哺乳綱」以外には「鳥綱【ちょうこう】」・「爬虫綱【はちゅうこう】」・「両生綱【りょうせいこう】」などがあります。
 それぞれ、一般的に言う「鳥類」「爬虫類」「両生類」のことです。

 『有袋類』という言い方も、分類学では、正確な呼び方ではありません。
 正式には「有袋目【ゆうたいもく】」といいます。
 「目【もく】「は、「綱」の一つ下の分類単位です。「有袋目」は「哺乳綱」の中に含まれる「目」の一つです。
 カンガルーの場合は「哺乳綱有袋目」に所属します。
 私たちヒトの場合は、「哺乳綱霊長目」に所属します。イヌの場合は「哺乳綱食肉目」に所属します。

 わかりやすくするために、たとえ話をしてみましょう。

 人の住所を表記する時は、どのようにしますか? 「○○県××市▲▲ ZZ番地」というふうに書きますよね。
 「鈴木さん」という方がこの住所にいたとします。「○○県にお住まいの鈴木さん」と呼んでも、「××市にお住まいの鈴木さん」と呼んでも、間違いではありませんね。
 「綱」や「目」という分類単位は、住所を表わす「県」や「市」に似ています。「哺乳綱に属するカンガルー」でも、「有袋目に属するカンガルー」でも、間違いではありません。