2006年6月13日
なぜイヌは・・・
なぜイヌは、一度にいっぱい子どもを産むんですか?
どんな動物でも、子どものうちは体が弱いです。敵にも捕まりやすいです。そのため、死亡率が高いです。たくさんの子どもがいないと、みな死んでしまって、子孫を残せません。ですから、できるだけたくさんの子どもを産んで、子孫を残そうとします。
ヒトのように、一度に一人か二人しか子どもを産まない動物のほうが、珍しいのですね。
ヒトは、集団生活をすることによって、大勢で子供を守ります。おかげで、他の動物に比べて、子どもが育つ率が高くなりました。このために、一度に一人や二人しか子どもを産まなくても、子孫が絶えません。
また、ウマやウシのような大型の草食獣も、一度に一頭しか子供を産みません。それは、おなかの中で子どもを大きく育てなければならないからです。
ウマやウシのような草食獣は、敵が多いです。子どもでも、走って逃げられなければ、すぐに肉食獣に食べられてしまいます。大きく育った子どもならば、産まれたてでも、走って逃げることができます。
赤ちゃんが大きく育つまで、おなかの中に置いておくのは、母親にとって負担が大きいことです。一度にたくさんの子どもを、おなかの中で大きく育てることはできません。そういう理由で、ウマやウシは、一度に一頭しか産むことができません。
松沢千鶴
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