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2006年7月31日

トンボでないトンボがいる?

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 初夏から秋口にかけては、昆虫の活動が盛んです。トンボ、セミ、カブトムシなど、たくさんの昆虫が現われますね。博物館などに昆虫の質問が増えるのも、この時期です。
 そのような質問のうち、多いのが、「変なトンボがいるのですが?」というものです。調べてみますと、それらの正体は、たいていツノトンボかヘビトンボです。
 トンボという名が付くものの、ツノトンボもヘビトンボも、トンボの仲間ではありません。ツノトンボは、脈翅目【みゃくしもく】ツノトンボ科に属します。ヘビトンボは、脈翅目ヘビトンボ科に属します。本当のトンボは、トンボ目に属する昆虫です。
 ツノトンボは、名のとおり、長い触角があるのが特徴です。それ以外、外見はトンボに似ています。普通のトンボより、ちょっと体が太めです。だらしなく開きかけたような形で、翅【はね】をたたんで止まります。そのような「トンボ」がいたら、それはツノトンボと思って間違いありません。
 ヘビトンボにも、長めの触角があります。けれども、ツノトンボほど立派な触角ではありません。体は太めで、「首」が長いように見えます。実際は「首」ではなくて、胸部が長くなっています。ガのように、平たく翅をたたんで止まります。頭部の大顎【おおあご】が目立つこともあります。このような「トンボ」は、ヘビトンボです。
 ツノトンボとヘビトンボは、「お化けトンボ」などと呼ばれることがあります。体と翅の幅が広いため、実際以上に、とても大きく見えるからです。特に、ヘビトンボは、大顎のために凶暴そうに見えます。本当は、ツノトンボもヘビトンボも、ヒトには無害です。
 ツノトンボやヘビトンボが属する脈翅目は、トンボ目よりもう一段階、進化した昆虫と考えられています。普通のトンボは、幼虫(ヤゴ)が脱皮して、いきなり成虫になりますね。しかし、脈翅目の昆虫は、幼虫→さなぎ→成虫という経過をたどります。「さなぎ」という成長段階は、脈翅目が発明したもののようです。
 昆虫の進化の点から見ると、脈翅目は、たいへん興味深いです。普通の人が知らないところで、昆虫たちは、進化を続けているのでしょう。


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2006年7月30日

アガパンサス

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和名:アガパンサス 
学名:Agapanthus africanus


和名:クロアゲハ
学名:Papilio protenor

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東京 新宿 【2006.07.22】


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スズメ

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和名:スズメ
学名:Passer montanus


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東京 新宿 【2006.07.22】

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2006年7月29日

ヒルガオ

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和名:ヒルガオ
学名:Calystegia japonica Choisy


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東京 渋谷 【2006.06.12】

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クラゲと付いてもクラゲでない? ツノクラゲ

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 海水浴に行くと、いろいろな海の生き物に遭いますね。代表的なものがクラゲです。刺すクラゲはいやですが、刺さないクラゲもいます。
 刺さない「クラゲ」の中に、ツノクラゲという種がいます。「クラゲ」と付いても、普通のクラゲの仲間ではありません。
 普通のクラゲは、刺胞動物【しほうどうぶつ】というグループに属します。名のとおり、刺胞【しほう】という器官を持つグループです。刺胞は、餌を取るために「刺す」器官です。クラゲが刺すのは、刺胞があるためです。
 ツノクラゲは、有櫛動物【ゆうしつどうぶつ】というグループに属します。有櫛動物は、刺胞を持ちません。ですから刺しません。かわりに膠胞【こうほう】という器官を持ちます。膠胞は、粘りつく器官です。この粘りつきを使って、餌を取ります。
 ツノクラゲに海で遭えたら、運がいいです。彼らは刺さないうえに、とても美しいからです。その美しさは、実際に海で遭うのでなければ体験できません。彼らの体は軟らかすぎて、飼うのが難しいからです。海で遭ったら、触らずにいてあげましょう。
 そのゼリー状の体ゆえに、ツノクラゲは美しいです。透明な体が、虹のように光ります。彼らの体の櫛板【しつばん】という器官が、光を反射するためです。
 櫛板は、彼らが泳ぐのに使うものです。櫛板には、繊毛【せんもう】という細かい毛が、一列に並んでいます。有櫛動物は、櫛板の繊毛で水をかき分けて泳ぎます。
 ツノクラゲは、楕円形の体に八列の櫛板があります。その様子は、まるで筋模様のある瓜みたいです。ツノクラゲの近縁種で、よく似たウリクラゲというのもいます。
 有櫛動物は、あまり研究がされていない動物です。人間にとって、害にも益にもならないと見なされたからです。けれども、その美しさには、学者も心を打たれたのでしょう。ツノクラゲには、レウコテア・ジャポニカLeucothea japonicaという学名が付いています。レウコテアとは、ギリシャ神話に登場する海の女神の名です。海水浴で海の女神に遭えるかも、なんて、考えると素敵ですね。


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2006年7月28日

ワルナスビ

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和名:ワルナスビ
学名:Solanum carolinense L.


東京 新宿 【2006.07.22】

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梅雨明けは・・・

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 こんにちは、学校へ通っている皆さんは夏休みに入って1週間がたちましたね。残念ながらせっかくの夏休みも、カラッとした晴天には恵まれていません。でも、今週月曜日あたりから、雨が降っているにもかかわらずセミが鳴き始めていましたよ。皆さんのところではいかがでしょうか?梅雨明けを待ちきれなかったようですね。
 水曜日にニイニイゼミが撮影できましたので、一足先に梅雨明け{/face_ase2/}(まだですが・・・)をお届けいたします。

和名:ニイニイゼミ
学名:Platypleura kaempferi


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東京 品川 【2006.07.26】

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コシアキトンボ

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和名:コシアキトンボ
学名:Pseudothemis zonata


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東京 目黒 【2006.06.28】

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浦島太郎が助けたのはアカウミガメ?

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 夏になると、各地の海岸から、海亀の便りが聞かれますね。海亀の雌が、砂浜に上がって産卵するからです。
 海亀は泳ぎが得意です。オールのような形の四肢が、水を掻きやすくなっています。
 そのかわり、海亀は歩くのが苦手です。ですから、普段は陸に上がりません。産卵する雌だけが上陸します。甲羅を背負って歩く様子は、とても苦しそうです。海亀の甲羅は、時に長さ1m以上にもなりますから、さぞかし重いことでしょう。
 日本の海岸で産卵する海亀には、何種かいます。なかで最も身近なのは、アカウミガメでしょう。アカウミガメは、唯一、日本の本州沿岸で産卵するカメだからです。他の海亀は、南西諸島などの熱帯地域でしか産卵しません。これからすると、昔話で浦島太郎が助けたのは、アカウミガメの可能性が高いですね。
 身近にもかかわらず、アカウミガメの生態はあまりわかっていません。広い海では、追跡調査をするのが困難だからです。
 最近の調査では、驚くべきことが判明しました。アカウミガメは、なんと太平洋を横切って回遊するようです。北米やメキシコの海岸と、日本の海岸とを往復します。なぜ、こんなとてつもない大移動をするのか、理由は不明です。
 アカウミガメの産卵地は、日本に集中しています。日本では平凡な海亀でも、世界的にはそうではありません。日本の海岸で産卵できなければ、アカウミガメは絶滅します。
 現在の日本の海岸は、海亀がいやすい場所ではありません。大勢の人が立ち入って、騒がしいですよね。ごみを捨てたり、車を乗り入れたりする人もいます。ごみや車輪のわだちは、生まれた子ガメの脅威になります。小さな子ガメは、ごみやわだちを乗り越えられません。海へ行き着けずに、死んでしまいます。
 昔の人は、浦島太郎の物語を通じて、思いやりの心を伝えました。これを見習うべきでしょう。海はヒトだけのものではありません。夏の海で羽目を外したくなっても、海亀のいる場所くらい、取っておいてあげたいものです。

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2006年7月27日

いそぎんちゃくって

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 いそぎんちゃくって何るい?ですか。おしえてください。

 イソギンチャクは、刺胞動物門【しほうどうぶつもん】というグループに属します。クラゲやサンゴと同じ仲間です。
 クラゲやイソギンチャクの仲間は、刺胞【しほう】という器官を体にそなえています。眼に見えないくらいの小さな器官です。「刺胞がある」という共通点のために、同じグループに分類されました。
 夏、海でクラゲに刺されることがありますよね? クラゲがヒトを刺す器官が、刺胞です。普段は、ヒトではなく、魚などの餌を獲るために刺胞を使います。
 同じ刺胞動物【しほうどうぶつ】でも、刺胞の強さには違いがあります。弱い刺胞しか持たないものは、ヒトを刺すことができません。ですから、同じクラゲやイソギンチャクの仲間でも、ヒトを刺すものと刺さないものがいます。
 刺胞動物門【しほうどうぶつもん】の門【もん】とは、生物を分類するのに使う最も大きなグループの単位です。
 例えば、私たちヒトは、脊椎動物門【せきついどうぶつもん】という門に属します。脊椎動物門には、ヒトやサルやイヌのような哺乳綱【ほにゅうこう】、ニワトリやスズメのような鳥綱【ちょうこう】、ヘビやトカゲのような爬虫綱【はちゅうこう】、カエルやサンショウウオのような両生綱【りょうせいこう】、コイやサンマのような硬骨魚綱【こうこつぎょこう】、サメやエイのような軟骨魚綱【なんこつぎょこう】などが含まれます。門とは、ヒトから魚全般までも含んでしまうような、大きな分類の単位なのです。

2006年7月26日

ヒメノカリス・スペシオサ

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和名:ヒメノカリス・スペシオサ(別名:スパイダーリリー【Spider lily】)
学名:Hymenocallis speciosa Salisb.

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沖縄 伊芸 【2006.06.24】

2006年7月25日

インドオオリスについて

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インドオオリスについて調べています。教えていただけませんか?

インド インドオオリス(学名:Ratufa indica)については、以下の本に載っています。

 大野 瑞絵【おおの みずえ】著、1998年、『リスクラブ』、誠文堂新光社、本体価格1500円

 これは、ペットとしてのリスを紹介した本です。主にシマリスについて紹介しています。シマリス以外のリスについても少し載っていて、インドオオリスの写真も載っています。
 この本の写真を見る限りでは、言われるほど派手なリスには見えませんでした。つやつやした黒い毛がきれいです。ただ、かなり大きいので、実際に見ると迫力がありそうです。

2006年7月24日

チドリはなぜ千鳥足で歩く?

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 あっちにふらふら、こっちにふらふらと歩く足取りを、千鳥足といいますね。チドリの歩き方に似ているためです。チドリは、水辺に棲む小型の鳥の仲間です。
 千鳥足には、ちゃんと理由があります。観察すると、チドリが千鳥足で歩くのは、干潟や河岸で餌を採る時です。そういう時に都合がいいのですね。
 水辺には、カニやゴカイなど、たくさんの小さな生き物がいます。それらがチドリの餌になります。しかし、カニやゴカイも、食べられたくはありません。普通に近づいたのでは、さっと逃げてしまいます。
 そこで、千鳥足の出番です。千鳥足は、次にどう動くか、予測がつきません。方向性や速度が定まらないからです。カニやゴカイは、足取りに惑わされて油断します。そこを、すばやく採って食べるわけです。うまい方法ですね。
 チドリの仲間は、子育ての時にも、巧みな方法を用います。おそらく、隠れるところが少ない場所で、子育てをするためでしょう。
 チドリの巣は、河岸の砂地などにあります。巣といっても、地面の浅いくぼみだけ、という場合が多いです。チドリの親は、そこに卵を産んで、雛【ひな】を育てます。
 石や砂ばかりの河岸に、卵や雛がいたら、目立つはずですね。けれども、チドリの卵や雛は目立ちません。卵や雛には、川原の石にそっくりな模様があるからです。石の間に卵があったり、雛がうずくまっていたりすると、見分けがつきません。
 それでも、敵に卵や雛が見つかりそうになることはあります。そのような場合、親鳥は、擬傷【ぎしょう】という方法を使います。擬傷とは、「けがを装う」という意味です。
 言葉どおり、親鳥は、まるでけがをしたようにばたばたし始めます。敵は、親のほうに気を取られます。「けがをした鳥がいる。獲って食べられそうだ」と思うのでしょう。親は迫真の演技を続けて、敵を卵や雛から引き離します。遠くまで来たら、ぱっと飛び立ちます。その頃には、敵は、卵や雛がどこにいたのかわからなくなっています。
 小さなチドリの体には、生き抜く知恵がいっぱい詰まっているのでしょうね。


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2006年7月23日

キイロホソガガンボ

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和名:キイロホソガガンボ
学名:Nephrotoma virgata


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東京 渋谷 【2006.06.12】

2006年7月22日

サンゴ礁の海を守るナマコ

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夏休みに、南の海でリゾート気分に浸る方は多いでしょう。サンゴ礁の青い海は、人を癒します。本当にきれいですものね。
 ところが、実際にサンゴ礁の海へ行ってみると、思わぬものが目に付きます。ナマコです。サンゴ礁の海には、ものすごい数のナマコがいます。しかも、魚屋で見られるナマコより、ずっと大きいものが多いです。枕と見まごうくらい、巨大なものもいます。
 たいていの場合、リゾートのお客には、ナマコが不評です。澄んだ海の中に、ナマコがごろごろしている様子は、見かけが良くないからです。
 けれども、サンゴ礁の海でリゾート気分に浸れるのは、ナマコのおかげです。ナマコが、サンゴ礁の海をきれいにしているからです。正確に言えば、ナマコがきれいにしているのは、海の泥や砂です。
 ナマコは、どうやって海の泥や砂をきれいにするのでしょうか? 食べることによって、です。ナマコの食べ物は、海の泥や砂なのです。
 泥や砂には、栄養なんてなさそうですね。じつは、少ないながらも栄養はあります。ナマコは、泥や砂に含まれる有機物を栄養にします。有機物は、泥や砂の汚れとなるものです。したがって、ナマコが食べた泥や砂は、きれいになって排出されます。
 南の海といえば、白いきれいな砂浜を思い浮かべますよね。ああいう砂浜は、ナマコがいなければ作られません。美しい砂浜は、ナマコのうんちでできています(笑)
 ナマコは、静かでおとなしい生き物です。だからこそ、泥や砂を食べて生きられます。活発な生き物であれば、多量の栄養が必要です。泥や砂では、栄養が足りません。ナマコは、あまり動かずに少ない栄養で生きます。省エネルギーな生き物ですね。
 サンゴ礁の海にナマコが多いのは、豊かな海の証拠でしょう。サンゴ礁は、少しずつ崩れて砂になります。サンゴが、砂の原料を作っているのですね。それを食べてきれいにするのがナマコです。きれいな海には、いろいろな生き物が棲むようになります。大切な役割ですよね。見た目が悪くても、ナマコは自然界に欠かせない仲間です。


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2006年7月21日

沖縄の朝

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沖縄 金武 【2006.06.24】

ウナギの繁殖の謎は解けたか?

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 土用の丑の日【2006年は明後日の23日】といえば、ウナギですね。この日にウナギを食べる習慣は、江戸時代に作られました。けれども、「ウナギが夏痩せに効く」とは、奈良時代からいわれています。
 千二百年以上もお馴染みなのに、ウナギは、謎が多い魚です。産卵場所がわからないのは有名ですね。海で生まれるのに、わざわざ川に上る習性は、いまだに最大の謎です。
 日本に野生でいるウナギは、ニホンウナギとオオウナギです。普通、日本でウナギといえば、ニホンウナギを指します。食用にするのは、ニホンウナギのほうです。オオウナギは、食べられるとはいえ、あまり美味しくないそうです。日本の養殖ウナギの中には、ヨーロッパウナギやアメリカウナギもいます。
 ニホンウナギの産卵場所は、長い間謎でした。二十一世紀になって、やっと、産卵場所を絞り込むのに成功しました。日本のはるか南の、マリアナ諸島近海です。
 そんなに遠くから、ウナギの稚魚は、どうやって日本に来るのでしょう? これは、まだ判明していません。おそらく、海流に乗ってくると推測されています。
 それ以上に謎なのが、親ウナギが、どうやってそこまで戻るかです。戻るには、海流に逆らって泳がなければなりません。産卵場所までは何千kmもあります。いくらウナギが丈夫な魚でも、そんなに体力があるものでしょうか?
 このことから、「日本にいるウナギは、本来の生息場所からはぐれたものでは?」という意見があります。本当は別の地域に棲むはずのものが、間違って日本に来てしまった、ということです。その意見によれば、「日本のウナギは、産卵場所へ帰ろうとしても帰れず、子孫を残せないグループ」だそうです。
 産卵場所が絞り込めても、謎は尽きません。日本のウナギに限らず、野生ウナギの産卵場面は、誰も目撃していません。野生ウナギの卵も発見されていません。「ウナギの繁殖の謎を解いた」とは、言えない状況です。
 身近なのに謎だらけのウナギは、自然の神秘の象徴でしょう。見えざる自然の仕組みが、私たちに美味しいウナギを恵んでくれているのですね。

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2006年7月20日

生き物はどうして生まれたのか

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 とても悩んでいます。それは、生き物はどうして生まれたのかということです。教えていただけませんか?

 これは、とても難しい問題ですね。世界中の学者が、この問題について調べています。でも、はっきりした答えは、まだ見つかっていません。
 もし、この問題について知りたいなら、学者になって調べてみるしかないでしょう(ico_face_lol.gif)。早く解明できればいいですね。私も楽しみにしています。

2006年7月19日

ヘンルーダ

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和名:ヘンルーダ
学名:Ruta graveolens


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東京 渋谷 【2006.06.12】

2006年7月18日

雨ですね

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 猛暑の次は、大雨です。体調を崩している方も多いようですから、体調管理、体温管理!をしましょう。
 画像は、先日撮影しました朝日です。

沖縄 金武 【2006.06.24】

世界の4大珍獣とは何でしょうか?

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 世界の4大珍獣とは何でしょうか? パンダ、コビトカバ、オカピまではわかりましたが、あとひとつが解りません。教えてください、宜しくお願い致します。

 世界の四大珍獣とは、オカピ、コビトカバ、ジャイアントパンダ、ボンゴです。
 オカピとコビトカバとジャイアントパンダは、わりと知られていますね。けれども、ボンゴはほとんど知られていません。
 ボンゴは、アフリカに棲む羚羊【れいよう】の一種です。羚羊とは、シカに似た動物で、シカと同じ偶蹄目【ぐうていもく】に属します。羚羊には角があり、植物を食べます。
 アフリカを紹介するTV番組で、よくライオンに襲われる草食獣がいますよね。トムソンガゼルやインパラという種名を、聞いたことがないでしょうか? あれらが羚羊の仲間です。
 ボンゴは、オカピやコビトカバと同じように、アフリカの密林にひっそりと暮らしています。そのため、大型獣なのに、二十世紀に入るまで、アフリカ外の人々に知られませんでした。発見された時には、「密林にまだこんな大型獣がいた」と騒がれたようです。おかげで、珍獣とされたのでしょう。

2006年7月17日

銀貨そっくりのギンカクラゲ

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 蒸し暑い日が続きますね。うっとうしくてたまりません。今回は、うっとうしさを吹き飛ばせるような、美しい生き物を紹介しましょう。
 その生き物とは、ギンカクラゲです。クラゲの一種です。クラゲといえば、笠のような形を思い浮かべますよね。ところが、このクラゲの形は、そういう常識を打ち破るものです。名のとおり、銀貨そっくりなのです。
 初めて見た人は、たぶん、これが生き物とは信じられないでしょう。青い縁取りがある銀色の硬貨が、海に浮いているとしか思えません。よく見れば、縁取りに触手が付いています。さらによく観察すれば、触手が動くのがわかるでしょう。
 「銀貨」の縁取りは、青だけではありません。他の色のこともあります。どんな色でも、透明感と生気があります。宝石とは違う美しさです。人間には作れない美ですね。
 ギンカクラゲは、形だけでなく、生態も変わっています。じつは、銀貨型の体は、一個体ではありません。たくさんの個体が集まって、できています。一つ一つの個体は、とても小さいため、肉眼では区別しがたいです。
 それぞれの個体は、役割分担をしています。例えば、「銀貨」の部分を作っている個体は、「浮き」の役割を果たしています。「触手」の部分は、餌を取る役割をします。その他に、食べた物を消化する個体や、生殖をする個体がいます。皆で役割分担して、協力して、まるで一個体のように生活しています。
 このような状態の生き物を、群体【ぐんたい】と呼びます。
 クラゲには、脳も神経もありません。体全体に命令を伝える器官がないのです。なのに、なぜこんなふうに協力できるのか、不思議ですね。この謎は、まだ解明されていません。
 ギンカクラゲのような群体のクラゲは、他にもいます。刺すので有名なカツオノエボシや、カツオノエボシと似た名前のカツオノカンムリなどがそうです。
 ギンカクラゲも、ヒトを刺すことがあります。触らないほうがいいでしょう。けれども、観るぶんにはとても癒される生き物です。海で会えたら、幸運ですね。

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2006年7月16日

ヒマワリ

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和名:ヒマワリ
学名:Helianthus annuus L.

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東京 渋谷 【2006.06.12】

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2006年7月15日

チーターのことを調べています

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チーターのことを調べていますが、どうやって調べればいいか分かりません。教えて下さい。

 チーターは有名な動物ですね。図書館へ行って動物図鑑を調べれば、いろいろな情報が得られると思います。
 ネット上ですと、検索エンジンを使って、キーワード――この場合は「チーター」―――を入れればいいです。試してみてください。

2006年7月14日

ノアサガオ

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和名:ノアサガオ
学名:Ipomoea indica


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沖縄 金武 【2006.04.23】

ヨタカは醜い鳥か?

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 宮澤(宮沢)賢治の小説に『よだかの星』というのがありますね。この小説の主人公は、「よだか」という鳥です。小説の中では、とても醜い鳥だと書かれています。そのような「よだか」という鳥は、実在するでしょうか?
 結論から書くと、実在します。小説では「よだか」と書かれていますが、現在は、ヨタカと濁らずに呼ばれます。タカと付いても、タカの仲間ではありません。
 『よだかの星』にあるヨタカの姿や生態は、ほぼ正確です。宮澤賢治は、よく自然を観察する人でした。でなければ、あんなに優れた作品を残せなかったでしょう。
 ヨタカの全身には、茶色っぽい細かい斑点があります。見ようによっては、醜いです。嘴が平たくて、大きく裂けているというのも本当です。嘴が小さいわりに、開いた口が大きいです。いきなり口を開けられると、ぎょっとします。足は小さくて、ほとんど見えません。小説にあるとおり、およそ「歩く」ことをしない鳥です。
 名のとおり、ヨタカは夜に活動します。昼は、木の枝の上などで休んでいます。夜、飛びながら虫を取って食べます。これも小説にあるとおりです。
 ヨタカの特徴は、どれも奇妙に見えますね。普通の鳥とはずいぶん違います。けれども、みな意味があるものです。
 ヨタカの体色が地味なのは、保護色のためです。昼に休んでいる間、敵に襲われたら困りますよね。ですから、木の皮にそっくりな羽の色にして、枝の上でじっとしています。こうすれば、敵に見つかりにくいです。
 大口なのは、飛びながら虫を取るのに都合がいいからです。飛ぶ虫を、吸い込むように食べることができます。虫を取るために、ヨタカはアクロバットのような飛び方をします。これまた、「翼が強くて、飛ぶ時は鷹(タカ)のように見える」と小説にあるとおりです。そのかわりに、歩く必要がないので、足が小さいわけです。
 宮澤賢治は、もちろん、こういった自然の仕組みを理解していたでしょう。一見「醜い」生き物にも、彼は心を寄せました。その想いを、現代にも受け継ぎたいですね。

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2006年7月13日

クサガメ

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 こんにちは!いかがお過ごしですか? 毎日ものすごい高温多湿ですね。梅雨は明けたのでしょうか・・・




 3枚目の画像はコガメ。

和名:クサガメ
学名:Chinemys reevesii

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東京 目黒 【2006.06.28】

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スイレンとハスはどう違う?

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 スイレン(睡蓮)とハス(蓮)は、どちらも、水上に花を咲かせる植物ですね。姿も名前も似ています。二つは同じものでしょうか?
 結論を先に書けば、違うものです。スイレンは、スイレン科スイレン属に分類されます。ハスは、スイレン科ハス属、またはハス科ハス属に分類されます。スイレンの場合は、一種の名前ではなく、スイレン属に含まれる種をまとめてスイレンと呼びます。
 両者はそっくりなので、区別しがたいですね。昔から、スイレンとハスとは混同されてきました。これら二つはどう違うのでしょう?
 専門的なことを言えば、種子や花粉の形が違います。けれども、普通の人には、そんな違いはわかりませんよね。わかりやすいのは、葉の違いです。
 スイレンの葉は、水上に突き出ることはありません。水に浮いている状態です。ハスの葉は、水上に突き出た形になります。水に浮いているようには見えません。
 レンコン(蓮根)といって食べられるのは、ハスのほうです。根といっても、じつはハスの地下茎【ちかけい】です。地下茎とは、地中にある茎【くき】のことです。ハスは果実も食べられますね。スイレンのほうは、普通、地下茎も果実も食用にされません。
 漢字でスイレンを「睡【ねむ】る蓮」と書くのは、花の咲き方に由来します。多くのスイレンの種では、昼間しか花が開きません(中には、夜に咲く種もあります)。夜は花を閉じています。この様子を、睡【ねむ】っていると見立てました。
 スイレンは、観賞用として人気がありますね。より美しい花を求めて、たくさんの園芸品種が作られました。各地の池などで、多くの園芸品種を見ることができます。フランスの画家クロード・モネの庭園が有名ですね。モネは、自宅の庭のスイレンを観察して、名作『睡蓮』シリーズを描きました。
 園芸品種はもちろん美しいですが、野生種も充分美しいです。日本には、ヒツジグサという野生のスイレンが分布します。自然環境が残る池沼でなければ、生えません。園芸種ばかりでなく、身近な野生種も大切にしたいですね。


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には、スイレンの一種のヒツジグサ、ハス科のハスが掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年7月12日

キマダラセセリ

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和名:キマダラセセリ
学名:Potanthus flavum

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東京 目黒 【2006.06.28】


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2006年7月11日

モンシロチョウ

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和名:モンシロチョウ
学名:Pieris rapae crucivora
和名:チダケサシ
学名:Astilbe microphyllaKnoll

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東京 目黒 【2006.06.28】


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羊のこと

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 先日、札幌の羊が丘展望台で羊を見て、興味を持ち調べようとしていますが、どこにも詳しくは載ってないものなのですね…。
 私の調べた羊を始め、何の変哲も無い動物も載せているところってどこにあるのでしょうか?
 お腹の大きな羊がいて、出産はいつ頃なのか、身ごもった羊はどの程度人間とコミュニケーションしても良いのか調べたいのです。

日本では、家畜に関する情報が少ないですよね。それは羊に限りません。
 羊・山羊・牛・馬などの家畜について知りたいと思っても、日本語の資料は入手しにくいです。その理由は、おそらく、日本には「家畜文化」が根付いていないからだと思います。
 日本では、家畜の品種改良があまり進められませんでした。今、日本にいる品種は、大部分が海外から移入したものです。

 私の知る限り、羊の品種に関しては、以下の本に載っています。少し前に出た本のため、今では手に入りにくいです。図書館で調べてみてはいかがでしょうか。

 D.M.ブルーム編、正田 陽一【しょうだ よういち】監修、1987年、『動物大百科10 家畜』、平凡社、本体価格3301円

2006年7月10日

新種発見! トゲネズミ

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 つい先日、日本で、哺乳類の新しい種が見つかりました。南西諸島の徳之島【とくのしま】に分布する種です。ネズミの一種で、トクノシマトゲネズミと名付けられました。
 ネズミというと、害獣のドブネズミなどが有名ですね。実験動物のマウス(ハツカネズミ)を思い浮かべる方もいるでしょう。トクノシマトゲネズミを含むトゲネズミ属は、ドブネズミやハツカネズミとは、全く違うネズミです。ヒトには害を及ぼしません。
 トゲネズミ属は、とても貴重な生き物です。世界中でも、日本にしかいません。日本の中でも、沖縄本島・奄美大島・徳之島の三ヶ所にしか分布しません。
 沖縄本島のトゲネズミと、奄美大島のトゲネズミとは、以前から別種といわれてきました。それぞれ、オキナワトゲネズミ、アマミトゲネズミと名付けられています。徳之島のトゲネズミについても、別種という意見が有力でした。けれども、データが少ないために、別種かどうか不明でした。それがはっきりしたのは、地道な研究の成果ですね。
 これで、トゲネズミ属は、ごく狭い範囲に三種が分布する、と判明しました。日本が生き物の宝庫であることを、世界に示しましたね。これは、喜ばしい反面、不安なことでもあります。狭い範囲に多くの種がいれば、一種一種の数が少なくなるからです。数が少なければ、それだけ絶滅しやすいですね。
 ネズミのような小さな生き物は、関心を呼びにくいです。新種発見にしても、種の絶滅にしても、あまりニュースになりません。しかし、体が小さくても、自然の中で果たす役割は、小さくありません。三種のトゲネズミは、南西諸島の生態系を支えています。
 三種のトゲネズミは、名のとおり、棘状の毛を持ちます。ヤマアラシやハリネズミほど強力な棘ではありません。また、彼らはたいへんジャンプ力が強いです。棘状の毛とジャンプ力により、彼らはハブから逃げられることがわかっています。南西諸島の自然の中に、昔から組み込まれてきた証拠ですね。
 トゲネズミがいなくなれば、自然のバランスが崩れるでしょう。どんな害があるかわかりません。彼らを守ることは、私たち自身を守ることにつながります。


徳之島で新種トゲネズミ(東京新聞 2006年07月09日)

徳之島 新種トゲネズミ確認 国産哺乳類で8年ぶり(西日本新聞 2006年07月09日)


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には、哺乳類のトゲネズミ、ハツカネズミ、ドブネズミ、爬虫類のハブが掲載されています。ぜひご利用下さい。

樹上に卵を産むモリアオガエル

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 カエルなどの両生類が、水中に産卵することは知られていますね。両生類の卵は、乾燥に弱いからです。殻がないために、水の蒸発を防ぐ仕組みがありません。
 ところが、中には、陸に産卵する両生類がいます。モリアオガエルがその一種です。
 モリアオガエルは、樹上に卵の塊【かたまり】を産みます。卵塊は、白い泡に包まれています。この泡が、卵を乾燥から守ります。
 泡は、メスが産卵する時に作ります。産卵前のメスは、体内に水を貯めておきます。産卵時に水を一緒に出して、後肢【うしろあし】でこねると、泡ができます。
 モリアオガエルは、なぜ、樹上に産卵するのでしょう? 敵から卵を守るためと考えられています。ゼリー状の卵は、水中の動物には御馳走に見えるでしょう。木の枝にある泡は、動物の卵には見えません。木に咲いた花のように見えます。
 卵は樹上で安全だとしても、幼生はどうするのでしょうか? モリアオガエルの幼生は、他のカエルと同じく、おたまじゃくしです。樹上では暮らせません。
 モリアオガエルは、必ず、池などの水上に張り出した枝に産卵します。孵化する幼生のためです。おたまじゃくしは、泡から下の水に落ちて、そこで暮らします。
 樹上より、ずっと下にある水面を、どうやって親のカエルは認知するのでしょうか? これは、まだわかっていません。
 モリアオガエルの産卵方法は、とても巧みですね。外敵や乾燥から卵を守り、かつ、幼生が水中へ戻れるように工夫されています。この習性は、昔から珍しがられてきました。モリアオガエルの繁殖地は、各地で保護されています。なかでも、岩手県の大揚沼【おおあげぬま】と福島県の平伏沼【へぶせぬま】は、国の天然記念物に指定されています。
 しかし、ここまでしても、幼生が無事に育つとは限りません。自然界には敵がいっぱいです。例えば、イモリは、樹上から落ちるおたまじゃくしを待ち構えていて、食べてしまいます。おとなのカエルになれるのは、ごく少数です。
 どんな生き物でも、生き残るのは大変です。自然の掟【おきて】は厳しいですね。


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には、モリアオガエルやモリアオガエルの天敵のイモリ(アカハライモリ)
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2006年7月 9日

クマバチとクサフジ

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和名:クマバチ
学名:Xylocopa appendiculata circumvolans


和名:クサフジ
学名:Vicia cracca

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東京 目黒 【2006.06.28】




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2006年7月 8日

タカトウダイ

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和名:タカトウダイ
学名:Euphorbia lasiocaula Boiss.

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東京 目黒 【2006.06.28】


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チダケサシ

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和名:チダケサシ
学名:Astilbe microphyllaKnoll

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東京 目黒 【2006.06.28】


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2006年7月 7日

イヌヌマトラノオ

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和名:イヌヌマトラノオ
学名:Lysimachia pilophora

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東京 目黒 【2006.06.28】

唾【つば】を吐く昆虫? アワフキムシ

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 草木が茂る季節になりましたね。住宅地でも、ちょっとした空き地があれば、すぐに植物が茂ります。
 そのような茂みに、小さな泡の塊【かたまり】を見たことがありませんか? まるで、誰かが唾を吐きかけたようです。でも、たいていはヒトのしわざではありません。
 それはきっと、アワフキムシという昆虫のしわざです。アワフキムシの幼虫は、草木に棲んで、泡を作ります。泡に隠れて、敵から身を守るためと考えられています。
 昆虫の幼虫には、身を隠す方法を持つものが多いです。小さくて弱いからでしょう。アワフキムシの場合は、「泡の中に隠れる」という方法を取ります。ユニークですね。
 彼らの泡は、自分自身の排泄物を利用して作られます。ヒトでいえば、尿を利用するようなものです。汚いなんて言ってはいけません。立派な廃物利用です。排泄物に含まれるアンモニアが、何らかの役に立っているようです。
 アワフキムシの仲間は、セミに近縁です。成虫の姿を見ると、それが納得できます。成虫はセミそっくりです。ただし、ずっと小さいです。セミとは違って、鳴きません。
 アワフキムシとセミの共通点は、植物食であることです。両方とも、ストローのような口で、植物の汁を吸います。幼虫と成虫が、共に植物の汁を吸うことも同じです。おとなしい植物食昆虫ですから、彼らには敵が多いでしょう。セミの幼虫は地中に隠れ、アワフキムシの幼虫は泡に隠れて、敵から逃れるわけです。
 植物の汁を吸うために、アワフキムシやセミは害虫とされることがあります。農作物を傷めるからです。農家で退治されるのは、やむを得ませんね。
 アワフキムシの泡は、外国でも不思議がられたようです。英語で、この泡を"cuckoo spit"といいます。「カッコウの唾」という意味です。あの鳥のカッコウです。ちょうど、カッコウが鳴く初夏の頃に、アワフキムシの幼虫が泡を作るのですね。
 どういうわけか、昔の人は、「カッコウが植物に唾をかけた」と考えたようです。昔の人が自然を表現する力は、詩的ですね。鋭い観察のたまものでしょう。

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には、アワフキムシの仲間のシロオビアワフキが掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年7月 6日

ノカンゾウ

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和名:ノカンゾウ
学名:Hemerocallis fulva L.

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東京 目黒 【2006.06.28】


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には、ノカンゾウは掲載されています。ぜひご利用下さい。

エビやイカなどを検索するには

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はじめまして、こんにちは。早速ですが、エビやイカなどを検索するにはどのようにしたらよろしいでしょうか?

エビやイカなどは、無脊椎動物ですね。

インターネット生物図鑑『zukan.net』へログインして、「無脊椎動物」からお好きな検索方法で検索してみてください。

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登録は無料です。フリーメールのアドレスでも登録できます。ログインIDは、メールアドレス登録後、登録したメールアドレスへ送られます。

ちなみに、エビは14種、イカは10種掲載されています。お探しのエビやイカが載っているといいですね。

2006年7月 5日

収穫

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 こんにちは、沖縄以外では全国的に雨でしょうか?大雨注意報が出ている地方もあるようですので、くれぐれもお気をつけください。
 さて、沖縄では早くも収穫の時期だそうです。先日、沖縄でイネを撮影できましたのでご紹介いたします。

和名:イネ
学名:Oryza sativa L.


沖縄 金武 【2006.06.24】
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には、イネは掲載されています。ぜひご利用下さい。

バン

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和名:バン
学名:Gallinula chloropus


沖縄 金武 【2006.06.24】
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には、バンは掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年7月 4日

ササグモ

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和名:ササグモ
学名:Oxyopes sertatus

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東京 目黒 【2006.06.28】

キリンの名前の由来について

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キリンの名前の由来について知りたいのですが、教えてくれませんか?

 キリンは漢字で「麒麟」と書きます。「麒麟」は、もともと、古代中国に伝わる空想上の生き物でした。ウシの尾とウマの蹄を持ち、頭部には角があるという姿です。
 同じ名前のビールメーカーのラベルに、「麒麟」のイラストが入っています。御覧になってみて下さい。
 初めてアフリカのgiraff(ジラフ。キリンの英語名です)を見たアジアの人には、その姿が伝説の「麒麟」に見えたのでしょうね。それで、キリンとつけられたのでしょう。

2006年7月 3日

コマルハナバチ 

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コモンマローとコマルハナバチ103_0313.jpg
花粉だらけですね。

和名:コモンマロー
学名:Malva sylvestris
和名:コマルハナバチ 
学名:Bombus ardens Smith

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東京 渋谷 【2006.06.12】


 

ヤマボウシ

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和名:ヤマボウシ
学名:Cornus kousa Hance

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東京 渋谷 【2006.06.12】

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には、ヤマボウシは掲載されています。ぜひご利用下さい。

セミ(蝉)の幼虫は何年生きる?

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 六月の終わり頃から、セミの声が聞かれるようになりますね。街中でも、セミの声は珍しくありません。今も昔も、セミの声がない夏など、日本人には考えられませんね。
 セミの幼虫が、何年間も土の中で暮らすことは、よく知られています。俗に、六年間土中にいるといわれますね。七年目にやっと外に出て、成虫になるといいます。これは本当でしょうか?
 じつは、幼虫期間が解明されているセミは、数少ないです。ほとんどの種のセミは、何年間幼虫でいるのか、わかっていません。わかっているのは、「すべてのセミが、六年間土中にいるわけではない」ことだけです。
 セミの幼虫期間は、種によって違います。ややこしいことに、同じ種でも、条件によって変わります。条件が良いと、早く成長して、短い期間で成虫になります。条件とは、主に餌が豊富にあるかどうかです。
 「セミの幼虫が、六年間土中にいる」といわれたのは、アブラゼミの研究から来ているようです。翅【はね】が茶色くて、真夏にジーと鳴く、あのセミです。
 アブラゼミは、幼虫期間がほぼ解明されています。これは珍しい例なのですね。この種の場合は、幼虫が六年間土中にいることが多いです。この例が、すべてのセミに応用されてしまったと見られます。
 他に、だいたいの幼虫期間がわかっているセミを挙げてみましょう。ここに挙げるのは、大まかな目安です。絶対にこうだとは言えません。
 アブラゼミ:2年~6年、ツウツクボウシ:1年~2年、ニイニイゼミ:約4年、ミンミンゼミ:2年~6年、といったところです。ずいぶんばらつきがありますね。
 普通の昆虫は、半年も生きません。昆虫の中で、セミはずば抜けて長寿です。なぜ、こんなに長生きなのか、それもわかっていません。
 子ども時代、セミ採りをやった方は多いでしょう。とても身近なのに、わかっていないことが多い昆虫です。素人でも、熱心に観察すれば、思わぬ発見があるかも知れません。

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には、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミなど14種が掲載されています。ぜひご利用下さい。

2006年7月 2日

ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ

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モナコ公国元首レーニエ三世大公の即位50周年記念に贈られた薔薇。

'ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ' 作出:2000年 フランス メイアン
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和名:バラ 園芸種 'ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ'
学名:Rosa hybrida hort 'Jubile du Prince de Monaco'

東京 渋谷 【2006.06.12】

2006年7月 1日

コモンマロー

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 ハーブティーとして利用され、若葉と花はサラダとして用いられるそうです。お茶はのどの痛みを和らげ、胃炎などに効果があるといわれています。
 コモンマローティは飲んだことはないのですが、ハイビスカスティのような感じなのでしょうか。機会があれば飲んでみたいです。

和名:コモンマロー
学名:Malva sylvestris
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東京 渋谷 【2006.06.12】

ハンゲとハンゲショウの関係

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 暦の区切りの一つに、半夏生【はんげしょう】があります。大寒や立春といった節気【せっき】の一種ですね。夏至から数えて11日めです。
 半夏生とは、「半夏【はんげ】が生える時季」という意味です。半夏とは、正式な日本語名で、カラスビシャクと呼ばれる植物です。普通の人は、「そんな植物は知らない」と思うでしょうね。けれども、カラスビシャクは人に身近な植物です。郊外の空き地や、畑の雑草として生える草です。
 なぜ、カラスビシャクは暦に載せられたのでしょうか? これは謎です。
 カラスビシャクの花は、緑色で目立ちません。特別に大きくなるとか、果実が食べられるといったわけでもありません。あえて言えば、地下茎【ちかけい】が漢方薬になります。
 半夏は、よく使われる漢方薬です。それでも、わざわざ暦に載せるほどとは思えません。カラスビシャクの重要性のために、半夏生ができたのではなさそうです。
 謎を解く鍵は、半夏生が「ほぼ一年の真ん中」という区切りの良さにあります。植物が最も生い茂る季節でもあります。農家にとっては、猫の手も借りたい時季でしょう。
 「半夏生には一日農作業を休む」という風習が、かつて日本の各地にありました。忙しい季節、働きすぎて体を壊さないように、という古人の知恵でしょう。この頃に、カラスビシャクがどんどん増えます。畑の雑草として、農家の人にはお馴染みです。「農民なら誰でもわかる暦の目安」として、ちょうどよかったのではないでしょうか。
 ややこしいことに、カラスビシャクと別に、ハンゲショウという植物があります。カラスビシャクとは全然似ていません。分類学的にも、カラスビシャクはサトイモ科、ハンゲショウはドクダミ科で、縁が遠いです。なのに、名が似ているため、よく混同されます。
 ハンゲショウには、面白い特徴があります。夏になると、葉の一部が半分だけ白くなります。ハンゲショウという名の由来も、「半夏生の頃に花が咲くから」という説と、「葉が半分白くなるから半化粧」という説とがあります。
 動植物の名には、似たものが多くてややこしいですね。それぞれの名が、歴史や文化を背負っています。調べてみると、思わぬ世界を知ることができて、楽しいですね。


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には、カラスビシャクとハンゲショウは掲載されています。ぜひご利用下さい。