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2006年8月22日

オオトカゲは危険生物?

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先日、日本の京都市で、オオトカゲが捕獲される事件がありました。ミズオオトカゲという、東南アジアに分布する種です。成長すれば、全長2mに達することもあります。
 本来、日本にオオトカゲはいません。ペットとして飼われていたものでしょう。野生のオオトカゲは、すべて熱帯や砂漠地帯に分布します。
 オオトカゲは、名のとおり大型のトカゲ類です。分類学的に言えば、爬虫綱【はちゅうこう】有鱗目【ゆうりんもく】オオトカゲ科に属する種が、オオトカゲです。大型のトカゲでも、例えばイグアナは、オオトカゲではありません。イグアナ科です。
 オオトカゲ科には、五十種以上もの種が属します。そのうち、日本には、なんと三十種ほどが入荷されています。想像されるより、爬虫類のペットは人気があるようです。
 日本の報道では、オオトカゲは、一方的に「恐ろしい生き物」とされることが多いですね。そうとは限りません。種数が多いだけに、大きさや生活ぶりはさまざまです。
 例えば、前記のミズオオトカゲは、オオトカゲの中でも大型のほうです。ほとんどのオオトカゲは、もっとずっと小型です。ミズオオトカゲでも、全長2mにはめったになりません。同じくらいになるのは、ハナブトオオトカゲ、コモドオオトカゲなどのごく一部です。トゲオオオトカゲのように、大きくなっても80cmを越えない種もいます。
 ミズオオトカゲは、名のとおり、水に入るのを好みます。けれども、例えばサバンナオオトカゲは、乾燥した環境を好みます。野生のサバンナオオトカゲは、極端な乾燥を避けるため、一年の半分近くを休眠します。ミドリホソオオトカゲのように、樹上性の種も多いです。マングローブオオトカゲなどは、木登りも水浴びも好みます。
 彼らはこんなに多様です。一概に「オオトカゲはこうだ」と言えません。彼らを飼うには、種ごとに、きめ細かな対応が必要です。
 ペットのオオトカゲが、誤って外に出たら、慣れない環境におびえるでしょう。おびえた動物は、どんなものでも攻撃的で、危険になります。彼らをそうさせているのは、人間です。命を預かるのは、大きな責任が伴うことを、忘れてはいけませんね。

過去の記事でも、ペットの爬虫類について取り上げています。以下の記事を御参照下さい。
飼う前によく考えましょう、カミツキガメとワニガメ
大きくてもおとなしいグリーンイグアナ
ワニはすべてが凶暴か?
ニシキヘビの危険度は?

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には、残念ながら、オオトカゲは載っていませんが、10種のトカゲの仲間が掲載されています。ぜひご利用下さい。

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