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2007年1月 8日

センリョウとマンリョウはどう違う?

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 センリョウとマンリョウは、お正月に喜ばれる植物ですね。名前がおめでたいからです。漢字では、センリョウは千両、マンリョウは万両と書かれます。どちらも、お正月の頃に、赤く美しい実がなります。そのため、縁起の良い名を付けられたようです。
 皆さんは、センリョウとマンリョウの違いがわかりますか? ちょっと観察すれば、両者の違いはすぐにわかります。植物に詳しくなくても、大丈夫です。
 センリョウもマンリョウも、低木です。特にマンリョウは、一見、草かと見紛うほど小さいです。けれども、ちゃんと木質の幹があります。どちらも常緑樹です。
 このように、外見は、共通点が多いですね。違うのは、実の付き方です。
 緑の葉の中に、上向きに実が付くのがセンリョウです。枝先に、小さくまとまって赤い実が付いていたら、センリョウです。対して、マンリョウは、葉の下側に実が付きます。葉の陰に、垂れ下がるように赤い実が付いていたら、マンリョウです。
 冬に赤い実を付ける植物は、他にもたくさんあります。しかし、お正月の飾りに使われるのは、圧倒的にセンリョウとマンリョウが多いですね。どちらか迷ったら、前記の特徴を思い出していただけば、区別できると思います。
 姿が似ているのに、センリョウとマンリョウは、縁が遠いもの同士です。センリョウはセンリョウ科、マンリョウはヤブコウジ科に属します。センリョウのほうが、ずっと原始的な植物です。仮導管【かどうかん】という、特殊な器官を持つからです。
 仮導管は、モミやイチョウなどの原始的な植物が持つものです。モミやイチョウは、裸子植物【らししょくぶつ】というグループに属します。センリョウは、被子植物【ひししょくぶつ】というグループに属します。被子植物は、裸子植物から進化したと考えられています。センリョウは、裸子植物から進化したての状態を残しているのでしょう。
 センリョウとマンリョウは、共に日本に自生しています。昔は、センリョウを漢字で仙寥と書きました。マンリョウも、今とは違う書かれ方でした。千両・万両と書かれるようになったのは、江戸時代です。きっと、お正月に縁起を担ぎたかったのでしょうね。

 過去の記事で、センリョウと関連する裸子植物【らししょくぶつ】を取り上げています。以下の記事も御覧下さい。

悠仁【ひさひと】さまのお印はコウヤマキ(高野槇)(2006/9/14)
クリスマスツリーはモミではない?(2005/11/28)
街路樹は生きている化石、イチョウ(2005/11/21)

 などです。この投稿の他にも、、植物に関するコラム、Q&A、画像など盛りだくさんです。過去の記事は各カテゴリーよりどうぞご覧ください。

そして・・・メインの図鑑↓↓↓↓↓には、
センリョウとマンリョウが掲載されています。
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