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2007年1月31日

ヤマカガシの毒はガマガエル(ヒキガエル)から?

 世の中には、毒を持った生き物が、たくさんいますね。なかでも、毒蛇は有名です。
 日本の毒蛇の一種、ヤマカガシについて、興味深いニュースが飛び込んできました。ヤマカガシの毒は、食べたヒキガエルから「流用」したものだというのです。
 

 元の記事は、以下のとおりです。
 「ガマの毒」で身守る=ヤマカガシ、餌から取り込み利用-京大など日米チーム発見(2007/01/30 時事通信)
 「ガマの毒」で身守る=ヤマカガシ、餌から取り込み利用-京大など日米チーム発見【画像】(2007/01/30 時事通信)
 

 じつは、ヤマカガシは、二種の毒を持っています。今回、解明されたのは、そのうちの一種だけです。
 解明されたほうは、ヤマカガシの頚部【けいぶ】、つまり、首にある毒です。ヤマカガシの頚部には、頚腺【けいせん】と呼ばれる器官があります。ここに、毒が溜まっています。頚腺は、ヤマカガシ独特の器官として知られていました。
 もう一つの毒は、口にある毒です。ヤマカガシは、普通の毒ヘビと同じく、口中に毒牙を持っています。毒牙の毒は、咬むことによって、他の生き物に注入されます。


 ヤマカガシは、二種の毒を持つという、たいへんユニークな毒蛇です。このために、今回の報道は、誤解されやすいですね。「毒牙の毒が解明されたのだ」と、思ってしまう人が多いでしょう。
 実際は、違います。頚腺の毒が、ヒキガエルの毒だとわかりました。
 こういう報道に接すると、「生き物って面白いなあ」と、思いますね。


 過去の記事で、ヤマカガシとヒキガエルを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 「月にヒキガエルがいる?(2006/10/21)
 田んぼによくいるヘビ(蛇)、ヤマカガシ(2006/5/22)


図鑑↓↓↓↓↓には、
ヤマカガシ、ニホンヒキガエルが掲載されています。
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