2007年2月28日
2007年2月27日
シジュウカラ
チャームポイントのネクタイです。
シジュウカラ ほぼ真横からの画像 (御苑の野鳥 【愛鳥週間 その6】 2006/05/16)
※画像をクリックすると大きな画像が見られます。
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シジュウカラはもちろん、他のカラ類のコガラ、ヒガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、エナガなど、日本で見られるたくさんの鳥類が掲載されています。
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2007年2月26日
ネクタイをした鳥? シジュウカラ(四十雀)
春とは名ばかりの季節です。寒さのために、外に出るのがおっくうですね。けれども、この時期ならではの楽しみもあります。バードウォッチングです。
狭くても、庭がある方は、庭を眺めてみて下さい。小鳥が来ていませんか? 「どうせスズメばかり」などと言わずに、眺めてみましょう。スズメに見えても、きっと、スズメでない鳥も来ています。スズメも、観察すれば面白い鳥です。
シジュウカラは、庭によく来る小鳥の、上位五位に入るでしょう。ちょうど、スズメくらいの大きさです。スズメが茶色っぽいのに対して、シジュウカラは、白・黒・灰色のモノトーン風です。一番の特徴は、白い腹に、黒い縦線が一本、入っていることです。これがあれば、間違いなく、その鳥はシジュウカラです。素人にも見分けやすい鳥です。
人里にシジュウカラが現われるのは、主に冬です。夏は、山で子育てをしています。
シジュウカラと同様、夏に山で子育てをして、冬に人里へ降りる鳥は、何種もいます。冬は、山に食べ物が少なくなるからです。鳥たちは、少しでも食べ物が多い人里へと、やってくるのですね。だから、寒い季節は、バードウォッチングの季節です。
庭に、鳥の餌台を置いている方もいるでしょう。餌台に来る鳥は、冬のほうが、圧倒的に多いですよね。冬は、食べ物に不自由するからです。シジュウカラは、大概、餌台の常連の一種です。おなかに黒い「ネクタイ」をした姿が見られます。
冬でも、人間に頼るシジュウカラばかりではありません。他のカラ類とともに、混群を作る場合もあります。
カラ類とは、シジュウカラ、ヤマガラ、コガラのように、「~カラ」と名が付く小鳥類のことです。混群とは、違う種同士で作られた群れです。カラ類は、寒い季節に、多くの種で一つの群れを作って、行動することがあります。
カラ類が混群を作る理由は、まだわかりません。たくさんの鳥が一緒にいれば、敵に襲われにくいのかも知れません。鳥同士で助け合っているのかも、と考えると、微笑ましいですね。ネクタイ姿のシジュウカラは、どんな役目を果たしているのでしょうか。
過去の記事でも、寒い季節に見られる鳥を扱っています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
カモは水に潜るか?(2006/11/27)
カモメは冬にしかいない?(2006/10/23)
などです。
この他、鳥類に関するコラム、Q&A、画像など盛りだくさんです。過去の記事は各カテゴリよりどうぞご覧ください。
そして・・・
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2007年2月25日
Castle lakeの看板
2007年2月24日
河口湖の水鳥
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和名:マガモ
学名:Anas platyrhynchos
和名:オオバン
学名:Fulica atra
山梨 河口湖町 【2007.02.23】
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マガモ、オオバンが掲載されています。
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2007年2月23日
ヤリで狩りする?!チンパンジー…アフリカセネガル南東部
深海生物ヒロビレイカやダイオウイカのニュースで、びっくりワクワクしましたが、今度はチンパンジーが小枝を使って獲物を捕ることが、英米の研究チームによる観察で明らかになったそうです。
チンパンジーでも、どんな能力があるのか、まだ明らかになっていないことはたくさんあります。
チンパンジーのニュースは、以下のページにあります。
ヤリで狩り、びっくりチンパンジー…アフリカで観察(読売新聞 2007/02/23)
生物専門誌「カレント・バイオロジー」(電子版)で発表された論文は以下の通りです。(英文)
Savanna Chimpanzees, Pan troglodytes verus, Hunt with Tools PDF版 (Current Biology 2007/02/22)
世界最大のイカは、ダイオウイカではない?
前記(深海のイカ、続々と生態を解明中)に加えて、イカのびっくりニュースが飛び込んできました。ニュージーランド南方で、全長10mものイカが発見されたというのです。
450キロの巨大イカ発見――南極海【画像】(時事通信 2007/02/22)
残念ながら、これは、日本の研究チームの成果ではありません。でも、興奮するニュースですね。
上記のニュースで獲れたのは、ダイオウホウズキイカという種です。名前が似ていますが、ダイオウイカではありません。サメハダホウズキイカ科に属するイカです。
じつは、「世界最大のイカは、ダイオウイカではなく、ダイオウホウズキイカではないか」とも、いわれています。
このイカは、これまで、成体が見つかったことがありませんでした。ですから、どこまで大きくなるのか、正確にはわかっていません。成体の大きさを推定すると、ダイオウイカより大きくなりそうだ、ということです。
長さではなく、重さで言えば、ダイオウホウズキイカが「世界最大のイカ」になりそうです。こちらのほうが、ダイオウイカより、体が太いからです。
ダイオウホウズキイカに限らず、ホウズキイカの仲間は、みな太い体をしています。彼らは、その体に、塩化アンモニウムを溜め込んでいます。塩化アンモニウムは、海水よりも軽いので、浮きになります。陸では重くても、海中では、逆に軽いのでしょう。
深海のイカには、塩化アンモニウムを溜め込んでいる種が多いです。ダイオウイカもそうです。このようなイカは、まずくて食べられません。
ダイオウホウズキイカと、ダイオウイカが出会ったら、どうなるでしょうね?
実際には、これは起こりそうにありません。分布域が違うからです。ダイオウホウズキイカは、南極海の深海にしか分布しません。隔離された極地の海の、そのまた深海だからこそ、こんな神秘的な生き物がいるのかも知れませんね。
深海のイカ、続々と生態を解明中
深海に棲む生き物は、私たちの想像を掻き立てますね。シーラカンスやオウムガイなど、深海生物は、よくニュースになります。
深海魚には、奇妙なものが多いですね。けれども、深海の無脊椎動物のほうが、もっと奇妙に感じられます。深海には、無脊椎動物のほうが、ずっと多いのですね。激しい波が立たないからでしょう。体の軟らかい生き物が、棲みやすいと思われます。
イカは、深海に多い無脊椎動物の仲間です。深海のイカといえば、ダイオウイカが有名ですね。二〇〇五年の九月に、「日本の研究チームが、ダイオウイカの生態写真を撮影した」ニュースが、世界を駆け巡りました。
ダイオウイカだけが、深海のイカなのではありません。他にも、たくさんの深海イカがいます。ユウレイイカ、メナガイカ、ホウズキイカなど、名前からして面白い種が多いです。食用にされるホタルイカも、深海イカの一種です。
日本では、深海の研究が進んでいます。二〇〇五年にダイオウイカを撮影したチームは、二〇〇六年の十二月に、ダイオウイカの動画撮影に成功しました。日本の国立科学博物館のチームです。
同じチームが、先日、ヒロビレイカの撮影に成功したというニュースがありました。ヒロビレイカも、深海に棲みます。全長2m以上にもなる大型のイカです。ダイオウイカよりは小さくても、充分、巨大ですね。ホタルイカと同様、このイカも光ります。
今回の撮影により、ヒロビレイカは、光をフラッシュのように使うことがわかりました。どうやら、強い光で、獲物の目をくらませているようです。こんな生態は、誰も予測していませんでした。びっくりですね。
国立科学博物館のチームは、これからも、深海イカの研究を続けるそうです。興味深いニュースが、どんどんありそうです。わくわくしますね。
ヒロビレイカのニュースは、以下のページにあります。
まるで忍者 腕を光らせ獲物捕獲 ヒロビレイカを撮影【画像】(Asahi.com 2007/02/19)
深海の謎の巨大イカ、撮影に成功 国立科学博物館の研究グループ【画像】(共同通信 2007/02/19)
ダイオウイカの動画撮影については、以下のページに詳しく載っています。
小笠原諸島沖で釣獲された「ダイオウイカ」について(国立科学博物館 動物研究部 動物第三研究室)
国立科学博物館 トップページ
過去の記事でも、深海生物『ラブカ』『ダイオウイカ』『オウムガイ』などについて取り上げています。キーワード検索、カテゴリからご覧ください。
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ホタルイカをはじめ、日本近海のイカが10種、オウムガイが掲載されています。
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スッポン(鼈)の故郷はどこ?
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立春が過ぎても、寒い日が続きますね。寒い季節には、鍋物を食べたくなります。よくしたもので、寒い時期には、鍋にして美味しいものが旬【しゅん】です。
スッポンは、その一つですね。日本に分布するカメの一種です。大概の人が、名前を聞いたことはあるでしょう。スッポン料理は、高級料理として知られます。
生きたスッポンを見たことがある人は、少ないでしょうね。じつは、意外に身近なところにいます。住宅地の池や、水田にも棲みます。クサガメ、イシガメ、アカミミガメなどに混じって、甲羅干し(日光浴)をしていることもあります。
他のカメに比べて、スッポンを見る機会が少ないのは、用心深いためです。彼らは、物音などに敏感です。陸にいる時、不審な動きを察知すると、すぐに水に入ります。水中にいる時間が長く、姿をはっきり見るのが難しいです。
スッポンは、水中生活によく適応しています。尖った鼻は、水中から息をするのに便利です。鼻先だけ、水面に出せるからです。しかも、彼らの首は、とても長く伸びます。体を水底に置いたまま、首だけをぬっと伸ばして、息ができます。
存在感はあるのに、姿が見えないところが、不気味なのでしょう。スッポンには、妖怪じみた言い伝えが多いです。「咬みついたら、雷が鳴るまで離さない」・「甲羅だけで、60cm以上ある大スッポンがいる」などですね。「河童の正体はスッポン」説もあります。年を取った大スッポンは、人を水中に引きずり込むともいわれました。
河童の正体は別として、これらの言い伝えには、根拠がありません。咬みついたスッポンは、疲れてくれば離します。大きさも、甲羅の長さ35cmほどが限界です。人を襲って食べるスッポンも、存在しません。
人間のほうこそ、スッポンをたくさん食べています。そのために、スッポンは、昔から養殖されたり放流されたりしてきました。おかげで、本来の分布が、わからなくなっています。例えば、現在、南西諸島にいるものは、人為的に移入されたといわれます。故郷から離されたスッポンこそ、いい迷惑でしょうね。
過去の記事でも、カメの仲間を扱っています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
浦島太郎が助けたのはアカウミガメ?(2006/7/28)
世界最大の亀(カメ)はどこにいる?(2006/4/03)
亀(カメ)は本当に長生きか?(2006/1/2)
などです。このほかカメや爬虫類に関するコラム、Q&A、画像など盛りだくさんです。過去の記事はカテゴリーよりどうぞご覧ください。そして・・・
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スッポンをはじめ、九種のカメやその他たくさんの爬虫類が掲載されています。
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2007年2月22日
チーターの写真
チーターの写真が見たくて探してたんですけど見つかりませんでした。
もし、チーターについてご存知でしたら教えてください。
ここの図鑑には、残念ながらチータは載っていませんね。
以下のサイトの「世界の絶滅危惧・希少動物」のコーナーへ行くと、チータのことが詳しく載っています。もちろん、写真もあります。
ナミビア、ケニアでチータの保護活動を支援している団体のサイトです。
チーター保護基金ジャパン
2007年2月21日
2007年2月20日
季節の動物を探す(観察する)宿題
季節の動物を探す(観察する)宿題が出ました。でも、どうやって調べればいいのかわかりません。どうしたらいいですか?
季節の動物を探すというのは、生物の専門家でも難しい質問ですね。なぜならば、季節ごとにどんな生き物が現れるかは、お住まいの地方によって違うからです。
さて、悩んでいても仕方がないですね。まずここの図鑑では、植物、昆虫、鳥類、哺乳類が、季節で生き物をさがせるようになっています。
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※尚、こちらの季節検索の、凡例はそれぞれ違います。詳しくは、凡例をご覧ください。
また、季節ごとにどんな生き物が現れるかは、お住まいの地方によって違うと先ほどお話しましたね。
学校の宿題が、お住まいの地方で見られる生き物を探すということであれば、お住まいの地方の生き物を紹介しているサイトをさがしてみたほうが、季節ごとの生き物をしらべられるのではないでしょうか。または、外へ出かけていき目についた昆虫(生物)をよく観察してみてもいいですね。
2007年2月19日
タコ(蛸)の旬【しゅん】は冬か夏か?
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タコといえば、日本人にとっては食べ物ですね。イカと並ぶ海の幸です。
最も多く食用にされるのは、マダコという種です。マダコは分布が広く、東北地方から九州にかけての沿岸の海にいます。魚屋さんで普通に売られる「タコ」は、ほとんどがマダコです。他の食用種としては、北海道沿岸にいるミズダコ、南西諸島沿岸に多いシマダコ、小型のイイダコなどがいます。
地方により、特定の季節に、タコを食べる風習があります。風習として食べられるのは、多くがマダコのようです。関東では、お正月のおせち料理に、酢ダコを入れることが多いですね。逆に、関西では、タコは夏のものとされます。「麦わらダコ」という言葉があるくらいです。「麦が実る六月から七月頃、タコが美味しくなる」という意味です。
関西の一部では、「半夏生【はんげしょう】にタコを食べる」風習があります。半夏生は、七月二日前後の行事ですから、やはり、タコを夏のものとしているのでしょう。
同じマダコなのに、なぜ、旬【しゅん】が違うのでしょうか? 明確な理由は不明です。おそらく、関東と関西では、味の好みが違うからでしょう。
春から秋にかけての暖かい季節、マダコは産卵期を迎えます。その時期のマダコは、身が軟らかく、味が薄くなります。卵に栄養を取られるからです。寒い季節のマダコは、身が硬く、味が濃くなります。卵に栄養を回さないからです。身の硬軟、味の濃淡、どちらを好むかにより、旬が変わるのでしょう。
マダコの卵も食用にされます。海藤花【かいとうげ】と呼ばれるものが、それです。卵の様子が、藤の花に似ているところから、名付けられました。
マダコなどのタコの仲間は、母親が卵の世話をします。これは、無脊椎動物では、珍しいことです。普通の無脊椎動物は、一切、卵や子どもの世話をしません。
マダコの場合、母親は、四週間ほども卵を守り続けます。その間、飲まず食わずです。子どもの孵化【ふか】を見届けると、母親は死んでしまいます。ヒト以外の動物を、やたらに擬人化してはいけませんが、タコには母性愛を感じますね。
過去の記事でも、タコの仲間である頭足類【とうそくるい】を扱っています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
コウイカとヤリイカはどう違う?(2006/11/10)
イカの、とんがってる部分は、何と呼ぶのでしょうか?(2005/10/27)
ダイオウイカは食べられない。残念!(2005/10/20)
などです。このほか無脊椎動物に関するコラム、Q&A、画像など盛りだくさんです。過去の記事はカテゴリーよりどうぞご覧ください。そして・・・メインの図鑑↓↓↓↓↓には、
マダコをはじめ、6種のタコが掲載されています。
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2007年2月18日
2007年2月17日
白梅
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和名:ウメ
学名:Armeniaca mume Siebold
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東京都 新宿【2007.02.06】
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ウメが掲載されています。
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2007年2月16日
シャラの木と沙羅双樹【さらそうじゅ】はどう違う?
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二月の行事は、バレンタインデーだけではありません。じつは、仏教の行事もあります。涅槃会【ねはんえ】という行事です。お釈迦さまの命日に、読経などを行ないます。日本では、伝統的に、二月十五日がその日とされてきました。
涅槃会にちなみ、日本のお寺には、シャラの木があることが多いです。もとは古代インドの言葉で、シャーラという名の木です。それに、娑羅【しゃら】あるいは沙羅【しゃら】という漢字を当てました。この木の下で、お釈迦さまが亡くなったといわれます。その時、四本あった木が、二本ずつ合わさって二本になり、真っ白に変じた、といいます。
ところが、日本にある「シャラの木」は、本物のシャーラとは違います。インドのシャーラは、日本では育ちません。そのため、印象の似た別種を、シャラの木に仕立てました。「シャラの木」というのは通称です。正式な日本語名を、ナツツバキという種です。
ナツツバキは、名のとおり、ツバキ科に属します。普通のツバキと違って、夏に花が咲きます。花の色は白です。冬に葉が落ちるのも、ツバキと違うところです。けれども、花の形はツバキに似ています。仏教を離れても、庭木として人気があります。
ナツツバキとは別の種が、「シャラの木」と呼ばれることもあります。正式な日本語名を、ヒメシャラという種です。ヒメシャラは、ナツツバキに近縁で、姿もそっくりです。ナツツバキよりも、花が小さいことが特徴です。ヒメシャラも庭木にされます。
本物のシャーラは、フタバガキ科に属します。ナツツバキやヒメシャラとは、遠縁です。日本語では、サラノキ、サラジュ、サラソウジュなどと呼ばれます。正式な日本語の種名は、決まっていません。漢字では、沙羅樹と書かれることが多いです。
個人的には、本物のシャーラの種名を「サラソウジュ」とするのは、良くないのではと思います。沙羅双樹とは、本来「お釈迦さまが亡くなる際に、白く変じた二本のシャーラ」を指すからです。伝説に登場する特定の木と、普通の木とが、混同されそうです。
生き物の名には、歴史や伝説がからむことが多いので、ややこしいですね。そのぶん、含蓄【がんちく】があって、面白いです。
過去の記事でも、仏教に関係する生き物を扱っています。よろしければ、以下の記事・写真も御覧下さい。
ヒガンバナ(彼岸花)は不吉な花か?(2006/9/18)
お釈迦さまも食べた? レモン(2006/8/21)
などです。このほか植物に関するコラム、Q&A、画像など盛りだくさんです。過去の記事はカテゴリーよりどうぞご覧ください。
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ナツツバキをはじめ、日本で見られる植物800種余りが掲載されています。
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2007年2月15日
今帰仁城【ナキジングスク】跡
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大隈
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主郭
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沖縄県 今帰仁【2007.01.27】
沖縄世界遺産に関するサイトは以下の通りです。
グスク及び関連遺産群
「三すくみ」は嘘だった? 蛇はナメクジも平気
以前、ここのブログで、イワサキセダカヘビというヘビの一種を紹介しましたね。( 超偏食のヘビ(蛇)? イワサキセダカヘビ(2006/9/24))
このヘビに関して、興味深いニュースがありました。餌のカタツムリを食べやすいように、このヘビは、顎【あご】が左右非対称に発達したというのです。
このニュースは、以下に紹介されています。
あごの歯、右側が多い=餌のカタツムリに対応-セダカヘビ類で発見・京大と信州大(時事通信 2007/02/14)
イワサキセダカヘビの下あご【画像】(時事通信 2007/02/14)
このニュースを聞いて、不思議に思った方がいるのではないでしょうか?
「ヘビとカエルとナメクジは、『三すくみ』で、ヘビはナメクジが苦手なはず。なら、同じ仲間のカタツムリも苦手ではないのか?」と。
じつは、古来、言い伝えられる「三すくみ」は、俗信に過ぎません。ヘビは、ナメクジもカタツムリも恐れません。
以前のコラムで紹介したとおり、セダカヘビの仲間は、なんと、カタツムリを専門に食べます。セダカヘビ類以外にも、マイマイヘビ類や、ナメクジクイ類などのヘビが、カタツムリやナメクジを専門に食べます。
日本には、カタツムリを専門に食べるヘビは、イワサキセダカヘビしかいません。セダカヘビ類は、中国南部やインドネシアなどの東南アジア地域に分布します。マイマイヘビ類は、中南米に分布します。ナメクジクイ類は、アフリカ南部に分布します。
これらのヘビは、どれも珍しい種です。以下に、写真が載っているサイトを紹介しておきますね。
ケイツビーマイマイヘビの画像(豪州のキャンベラ大学のサイト)
ナンアナメクジクイの写真(Ultimate Field Guide)
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イワサキセダカヘビが掲載されています。ぜひご利用下さい。
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近所を散歩中にヘビを見かけました
近所を散歩中にヘビを見かけました。
長さは60cmくらい、色は黄土色で左右交互に、四角い斑点がありました。頭の形は三角形で、とぐろを巻いていました。このヘビの名前を教えて下さい。
おっしゃるだけの情報では、情報量が少なすぎて確定的なことが言えません。似たような模様を持ったヘビは、日本に何種か生息しています。
もしかすると、アオダイショウの子供(幼生)という可能性が高いと思います。
アオダイショウは、
メインの図鑑↓↓↓↓↓に、掲載されています。
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また、こちらのサイトにはアオダイショウの幼生が掲載されています。ご自分が見られたヘビと見比べてみることをお勧めいたします。
日本の鱗たち じゃぷれっぷ in FIELD Star
2007年2月14日
ミツマタ
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和名:ミツマタ
学名:Edgeworthia chrysantha Lindl.
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東京都 新宿【2007.02.06】
図鑑↓↓↓↓↓には、
ミツマタが掲載されています。
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2007年2月13日
アナコンダは、本当に危険な蛇か?
先日のマレーシア(体長7.1mの巨大ヘビが犬11匹を丸呑み、マレーシア(007/1/30))のニュースに続き、今度はブラジルから、びっくりニュースがやってきました。大蛇に襲われた孫を、祖父が助けたというニュースです。孫の少年を襲ったのは、アナコンダだと報道されていますね。
このニュースを聞いて、『アナコンダ』というハリウッド映画を思い出した方が多いでしょう。あの映画の中で、アナコンダは、巨大で危険なヘビだと描写されています。
アナコンダは、実際に巨大になるヘビです。先日報道されたアミメニシキヘビと、「世界一の大蛇」の座を争います。最大で10mを越えるといわれますが、本当にその大きさになるのかどうかは、怪しいです。
けれども、体長6mくらいの個体は、普通にいるようです。今回、報道されたアナコンダは、体長5mとされていますね。
アナコンダが危険なヘビなのは、間違いありません。「最も飼ってはいけないヘビ」の一種です。大型のうえに、気が荒い個体が多いからです。この点でも、アミメニシキヘビと並びますね。
報道では、アナコンダが、小川で少年を襲ったとされています。これは、アナコンダが水辺に棲むからでしょう。彼らは、一日の多くの時間を、水中で過ごします。水辺に来た動物を、襲って食べます。大型のアナコンダは、ワニさえ食べるそうです。
「アナコンダとアミメニシキヘビが闘ったら?」と、考える方もいるでしょう。彼らは、野生では出会うことがありません。分布域が違うからです。アナコンダは南米に、アミメニシキヘビは東南アジアに分布します。
何かの間違いで、出会ったとしたら……水辺なら、アナコンダが勝つでしょう。もちろん、同じくらいの大きさ同士、という条件付きです。
今回のニュースで、少年が助かったのは、奇跡だと思います。普通、こんな大蛇に巻きつかれてしまったら、どうしようもありません。お祖父さんは、よほどがんばったのでしょうね。家族の愛を感じます。
アナコンダのニュースは、以下のページにあります。
ブラジル人男性、危機一髪で孫をヘビから救出(2007/02/12 ロイター)
ブラジル人男性、危機一髪で孫をヘビから救出【画像】(2007/02/12 ロイター)
2007年2月12日
アホウドリの熱愛度は鳥類一?
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もうじきバレンタインデーですね。日本では、「女性がチョコレートを贈る日」と誤解されています(笑)。欧米では、恋人同士が贈り物をし合ったりして、愛情を確かめ合う日とされています。愛情を深める行事は、大いにやりたいですね。
西洋の俗説では、この日から、鳥たちが巣作りを始めるといいます。「愛の巣を作る」というイメージから来たのでしょう。実際には、ほとんどの鳥の繁殖期には、早すぎます。
中には、二月に繁殖期を迎える鳥もいます。アホウドリがその一種です。
アホウドリは、絶滅が心配されている鳥です。世界中で、日本の鳥島と、尖閣諸島でしか、繁殖が確認されていません。彼らの繁殖期は、十月頃から五月頃にかけてです。普通ならば、冬に当たる時期ですね。けれども、鳥島や尖閣諸島は、熱帯に属します。寒さに悩まされることはないのでしょう。
他の鳥と比べると、アホウドリの繁殖行動は、特異です。つがい、つまり「夫婦」になるまでに、とても長い時間をかけます。相手を選ぶのに、何年もかけるのです。「結婚」前に、長い「恋人」期間があります。若鳥は、いろいろな相手と付き合ってみて、伴侶を決めるようです。いったん、伴侶を決めたら、同じ相手と生涯連れ添います。
まるで人間みたいですね。愛情深さでは、人間以上かも知れません。実際に観察した人によれば、「恋人」時代のアホウドリは、本当に、相手とべったり一緒に過ごすそうです。「夫婦」になってからも、愛情を確かめ合うディスプレイを欠かしません。
伴侶選びに時間をかけるのは、アホウドリの寿命が長いからです。彼らは、二十年以上も生きると推定されています。野生の鳥としては、異例な長さです。多くの小鳥のように、野生で数年しか生きないのなら、こんな悠長なことはできません。
「アホウドリ」とは、ずいぶん失礼な名を付けたものですね。陸上で、動きが鈍いことから付けられました。海鳥の彼らは、陸ですばやく動く必要がないため、そうなっただけです。「アホウ」だったら、これほど慎重に「夫婦」愛を築くことなどできません。彼らの愛情深さは、人間が見習ったほうがいいくらいですね。
過去の記事でも、バレンタインデーに関する生き物や、鳥類のつがい(夫婦)関係を扱っています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
子育てに張り切るお父さん、タマシギ(2006/6/17)
鴛鴦(オシドリ)は本当におしどり夫婦か?(2006/3/6)
チョコレートの原料は古代文明の遺産、カカオ(2006/2/10)
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アホウドリやたくさんの鳥類が掲載されています。
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2007年2月11日
ヒヨドリ
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嘴(くちばし)が、黄色いのは花粉がついているせいでしょう。
和名:ヒヨドリ
学名: Hypsipetes amaurotis
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2007年2月10日
水仙【スイセン】
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梅(ウメ)の向こう側、白いものはスイセンの花です。
和名:スイセン
学名:Narcissus tazetta L.
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東京都 新宿【2007.02.06】
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2007年2月 9日
寒桜【カンザクラ】
テントウムシのおしゃれには意味がある
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テントウムシを知らない人はいないでしょう。世界中で親しまれる昆虫です。成虫は、赤や黒の鮮やかな模様が目立ちますね。
一口にテントウムシといっても、とても多くの種がいます。種によって、模様や生態が違います。大ざっぱに分けると、肉食性の種と、草食性の種がいます。
肉食性の種は、益虫とされます。農作物を食い荒らすアブラムシなどを食べるからです。このため、肉食性のテントウムシは、農薬として使われることがあります。生物農薬ですね。普通の農薬に比べれば、土壌などに化学物質を残さないのが、優れています。
草食性の種は、反対に害虫とされます。農作物を食害するからです。
肉食性の種も、草食性の種も、似た模様を持ちます。赤地に黒、または、黒地に赤の星模様(斑点)がある種が多いです。なぜ、彼らはこんなに派手なのでしょうか?
テントウムシの色は、警戒色だといわれます。敵に向かって、「私を食べてもまずいですよ」と、宣伝する色です。彼らには、まずい物質を分泌する能力があるのです。
「テントウムシをいじって、手に黄色い汁が付いた」経験のある方はいませんか? あの汁には、いやな臭いと味があります。そのために、鳥などの外敵は、テントウムシを食べません。まずい汁と、それを知らせる警戒色で、彼らは身を守っています。
テントウムシの種の中で、有名なのは、ナナホシテントウでしょう。名のとおり、七つの星模様があります。肉食性の種です。他の肉食種には、ナミテントウなどがいます。
草食性の種では、ニジュウヤホシテントウが有名ですね。こちらも名のとおり、二十八の星模様があります。他の草食種には、トホシテントウなどがいます。
面白いことに、テントウムシには、星模様の数が多い種が、草食性になる傾向があります。トホシやニジュウヤホシは草食性で、ナナホシやアカホシテントウ(星模様は二つ)は肉食性です。なぜ、こうなのかはわかっていません。
多くのテントウムシの種は、成虫で越冬します。冬、石の下や樹皮の陰を覗くと、テントウムシがいることがあります。そっと見守ってあげたいですね。
過去の記事でも、成虫で越冬する昆虫を取り上げたものがあります。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
一文無しどころか万能昆虫のオケラ(2006/3/24)
ミツバチのそっくりさん、ハナアブ(2006/3/10)
雪の中でしか暮らせないセッケイカワゲラ(2006/1/30)
冬に飛ぶ蝶(チョウ)もいる?(2006/1/13)
などです。
この他、昆虫に関するコラム、Q&A、画像など盛りだくさんです。過去の記事は各カテゴリーよりどうぞご覧ください。
そして・・・メインの図鑑↓↓↓↓↓には、
ナナホシテントウ、ニジュウヤホシテントウなど、日本で見られる昆虫400種が掲載されています。
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ぜひご利用下さい。
2007年2月 8日
紅梅
2007年2月 7日
サンフラワー
2007年2月 6日
「腹びれのあるイルカ」はどうなった?
二〇〇六年の十月に、「腹びれのあるイルカ」が見つかったというニュースがありましたね。ここのブログでも、紹介しました。(イルカに腹びれはない?(2006/11/8))
あのイルカは、今、どうしているでしょうか?
幸いなことに、元気なようです。和歌山県の、太地町立くじらの博物館で、飼われています。
以前の記事で紹介したとおり、本来、イルカに「腹びれ」はありません。「腹びれイルカ」は、イルカの進化の痕跡を残した、貴重な存在です。
貴重なイルカは、くじらの博物館のプールで、大切に飼われています。環境に慣れたため、今は、一般公開されているそうです。芸はしませんが、プールサイドから、観察できるといいます。
ぜひ、観に行ってみたいですね。貴重なイルカが、健康で、長生きしてくれることを祈ります。同時に、これを機会に、イルカの研究が進むことも、祈っています。
「腹びれイルカ」についての詳しい記事は、以下のページにあります。
腹鰭のあるイルカ、くじらの博物館へ
「腹びれ」に間違いない 太地で捕獲のイルカ(紀伊民報 2006/11/15)
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には、カマイルカ、シャチ、スジイルカ、ハンドウイルカ(バンドウイルカ)が、掲載されています。ぜひご利用下さい。
2007年2月 5日
大山椒魚(オオサンショウウオ)は冬眠しない?
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寒い冬、カエルなどの両生類や、トカゲなどの爬虫類は、みな冬眠していますね。彼らは、体温を自力で調節できないからです。このような動物を、変温動物といいます。
ところが、中には、冬眠しない変温動物もいます。寒さに強い変温動物もいるのですね。その一種が、オオサンショウウオのようです。特別天然記念物として、有名ですね。
「ようです」と書いたのは、オオサンショウウオの生態が、まだよくわかっていないからです。彼らは夜行性であるうえに、水中でひっそり暮らします。このため、生態を調べるのが難しいです。肉食性で、魚などを食べることは、わかっています。
一月や二月の厳冬期にも、彼らが活動しているのが、目撃されています。それからして、「冬眠しないのでは」と推測できますね。水温が5℃くらいあれば、活動できるようです。どうしてこんなに寒さに強いのか、理由や仕組みは解明されていません。
それでも、やはり、夏期のほうが活発です。繁殖期も、八月から九月にかけてです。どのくらい経ったら成体になるのかは、環境の条件によって違います。
なぜ、オオサンショウウオは、特別天然記念物に指定されたのでしょうか? 日本固有の、珍しい両生類だからです。他の両生類にない特徴が、いくつもあります。
一つは、「世界最大の両生類であること」です。最大で、全長150cm以上に達します。現在の両生類では、図抜けた大型種です。ただし、実際は、100cmを越えるほどの個体は少ないです。これほど大きくなるには、何十年もかかるようです。
もう一つは、「原始的な両生類であること」です。オオサンショウウオは、生きている化石です。数千万年の昔、オオサンショウウオの仲間は、世界に広く分布したと考えられています。今では、日本と中国と米国に、それぞれ一種ずついるだけです。
日本と中国とは、隣同士ですから、近縁な生き物がいるのは当然でしょう。けれども、米国と東アジアとでは、ずいぶん離れています。オオサンショウウオの仲間は、なぜ、こんな不自然な分布なのでしょうか? この謎も解かれていません。これを解くには、オオサンショウウオの、長い進化の歴史を知る必要があるでしょう。
過去の記事でも、サンショウウオの仲間を取り上げたものがあります。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
生まれたてのサンショウウオを(2006/11/14)
ウーパールーパー? いえメキシコサンショウウオです(2006/2/6)
氷河期の生き残りキタサンショウウオ(2005/11/7)
などです。
この他、両生類に関するコラム、Q&A、画像など盛りだくさんです。過去の記事は各カテゴリーよりどうぞご覧ください。
そして・・・メインの図鑑↓↓↓↓↓には、
オオサンショウウオなど、日本で見られるサンショウウオが10種掲載されています。
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2007年2月 4日
2007年2月 3日
2007年2月 2日
新しい名前で出ています――魚類の改名
先日、日本魚類学会から、「差別語を含む魚の標準和名を改名する」という発表がありましたね。ここのブログでもお伝えしました。差別語を含む生き物の名は、改名すべき?(2007/1/9))
このたび、その改名がなされたという報道がありました。詳細は以下の通りです。
差別的語を含む標準和名の改名とお願い(2007/2/01 日本魚類学会)
結局、32種の魚が改名されました。
変えられたのは、種名だけではありません。属名や科名など、分類単位の名も、一部が改名されました。やはり、差別語を含む名があったからです。
改名された魚の、種名などの一覧は、以下のページにあります。
日本産魚類の差別的標準和名の改名最終勧告(2007/2/01 日本魚類学会)
今回の改名に当たっては、学会の内外から、多様な反応があったそうです。賛成する意見ばかりではなく、反対する意見も多かったようです。
日本魚類学会では、内外から寄せられたさまざまな意見を、ウェブサイトで公開しています。このように、公に議論をすることは、とても大切ですね。
学会員からの意見に対する回答(日本魚類学会)
会員以外の方から寄せられたご意見等への考え方(日本魚類学会)
鰯(イワシ)の頭も信心から?
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かつて、日本の節分には、「イワシの頭を戸口に挿す」風習がありました。今では、ほぼ絶滅した風習ですね。今、そんなことをしたら、臭くて近所迷惑といわれるでしょう。
その臭さこそが、イワシが節分に使われた理由です。昔の日本では、魔除けとして、臭いものが使われることがありました。魔物は悪臭を嫌うと信じられたからです。節分の夜は、魔物が出歩くという俗信があったため、魔除けを戸口に挿しました。
イワシが魔除けにされたのには、「庶民が手軽に使えるものだから」という理由もあったでしょう。イワシの仲間は、日本の沿岸の海にたくさん棲みます。大量に漁獲されるため、安価でした。庶民の食べ物だったのですね。
身近なわりに、イワシについては知られていません。じつは、「イワシ」という種の魚はいません。普通、「イワシ」と呼ばれるのは、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシの三種です。マイワシとウルメイワシは、ニシン目ニシン科に属します。カタクチイワシは、ニシン目カタクチイワシ科に属します。カタクチイワシだけ遠縁ですね。類縁とは関係なく、外見の似た種が、まとめて「イワシ」と呼ばれました。
どの種のイワシも、水族館ではめったに見ませんね。それは、イワシの仲間が飼いにくいからです。イワシの体は、ちょっとしたことでも傷つきやすいです。そうなれば、イワシは、すぐ死んでしまいます。
イワシの仲間は、みな大群を作って暮らします。このために、いっぺんに大量に漁獲できます。彼らが群れを作るのは、弱いからです。
彼らには、たくさんの敵がいます。マグロの仲間、サメの仲間、イルカ・クジラの仲間などです。海に棲む大型の肉食生物のほとんどは、イワシを食べます。
海の肉食生物の生活は、イワシが支えているのですね。ヒトだけでなく、他の生き物にとっても、イワシは大切な食料です。もしもイワシがいなくなったら、海の生き物は、壊滅的な打撃を受けるでしょう。人間だけが、独占していい魚ではありません。
海の恵みを支えると考えれば、イワシを信心するのも、間違いとはいえませんね。
過去の記事で、イワシについて取り上げたものがあります。以下の記事も御覧下さい。
魚類についての質問です。(2005/9/24)
Clupeidaeについて教えてください。(2005/9/22)
アンチョビーについて調べています。教えてください。(2005/9/10)
2007年2月 1日
マグロについての会議の結果は?
2007年01月22日(月)~01月26日(金)まで、日本の神戸国際会議場で、アメリカ、オーストラリアなどの国際機関が集結し、マグロの諸問題について考える会合が開かれました。また、1月29日からは、マグロ資源の国際管理機関「大西洋まぐろ類保存国際委員会」(ICCAT)の中間会合が行われていました。
その結果についての詳細は以下の通りです。
マグロ類地域漁業管理機関(RFMOs)合同会合の結果についてのプレスリリース(水産庁) (2007/02/01)
違法漁船廃絶へ連携 神戸マグロ会議が閉幕 (2007/01/27 神戸新聞)
クロマグロ漁獲枠 日本は3年後23%減 保存国際委が決定 (2007/02/01 北海道新聞)
マグロについての諸問題については、過去の記事でもお伝えしています。以下の記事も御覧下さい。
マグロ類地域漁業管理機関(RFMOs)合同会合の開催 (2007/01/23)
マグロ(鮪)は温血魚?(2006/10/18)
日本が消費するまぐろは (2006/01/10)
マグロに関する最新のニュースやトピックなどは、以下のページにあります。
マグロ資源管理のための国際機関の会合、閉幕 (2007/01/31 WWFジャパン)
マグロについて:マグロをめぐる問題(WWFジャパン)