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2007年4月16日

キジのお父さんも楽じゃない?

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 春は、たくさんの生き物が、繁殖期を迎えます。目立つのは鳥たちですね。鳥の雄の多くは、雌を呼ぶために、春にさえずります。
 キジも、春に繁殖期を迎える鳥です。このために、春から夏にかけて、キジは禁猟です。繁殖期に獲られたら、生き物は、子孫を残せませんね。生き物を減らさない配慮です。
 キジの雄も、鳴いて雌を呼びます。キジの鳴き声は、ケーンケンだといわれますね。実際には、ゲエーとかギエーなどと聞こえることもあります。個体差があるのでしょう。
 春には、キジの姿を見ることも多くなります。人家の近くでも、藪や雑木林があるところには、キジがいます。山奥だけでなく、里の近くにも多い鳥です。ヒトが会うのは、ほとんど雄のキジですね。雌のキジには、めったに会いません。
 雄のキジと、春によく会うのには、理由があります。繁殖期の雄は、広い範囲を動き回るからです。この時期、雄は、雌を求めるのに夢中なのでしょう。人家が近くにあっても、堂々と姿を現わします。
 キジは、姿が美しいので有名ですね。派手な色なのは、雄です。繁殖期には、特に鮮やかな色になります。顔など、真っ赤に見えます。雌を惹きつけるためです。
 雌は、地味な色をしています。藪などに紛れやすいようにです。目立ってはいけないのですね。雌は、子育てをするからです。お母さんが敵に見つかったら、子どもまで見つかってしまいます。キジのお父さんは、子育てに一切、関わりません。
 お母さんばかり育児をして、お父さんキジはずるく見えますね。キジの場合は、これでいいのです。雄のキジは派手で、目立つからです。雄が敵に見つかりやすいおかげで、雌と子どもは敵から逃れられる、といえるでしょう。
 日本のキジの繁殖は、順調に見えます。けれども、ある面では、危機に瀕しています。大陸から移入されたコウライキジと、日本のキジとの交雑が進んでいるからです。
 近縁なもの同士でも、それまでいなかった生き物を導入するのは、問題が多いです。魚の放流と同様、やたらな放鳥も、慎む必要がありますね。


 過去の記事でも、鳥の繁殖について取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 子育てに張り切るお父さん、タマシギ(2006/6/17)
 鴛鴦(オシドリ)は本当におしどり夫婦か?(2006/3/6)
などです。


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キジが掲載されています。
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