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2007年7月31日

5月に孵ったコウノトリのヒナ、巣立った!




 以前(2007年5月24日)に、こちらのブログでご紹介しましたコウノトリのヒナが無事に31日、巣立ったそうです。自然下では1961年以来46年ぶりとのこと、大きく前進しましたね。


 コウノトリのヒナの巣立ちのニュース、関連記事は以下のとおりです。
 コウノトリのヒナ巣立つ、05年秋の自然放鳥開始以来初(2007/07/31 読売新聞)
 国内自然界46年ぶり!コウノトリのひなが巣立ちました。(豊岡河川国道事務所 2007/07/31 ) 巣立った瞬間の画像
兵庫県立コウノトリの郷公園 公式サイト
 過去の記事でも、コウノトリを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 コウノトリとトキ、未来への一歩(2007/05/24)



クロイトトンボ






和名:クロイトトンボ
学名:Cercion calamorum calamorum


※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2007.07.20】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、クロイトトンボが掲載されています。
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ネットで、知りたいことを上手に知るには? その6

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 この記事は、『ネットで、知りたいことを上手に知るには?』シリーズの「その6」です。シリーズの「その1」から「その5」を先に読んでから、お読み下さい。
 ネットで質問をしたのに、答えがないと、がっかりしますよね。もう一度同じ質問をしたり、答えをせかしたりしたくなるでしょう。しかし、それは逆効果です。
 質問に答えてくれる人は、暇とは限りません。忙しいために、一週間に一度くらいしか、ネットにつなげないという人も、珍しくありません。そのような忙しさの中で、質問に答えるために、時間を割いてくれるわけです。せかしたりするのは、失礼ですね。失礼な人だと思われたら、質問に答えてもらえないでしょう。
 ネットでの質問は、答えが返ってくるのに、時間がかかるのが普通です。答えが来るまで、最低でも一週間、できれば二週間は、待ってみましょう。
 答えを待つ間、ぼーっとしているのは、効率が悪いですね。その間に、自分でも、調べてみましょう。案外、あっさり答えがわかるかも知れません。「他人に訊くより、自分で調べたほうが、結局、早かった」ということが、よくあります。
 「自分で調べたけれども、わからなかった。でも、どうしても知りたい。他に訊くところがない。教えて欲しい」という場合は、どうしたらいいでしょうか?
 質問の文章を、わかりやすく、丁寧に書くことは、もちろんです。その際に、「自分で調べた結果」も、書きましょう。「自分で調べて、ここまでわかった。だけど、ここからがわからない」と、はっきり、具体的に、書くのです。
 このように書けば、たいてい、誰かが、何か答えてくれるはずです。答えそのものでなくても、参考文献や、ヒントになることを、教えてくれるでしょう。
 質問に答えてもらったら、必ず、お礼を言いましょう。その答えが、役に立たなかったとしても、です。お礼を言われれば、誰でも嬉しいでしょう。嬉しく感じた人は、次に質問された時にも、答えようとしてくれます。その答えが、役に立つかも知れません。
 ネットは、とても便利な道具です。上手に使って、情報達人になりましょう。


 『ネットで、知りたいことを上手に知るには?』シリーズの前の記事は、以下にあります。
『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その1』
『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その2』
『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その3』
『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その4』
『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その5』
 


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2007年7月30日

神津島からのレポート





 タコノマクラの表側(上側)

 タコノマクラの裏側(下側)
 タコノマクラは、平たい形をしたウニの一種です。表側(上側)に、小石や海藻を載せて、カモフラージュします。裏側(下側)は、中心部がへこんでいます。へこんだところが口です。
和名:タコノマクラ
学名:Clypeaster japonicus


 美しいクラゲ。刺されると痛いので、注意が必要です。
和名:ギンカクラゲ
学名:Porpita pacifica

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東京 神津島 【2007.07.28】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、タコノマクラ、ギンカクラゲが掲載されています。
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ハサミムシ? いえシリアゲムシです

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 夏には、たくさんの昆虫が現われますね。トンボやセミは、誰もが御存知でしょう。
 けれども、中には、いったい何の仲間なのか、わからない昆虫もいますよね。シリアゲムシは、そんな昆虫の仲間です。
 全体的なシリアゲムシの姿は、トンボに似ています。細い体に、透明感のある翅【はね】があります。しかし、よく見れば、トンボとは全く違います。
 第一に、シリアゲムシは、トンボのように翅を広げたまま止まったり、翅を立てて畳んだりしません。背中に平らに翅を畳みます。やや、ガ(蛾)に似た畳み方です。
 第二に、シリアゲムシの顔は、とても細長いです。トンボのように、四角ばってはいません。口が細長く尖っています。
 第三に、シリアゲムシの尾部には、「はさみ(鋏)」状の器官があります。鋏というより、サソリの尾のように見えます。上に折り曲げて、持ち上げた状態でいるからです。シリアゲムシという名は、これに由来します。ただし、鋏を持つのは雄(オス)だけです。
 お尻に鋏があることから、シリアゲムシは、ハサミムシと混同されることがあります。ハサミムシは、シリアゲムシとは遠縁の昆虫です。シリアゲムシは、昆虫綱【こんちゅうこう】シリアゲムシ目に属する種の総称です。ハサミムシは、昆虫綱ハサミムシ目に属する種の総称です。目【もく】のレベルで違うのですね。シリアゲムシは、翅が発達していてよく飛びます。対して、ハサミムシは、翅が退化した種が多く、あまり飛びません。
 他にも、シリアゲムシは、誤解されやすいことがあります。尾の鋏が、ヒトを傷つけるのではないか、というのですね。鋏が、毒針のように見えるのでしょう。シリアゲムシには、毒はありません。ヒトには無害です。安心して下さい。
 シリアゲムシは、原始的な性質を残した昆虫です。なんと、約三億年も前に、祖先が現われています。恐竜が現われるより前ですね。身近な「生きている化石」です。
 日本にも、何種か、シリアゲムシの仲間がいます。ヤマトシリアゲ、ベッコウシリアゲなどです。彼らと出会えたら、ぜひ、「生きている化石」を観察してみましょう。


 過去の記事で、シリアゲムシと混同されやすい昆虫や、サソリを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ハサミムシの鋏【はさみ】は何のため?(2007/05/18)
トンボでないトンボがいる?(2006/7/31)
サソリの毒はどんな毒?(2005/10/11)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、シリアゲムシの一種、ヤマトシリアゲが掲載されています。
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2007年7月29日

ニイニイゼミ 抜け殻3点観察

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 撮影場所が暗くスローシャッターだったため、いまいちですね。失礼いたしました。 
和名:ニイニイゼミ
学名:Platypleura kaempferi

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東京 新宿 【2007.07.20】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、ニイニイゼミが掲載されています。
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2007年7月28日

ネットで、知りたいことを上手に知るには? その5

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 この記事は、『ネットで、知りたいことを上手に知るには?』シリーズの「その5」です。シリーズの「その1」から「その4」を先に読んでから、お読み下さい。
 掲示板やメールなどで、質問をしたとします。これまで、ここのコラムで書いてきたことに、ちゃんと注意したのに、返事がないかも知れません。それは、なぜでしょう?
 原因として多いのが、「質問文の意味がわからない」場合です。
 誤字脱字が多かったり、必要な情報が抜けていたりしたら、文章の意味は、わかりませんね。そのような文章の質問には、答えてあげたくても、答えられません。
 例えば、「家の庭に小鳥が来ます。スズメに似ているけれど、違うようです。何という種ですか?」という質問には、答えようがありません。あまりにも、情報が少ないからです。『スズメに似ている』小鳥は、とてもたくさんいます。特定できる情報が必要です。
 前記の質問なら、最低でも、「いつ頃の季節に来るのか」・「質問者の家は、どこの地方にあるのか」・「鳥の大きさはどのくらいか」・「体の色はどうか」・「鳴き声はどうか」・「木に止まることが多いか、地面を歩くことが多いか」程度の情報が必要です。
 「そんなにたくさんの情報は、書ききれない」とお思いですか? けれども、このくらいの情報がないと、前記の質問には答えられません。必要な情報です。質問の文章には、できるだけ多くの情報を、わかりやすく書かなければなりません。
 質問文は、他人に伝わるように、よく吟味して書きましょう。
 「同じ人が、同じ場所で(あるいは、同じ相手に対して)、次から次へと質問をする」場合も、答えをもらえない確率が高くなります。ネットで、特定の人を優遇することは、嫌われるからです。特定の人の相手ばかりしていたら、他の人の相手をすることが、できませんよね。ネットは公共の場ですから、一人だけ、優遇されるわけにはゆきません。
 「そうは言っても、他に訊くところがない」とか、「どうしても知りたいことがある」といった方もいるでしょう。そういう方のために、次回、対策を示します。また、そうでなくとも、答えをもらう確率を、より上げるやり方も、お教えしましょう。
 この記事は、
ネットで、知りたいことを上手に知るには? その6に続きます。「その6」も、ぜひお読み下さい。

『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その1』
『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その2』
『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その3』
『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その4』
 


図鑑↓↓↓↓↓には、動物・植物約1,800種が掲載されています。
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2007年7月27日

クロアゲハ






和名:クロアゲハ
学名:Papilio protenor


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東京 新宿 【2007.07.20】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、クロアゲハが掲載されています。
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土用の丑【うし】には何を食べる?

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 もうじき、土用の丑の日ですね(2007年は、来週7月30日)。日本では、すっかり「ウナギを食べる日」になっています。この日にウナギを食べる習慣は、江戸時代に定着したようです。
 もともと、「土用の丑の日に、ウの付く物を食べると、夏負けしない」という言い伝えがありました。これに従うなら、ウナギにこだわる必要はありませんね。試しに、食用魚のうちで、ウの付くものを探してみました。
 ウグイという魚がいます。川魚として賞味されます。甘露煮や、鮒鮨【ふなずし】に似た鮨【すし】にされることが多いですね。
 ウグイは、必ずしも淡水にいるとは限りません。一部、海に降るウグイがいます。サケのように、いったん海で暮らしてから、戻ってくる個体がいるのですね。なぜ、海に降るものと、そうでないものがいるのかは、わかっていません。
 川釣りをやる方には、ウグイはお馴染みのはずです。ところが、実際にウグイを釣っているのに、「ウグイなんて魚は知らない」という方がいます。なぜでしょう?
 じつは、ウグイは、とても別名が多い魚です。地方によって、呼び名が違います。有名な別名としては、ハヤ、アカハラ、イダ、マルタなどがあります。釣り人は、魚の名を、こういった地方名で覚えていることが多いです。このために、「実物を知りながら、正式な名前を知らない」ことがあるわけです。
 もう一つ、ややこしいことがあります。ウグイには、他によく似た種があることです。別の川魚と、ウグイが混同されていることが、よくあります。
 ウグイ、オイカワ、カワムツなどの種が、一緒くたにされることが多いですね。地方によっては、これらの種を、すべて同じ名(ハヤなど)で呼ぶこともあります。
 最もややこしいのは、マルタという川魚がいることです。マルタはウグイの近縁種で、外見もそっくりです。おかげで、長らく、ウグイとマルタとは混同されてきました。
 ウグイの旬は、冬といわれます。夏の土用には、ふさわしくない食べ物かも知れません。けれども、機会があれば、食べてみたいですね。日本伝統の食材の一つですから。


 過去の記事で、土用の丑の日にちなみ、ウナギを取り上げています。また、ウグイと同様、海に降るサケやサクラマスも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ウナギの繁殖の謎は解けたか?(2006/7/21)
同じ種なのに名が違う? 桜鱒(サクラマス)と山女(ヤマメ)(2006/3/20)
森を育てるサケ(2005/9/13)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ウグイが掲載されています。ウグイと混同されやすいオイカワも載っています。ウグイやオイカワの地方名も、たくさん紹介されています。
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2007年7月26日

ネットで、知りたいことを上手に知るには? その4




 この記事は、『ネットで、知りたいことを上手に知るには?』シリーズの「その4」です。シリーズの『その1』『その2』『その3』を先に読んでから、お読み下さい。
 今回は、メールで質問をするやり方について、紹介しましょう。メールを使う時にも、ちょっとした工夫をすれば、質問に答えてもらえる可能性が高くなります。
 メールで質問をする時、最も大事なのは、「スパムメールに間違われないようにすること」です。スパムメールとは、こちらが望んでいないのに、宣伝やいたずら目的で送られるメールです。こんなメールと間違われたら、読まずに捨てられてしまいますね。
 スパムと紛らわしいメールは、避けなければいけません。
 まず、送り主の名前は、必ず書きましょう。これは、手紙でも同じですよね。送り主の名前がない手紙は、気味が悪いです。メールアドレスだけ書いて、名前がないのは、住所しか書いていない手紙と同じです。名前を書き忘れないようにしましょう。
 題名のないメールも、まずいです。スパムと間違われます。「お知らせ」や「質問」などの、内容がはっきりわからない題名も、スパムと思われやすいです。例えば、「トカゲについての質問です」など、内容のはっきりわかる題名を付けましょう。
 質問する時、写真などを、メールに添付したい場合があるでしょう。けれども、添付ファイル付きのメールを、いきなり送ってはいけません。間違いなく、スパムだと思われます。どうしても添付ファイルを付けたい場合は、最初に、添付ファイルなしのメールを送ってからにしましょう。そのメールで、「添付ファイルを送っていいでしょうか?」と訊ねます。「いいですよ」と言われてからでなければ、送ってはいけません。
 メールの文章は、敬語を使うのが当然ですね。メールの中で挨拶をするのも、当然です。でないと、失礼な人だと思われてしまいます。そう思われたら、質問に答えてもらえないでしょう。このあたりは、掲示板やブログで質問する時と同じです。
 ここまで、ネットでの上手な質問方法を紹介してきました。でも、「このとおりやったのに、返事がない」方がいるかも知れませんね。次に、更なる対策を紹介しましょう。
 この記事は、
ネットで、知りたいことを上手に知るには? その5に続きます。「その5」も、ぜひお読み下さい。

『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その1』
『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その2』
『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その3』
 


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アジサイ

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 アジサイも、今年は最後ですね。
和名:アジサイ
学名:Hydrangea macrophylla Ser. Var. Otakusa Makino


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東京 新宿 【2007.07.20】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、アジサイが掲載されています。
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2007年7月25日

ハクセキレイ

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和名:ハクセキレイ 
学名:Motacilla alba

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沖縄 金武 【2007.02.07】
 


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2007年7月24日

プレイガール






'プレイガール' 作出:1986年 アメリカ  ムーア

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和名:バラ 園芸種 'プレイガール'
学名:Rosa hybrida hort 'Playgirl'
東京 新宿 【2007.05.24】


ネットで、知りたいことを上手に知るには? その3

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 この記事は、『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その1』『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その2』の続きです。「その1」・「その2」を読んでいない方は、先に、そちらをお読み下さい。
 ネットで質問をする時には、ちょっと工夫するだけで、答えをもらえる率が高くなります。その方法を紹介しましょう。今回は、ブログや掲示板で質問をする場合です。
 まず、「人物を特定できるハンドル名を名乗ること」です。「名無し」・「匿名」・「通りすがり」などの名は、やめましょう。
 ネットの一部では、こういった名での発言が多いですね。けれども、それは、ネット世界全体の常識ではありません。
 例えば、「名無し」と名乗って質問をするのは、「あんたに名乗ってなんかやらない。でも、私の質問に答えてよ」と、要求しているのと同じです。これは、失礼ですよね? 失礼な人だと思われたら、質問に答えてもらえないでしょう。
 次に、「挨拶【あいさつ】をきちんとすること」です。これも、失礼な人だと思われないためです。初めて書きこむ時には、「初めまして」と挨拶しましょう。
 同じく、失礼だと思われないためには、「敬語を使うこと」です。難しく考える必要はありません。普通に、「ですます調」で書けばいいのです。「正しい敬語を使おう」と、がんばらなくても大丈夫です。相手を敬【うやま】う気持ちがあれば、どうしたって、丁寧な言葉になりますよね。間違いがあっても、思いは伝わるものです。
 最後に、大事な秘訣【ひけつ】です。質問を書きこむだけでなく、そのサイトの感想も、一緒に書きましょう。こうすると、サイトの管理人は、喜びます。喜んだついでに、質問に答えてくれる可能性が高いです。
 感想は、なるべく、具体的なものがいいです。サイトの内容を、理解している証拠になるからです。自分が書いたものを評価されれば、誰でも嬉しいですよね。
 次回は、メールで質問をする場合について、うまい方法を紹介しましょう。
 この記事は、
ネットで、知りたいことを上手に知るには? その4に続きます。「その4」も、ぜひお読み下さい。

『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その1』
『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その2』
 


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2007年7月23日

海中の一角獣【いっかくじゅう】? テングハギ

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 熱帯の海には、色とりどりの魚がいますね。温帯の魚を見慣れた目には、珍しく見えます。サンゴ礁の海には、色だけでなく、形も変わった魚がいますね。
 テングハギは、そんな魚の一種です。顔に突起があります。この突起を、天狗の鼻に見立てたのでしょう。全体の形は、ちょっとカワハギに似ています。
 ややこしいことに、テングカワハギという名の魚もいます。テングカワハギも、サンゴ礁の海に棲みます。テングハギとテングカワハギは、ときどき混同されます。似た点が多いからですね。けれども、両種はまったく別種です。テングハギは、ニザダイ科テングハギ属に属します。テングカワハギは、カワハギ科テングカワハギ属に属します。
 テングハギ属には、他にも、顔に突起がある種がいます。ヒメテングハギ、ツマリテングハギなどです。でも、テングハギ属すべてに、突起があるわけではありません。ミヤコテングハギのように、突起がない種も多いです。
 なぜ、テングハギの顔には、突起があるのでしょうか? この理由はわかっていません。「雄(オス)が雌(メス)に求愛する時に使う」という説があります。しかし、この説では、テングハギの雄にも雌にも突起がある理由が、説明できません。
 突起は、幼魚の頃にはありません。成長とともに、突起が大きくなります。これからすれば、テングハギの突起は、成熟の度合を示すものとは言えそうです。
 テングハギの仲間は、英語名をunicornfishといいます。「一角獣(ユニコーン)魚」という意味ですね。頭に一本の角があるという、伝説の獣にちなんでいます。日本名の「天狗」と共通した雰囲気なのは、面白いですね。どちらも伝説の存在です。
 強そうな外見に反して、テングハギは、おとなしい魚です。海藻を主に食べるようです。このため、モズクの漁場を荒らすといわれることがあります。これには、確定的な証拠はありません。南の海では平凡な魚なのに、はっきりと生態がわかってはいません。
 テングハギは、ダイバーに人気があります。ユーモラスな姿のためですね。サンゴ礁の海でダイビングする機会があったら、実物の彼らを見てみたいです。


 過去の記事でも、サンゴ礁の海に棲む生き物を、いろいろ取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
サンゴ礁の海を守るナマコ(2006/7/22)
クマノミの親子関係(2005/10/31)
ニモのお父さんはお母さんだった?(2005/10/20)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、テングハギが掲載されています。
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2007年7月22日

ハシブトガラス

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優しい顔をしたカラスさんですね。
和名:ハシブトガラス 
学名:Corvus macrorhynchos

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東京 新宿 【2007.07.20】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、ハシブトガラスが掲載されています。
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2007年7月21日

ネットで、知りたいことを上手に知るには? その2

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 前回の記事『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その1』は、読んでいただけたでしょうか? まだの方は、先に、前回の記事をお読み下さい。
 「ネットで調べものをしていて、どうしてもわからない」ことがあったら、誰かに訊くしかありませんね。誰に、どうやって訊いたら、うまく答えがわかるでしょうか?
 知りたいことについて、詳しいサイトを見つけたとします。サイト内を調べたけれども、疑問が解けませんでした。このサイトの管理人に、質問してもよいでしょうか?
 ブログのコメントや掲示板に書きこんだり、メールを送ったりする前に、ちょっと待って下さい。もう一度、サイト全体を、よく読んでみましょう。
 サイトによっては、「はじめに」や「このサイトについて」といったコーナーがあります。「お知らせ」・「information」・「最近のニュース」などのコーナーがある場合もあります。
 これらのコーナーは、必ず読みましょう。重要なお知らせや、サイト内の規則について、書いてあることが多いからです。
 例えば、「質問は一切お断り」というサイトもあります。そんなところで質問をしたら、無駄になってしまいますね。また、「管理人が忙しくて、しばらくネットにつなげません」というお知らせがあるかも知れません。そこへ質問をしたら、いつまで経っても、答えがなさそうです。
 サイトに、管理人紹介(プロフィール)のコーナーがあれば、それも必ず読みましょう。管理人が、質問に答えてくれそうかどうか、わかるからです。例えば、鳥の専門家に、魚の質問をしても、答えてくれないだろう、とわかりますね。
 サイト全体を読んで、答えてくれそうだとわかったら、質問してみましょう。
 掲示板やブログがあれば、まずは、そこへ書きこむのがいいと思います。知らない人からのメールは、警戒されやすいからです。こちらが書きこめる場所がなければ、メールを出すしかありませんね。
 次の記事で、「掲示板、ブログ、メールなどでの質問の仕方」を紹介しましょう。
 この記事は、
ネットで、知りたいことを上手に知るには? その3に続きます。「その3」も、ぜひお読み下さい。

『ネットで、知りたいことを上手に知るには? その1』
 


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2007年7月20日

Sunset






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沖縄 読谷村 【2007.06.29】


エルフルト

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’エルフルト' 作出:1939年 ドイツ コルデス

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和名:バラ 園芸種 'エルフルト'
学名:Rosa hybrida hort ''Erfurt'
東京 新宿 【2007.05.24】


カイメン(海綿)とは、どんな生き物?

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 夏といえば、サンゴ礁の海が思い浮かびますね。サンゴは、樹木のような姿をしています。けれども、海中には、サンゴ以外にも、樹木状の生き物がたくさんいます。
 カイメンも、樹木型になる生き物の一つです。カイメンとは、海綿動物【かいめんどうぶつ】と呼ばれる生き物の総称です。サンゴは、刺胞動物【しほうどうぶつ】というグループに属します。海綿動物と刺胞動物は、まったく違います。
 カイメンには、目も鼻も耳もありません。歩くための脚も、泳ぐためのひれもありません。海中の岩などにくっついて、じっとしています。この様子は、サンゴに似ていますね。しかし、カイメンをよく見ても、サンゴのような触手さえありません。
 こんな様子で、カイメンは、どうやって生きているのでしょうか?
 カイメンの体には、とても小さな穴が、たくさんあります。ここから海水が入ってきます。海水と一緒に、有機物も流れこみます。そういった有機物を濾【こ】しとって、食べています。貝類のアサリやハマグリと同じ、濾過食【ろかしょく】という方法ですね。
 食事の後の海水は、出水用の穴から出します。出水用の穴は、入水用の穴より、ずっと大きいです。ヒトの目で見えるくらいです。カイメンに穴があるように見えるのは、たいてい出水用の穴です。
 じつは、カイメンは、常に樹木状になるとは限りません。種によって、たいへん形が多様です。常に樹木型になるのは、ツノマタカイメンなどです。ザラカイメンやワタトリカイメンのように、お椀【わん】型やコップ型になる種も多いです。ダイダイイソカイメンのように、一定の形がなく、どんな形にもなる種もいます。
 一部のカイメンは、ヒトの役に立ちます。スポンジを御存知ですよね? 食器や体を洗うのに使うものです。スポンジとは、英語でカイメンのことです。もともと、カイメンの体の組織を使っていたのですね。モクヨクカイメンという種から、作られます。
 今では、スポンジといえば、ほとんど化学合成されたものです。でも、まだカイメンが使われることもあります。生き物の恵みは、思わぬところにもありますね。


 過去の記事で、カイメンとよく間違えられるサンゴや、ホヤの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
宝石の珊瑚【さんご】はサンゴ礁のサンゴか?(2007/3/5)
原始的に見えても魚に近い? ホヤ(海鞘)(2006/8/28)
サンゴ礁と台風の関係(2005/9/2)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ザラカイメン、ダイダイイソカイメン、ツノマタカイメン、ワタトリカイメンが掲載されています。
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2007年7月19日

アオサギ

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和名:アオサギ 
学名:Ardea cinerea

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沖縄 金武 【2007.02.07】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、アオサギが掲載されています。
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2007年7月18日

アブラゼミの羽化直後の観察








 今朝、出会ったアブラゼミさんです。ちょうど羽化しているとき、工事現場の職人さんたちが、見守っていて撮影できなかったのが残念です。
 羽化直後のアブラゼミさんを四方から観察してみました。羽化したての翅が、とても美しいですね。
 すごく不思議なのは、このアブラゼミさんの周りには、土がなく、コンクリートとアスファルトのみ・・・どこから現れたのでしょうね。
和名:アブラゼミ 
学名:Graptopsaltria nigrofuscata

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東京 渋谷区 【2007.07.18】
 


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ネットで、知りたいことを上手に知るには? その1

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 もうじき夏休みですね。最近は、宿題をネットで調べるという人が多いようです。学校の宿題でなくても、ネットで調べものをする人は多いですね。
 「掲示板やメールで、わからないことを訊ねる」のは、よくあるやり方です。同じ訊ねるのでも、ほんの少し、やり方を工夫するだけで、とても便利になります。遠回りに見えるやり方のほうが、じつは効率がいいのですね。そのやり方を、紹介しましょう。
 まず、「思いついた時点で、すぐに掲示板に書きこんだり、メールを送ったりしないこと」です。いきなり他人に訊くのではなく、自分で、ある程度は調べましょう。
 今や、ネットには、膨大な情報があります。普通の人が思いつきそうな疑問は、たいてい、どこかで誰かが答えを書いています。それを探しましょう。
 「そんなの面倒じゃないか。訊いたほうが早い」と思いますか? そのとおりですね。けれども、ちょっと待って下さい。訊かれるほうの立場になって、考えてみましょう。
 知識を持つ人は、他人から質問されることが多いです。それも、同じ質問を、何回もされることが多いです。普通の人が疑問に思うのは、たいがい、同じことですから。
 何回も同じ質問をされたら、皆さんはどう感じますか? うんざりしますよね。答えを知っていても、答える気力をなくすでしょう。
 ですから、いきなり質問をするのは、効率が悪いやり方です。答えてもらえない可能性が、高いからです。まずは、自分で調べてからのほうが、早くわかります。
 訊きたい分野の掲示板やブログを見つけたら、日付をさかのぼって読んでみましょう。前の書きこみに、答えがある可能性が高いです。知りたいことに関する言葉を、サイト内で検索してみるのも良いですね。ここのブログのように、「サイト内検索コーナー」が付いているところもあります。せっかくの機能は、使わなければ損ですね。
 サイトによっては、「FAQ」や「よくある質問」のコーナーがあります。「FAQ」とは、「よくある質問・回答集」のことです。こういうところは、ぜひ読んでみましょう。
 それでもわからなければ、質問ですね。次に、質問のやり方を紹介します。

 この記事は、
ネットで、知りたいことを上手に知るには? その2
に続きます。「その2」も、ぜひお読み下さい。
 




 ブログ内検索方法をご紹介します。当ブログで考えて見ましょう。
 他のブログやGoogle、Yahooなどでも同じようにできますから参考にしてください。




 検索したいキーワードを入力します。
 例えば、 『ヤモリ』とキーワードを入力してみます。入力したら、下の検索ボタンをポチッとクリックします。

 


 上記のような、検索結果画面が表示されます。お好きな記事を選択して読みます。
 とっても簡単ですね。

 
 

図鑑↓↓↓↓↓には、動物・植物約1,800種が掲載されています。
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ぜひご利用下さい。

2007年7月17日

楽しい夏休み企画、大昆虫帝国

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 学校に通う皆さんにとっては、もうすぐ楽しい夏休みですね。各地で、夏休み向けに、いろいろな催しがあります。生き物関係の企画も多いですね。
 今回は、そんな催しの一つを紹介しましょう。静岡市で開催中の『大昆虫帝国』です。たまたま、行く機会がありましたので、報告しますね。
 会場は、思ったほど広くありませんでした。けれども、展示されている標本は、圧倒的でした。量だけでなく、質も素晴らしいです。
 有名なものでは、モルフォチョウの仲間、ヘルクレスオオカブトの仲間、コノハムシの仲間などが展示されています。他にも、美しい標本、珍しい標本がたくさんあります。どんなチョウにも負けないほど美しいガの仲間(ツバメガなど)、世界一大きいセミといわれるテイオウゼミ、背中の模様が人の顔にそっくりなジンメンカメムシなどです。
 珍しいという点では、雌雄嵌合体【しゆうかんごうたい】の標本が必見です。雌雄嵌合体とは、体の半分が雌(メス)、半分が雄(オス)という個体のことです。「そんなことがあるの!?」とびっくりしますよね。どういうわけか、昆虫では、ごくまれに、このような個体が見つかります。その標本が見られるのは、たいへん貴重な機会です。
 標本だけでなく、説明もいいです。この展覧会では、ほぼすべての説明文の漢字に、ふりがなが付いています。小学生でも読めますね。「難しい」と敬遠しないで、できるだけ読んでみましょう。きっと、夏休みの自由研究に役立ちます。
 私のお勧めは、地味ですが、アブとハチの標本です。会場で、ちょうど、アブとハチの標本が、上下に並んで展示されていました。そのため、よく見比べることができます。
 アブとハチは、外見がよく似ていますね。大きな違いは、翅【はね】の数にあります。アブの翅は二枚、ハチの翅は四枚です。でも、生きている時には、翅の数を調べるなんて、ほとんどできませんね。動きが速いからです。
 そこで、標本の出番です。標本なら、じっくり観察できます。図鑑に載っていることを、実際に確かめられますね。そういうことも、研究の一種になります。


 『大昆虫帝国』については、以下のページに情報が載っています。
 大昆虫帝国
 


図鑑↓↓↓↓↓には、400種の昆虫が掲載されています。
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2007年7月16日

海藻【かいそう】? いいえ、イラモはクラゲです

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 今日は、海の日ですね。そこで今回は、海水浴やダイビングの時に、気をつけるべき生き物を紹介しましょう。
 紀伊半島以南の海に、イラモという生き物がいます。モ(藻)と名が付くとおり、一見、海藻にしか見えません。ところが、これは動物です。クラゲの仲間です。
 クラゲの仲間が、すべて刺すわけではありません。けれども、イラモは刺すクラゲです。命に別状はないものの、たいへん痛いそうです。刺されるのは、避けたいですね。
 普通、クラゲといえば、海中を漂うものです。しかし、イラモは変わり者です。一生のうち、ほとんどの期間は、海底の岩などに付いて過ごします。とてもクラゲには見えません。このために、何気なく海中の岩に触れて、刺されることが多いです。
 海中のものには、うっかり触らないのが吉ですね。ダイバーの方は、必ず手袋をすべきでしょう。海中のものを触った手で、顔などに触れるのは危険です。
 よく見れば、イラモは、小さなラッパ状のものが集まっています。一つ一つの「ラッパ」が、イラモの個体です。それぞれの個体が、夜、触手を伸ばします。まるで、小さなイソギンチャクのようです。このようなイソギンチャク状の個体を「ポリプ」と呼びます。
 じつは、クラゲの仲間(刺胞動物【しほうどうぶつ】)には、多くの種に、ポリプの期間があります。一生のうち、ポリプとして過ごす時期と、クラゲとして過ごす時期とがあるのです。一生ポリプで過ごす種や、クラゲで過ごす種もいますが、少ないです。
 イラモは、ポリプで長い期間を過ごす種です。でも、ちゃんとクラゲにもなります。直径3mmくらいの、小さなクラゲです。クラゲになったイラモも刺します。イラモのクラゲは見えにくいです。小さいうえに、透明だからです。厄介【やっかい】ですね。
 クラゲの仲間の生活は、多様です。近縁な種でも、まったく違うのが珍しくありません。例えば、イラモは、刺胞動物の中の鉢虫綱【はちむしこう】に属します。同じ鉢虫綱に、ヒトを刺さないミズクラゲや、漁業被害で有名なエチゼンクラゲも属します。
 イラモに刺されずに、観察できる方法が開発されたらいいのに、と思います。なぜ、イラモと他の鉢虫綱のクラゲが、こんなに違うのか、謎が解けるかも知れません。


 過去の記事でも、クラゲの仲間(刺胞動物【しほうどうぶつ】)を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
電気クラゲとはどんなクラゲ?(2006/8/1)
銀貨そっくりのギンカクラゲ(2006/7/17)
エチゼンクラゲの利用法(2005/9/20)などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、イラモや、イラモと同じ鉢虫綱【はちむしこう】のクラゲ(ミズクラゲ、サカサクラゲ、スナイロクラゲなど)が掲載されています。
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2007年7月15日

毒がないのに毒蛇? ヒバカリ

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 田んぼに水が入ると、たくさんの水生昆虫や、カエルなどが現われますね。それらの生き物を食べるものも、現われます。そんな捕食生物の一種が、ヒバカリです。
 ヒバカリは、日本に分布するヘビの一種です。長さは、せいぜい60cmくらいにしかなりません。細くて小さい、かわいいヘビです。性質も温和です。
 ヒバカリの大好物は、カエルのおたまじゃくしです。他に、ミミズやドジョウも食べます。水田に多い生き物ばかりですね。昔から、農地で普通に見られたヘビでした。
 ヒバカリには、毒はありません。ヒトには無害です。なのに、毒ヘビと誤解されてきました。「ヒバカリ」という名は、「咬まれれば、(毒のために)その『日ばかり』の命」という伝承に由来します。なぜ、こんな伝承ができたのかは、わかりません。一説では、追いつめられた時、まるで毒蛇のような、激しい威嚇【いかく】をするからだといいます。
 日本の田んぼでは、ヒバカリは、最も平凡なヘビでしょう。この点で、ヤマカガシと並びます。ただし、一部に、たいへん珍しいヒバカリの仲間がいます。
 それは、ダンジョヒバカリです。ヒバカリの亜種の一つです。世界のうち、日本の男女群島【だんじょぐんとう】の、男島【おしま】にしか分布しません。男女群島は、まるごと「天然保護区域」に指定されています。もちろん無人です。行くことさえ難しい場所です。このため、ダンジョヒバカリは、目撃者すらほとんどいません。幻のヘビです。
 無人島なら、水田はありませんよね。男島には、水田に似た湿地もありません。両生類もいません。ダンジョヒバカリは、どこで、何を食べているのでしょう? 
 彼らは、林の落ち葉の下などに棲むようです。食べ物は、ミミズだと考えられています。
 ダンジョヒバカリは、貴重な亜種として、保護の対策が取られています。けれども、普通のヒバカリも、保護の必要がないとはいえません。彼らは、おたまじゃくしが大量にいる水田に頼って、生きています。そのような水田は、今は多くありません。
 今の日本は、メダカでさえ、絶滅危機になるほどの環境です。「どこにでもいる平凡な生き物」が、じつは貴重なのですね。ヒバカリも、ずっと平凡なヘビでいて欲しいです。


 過去の記事でも、日本にいるヘビ類を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 「三すくみ」は嘘だった? 蛇はナメクジも平気(2007/2/15)
 ヤマカガシの毒はガマガエル(ヒキガエル)から?(2007/1/31)
などです。この他、爬虫類に関するコラム、Q&A、画像など盛りだくさんです。過去の記事は各カテゴリよりどうぞご覧ください。


メインの図鑑↓↓↓↓↓には、
ヒバカリや、ヤマカガシなどの日本のヘビ類が掲載されています。
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2007年7月14日

コチドリ

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和名:コチドリ 
学名:Charadrius dubius

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沖縄 金武 【2007.02.07】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、コチドリが掲載されています。
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2007年7月13日

虚々実々の駆け引き、ガ(蛾)対コウモリ

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 夏の夜、街灯などに、ガが集まっていますね。なぜ、ガは夜に飛ぶのでしょうか? 
 理由は、いくつかあると考えられています。有力な理由の一つが、「敵を避けるため」です。昼間は、昆虫を好んで食べる鳥が、活動しますね。それを避けるわけです。
 ところが、夜にも、手ごわい敵が現われました。コウモリです。コウモリは、鳥と違って、暗闇でも飛べます。目ではなく、耳で周囲の様子を知るからです。これは、以前、ここのブログで紹介しましたね。(不細工なんて言わないで、キクガシラコウモリ)
 コウモリには、昆虫食の種が多いです。しかも、彼らは、鳥以上に飛び方が巧みです。こんな敵に狙われたのでは、たまったものではありませんね。
 そこで、ガは、対抗手段を発達させました。彼らは、コウモリの性質を、逆手に取りました。コウモリが、超音波を出す性質です。
 多くのガが、コウモリの超音波を探知できます。探知すると、ガは逃げてゆきます。
 逃げ切れなさそうな場合、ガは、羽ばたきをやめます。当然、急激に高度が落ちます。そのまま、地面に落ちることもあります。でも、死んだふりとは違います。
 コウモリは、超音波で、ガの位置をとらえます。「ここにいる」と思って、飛んできます。その時、急にガが落ちたら、どうでしょう? コウモリが、ガを見失う可能性が高いですね。予測を外れた動きだからです。巧みなやり方ですね。
 さて、今度は、このようなガの性質を利用する生き物が現われました。ヒトです。
 ガの仲間には、農作物を食い荒らすものが、多くいます。害虫撃退のため、その性質を利用しようとしたのですね。実験で、コウモリの超音波と近い音波を作り、農地に流してみたそうです。みごと、ガの害を減らすことができました。
 この「ガ撃退法」は、とても良い方法ですね。環境にも、人手にも、負荷が少ないからです。農薬や防虫網は、環境や人手への負荷が多いです。
 けれども、この方法は、まだ完成していません。完成させるには、ガとコウモリに、たくさん学ばなければなりません。ヒトは、まだまだ、自然に学ぶことがありますね。


 過去の記事でも、ガや、その天敵のコウモリを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。

 不細工なんて言わないで、キクガシラコウモリ(菊頭蝙蝠)(2007/06/25)
 人間の役に立つコウモリ(2006/8/18)
 ホシホウジャク【画像】(2006/12/16)
 ミノムシは鳴く?(2006/11/15)
 ハチに擬態?【オオスカシバ画像】(2006/8/2)
などです。



 メインの図鑑↓↓↓↓↓には、
キモモノゴマダラノメイガ、ニカメイガなど、十種を越えるガが掲載されています。
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2007年7月12日

シマコ【ノネコ】

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 シマコ(勝手に命名)元気でした。カメラ目線ですね。
和名:ノネコ 
学名:Felis catus

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沖縄 金武 【2007.06.30】
 去年のシマコ
  ノネコ(2006/11/01)



2007年7月11日

Sunset

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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 読谷村 【2007.06.29】


2007年7月10日

ダイサギ

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和名:ダイサギ 
学名:Egretta alba

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沖縄 金武 【2007.06.29】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、ダイサギが掲載されています。
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2007年7月 9日

昆虫にも「ミミズク」がいる?

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ミミズクという名を聞いたら、皆さんは、何を思い浮かべますか? たぶん、多くの方が、鳥を思い浮かべるでしょう。フクロウの仲間に、ミミズクというのがいますね。前に、このブログでも取り上げました。
【フクロウとミミズクは、どう違う?(2007/07/02)】
 ところが、生き物の中には、別の「ミミズク」もいます。なんと、昆虫の一種に「ミミズク」という種名のものがいます。日本に分布する昆虫です。
 なぜ、こんな名が付いたのでしょうか? 背中を見ると、鳥のミミズクに似ているからです。鳥のミミズクには、頭に尖った羽根(羽角【うかく】)がありますね。昆虫のミミズクにも、羽角に似たものがあります。胸の部分に、耳のような突起が付いています。何のためにあるのかは、わかっていません。
 漢字で書くと、鳥のミミズクと、昆虫のミミズクとを区別できます。鳥のミミズクは、「木菟」です。昆虫のミミズクは、「耳蝉」です。やや、セミ(蝉)に似ているからでしょう。
 奇抜な格好のため、昆虫のミミズクは、何の仲間かわかりにくいですね。カメムシ目ヨコバイ科の昆虫です。ヨコバイは、植物の汁を吸って生きる昆虫です。
 ヨコバイの仲間は、害虫とされることが多いです。農作物を荒らすことが多いのですね。例えば、ツマグロヨコバイは、イネ(稲)の大害虫です。けれども、ミミズクは、あまり害虫とされることはありません。ツマグロヨコバイなどと違って、大発生することがないからでしょう。イネ科の農作物の汁を吸うことも、ありません。
 鳥のミミズクと同じく、昆虫のミミズクも、森でひっそり暮らします。昆虫のミミズクは、ブナ科の樹木の汁を吸います。クヌギやコナラなどですね。
 昆虫のミミズクが、木にぴったり止まっていると、見分けがつきません。木の皮にそっくりだからです。敵の目を欺【あざむ】くために、地味な色をしています。
 昆虫のミミズクの仲間には、いくつかの種がいます。なかに、「コミミズク」という種がいます。ややこしいことに、鳥のミミズクの仲間にも、「コミミズク」という種がいます。
 鳥でも昆虫でも、「ミミズク」という名は愛らしいですね。良い名だと思います。


 過去の記事で、昆虫のミミズクと同じカメムシ目の種を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
カメムシはなぜ臭【くさ】い?(2006/11/3)
唾【つば】を吐く昆虫? アワフキムシ(2006/7/7)
セミの幼虫は何年生きる?(2006/7/3)
などです。



 図鑑↓↓↓↓↓には、
 昆虫のミミズクや同じヨコバイ科の、ツマグロヨコバイが掲載されています。また、鳥類のミミズクの仲間・アオバズクやコノハズクも掲載されています。
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2007年7月 8日

Sunrise

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沖縄 金武 【2007.06.30】


2007年7月 7日

大都会のヤモリ

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 このヤモリ、東京の表参道の街路樹にいました。ちょうど、ガを捕食しているところです。
和名:ニホンヤモリ 
学名:Gekko japonicus

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東京 南青山 【2007.07.05】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、ニホンヤモリが掲載されています。
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2007年7月 6日

Sunset

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沖縄 読谷村 【2007.06.28】


七夕の短冊は、カジノキの葉だった?

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 七夕といえば、笹飾りですね。笹に付いた色とりどりの短冊は、美しいものです。けれども、「笹に短冊」という七夕飾りが生まれたのは、さほど古くはありません。
 昔は、カジノキ(梶の木)の葉に和歌などを書いたものを、飾りにしていました。遅くも鎌倉時代には、この風習がありました。それが「笹に短冊」になったのは、江戸時代です。地方により、カジノキの葉を使う風習は、最近まであったようです。
 今では、カジノキは、あまり馴染みがない植物でしょう。クワ科に属する樹木です。クワの葉に似て、切れ込みが多い形の葉をしています。大きめの葉ですから、三十一文字(短歌の文字数)くらいなら、書けそうですね。
 七夕飾り以外に、カジノキは、重要な役に立ちます。和紙の原料になるのです。
 和紙の原料としては、コウゾ(楮)とミツマタ(三椏)が有名ですね。カジノキは、コウゾに近縁です。ほとんど同種といえるくらいです。外見も似ています。カジノキと、ヒメコウゾという種が交雑してできたのが、コウゾだといわれます。
 カジノキが、七夕飾りに使われた理由は、はっきりしません。紙の原料になることと、無縁ではないでしょう。神道で神さまに捧げる御幣【ごへい】には、ひらひらした紙が付いていますね。紙垂【しで】というものです。昔、紙は、神聖なものでした。紙の原料になる植物も、神聖視されたのでしょう。
 カジノキからは、布も作られます。太布【たふ】と呼ばれる布です。「紙に布に」と、たいへん有用な植物だったのですね。神聖視されたのは、当然かも知れません。
 残念ながら、太布を作る技術は、絶滅寸前です。今では、徳島県の那賀町【なかちょう】のみに残っています。伝統をつなげる努力がされています。
 興味深いことに、日本以外の国でも、カジノキから布が作られます。トンガやサモアなどの太平洋諸国です。国により、呼び名は違いますが、一般にタパと呼ばれる布です。
 太平洋諸島において、タパは神聖なものです。日本と共通するものを感じますね。カジノキは、太平洋諸島と日本の文化をつなぐものかも知れません。


 過去の記事でも、七夕に関係する生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ササ(笹)とタケ(竹)はどう違う?(2006/6/26)
カササギ(鵲)は天の川の橋渡し?(2006/6/19)



 図鑑↓↓↓↓↓には、カジノキが掲載されています。>また、同じように紙を作るミツマタも載っています。
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Sunrise

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沖縄 金武 【2007.06.29】


2007年7月 5日

Sunrise

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沖縄 金武 【2007.06.29】


2007年7月 4日

マイン ショーナー ガルテン

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'マイン ショーナー ガルテン' 作出:1997年 ドイツ  コルデス

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

和名:バラ 園芸種 'マイン ショーナー ガルテン'
学名:Rosa hybrida hort 'Mein Schoner Garten'
東京 新宿 【2007.05.24】


2007年7月 3日

ラバグルート

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'ラバグルート' 作出:1978年 ドイツ  コルデス

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

和名:バラ 園芸種 'ラバグルート'
学名:Rosa hybrida hort 'Lavaglut'
東京 新宿 【2007.05.24】


2007年7月 2日

イエネコ(家猫)の祖先はリビアヤマネコ?




 ネコは、世界中でペットにされている動物ですね。家畜のネコは、イエネコと呼ばれます。野生のネコと区別するためです。イエネコは、いつ、どこで、どのように家畜化されたのでしょうか? 
 先日、この問題について、ニュースが流れました。イエネコの祖先は、リビアヤマネコだという証拠が得られたそうです。世界中のネコ、千頭ほどの遺伝子を調べた結果です。リビアヤマネコは、中東やアフリカに分布する野生ネコです。
 これまでも、「イエネコの祖先は、リビアヤマネコでほぼ間違いない」とされてきました。それが実証されたのですね。だからといって、「めでたしめでたし」では終わりません。新しく生まれた謎があります。これまでより、深まった謎もあります。
 謎の一つめは、「リビアヤマネコは独立種なのか?」という問題です。これについては、以前から論争が続いています。リビアヤマネコは、中央アジアに分布するステップヤマネコ、および、ヨーロッパに分布するヨーロッパヤマネコと、よく似ています。これら三種は同種だという意見と、別々の種だという意見が、対立しています。
 謎の二つめは、「なぜ、リビアヤマネコは家畜化されたのか?」です。これも、以前からある謎です。リビアヤマネコは、生まれたてから飼っても、馴らすのはとても困難です。その困難を克服してまで、ネコを飼う利点は、それほど大きくないように見えます。生活が厳しい古代に、なぜ、人は、わざわざネコを飼い馴らしたのでしょう?
 三つめの謎は、新たに生まれたものです。今回の研究で、「イエネコとリビアヤマネコの共通の祖先は、十万年以上前にさかのぼる」という結果が出ました。そのまま解釈すれば、これは、「イエネコが誕生したのは、十万年以上前」ということになります。この結論は、考古学的な証拠と、あまりにかけ離れています。クロマニョン人(現代人の直接の祖先)さえ現われていない時代に、ネコは家畜化されたのでしょうか?
 科学では、一つの謎が解けても、それで終わりではありません。新しい謎が生まれるのが普通です。そういう謎をどんどん解いてゆくからこそ、科学は進歩するのですね。


 イエネコの祖先のニュースは、以下のページに載っています。
 イエネコの祖先はリビアヤマネコ、遺伝子解析で判明(読売新聞 2007/06/29)
 リビアヤマネコとイエネコ(ノネコ)の画像付【英語版 ABCサイエンスニュース】
 First domestic cat purred in Middle East (ABC News in Science 2007/06/29) 

 過去の記事でも、ネコの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 ツシマヤマネコの撮影に成功、対馬の下島【しもじま】にて(2007/5/10)
です。


図鑑↓↓↓↓↓には、リビアヤマネコと同じヤマネコの仲間の、イリオモテヤマネコ、ツシマヤマネコ(ベンガルヤマネコの亜種)が掲載されています。
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フクロウとミミズクは、どう違う

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 鳥類のうち、フクロウ(梟)は、特異な形をしていますね。鳥に詳しくない人でも、フクロウの仲間だとすぐにわかります。丸みを帯びた姿は、愛らしいですね。
 フクロウの仲間には、たくさんの種があります。フクロウ目フクロウ科の鳥は、日本だけでも、十種以上見られます。最も平凡なのは、その名も「フクロウ」という種です。ほぼ日本全国に分布する種です。他には、北海道にいるシマフクロウが有名ですね。
 フクロウ科の鳥には、「~ズク」という種名のものが多くいます。アオバズク、コノハズク、トラフズクなどです。この「~ズク」とは、どういう意味でしょう?
 「ズク」は、「ミミズク(木菟)」の省略です。ミミズクとは、フクロウ科のうちで、頭に耳のような飾り羽根(羽角【うかく】)があるものをいいます。ただし、どういうわけか、アオバズクには羽角がありません。フクロウと同じ、丸い頭をしています。
 ミミズクとフクロウには、根本的な違いはありません。羽角がないフクロウにも、ちゃんと耳があります。本当の耳は、丸い頭の羽毛に隠れています。ミミズクの耳も、フクロウと同じ位置にあります。羽角は、耳ではありません。
 耳の機能も、ミミズクとフクロウとで、違いはありません。フクロウ科の鳥は、どの種も、耳が良いことがわかっています。夜に餌を取るためです。
 フクロウの仲間は、みな肉食性です。他の生き物を狩って食べます。暗闇で狩りをするには、目にだけ頼るわけにはゆきません。そこで、耳を良くしたわけです。
 夜、こっそり活動するネズミの足音さえ、彼らは聞き分けます。暗闇でも、ネズミの位置を正確に把握できます。ネズミは、フクロウ類の主な獲物の一つです。
 フクロウには、耳以外にも、狩りの武器があります。柔らかい羽毛です。風切り音がしないように、うまくできているのですね。大型の種でも、フクロウには羽音がありません。おかげで、耳の良いネズミも、捕らえることができます。
 夜の森で狩りをするには、さまざまな工夫が必要です。フクロウ類の体や習性は、工夫のかたまりです。それらについては、また別の機会にお話ししましょう。


 過去の記事で、フクロウやミミズクと同じく、夜に活動する鳥ヨタカを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ヨタカは醜い鳥か?(2006/7/14)



 図鑑↓↓↓↓↓には、アオバズク、コノハズク、シマフクロウ、フクロウが掲載されています。
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2007年7月 1日

ノネコ

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和名:ノネコ 
学名:Felis catus

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沖縄 浦添 【2007.06.09】