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2007年9月30日

ジュウガツザクラ

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和名:ジュウガツザクラ
学名:Cerasus X subhirtella 'Autumnalis 'Makino'
東京 新宿 【2007.09.13】

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。



図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、ジュウガツザクラは載っていませんが、オオシマザクラやソメイヨシノなどが掲載されています。
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2007年9月29日

コゲラ

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和名:コゲラ 
学名:Dendrocopos kizuki
東京 新宿 【2007.09.13】

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図鑑↓↓↓↓↓には、コゲラが掲載されています。
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2007年9月28日

ザクロが人肉の味というのは、本当?

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 ザクロは、秋の味覚の一つですね。こぼれる粒々の果実は、いかにも豊かそうです。
 ところが、ザクロは、庭木としては、嫌われることが多いです。なぜでしょうか? どうやら、ザクロに関する言い伝えが、災いしているようです。
 ザクロに関する伝説は、あちこちの国に、いろいろなものがあります。日本で有名なのは、鬼子母神【きしもじん】の伝説でしょう。仏教の伝説の一つです。
 鬼子母神は、元はインドの女神でした。人の子を取っては食べる悪神でした。お釈迦さまの戒めのおかげで、鬼子母神は、人の子を食べるのをやめます。その時、お釈迦さまに、「人の子を食べたくなったら、ザクロを食べて我慢せよ」と言われたそうです。
 この伝説から、「ザクロは人肉の味がする」と言われるようになりました。こんな話を聞かされたら、誰でも、気味悪く思いますよね。このために、地方によっては、ザクロを食べたり、庭木にしたりすることを、忌む風習ができたようです。
 「人肉の味がする」伝説は、まったくの嘘です。ザクロの味は、どう味わっても、植物質の味です。では、なぜ、こんな伝説ができたのでしょうか?
 それは、ザクロがたくさんの種子を実らせることと、関係しています。この性質のため、昔の人は、ザクロを豊かさの象徴としました。ここに、鬼子母神との接点があります。
 鬼子母神は、本来は、悪神ではありません。豊かさを象徴する女神でした。だから子だくさんで、子宝の神なのですね。ザクロは、豊かさの女神に捧げられる果物でした。
 ザクロの原産地は、西アジアです。鬼子母神の故郷に近いです。そのため、早くから結びつけられました。「お釈迦さまが~」という説は、後からこじつけられたものです。
 仏教で、ザクロが、一方的に悪役にされたわけではありません。仏教では、ザクロは吉祥果と呼ばれます。鬼子母神や、孔雀明王【くじゃくみょうおう】の持ち物とされます。
 ザクロは、果実の粒々の一つ一つに、種子が入っています。私たちが食べているのは、種子を覆う仮種皮【かしゅひ】という部分です。この部分は、まるで宝石のように美しいですね。昔の人が、「女神に捧げるもの」と神聖視したのが、わかる気がします。


 過去の記事でも、いろいろな果物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。


 甘栗【あまぐり】はクリではない?(2006/11/6) 
 花が咲かないのに実がなる? イチジク(2006/10/6)
 お釈迦さまも食べた? レモン(2006/8/21)
 花も実もある魔除けの木、モモ(2006/3/3)
などです。


図鑑↓↓↓↓↓には、ザクロが掲載されています。
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2007年9月27日

ベトナムで、新種の発見ラッシュ

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 東南アジアのベトナムで、新種の生き物が、相次いで発見されています。つい先日も、ベトナム中部で、十一種もの新種が見つかった、というニュースがありました。
 発見された新種は、爬虫類のヘビが一種、昆虫のチョウが二種、植物が八種だそうです。これらの中には、近縁な種が、日本に分布するものもいます。
 例えば、新種のヘビです。このヘビは、通称「白ひげ」と呼ばれるようです。口の周囲が白いからです。「白ひげ」は、日本のヒバカリというヘビに、とても近縁です。同じナミヘビ科ヒバァ属に属します。「白ひげ」とヒバカリとを、写真で見比べると、横顔が似ています。ヒバカリも、少しですが、口の周囲が白っぽくなっています。
 新種のチョウのうち、一種は、セセリチョウ科に属します。セセリチョウの仲間は、日本にもたくさん分布します。おおむね、小型で、茶色っぽいチョウです。写真で見る限り、新種のチョウも、同じ特徴を持っていますね。ただし、同じセセリチョウでも、日本には、同じ属の種はいないようです。
 新種の植物の中には、何種かのランが含まれています。ラン科の植物は、日本にもたくさんありますね。けれども、ランの仲間は、形態がとても多様です。同じ科なのに、似ても似つかない種が多いです。
 今回、見つかったランの中には、まったく葉がない種があります。葉どころか、葉緑素もありません。全体が、ほぼ真っ白です。これでは、光合成ができませんね。どうやって、エネルギーを得るのでしょう?
 このランは、腐った落ち葉などから、エネルギーを得ます。このような生活の植物を、腐生植物と呼びます。腐生植物は、日本にもあります。ギンリョウソウなどがそうです。ギンリョウソウも、外見がほぼ真っ白です。今回の新種に似ています。でも、ギンリョウソウは、イチヤクソウ科に属します。ラン科の新種とは、遠縁です。
 ベトナムで、新種の発見が多いのは、自然が豊かな証拠でしょう。これほどの豊かさは、末永く維持したいですね。


 ベトナムの新種のニュースは、以下のページに載っています。
 ヘビなど11の新種動植物=ベトナムの森林で発見-WWF(時事通信 2007/09/26)
 新種の動植物、ベトナムで発見される(WWF)※英語です
 ベールをはがされたベトナム、写真ニュース(BBC News) ※英語です。発表された種の画像がいくつか見られます。

 過去の記事で、新種のヘビに近縁なヒバカリを取り上げています。また、近年、アジアで発見された生き物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 毒がないのに毒蛇? ヒバカリ(2007/7/15)
 新種発見!! 体色が変わるカエル(2007/5/24)
 ボルネオ(カリマンタン)島で、新種の豹(ヒョウ)を発見(2007/3/17)
などです。


図鑑↓↓↓↓↓には、ヒバカリ、セセリチョウ科のチョウ、ラン科の植物、ギンリョウソウが掲載されています。
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2007年9月26日

ツルボ




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和名:ツルボ
学名:Scilla scilloides (Lindl.) Druce

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2007.09.13】
  


図鑑↓↓↓↓↓には、ツルボが掲載されています。
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イラクサは「進化」して、棘ができた?

 イラクサという植物を御存知ですか? 日本の本州以南に、普通に生える草です。棘があることで有名です。刺されると痛いので、刺草(イラクサ)と名付けられました。
 イラクサに限らず、棘のある植物は多いですね。その理由は、いくつかあると考えられています。主な理由に、「動物に食べられないため」というのが、あります。
 草食動物でも、できるなら、棘のない草を、選んで食べるようです。棘は、進化の過程で、植物が身に付けた「武器」というわけです。
 このほど、この進化の過程が、目に見える形で示されました。奈良公園のイラクサが、よそのイラクサより、棘が多いというのです。シカの食害を避けるためです。
 奈良公園には、たくさんのシカが棲みます。植物にしてみれば、食べられるおそれが高いですね。強い防御が必要です。
 どのイラクサにも、もともと、棘はあります。ただ、個体によって、棘の数が違います。棘の少ないイラクサは、奈良公園では、食べられてしまいます。棘の多いイラクサだけが、残ります。棘のないイラクサに、いきなり棘ができたのではありません。
 この研究結果は、別の研究をほうふつとさせます。十九世紀に行なわれた、非常に有名な研究です。オオシモフリエダシャクという、ガの一種が研究されました。
 オオシモフリエダシャクは、個体ごとに、体色の変異が激しいです。白っぽいものから、黒っぽいものまでいます。周囲の環境に、白っぽい場所が多ければ、白っぽい個体のほうが、敵に見つかりにくいですね。逆に、黒っぽい場所が多ければ、黒っぽい個体のほうが、敵に見つかりにくいです。十九世紀には、黒っぽい場所が多い環境に、黒っぽいガが多いという結果が出されました。
 今回のイラクサと、似ていますね。敵の存在が、生き物の姿を変えた例です。
 こんにちでは、「オオシモフリエダシャクの研究には、間違いがある」という意見もあります。けれども、地域により、ガの体色に、偏りがあるのは確かです。イラクサや、オオシモフリエダシャクは、何らかの自然の仕組みを、人間に見せてくれているのでしょう。


 奈良公園のイラクサの変化については、以下のページに載っています。
 「イラクサ(森林総合研究所関西支所)
 とげの進化でシカを防御? 奈良公園に生えるイラクサ(中日新聞 2007/09/24)



図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、イラクサは載っていません。かわりに、近縁なムカゴイラクサが掲載されています。
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世界一賢いオウム?が死亡

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 二〇〇七年の九月に、ある鳥が死亡したというニュースが、世界を駆け巡りました。アレックスAlexという名の、雄(オス)のオウムです。
 なぜ、オウムの死亡が、ニュースになったのでしょう? アレックスが、ある学者の研究に協力していたからです。オウムの「ものまね」の能力が、研究に生かされていました。
 アレックスと「共同研究」をしていたのは、アイリーン・ペッパーバーグIrene Pepperbergという女性科学者です。専門は、心理学(認知科学)だそうです。研究の舞台は、米国のマサチューセッツ州にあるブランダイス大学Brandeis Universityでした。
 ペッパーバーグ博士の研究により、オウムの言語能力が、それまでの推測以上だとわかりました。何羽かのオウムの中でも、アレックスは、特に優れた成績だったようです。
 例えば、アレックスは、「緑」や「青」や「オレンジ」が、「色というもののグループ」であることを、理解していたそうです。なんと、「言葉のグループ分け」ができるのですね。ですから、「同じ」・「違う」という概念もあったようです。また、一つの単語だけでなく、複数の単語を並べて、「僕は~したい」といった「文」を作ることもできたそうです。
 ここまで来れば、オウムとヒトとが「会話する」ことも、夢ではありませんね。まさに天才オウムです。童話の『ドリトル先生』の世界です。
 アレックスは、ヨウムという種のオウムでした。紛らわしい種名ですね。漢字で書けば、ヨウム=「洋鵡」です。オウムは「鸚鵡」ですね。ヨウムは、ものまねが得意な種です。
 ペッパーバーグ博士が、ヨウムを「共同研究者」に選んだ理由は、「ものまねが得意」だけではありません。「より多くの人々に、鳥類の知能の高さを知ってもらいたい」という理由もありました。なぜなら、人間は、知能の高い動物に愛着を持つからです。
 例えば、イルカは、知能が高いとされますね。おかげで、保護活動が盛んです。本当は、知能の高さで命を差別するなんて、おかしなことです。でも、それが現実です。
 博士は、あえて刺激的な研究をすることで、鳥類にも、目を向けて欲しい、と願ったのでしょう。絶滅の危機にある鳥は、多いです。博士の思いを受け止めたいですね。

 オウムのアレックスに関するニュースは、以下のページにあります。
 「知能は5歳児並み」世界一賢いオウム、アレックス死去(国際ニュース 2007/09/13)
 ゼロの概念を習得した「天才」オウム(Wired News 2005/07/20)


 アレックスに関しては、邦訳された研究書があります。お値段の張る専門書ですが、興味のある方は、読んでみてはいかがでしょうか。

I.M.ペッパーバーグ著、渡辺 茂・山崎由美子・遠藤清香 訳、2003年、『アレックス・スタディ―オウムは人間の言葉を理解するか―』、共立出版




 読書の秋ですので、名作童話の『ドリトル先生』シリーズも紹介しておきますね。このシリーズには、ポリネシアという名のオウムが登場します。アレックスをほうふつとさせる「会話のできるオウム」です。

ヒュー・ロフティング作・絵、井伏 鱒二【いぶせ ますじ】訳、『ドリトル先生物語全集』、岩波書店




2007年9月25日

スイレンと他生物

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 画像左上に、ぼんやりオンブバッタらしき昆虫が写ってますね。
和名:スイレンの一種
学名:Nymphaea spp.
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和名:オンブバッタ
学名:Atractomorpha lata
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和名:ミシシッピーアカミミガメ
学名:Trachemys scripta elegans

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿 【2007.09.13】
  


図鑑↓↓↓↓↓には、日本土着の『スイレン』であるヒツジグサやハス、オンブバッタが掲載されています。
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2007年9月24日

ハチクマはスズメバチの天敵?

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 秋になると、スズメバチの被害にあったというニュースが出ますね。スズメバチは、ヒトをも恐れさせる昆虫です。天敵はいないのでしょうか?
 スズメバチも、無敵ではありません。例えば、クマ(熊)は、ハチ(蜂)を襲いますね。他に、意外なところにも、敵がいます。なんと、鳥の一種です。
 ハチクマという、タカ(鷹)の一種がいます。タカは、他の動物を襲って食べる猛禽【もうきん】ですね。小鳥や、ネズミなどの小動物が、よく襲われます。
 ところが、ハチクマが食べるのは、ハチの仲間がほとんどです。強力なスズメバチでさえ、襲います。刺されないのでしょうか? もちろん、防御の仕組みがあります。彼らの顔には、堅い羽毛がしっかり生えています。おかげで、ハチに刺されません。
 ハチクマは、日本では夏鳥です。初夏に日本にやってきて、秋に去ります。ちょうど、ハチの多い季節に、日本にいるのですね。冬は、南の国で過ごします。熱帯の国には、一年中、ハチがいるからでしょう。
 ハチクマの繁殖期は、他のタカ類よりも遅いです。地域によりますが、子育ての最盛期は、七月頃のようです。これは、ハチが多い季節に合わせているといわれます。ハチクマの雛【ひな】も、ハチを食べるのですね。雛は、蜜【みつ】がたっぷりのハチの巣や、ハチの幼虫を与えられて、すくすく育ちます。
 ハチクマは、ハチを食べることに、特化しています。ハチクマという名も、そこから来ました。「ハチを食べるクマタカ」という意味です。姿がクマタカに似ているからです。
 ハチ以外のものも、多少、ハチクマは食べます。しかし、ハチへの依存度は圧倒的です。なぜ、ここまで、ハチに依存するようになったのでしょうか? この理由は、不明です。
 鳥にとって、昆虫は、一般的な食べ物です。ハチを食べること自体は、不思議ではありません。ハチクマの場合は、猛禽なのに、ハチばかり食べることが不思議です。
 このように、特定の食べ物にこだわるのは、絶滅しやすい生き物です。食べ物がなくなりやすいからです。ハチクマの飛翔が、いつまでも見られるようにしたいですね。


 過去の記事でも、ハチクマと同じ猛禽【もうきん】を取り上げています。また、ハチクマの餌になるスズメバチなども取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 トンビは猛禽【もうきん】か?(2006/11/17)
 アシナガバチは紙の工芸家?(2006/9/22)
 スズメバチは喧嘩に強い、でも寒さに弱い(2005/10/24)

などです。
 


図鑑↓↓↓↓↓には、ハチクマが掲載されています。
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2007年9月23日

ヒガンバナ(白色)

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和名:ヒガンバナ
学名:Lycoris radiata (L'Hér.) Herb.

東京 南青山【2007.09.21】

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

過去の記事でも、ヒガンバナを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 秋の彼岸入り(2006/09/20)
 ヒガンバナ(彼岸花)は不吉な花か?(2006/09/18)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ヒガンバナも掲載されています。
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2007年9月22日

ヒガンバナ

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和名:ヒガンバナ
学名:Lycoris radiata (L'Hér.) Herb.

東京 南青山【2007.09.21】

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

過去の記事でも、ヒガンバナを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 秋の彼岸入り(2006/09/20)
 ヒガンバナ(彼岸花)は不吉な花か?(2006/09/18)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ヒガンバナも掲載されています。
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2007年9月21日

ダイサギ




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和名:ダイサギ
学名:Egretta alba

千葉県 谷津干潟【2007.09.15】

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図鑑↓↓↓↓↓には、ダイサギが掲載されています。
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トラフカミキリは、スズメバチのそっくりさん

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 秋になると、ニュースに登場する昆虫がいますね。そう、スズメバチです。以前、このブログでも取り上げましたね。(スズメバチは喧嘩に強い、でも寒さに弱い)
 日本には、スズメバチの仲間ではないのに、スズメバチにそっくりな昆虫がいます。トラフカミキリです。名のとおり、甲虫のカミキリムシの一種です。
 トラフカミキリは、全身に、黄色と黒の縞模様があります。トラの縞模様に似ています。だから、「トラフ(虎斑)」という種名が付きました。トラフカミキリ以外にも、このような模様のカミキリムシが、何種もいます。エグリトラカミキリ、キスジトラカミキリなどです。これらは、トラカミキリ類と呼ばれます。どの種も、危険ではありません。
 昆虫で、「黄色と黒の縞模様」といえば、ハチの仲間ですね。中でも、スズメバチやアシナガバチの類が、みな、このような模様です。トラカミキリ類は、スズメバチやアシナガバチに擬態【ぎたい】しているといわれます。
 擬態とは、何かの形や動きを真似ることです。トラフカミキリなどは、動きまで、スズメバチにそっくりです。ハチのように、細かく触角を振りながら、せわしなく歩きます。
 カミキリムシが、なぜ、スズメバチに擬態するのでしょう? スズメバチが強いからです。「スズメバチだ」と思えば、ヒトでも鳥でも、捕食したり、いたずらしたりしません。スズメバチの真似をすることで、身を守れるわけです。
 自然界には、トラフカミキリのように、「強いものに擬態することで、身を守る」生き物が、たくさんいます。このような擬態を、ベイツ型擬態といいます。これは、ヘンリー・ウォルター・ベイツという、昆虫学者の名にちなんでいます。
 擬態といえば、「周囲の環境を真似る」ものが有名です。周囲の様子に溶け込んで、敵に見つからないようにする擬態です。昆虫のナナフシなどが、この擬態を使います。ナナフシも、以前、このブログで取り上げました。(葉隠れの術を使う? ナナフシ)
 擬態には、いろいろな種類があるのですね。自然の仕組みには、驚かされます。野外でトラカミキリ類を見つけたら、じっくり観察してみたいですね。


 過去の記事でも、擬態【ぎたい】をする昆虫(オオスカシバ、ナナフシ)や、擬態される側の昆虫(アシナガバチ、スズメバチ)を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 葉隠れの術を使う? ナナフシ(2006/11/20)
 アシナガバチは紙の工芸家?(2006/9/22)
 ハチに擬態?(2006/8/2)ハチに似たガの一種、オオスカシバ【画像】
 スズメバチは喧嘩に強い、でも寒さに弱い(2005/10/24)

などです。
 


図鑑↓↓↓↓↓には、エグリトラカミキリ、キスジトラカミキリ、トラフカミキリなどのトラカミキリ類が掲載されています。また、スズメバチやアシナガバチの仲間、ナナフシの仲間も載っています。
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2007年9月20日

ヤマメからニジマスが生まれる?

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 ヤマメという魚がいますね。日本の渓流に棲む魚です。食用や釣り対象として、人気がありますね。そのため、養殖もされています。
 一方、ニジマスという魚がいます。ヤマメと同じ、サケ科に属する種です。やはり、川魚として、食卓に上りますね。日本各地で、大々的に養殖されています。
 ニジマスは、もともと、北米に分布する魚でした。食用にするため、日本に移入されました。同じサケ科でも、ヤマメとは違う種です。
 ところが、先日、衝撃的なニュースがありました。人工的に、ヤマメにニジマスを生ませることに成功した、というのです。
 これは、「ヤマメの腹だけを借りて、ニジマスの卵を産ませた」わけではありません。「ヤマメに、ニジマスの卵の元になる細胞を移植した」のです。ヤマメの腹で育っても、細胞は、ヤマメの卵ではなく、ニジマスの卵になりました。
 正確には、移植されたのは、精原細胞【せいげんさいぼう】という細胞です。普通は、精子の元になる細胞です。雄(オス)のヤマメにニジマスの精原細胞を移植すると、ニジマスの精子になり、雌(メス)のヤマメに移植すると、ニジマスの卵になったそうです。
 この実験結果は、いろいろなことを示唆しています。例えば、精子になるはずの細胞でも、環境によっては卵になることがわかりました。また、ヤマメとニジマスでできるならば、同様に近縁な魚同士でも、同じことができるかも知れません。「絶滅しそうな種の細胞を、近縁な別種に移植して、数を増やす」といった可能性も、ありますね。
 このように、生命の発生を操作する研究には、賛否両論があります。けれども、研究を止めることは、得策ではないでしょう。病気を治す方法や、絶滅しそうな生き物を救う方法が、発見される可能性があるからです。
 よく言われるとおり、科学技術そのものには、罪はないと思います。善悪は、使い方次第です。生命を弄【もてあそ】ぶのは、いけませんよね。良い方向へと、研究が発展することを望みます。

 「ヤマメがニジマスを生んだ」ニュースは、以下のページに載っています。
 ニジマスしか生まない代理ヤマメ両親の作出に成功(科学技術振興機構・東京海洋大学)

 過去の記事でも、ヤマメなどのサケ科の魚を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 同じ種なのに名が違う? 桜鱒(サクラマス)と山女(ヤマメ)(2006/3/20)
 森を育てるサケ(2005/9/13)


図鑑↓↓↓↓↓には、ニジマスもヤマメも掲載されています。
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 国立大学法人東京海洋大学
 独立行政法人科学技術振興機構


2007年9月19日

ラクウショウの森

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 タケノコのように(地面からでている茶色いもの)、ラクウショウの根から出ているもので、「気根【酸素を取り入れるためのもの】」といわれるものです。 
和名:ラクウショウ
学名:Taxodium distichum

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東京 新宿 【2007.09.13】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、ヌマスギ【別名:ラクウショウ】が掲載されています。
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2007年9月18日

ソケイ

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和名:ソケイ
学名:Jasminum officinale Linn.

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東京 新宿 【2007.09.13】
 


2007年9月17日

春と秋しか行動しない? ジムグリ

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 暑さ寒さも彼岸まで、と言いますね。体感的には、この言い伝えは正しいです。秋のお彼岸の後には、暑さが引きますよね。ほっとします。
 ヒト以外の生き物でも、ほっとするものがいます。すべての生き物が、夏に活発になるわけではありません。なかには、夏眠【かみん】する生き物もいます。
 夏眠とは、暑い時期に、ひたすら眠り続けることです。食事や移動など、普段の行動を、一切しません。冬眠の夏版ですね。暑すぎるのも、不利益になるからです。
 日本にも、夏眠する生き物がいます。例えば、ジムグリがそうです。
 ジムグリは、ヘビの一種です。毒ヘビではありません。ヒトには無害です。南西諸島以外の、ほぼ日本全国に分布します。田畑など、人間の身近にも棲みます。
 なぜ、ジムグリは夏眠するのでしょうか? 暑さが苦手だからでしょうか?
 暑さだけが、原因ではありません。他の大きな原因として、食べ物があります。
 ジムグリの主食は、ネズミとモグラです。特に、ネズミの子が好物です。土の中のネズミの巣を襲って、子ネズミを食べます。同じく、土中にいるモグラも、襲って食べます。
 ネズミは、春と秋に繁殖します。つまり、子ネズミは、春と秋にしかいません。ジムグリにとって、冬と夏は等しく「食べ物がない時期」なのですね。このために、冬は冬眠し、夏は夏眠して、エネルギーを節約していると考えられます。
 ジムグリという名は、「地潜り」に由来します。地面に潜ることが多いからです。食べ物が地中にいれば、当然ですね。暑さを避けるために、地中に潜ることもあります。
 南西諸島にジムグリがいないのは、土中に巣を作るネズミが、ほとんどいないからでしょう。南西諸島には、モグラの仲間もいません。これでは、食べ物がありませんね。
 日本国内では、ジムグリは、たいへん平凡なヘビです。けれども、世界的には、そうではありません。ジムグリは、日本固有種です。日本にいるものが絶滅したら、すなわち種の絶滅です。そうなったら、ネズミが大繁殖して、大被害が出るかも知れません。
 平凡な種こそ、大切にすべきですね。ジムグリは、日本の生態系を支える存在です。


 過去の記事で、他のヘビも取り上げています。また、ネズミやモグラも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 マムシは「出産」する?(2007/08/31) 
 人に化ける蛇(ヘビ)? アカマタ(2007/08/20)
 日本はモグラの標本国?(2007/1/26)
 新種発見! トゲネズミ(2006/7/10)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ジムグリが掲載されています。
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2007年9月16日

サルスベリ

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和名:サルスベリ
学名:Lagerstroemia indica L.

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東京 新宿 【2007.09.13】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、サルスベリが掲載されています。
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2007年9月15日

熱帯スイレン

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和名:スイレンの一種
学名:Nymphaea spp.

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東京 新宿 【2007.09.13】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、日本土着の『スイレン』であるヒツジグサやハスが掲載されています。
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2007年9月14日

イヌタデ





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和名:イヌタデ
学名:Persicaria longiseta (Bruyn) Kitag

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東京 新宿 【2007.09.13】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、イヌタデが掲載されています。
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天空の富士山




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千葉上空 【2006.09.09】
 

人類に貢献するハツカネズミ

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 もうじき、動物愛護週間(2007/9/20~9/26)ですね。生き物を大切にするのは、良いことです。けれども、どうしても、生き物を殺したり、傷つけたりしなければならないことも、ありますよね。それは、食べるためとは限りません。
 例えば、実験動物です。医学などの発達のために、実験に使われる動物が、たくさんいますね。最も一般的な実験動物といえば、マウスでしょう。
 マウスとは、ハツカネズミの英語名です。動物実験の分野では、慣習として、英語名のほうが使われます。モルモットと混同されることがありますが、別の種です。
 すべてのハツカネズミが、人間に飼われているわけではありません。野生のものが、世界中に分布しています。原産地は、中央アジアと考えられています。
 ハツカネズミは、早い時期から、人家に入るようになりました。人家には、食べ物が豊富だからでしょう。なんと、一万年ほども前から、彼らは人家に住んでいます。おかげで、彼らは、世界中に分布を広げました。ヒトの移動に従ったからです。
 そんな彼らが、なぜ、実験動物になったのでしょうか? ペットにされたのが、きっかけです。姿が愛らしいので、飼ってみたくなったのでしょう。
 ハツカネズミがペットにされたのは、日本か中国です。十八世紀に、日本で、ハツカネズミが愛玩されていた記録があります。日本や中国から、ヨーロッパへ、愛玩用のハツカネズミが持ち込まれました。これらのハツカネズミは、西洋でも人気になりました。
 ペットとして飼われるうち、ハツカネズミは、実験動物として利点が多いことが、わかりました。小さくて扱いやすいこと、繁殖させやすいこと、餌の入手が簡単なことなどです。このために、ハツカネズミは、実験動物として、大量に飼われるようになりました。
 実験動物は、さまざまな実験をされます。苦痛を感じることが多いでしょう。彼らの犠牲がなければ、科学はここまで発展できませんでした。実験動物は、必要悪ですね。
 例えば、人の命を救う薬も、実験動物がいなければ、作用を確かめられません。せめて動物愛護週間くらい、尊い犠牲に、感謝したいですね。


 過去の記事でも、動物愛護週間や、ネズミの仲間について、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 動物愛護のやり方を間違えないで(2006/9/20) 
 新種発見! トゲネズミ(2006/7/10)
 世界でネズミは、何種類くらいいますか?(2005/9/21)
 モンゴルキヌゲネズミについて教えてください(2005/9/18)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ハツカネズミが掲載されています。
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2007年9月13日

チンパンジーの贈り物はパパイア?

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 アフリカの野生チンパンジーについて、面白いニュースが飛びこんできました。雄(オス)のチンパンジーが、雌(メス)のチンパンジーの気を惹くために、贈り物をするというのです。まるでヒトみたいですね。
 この行動が観察されたのは、西アフリカのギニアという国です。ボッソウという村の近くに棲むチンパンジーです。日本の霊長類研究所が、ここで調査をしています。
 チンパンジーが贈り物に使うのは、パパイア(パパイヤ)です。熱帯の果物の一種として、有名ですね。近年、日本でも、手に入りやすくなりました。
 多くの日本人は、アフリカにパパイアがあることを、不思議に思わないでしょう。けれども、もともと、アフリカにパパイアはありませんでした。パパイアの原産地は、中南米の熱帯地域(熱帯アメリカ)のどこかです。正確な場所は、わかっていません。
 チンパンジーは、アフリカにしかいません。ですから、チンパンジーは、パパイアを知らなかったはずです。ここに、今回のニュースを読み解く鍵【かぎ】があります。
 西アフリカのチンパンジーは、もう何十年も、観察され続けています。しかし、「パパイアを贈り物にする」行動は、二〇〇三年以降の調査で、初めて確認されました。これは、チンパンジーにとって、新しい行動だと考えられます。
 ボッソウのチンパンジーは、野生のパパイアを、贈り物にするのではありません。ヒトが、村で栽培するものを、盗んで使います。つまり、ヒトと共存する地域ゆえに、生まれた習慣です。ヒトが、パパイアを持ちこまなければ、この習慣は生まれませんでした。
 西アフリカに、パパイアが持ちこまれたのは、いつなのか不明です。東アフリカには、十八世紀以前に入ったという記録があります。入ってからは、急速に、アフリカに広まったようです。熱帯でなら、育てやすい植物だからでしょう。
 「パパイアの贈り物」は、チンパンジーとヒトとが、共同で生んだ文化、といえるかも知れません。御存知のとおり、チンパンジーとヒトは、とても近縁な生き物です。「進化の隣人」たちの行動は、とても示唆的ですね。


 「贈り物をするチンパンジー」のニュースは、以下のページに載っています。
 禁断の果実を分け合うチンパンジー(京都大学霊長類研究所) 


 過去の記事でも、チンパンジーについて取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 ヤリで狩りする!? チンパンジー…アフリカセネガル南東部(2007/2/23)
 エイズの薬になる? アフリカの植物たち(2006/12/30)



図鑑↓↓↓↓↓には、パパイアが掲載されています。
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2007年9月12日

ホッキョクグマが絶滅する?

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 先日、ホッキョクグマについて、衝撃的なニュースが流れました。「このままの調子で、地球温暖化が進むと、ホッキョクグマの数が、今の三分の一になる」というのです。
 なぜ、こんな研究結果が出たのでしょうか? それは、ホッキョクグマの食性と、関係があります。
 御存知のとおり、ホッキョクグマは、クマの仲間です。クマは、それほど珍しい生き物ではありませんね。世界のあちこちに、広く分布しています。
 けれども、数多いクマの中で、ホッキョクグマは変わり者です。どこが変わっているかといえば、食べ物です。ホッキョクグマは、ほぼ完全な肉食性です。
 と書くと、ほとんどの方が、不思議に思うでしょう。「クマは肉を食べるんじゃないの? 森でシカを襲ったり、川でサケを捕ったりするよね?」という声が、聞こえそうです。
 じつは、普通のクマは、ほぼ「菜食主義者」です。例えば、日本のツキノワグマは、明らかに、植物のほうが主食です。春は草木の若芽、夏はアリやハチなどの昆虫、秋はドングリなどの果実を、主に食べているようです。
 北海道のヒグマは、肉食の印象がありますね。「さぞ、たくさんのサケを捕るのだろう」と思われがちです。ところが、ヒグマも、植物のほうを多く食べます。
 クマの中で、ホッキョクグマだけが、ほぼ完全な「肉食獣」になりました。
 その理由は、北極には、植物がとても少ないからです。寒すぎるのですね。植物ばかり食べたのでは、クマのような大型動物は、生きられません。生きるために、ホッキョクグマは、アザラシやセイウチを主食にしました。
 ホッキョクグマは、海に氷がある時期にしか、狩りができません。アザラシなどが、氷の空気穴から顔を出したところを、狩るからです。氷がない時期は、絶食状態です。
 温暖化のために、氷がない時期が、長引いたら? 餓死するクマが増えるでしょう。
 そんなふうには、したくありませんね。人間のために、温暖化が進んでいるとしたら、やはり問題です。気候変動は、人間自身にも、悪影響があるでしょう。


 WWFでは、ホッキョクグマの生態や行動を調べるプロジェクトが進んでいます。以下のページに詳しく載っています。
 子どもたちと考えた「ホッキョクグマと温暖化のいま」(WWFジャパン) 
  WWFの「ホッキョクグマ衛星追跡プロジェクト」(WWFジャパン) 


 過去の記事でも、絶滅しそうな生き物を取り上げています。また、日本のクマについても取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。 
 人食いザメより、サメ食い人のほうが多い?(2007/5/31)  
 コウノトリとトキ、未来への一歩(2007/5/24) 
 世界のカエルが絶滅する? ツボカビ症を防ぐには(2007/1/14) 
 クマ(熊)の害を防ぐには?(2006/10/9) 
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、日本のツキノワグマとヒグマが掲載されています。
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2007年9月11日

夕景

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東京都 港区 【2007.09.07】


2007年9月10日

フジバカマは桜餅【さくらもち】の香り?

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 暑い日が続いても、秋ですね。各地で、秋の七草が咲いています。
 フジバカマ(藤袴)は、秋の七草の一種ですね。風流な名前ゆえ、人気があります。でも、実物を見た人は、少ないのではないでしょうか。
 現在、フジバカマは、とても数が減ってしまいました。絶滅が危惧【きぐ】されるほどです。昔は、平凡な草だったのでしょう。秋の七草に、選ばれたくらいですからね。
 名に反して、フジバカマは、藤色の花ではありません。薄いピンクか、淡紅色というのがふさわしいです。細かい花が、たくさん固まって咲きます。艶【あで】やかな花とは、言えませんね。控えめな感じです。そういう点が好まれて、栽培されることもあります。
 フジバカマには、ほのかな香りがあります。花よりも、葉が香るようです。
 葉を乾燥させると、なんと、桜餅に似た香りがします。桜餅の桜の葉(オオシマザクラの葉)と、同じ成分が含まれているからです。クマリンという成分です。
 このため、昔は、フジバカマを香料植物にしたこともありました。乾かした葉を、着物の袂【たもと】に入れたりしたようです。素朴なおしゃれですね。
 クマリンは、フジバカマに近縁なヒヨドリバナにも含まれます。ヒヨドリバナの外見は、フジバカマにそっくりです。花期も同じ頃です。慣れない人には、区別しにくいですね。
 フジバカマやヒヨドリバナに惹かれるのは、ヒトだけではありません。チョウ(蝶)の仲間も惹かれます。アサギマダラというチョウが、これらの花を、好んで訪れます。蜜【みつ】を吸うためです。その理由は、蜜の成分にあります。
 フジバカマやヒヨドリバナの蜜には、アルカロイドという化合物の一種が、含まれます。この化合物は、毒になります。ヒトには無害ですから、安心して下さい。アサギマダラは、この毒を利用しているようです。体に毒をためれば、鳥などに食べられませんね。
 アサギマダラの雄(オス)にとって、これらの蜜が、特に重要だとわかってきました。これらの蜜を吸わないと、雄は、性的に成熟できないのだそうです。なぜ、こんな仕組みができたのかは、わかっていません。風流な花にも、思わぬ秘密があるものですね。


 過去の記事でも、秋の七草のうち、ハギ、ススキ、ナデシコを取り上げています。また、チョウの一種のアサギマダラも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 アサギマダラ(2007/01/07)
 渡りをするチョウ(蝶)がいる?(2006/10/13)
 アサギマダラ(2006/02/25)
 人間とは持ちつ持たれつのススキ(2006/10/1)
などです。
 


図鑑↓↓↓↓↓には、フジバカマとヒヨドリバナが掲載されています。また、オオシマザクラや、昆虫のアサギマダラも載っています。
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2007年9月 9日

デイゴの仲間【サンゴシトウ】

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和名:サンゴシトウ
学名:Erythrina bidwillii 

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東京 新宿 【2007.05.24】


2007年9月 8日

Sunset

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沖縄 砂辺 【2007.08.24】


2007年9月 7日

イボガエル? いえツチガエルです

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 皆さんがお住まいの地方に、通称イボガエルというカエルがいませんか? 日本の多くの地方で、そう呼ばれるカエルがいるようです。
 正式名称をイボガエルという種は、いません。そう呼ばれるのは、ヒキガエルか、ツチガエルのどちらかです。ツチガエルであることが、多いですね。
 ツチガエルというのは、正式な日本語の種名です。名のとおり、土色をしたカエルです。背中に、ぶつぶつと盛り上がった模様があります。これが、イボのように見えるため、イボガエルと呼ばれます。腹側には、イボはありませんが、ざらざらしています。
 ツチガエルは、見た目が良くありません。そのうえ、特異な匂いを出します。おかげで、嫌われがちです。「イボガエル(ツチガエル)に触ると、イボができる」と言われることもあります。けれども、これは迷信です。ツチガエルに触っても、イボはできません。
 ヒキガエルの子どもが、ツチガエルだと思っている人がいます。たしかに、ツチガエルは、小型のヒキガエルに似ています。しかし、ツチガエルとヒキガエルとは、別の種です。
 ツチガエルの生態は、変わっています。幼生(おたまじゃくし)のままで、冬を越すのです。おたまじゃくしといえば、普通は、春から夏にいるものですね。ツチガエルのおたまじゃくしは、秋にも見られます。ほとんどの幼生は、そのまま越冬して、翌年、カエルになります。なかには、その年のうちにカエルになるものも、いるようです。
 日本本土のカエルで、こんな生態を持つのは、他には、ウシガエルだけです。そうなる理由は、わかっていません。幼生でも、冬の厳しさは変わらないはずです。
 この二種の幼生には、共通点があります。それは、「親と比べて大きい」ことです。ツチガエルの場合、親のカエルは、6cmほどにしかなりません。なのに、おたまじゃくしは、8cmほどになることがあります。親のほうが、小さいことがあるのですね。
 こんなに大きくなるのは、おそらく、冬を乗り切るためでしょう。だから、越冬する二種の幼生が、やたらに大きいのだと思います。小さなツチガエルが、いつ頃、どうやって、こんな生態を身に付けたのでしょうか? 謎が解ける日が待たれますね。


 過去の記事で、ヒキガエルとウシガエルを取り上げています。また、その他のカエルも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 「トノサマガエルの謎(2007/5/21)
 月にヒキガエルがいる?(2006/10/21)
 妖怪の正体見たりウシガエル(牛蛙)(2006/8/7)
などです。
 


図鑑↓↓↓↓↓には、ツチガエルが掲載されています。
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2007年9月 6日

ミナミトビハゼ

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和名:ミナミトビハゼ
学名:Periophthalmus argentilineatus

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沖縄 豊見城 【2007.08.25】
 

2007年9月 5日

イルカは淡水で暮らせない?

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 今年(二〇〇七年)の八月、荒川に、イルカが迷い込んだというニュースがありましたね。撮影された写真によれば、カマイルカのようです。
 後に、荒川とつながった新河岸川で、それらしきイルカの死体が発見されました。死体には、衰弱した証拠がありました。川の生活に適応できずに、死んだようです。
 ところが、最近になって、「あの死体は、荒川で目撃されたイルカではなさそうだ」という意見が出てきました。死体を調べた国立科学博物館からの意見です。荒川で撮影された写真と、死体とを比べると、写真にあるフジツボや傷跡がないといいます。
 この意見が正しいなら、同時期に、同じ種のイルカが、複数、同じ川に迷い込んだことになります。とても珍しいことですね。けれども、ないとは言えません。
 イルカの仲間には、海でなく、淡水に棲む種もいます。カワイルカの類です。日本には、カワイルカは分布しません。
 カワイルカは、一生、川に棲みます。ならば、海のイルカも、川に棲めそうですよね。なぜ、新河岸川のカマイルカは、死んでしまったのでしょうか?
 淡水に棲むイルカと、海に棲むイルカとでは、体の仕組みが違うからです。同じイルカでも、普段と違う環境には、長く棲むことはできません。新河岸川のカマイルカは、何らかの理由で、海へ帰れなくなったのでしょう。具体的な理由は、不明です。
 カマイルカは、各地の水族館の人気者です。運動性能が高いうえに、人懐っこいからです。ショーに最適ですね。たくさんの水族館で飼育されています。
 なのに、カマイルカの生態は、よくわかっていません。これまで、国内の水族館で、カマイルカの子どもが育った例は、たった一つだけです。鴨川シーワールドの「キララ」です。キララは、現在も、鴨川シーワールドで元気に飼われています。
 野生生物の生態を知るのは、難しいのですね。数が多いカマイルカでさえ、こんな状況です。もし、カマイルカが絶滅しそうになったら、私たちの力では、救えないかも知れません。「数が減ってから保護」ではなく、減らさないことが大切ですね。


 荒川と新河岸川のカマイルカのニュースは、以下のサイトなどに載っています。また、水族館生まれのカマイルカ、「キララ」についても載っています。
 荒川のイルカじゃなかった 「死骸は別個体」と博物館(共同通信 2007/09/03) 
 死んだイルカ、博物館で調査=今後の扱いは未定(時事通信社 2007/08/13)
 死んだイルカ見つかる=新河岸川に浮かぶ-東京(時事通信社 2007/08/13) 
 イルカ目撃 荒川を捜索(gooニュース 2007/08/10)



図鑑↓↓↓↓↓には、カマイルカが掲載されています。
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 過去の記事でも、イルカを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 伊勢湾のスナメリが危機に?(2007/6/12) 
 「腹びれのあるイルカ」はどうなった?(2007/2/6)
 ヨウスコウカワイルカは絶滅したか?(2006/12/18) 
 ハンドウイルカ、バンドウイルカ、どっちが本当?(2006/6/24)
などです。
 カマイルカの「キララ」飼育記録更新中(南房総とっておきニュース・鴨川シーワールド)

 国立科学博物館


 

2007年9月 4日

マロン 【ノネコ】

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 マロン(このネコも勝手に命名)も、元気でした。マロンもカメラ目線ですね。
和名:ノネコ 
学名:Felis catus

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沖縄 金武 【2007.06.30】
 先月のマロン
 ノネコ(2007/06/20)
 去年のマロン
 美味しそうに飲んでますね。(2006/01/15)


2007年9月 3日

キチョウの雄(オス)が雌(メス)になる?

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 蝶(チョウ)と言われたら、皆さんは、どんなチョウを思い浮かべますか?
 黄色いチョウを思い浮かべた方、ぜひ、どこかの図鑑で、「キチョウ」の写真を見てみて下さい。たぶん、イメージどおりだと思います。
 キチョウは、日本で、最も平凡なチョウの一種です。「黄蝶」という名のとおり、全身がほぼ黄色です。モンシロチョウと同じ、シロチョウ科に属します。大きさは、モンシロチョウより小さいです。黄色い色紙がちらちらしているような、可憐なチョウです。
 平凡すぎるために、普段、キチョウは、注目されません。ところが、最近、驚くべき研究結果が発表されました。「雄のはずが、雌になるキチョウがいる」というのです。
 キチョウは、遺伝子によって、性が決まります。ヒトと同じです。遺伝子ですから、生まれる時に決まったら、一生変わりません。遺伝子が雄のままで変わらないのに、体が雌になるものがいます。なぜ、こんなことが起こるのでしょう?
 それは、キチョウに寄生する細菌のせいです。ボルバキアWolbachia属という細菌のグループです。この細菌は、宿主の卵を通じて感染を広げます。精子には感染できません。雄に寄生したら、自分の子孫を残せないわけです。このために、ボルバキアは、「雄の宿主を、雌に変える」能力を獲得した、と考えられています。
 ボルバキアが寄生するのは、キチョウだけではありません。昆虫の全種のうち、20%以上が、ボルバキア属の細菌に感染しているようです。細菌の特徴からして、他の昆虫の種でも、同じようなことが起こっているでしょう。
 性別を変えられるなんて、キチョウは、ひどい目に遭っているようですね。けれども、ボルバキアを駆除すればいい、とは限りません。先祖代々、ボルバキアが感染しているキチョウから、ボルバキアを駆除すると、不都合が起こります。ほとんどの個体が、健康な成虫になれません。
 キチョウとボルバキアは、寄生というより、共生関係にあるようです。不思議ですね。他の昆虫でも、そうなのでしょうか? 他の研究の成果も、見てみたいですね。


 キチョウとボルバキアの研究は、日本の産業技術総合研究所(産総研)で行なわれました。以下の産総研のページに、研究の結果が詳しく載っています。
 共生細菌抑制によりオスとメスの中間的なチョウができる



 過去の記事でも、性転換する生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 植物も性転換する? マムシグサ(2007/6/1)
 ホンソメワケベラは、他の魚と共生しあっていますよね。(2006/6/29)
 牡蠣(カキ)はなぜ寒い時期が旬か?(2006/2/4)
 ニモのお父さんはお母さんだった?(2005/10/28)
などです。
 


図鑑↓↓↓↓↓には、キチョウが掲載されています。
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2007年9月 2日

ムラサキシキブ

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和名:ムラサキシキブ
学名:Callicarpa japonica Thunb.


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沖縄 うるま市 【2007.07.27】
 


図鑑↓↓↓↓↓には、ムラサキシキブが掲載されています。
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2007年9月 1日

コサギ

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和名:コサギ
学名:Periophthalmus argentilineatus

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沖縄 豊見城 【2007.08.25】



図鑑↓↓↓↓↓には、コサギが掲載されています。
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