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2007年9月14日

人類に貢献するハツカネズミ

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 もうじき、動物愛護週間(2007/9/20~9/26)ですね。生き物を大切にするのは、良いことです。けれども、どうしても、生き物を殺したり、傷つけたりしなければならないことも、ありますよね。それは、食べるためとは限りません。
 例えば、実験動物です。医学などの発達のために、実験に使われる動物が、たくさんいますね。最も一般的な実験動物といえば、マウスでしょう。
 マウスとは、ハツカネズミの英語名です。動物実験の分野では、慣習として、英語名のほうが使われます。モルモットと混同されることがありますが、別の種です。
 すべてのハツカネズミが、人間に飼われているわけではありません。野生のものが、世界中に分布しています。原産地は、中央アジアと考えられています。
 ハツカネズミは、早い時期から、人家に入るようになりました。人家には、食べ物が豊富だからでしょう。なんと、一万年ほども前から、彼らは人家に住んでいます。おかげで、彼らは、世界中に分布を広げました。ヒトの移動に従ったからです。
 そんな彼らが、なぜ、実験動物になったのでしょうか? ペットにされたのが、きっかけです。姿が愛らしいので、飼ってみたくなったのでしょう。
 ハツカネズミがペットにされたのは、日本か中国です。十八世紀に、日本で、ハツカネズミが愛玩されていた記録があります。日本や中国から、ヨーロッパへ、愛玩用のハツカネズミが持ち込まれました。これらのハツカネズミは、西洋でも人気になりました。
 ペットとして飼われるうち、ハツカネズミは、実験動物として利点が多いことが、わかりました。小さくて扱いやすいこと、繁殖させやすいこと、餌の入手が簡単なことなどです。このために、ハツカネズミは、実験動物として、大量に飼われるようになりました。
 実験動物は、さまざまな実験をされます。苦痛を感じることが多いでしょう。彼らの犠牲がなければ、科学はここまで発展できませんでした。実験動物は、必要悪ですね。
 例えば、人の命を救う薬も、実験動物がいなければ、作用を確かめられません。せめて動物愛護週間くらい、尊い犠牲に、感謝したいですね。


 過去の記事でも、動物愛護週間や、ネズミの仲間について、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 動物愛護のやり方を間違えないで(2006/9/20) 
 新種発見! トゲネズミ(2006/7/10)
 世界でネズミは、何種類くらいいますか?(2005/9/21)
 モンゴルキヌゲネズミについて教えてください(2005/9/18)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ハツカネズミが掲載されています。
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