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2007年10月26日

ハリー・ポッターのフクロウ紹介

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 読書の秋ですね。今回は、本の中に登場する生き物について、紹介しましょう。
 取り上げるのは、『ハリー・ポッター』です。世界中で知られたファンタジーですね。
 『ハリー・ポッター』シリーズで、印象に残る生き物といえば、フクロウでしょう。おおぜいの魔法使いが、フクロウを飼うことになっています。
 主人公のハリーが飼うのは、ヘドウィグですね。雪のように白いフクロウとされます。英語では、snowy owlです。こんなフクロウは、実在するのでしょうか?
 実在します。シロフクロウという種がいます。突然変異で白いのではなくて、もともと白い種です。カナダや北欧などの、北極圏、もしくは、それに近いところに棲みます。
 シロフクロウは、日本でも見られることがあります。主に北海道で、冬に飛来します。けれども、日本では珍しい種です。見られたら、運がいいですね。
 ハリーの友人のネビルが飼うのは、メンフクロウです。ヨーロッパで、平凡なフクロウです。納屋【なや】などに巣を作るため、英語でbarn owl(納屋フクロウ)といいます。
 メンフクロウは、日本には分布しません。名のとおり、ハート型のお面をかぶったような顔です。印象的な顔のせいか、ホラー映画などに、この種が登場することがあります。
 ハリーのライバル、ドラコ・マルフォイは、ワシミミズクを飼います。この種は、世界最大のフクロウといわれます。英語でeagle owl(鷲【わし】フクロウ)と呼ばれるとおり、迫力のある外見です。ノウサギなど、かなり大きい獲物まで捕れるそうです。
 ワシミミズクは、ごく少数ですが、日本にも分布します。北海道の北部に、十羽に足りないほどしかいません。日本で見るのは、難しいですね。
 このように、フクロウの種を見ると、『ハリー・ポッター』がイギリスの作品であることが、よくわかります。どれも、ヨーロッパに多い種だからです。
 『ハリー・ポッター』のフクロウたちは、手紙を運ぶのに活躍しますね。実際に、フクロウは、飼えば人に馴れます。しかし、何かの用ができるほどは、なつかないようです。野鳥を飼うのは、ファンタジーの中にとどめておくのが、正解でしょう。


 過去の記事でも、フクロウを取り上げています。よろしければ、以下の記事もご覧下さい。
 フクロウとミミズクは、どう違う?(2007/7/2)
 また、他の文学作品に登場する生き物も、取り上げています。どうぞ、こちらもご覧下さい。ちなみに、今年の読書週間は2007年10月27日から11月9日までです。この機会に、何か1冊読みたいですね。
 『野菊の墓』に登場する野菊は↓
 九月九日は菊の節句(2006/9/9)
 『よだかの星』に登場するヨタカは↓
 ヨタカは醜い鳥か?(2006/7/14)
 『ダ・ヴィンチ・コード』に登場する白百合【しらゆり】は↓
 聖母マリアと白百合の関係(2006/5/18)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、フクロウ科の鳥として、アオバズク、コノハズク、シマフクロウ、フクロウも掲載されています。
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ぜひご利用下さい。

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