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2007年11月22日

アメリカ楓の木について




 こんにちは、はじめまして。
 家の近くにある植物について質問があります。よろしければ、教えていただけませんか? 『アメリカ楓の木』と聞いた、秋には紅葉する大きな葉の並木があります。本当にアメリカ楓というのでしょうか?正式な名前、由来(どこの国からきたのか)など教えてください。よろしくお願いいたします。


 「アメリカ楓の木」は、標準的な日本語名を、「モミジバフウ」といいます。漢字で書けば、「紅葉葉楓」ですね。「楓」の字は、カエデと読まれることが多いですが、この場合は「フウ」と読みます。「アメリカ楓【アメリカフウ】」というのは、別名です。
 モミジバフウは、マンサク科フウ属に分類されます。「楓」という字が付いても、カエデの仲間ではありません。カエデの仲間は、カエデ科カエデ属に分類されます。
 アメリカフウという別名のとおり、モミジバフウの原産地は、北米中南部から中米にかけての地域です。日本には、大正時代に移入されたといわれます。紅葉が美しいため、公園などによく植えられますね。
 モミジバフウには、フウ(楓)、トウヨウフウ(東洋楓)などの近縁種があります。フウは、モミジバフウと並んで、公園などに植えられることがあります。近縁種だけあって、姿も似ています。フウの原産地は、中国中南部と台湾です。日本には、江戸時代の享保年間(一七一六年~一七三六年)に移入されたようです。
 「楓」という字は、本来、中国で、フウの木を指しました。ところが、日本で、誤ってカエデに当てはめられてしまいました。「人の手のように裂けた葉で、紅葉が美しい」ところから、混同されたのでしょう。
 このように、生物は、日本語名だけでは、種が確定しなかったり、別種と混同されたりしがちです。そういうことがないように、学名というものがあります。学名は、すべてラテン語で付けられています。学名は、一種に対して一つです。
 モミジバフウの学名は、Liquidambar styracifluaです。
 

 学名については、以下のコラムに取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 学名ってなんですか?(2005/099/30)



図鑑↓↓↓↓↓には、モミジバフウが掲載されています。
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