2007年12月24日
国際サンゴ礁年とは、どんなもの?
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そろそろ、来年の話をしても、鬼が笑わないでしょう。そこで、二〇〇八年の「国際サンゴ礁年」の話をしますね。
国際サンゴ礁年とは、世界各国で、サンゴ礁の理解を深めようという運動です。サンゴ礁なんて、私たちの生活に関係なさそうですね。ところが、大いに関係があります。
例えば、サンゴ礁は、多くの生き物のすみかになっています。サンゴ礁がなくなれば、膨大な数の生き物が、滅びるでしょう。海の恵みがなくなったら、世界で、何億人もの人が、飢えてしまいます。日本人も、例外ではないはずです。
こんなに大切なのに、サンゴ礁のことは、あまり知られていません。国際サンゴ礁年にちなんで、サンゴ礁と、それを作るサンゴの紹介をしましょう。
サンゴ礁は、いろいろな形をしています。木の枝みたいな形、テーブルみたいな形、屏風【びょうぶ】やカーテンみたいな形、ごろんと丸い形、などです。色も、緑やら、褐色やら、ピンクやら、さまざまです。形や色が違うと、サンゴの種が違うのでしょうか?
じつは、サンゴ礁の形や色からは、サンゴの種は、決められません。同じ種のサンゴでも、外見がまったく違うことが、珍しくありません。逆に、違う種なのに、そっくりなこともあります。サンゴの分類は、専門家でも間違いやすいほど、難しいです。
サンゴ礁を作るサンゴには、ミドリイシと呼ばれるサンゴのグループが、多いです。ミドリイシの仲間は、特に、種の区別が困難です。互いに似ているからです。他に、ハナヤサイサンゴ、アオサンゴ、ハマサンゴなど、多くの種が、サンゴ礁を作ります。
すべてのサンゴが、サンゴ礁を作るわけではありません。サンゴ礁を作らない種もいます。また、すべてのサンゴが、熱帯の浅い海にいるわけでもありません。温帯の海や、深海に棲むサンゴもいます。サンゴは、たいへん種が多いのです。生態も多様です。
サンゴ礁のサンゴは、太陽光を、たっぷり必要とします。このため、サンゴ礁は、光が当たりやすい形に成長します。同じ種のサンゴでも、場所により、違う形になるのは、これが理由です。サンゴ礁は、その場に合わせて、ふさわしい形になるのですね。
「国際サンゴ礁年2008」には、公式ウェブサイトがあります。また、「サンゴ礁保全研究プロジェクト」のサイトなどもあります。興味がおありの方は、一度、覗いてみて下さい。
国際サンゴ礁年2008
サンゴ礁保全研究プロジェクト
過去の記事でも、サンゴや、サンゴ礁に棲む生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
宝石の珊瑚【さんご】はサンゴ礁のサンゴか?(2007/3/5)
サンゴ礁の海を守るナマコ(2006/7/22)
サンゴ礁と台風の関係(2005/9/2)
などです。
図鑑↓↓↓↓↓には、アオサンゴ、ハナヤサイサンゴ、ミドリイシなどのサンゴが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。
松沢千鶴
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