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2008年1月11日

大黒鼠【だいこくねずみ】とは、どんなネズミ?

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 二〇〇八年は、子年【ねどし】ですね。干支【えと】にちなんで、縁起の良いネズミの話をしましょう。大黒【だいこく】ネズミの話です。神さまのお使いとされるネズミです。
 大黒ネズミは、大黒天【だいこくてん】という神さまのお使いです。大黒天は、福の神さまですね。恵比寿【えびす】と並び称されます。七福神のメンバーでもあります。
 神さまのお使いとはいえ、大黒ネズミは、さほど変わった姿をしているわけではありません。形は普通のネズミです。白いネズミとされることが多いですね。
 なぜ、大黒天は、ネズミをお使いにしているのでしょう? 理由には、諸説があります。有力な説の一つに、「大黒さまが、豊かな実りの神さまだから」というものがあります。日本で豊かな実りといえば、たいがい、お米の実りを指しますよね。ネズミは、米蔵でよく見られるため、実りの象徴にされた、というのです。
 じつは、大黒ネズミと呼ばれるネズミは、実在します。世界中で、実験動物や、ペットにされています。そう、ラットですね。このラットの日本語名が、ダイコクネズミなのです。今では、英語名のラットのほうが、普通の呼び名になりました。
 ダイコクネズミは、もとは、野生のドブネズミでした。それを飼い馴らしたものが、ラット(ダイコクネズミ)です。生物学的にいえば、ドブネズミとダイコクネズミは、同じ種です。ダイコクネズミ(ラット)は、ドブネズミの中の変種といえます。
 ドブネズミという名は、イメージが悪いですね。いかにも不潔に感じられます。でも、ドブネズミというのが、正式な日本語の種名です。気の毒ですね。
 ラット(ダイコクネズミ)は、決して、不潔ではありません。野生のドブネズミとは違います。むしろ、普通のヒトよりも、よほど清潔です。きちんと管理された状態で、飼育されるからです。でなければ、科学的なデータのための実験動物には、できません。
 現在のラットは、重要な実験動物です。この点で、マウス(ハツカネズミ)と並びます。彼らがいなければ、薬品や、医療技術の進歩はないでしょう。「大黒さまのお使い」は、私たちに恩恵をもたらしています。


 過去の記事でも、ネズミの仲間や、ネズミと似た生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 ネズミでないネズミがいる?(2007/12/21)
 天井裏で騒ぐのは、何というネズミ(鼠)?(2007/11/23)
 人類に貢献するハツカネズミ(2007/9/14)
 新種発見!トゲネズミ(2006/7/10)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミなどのネズミの仲間が掲載されています。
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ぜひご利用下さい。

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