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2008年1月17日

保護されたクロツラヘラサギは、どうなった?

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 先日、クロツラヘラサギという鳥のニュースがありましたね。「嘴【くちばし】に釣り糸がからまって、弱っている」と報道されました。
 幸いなことに、このクロツラヘラサギは、人間に保護されました。沖縄県の豊見城【とみぐすく】市でのことです。さっそく、動物病院で手当てを受けました。
 クロツラヘラサギは、とても数が少ない鳥です。世界中で、二千羽に満たないといわれます。一羽でも、貴重な命を救えたことは、良かったですね。
 けれども、いつも、こんなふうにうまく行くとは、限りません。
 今回のように、釣り糸にからまってしまう鳥は、たくさんいます。でも、たいていは、人間に気づいてもらえません。人知れず、衰弱死してしまいます。
 つい先日も、釣り糸にからまったアオサギが、報道されました。場所は、同じ沖縄県豊見城市です。写真を見ると、嘴や首に、何重にも糸がからみついています。とても苦しそうです。何とか、このアオサギも、助けてあげたいですね。
 野生の生き物を救うのは、簡単ではありません。警戒心が強いためです。捕獲どころか、近づくことさえ、難しいです。
 罠【わな】を仕掛けても、野生の生き物は、かかりにくいです。それだけ、用心深いのですね。麻酔銃【ますいじゅう】も、使うのは危険です。麻酔薬の量は、調整が難しいからです。量が多すぎれば、生き物が死んでしまいます。
 今回のクロツラヘラサギは、とても運が良いのですね。人間に気づいてもらえた上に、保護にも成功しました。たまたま、広く報道されたからでしょう。
 救われた命のかげに、多くの救われなかった命があります。大切なのは、危機になってから救うのではなく、危機にならないようにすることですね。
 釣り人の皆さん、ぜひ、マナーを守って下さい。釣り針、釣り糸、浮き、錘【おもり】などは、野生生物には、凶器です。それらの物を放置したら、せっかくの釣り場が、荒れてしまいます。釣りができなくなっては、元も子もありませんね。


 釣り糸にからまれたクロツラヘラサギの記事は、以下のページにあります。また、同じように釣り糸にからまれた鳥のニュースも、以下にあります。
 餌食べ回復の傾向/保護のクロツラヘラサギ(沖縄タイムス)(2008/01/15)
 クロツラヘラサギ救助/くちばしに釣り糸(沖縄タイムス)(2008/01/14)
 今度はアオサギ、サビキのみ込む 豊見城(琉球新報)(2008/01/10)
 ウミネコに釣り針/うるま市(沖縄タイムス)(2008/01/6)



図鑑↓↓↓↓↓には、クロツラヘラサギ、アオサギやウミネコが掲載されています。
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ぜひご利用下さい。

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