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2008年3月31日

アブラナ【ナノハナ】

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アブラナ【ナノハナ】 画像
和名:アブラナ【ナノハナ】
学名:Brassica rapa L.
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千葉 舘山  【2008.03.22】



図鑑↓↓↓↓↓には、アブラナ【ナノハナ】は掲載されています。
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2008年3月30日

ホトケノザとオオイヌノフグリ

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サクラ以外の春に咲く花たちも、いっせいに咲きだしています。まずは、ホトケノザ オオイヌノフグリ 画像
和名:ホトケノザ
学名:Lamium amplexicaule L.
和名:オオイヌノフグリ
学名:Veronica persica Poir.
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千葉 舘山  【2008.03.22】



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2008年3月29日

サクラとヒヨドリ

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 サクラとヒヨドリの画像です。 サクラ ヒヨドリ 画像
和名:ヒヨドリ
学名:Hypsipetes amaurotis
 ※サクラは、同定できませんでした。
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東京 新宿  【2008.03.27】



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2008年3月28日

今日のサクラ【その5】




 今日のサクラ、開花状況です。午後から曇ってきましたね。サクラ 画像
和名:ソメイヨシノ
学名:Cerasus X yedoensis (Matsum.) A.Vassil
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東京 青山  【2008.03.28】

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東京 目黒  【2008.03.28】



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ミールワームとは、どんな虫?

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 ミールワームという虫がいます。両生類や爬虫類のペットを飼う方は、御存知でしょうね。そういったペットの餌になるからです。小鳥や熱帯魚の餌、あるいは、釣り餌にされることもあります。
 ミールワームとは、あるグループの昆虫の「幼虫」です。甲虫目【こうちゅうもく】ゴミムシダマシ科の昆虫たちです。一種だけではありません。複数の種を、まとめて呼んでいます。主な種は、チャイロコメノゴミムシダマシと、コメノゴミムシダマシです。
 ゴミムシダマシとは、面白い名前ですね。昆虫の中に、ゴミムシと呼ばれるグループがいます。「ゴミムシに似ているけれど、違うグループ」ということで、ゴミムシ「ダマシ」と名づけられました。成虫は、おおむね、黒っぽくて、地味な甲虫です。
 ゴミムシダマシ科には、たくさんの種がいます。そのうち、ミールワームと呼ばれる種は、ごく少数です。前記の二種以外では、ツヤケシオオゴミムシダマシの幼虫が、ミールワームと呼ばれます。どの種の幼虫(ミールワーム)も、姿は、細長いイモムシ型です。
 ミールワームは、数十年前から、養殖されてきました。ペットや実験動物の餌として、欠かせません。飼育が簡単なうえ、小動物の餌として、ちょうどいい大きさだからです。ミールワームmealworm(餌虫)という名は、ここから付きました。生物学の発展に、貢献してくれる昆虫ですね。
 いっぽう、ゴミムシダマシの仲間は、害虫になることもあります。
 例えば、ミールワームの一種であるコメノゴミムシダマシは、害虫でもあります。小麦粉などを食い荒らします。コメノゴミムシダマシは、元来、日本にはいませんでした。外国から入ってきたのですね。いつ、どこから来たのかは、わかっていません。
 大部分のゴミムシダマシは、害虫とも益虫ともされません。森林で、ひっそり暮らす種が多いです。そのような種には、オオクチキムシ、キマワリなどがいます。どちらも、日本土着の種です。森林で、朽ち木を食べています。
 害虫だ益虫だというのは、人間の勝手な思惑ですね。彼らは、一生懸命、生きているだけでしょう。


 過去の記事でも、昆虫の中の甲虫の仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 謎の円盤UFO? いえ、カメノコハムシです(2008/10/22)
 カツオブシムシは文化財の敵?(2007/10/19)
 トラフカミキリは、スズメバチのそっくりさん?(2007/9/21)
 変態【へんたい】しすぎる昆虫? ツチハンミョウ(2007/3/26)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ミールワームと同じゴミムシダマシ科のオオクチキムシ、キマワリが掲載されています。
ミールワームとそっくりなキマワリの幼虫写真もあります。
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2008年3月27日

今日のサクラ【その4】




 今日のサクラ、新宿御苑の開花状況です。お花見する方々で満員でした。サクラ 画像
和名:カンヒザクラ
学名:Cerasus campanulata (Maximowicz)A.Vassiliev
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和名:陽光【ヨウコウ】
学名:Cerasus 'Yoko'
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和名:シダレザクラ
学名:Cerasus spachiana 'Spacbiana'
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和名:ソメイヨシノ
学名:Cerasus X yedoensis (Matsum.) A.Vassil
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東京 新宿  【2008.03.27】



図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなどが掲載されています。
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今日のサクラ【その3】




 今日のサクラ、開花状況です。本日、東京は満開になりました。2日前は、2分咲きくらいでしたが・・・少々びっくりしています(笑)。 サクラ 画像
和名:シダレサクラ (品種は不明)
学名:Cerasus spachiana
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東京 赤坂  【2008.03.27】

和名:ソメイヨシノ
学名:Cerasus X yedoensis (Matsum.) A.Vassil
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東京 目黒  【2008.03.27】



図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなどが掲載されています。
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サクラとメジロ

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 お馴染み、サクラとメジロの画像です。 サクラ メジロ 画像
和名:ソメイヨシノ
学名:Cerasus X yedoensis (Matsum.) A.Vassil
和名:メジロ
学名:Zosterops japonicus
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東京 青山  【2008.03.25】



図鑑↓↓↓↓↓には、メジロ、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど、が掲載されています。
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2008年3月26日

今日のサクラ 【その2】




 今日のサクラ、開花状況です。 サクラ 画像
和名:ソメイヨシノ
学名:Cerasus X yedoensis (Matsum.) A.Vassil
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東京 青山  【2008.03.26】

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東京 目黒  【2008.03.26】



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春休みは、東大でお勉強? 鳥のビオソフィア展

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 春休み、各地で、いろいろなイベントが開かれています。親御さんのお財布には、痛手ですね(笑) そこで、無料で楽しめるイベントを、紹介しましょう。
 それは、「鳥のビオソフィア」という展覧会です。東京大学の総合研究博物館で、開催中です。博物館には、東大の関係者でなくても、入れます。
 この展覧会では、鳥の標本が、たくさん見られます。卵の標本、骨格の標本、剥製【はくせい】の標本などです。中で、お勧めのものを、挙げてみましょう。
 まずは、エピオルニスの卵です。エピオルニスとは、かつて、マダガスカルにいた巨大な鳥です。ダチョウより、もっと大型でした。むろん、飛べません。
 エピオルニスの卵は、ヒトの新生児くらいあります(!) 世界最大の、鳥の卵です。
 骨格標本では、鳥の思わぬ姿が、見られます。クジャクの脚が長いことを、御存知でしたか? アオサギの体が、首の長さに比して、とても小さいことは? 骨格でなければ、これらのことは、わかりませんね。
 絶滅した鳥類の骨も、展示されています。ニュージーランドのモア、モーリシャス諸島のドードー、ブラジルの巨大な肉食鳥パラフィソルニスなどです。
 剥製標本には、美しいものが多いです。私のお勧めは、オオフウチョウの剥製ですね。
 オオフウチョウは、ニューギニア島に分布するフウチョウの仲間です。雄(オス)の羽毛が、たいへん美麗なことで、有名です。剥製でも、その美しさは伝わります。
 もう一つ、必見の剥製があります。ワタリアホウドリの標本です。
 生きたワタリアホウドリは、めったに見られません。広大な沖の海で、一生を過ごすからです。けれども、一目見たら、忘れないでしょう。現在、空を飛ぶ鳥の中では、最大だからです。両翼を合わせると、3mもの長さになります。
 この展覧会のワタリアホウドリは、翼を閉じています。それでも、「こんな大きなものが、空を飛ぶのか」と、びっくりします。会場で、ひときわ大きい、白い剥製です。
 驚いて、楽しみながら、鳥について勉強できます。ぜひ、お運び下さい。


 鳥のビオソフィア展について、詳しくは、以下のページを御覧下さい。
 鳥のビオソフィア(博物館内のページ)
 東京大学総合研究博物館トップページ


 過去の記事でも、二〇〇八年の春休みのイベントを取り上げています。また、フウチョウや、アホウドリについても、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
  生物学を楽しく学べる、ダーウィン展(2008/03/20)
 クロツラヘラサギとアホウドリ、未来へ羽ばたく(2008/02/21)
  アホウドリの熱愛度は鳥類一?(2007/02/12)
 楽園の鳥の楽園? インドネシアのパプア州とパプア・ニューギニア(2006/02/09)



図鑑↓↓↓↓↓には、二百種以上の鳥が掲載されています。
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2008年3月25日

今日のサクラ




 今日のサクラ、開花状況です。 サクラ 画像
和名:ソメイヨシノ
学名:Cerasus X yedoensis (Matsum.) A.Vassil
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東京 青山  【2008.03.25】



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サ・ク・ラ・サ・ク

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 東京は、先週土曜日に、サクラ開花宣言が出ましたね。
 土曜日に舘山に行きましたら、サクラが咲いていました。サクラ スギナ(ツクシと呼ばれる胞子嚢穗) スイセン 画像
和名:スギナ(ツクシ)
学名:Equisetum arvense L.
和名:スイセン(園芸種)
学名:Narcissus .spp.
サクラは、同定できませんでした。
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千葉 舘山  【2008.03.22】



図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど、スギナ、スイセンが掲載されています。
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2008年3月24日

可憐【かれん】なだけでは生きていけない、カタクリ

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 カタクリ(片栗)は、古代から、日本人に愛されていますね。万葉集にある「堅香子【かたかご】」という草が、カタクリだとされます。現在も、カタクリを、「カタガッコウ」や「カタカンコ」などと呼ぶ方言があります。
 カタクリの花期は、巧妙に、調節されています。ピンポイントで、良い時期に咲きます。
 寒すぎる時期には、花は咲きません。花粉を運ぶ虫が、来てくれないからです。花粉の運び手がいないのでは、花が咲く意味がありませんね。
 かといって、完全に暖かくなるまで待つのも、まずいです。樹木の葉が、伸びてくるからです。葉が伸びれば、地面にまで、日光が届きません。暗い林の地面では、花が目立ちませんね。小さな草は、不利になってしまいます。
 花だけではありません。カタクリの種子にも、工夫があります。
 カタクリの種子には、エライオソームと呼ばれる物質が付いています。種子の「種枕【しゅちん】」、「付属体」などと呼ばれる部分に、エライオソームがあります。この物質には、脂肪酸【しぼうさん】や糖【とう】などの栄養が、たっぷり含まれています。
 何のために、こんな物が、付いているのでしょうか? アリ(蟻)を呼ぶためです。
 アリは、エライオソームにつられて、種子を運びます。エライオソームを食べた後、巣の近くに、種子を捨てます。遠くまで種子を運んでもらえば、分布を広げることができますね。「お弁当をあげるから、荷物を運んで」と、頼んでいるようなものです。
 このような植物を「アリ散布型植物」といいます。カタクリ以外にも、アリ散布型植物は、多くあります。アオイスミレ、クサノオウ、ジロボウエンゴサク、ホトケノザ、ミヤマエンレイソウなどです。面白いことに、これらの種は、近縁とは限りません。
 「カタクリのエライオソームは、アリを惹きつける物質だ」という説もあります。アリは、カタクリの種子を、仲間の幼虫や蛹【さなぎ】だと思って、運ぶ、というのです。
 この説は、まだ、実証されていません。もし、このとおりだとしたら、素晴らしい工夫ですね。可憐なカタクリは、したたかな戦略家といえるでしょう。


 過去の記事でも、カタクリと同じ「春植物」を取り上げています。春先のほんの一時に、急いで花が咲く植物です。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 イチリンソウは日本のアネモネ(2007/03/23)
 サンフラワー(2007/02/07)
 黄金の花には意味がある、福寿草(フクジュソウ)(2006/2/20)

などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、カタクリが掲載されています。
また、他のアリ散布型植物や、昆虫のアリも載っています。
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2008年3月23日

メジロ

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メジロ 画像
和名:メジロ
学名:Zosterops japonicus
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東京 新宿  【2008.02.29】



図鑑↓↓↓↓↓には、メジロは掲載されています。
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2008年3月22日

ワカケホンセイインコ

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かご抜け種 ワカケホンセイインコのメス 画像
和名:ワカケホンセイインコ
学名:Psittacula krameri manillensis
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 渋谷  【2008.03.07】



 東京工業大学と日本鳥類保護連盟が共同で、『ワカケホンセイインコ』の東京での分布調査を行っているそうです。東京で見かけた方は、情報を報告してみませんか?
 詳しくは、以下のページをご覧ください。
 ワカケホンセイインコ分布調査(日本鳥類保護連盟)
 東京工業大学 生命理工学学部 幸島研究室

2008年3月21日

ムカデのプロポーズは、命がけ?

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 卒業式の季節ですね。卒業式といえば、「告白タイム」という考えは、古いでしょうか。
 異性に思いを伝えるのは、大変ですね。ヒト以外の生き物でも、それは同じです。
 例えば、ムカデです。嫌われることが多い生き物ですね。でも、健気【けなげ】なところもあります。雄(オス)が求愛する様子には、感心します。
 ムカデには、たくさんの種があります。ここでは、オオムカデ目のムカデを、例に挙げましょう。日本で、普通に見られるムカデです。トビズムカデなどの種が、含まれます。
 オオムカデの仲間は、必ず、雄のほうからアプローチします。雄は、雌(メス)にそっと近づきます。そして、触角や脚で、雌に触ります。いきなり触るなんて、ヒトなら、「失礼ね!」と言われるところですね。けれども、ムカデは、目が発達していません。たぶん、ムカデの言葉で、「ねえねえ彼女~」と言いながら、触るのでしょう(笑)
 この時、雄は、雌の横や後ろから触ります。真正面からは、決して、触らないようです。なぜなら、雌に攻撃されるおそれがあるからです。
 これは、肉食性の無脊椎動物には、よく見られる行動です。クモなどでも見られます。ムカデやクモは、基本的に、動くものを、「食べ物」とみなすのですね。生き物は、動くものだからです。たとえ同種でも、顔の前に動くものが来たら、攻撃してしまいます。
 ただし、結婚する気がある雌は、別です。「雄がプロポーズしている」と気づけば、おとなしく、雄の後に付いてゆきます。
 やがて、雄は、精子入りのカプセルを、地面に置きます。置くやいなや、さっと逃げ去ります。そうしないと、またもや、雌に攻撃されるおそれがあるからです。雌は、精子のカプセルを受け取った瞬間、雄のことを忘れてしまうようです。
 ムカデの雄は、大変ですね。雌の様子を、すばやく見抜かなければなりません。ぐずぐずすると、雌に食べられてしまいます(!)
 ムカデに比べれば、ヒトは、まだ気楽ですね。女性にふられても、普通は、命までは取られません。野生生物が、子孫を残すのは、厳しいことなのですね。


 過去の記事でも、ムカデの仲間を取り上げています。ムカデと似たヤスデも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 ヤスデが列車を止める?(2007/10/01)
 実在する猫バス? ゲジゲジ(2007/03/09)
 ムカデとヤスデはどう違う?(2006/10/15)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、トビズムカデが掲載されています。
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2008年3月20日

生物学を楽しく学べる、ダーウィン展

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 もうじき春休みですね。お出かけに、東京・上野の国立科学博物館はいかがでしょうか? ちょうど、面白い展覧会が開催されています。
 それは、ダーウィン展という展覧会です。チャールズ・ダーウィンは、進化論を提唱した人ですね。彼の業績と生涯を、紹介しています。私は、早速、観てまいりました。
 進化論などというと、難しそうですね。けれども、そんなことはありません。とてもわかりやすく解説されています。退屈しませんでした。
 展覧会では、精密な模型や、貴重な標本が見られます。それらを見るだけでも、楽しいですよ。「ヒトと間違えられたオオサンショウウオの化石」、「アルマジロを巨大にしたような、グリプトドンの化石」、「本物そっくりのアルマジロや、レア(ダチョウに似た飛べない鳥)の剥製【はくせい】」などが、目を引きます。「生きている化石」シーラカンスが泳いでいる映像や、本物のシーラカンスの標本も、見られます。
 私のお勧めは、数々の骨格標本です。フナのような平凡なものから、ツチブタなどの珍獣までの、骨の形が見られます。見比べれば、違う種のものでも、共通したところがあるのに気づくでしょう。進化論は、このような考察から、生まれました。
 展覧会には、生きた動物も来ています。中で、必見なのは、ガラパゴスゾウガメの「太郎」でしょう。1m以上もの甲羅を背負って、堂々のお出ましです。
 ダーウィンの生涯は、前半生が、波乱に満ちています。有名な「ビーグル号での探検」にいたるまで、ですね。ビーグル号とは、世界一周探検をしたイギリスの軍艦です。
 ダーウィンは、幼少期から天才だったのではありません。彼の才能が開花したのは、大学を出てからです。それには、おおぜいの人の支えが必要でした。
 展覧会の全体を通してみると、「なぜ、進化論が生まれたのか」が、わかります。ダーウィンの考えの軌跡【きせき】が、丁寧にたどられているからです。前時代の科学の業績や、ダーウィン自身による実地調査を踏まえて、進化論は生まれました。
 まれに見る、良質な展覧会だと思います。ぜひお出かけ下さい。


 ダーウィン展は、東京の次に、大阪にも巡回します。関西方面の皆さんは、今年(二〇〇八年)の夏休みを、楽しみにして下さい。
 ダーウィン展の公式サイトや、会場となる国立科学博物館、大阪市立自然史博物館のサイトは、以下にあります。
 ダーウィン展公式サイト
 国立科学博物館のサイト
 大阪市立自然史博物館のサイト


図鑑↓↓↓↓↓には、動物・植物約1,800種が掲載されています。
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UK-JAPAN2008 WEBサイトに記事掲載!


2008年3月19日

ハクセキレイ

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ハクセキレイ 画像
和名:ハクセキレイ
学名:Motacilla alba
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東京 新宿  【2008.02.29】



図鑑↓↓↓↓↓には、ハクセキレイは掲載されています。
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2008年3月18日

ネコ 【御苑の福猫&ジジ】別アングル

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ネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 新宿  【2008.02.29】


過去の福猫たち
 猫の日【ネコのひ】(2008/02/22)
 マロン再び(2008/01/15)

2008年3月17日

今が見ごろ? 日本の山椒魚【さんしょううお】たち

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 三月の風景は、まだ、寒々しいですね。野生の生き物たちが、活発なようには見えません。ところが、この時期に、最も活発になる生き物もいます。
 それは、サンショウウオの仲間です。両生類のうち、尾があって、トカゲに似た姿のものたちですね。日本のサンショウウオの多くは、この時期に、繁殖期を迎えます。
 普段のサンショウウオは、とても見つけにくいです。野山で、ひっそりと暮らすからです。繁殖期でない時期には、どこにいるのかさえ、判明していない種が多いです。
 そんな彼らは、繁殖期に、一変します。たくさんのサンショウウオが、水場に集まります。産卵と、受精のためです。両生類の卵は、水中に産まれる必要があるのですね。
 彼らの繁殖は、おおむね、以下のように行なわれます。
 まず、雄(オス)たちが、水場に集まります。次に、雌(メス)たちが、水場へやってきます。雄たちは、われ先に雌に飛びつきます。一頭の雌をめぐり、多数の雄同士で、取っ組み合いになります。勝った雄が、雌を独占します。その後、雌雄のペアで、産卵と受精が行なわれます。彼らが、こんなに活発に動くのは、繁殖期だけです。
 実際の繁殖の時期や、詳しい様子は、種によって違います。同じ種でも、生息地によって違います。彼らは、生息地の気候に合わせて、繁殖するからです。
 この時期に繁殖期を迎える種には、オオイタサンショウウオ、クロサンショウウオ、トウキョウサンショウウオ、トウホクサンショウウオ、ヒダサンショウウオ、ホクリクサンショウウオなどがいます。
 この中には、トウホクサンショウウオやクロサンショウウオのように、六月頃まで繁殖期がずれ込む種もいます。雪解けの時期を待つからです。かと思えば、ホクリクサンショウウオのように、二月頃から繁殖期に入るものもいます。ホクリクサンショウウオは、雪国に分布するのに、です。彼らは、冬でも凍らない湧き水に産卵するようです。
 繁殖期は、サンショウウオたちを、最も観察しやすい時期です。知られざる生態を、見せてもらう好機です。彼らのすみかを荒らさないよう、そっと観察して下さいね。


 過去の記事でも、サンショウウオの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 真冬が恋の季節? サンショウウオ(2007/12/07)
 大山椒魚(オオサンショウウオ)は冬眠しない?(2007/02/05)
 ウーパールーパー? いえメキシコサンショウウオです(2006/02/06)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、トウホクサンショウウオ、ホクリクサンショウウオなど、日本のサンショウウオが十種掲載されています。
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2008年3月16日

ネコ 【御苑の福猫&ジジ】

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ネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿  【2008.02.29】


過去の福猫たち
 猫の日【ネコのひ】(2008/02/22)
 マロン再び(2008/01/15)

2008年3月15日

イルカがクジラを救助した!?

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 南半球の国、ニュージーランドから、驚くべきニュースが届きました。海岸に座礁したクジラを、別種のイルカが助けた、というのです。
 報道によれば、助けられたのは、コマッコウという種のクジラです。助けたのは、ハンドウイルカです。よく水族館にいる種ですね。バンドウイルカとも呼ばれます。
 詳しい内容は、下記のニュースのリンク先をお読み下さい。感動的な実話です。
 ここでは、助けたイルカと、助けられたクジラの種について、取り上げましょう。
 助けたイルカは、報道では「ハンドウイルカ」となっていますね。でも、もしかしたら、違う種かも知れません。ハンドウイルカには、よく似た別の種がいるからです。ニュージーランドという場所を考えますと、ミナミハンドウイルカかも知れません。
 助けられたほうのクジラ、コマッコウは、あまり知られていない種ですね。生態も、ほとんどわかっていません。小型で目立たないため、目撃情報が少ないのですね。幸いなことに、絶滅寸前ではないようです。
 名のとおり、コマッコウは、マッコウクジラに形が似ています。けれども、似ているのは、形だけです。大きさは、まったく違います。
 コマッコウは、小さなクジラです。成体でも、せいぜい3.4mほどにしかなりません。ハンドウイルカの大型の個体と、同じくらいです。クジラというより、イルカと呼ぶのがふさわしい種でしょう。
 ですから、「イルカがクジラを助けた」といっても、「小さなイルカが、大きなクジラを助けた」わけではありません。実際には、「イルカが、別種のイルカを助けた」ように見えたでしょう。言葉だけで、現場の状況を伝えるのは、難しいですね。
 このような事件があると、ヒト以外の生き物の能力について、考えさせられますね。生き物を、やたらに擬人化するのは、いけません。しかし、彼らの能力を過小評価するのも、科学的な態度とは言えないでしょう。
 イルカでもヒトでも、他者の命を救うのは、尊いことだと思います。


 「クジラを救ったイルカ」のニュースは、以下にあります。
 座礁したクジラをイルカが救う、ニュージーランド(AFPBBニュース 2008/03/12)
 迷って浜に近づくクジラ親子、1頭のイルカが救助 NZ(CNN.co.jp 2008/03/12)


 過去の記事でも、イルカやクジラについて取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 伊勢湾のスナメリが危機に?(2007/06/12)
 マッコウクジラは人間を襲うか?(2007/03/19)
 「腹びれのあるイルカ」はどうなった?(2007/02/06)

 ザトウクジラはホエールウォッチングの人気者(2006/03/13)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、コマッコウは載っていませんが、マッコウクジラ、ハンドウイルカ(バンドウイルカ)が掲載されています。
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2008年3月14日

気まぐれな渡り鳥? キレンジャクとヒレンジャク

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 春、冬鳥たちが、北の国へと旅立ってゆきます。秋まで、しばらくのお別れですね。
 今なら、まだ、冬鳥たちのバードウォッチングが楽しめます。お勧めの鳥を紹介しましょう。キレンジャク(黄連雀)とヒレンジャク(緋連雀)です。
 キレンジャクも、ヒレンジャクも、住宅地でも見られます。ピラカンサなど、実のなる庭木へ、よく来ます。彼らは、果実が好物だからです。
 彼らを見るのは、真冬より、春が多いといわれます。山に食べ物がなくなるため、平地へ降りてくるようです。住宅地の樹木の果実は、ありがたいのでしょう。
 キレンジャクとヒレンジャクは、名前も、姿も似ています。どちらも、頭の冠羽【かんう】がかわいい小鳥です。バードウォッチング初心者でも、楽しく観られます。
 この二種は、分類上も近縁です。スズメ目レンジャク科に属します。いつも群れているため、「連雀【れんじゃく】」と名づけられました。
 じつは、この二種には、古来の謎があります。「年により、飛来数が大きく違う」ことです。大群で日本へ来る年もあれば、まったく見られない年もあります。
 なぜ、こんなに差があるのか、わかっていません。一説では、「繁殖地の食べ物の量で決まる」といいます。繁殖地に食べ物が豊富なら、渡らずに、ずっとそこで過ごす、というのですね。これは、まだ、確認されていません。
 キレンジャクとヒレンジャクには、一つ、大きな違いがあります。それは、分布域です。
 キレンジャクの分布域は、とても広いです。ユーラシア大陸の北半分と、北米大陸の北半分が、彼らの分布域といえるほどです。日本以外でも、広い地域で、越冬します。
 ヒレンジャクの分布域は、狭いです。繁殖するのは、ユーラシア大陸東部の、ごく一部です。越冬するのも、日本や朝鮮半島など、東アジアの限られた地域です。
 分布域が狭いため、ヒレンジャクは、絶滅が心配されています。繁殖地で、環境破壊が進んでいます。近縁な種がいるからといって、滅ぼしていい種など、いませんね。キレンジャクとヒレンジャクと、両方とも栄える世界にしたいものです。


 過去の記事でも、日本へ来る冬鳥を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 紋付袴【もんつきはかま】で御挨拶? ジョウビタキ(2007/01/01)
 カモは水に潜るか?(2006/11/27)
 カモメは冬にしかいない?(2006/10/23)



図鑑↓↓↓↓↓には、キレンジャク(黄連雀)とヒレンジャク(緋連雀)が掲載されています。
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2008年3月13日

カンザクラ

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カンザクラ 画像
和名:カンザクラ
学名:Cerasus X Kanzakura Makino 'Kanzakura'

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東京 新宿  【2008.02.29】



図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなどが掲載されています。
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2008年3月12日

水仙と福寿草【スイセン、フクジュソウ画像】

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スイセン、フクジュソウ画像
和名:フクジュソウ
学名:Adonis ramosa Franch.
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和名:スイセン
学名:Narcissus tazetta L.
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東京 新宿  【2008.02.29】



図鑑↓↓↓↓↓には、スイセン、フクジュソウが掲載されています。
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2008年3月11日

桃色の梅【ウメ画像】

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桃色の梅 ウメ 画像
和名:ウメ
学名:Armeniaca mume Siebold
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東京 新宿  【2008.02.29】



図鑑↓↓↓↓↓には、ウメが掲載されています。
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2008年3月10日

謎の円盤UFO? いえ、カメノコハムシです

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 植物の葉の上などで、奇妙な虫を見たことがありませんか? 
 何しろ、形が奇妙です。平たい円盤型をしています。頭も脚も、ないように見えます。色は、緑、茶、灰色などと、さまざまです。一部が、半透明であることもあります。大きさは、1cmに満たないほどしかありません。
 初めて見た人は、みな驚くようです。「いったい何の仲間なのか、想像すらできない」という人が多いですね。じつは、これは、昆虫です。
 そう言われても、この「円盤」は、昆虫とは思いにくいですね。昆虫らしい特徴が、見えません。頭や脚は、どこにあるのでしょう?
 引っくり返せば、わかります。体の裏には、ちゃんと、六本の脚があります。頭は見えにくいですが、よく見れば、あります。頭には、触角が付いています。
 これは、ハムシの仲間です。甲虫目【こうちゅうもく】ハムシ科に属する昆虫です。広い意味で、コガネムシの仲間になります。体の硬い甲虫の類ですね。
 ハムシとは、「葉虫」という意味です。ハムシ科の昆虫は、ほとんどが植物食です。幼虫も成虫も、植物を食べます。そのため、ほぼ常に、植物の上にいます。
 ハムシ類は、害虫として、嫌われることが多いですね。農作物を食い荒らすからです。
 ハムシの仲間が、すべて「円盤型」なのではありません。多くのハムシの成虫は、コガネムシを小さくしたような姿です。一部に、「円盤型」のハムシがいます。ハムシ科の中の、カメノコハムシ亜科に属するものが、そうです。カメノコハムシ、ジンガサハムシ、アオカメノコハムシなどの種がいます。
 カメノコハムシの仲間は、なぜ、こんな形になったのでしょう?「体の輪郭をぼかすため」という説があります。この説は、一部の種では、納得できます。例えば、緑色のアオカメノコハムシです。背景の植物に紛れるため、敵に見つかりにくいです。
 けれども、ジンガサハムシなどは、かなり目立つ色をしています。隠れているようには見えません。きっと、私たちには、まだわからない理由があるのでしょう。


 過去の記事でも、甲虫の仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 カツオブシムシは文化財の敵?(2007/10/19)
 トラフカミキリは、スズメバチのそっくりさん(2007/09/21)
 変態しすぎる昆虫? ツチハンミョウ(2007/03/26)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、アオカメノコハムシ、イチモンジカメノコハムシ、カメノコハムシ、ヒメカメノコハムシが掲載されています。
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2008年3月 9日

ネコ 【御苑の福猫】

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ネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿  【2008.02.27】


過去の御苑の福猫
 枯葉のふとん その1 【御苑の福猫】(2007/12/12)

2008年3月 8日

六本脚【あし】のタコ(蛸)がいる?

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 英国から、びっくりニュースが届きました。「脚が六本しかないタコ」が見つかったそうです。西北イングランドにある、ブラックプール海洋生物センターでのことです。
 タコといえば、普通は「八本脚」ですよね。俗に「タコの脚(足)」と呼ばれるのは、専門的には、「腕【うで】」と呼ばれます。タコの腕は、簡単に、数が変わるのでしょうか?
 そんなことはありません。先の海洋生物センターによれば、「こんな例は、これまで、世界のどこでも確認されていない」そうです。少なくとも、確認された範囲では、世界初の「六本腕のタコ」です。この個体には、ヘンリーHenryという愛称が付けられました。
 このタコは、六本腕の新種なのでしょうか? 今のところ、そうではなさそうです。普通のタコの一種なのに、生まれつき、腕の数が少ないとのことです。
 このタコが、何という種なのか、知りたいですね。残念ながら、現時点では、このタコの種が何なのか、発表されていません。仮に「ヘクサパスhexapus」と呼ばれています。
 じつは、「普通のタコが、なぜ、八本腕なのか?」は、わかっていません。六本腕のタコが、元気そうなところを見ると、八本でなければならない理由は、なさそうです。
 タコの祖先は、八本より、ずっと腕の数が多かったことが、わかっています。「生きている化石」オウムガイを御存知ですか? オウムガイは、タコの祖先の形に近いです。普通のタコより、はるかに腕が多いです。
 オウムガイの「腕」は、タコよりも、ずっと細いです。「腕」というより、「触手」ですね。その数は、なんと、九十本ほどもあります。大昔のタコの祖先も、同じように、細い触手を、たくさん持っていました。進化するにつれ、数が減ったのですね。
 「進化」とは、どんどん複雑になることだ、と思う方がいるようです。それは、違います。簡単な構造の生物が、複雑な構造になることばかりが、進化ではありません。複雑な構造の生物が、簡単な構造になることもあります。
 今回の発見は、タコが、六本腕でも生きられることを示しました。もしかしたら、私たちは、「タコの進化の瞬間」を、目撃しているのかも知れませんね。


 「六本腕のタコ」のニュースは、以下にあります。
 珍しい6本足のタコが見つかる=英国(時事通信 2008/03/04)
 世界初の六本脚の「ヘクサパス」【英語です】(Discovery News 2008/03/03) 
 「六本腕のタコ」が飼育されている「ブラックプール海洋生物センター」のサイトです。英語が読める方は、見に行くと興味深いでしょう。
 ブラックプール海洋生物センター


 過去の記事でも、タコや、その仲間のオウムガイを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 シマダコは、縞ダコか島ダコか?(2008/003/3)
 タコ(蛸)の旬【しゅん】は冬か夏か?(2007/02/19)
 四億年前からの生き残り? オウムガイ(2006/10/26)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、マダコなど、タコの仲間が六種、オウムガイが掲載されています。
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2008年3月 7日

再発見! オキナワトゲネズミ




 南西諸島から、嬉しいニュースです。沖縄県で、「絶滅したかも知れない」と言われていた生き物が、再発見されました。ネズミの一種、オキナワトゲネズミです。生存が確認されたのは、なんと、約三十年ぶりだそうです。
 オキナワトゲネズミは、世界中で、日本の沖縄本島にしかいません。近縁種のアマミトゲネズミが奄美大島に、トクノシマトゲネズミが徳之島に、分布します。どの種も、ヒトの害にはなりません。森林に、ひっそり棲んでいます。
 トゲネズミの仲間は、全部で、この三種だけです。どの種も、数が減っています。その原因は、いくつかあると考えられています。
 特に、深刻なのは、外来種の存在です。主に、ジャワマングースと、ノネコ(家畜の猫が、野生化したもの)が、トゲネズミをおびやかしています。
 ジャワマングースは、ハブを退治するために、南西諸島に移入されました。ところが、ハブよりも、トゲネズミのような弱い生き物を食べています。捕るのが楽な生き物を捕るのですね。考えてみれば、当然です。
 ノネコの問題は、より深刻かも知れません。ネコは、ペットとして、可愛がられているからです。確かに、人間から見れば、ネコは可愛いですね。
 けれども、ネコは、肉食獣です。それを忘れてはいけません。ネズミなどの小動物から見れば、恐ろしい生き物です。ちょうど、ヒトから見たトラ(虎)のようなものです。
 例えば、ヒトが平和に暮らす街に、トラが放たれたら? どんな恐ろしいことになるか、想像できますよね。
 人間に飼われているネコは、おとなしいです。自分で、食べ物を捕る必要がないからですね。でも、野生化したネコは、そうではありません。トゲネズミの棲む森に、ノネコが来たら、人の街にトラが来たのと同じです。
 ネコを飼うな、というのではありません。「きちんと管理して飼おう」ということです。
正しくペットを飼うことが、トゲネズミなど、貴重な種を守ることになりますね。


 オキナワトゲネズミ再発見のニュースは、以下に載っています。
 幻ネズミ生きていた オキナワトゲネズミ(沖縄タイムス 2008/03/06)
 絶滅危機種オキナワトゲネズミの捕獲成功!(WWFジャパン 2008/03/05)


 過去の記事でも、トゲネズミなど、南西諸島の貴重な生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 新種発見! トゲネズミ(2006/07/10)
 指の数が違うカエルがいる?(2008/02/22)
 イグアナ? いえ、キノボリトカゲです(2008/02/11)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、トゲネズミが掲載されています。
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ミツマタは、本当に「三つまた」になる?

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 ミツマタという植物がありますね。植物に詳しくない人でも、名を聞いたことがあるのではないでしょうか?
 ミツマタは、紙の原料として、有名です。そのために、教科書などで、名を見ることがありますね。日本では、紙幣【しへい】の原料にされます。「長く使っても、くしゃくしゃになりにくい」からだそうです。日本の紙幣が丈夫なのは、ミツマタのおかげですね。
 紙の原料になる植物は、ミツマタだけではありません。コウゾ、ヒメコウゾ、カジノキ、ガンピなども、紙の原料にされます。これらが、みな近縁な植物かといえば、そうではありません。ミツマタとガンピは、同じジンチョウゲ科に属します。つまり、この二種は近縁です。けれども、コウゾ、ヒメコウゾ、カジノキは、クワ科に属します。
 ミツマタとは、面白い名ですね。漢字では、三椏と書きます。語源は、枝が必ず「三つまた」に分かれるからです。二またのものもありますが、ほぼ全部が三つまたです。こうなる理由は、わかっていません。
 古来、日本で、「三枝【さきくさ】」と呼ばれた植物があります。三つに枝分かれする植物のことです。この正体が、ミツマタだという説があります。
 そのような植物は、幸を呼ぶとされました。それにより、「三枝」に「さきくさ(幸草の意味)」という読みを当てました。「さいぐさ」などと読まれることもあります。
 これには、異説があります。ミツマタ以外の植物が、「三枝」とされることもあります。
 ミツマタは、日本土着の植物ではありません。紙の原料にするために、大陸から持ち込まれました。ですから、日本では、最初から栽培植物です。野生化したものが、山などで見られることもあります。
 ミツマタの花は、早春に咲きます。黄色く、小さい花が、球状にかたまって付きます。赤い花の品種もあります。花を観賞するためにも、栽培されます。
 近年、ミツマタの、観賞用の価値が見直されているようです。花の少ない季節、愛らしい花には、心が和みますね。「さきくさ」のお花見は、幸先がよいかも知れません。


 ミツマタのお花見の名所は、まだ少ないです。以下の場所などが、名所とされているようです。
 広島県安芸高田市のミツマタの群生地(個人による紹介ページ)
 花のお寺 常泉寺(お寺の公式サイト)


 過去の記事でも、紙の原料になる植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 七夕の短冊は、カジノキの葉だった?(2007/07/06)
 上質の和紙ができる(2006/03/13)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ミツマタが掲載されています。
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2008年3月 6日

ミツマタ

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ミツマタ 画像
和名:ミツマタ
学名:Edgeworthia chrysantha Lindl.
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東京 新宿  【2008.02.29】



図鑑↓↓↓↓↓には、ミツマタが掲載されています。
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2008年3月 5日

ウメ

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白梅 ウメ 画像
和名:ウメ
学名:Armeniaca mume Siebold
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東京 新宿  【2008.02.29】



図鑑↓↓↓↓↓には、ウメが掲載されています。
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2008年3月 4日

ヒヨドリ

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縄張り意識が、とても強いです。ヒヨドリから見えないであろう位置に、メジロが来て蜜を吸おうとした瞬間に、追いたてられていました。ヒヨドリ 画像
和名:ヒヨドリ
学名:Hypsipetes amaurotis
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東京 新宿  【2008.02.29】



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2008年3月 3日

シマダコは、縞ダコか島ダコか?

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 二〇〇八年は、国際サンゴ礁年です。これにちなみ、サンゴ礁の生き物を紹介しましょう。日本では、南西諸島や、小笠原諸島の近海にいる生き物です。
 シマダコという名を、聞いたことがあるでしょうか? タコの一種です。南日本以南の太平洋に、広く分布します。主に、奄美諸島以南にいます。サンゴ礁の海に多いです。
 シマダコは、タコの仲間で、最も分布域が広いのでは、といわれます。日本近海から、南太平洋の孤島、イースター島付近にまで分布します。
 タコといえば、日本人は、食べられるのかどうかが気になりますね(笑) シマダコは、美味しく食べられます。南西諸島や小笠原諸島で、盛んに食べられているようです。
 多くの日本人は、気づかずに、シマダコを食べている可能性があります。シマダコは、たこ焼きの材料に、よく使われているからです。インドネシアから、「たこ焼き用のタコ」として、輸入されています。切り身にされたら、タコの種なんて、わかりませんね。
 シマダコの体には、特徴的な模様があります。赤褐色の地に、白い斑点が連なっています。とてもきれいです。しかも、大型のタコなので、見栄えがします。斑点の模様が、縞【しま】模様に見えるため、「縞ダコ」と名づけられました。
 ところが、シマダコ以外のタコが、「シマダコ」と呼ばれることがあります。ややこしいですね。沖縄では、別の種のタコを、「シマダコ」と呼ぶようです。
 沖縄の人たちは、地元産のものに、「島」を付けて呼びます。彼らが、「シマダコ」と呼ぶのは、「島ダコ」の意味ですね。これを知らないまま、沖縄の人と、タコの話をしたら、大混乱でしょう。
 シマダコは、蛸壺【たこつぼ】には入らないといわれます。タコのうち、サンゴ礁の海に棲むものには、みな、その傾向があります。その理由は、サンゴ礁に、溝【みぞ】などが多いからです。タコにとっては、隠れ家が多いのですね。わざわざ、蛸壺に入る必要がありません。このために、サンゴ礁の海では、蛸壺の漁が発達しませんでした。
 サンゴ礁の生き物には、思いもよらない生態がありますね。興味が尽きません。


 過去の記事でも、タコの仲間を取り上げています。また、国際サンゴ礁年についても取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 国際サンゴ礁年とは、どんなもの?(2007/12/24)
 タコ(蛸)の旬【しゅん】は冬か夏か?(2007/02/19)
 四億年前からの生き残り? オウムガイ(2006/10/26)
などです。



図鑑↓↓↓↓↓には、シマダコが掲載されています。
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2008年3月 2日

ハクセキレイ

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ハクセキレイ 画像
和名:ハクセキレイ
学名:Motacilla alba
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東京 新宿  【2008.02.29】



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2008年3月 1日

梅春

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フクジュソウ ウメ 画像
和名:フクジュソウ
学名:Adonis ramosa Franch.
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強風注意報が出ていたため、快晴でしたが珍しく人がとても少なかった新宿御苑。
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和名:ウメ
学名:Armeniaca mume Siebold
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東京 新宿  【2008.02.27】



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