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2008年7月11日

トキ、再び日本の空へ?

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 日本の鳥の中で、トキは、とても有名ですね。絶滅寸前から、よみがえった鳥です。でも、まだ、完全復活ではありません。日本には、野生のトキがいないからです。
 2008年夏の時点で、日本にいるトキは、すべて、飼育されています。2008年秋に、飼育トキのうち、何羽かが、野外へ放たれる予定です。
 かつて、日本には、たくさんの野生トキがいました。なぜ、それが、絶滅寸前にまでなったのでしょうか? 原因は、いくつかあります。
 狩猟は、原因の一つです。トキの美しい羽が、狙われました。
 トキの羽色は、一見、白に見えますね。じつは、薄桃色です。翼【つばさ】の裏などに、よく色が出ます。漢字で、「朱鷺【とき】」や「桃花鳥【とき】」と書かれるとおりです。
 では、狩られなければ、野生のトキは、絶滅しなかったのでしょうか?
 そんなことは、ないでしょう。「一番の原因は、農薬ではないか」といわれます。農業のあり方が変わったことが、トキを追いつめました。
 現代の農業には、農薬は、必要です。完全に否定することは、できません。けれども、害があることも、確かです。農薬は、多くの生き物を殺します。
 農薬のため、水田の生き物が、いなくなってしまったら? トキは、生きていけません。水田は、トキの重要な餌場だからです。
 食べ物がなくなるだけではありません。すぐに死ななくても、農薬の毒成分が、体にたまることがあります。そういった毒は、じわじわと、体を蝕【むしば】みます。健康そうに見えても、卵が産めなくなったりします。
 このようなことが、日本の野生トキに起こったのでは、と考えられています。誰も気づかないうちに、トキたちは、健康を害していたのですね。
 トキと同じことが、コウノトリにも、起こったようです。コウノトリも、日本では、いったん、野生絶滅しましたね。しかし、よみがえりました。関係者の努力のおかげです。トキでも、同じ努力が実る、と信じたいですね。


 トキの野生復帰に向け、詳しい情報は、以下のサイトにあります。
 佐渡トキ保護センター 


図鑑↓↓↓↓↓には、トキも、コウノトリも掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。


 過去の記事でも、トキや、同じく野生絶滅から復帰したコウノトリを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 コウノトリとトキ、未来への一歩(2007/05/24) 
 コウノトリとツルの違い(2005/10/04) 
などです。

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