2008年7月30日
2008年は国際イモ年、それ本当?
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2008年は、生物に関する、さまざまなイベントの年です。国際サンゴ礁年であり、国際カエル年です。もう一つ、「国際イモ年」でもあります。
国際イモ年なんて、冗談みたいですね。でも、本当です。英語では、International Year of Potatoといいます。略称IYPです。直訳すれば、国際ジャガイモ年という意味ですね。
なぜ、国際(ジャガ)イモ年というイベントが、開かれるのでしょうか?
ジャガイモが、たいへん重要な農作物だからです。世界では、ジャガイモを主食にしている地域が、少なくありません。日本にとっての、イネ(稲)と同じ役割ですね。
ジャガイモの原産地は、南米のアンデス山脈です。国で言えば、ペルーなどで、栽培化が進みました。インカ帝国を支えた農作物の一つが、ジャガイモです。
十六世紀、ジャガイモは、ヨーロッパに入りました。そこで、ジャガイモは、大勢の人々を救いました。ヨーロッパの食生活を、劇的に改善したのです。
ジャガイモは、狭い土地でも、痩せた土地でも、多量に収穫できます。厳しい気候にも、めげません。炭水化物やビタミンCを、たっぷり含みます。これらの性質が、世界各国の人々を、飢えから救いました。今や、ジャガイモは、世界中で、作られています。
ジャガイモに限らず、イモ(芋)類には、だいたい似た性質があります。狭い土地や、肥えていない土地でも、収穫ができます。炭水化物が豊富です。土地に恵まれない人や、農業技術が未発達な人でも、食べ物を確保することができます。
つまり、イモ類は、貧しかったり、無力だったりする人の味方ですね。発展途上国で、食べ物がなく、困っている人々を、救うことができます。
イモ類は、どの種も、似て見えますね。けれども、分類学的には、多様です。例えば、ジャガイモは、ナス科ナス属に属します。サツマイモは、ヒルガオ科サツマイモ属です。サトイモは、サトイモ科サトイモ属です。ヤマノイモは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属です。
日本で、IYPを、あえて「国際イモ年」としたのは、意味があります。「ジャガイモだけでなく、多種のイモが、うまく利用されるように」という思いが、込められています。
国際イモ年については、以下に、公式サイトがあります。
IYP【国際イモ年】について
図鑑↓↓↓↓↓には、ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、ヤマノイモが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。
過去の記事でも、イモ類や、イモ類に近縁な種を取り上げています。また、国際サンゴ礁年や、国際カエル年に関する記事もあります。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
昔は主食だった? サトイモ(2008/06/27)
2008カエル年【amphibian ark 2008/YEAR OF THE FROG】(2008/02/29)
ルリイロツルナスビ(2006/10/20) ※ジャガイモと同じナス科の植物画像
ハンゲとハンゲショウの関係(2006/07/01) ※ハンゲ(カラスビシャク)はサトイモ科
松沢千鶴
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