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2008年8月19日

アフリカ中部で、新種の鳥を発見

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 アフリカ中部にあるガボンから、新種のニュースが届きました。ガボンは、アフリカ西岸の、ギニア湾に面した国です。ここで、かわいい小鳥の新種が、発見されました。
 それは、日本のコマドリ(駒鳥)に、近縁な種です。同じヒタキ科、または、ツグミ科に属します。コマドリは、「ヒタキ科に属する」説と、「ツグミ科に属する」説とが、あります。今回の新種の外見は、コマドリより、ムギマキという種に似ています。
 今回の新種に最も近縁なのは、シロボシヒメコマドリという種です。シロボシヒメコマドリは、ギニア湾沿いの西岸から、インド洋に面した東岸まで、アフリカ中部に、広く分布します。ガボンにも、分布します。
 今回の新種は、ラテン語の学名を、Stiphrornis pyrrholaemusと付けられました。日本語名は、現在のところ、付いていません。
 これまで、ヒタキ科(または、ツグミ科)のStiphrornis属に属する種は、シロボシヒメコマドリだけ、とされていました。今回の新種が発見されたことで、Stiphrornis属に、もう一種、加わりました。ちなみに、日本のコマドリは、ヒタキ科(または、ツグミ科)のコマドリ属(ラテン語の学名では、Erithacus属)に属します。
 写真で見る限り、シロボシヒメコマドリと、今回の新種は、よく似ています。普通の人が野外で会ったら、区別が付かないでしょう。今回、ニュースで配信されている新種の画像は、雄(オス)のものだそうです。
 じつは、今回の新種が発見されたのは、二〇〇一年のことでした。新種だとわかるには、時間がかかるのですね。今回の場合、七年かかりました。
 まず、得られた標本を、他の標本と、比較しなければなりません。これだけで、膨大な作業です。近年では、それに加えて、DNA(遺伝子)解析がされることが、多いですね。今回も、DNA解析が、行なわれたそうです。
 今回の新種については、まだ、ほとんどのことが、わかっていません。食べ物も、分布域も、繁殖の仕方も、不明です。すべて、これからの調査にかかっています。


 コマドリに近縁な新種のニュースは、以下にあります。
 ガボンで新種の鳥発見??コマドリ似、胸はオレンジ(47ニュース 2008/08/16)
 ガボンでオリーブ色の背を持つ新種の鳥見つかる(AFPBBニュース 2008/08/17)

 今回の新種と最も近縁な「シロボシヒメコマドリ」の画像が、以下にあります。
 東アフリカの動物たち(Vladimir Dinets Homepage)※解説は英語です。ページの中央あたりにある「Forest robin」が、シロボシヒメコマドリのことです。
 シロボシヒメコマドリ画像(Birding Hotspots Around The World)



図鑑↓↓↓↓↓には、今回の新種と近縁なコマドリ、アカヒゲなどが、掲載されています。今回の新種と外見が似ているムギマキも掲載されています。ban_zukan.net.jpg
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ぜひご利用下さい。


 過去の記事でも、新種や珍種の鳥を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 新種・珍種がざっくざく、南硫黄島【みなみいおうとう】(2008/06/10)
 ダイトウウグイス復活!(2008/05/29)
 ガーナの宝冠:西アフリカの希少な生き物たち(2008/05/16)
 ブラジルで、14もの新種を発見(2008/05/03)
 楽園の鳥の楽園? インドネシアのパプア州とパプア・ニューギニア(2006/02/09)
などです。

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