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2008年9月26日

日本に、大蛇はいるか?

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 古来、日本には、いくつもの大蛇の伝説があります。中には、「ヒトを呑みこんだ」などという話も、ありますね。そんなに大きなヘビは、日本にいるのでしょうか?
 少なくとも、ヒトを呑むほど大型のヘビは、いません。確認される限りでは、日本本土で最大のヘビは、長さ2mほどです。それは、アオダイショウ(青大将)です。北海道から九州まで、普通にいる種ですね。大蛇と呼ぶには、迫力不足です。
 南西諸島には、もう少し、大きくなるヘビがいます。サキシマスジオです。スジオナメラという種の、一亜種です。日本最大といっても、せいぜい、長さ2.5mまでです。
 普通のアオダイショウの大きさは、1mを越えるくらいです。2mを越えるものは、めったにいません。ヘビを見慣れない人ですと、1mほどの個体でも、ひどく大きく見えます。写真などの証拠がないなら、目撃情報は、当てになりません。
 時おり、ヘビの抜け殻が、「大蛇の証拠」として挙げられます。まれに、「2mを越える長さの抜け殻が見つかった」と、話題になることがあります。
 けれども、抜け殻だけでは、「大蛇」と決められません。抜け殻は、本体のヘビよりも、伸びて大きくなるからです。本体のヘビは、拍子抜けするくらい、小さいものです。
 アオダイショウは、人家の近くに、よく現われます。当然、目撃される機会が、多いです。大きな個体がいれば、人目にとまりやすいでしょう。「大蛇」伝説は、そんなところから、生まれたのではないでしょうか。
 伝統的に、日本の農家では、アオダイショウを大切にします。彼らは、ネズミを好んで食べるからです。英語で、rat snake(ネズミヘビという意味)と呼ばれるほどです。
 人家のネズミは、害獣とされますね。特に、養蚕【ようさん】農家では、ネズミの害は、深刻でした。ネズミが、カイコ(蚕)をかじるからです。アオダイショウは、カイコの守り神とされたのでしょう。家に入ってきても、追い出されたりしませんでした。
 伝説の大蛇と違って、アオダイショウは、ヒトには害を与えません。逆に、役に立ってくれます。昔の農家のようには行かなくても、彼らと共存し続けたいですね。
  


図鑑↓↓↓↓↓には、アオダイショウが掲載されています。
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 過去の記事でも、日本のヘビを取り上げています。また、真の意味で「大蛇」といえる外国のヘビも、とりあげています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 春と秋しか行動しない? ジムグリ(2007/09/17)
 マムシは「出産」する?(2007/08/31)
 人に化ける蛇(ヘビ)? アカマタ(2007/08/20)
 ヘビに呑まれた生き物は、救えるか?(2007/01/30)
 ニシキヘビの危険度は?(2005/09/14)
などです。


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コメント

Posted by 岡田 安雄 at 2011年8月22日 22:26

初めての投稿です。
日本の蛇の長さの件です。
私の実家のある長崎県北部と佐賀県西部の山間部には蛇の学名は多分ついてない新種としか言えませんが5~7メートルの蛇が普通にいます。アオダイショウでもヤマカガシの巨大化したものでもない類のものです。

Posted by 松沢千鶴Author Profile Page at 2011年8月23日 17:59

岡田 安雄さん、コメントありがとうございます。
新種ですか?!もし、新種でしたらすごいですよね。
画像などとれたら、どこかでご紹介ください。よろしくお願いします。

Posted by 岡田 安雄 at 2011年9月 9日 20:35

松沢さまアンサー遅れて申し訳ありません。
現在実家を離れて本州に居を構えておりご要望にお応えできないのが残念です。ただ地域には古来より大蛇退治伝説もありネット検索でも確認できる場所です。
わたしが最後に確認したのは高校3年の夏です。川の上流の岩場でトグロを巻いていて遭遇した時はこちらも驚き石を投げつけました。逃げる時時は川を渡って逃げたので川幅から推測して5~6mはあったと思います。色は紋様のない黒色で直径7~8cmはあった感じです。
まあ地元では普通に見かけます。親父は山の守り神やから石を投げたりするなと言ってましたがわたしたちは結構追っかけ廻してましたよ。
最近九州出身(熊本の山間部)の方に8~9mのをみたことがあると聞いたので同種類かわかりませんが九州にはいることは間違いないですよ。
最近までわたしなりにそういう蛇がいるんだと思っていたのに、多くの蛇の研究者が国内にはそんな大蛇はいないと思ってられるのをネットで知り、又本州には存在しないから国内にはいないと確信しておられるのを知りあえてここに投稿したまでです。
詳しい地域を知りたい方はメールで教えてあげますが地元でも遭遇した方とそうでない(山や川の上流に普段立ち入らない方)方がいらっしゃることも知っていてほしいです。
             以上

Posted by 松沢千鶴Author Profile Page at 2011年9月28日 17:39

岡田安雄様
こんにちは、安田さんお返事ありがとうございます。松澤千鶴です。こちらこそ、確認が遅くなって申し訳ありません。
なるほど、「古来より大蛇退治伝説」があるんですね。5,6mですか?すごいですね。
九州の生物好きの方が、写真でも撮ってくださってネットで公開してくれたりしてませんかね(^^)。
そんな大きな蛇がいるのだとしたら、本当に発見ですよね。また何か分かったら教えてください。よろしくお願いいたします。

Posted by 九州もん at 2012年1月 9日 00:38

九州で生まれ育って、山や川で遊びまくって、普通の人よりヘビに遭遇することが多かった自分ですが、最大で1.5m前後しか見たことがないです。
大正生まれの農家のお年寄りに聞いても、昭和一桁生まれの林業の人に聞いても、2mを超えるものは見たことがないと言っています。

Posted by 佐賀県西部の中年 at 2012年1月19日 00:43

佐賀県西部に50年以上住んでいますが、そんなヘビは見たこともないし聞いたこともないですよ。

Posted by 月野 at 2012年2月 3日 13:41

>2011年9月 9日 20:35
5~6mの長さで直径7~8cmは細すぎですね。
太いほうの例外は少しありますが、普通のヘビは体長に0.3をかけた数字前後になりますので、5~6mなら最低でも15cmの直径になると考えられます。
直径7~8cmならば、極端に細いヘビで珍種になりますので大発見ですね。

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