図鑑.netブログ- zukan.net -

http://blog.zukan.net/blog/

2008年10月14日

絶滅種?のシカとカエルが、再発見される




 「絶滅したと思われていた生き物が再発見された」というニュースがありました。たて続けに二種です。一種はカエル(蛙)で、もう一種はシカ(鹿)です。
 カエルのほうは、中米のホンジュラスが舞台です。ラテン語の学名を、Craugastor milesiというカエルが再発見されました。約二十年ぶりのことです。
 この種には、日本語名はありません。通称、マイルズロバーフロッグと呼ばれているようです。英語名のmiles' robber frogを、そのまま読んだものですね。
 再発見されたものの状況は楽観できません。今、世界中にカエル・ツボカビ症が、蔓延しているからです。いつ、彼らが絶滅してもおかしくありません。
 私たちにできるのは、彼らの生息地を守ることくらいでしょう。それだけでもやらないよりましです。まずは、彼らの暮らしぶりを調査して欲しいですね。それがわかれば、生息地の守り方がわかるでしょう。

 シカのほうは、インドネシアのスマトラ島が舞台です。シカ科ホエジカ属の一種が再発見されました。こちらは、約八十年ぶりのことだそうです。
 ホエジカ属のシカはみな小型です。雄【おす】の角も小さいです。そのかわりでしょうか、雄には大きな犬歯がある種が多いです。いわゆる牙ですね。
 今回、再発見されたのは、スマトラホエジカという種のようです。「ようです」と書いたのは、以下の事情があるからです。
 じつは、スマトラホエジカは、「本当に『種』なのか?」という問題があります。他の地域のホエジカと同種かも知れない、というのですね。インドなどに分布するインドホエジカ(インドキョン)が、スマトラにまで分布しているのかも知れません。
 インドホエジカとスマトラホエジカが同種だという説では、「スマトラホエジカは、インドホエジカの亜種」という扱いです。種を分けるほどの差はない、ということですね。
 亜種だとしても、スマトラホエジカが貴重であることに変わりはありません。再発見は、嬉しいですね。彼らの保護策が、取られることを祈ります。

 再発見されたカエルとシカのニュースは、以下にあります。
 ホンジュラスで絶滅種のカエルを発見(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2008/09/26)
 再送:スマトラ島で、「絶滅種」のシカを発見(ロイター 2008/10/12)



図鑑↓↓↓↓↓には、日本に分布するカエルやシカが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

http://blog.zukan.net/blog/2008/10/14-post_1127.php
トラックバックhttp://blog.zukan.net/MovableType4/mt-tb.cgi/1656

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL
http://blog.zukan.net/MovableType4/mt-tb.cgi/1656

コメント

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)