2008年10月20日
マガキと付いてもカキじゃない、マガキガイ
日本では、多くの貝が、食用にされますね。アサリ、アカガイ、マテガイ、ホタテガイ、トリガイ、カキ(マガキ)などが、お馴染みです。
前記の貝の名前を見て、気づいたことがありませんか? 名前に「カイ(貝)」が付くものと、付かないものとが、ありますね。
マテガイや、ホタテガイは、「カイ」を略して、呼ばれることもあります。けれども、アカガイや、トリガイは、略されませんね。「アカ」や「トリ」だけでは、貝を指すことが、わからないからでしょう。逆に、アサリや、カキ(マガキ)は、「カイ」を付けることが、ありません。有名な貝のため、付ける必要がないのでしょう。
マガキの場合は、「カイ」を付けると、まずいことが起こります。「マガキガイ」という名の、別種の貝がいるのです。マガキと同じく、海に棲む貝です。
マガキガイは、漢字で書くと、「籬貝」です。籬【まがき】とは、垣根の一種のことです。おそらく、貝殻の模様が、籬に似て見えたのでしょう。対して、カイの付かないマガキは、漢字で書けば、「真牡蠣」です。「本物のカキ(牡蠣)」という意味ですね。
マガキガイと、マガキとは、縁が遠いです。マガキ(カキ)は、二枚貝ですね。マガキガイのほうは、巻貝です。外見は、似ても似つきません。
マガキガイには、面白い特徴があります。歩き方が、普通の巻貝と、違います。
普通の巻貝は、腹部をべったりと地面に付けて、這い歩きますね。腹部が足なので、腹足【ふくそく】と呼びます。ところが、マガキガイは、腹足が、あまり発達していません。普通の巻貝のように、這えないのですね。そこで、「杖【つえ】」を使います。
マガキガイには、尖った形の蓋【ふた】があります。これを、海底に突き刺しながら、進みます。まるで、杖を突きながら、歩くようです。この歩き方は、砂地の海底では、都合がいいです。マガキガイは、そのような海底に棲みます。よくできていますね。
マガキガイと、マガキが似た点が、一つだけあります。どちらも、食用になることです。私は食べたことがありませんが、マガキガイも、美味しいそうです。
図鑑↓↓↓↓↓には、マガキガイ(籬貝)も、マガキ(真牡蠣)も掲載されています。
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過去の記事でも、貝の仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ヒトデ退治は法螺【ほら】じゃない? ホラガイ(2008/07/25)
カワニナ(川蜷)は一種じゃない?(2008/06/02)
安物から高級食材へ、アカガイ(赤貝)(2008/05/02)
潮干狩りの主役、アサリ(2006/04/27)
牡蠣(カキ)はなぜ寒い時期が旬か?(2006/02/04)
などです。
松沢千鶴
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牡蠣の記事をお見受けしコメントしました。
牡蠣についての記事を書いてくださいましたこと、ここに感謝いたします。ありがとうございます。
ひとりでも多くの方に牡蠣の素晴らしさや楽しさを伝えたい。
そして牡蠣を楽しく食べる機会が増えることでもっと日本が元気になっていくと信じて活動しております。
まだまだ微力ではございますが引き続きよろしくお願いいたします。
オイスターマイスター
こと
日本オイスター協会
会長 佐藤言也
日本オイスター協会 佐藤様<はじめまして、こんにちは。コメントいただきましてありがとうございます。
今よりもっと、牡蠣がおいしくいただける機会が増えると良いですね。