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2008年11月 7日

とろろの材料になるのは、ヤマイモ? ヤマノイモ?

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 とろろかけ御飯や、とろろ汁は、日本らしい味覚ですね。すり下ろした「とろろ芋【いも】」を、御飯にかけたり、汁物にしたりして、食べるものです。
 とろろ芋と呼ばれるイモには、いくつもの種が含まれることを、御存知でしょうか? 主な種として、ヤマノイモ、ナガイモ、ダイジョがあります。
 とろろ芋の仲間は、呼び名がたくさんあって、混乱しています。外見も、さまざまです。そのため、さらに混乱しています。「とろろ」にして食べられるのは、みな同じです。
 日本の山に、昔からあったのは、ヤマノイモという種です。細長い芋になります。ジネンジョ(自然薯)というのは、これのことです。ヤマイモ(山芋)とも呼ばれます。が、ヤマイモという名は、とろろ芋の総称として、使われることもあります。
 日本に野生している「とろろ芋」は、ヤマノイモだけです。ナガイモや、ダイジョは、日本には、野生していません。すべて栽培されています。
 ナガイモ(長芋)は、中国が原産地です。畑で栽培される「とろろ芋」または「山芋」は、たいがい、ナガイモです。ナガイモは、品種により、外見が、非常に違います。
 一般的に「長芋」と呼ぶのは、ヤマノイモに似た、細長い品種のナガイモです。これとは別に、「いちょう芋」という品種があります。イチョウの葉に似た形の「とろろ芋」ですね。生物学的に見れば、いちょう芋は、細長い「長芋」と、同じ種です。
 ナガイモには、他に、「つくね芋」・「大和芋【やまといも】」・「徳利芋【とっくりいも】」などと呼ばれる品種があります。これらも、全部、同じ「ナガイモ」という種です。
 ダイジョ(大薯)は、東南アジアが原産地のようです。正確な原産地は、わかっていません。熱帯が原産なのは、確かです。寒さに弱いからです。日本では、温暖地でしか、栽培できません。主に、四国、九州、南西諸島で、作られています。
 ダイジョも、品種により、形が多様です。細長いもの、扁平なもの、球形のものなどがあります。世界中の熱帯では、重要な食用のイモです。
 「とろろ芋」は、日本独自の作物では、ないのですね。知ってみると、意外です。



図鑑↓↓↓↓↓には、ヤマノイモが掲載されています。
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ぜひご利用下さい。


 過去の記事でも、いろいろなイモを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 サツマイモの故郷は、どこ?(2008/09/22)
 2008年は国際イモ年、それ本当?(2008/07/30)
 昔は主食だった? サトイモ(2008/06/27)
 ハンゲとハンゲショウの関係(2006/07/01)※ハンゲ(カラスビシャク)は、サトイモ科です。
などです。


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