アオジ
アオジに出会いました。可愛いですね。アオジ 画像
和名:アオジ
学名:Emberiza spodocephala
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東京 新宿区 【2009.01.24】
図鑑↓↓↓↓↓には、アオジが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
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ぜひご利用下さい。
アオジに出会いました。可愛いですね。アオジ 画像
和名:アオジ
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世界で最も大きなカニを御存知ですか? タカアシガニという種です。甲羅の長さだけで30cmを越えます。はさみを広げればなんと2mを越えるものもいます。
タカアシガニは、主に日本沿岸の深海に分布します。相模湾【さがみわん】や駿河湾【するがわん】に多いです。おおむね、水深200mから300m付近にいるようです。
以前、タカアシガニは、日本沿岸の固有種だと思われていました。ところが、近年台湾の近海でもタカアシガニが見つかりました。日本の沿岸から東シナ海にかけて分布するようです。駿河湾(静岡県)では、食用に漁獲されています。
カニの中で、タカアシガニの大きさはズバ抜けています。カニに近縁なエビを含めても、こんなに大きい種はいません。現在、生きている節足動物【せっそくどうぶつ】の中で最大です。節足動物とはカニ、エビ、昆虫、サソリ、クモなどを含む無脊椎動物のグループです。日本の沿岸には、世界に誇れるカニが棲むのですね。
タカアシガニは、なぜこんなに大きくなったのでしょうか? 理由はわかっていません。海中に棲むことが有利に働いたのは確かです。海中には浮力があるからです。カニの細い脚では、陸上で巨体を支えることはできないでしょう。
タカアシガニが深海に棲むことも謎の一つです。深海は食べ物が乏しいからです。このため、大型の生き物は暮らしにくいです。深海生物は、ほとんどが小型の生き物です。タカアシガニや、ダイオウイカ、メガマウスなどは例外的な存在です。
タカアシガニは、クモガニ科に属します。同じクモガニ科には、ズワイガニも属します。ズワイガニは、高級食材として有名ですね。クモガニ科のカニは脚が長いのが特徴です。その脚を食用にする種が多いです。
食用以外に、タカアシガニには面白い利用法があります。大きな甲羅をお面にします。甲羅のみぞを筆などでなぞって鬼の顔を描きます。西伊豆で、節分などの魔除けに使われると聞いたことがあります。今でも、この風習は残っているでしょうか?
もうじき節分ですね。地方色豊かな風習は、長く残って欲しいです。
図鑑↓↓↓↓↓には、タカアシガニが掲載されています。
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過去の記事で、タカアシガニに近縁なズワイガニを取り上げています。また、タカアシガニと同様の、大型の深海生物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
希少なサメ(鮫)、メガマウスの撮影に成功(2007/06/12)
世界最大のイカは、ダイオウイカではない?(2007/02/23)
カニでないカニがいる?(2006/10/17)
などです。
ウメも、咲きはじめました。 ウメ 画像
和名:ウメ
学名:Armeniaca mume Siebold
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図鑑↓↓↓↓↓には、ウメが掲載されています。
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先日、深海魚に関して、興味深いニュースがありました。これまで、違うグループに分類されていた魚が、同じグループだと判明したのです。
それは、クジラウオ目【もく】と呼ばれるグループの魚たちです。クジラウオ目は、カンムリキンメダイ目【もく】とも呼ばれます。このグループは、いま、分類が見直されている最中です。今回は、目【もく】の下の、科【か】という分類単位が、変わりました。
クジラウオ目には、いくつかの科が含まれます。中に、クジラウオ科、ソコクジラウオ科、リボンイワシ科という三つの科がありました。リボンイワシ科は、トクビレイワシ科とも呼ばれます。この三つの科が、一つの科にまとめられると、判明しました。
たとえて言えば、これは、「ネコとイヌが、同種の雄と雌でした」という感じです。ネコとイヌとは、同じ食肉目【しょくにくもく】に属します。けれども、科のレベルでは、ネコは食肉目のネコ科に、イヌは食肉目のイヌ科に属します。
深海魚は、研究が進んでいません。このような分類の見直しは、これからもありそうです。詳しい経緯は、以下のリンク先記事をお読み下さい。
深海魚の3科、実は1つだった=DNA解析で判明・国際チーム(時事ドットコム2009/0/26)
前記と似た別のニュースも、ありました。こちらは、魚類の新種のニュースです。
南米のベネズエラで、ナマズの新種が、発見されました。ラテン語の学名を、Lithogenes wahariと付けられています。日本語名は、ありません。
ナマズというのは、ナマズ目【もく】に属する魚の総称です。ナマズ目の中には、たくさんの科が含まれます。今回の新種は、ナマズ目のうちの、二つの科の特徴を持ちます。アストロブレプス科と、ロリカリア科です。
この二つの科も、一つの科になるのでしょうか? そうなるかも知れませんし、ならないかも知れません。今回の新種のため、新しい科ができる可能性もあります。
もともと、アストロブレプス科と、ロリカリア科とは、近縁だといわれてきました。今回の新種は、その証拠といえます。この二つの科の、共通の祖先の姿を残しているのではないか、と推測されています。詳しくは、以下のリンク先記事をお読み下さい。
岩に登る奇妙なナマズ、新種に認定(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/01/22)
図鑑↓↓↓↓↓には、日本のナマズ四種を含む魚類が、五十種以上掲載されています。
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過去の記事でも、深海魚や、ナマズの仲間を取り上げています。今回のニュースにあるように、雄と雌とが極端に違う深海魚のチョウチンアンコウも、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
超深海でも活発なのは、シンカイクサウオ?(2008/11/11)
鮟鱇(アンコウ)鍋にはならないチョウチンアンコウ(2006/02/03)
しゃべるナマズがいる?(2006/08/11)
カンザクラが、咲きはじめました。 カンザクラ 画像
和名:カンザクラ
学名:Cerasus X kanzakura Makino 'Kanzakura'
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図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラが掲載されています。
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野鳥の寿命は、どれくらいでしょうか? これを知るのは、難しいです。野生の生き物は、追跡するのが、困難だからです。
けれども、近年、ヒントになる事例が、いくつかありました。野生のセグロカモメとオオワシとで、同一個体が長く観察されています。以下に紹介しますね。
セグロカモメのほうは、和歌山県のみなべ町での例です。一羽のセグロカモメが、十六年にわたり、渡ってきているのが観察されています。
なぜ、同一個体とわかるのでしょう? それは、このカモメに、変わった特徴があるからです。頭頂部の羽毛が、とさかのように逆立っています。通称「とさかカモメ」と呼ばれています。この特徴のおかげで、個体識別できるのですね。
推定では、このカモメの年齢は、十九歳以上だそうです。この年齢をヒトに換算すると、どのくらいになるのかはわかりません。写真を見る限りでは、年寄りらしくなく、元気そうです。カモメがこんなに長生きとは、私も思いませんでした。
オオワシのほうは、長野県の諏訪湖【すわこ】で、観察されています。二〇〇九年で、十年連続、同一個体が飛来しています。
こちらのワシは、なぜ、同じ個体とわかるのでしょうか? 体の模様で、判別できるそうです。オオワシには、尾や翼に、白い模様があります。それが、一羽一羽、違います。
このオオワシには、「グル」という名が付いています。野鳥なのに、なぜかといえば、一時期、人間に保護されたことがあるからです。
一九九九年の一月、諏訪湖で、衰弱したオオワシが保護されました。日本野鳥の会の人が、四十九日間、世話をしたといいます。その時に、名が付けられたようです。こちらの現在の年齢は、十四歳で、雌だそうです。
オオワシの多くは、北海道に飛来します。本州に来るもの自体、少ないです。生息地の南限に近いところで、こんな長期間、観察できているのは素晴らしいですね。
どちらの鳥も、長く生きて、長く観察されて欲しいものです。
「とさか」のあるセグロカモメのニュースは、以下にあります。
今年も来ました 「とさかカモメ」(紀伊民報 2008/12/24)
諏訪湖のオオワシ「グル」のニュースは、以下にあります。
オオワシ:保護して放鳥の「グル」、10年連続で諏訪湖飛来 /長野(毎日新聞 2009/01/05)
図鑑↓↓↓↓↓には、セグロカモメもオオワシも掲載されています。
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過去の記事でも、セグロカモメやオオワシを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
オオワシとオジロワシには、流氷が似合う(2008/02/08)
カモメは冬にしかいない?(2006/10/23)
南米エクアドル領のガラパゴス諸島より、貴重な生き物のニュースがありました。
一つは、ガラパゴスゾウガメに関するものです。「孤独なジョージ」と呼ばれるガラパゴスゾウガメを覚えていますか? 以前、このブログで報告しましたね【「ひとりぼっちのジョージ」が、独りから脱出?(2008/7/025)】。これの続報です。
二〇〇八年、ジョージと「お見合い」した雌が、卵を産みました。けれども、卵は、すべて無精卵だったようです。一つも孵化【ふか】しませんでした。
今回は、残念な結果でした。来年以降に希望をつなぎましょう。
もう一つは、新種のニュースです。ガラパゴスのイグアナのうち、陸に棲むもので、新種が確認されました。
ガラパゴスには、海と陸とにそれぞれ別種のイグアナがいます。海に棲むのは、ウミイグアナという一種だけです。陸には、ガラパゴスリクイグアナとサンタフェリクイグアナ(バリントンリクイグアナ)の二種が棲みます。
それが、第三の「陸のイグアナ」が確認されたのですね。じつは、この種のことは、一九八六年から、存在が知られていました。ただ、新種かどうか、疑問が持たれていました。このたび、イタリアの大学の研究で、新種と確認されました。
この新種はラテン語の学名を、Conolophus rosadaと付けられました。日本語名は、まだありません。英語ではその体色から、Pink Iguanaと呼ばれています。
このピンクのイグアナは、とても数が少ないです。生息する場所も、限られます。ガラパゴス諸島の中でも、イサベラ島という島のウォルフ火山にしかいないそうです。
ガラパゴスでは、どの種のイグアナも、保護されています。とはいえ、今回の新種やサンタフェリクイグアナは、絶滅が心配されています。特に数が少ないためです。
今回の新種は、ガラパゴスのイグアナの研究に、重要な成果をもたらすかも知れません。ガラパゴスのイグアナが、いつ、現在のような種に分化したのか、大きな手がかりを秘めているからです。そんな貴重な彼らは、将来安泰であって欲しいですね。
ガラパゴスゾウガメの「ひとりぼっちのジョージ」のニュースは、以下にあります。
「孤独なジョージ」卵、8個ふ化せず ガラパゴスの雄ゾウガメ(産経ニュース 2008/12/04)
絶滅危機種の卵ふ化せず ガラパゴスのゾウガメ(産経ニュース 2009/01/23)
ガラパゴスの陸生イグアナの新種のニュースは、以下にあります。
新種のピンクイグアナ発見(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/01/05)
ガラパゴス諸島でピンクの新種イグアナ発見される(AFPBBニュース 2009/01/06)
バイという種名の巻貝がいます。食用になるので有名ですね。寒い時期が旬【しゅん】です。現在は、日本海で主に漁獲されます。
「越中【えっちゅう】バイ」などという名を、聞いたことがありませんか? 越中とは、昔の富山県の呼び名ですね。日本海側で捕れるバイをこう呼ぶことがあります。
ところが、正式な種名バイ以外にエッチュウバイという種名の貝がいます。しかも、エッチュウバイも食用になります。ややこしいですね。
巻貝には、他にも「○○バイ」という種名のものがいます。オオエッチュウバイ、エゾバイ、ツバイなどです。これらの「○○バイ」には、食用になるものが多いです。
「バイ」とは、もともと巻貝全般を指す言葉でした。それらのうち、たくさん捕れて、味が良い種が、正式な種名「バイ」にされたようです。
正式な種名バイは、砂底の海に棲みます。彼らは、海の掃除屋さんです。海中で、魚の死骸などを食べます。彼らのおかげで、海底が、きれいになるのですね。
この性質を利用して、人間は、バイを捕ります。魚肉を入れた籠【かご】を、海に沈めると、バイが寄ってきます。「バイ籠」と呼ばれる漁法です。
昔は、日本の沿岸の海に、バイがたくさんいました。巻貝の代表として、「バイ」と名づけられたほどです。けれども、現在は、とても減ってしまいました。そのため、本物のバイとは違う種が、バイと呼ばれて、売られることが多いです。
バイが減ったのは、捕り過ぎたから、だけではありません。海洋汚染が、深刻な影響を及ぼしました。有機スズという化合物が、海を汚しています。有機スズが、巻貝の体に入ると、正常な繁殖ができなくなります。
有機スズは、かつて、船の塗料に使われました。今では、船の塗料に有機スズを使うことは、禁止されています。有機スズが、海の生き物に悪いことがわかったからです。おかげで、バイなどの生き物が、復活しつつある海域もあるようです。
こんなふうに、他の生き物への思いやりが進むといいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、正式な種名バイが掲載されています。
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過去の記事でも、巻貝の仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
マガキと付いてもカキじゃない、マガキガイ(2008/10/20)
ヒトデ退治は法螺じゃない、ホラガイ(2008/07/25)
カワニナ(川蜷)は一種じゃない?(2008/6/2)
アワビという種名の貝はいない?(2008/1/14)
などです。
オオバン 画像
和名:オオバン
学名:Fulica atra
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沖縄県 島尻 【2009.01.09】
図鑑↓↓↓↓↓には、オオバンが掲載されています。
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ジュウガツザクラ 画像
和名:ジュウガツザクラ
学名: Cerasus X subhirtella Autumnalis 'Makino'
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東京 新宿区 【2009.01.07】
図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラが掲載されています。
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東京都に、「ゆりかもめ」という乗り物がありますね。これは東京都の鳥が、ユリカモメであることから名づけられました。
なぜ、東京都の鳥がユリカモメなのでしょうか? 昔、ユリカモメが都鳥【みやこどり】と呼ばれたからです。都のシンボルとしてふさわしいとされたのですね。
ところが、現在、ユリカモメとは別種で、ミヤコドリという鳥がいます。正式な種名が、ミヤコドリというのです。ユリカモメのほうは「ユリカモメ」が正式な種名です。こうなった理由はわかっていません。
正式種名ミヤコドリとユリカモメとは、似ていません。共通点といえば、水鳥であることくらいです。ミヤコドリは、背中が真っ黒で赤くて長い嘴【くちばし】が目立ちます。ユリカモメは、全体的に白っぽく、嘴が短いです。
この二種は、分類上も遠縁です。ミヤコドリは、ミヤコドリ科、または、チドリ科に属するとされます。ユリカモメは、カモメ科に属します。
こんなに違うのに、同じ名で呼ばれるとは不思議ですね。ユリカモメが都鳥でなくなったのは、都では見られない鳥だったからかも知れません。
日本では、長らく京都が都でした。京都にユリカモメが来るようになったのは、二十世紀に入ってからです。対して、ミヤコドリは、西日本にもよく飛来します。実際に都で見られるほうを都鳥としたのではないでしょうか。
ユリカモメが都鳥だったのは、室町時代より前のようです。それがわかるのは、室町時代に作られた能【のう】が残っているからです。『隅田川』という能です。
この能の中で、登場人物の一人が、ある鳥を「かもめ」と呼びます。別の人物が、「いや、あれは昔の物語にある都鳥だ」と言います。これからすると、室町時代にはすでに、「昔の都鳥は、今のカモメの一種だ」と、知られていたのでしょう。
「都鳥」が登場する物語や和歌は、他にもあります。「この作品の都鳥は、ユリカモメかな? ミヤコドリかな?」と想像しながら読むのも楽しいですよ。
図鑑↓↓↓↓↓には、ユリカモメも、正式な種名ミヤコドリも掲載されています。
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過去の記事でも、昔の物語や、和歌に登場する鳥を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
西行【さいぎょう】の歌ったシギは、どの種?(2008/10/10)
梅にウグイス? いえメジロです(2007/03/12)
田植えを促【うなが】す? ホトトギス(2006/05/03)
雁(ガン)の恩返し(2006/01/16)
などです。
タスマニア島の南部沖から、いくつもの新種が発見されたニュースがありました。
正確には、いくつの新種が発見されたのかはわかりません。私の知る限り、三つの新種の画像が公開されています。どれも、深海に棲むものです。
一つは、ホヤの一種です。脊索動物門【せきさくどうぶつもん】尾索動物亜門【びさくどうぶつあもん】ホヤ綱【こう】に属します。植物に似ますが動物です。
ホヤの成体は、海底の一箇所にくっついています。移動しません。普通のホヤは、海水中の小さな有機物を濾【こ】して食べます。おとなしい生き物です。
ところが、今回の新種は肉食性です。魚などを、捕らえて食べるようです。体の前部が、漏斗【ろうと】状の罠【わな】になっていて、そこで、獲物を捕らえる仕組みです。このホヤは、なぜこんなふうになったのでしょう?
そのヒントは、別種のホヤにあります。オオグチボヤという種です。日本の富山湾に棲みます。オオグチボヤも肉食性です。深海に棲むのも同じです。
肉食性になったのは、深海に棲むことと関係するようです。食べ物の少ない深海で、生きる工夫でしょう。ただし、今回の新種のほうがずっと深くに棲みます。なんと、4000mを越える深海です。オオグチボヤが棲むのは、700mほどの深さです。
他に、海綿動物【かいめんどうぶつ】らしきものと、サンゴの一種の画像が公開されています。サンゴのほうは、熱帯のサンゴ礁に多いイシサンゴとは違います。画像を見る限りでは、八放【はっぽう】サンゴの一種のようです。八放サンゴについては、過去の記事 「白保のサンゴは普通と違う? アオサンゴ」(2008/11/17)を参照して下さい。
カイメン(海綿)らしきものは、本当にカイメンなのかどうかまだわかりません。情報が少ないからです。今のところ「おそらく、カイメンの新種」とされています。
カイメンの仲間は、潮が引くと海上に出るようなところから、深海の海底まで広く分布します。形もたいへん多様です。画像だけでは、正体の判別は難しいです。
今年も、続々と新種が発見されるのでしょうね。楽しみです。
タスマニア沖深海の新種のニュースは、以下にあります。
豪、深海で新種発見――罠をかけるホヤ(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/01/18)
豪、深海で新種発見――巨大海綿(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/01/18)
豪、深海で新種発見――ヘビ頭のサンゴ(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/01/18)
図鑑↓↓↓↓↓には、ホヤの仲間やカイメンの仲間、サンゴの仲間が掲載されています。
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シジュウカラ 画像
和名:シジュウカラ
学名:Parus major
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東京 新宿区 【2009.01.07】
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ヤマガラ 画像
和名:ヤマガラ
学名:Parus varius
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寒い季節は、海の幸【さち】が美味しいですね。鮟鱇【あんこう】、寒鰤【かんぶり】などが、有名です。中に、寒ボラというものがあることを、御存知ですか?
寒ボラとは、寒い季節に捕れるボラのことです。ボラは、日本沿岸の海にいる魚ですね。昔から、食用に漁獲されています。趣味の釣りの対象にもされます。
ボラが、一番美味しいのが、冬です。この時期のボラは、最も脂がのるからです。
けれども、現在、食用としては、ボラは人気がありません。「臭【くさ】い」と言われることが、多いですね。こうなったのは、人間のせいです。
ボラは、沿岸の海に棲みます。沿岸の海は、人間によって、汚染されやすいです。汚染された海のボラは、身が臭くなります。幸か不幸か、ボラは、汚染に強いのですね。
きれいな海の寒ボラは、本当に美味しい、と聞きます。美味をなくしたのは、人間自身です。こんなふうにしておいて、グルメブームなんて、おかしいですね。
近年は、一時期ほど、海の汚染が、ひどくなくなりました。ボラがいなかった海に戻ってきたり、臭くないボラが捕れたりということが、増えたようです。
「ボラの群れが、川を上った」というニュースが、流れることがありますね。ボラは、本来、海に棲む魚です。しかし、時おり、群れで川へ上ります。淡水域へ入るのは、若いボラのようです。なぜ、このように川を上るのかは、わかっていません。
海がきれいだった時代、ボラは、もっと人間に親しい魚でした。沿岸で、大量に捕れるからです。ありがたい食べ物だったのでしょう。美味しいので、高級魚とされた地域もありました。「出世魚」なのは、その名残でしょう。
出世魚とは、成長につれて、呼び名が変わる魚ですね。成長段階が同じでも、地方により、呼び名が違います。例えば、関東では、イナ→ボラ→トド、などと呼んだようです。
私は、海水浴の最中、ボラに会ったことがあります。大きな眼が、印象的でした。すぐ近くまで来たのに、驚きました。ボラは、あまりヒトを恐れないようです。
ボラとヒトが、一緒に泳げる海を、後世に残したいですね。
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過去の記事でも、冬に美味しい魚を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ハコベという植物は、ない?(2009/01/05)
ギンブナ(銀鮒)の種名は、大混乱中(2008/10/27)
カサゴ(笠子)は、似たもの同士の一族(2007/11/26)
ハマチはブリの子か?(2007/01/19)
秋に美味しい鰍【かじか】(2006/11/13)
などです。
ハクセキレイ 画像
和名:ハクセキレイ
学名:Motacilla alba
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春の七草の一つに、「ほとけのざ」がありますね。漢字で書けば、「仏の座」です。これの正体については、古来、いろいろと議論されてきました。
現在、正式な種名を、ホトケノザという植物があります。けれども、この種は、「昔の『ほとけのざ』とは違う」と考えられています。一般的には、「春の七草の『ほとけのざ』は、現在のコオニタビラコという種だ」とされています。
現在のホトケノザと、コオニタビラコとは、似ていません。分類上も、遠縁です。ホトケノザは、シソ科に属します。コオニタビラコは、キク科に属します。
では、なぜ、この二種が、同じ名で呼ばれるのでしょうか?
現在のホトケノザに、その名が付いたのは、葉の付く様子によります。茎の周りを、くるりと囲むように、葉が付きます。この様子を、「仏の座」にたとえたのですね。
コオニタビラコのほうは、普段は、「仏の座」に見えるところはありません。しかし、そのように見える時期があります。ちょうど今ごろの、寒い時期です。
雪国でなければ、冬、コオニタビラコの「仏の座」を見られるかも知れません。刈り入れ後の田や、道端を、注目してみましょう。地面にぴったりとくっついて、葉を広げた草がありませんか? ぐるりと円状に葉があるので、「仏の座」のように見えます。
じつは、このような「仏の座」状になる植物には、たくさんの種があります。コオニタビラコに近縁なヤブタビラコ、春の七草の一種であるナズナなども、「仏の座」になります。他には、オオバコや、タンポポの仲間も、「仏の座」を作ります。
専門的には、このように地面にくっついて、円状になった植物の状態を、「ロゼット」と呼びます。ロゼットになるのは、日光を、少しでも多く受けるためです。
コオニタビラコや、ヤブタビラコの「タビラコ」とは、このロゼットの様子から、名づけられたと考えられます。「田で平たくなる草」の意味でしょう。
他に、ムラサキ科のキュウリグサなども、タビラコと呼ばれます。同じく、ロゼットになるからです。昔の人にとっては、親しみの持てる名だったのでしょうね。
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過去の記事でも、春の七草を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ハコベという植物は、ない?(2009/01/05)
ハハコグサは、母子草ではない?(2008/02/15)
七草ナズナは、ぺんぺん草(2008/01/07)
謎の「カブラ・ライン」とは?(2007/10/29)
日本のダイコン(大根)は世界一(2007/01/15)
などです。
ロウバイより花が大きくて、花弁の外側も内側も黄色です。画像は、咲き始め、今頃はきれいに咲いているでしょう。蕾が真ん丸で可愛いですね。ソシンロウバイ 画像
和名:ソシンロウバイ
学名:Chimonanthus praecox (L.) Link
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もうすぐ、カンザクラが咲きそうです。 カンザクラ 画像
和名:カンザクラ
学名:Cerasus X kanzakuraMakino 'Kanzakura'
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上品な香りでした。 ロウバイ 画像
和名:ロウバイ
学名:Chimonanthus praecox (L.) Link
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キツツキという鳥がいますね。名のとおり、木をつつくので有名です。
山へハイキングに行った時などに、「トララララ」という感じの音を聞くことがあります。乾いた、すばやい調子です。あれが、キツツキが木をつつく音です。
キツツキは、山の中にしかいないわけではありません。住宅地でも、キツツキが見られることがあります。コゲラという種のキツツキです。
コゲラは、日本のキツツキの中で、一番小さい種です。全体的に、茶色っぽいです。地味なのと体が小さいせいで目立ちません。近くにいても気づきにくいです。
キツツキの仲間は、みな生活を木に依存します。食べ物を取る場所も、巣を作る場所も木です。木がないところには、キツツキは棲めません。ですから、キツツキの仲間は、普通山にいます。木が多いからですね。
ところが、近年、コゲラが住宅地に進出するようになりました。理由は、わかっていません。思ったより、住宅地に木が多いことを発見したのかも知れませんね。都市部でも公園や学校、民家の庭などにけっこう木があるものです。
もちろん、山に棲むコゲラもいます。そのようなコゲラは、冬に群れを作ることがあります。コゲラだけで群れるのではありません。他種の鳥と混ざって群れます。シジュウカラ、ヤマガラなどの「カラ類」と呼ばれる鳥たちと一緒になります。
これは、「カラ類の混群【こんぐん】」と呼ばれる現象です。コゲラは、その一員なのですね。なぜ、こんな群れができるのかもわかっていません。
コゲラは、「最も手軽に見られるキツツキ」として、初心者バードウォッチャーにお勧めです。木をつついて音を出している場面を初めて見ると感動しますよ。ただし、コゲラは、体が小さい分、音も小さいです。耳を澄ませて聴きましょう。
運が良ければ、コゲラは、家の庭でも見られます。住宅地で見分けられるようになったら、山でのバードウォッチングにも挑戦して下さい。彼らをおびやかさなければ、きっと、豊かな自然の中で暮らす姿を見せてくれるでしょう。
図鑑↓↓↓↓↓には、コゲラが掲載されています。また、アカゲラ、アオゲラなど、他のキツツキも載っています。
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過去の記事で、コゲラと一緒に混群【こんぐん】を作る鳥を、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
梅にウグイス? いえメジロです(2007/03/12)
ネクタイをした鳥? シジュウカラ(四十雀)(2007/02/26)
などです。
まだ、蕾です。 ミツマタ 画像
和名:ミツマタ
学名:Edgeworthia chrysantha Lindl.
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。
東京 新宿区 【2009.01.07】
図鑑↓↓↓↓↓には、ミツマタが掲載されています。
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ぜひご利用下さい。
アカハラ 画像
和名:アカハラ
学名:Turdus chrysolaus
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。
東京 新宿区 【2009.01.07】
図鑑↓↓↓↓↓には、アカハラが掲載されています。
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寒いと、外に出るのが嫌になりますね。今回は、室内で楽しめる「自然観察」を紹介しましょう。鳥類の版画の展示です。
「自然の賜物・鳥の王国」という展示がされています。場所は、東京都の町田市にある国際版画美術館です。オーデュボンという米国人が描いた版画が展示されています。これは、『アメリカの鳥類』という版画の本から複製されたものです。
『アメリカの鳥類』は、史上まれに見る豪華な本です。銅版で印刷した絵に、一点一点、手で彩色した(!)そうです。こんな手間のかかる本は、現代では出せないでしょう。
今回、展示されているのはその複製です。とはいえ、その豪華さは、原本と変わりません。しかも、ほとんどの鳥が、実物大で描かれています。ハクチョウのような大型の鳥でもそうです。精密な絵が、大迫力で見られます。
どの絵も、素晴らしいです。中で、私のお勧めをいくつか挙げてみますね。
第一は、カロライナインコです。インコの一種です。この種は、北米大陸に野生で分布する、唯一のインコでした。けれども、二十世紀の初めに絶滅しました。
もはや、カロライナインコの生きた姿も生態写真も見ることができません。オーデュボンの絵は、往時のカロライナインコの姿を生き生きと伝えています。
第二は、カリフォルニアコンドルです。大型の、コンドルの一種です。翼を広げれば、2mを越えます。そんな鳥が実物大で見られます。圧倒されますよ。
カリフォルニアコンドルも、絶滅寸前の種です。野生では、六十羽くらいしかいません。生きた姿を見るのは極めて難しいです。この機会に、細密な絵を御覧下さい。
第三は、ツバメトビです。トビ、いわゆるトンビの一種です。ツバメのような尾を持ちます。スマートで格好いいです。この種も、北米では、絶滅の危機にあります。南米にも分布しますが、だからといって北米のものを滅ぼしてはいけませんね。
嬉しいことにこの展示は、無料で観られます。会場の美術館は、緑豊かな公園にあります。お散歩にも良いです。手軽なお出かけに、いかがでしょうか。
図鑑↓↓↓↓↓には、二百種以上の日本の鳥が掲載されています。
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会場の国際版画美術館のページは、以下にあります。
国際版画美術館(町田市のサイト内)
国際版画美術館 常設展 自然の賜物・鳥の王国-オーデュボン「アメリカの鳥類」(町田市のサイト内)
以前、ここのブログで、「和牛」を取り上げましたね。(和牛は「日本のウシ」ではない?) 日本には、本当の意味での野生ウシはいない、と、そこで書きました。
けれども、日本には、「ウシ科」の野生動物がいます。ニホンカモシカです。
「えっ! カモシカは、シカじゃないの?」と思う方が、多いでしょう。ニホンカモシカは、ニホンジカより、ウシのほうに近縁です。ニホンジカは、鯨偶蹄目【くじらぐうていもく】のシカ科に属します。ニホンカモシカは、鯨偶蹄目のウシ科です。
鯨偶蹄目とは、聞き慣れない名ですね。近年まで、シカ科やウシ科の動物は、偶蹄目【ぐうていもく】とされてきました。偶蹄目には、シカ、ウシ、キリンなどが含まれました。おおむね、「草食で、角や蹄【ひずめ】があるもの」ですね。わかりやすい分類です。
ところが、なんと、クジラの仲間が、偶蹄目と近縁だとわかりました。それまで、クジラは、鯨目【くじらもく】という独自の目【もく】に分類されていました。それを、偶蹄目と一緒にして、鯨偶蹄目にしました。外見からは、とても信じられませんね。
広い意味では、ニホンカモシカも、ニホンジカも、水族館でジャンプしているイルカも、仲間といえます。同じ鯨偶蹄目ですからね。
でも、目【もく】というのは、大きな分類単位です。目【もく】の下の科のレベルでは、シカとクジラは、縁が遠いです。同じように、シカとカモシカも、ちょっと遠縁です。
ニホンカモシカと、ニホンジカと、わかりやすい区別点を、挙げてみましょう。
ニホンカモシカは、雄【おす】にも雌【めす】にも、角があります。角は、枝分かれしていません。対して、ニホンジカは、雄にしか、角がありません。その角は、ごく若い雄を除いて、枝分かれがあります。
ニホンカモシカと、ニホンジカは、昔から、日本で共存してきました。カモシカのほうが、シカより、険しい山に棲むといわれます。そうやって、棲み分けてきたのでしょう。
けれども、最近、「ニホンカモシカが、人里に出た」報道を、聞くようになりました。山が、暮らしにくくなったのかも知れません。これは、何かの警告と見るべきでしょう。
図鑑↓↓↓↓↓には、ニホンカモシカが掲載されています。
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過去の記事でも、カモシカや、シカを取り上げています。よろしければ、以下の記事を御覧下さい。
シカ(鹿)やカモシカ(氈鹿)の子を見つけたら?(2008/05/23)
見た目がシカに見えるのに...(2006/05/25)
シカの角は何本枝か?(2005/09/26)
などです。
美しく紅葉したモミジ。落葉してませんでした。 イロハモミジ 画像
和名:イロハモミジ
学名:Acer palmatum Thunb. ex Murray
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東京 新宿区 【2008.12.20】
図鑑↓↓↓↓↓には、イロハモミジが掲載されています。
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サザンカ(栽培品種)画像
和名:サザンカ
学名:Camellia sasanqua Thunb. ex Murray
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東京 新宿区 【2008.12.20】
図鑑↓↓↓↓↓には、サザンカが掲載されています。
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七草粥【ななくさがゆ】は、日本のお正月の行事ですね。春の七草を入れたお粥です。
春の七草の中に、「はこべら」がありますね。これは、現在のハコベのことだといわれます。ところが、正式な日本語の種名を、「ハコベ」という植物は、ありません。
ハコベとは、数種の植物を、まとめて呼ぶ名なのですね。普通、ハコベと呼ばれるのは、正式な種名をコハコベというものと、ミドリハコベというものです。どちらも、ナデシコ科ハコベ属に属する種です。
コハコベと、ミドリハコベは、外見が似ています。名のとおり、コハコベのほうが、少し小さいです。食用になるのは、どちらも同じです。スーパーなどで売られる「七草セット」の「ハコベ」には、たいがい、両方が混じっています。
コハコベと、ミドリハコベは、ほぼ、全世界に分布します。ヒトの移動にともなって、分布を広げたようです。両種は丈夫で、どこでも育ち、食用になるからでしょう。古代の人にとっては、重宝な食物だったと思われます。
コハコベや、ミドリハコベは、家畜の餌としても、役立ちます。小学校で飼うウサギやニワトリに、「ハコベ」をやった経験のある人も、いるでしょう。
英語で、ハコベ属の種を、chickweedといいます。直訳すれば、「ヒヨコの草」という意味です。外国でも、ニワトリの餌として、使われるのでしょう。
ハコベ属には、コハコベや、ミドリハコベ以外の種も、属します。日本でよく見られるのは、ウシハコベと、ノミノフスマという種です。
ウシハコベは、全体的に大きいことから、「牛」の名が付きました。ちょっと大げさな名ですね(笑)この種は、ハコベ属ではなく、ウシハコベ属に分類されることもあります。
ノミノフスマは、漢字で書くと、「蚤の衾」です。小さな葉が、昆虫のノミ(蚤)の「ふすま」(昔の布団)に見えたようです。しゃれた名前ですね。
春、ハコベ属の種は、花を咲かせます。どの種も、小さく、目立ちませんが、愛らしい花です。道端を彩ってくれます。そんな春が待ち遠しいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、コハコベ、ミドリハコベ、ウシハコベ、ノミノフスマが掲載されています。
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過去の記事でも、春の七草を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ハハコグサは、母子草ではない?(2008/02/15)
七草ナズナは、ぺんぺん草(2008/01/07)
謎の「カブラ・ライン」とは?(2007/10/29)
日本のダイコン(大根)は世界一(2007/01/15)
などです。
アオサギ 飛翔。アオサギ 画像
和名:アオサギ
学名:Ardea cinerea
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沖縄 沖縄市 【2008.12.06】
図鑑↓↓↓↓↓には、アオサギが掲載されています。
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キタ━(゚∀゚)━!!カワセミ 美しいカワセミ、メスのようです。カワセミ 画像
和名:カワセミ
学名:Alcedo atthis
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沖縄 沖縄市 【2008.12.06】
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二〇〇九年の丑年【うしどし】にちなんで、もう一種、「ウシ」が付く生き物を紹介しましょう。ウシカメムシです。昆虫のカメムシの一種です。
ウシカメムシの姿を見れば、種名の由来は、誰でもわかります。胸の部分が、ウシの角のように、尖っています。幼虫でも、成虫でも、そこの形は同じです。
これは、専門的には、小楯板【しょうじゅんばん】と呼ばれる部分です。胸の背中側にあって、少し硬い部分です。
カメムシの仲間(カメムシ目【もく】)には、小楯板が発達した種が多いです。ウシカメムシ以外にも、小楯板が、奇妙な形をしている種がいます。
例えば、ツノカメムシ科の種は、小楯板に小さな突起があります。セアカツノカメムシなどです。ウシカメムシほど大きくありませんが、角に見えなくもありません。
マルカメムシ科の種では、小楯板が、背中全体を、丸く覆っています。まるで、小さなヘルメットが歩いているようです。ヘリカメムシ科のオオヘリカメムシでは、小楯板が反り返っています。いかり肩の昆虫ですね。
カメムシ目には、「○○カメムシ」という種名が付かないものもいます。ヨコバイ科、ウンカ科、ハゴロモ科などに属する種です。これらの種の中にも、奇妙な小楯板を持つものがいます。ヨコバイ科のミミズクなどが、そうです。
なぜ、カメムシ目には、奇妙な小楯板の種が多いのでしょうか? この理由は、わかっていません。理由の一つは、「体の輪郭をぼかすためでは?」と考えられています。
カメムシ目は、多くが、植物食です。植物に止まって、その汁を吸います。止まっている時、敵に見つかっては、困りますね。見つかりにくい外見のほうが、いいはずです。異様な輪郭なら、昆虫に見えないので、見つかりにくいというわけです。
これは、一つの仮説です。実際に、野外でウシカメムシなどを見ると、目立つことが、少なくありません。「なぜ、これで生きていけるのかしら?」と、不思議になります。自然の造形は、たくさんの謎を秘めていますね。
図鑑↓↓↓↓↓には、ウシカメムシが掲載されています。他にも、セアカツノカメムシ、オオヘリカメムシなど、30種以上のカメムシが載っています。
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過去の記事でも、カメムシの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
灯台もと暗し。自然史博物館の庭に、新種?の昆虫(2008/07/18)
イネクロカメムシは福田【ふくだ】の虫?(2007/10/08)
昆虫にも「ミミズク」がいる?(2007/070/9)
腸内細菌が進化の決め手? マルカメムシ(2007/06/21)
カメムシはなぜ臭【くさ】い?(2006/11/03)
などです。
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