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2009年1月 9日

版画の宝石、『アメリカの鳥類』展へ




 寒いと、外に出るのが嫌になりますね。今回は、室内で楽しめる「自然観察」を紹介しましょう。鳥類の版画の展示です。
 「自然の賜物・鳥の王国」という展示がされています。場所は、東京都の町田市にある国際版画美術館です。オーデュボンという米国人が描いた版画が展示されています。これは、『アメリカの鳥類』という版画の本から複製されたものです。
 『アメリカの鳥類』は、史上まれに見る豪華な本です。銅版で印刷した絵に、一点一点、手で彩色した(!)そうです。こんな手間のかかる本は、現代では出せないでしょう。
 今回、展示されているのはその複製です。とはいえ、その豪華さは、原本と変わりません。しかも、ほとんどの鳥が、実物大で描かれています。ハクチョウのような大型の鳥でもそうです。精密な絵が、大迫力で見られます。
 どの絵も、素晴らしいです。中で、私のお勧めをいくつか挙げてみますね。
 第一は、カロライナインコです。インコの一種です。この種は、北米大陸に野生で分布する、唯一のインコでした。けれども、二十世紀の初めに絶滅しました。
 もはや、カロライナインコの生きた姿も生態写真も見ることができません。オーデュボンの絵は、往時のカロライナインコの姿を生き生きと伝えています。
 第二は、カリフォルニアコンドルです。大型の、コンドルの一種です。翼を広げれば、2mを越えます。そんな鳥が実物大で見られます。圧倒されますよ。
 カリフォルニアコンドルも、絶滅寸前の種です。野生では、六十羽くらいしかいません。生きた姿を見るのは極めて難しいです。この機会に、細密な絵を御覧下さい。
 第三は、ツバメトビです。トビ、いわゆるトンビの一種です。ツバメのような尾を持ちます。スマートで格好いいです。この種も、北米では、絶滅の危機にあります。南米にも分布しますが、だからといって北米のものを滅ぼしてはいけませんね。
 嬉しいことにこの展示は、無料で観られます。会場の美術館は、緑豊かな公園にあります。お散歩にも良いです。手軽なお出かけに、いかがでしょうか。
  


図鑑↓↓↓↓↓には、二百種以上の日本の鳥が掲載されています。
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ぜひご利用下さい。


 会場の国際版画美術館のページは、以下にあります。
 国際版画美術館(町田市のサイト内)
 国際版画美術館 常設展 自然の賜物・鳥の王国-オーデュボン「アメリカの鳥類」(町田市のサイト内) 
 

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