クサボケ
クサボケ 画像
和名:クサボケ
学名:Chaenomeles japonica
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東京 港区 【2009.02.26】
図鑑↓↓↓↓↓には、クサボケは残念ながら載っていませんがボケが載っています。
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クサボケ 画像
和名:クサボケ
学名:Chaenomeles japonica
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キブシという名の植物があります。日本の山に、普通に生える樹木です。早春に、黄色い花を咲かせます。ブドウの房のような花です。
キブシは、キフジと呼ばれることもあります。漢字で書けば「黄藤」です。黄色いフジに似た花だからですね。「この名がなまって、キブシになった」という説があります。
けれども、これとは違う説もあります。「キブシは、木の五倍子【ふし】の意味だ」という説です。「五倍子」と書いて「ふし」と読むのですね。
五倍子とは、ヌルデという木の葉から作られるものです。薬用や染料用に使われます。五倍子で染めた物は黒くなります。
キブシの種子は、この五倍子の代用になります。同じように物を黒く染めます。このことから「木五倍子【きぶし】」という名になったというのです。
ヌルデとキブシとは近縁ではありません。ヌルデは、ウルシ科に属します。キブシは、キブシ科です。遠縁なのに同じ用途になるとは面白いですね。
ヌルデの五倍子とキブシの種子は昔、お歯黒【はぐろ】に使われたそうです。「お歯黒」を御存知ですか? 主に、明治時代より前の日本にあった風習です。鉄漿【かね】という染料を用いて歯を黒く染めるというものです。
この鉄漿の原料に、ヌルデの五倍子やキブシの種子が使われました。昔は、このために多くのヌルデやキブシが栽培されたでしょう。
お歯黒の風習はすたれて久しいですね。他の染料としての用途も激減しました。人工染料が発達したためです。
現在、キブシが栽培されるのは果実を取るためではなく花を観賞するためです。ちなみにヌルデのほうは薬用に栽培されます。
野山では野生のキブシが健在です。早春の山を歩いたりドライブしたりすると、ずらりと下がった黄色い花が見られます。花が少ない季節なので目立ちますね。早春の山歩きでは、楽しみの一つです。
図鑑↓↓↓↓↓には、キブシが掲載されています。五倍子【ふし】の代用になる種子の画像もあります。
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過去の記事でも、早春に花が咲く植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ロウバイ(蝋梅)の花に来るのは、誰?(2009/02/02)
謎の植物、茱萸【しゅゆ】とは?(2008/09/01) ※早春に咲くサンシュユの解説があります。
ミツマタは、本当に「三つまた」になる?(2008/03/07)
ミツマタ(2008/03/06)【画像】
などです。
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新種発見のニュースです。今度は、ネズミの一種です。フィリピンのミンダナオ島で発見されました。ミンダナオ島の、ハミギタン山に分布します。
この種には、まだ、日本語名が付いていません。ラテン語の学名は、Batomys hamiguitanと付けられました。生息地のハミギタン山にちなんだ名ですね。この新種は、齧歯目【げっしもく】ネズミ科ネズミ亜科ルソンモリネズミ属に属します。
ルソンモリネズミ属は、すべて、フィリピンに分布する種ばかりです。例えば、ルソンモリネズミは、ルソン島でしか分布が確認されていません。今回の新種と同じミンダナオ島には、ミンダナオモリネズミが分布します。ミンダナオモリネズミは、レイテ島でも、分布が確認されています。
紛らわしいことに、ルソンネズミ属という分類のグループもあります。今回の新種が属するのは、ルソン"モリ"ネズミ属のほうです。
今回の新種は、ハミギタン山の小さな森でしか生息が確認されていません。ここが、世界で唯一の生息地という可能性があります。この森が失われたら、この新種は、地球から姿を消すことになるでしょう。
今回の新種に限らず、ルソンモリネズミ属は、全種の数が少ないです。森が伐り開かれたりすれば、すぐ絶滅しかねません。ルソンモリネズミも、ミンダナオモリネズミも、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(2006年版)に挙げられています。
じつは、今回の新種は、2006年に発見されていたそうです。けれども、本当に新種かどうか、確認するのに時間がかかりました。正式に、新種として学名が付いたのは、2008年になってからです。
ミンダナオ島の固有種の哺乳類は、今のところこのネズミ一種だけです。しかし、今後もそうだとは限りません。ミンダナオ島は、未調査の地域が多いからです。「調査が進めば、他にも新種の発見があるだろう」といわれます。
このような未調査の地域は、野生をそのままに残して欲しいですね。
ミンダナオ島の新種ネズミのニュースは、以下にあります。
ミンダナオ島のネズミ、新種と認定(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/02/19
図鑑↓↓↓↓↓には、ネズミの仲間である齧歯目【げっしもく】が、二十種ほど載っています。
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過去の記事でも、別のネズミの発見や、再発見を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ネットで、知りたいことを上手に知るには? 上級編(2008/07/28)
再発見!オキナワトゲネズミ(2008/03/07)
インドネシアのパプアで、新種の哺乳類を発見(2007/12/19)
新種発見!トゲネズミ(2006/7/10)
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カンヒザクラ 画像
和名:カンヒザクラ
学名:Cerasus campanulata (Maximowicz) A.Vassiliev
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沖縄 浦添 【2009.02.13】
図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラ
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北海道や東北では、魚屋でよく「ツブ」という貝を売っています。「ツブ貝」と呼ばれることもあります。巻貝ですね。正式な種名は、何というのでしょうか?
これは、難しい問題です。「ツブ」と呼ばれる貝には、たくさんの種が含まれるからです。
中でも多いのは、エゾバイ科に分類される種です。エゾバイ、エゾボラ、ヒメエゾボラなどです。似た種名が多くてややこしいですね。
ここでは、ヒメエゾボラを取り上げてみましょう。この種は、代表的な「ツブ」の一種です。東北地方以北の海に分布します。
ヒメエゾボラの殻は、典型的な巻貝の形です。けれども、よく見ると個体ごとに少しずつ形が違います。模様も、個体ごとにさまざまです。別種のように見えるものもいます。このため、同じヒメエゾボラでも違う名で呼ばれることがあります。
ヒメエゾボラは、美味しい貝です。でも、食べ過ぎないように御注意下さい。この貝を食べ過ぎると、酔ったような状態になることがあります。
これは、テトラミンという物質のしわざです。ヒメエゾボラの、唾液腺【だえきせん】という部分に含まれます。調理されて売っているものでは、唾液腺を除いてあるのが普通です。除いてあれば、たくさん食べても大丈夫です。
ヒメエゾボラには、ネムリツブという別名があります。これは、テトラミン中毒の症状から来ています。酔ってふらふらしたり、眠くなったりした状態に似るのですね。
ヒメエゾボラ以外にも、エゾバイ科の種は多くテトラミンを持ちます。ですから、ネムリツブという名は、他の種にも用いられます。
英語では、ヒメエゾボラの仲間(エゾバイ科エゾボラ属の種)を、ネプチューンneptuneと呼びます。これは、エゾボラ属のラテン語の学名Neptuneaに由来します。Neptuneaとは、ローマ神話の海の神、ネプトゥーヌスNeptunusにちなんだ名です。
ヒメエゾボラの仲間に、テトラミンがあるのは、ネプトゥーヌスの戒めかも知れません。「海の恵みを、むさぼり過ぎるな」というわけでしょうか。
図鑑↓↓↓↓↓には、ヒメエゾボラが掲載されています。
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過去の記事でも、巻貝の仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
「越中バイ」はバイじゃない?(2009/01/26)
マガキと付いてもカキじゃない、マガキガイ(2008/10/20)
ヒトデ退治は法螺【ほら】じゃない? ホラガイ(20080/7/25)
カワニナ(川蜷)は一種じゃない?(2008/06/02)などです。
トックリキワタが、実をつけていました。トックリキワタ 画像
和名:トックリキワタ
学名:Chorisia speciosaまたはCeiba speciosa
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沖縄 宜野湾 【2009.02.13】
図鑑↓↓↓↓↓には、コチドリが掲載されています。
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トックリキワタの花は以下にあります。
トックリキワタ(2008/11/23)
北極と南極とは、似ているようで違いますね。北極にはホッキョクグマがいますが、南極にはいません。南極にはペンギンがいますが、北極にはいません。
ところがこのほど「北極と南極では、多くの生き物が共通している」という調査結果が出ました。なんと、二百種以上が、北極と南極、両方に分布するそうです。
ただし、これらが本当に同種であるのかはまだわかりません。今回、見つかった生き物には、研究が進んでいないものが多いからです。ほとんどが、無脊椎動物です。小さくて、種が見分けにくいものばかりです。中には、似た別種が含まれるでしょう。
今回、両極で発見された種を、いくつか挙げてみますね。
例えば、カイアシの仲間が、見つかっています。カイアシとは、小さな甲殻類です。エビやカニの仲間ですね。専門的には、節足動物門【せっそくどうぶつもん】甲殻亜門【こうかくあもん】顎脚綱【がっきゃくこう】カイアシ亜綱【あこう】に属する生き物を、カイアシと総称します。このグループには、一万種以上もの種が含まれます。
カイアシ類は、北極でも南極でも重要な生き物です。彼らが、多くの生き物の餌になるからです。クジラや魚類やペンギンなどが、カイアシ類を食べます。
ハダカカメガイも、北極・南極の両方で見つかっています。「ハダカカメガイなんて知らない」という方が多いでしょうね。では、クリオネは? ハダカカメガイとは、クリオネの正式な種名です。貝殻を持たない巻貝の一種です。以前、このブログで取り上げましたね(ハダカカメガイ(クリオネ)は流氷の天使か?(2006/01/09))。
今回の調査は、「海洋生物のセンサスCensus of Marine Life」という国際プロジェクトの一環です。このプロジェクトは、二〇〇〇年から二〇一〇年までの、十年計画です。
このプロジェクトにより、これまでに、たくさんの新種が発見されました。今回のように、新種の発見でなくとも、興味深い発見も、たくさんありました。
今後も、このような発見が相次ぐでしょう。海について、人類が、いかに知らないか、痛感します。私たちは、もっと謙虚になるべきでしょうね。
「北極と南極と、両方で発見された生物」は、以下に載っています。
南北両極の海にすむ生物――浮遊性巻貝(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/02/15)
南北両極の海にすむ生物――カイアシ(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/02/15)
南北両極の海にすむ生物――クリオネ(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/02/15)
「海洋生物のセンサス」プロジェクトでは、他にも、以下のような新種の生き物が、発見されています。
深海生物の新種――ロブスター(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2008/11/10)
深海生物の新種――エビと寄生虫(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2008/11/10)
深海生物の新種――世界最大の尾腔亜綱(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2008/11/10)
深海生物の新種――コブシガニ(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2008/11/11)
図鑑↓↓↓↓↓には、ハダカカメガイ(クリオネ)など、無脊椎動物が、百種以上載っています。
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コウモリ(蝙蝠)には、たくさんの種がいます。日本にも多くの種が分布します。
日本のコウモリは、ほとんどが小型の種です。翼を縮めれば、ヒトの掌【てのひら】にすっぽり入ってしまうくらいです。けれども中には大型の種もいます。
それは、オオコウモリの仲間です。日本では、小笠原諸島と南西諸島に分布します。
名のとおり、オオコウモリは、大型のコウモリ類です。専門的には、翼手目【よくしゅもく】というグループの中の大翼手亜目【だいよくしゅあもく】に属します。
普通のコウモリは、翼手目の中の小翼手亜目【しょうよくしゅあもく】に属します。日本の内地にいるコウモリは、みなこちらのグル-プです。
オオコウモリと、普通のコウモリとは大きさ以外にも違いがあります。分布、食性、飛び方などです。差がわかりやすいのは、分布と食性ですね。
オオコウモリの仲間は、熱帯から亜熱帯に分布します。寒さに弱いのですね。普通のコウモリは、亜寒帯にまで分布します。
食性は、オオコウモリが植物食です。果実や花の蜜を食べます。普通のコウモリは、動物食が多いです(例外もあります)。日本に分布する種は、主に昆虫を食べます。
英語では、オオコウモリの仲間をflying foxと呼びます。「空飛ぶキツネ」という意味ですね。キツネとは遠縁なのに、なぜ、オオコウモリが「飛ぶキツネ」なのでしょう?
理由は、オオコウモリの顔が、キツネに似るからです。尖った顔なのですね。この顔は、オオコウモリの食性と関係しています。
果実は、丸いのでくわえにくいです。しかし、オオコウモリは手が使えません。翼になっているからですね。口だけでうまく果実をくわえるには?
口を長くすれば、くわえる部分が多くなりますね。しっかりとくわえられます。口を長くした結果、オオコウモリの顔は突き出して「キツネ顔」になりました。
日本には、二種の「キツネ顔」コウモリがいます。オガサワラオオコウモリとクビワオオコウモリです。いつまでも、そのユニークな顔が見られるようにしたいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、オガサワラオオコウモリとクビワオオコウモリが掲載されています。
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過去の記事でも、コウモリの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
引越しは嫌い? ヒナコウモリ(2008/09/19)
米国で、コウモリが、謎の大量死(2008/05/12)
コウモリと共存しよう、引越し大作戦(2008/04/28)
虚々実々の駆け引き、ガ(蛾)対コウモリ(2007/07/13)などです。
コチドリ 画像
和名:コチドリ
学名:Charadrius dubius
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沖縄 金武 【2009.02.13】
図鑑↓↓↓↓↓には、コチドリが掲載されています。
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寒い季節でも、暖かい地方では、生き物の活動が見られますね。今回は、南西諸島の生き物を紹介しましょう。カメ(亀)の一種、リュウキュウヤマガメです。
カメと言えば、「水中にいるもの」と思う方がいるでしょう。けれども、リュウキュウヤマガメは、陸生です。林の中で暮らします。時には、水に入ることもあります。が、陸にいるほうが、普通です。
カメの仲間には、このような陸生の種も、多いです。通称で、陸ガメと呼ばれます。
ややこしいことに、分類学的には、すべての陸ガメが、近縁なわけではありません。陸で暮らすカメと、水中に暮らすカメが、近縁だったりします。
リュウキュウヤマガメは、ニホンイシガメと、同じ科に属します。ニホンイシガメは、日本の内地にいるカメですね。よく、水中にいます。分布域も、暮らし方も、リュウキュウヤマガメとは違います。なのに、同じ科なのですね。
リュウキュウヤマガメや、ニホンイシガメが属する科は、イシガメ科といいます。イシガメ科は、バタグールガメ科とも呼ばれます。この科には、人間に身近な種が含まれます。ニホンイシガメや、クサガメなどです。その割に、研究が進んでいません。
例えば、リュウキュウヤマガメの分類は、一九九〇年代になって、見直されました。それまで、このカメは、スペングラーヤマガメの亜種だとされていました。
スペングラーヤマガメは、ベトナムなど、東南アジアに分布する種です。リュウキュウヤマガメは、この種の中の一グループだと思われました。それが、違う種だとわかったのですね。昔から知られた種でも、研究が進んでいないと、このようなことがあります。
リュウキュウヤマガメは、保護されています。けれども、前途が安泰とは、とても言えません。外来種にすみかを奪われたり、交通事故に遭ったりしています。今のところ、保護の対策は、目覚ましい成果を上げていません。
たぶん、生き物の保護対策には、特効薬は、ないのでしょう。すみかの整備や、食べ物の確保などを、地道に続けるのが、一番の対策だと思います。
図鑑↓↓↓↓↓には、リュウキュウヤマガメが掲載されています。
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過去の記事でも、カメの仲間を取り上げています。また、南西諸島に分布する他の爬虫類も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
「ひとりぼっちのジョージ」が、独りから脱出?(2008/07/25)
イグアナ? いえ、キノボリトカゲです(2008/02/11)
イシガメが絶滅寸前?(2007/11/19)
などです。
新種発見のニュースです。五種の魚類が、発見されました。どれも、タツノオトシゴの仲間です。トゲウオ目【もく】ヨウジウオ科タツノオトシゴ属に属します。
五種とも、たいへん小さい種です。成長しても、体の長さは2.5cm未満です。脊椎動物の中では、ほぼ、最小の生き物といえるでしょう。
このような極小のタツノオトシゴは、通称、ピグミーシーホースと呼ばれます。英語での通称、pygmy seahorseを、そのまま読んだものですね。
正式な学名は、ラテン語で付けられます。日本語名は、どの種も、まだ、付いていません。以下に、ラテン語の学名を、紹介しますね。
Hippocampus severnsiは、標準的な体長が、1.5cmしかありません。severnsiという名は、ダイバーのMike Severnsさんの名にちなんで、付けられました。Severnsさんが、この種の発見や調査に、貢献したからです。
Hippocampus pontohiは、標準的な体長が、1.7cmです。pontohi という名も、Hence Pontohさんというダイバーにちなんで、付けられました。
Hippocampus satomiaeは、標準的な体長が、1.4cmです。satomiaeという名は、日本人の大西サトミさんにちなんで、付けられました。大西さんも、ダイバーです。
Hippocampus waleananusは、前の三種と違って、地名から名づけられました。waleananusという名は、インドネシアの小さな島、ワレア島にちなんでいます。
Hippocampus debeliusは、やはり、ダイバーの名にちなんで、名づけられた種です。その名誉を受けたのは、Helmut Debeliusさんという方です。
これら五種のうち、最後のH. debeliusだけが、紅海に分布します。あとの四種は、インドネシアの海に分布します。
こんな小さな種が、次々に発見されるなんて、素敵ですね。一般のダイバーの協力により、発見や調査がされたのが、素晴らしいです。「普通の人でも、科学の発見に関われる」と証明したからです。こんなダイバーが、増えて欲しいですね。
新種のピグミーシーホース(極小のタツノオトシゴ)のニュースは、以下に載っています。
世界最小の脊椎動物、新種5種を発見(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/02/05)
新種のピグミーシーホースに日本人名(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/02/05)
紅海で発見、新種のピグミーシーホース(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/2/5)
H. severnsiと、H. pontohiおよびH. satomiaeの詳しい解説は、以下にあります。解説は英語です。
Three new pygmy seahorses described from Indonesia(practical fishkeepingのサイト内)
今回の発見に関わった日本人ダイバー大西サトミさんは、インドネシアのバリ島で、ダイビングショップを開いてらっしゃいます。興味がある方は、以下のサイトを御覧下さい。日本語で読めます。
SARI Dive & cottage
図鑑↓↓↓↓↓には、タツノオトシゴと同じトゲウオ目【もく】の魚、アオヤガラヘラヤガラが掲載されています。
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日本の冬といえば、「こたつに蜜柑【みかん】」ですね。ミカンの仲間は、冬の果物として定着しています。冬、ミカンの産地へ行くと果実が鈴なりですね。
ミカンの産地で、庭先の果実をいただこうとしたら「それは食べられないよ」と言われたことがあります。「ミカンではなくて、カラタチだ」というのです。
カラタチ(枳)は、食用のミカンと同じミカン科の植物です。ミカンによく似た果実がなります。けれども、果実は食べられません。酸味と苦味が強すぎるからです。
食用にならないのに、カラタチは栽培されます。主な用途は三つです。
一つは、生垣【いけがき】にするためです。カラタチの木は、棘が多いため防犯によいのですね。でも、近年は、生垣というもの自体が減ってしまいました。
もう一つは、薬用です。カラタチの果実は、民間薬に使われることがあります。果実酒の材料にされたりします。
最後の一つは、台木【だいぎ】にするためです。カラタチは、ミカン類の台木に、よく用いられます。
果樹を栽培するには、一般的に、接木【つぎき】という方法が使われます。別種の木同士を接ぎ合わせるのですね。その際、下側(根っこの側)になるほうを台木といいます。上側(接がれる枝)になるほうを、接穂【つぎほ】といいます。
ミカン類の栽培では、カラタチを台木にするのが普通です。ウンシュウミカンなど、果実を収穫したいものを接穂にするわけです。
接木には、さまざまな利点があります。病気に強くなったり、早く収穫できたりします。
ところが、接木には欠点もあります。まれに、接穂が枯れて台木のほうが育つことがあります。前記の「ミカンと思ったら、カラタチだった」のはその例です。
その家の人は、ミカンを育てるつもりでカラタチに接木をしました。なのに、カラタチのほうが育ったのだそうです。なぜそうなったのかはわかりません。「人間の思うとおりには、ならないぞ」と、カラタチが反抗したのでしょうか。
図鑑↓↓↓↓↓には、カラタチが掲載されています。
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過去の記事でも、ミカン科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
謎の植物、茱萸【しゅゆ】とは?(2008/09/01)
お釈迦さまも食べた? レモン(2006/08/21)
代々の実が付くおめでたい果実、ダイダイ(2005/12/31)
などです。
驚くべきニュースです。なんと、「スズメの数が激減している」というのです。五十年前と比べると、10分の1になっているのでは、といいます。立教大学理学部の研究員の調査で、明らかになりました。
スズメは、ほぼ、日本じゅうで見られます。小笠原諸島にだけは分布しません。誰でも知っている鳥ですね。そんなに減っているなんて本当でしょうか?
どのくらい減っているかには、議論があります。けれども「減っている」ことは、間違いなさそうです。農作物の被害面積や捕獲数から、推定されました。
スズメは、穀物を食べることから、害鳥として駆除されます。しかし、一方的に、害鳥とはいえません。穀物ばかりでなく、農作物の害虫も食べるからです。害鳥や益鳥というのは、人間の勝手な思惑でしょう。
スズメが減ったのはなぜでしょうか? いくつかの原因が考えられています。
一つには、人家の構造が変わったから、というのがあります。昔は、瓦屋根の家が多かったですね。あの屋根は、スズメが巣を作るのに、ちょうど良いものでした。瓦の隙間は、スズメにとって、安全で便利な場所のようです。
もう一つは、地方の過疎化と関係しています。「そんなことが関係あるのか?」と思いますよね。じつは、スズメは、人間がいないところには棲めない鳥なのです。
スズメは、ヒトに近づくことで生き延びてきました。ヒトは、他の動物にとっては、恐ろしい存在でしょう。スズメは、それを利用しました。「恐ろしいもののそばにいれば、他の敵は来ない」わけです。おまけに、ヒトのそばには食べ物がたくさんあります。
過疎化の進んだ地域では、人間の数が減ります。すると、スズメも減ります。石川県の 白山自然保護センターの調査などで、具体的な結果が出されています。
スズメは、最も人間に身近な鳥です。それだけに、私たちの生活ぶりをよく反映するのでしょう。スズメに、私たちの生活を問われている気がします。
「スズメの数が激減」のニュースは、以下にあります。
スズメ 国内生息数、半世紀前の1割に 全国調査で判明(毎日新聞 2009/02/03)
スズメの焼き鳥:100年の名物ピンチ 退治、御利益ありすぎた? 京都・伏見(毎日新聞 2009/01/19)
「過疎化とスズメの関係」の研究は、以下に、要約があります。
「石川県白山自然保護センター研究報告」(第23集)要約(白山自然保護センターのサイト内)
図鑑↓↓↓↓↓には、スズメと、近縁種のニュウナイスズメが掲載されています。
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魚類に関するニュースが二つありました。良いニュースと悪いニュースです。
先に、悪いニュースを、やっつけてしまいましょう。熱帯の海の魚が、危機になるかも知れません。大気のCO2(二酸化炭素)が増加すると、魚の鼻が利かなくなるというのです。映画『ファインディング・ニモ』で有名な、クマノミの仲間で実験されました。
この仕組みは、以下のとおりです。大気のCO2が増えると、海中のCO2も増えます。そうなった海中では、クマノミの嗅覚が障害を起こします。匂いがわからなくなるのですね。これは、野生の生き物には致命的なことです。危険を察知できないからです。
CO2の増加による地球温暖化説には、異論もあります。けれども、CO2の増えすぎが良くないことは、確かですね。私たちには、ある程度、地球環境に対する責任があります。
CO2でニモもピンチに?海水酸性化、嗅覚損なう(共同通信 2009/02/03)
次は、良いニュースです。日本固有種の魚に復活の兆しがあります。
日本の淡水魚には、固有種が多いです。代表として、タナゴの仲間があります。コイ科タナゴ亜科に属する種をタナゴと総称します。ややこしいことに、この中に、単に「タナゴ」という種名の魚もいます。日本には、元来、十七種ほどが分布していました。
近年、タナゴの仲間は、激減しました。環境汚染と、外来種の移入のためです。
特に、外来種の移入は、深刻です。外来魚は、タナゴ類のすみかを奪ったり、直接、彼らを食べたりするからです。ブラックバスと、ブルーギルが、有名な外来魚ですね。
タナゴ類の敵は、日本にもともといました。そこへ、新しい敵が増えてしまったわけです。ブラックバスやブルーギルは、肉食魚です。どんどん、タナゴ類を食べてしまいました。新しい敵への対処は、そう簡単には、できません。
琵琶湖など、固有種が多い水域では、外来魚の駆除が始まっています。その成果を確かめるため、二〇〇八年の十一月、滋賀県の野田沼で、魚類調査が行なわれました。
この調査で、日本の固有種が増えていると、確認されました。イチモンジタナゴ、カネヒラ、ヤリタナゴなどです。外来魚の駆除は、固有種の保護に、とても効果があるとわかりました。このような成果は、全国に広がって欲しいですね。
絶滅危機のイチモンジタナゴ復活 湖北の野田沼 外来魚駆除が効果(京都新聞 2009/02/03)
図鑑↓↓↓↓↓には、クマノミ、ハマクマノミ、正式種名タナゴ、ニッポンバラタナゴ、ミヤコタナゴなどが掲載されています。
過去の記事でも、クマノミや、タナゴの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
死滅回遊魚【しめつかいゆうぎょ】とは、どんな魚?(2007/11/05)
貝に卵を産む? 不思議な魚たち(2007/03/30)
クマノミの親子関係(2005/10/31)
ニモのお父さんはお母さんだった?(2005/10/28)
などです。
もうじき、バレンタインデーですね。「この機会に想いを告白!」という方もいるでしょうか。今回は、そういう方に勇気を贈る話をしましょう。
生き物の世界では、普通、種の違うもの同士は結ばれません。種が違えば、暮らし方が違うからです。結ばれようがないのでしょう。
ところが、ごくまれに、種が違うもの同士が結ばれることがあります。人間が、無理やりそうさせたのではありません。自然にそうなった例が観察されています。
話の主役は、ナベヅル(鍋鶴)とクロヅル(黒鶴)です。どちらもツルの一種です。
ナベヅルは、冬、日本にたくさん飛来します。特に、鹿児島県の出水市【いずみし】には、多く来ます。なんと、八千羽ほどのナベヅルが、毎年、ここで冬を越します。
クロヅルも、冬、日本にやってきます。こちらは、少数しか来ません。ただし、世界的には、そんなに少ないツルではありません。ユーラシア大陸に、広く分布します。
一九七〇年頃、出水市で、ナベヅルとクロヅルのつがい(夫婦)が観察されました。ナベヅルの雌(メス)と、クロヅルの雄(オス)です。
つがいの間には、雄の子どもがいました。ナベヅルとクロヅルの混血ですね。この「ハーフくん」は、ナベクロヅルと名づけられました。
違う種の間に生まれても、ナベクロヅルは、ちゃんと成体になりました。つがいの相手もできました。お嫁さんは、ナベヅルの雌です。この二羽の間にも、子どもができました。毎年、その年に生まれた幼鳥を連れて、日本に来ているそうです。
別種の間に生まれた子には、繁殖能力がないことが多いです。けれども、ナベクロヅルは、まったく問題がないようです。他のツルと同じように、家族を作っています。
ナベクロヅルは、他にも、何羽か観察されています。ナベヅルとクロヅルのつがいが、無事に暮らしている証拠でしょう。種の壁を越えて、愛をはぐくんでいます。
ヒト同士のカップルならば、種の壁はありませんね。ほとんどの障害は、思い込みによるものではないでしょうか。カップルの仲の良さは、ツルを見習いたいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、ナベヅルが掲載されています。
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過去の記事でも、ツルや、ツルと紛らわしいコウノトリを取り上げています。また、バレンタインデーにちなんだ生き物の話題もあります。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
八十年越しの純愛? アオキ(青木)(2008/02/04)
鶴(ツル)の舞は何のため?(2006/01/03)
コウノトリとツルの違い(2005/10/04)
などです。
沖縄のカンヒザクラが満開でした。カンヒザクラ 画像
和名:カンヒザクラ
学名:Cerasus campanulata (Maximowicz) A.Vassiliev
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沖縄 名護 【2009.01.31】
図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラが掲載されています。
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寒い季節には、昆虫を見ることは、少ないですね。でも、思わぬ場所で、昆虫に出会うこともあります。例えば、家の中です。
台所の隅などで、妙に脚の長い「コオロギ」に会ったことが、ありませんか? その脚にふさわしく、大きく跳ねる昆虫です。よく、「便所コオロギ」と呼ばれます。
それは、カマドウマという昆虫の仲間です。コオロギと同じく、バッタ目【もく】に属します。厳密には、コオロギとは、少し違うグループです。バッタ目の中の、カマドウマ科に属します。コオロギは、バッタ目のコオロギ上科【じょうか】に属します。
カマドウマ科に属する種は、みな似ています。そのため、どの種もまとめてカマドウマと呼ばれることが、多いです。正式な種名は、それぞれ、マダラカマドウマ、コノシタウマ、クラズミウマなどと付いています。ややこしいことに、正式な種名を「カマドウマ」というものもいます。
カマドウマ科の昆虫は、なぜ、人家にいるのでしょうか? たぶん、人家の中が、暖かいからでしょう。加えて、食べ物があることも、見逃せません。カマドウマの仲間は、雑食性です。ヒトが食べる物は、たいがい食べるようです。
もともと、カマドウマ科の昆虫は、洞窟や、朽ち木の穴に棲んでいたと思われます。今でも、種によっては、そのような場所に棲みます。そういう場所では、空を飛ぶ必要がありません。安全だからですね。そのため、彼らは、翅【はね】を失いました。
カマドウマたちから見れば、人家は、洞窟などと、似ているのかも知れませんね。食べ物が豊富な点では、洞窟などより、ずっと棲みやすいでしょう。
少し前までは、「カマドウマがいる家は、食べ物に困らない」とか、「カマドウマは、竈【かまど】を守る神」といった伝承が、各地にありました。これらの伝承は、あながち、間違いではなさそうです。「安全で、食べ物がある場所」と感じなければ、カマドウマは、その家に棲まないでしょうから。
「不潔だ」と追い出すよりは、共存をはかるほうが、素敵な感性だと思います。
図鑑↓↓↓↓↓には、マダラカマドウマが掲載されています。また、マダラカマドウマに近縁なコノシタウマの画像もあります。
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過去の記事でも、バッタ目【もく】の昆虫を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
精霊【しょうりょう】バッタとは、どんなバッタ?(2007/08/15)
都会派のコオロギ、アオマツムシ(青松虫)(2006/10/02)
キリギリスは草食か肉食か?(2006/06/30)
などです。
南米のコロンビアより、新種発見のニュースです。十種の両生類が発見されました。
場所は、パナマとの国境に近い、ダリエン山脈です。ここで、三週間にわたる調査が行なわれました。結果、十の新種が発見されました。
十種の内訳は、カエルが九種、サンショウウオが一種です。どれも、まだ名前は付けられていません。いずれ、ラテン語の正式な学名が発表されるでしょう。
今の段階で、わかっている分類を以下に挙げますね。なお、属名などの分類名は、日本語名がないものが多いです。そういうものは、ラテン語の学名で紹介します。
アマガエルモドキ科のカエルが、三種です。Nymphargus属のもの、Cochranella属のもの、Centrolene属のものが、一種ずつです。これらのカエルは、体が透き通っていることが特徴です。英語で、グラス・フロッグglass frogと呼ばれるグループです。
ヤドクガエル科の種も、三種です。Colostethus(コオイガエル)属、Ranitomeya属、Anomaloglossus属が、一種ずつです。この科のカエルは、毒を持つことで知られます。
ヒキガエル科Atelopus属が、一種です。Atelopus属は、フキヤヒキガエル属、ヤセヒキガエル属などと訳されています。この属も、有毒なことが知られます。
あと、二つの新種のカエルは、科の名前すら、日本語名がないようです。ラテン語では、Strabomantidaeという科名が付いています。属は、二種とも、Pristimantis属です。
新種のサンショウウオは、アメリカサンショウウオ科ネッタイキノボリサンショウウオ属に属します。長くて、ややこしい名前ですね(笑)。 この属は、サンショウウオの中では珍しいものです。熱帯に分布するからです。意外なことに、熱帯には、カエルは多いのに、サンショウウオは少ないです。
今回の調査では、新種の他にも、貴重な種がたくさん見られたそうです。哺乳類のベアードバクや、サルの仲間、イノシシに似たクチジロペッカリーなどです。
たった三週間ほどの調査で、これほどの新種が見つかりました。この地域には、まだまだ新種がいそうです。今後の調査・研究が待たれますね。
コロンビアの新種の両生類のニュースは、以下に載っています。
新種の両生類10種、コロンビアで発見される NGOなどによる調査(AFPBBニュース2009/02/03)
コロンビアで新種の両生類10種を発見-絶滅の危機に瀕する両生類の"ノアの箱舟"(コンサベーション・インターナショナル・ジャパン 2009/02/03)
新種の画像は、以下で見られます。解説は英語です。
A Wealth of Amphibians in Colombia【コロンビアの至宝の両生類たち】(Conservation International)
図鑑↓↓↓↓↓には、日本の両生類が二十種以上掲載されています。
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カルガモ 画像
和名:カルガモ
学名:Anas poecilorhyncha
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東京 新宿区 【2009.01.24】
図鑑↓↓↓↓↓には、カルガモが掲載されています。
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爬虫類のニュースが、届きました。
そのニュースは、南半球の国、ニュージーランドからです。世界でニュージーランドにしかいない爬虫類、ムカシトカゲの繁殖に、成功したということです。
ムカシトカゲは、ムカシトカゲ目【もく】ムカシトカゲ科ムカシトカゲ属に属します。ムカシトカゲ目の起源は、恐竜時代にあります。現在、この目【もく】に属するのは、ムカシトカゲと、ギュンタームカシトカゲの二種だけです。ギュンタームカシトカゲも、ニュージーランドにしかいません。たった二種の「生きている化石」仲間です。
今回、繁殖したのは、ヘンリーという名の、雄のムカシトカゲです。彼は、これまで、雌に関心を示しませんでした。それが、腫瘍【しゅよう】の手術を受けた後、なぜか心変わりしたようです。このほど、彼の子供が、無事に卵から生まれました。
驚くのは、ヘンリーの年齢です。なんと、百十一歳だそうです。こんな年齢で、繁殖能力があるのですね。生きている化石の神秘性を感じます。
111歳で初めて父親に、恐竜時代の生き残りムカシトカゲ(AFPBBニュース 2009/01/28)
ムカシトカゲ(Wikipediaの解説)
福猫ちゃんのごはんを、ちょっといただけないか...いい子座りでアピールしているカラス。ハシブトガラス 画像
和名:ハシブトガラス
学名:Corvus macrorhynchos
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東京 新宿区 【2009.01.24】
図鑑↓↓↓↓↓には、ハシブトガラス が掲載されています。
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一年で最も寒い季節ですね。外に出ると何もかも凍りついているように見えます。生き物の気配など感じられませんね。
ところが、こんな季節にも花を咲かせる植物があります。ロウバイです。
ロウバイの花期は、だいたい一月から二月頃です。花は小さくて目立ちません。そのかわり、とても良い香りがします。花の色は、黄色い中に茶色の芯があります。
なぜ、ロウバイはこんな季節に花が咲くのでしょうか? おそらく、ライバルの少ない季節を狙ったのでしょう。以前、ヤツデのコラムで説明しましたね。( 商売は、商売敵が少ない時期に? ヤツデ(2008/11/28))
それにしても、こんなに寒くては活動できる昆虫などいなさそうです。ロウバイは、 昆虫以外に花粉を運んでもらうのでしょうか?
例えば、ツバキは鳥に花粉を運んでもらいます。ツバキも、寒い季節に咲きますね。
けれども、ロウバイはあまり鳥に頼っているようには見えません。その理由は、ロウバイの花が鳥が来やすいようにできていないからです。
鳥に花粉を運んでもらう花を鳥媒花【ちょうばいか】と呼びます。鳥媒花には、いくつかの特徴があります。大型の花であること、赤い色が多いこと、香りが少ないことなどです(例外もあります)。これらは、鳥に見つけてもらいやすい特徴です。
鳥は、視覚が発達しています。ですから、「大きくて、赤くて、目立つ」花が多くなります。香りが少ないのは、鳥の嗅覚が発達していないからです。
ロウバイの花は、鳥媒花らしくありませんね。「小さくて、黄色くて、香りが強い」花です。ロウバイの花粉の運び手は誰でしょうか?
この問題を解くには、マンサクの花がヒントになりそうです。マンサクの花は、ロウバイに似るからです。どちらも、寒い季節に咲きます。黄色くて芯が茶色い花です。
マンサクの花には、ハエや、ハナアブが来ます。ハエやハナアブは、成虫で越冬するのですね。その間の栄養を、マンサクやロウバイに頼っているのでしょう。
図鑑↓↓↓↓↓には、ロウバイが掲載されています。また、マンサクも載っています。
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過去の記事でも、寒い季節に花が咲く植物を、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
クリスマスローズはクリスマスに咲かない?(2007/12/03)
サザンカとツバキはどう違う?(2006/12/04)
あんこ椿(ツバキ)は恋の花(2006/02/13)
などです。
今頃は、満開ではないでしょうか。 ソシンロウバイ 画像
和名:ソシンロウバイ
学名:Chimonanthus praecox (L.) Link
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東京 新宿区 【2009.01.24】
図鑑↓↓↓↓↓には、ロウバイが掲載されています。ソシンロウバイの花の画像も載っています。
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