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2009年2月11日

スズメ(雀)が、絶滅の危機に?

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 驚くべきニュースです。なんと、「スズメの数が激減している」というのです。五十年前と比べると、10分の1になっているのでは、といいます。立教大学理学部の研究員の調査で、明らかになりました。
 スズメは、ほぼ、日本じゅうで見られます。小笠原諸島にだけは分布しません。誰でも知っている鳥ですね。そんなに減っているなんて本当でしょうか?
 どのくらい減っているかには、議論があります。けれども「減っている」ことは、間違いなさそうです。農作物の被害面積や捕獲数から、推定されました。
 スズメは、穀物を食べることから、害鳥として駆除されます。しかし、一方的に、害鳥とはいえません。穀物ばかりでなく、農作物の害虫も食べるからです。害鳥や益鳥というのは、人間の勝手な思惑でしょう。
 スズメが減ったのはなぜでしょうか? いくつかの原因が考えられています。
 一つには、人家の構造が変わったから、というのがあります。昔は、瓦屋根の家が多かったですね。あの屋根は、スズメが巣を作るのに、ちょうど良いものでした。瓦の隙間は、スズメにとって、安全で便利な場所のようです。
 もう一つは、地方の過疎化と関係しています。「そんなことが関係あるのか?」と思いますよね。じつは、スズメは、人間がいないところには棲めない鳥なのです。
 スズメは、ヒトに近づくことで生き延びてきました。ヒトは、他の動物にとっては、恐ろしい存在でしょう。スズメは、それを利用しました。「恐ろしいもののそばにいれば、他の敵は来ない」わけです。おまけに、ヒトのそばには食べ物がたくさんあります。
 過疎化の進んだ地域では、人間の数が減ります。すると、スズメも減ります。石川県の 白山自然保護センターの調査などで、具体的な結果が出されています。
 スズメは、最も人間に身近な鳥です。それだけに、私たちの生活ぶりをよく反映するのでしょう。スズメに、私たちの生活を問われている気がします。

 「スズメの数が激減」のニュースは、以下にあります。
 スズメ 国内生息数、半世紀前の1割に 全国調査で判明(毎日新聞 2009/02/03)
 スズメの焼き鳥:100年の名物ピンチ 退治、御利益ありすぎた? 京都・伏見(毎日新聞 2009/01/19)

 「過疎化とスズメの関係」の研究は、以下に、要約があります。
 「石川県白山自然保護センター研究報告」(第23集)要約(白山自然保護センターのサイト内)

図鑑↓↓↓↓↓には、スズメと、近縁種のニュウナイスズメが掲載されています。
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