2009年2月14日
最小の脊椎動物?が発見される
新種発見のニュースです。五種の魚類が、発見されました。どれも、タツノオトシゴの仲間です。トゲウオ目【もく】ヨウジウオ科タツノオトシゴ属に属します。
五種とも、たいへん小さい種です。成長しても、体の長さは2.5cm未満です。脊椎動物の中では、ほぼ、最小の生き物といえるでしょう。
このような極小のタツノオトシゴは、通称、ピグミーシーホースと呼ばれます。英語での通称、pygmy seahorseを、そのまま読んだものですね。
正式な学名は、ラテン語で付けられます。日本語名は、どの種も、まだ、付いていません。以下に、ラテン語の学名を、紹介しますね。
Hippocampus severnsiは、標準的な体長が、1.5cmしかありません。severnsiという名は、ダイバーのMike Severnsさんの名にちなんで、付けられました。Severnsさんが、この種の発見や調査に、貢献したからです。
Hippocampus pontohiは、標準的な体長が、1.7cmです。pontohi という名も、Hence Pontohさんというダイバーにちなんで、付けられました。
Hippocampus satomiaeは、標準的な体長が、1.4cmです。satomiaeという名は、日本人の大西サトミさんにちなんで、付けられました。大西さんも、ダイバーです。
Hippocampus waleananusは、前の三種と違って、地名から名づけられました。waleananusという名は、インドネシアの小さな島、ワレア島にちなんでいます。
Hippocampus debeliusは、やはり、ダイバーの名にちなんで、名づけられた種です。その名誉を受けたのは、Helmut Debeliusさんという方です。
これら五種のうち、最後のH. debeliusだけが、紅海に分布します。あとの四種は、インドネシアの海に分布します。
こんな小さな種が、次々に発見されるなんて、素敵ですね。一般のダイバーの協力により、発見や調査がされたのが、素晴らしいです。「普通の人でも、科学の発見に関われる」と証明したからです。こんなダイバーが、増えて欲しいですね。
新種のピグミーシーホース(極小のタツノオトシゴ)のニュースは、以下に載っています。
世界最小の脊椎動物、新種5種を発見(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/02/05)
新種のピグミーシーホースに日本人名(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/02/05)
紅海で発見、新種のピグミーシーホース(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/2/5)
H. severnsiと、H. pontohiおよびH. satomiaeの詳しい解説は、以下にあります。解説は英語です。
Three new pygmy seahorses described from Indonesia(practical fishkeepingのサイト内)
今回の発見に関わった日本人ダイバー大西サトミさんは、インドネシアのバリ島で、ダイビングショップを開いてらっしゃいます。興味がある方は、以下のサイトを御覧下さい。日本語で読めます。
SARI Dive & cottage
図鑑↓↓↓↓↓には、タツノオトシゴと同じトゲウオ目【もく】の魚、アオヤガラヘラヤガラが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。
松沢千鶴
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お久し振りです。
ピグミーシーホースはとっても小さいのですし珊瑚と同化しているのでよく発見できたなと関心しました。
NationalGeographicの公式画像がここで見れますよ。
http://www.youtube.com/watch?v=k4q3sBuCkRQ
いつもコメントありがとうございます > チョモさん。
YouTubeの画像も、観ました。ピグミーシーホース、かわいいですよね(^^)
本当に、こんなに小さいものを、どうやって発見できたのだろう、と感心します。