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2009年4月13日

咲いた、咲いた、チューリップ

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 チューリップは、誰でも知っている花ですね。庭や花壇に、よく植えられます。
 チューリップのお花畑に、チョウ(蝶)が飛んでいれば、春の光景の出来上がりですね。「そんな写真を撮りたい」と思う方は、多いのではないでしょうか。
 ところが、チューリップの花には、ほとんどチョウは来ません。「チョウと花」の写真を狙うなら、他の花にしたほうが良いです。
 なぜでしょうか? チューリップの花には、蜜がないからです。
 これは、そんなに珍しいことではありません。花粉だけで、蜜がない花の植物は、多いです。そのような植物は、昆虫に、花粉だけを提供します。
 花粉だけの花には、チョウは来ません。チョウは、花粉が食べられないからです。
 チョウの口は、ストローのようになっています。液体のものしか、食べられません。花の蜜は、ちょうどいい食べ物です。でも、固体の花粉は、食べられないのですね。
 では、チューリップの花には、どんな昆虫が来るのでしょうか? 主に、ハナバチのようです。ミツバチなどですね。ハチ(蜂)は、チョウと違って、花粉を食べられます。
 普通、栽培されるチューリップには、果実がなりません。花が終わった後、花を切ってしまうからです。そのほうが、花壇などの管理がしやすいのですね。
 けれども、そのまま置いても、あまり果実はできないそうです。この理由は、よくわかっていません。果実がなくても、チューリップは、球根で殖えることができます。
 チューリップは、古くから、栽培されてきました。早くから、人間の好みに合うよう、形を変えられました。このため、原種がどんな植物だったのか、はっきりしません。
 現在、主に栽培される品種は、特にそうです。ラテン語の学名を、Tulipa gesnerianaと呼ばれるものです。これの野生種は、ないようです。近縁な野生種は、いくつか見つかっています。おそらく、Tulipa gesnerianaは、複数の種が交配されたものでしょう。
 チューリップは、人間と出会ったために、美しい花を咲かせるようになりました。そのかわり、野生植物としては、不具合な性質になったのかも知れませんね。
  


図鑑↓↓↓↓↓には、チューリップが掲載されています。
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 過去の記事でも、春の園芸植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
 サクラソウとプリムラは、同じ? 違う?(2008/04/07)
 藤(フジ)のつるは右巻き?左巻き?(2007/4/19)
 すべてのバラ(薔薇)は雑種?(2006/05/02) などです。


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