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2009年7月31日

サルスベリの木の肌は、なぜ、すべすべ?

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 日本では、真夏に咲く花は、少ないですね。数少ない中に、サルスベリがあります。この花は、花期が長いです。夏じゅう、咲き続けます。
 サルスベリは、日本原産の植物ではありません。中国原産です。いつ、日本に入ったのかには、いくつかの説があります。江戸時代といわれることもあれば、鎌倉時代以前といわれることもあります。万葉時代には、まだ、なかったようです。
 サルスベリとは、面白い名前ですね。この名は、木の幹の様子に由来します。この木の肌は、つるつるです。いかにも滑りやすそうです。「猿が登ろうとしても、滑るだろう」ということから、サルスベリと付けられました。
 サルスベリの木の肌は、まだら模様になっていることがあります。そのような木をよく見ると、少しざらざらした肌と、つるつるの肌とがあります。
 これは、どういう訳でしょうか? じつは、サルスベリの木の皮は、成長につれ、どんどんはがれます。古くなってざらついた肌を、捨てるのですね。そうして、つるつるの状態を保ちます。まだらなのは、皮がはがれている途中だからです。
 木肌がすべすべの樹木は、他にも、たくさんあります。それらの他種が、方言名で、サルスベリと呼ばれることがあります。アオハダ、エゴノキ、ナツツバキ、リョウブなどです。これらの中には、サルスベリと同じく、成長につれ皮がはがれるものもあります。
 木肌をすべすべにすると、有利なことがあるのでしょうか? あります。つる植物に、取り付かれにくくなることです。
 つる植物の中には、巻き付かれる側の樹木にとって、有害なものがあります。つるが成長して、太くなると、樹木を絞め殺してしまうのです(!)
 サルスベリのような樹木なら、つる植物に、巻き付かれにくいです。すべすべなうえに、皮がどんどんはがれるからです。取り付こうとしたつるを、「振りほどく」ことができます。
 植物は、静かに暮らしているように見えますね。その陰には、このような戦いがあります。どんな生き物でも、生きることは、大変なのでしょう。


図鑑↓↓↓↓↓には、サルスベリが掲載されています。また、方言名でサルスベリと呼ばれることがあるアオハダ、エゴノキ、サルトリイバラ、ナツツバキ、リョウブも載っています。
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 過去の記事でも、夏に花が咲く植物を取り上げています。また、方言名で、サルスベリと呼ばれることがあるサルトリイバラなども、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
サンキライ? いえ、サルトリイバラです(2008/12/08)
ツユクサの青は、染めものに使える?(2007/08/29)
スイレンとハスはどう違う?(2006/07/13)
などです。

2009年7月30日

sunset

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sunset 画像
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沖縄 砂辺 【2009.7.20】

2009年7月29日

ゴールデンシャワー

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ゴールデンシャワー 画像
和名:ゴールデンシャワー(別名:ナンバンサイカチ)
学名:Cassia surattensis
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沖縄 宜野湾 【2009.7.22】

2009年7月28日

読谷村、ネコの親仔

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ネコの親仔。親仔共に美猫です。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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沖縄 読谷村 【2009.7.22】

2009年7月27日

7月22日 部分日食【eclipse】




遅くなりましたが、7月22日の部分日食が撮影できました。
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沖縄 浦添 【2009.7.22】

泳がないクラゲがいる?

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 クラゲといえば、普通は、「海を漂うもの」ですね。正確には、漂うように見えても、ちゃんと泳いでいます。意外に、遊泳力は強いです。
 ところが、中には、泳がないクラゲもいます。では、どうするのでしょう? たいていの「泳がないクラゲ」は、海藻などにしがみつきます。海底に横たわるものもいます。
 泳がないクラゲの代表は、十文字クラゲ綱【こう】十文字クラゲ目【もく】の種です。ササキクラゲ、ジュウモンジクラゲ、ヒガサクラゲ、ムシクラゲなどの種がいます。
 この仲間は、泳ぎたくても泳げません。柄【え】に当たる部分があって、そこで海藻などに付きます。種名にもあるとおり、日傘や、植物の花のように見えます。ただし、大きさは、小さいです。ほとんどの種が、1cmか2cmしかありません。
 以前、十文字クラゲ目【もく】は、鉢虫綱【はちむしこう】に属するとされました。しかし、その特殊さから、独自の十文字クラゲ綱【こう】に分類されるようになりました。
 泳がないクラゲは、十文字クラゲ綱以外にもいます。例えば、ヒドロ虫綱【こう】の種です。エダアシクラゲ、カギノテクラゲ、ハイクラゲなどです。
 これらの種のうち、エダアシクラゲと、カギノテクラゲは、泳ぐことができます。両種とも、普段は、海藻などに付いています。ハイクラゲは、這うだけで、泳げません。
 けれども、分類上は、エダアシクラゲとハイクラゲとが近縁です。同じヒドロ虫綱【こう】花クラゲ目【もく】に属します。カギノテクラゲは、ヒドロ虫綱【こう】淡水クラゲ目【もく】に属します。淡水クラゲという名ですが、海に棲みます。
 カギノテクラゲは、ヒトを刺します。厄介なことに、毒は強烈です。海中で「ちくり」とした後、咳、鼻水、筋肉痛、悪寒などの症状が出たら、このクラゲに刺されたのかも知れません。そうなったら、すぐ水から出て下さいね。
 カギノテクラゲを、恐れすぎることはありません。彼らは、普段は泳がないからです。海藻の茂みなどには、素肌のまま、入らないようにしましょう。
 多くのクラゲは、ヒトには無害です。夏には、ぜひ、海の自然に親しんで下さい。


図鑑↓↓↓↓↓には、泳がないクラゲの一種、カギノテクラゲが掲載されています。
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 過去の記事でも、クラゲを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
美しい日本固有種、カミクラゲ(2009/03/13)
生物学で大活躍、オワンクラゲ(2008/08/04)
淡水にもクラゲがいる?(2007/08/06)
などです。

2009年7月26日

カバマダラ

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カバマダラ 画像
和名:カバマダラ
学名:Limnas chrysioous
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沖縄 読谷村 【2009.07.22】

2009年7月25日

生物学五輪で、金メダル!

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 先日、日本で初の、国際生物学オリンピックが開かれる」今年は、オリンピックの年?(2009/07/07)というニュースを、お伝えしましたね。この催しで、日本人が、初の金メダルを受賞しました!
 国際生物学オリンピック(略称IBO)は、一つの国から四人が一組となって参加します。今回、日本のチームは四人のうち、金メダルが一人、銀メダルが三人という快挙をなしとげました。以下に、四人の皆さんの氏名と高校名、成績を挙げますね。

金メダル 大月 亮太さん 千葉県立船橋高等学校(千葉県)三年
銀メダル 中山 敦仁さん 私立灘【なだ】高等学校(兵庫県)二年
銀メダル 谷中 綾子さん 私立桜蔭【おういん】高等学校(東京都)二年
銀メダル 山川 眞以さん 私立桜蔭【おういん】高等学校(東京都)二年

 四名の皆さん、おめでとうございます! 金メダルばかりでなく、銀メダルであっても立派な成績ですよね。世界の五十六カ国・地域の中の二百二十一名に混じって、この成績ですから。金メダルは、上位一割の成績を上げた人に与えられます。
 来年以降も、前記の四名に続く人が出て欲しいです。来年のIBOは、七月に、韓国で行なわれます。IBOは、スポーツの五輪と違い毎年開催されます。
 現在、高校二年生以下で生物が好きな方は将来、IBOに参加してみませんか? IBOに参加できるのは、高校生だけです。「生物学に賭ける青春」も、素敵だと思いますよ。
 今年のIBOの様子や来年以降のIBOに参加する方法については、国際生物学オリンピック日本委員会の公式ホームページを、御覧下さい。
国際生物学オリンピック日本委員会公式HP


2009年7月24日

ネムノキは、本当に眠る?

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 ネムノキ(合歓の木)の花が、咲く季節ですね。この木は、薄紅の、糸のかたまりのような花を咲かせます。あの糸のようなものは、花の雄【お】しべです。
 なぜ、ネムノキの雄しべは、あんなに長いのでしょうか? 花粉を運んでもらいやすいように、です。ネムノキの花粉を運ぶのは、昆虫のガ(蛾)だと考えられています。
 ガの多くは、夜に活動します。ですから、夜でも見えやすい花が有利です。薄い色の長い雄しべは、暗い中でも目立つでしょう。
 また、ガの仲間は、ストローのような長い口を持ちます。このため、蜜を吸う時には、花より少し離れていることが多いです。近づかなくても、蜜まで口が届くからですね。これでは、ガの体に、花粉を付けてもらうことができません。
 そこで、ネムノキの花は、雄しべを長くしました。こうすれば、蜜を吸う時、ガの顔に、雄しべが触れます。雄しべから、花粉が、ガの顔に付くわけです。
 ネムノキは、夜、葉が閉じることで有名ですね。ネムノキという名も、そこに由来します。葉が閉じる様子を、「眠っている」と見ました。ネブノキ、ネブタなどという方言名もあります。なぜ、ネムノキの葉は、夜に閉じるのでしょうか?
 これも、ガに花粉を運んでもらうことと、関係があるようです。夜、葉が開いたままでは、暗いシルエットになって、花が隠れてしまうでしょう。「繊細【せんさい】な花が目立つように、葉が閉じるのでは」と考えられています。
 一般的には、ネムノキは、マメ科に属するとされます。しかし、マメ科としては、花の形が特異です。普通のマメ科植物は、蝶形花【ちょうけいか】と呼ばれる形の花です。スイートピーなどの花の形ですね。ネムノキの花は、まったく形が違います。
 このために、ネムノキは、マメ科ではなく、独自のネムノキ科に分類されることもあります。どちらに分類すべきか、まだ確定していません。
 生態を表わす点でも、言葉の響きの点でも、ネムノキとは、良い名だと思います。漢字名の「合歓」も良いですね。上品な色気を感じます。


図鑑↓↓↓↓↓には、ネムノキが掲載されています。
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 過去の記事でも、ネムノキに近縁なマメ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
エニシダは、魔女の帚【ほうき】になる?(2009/04/06)
エイズの薬になる? アフリカの植物たち(2006/12/30)
節分に豆(ダイズ)をまくのはなぜ?(2006/1/23)
などです。

2009年7月23日

サンゴシトウ

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サンゴシトウ 画像
和名:サンゴシトウ
学名:Erythrina × bidwillii
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東京 新宿区 【2009.07.07】


2009年7月22日

写真展、昆虫4億年の旅

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 夏休みは、生き物関係のイベントがいっぱいですね。そんなイベントの一つに、行ってまいりました。写真家の今森光彦さんの写真展です。静岡市の静岡アートギャラリーで開催中の、『昆虫4億年の旅』です。
 今森さんは、昆虫の写真を撮らせたら、世界でも五指に入る写真家ではないでしょうか。
 今森光彦というお名前を知らなくても、日本人なら、今森さんのフンコロガシ(タマオシコガネ)の写真を、一度は見ていると思います。たいへん克明に、わかりやすく、生態を写した写真だからです。今森さんの写真集『スカラベ』は、衝撃的でした。
 他にも、今森さんは、多くの写真集を発表してらっしゃいます。今回の展覧会では、主に、『昆虫記』と『世界昆虫記』と二つの写真集からの作品を紹介しています。
 展覧会で見る写真は、写真集で見るものとは一味違います。何しろ、大きさが違います。普通は、縦横の長さが1mを越える写真なんて、見る機会がありませんよね?
 大画面で見る昆虫たちは、大迫力です。昆虫たちが、いかに巧みに自然環境に溶け込んでいるかよくわかります。私のお気に入りの作品を、いくつか挙げてみますね。
 一つは、ラフレシアという花の内側から撮った写真です。自分が昆虫になって、花の内側から外を覗いているかのようです。ラフレシアは、世界最大の花といわれる植物です。が、それでも、花の内側に入った視点は、写真ならではですね。
 もう一つは、鳥のハチドリと昆虫のアシナガバチが、並んで飛んでいる写真です。これは、花の蜜を取り合っている状態なのだそうです。ヘリコニアという花の蜜です。
 ハチドリは、最小の鳥類といわれますね。とはいえ、アシナガバチよりは、一回り大きいです。でも、花の蜜という食物は、同じです。まったく類縁の離れた生き物同士が、同じ場所で、同じ食物を争っています。その様子に、自然の妙味を感じました。
 そのほか、奇妙な姿をしたクモの写真や背景に紛れて見つけるのに苦労するバッタなど、面白い写真がたくさんあります。大人が見ても、子供が見ても、楽しめる展覧会です。お近くの方は、ぜひお運び下さい。


図鑑↓↓↓↓↓には、日本の昆虫が、四百種ほど掲載されています。
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 展覧会の様子は、以下のページに載っています。
今森光彦写真展 昆虫4億年の旅(静岡アートギャラリーのサイト内)

 今森さんの公式ウェブサイトもあります。
今森光彦ワールド

2009年7月21日

クロアゲハ

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クロアゲハ 画像
和名:クロアゲハ
学名:Papilio protenor
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東京 新宿区 【2009.07.07】


図鑑↓↓↓↓↓には、クロアゲハが掲載されています。
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2009年7月20日

タコ(蛸)にも「手足」がある?

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 海開きの季節ですね。海水浴は、自然に親しめる、良い遊びだと思います。
 岩礁のある海岸では、タコに会えるかも知れません。タコは、岩陰などに隠れて棲むのが、普通だからです。もしも会えたら、そっと観察してみましょう。
 日本では、タコは、よく食用にされますね。そのわりに、謎が多い生き物です。例えば、最近、「タコは二本脚【にほんあし】だった」という研究結果が、発表されました。
 タコといえば、八本脚【はっぽんあし】が常識ですね。専門的には、タコのあの触手は、腕【うで】と呼ばれます。なぜ、それが「二本脚」なのでしょうか?
 じつは、タコは、八本の腕を、すべて同じように使うのではありません。八本のうち、主に二本だけを使って、海底を歩きます。残りの六本は、ヒトの手のように使います。「手足」を使い分けるのですね。だから、「二本脚」です。
 この研究は、ヨーロッパのいくつかの水族館が、共同で行ないました。飼育されているタコを、2000例も、観察した結果だそうです。
 海や水族館で、タコに会えたら、どのように腕を使うのか、観察してみたいですね。運が良ければ、「二本脚」で歩くところが、見られるかも知れません。
 観察する際には、あまり触らないようにしましょう。タコが驚いてしまうからです。もう一つ、触らないほうがいい理由があります。種によっては、危険だからです。
 ほとんどのタコは、ヒトには無害です。やたらに恐れる必要は、ありません。けれども、中には、危険な種がいます。有名なのは、ヒョウモンダコという種です。
 ヒョウモンダコは、積極的には、ヒトを襲いません。防御のために、毒を使います。この毒が、ヒトを倒すほど、強力です。この仲間のタコには、決して触らないことです。
 ヒョウモンダコの仲間は、日本の近海にも分布します。他のタコとの区別は、容易です。特徴的な模様があるためです。その模様とは、青い輪の模様です。
 普段のヒョウモンダコは、目立たない色です。危険を感じると、青い輪の模様が、輝くように現われます。このようなタコを見たら、手を出さないようにしましょう。


 「二本脚で歩くタコ」のニュースは、以下にあります。
タコは実際には2本足? 残りの6本は手だった(technobahn 2008/08/17)



図鑑↓↓↓↓↓には、ヒョウモンダコをはじめ、五種のタコが掲載されています。
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 過去の記事でも、タコを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
六本脚【あし】のタコ(蛸)がいる?(2008/03/08)
シマダコは、縞ダコか島ダコか?(2008/03/03)
タコ(蛸)の旬【しゅん】は冬か夏か?(2007/02/19)
などです。

2009年7月19日

カナブン

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カナブン 画像
和名:カナブン
学名:Rhomborrhina japonica
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東京 新宿区 【2009.07.07】


図鑑↓↓↓↓↓には、カナブンが掲載されています。
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2009年7月18日

ムラサキカタバミ

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ムラサキカタバミ 画像
和名:ムラサキカタバミ
学名:Oxalis corymbosa DC.
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東京 新宿区 【2009.07.07】


図鑑↓↓↓↓↓には、ムラサキカタバミが掲載されています。
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2009年7月17日

アリ(蟻)は、どうやって行列を作る?

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 アリは、都会でも、よく見られる昆虫ですね。うっかりすると、家の中まで入ってきます。食べ物へと列をなす様子などは、お馴染みですね。
 アリは、とても力持ちです。自分の体重より重いものも、平気で運びます。自分だけでは運べないものに行き当たると、同じ巣の仲間を呼びます。
 こうして、アリの行列ができます。この時、アリは、迷子にならないのでしょうか? 巣から離れた場所まで行って、どうやって、巣へ帰るのでしょう?
 じつは、アリは、目印をつけながら歩いています。その目印は、目には見えません。足跡フェロモンと呼ばれる物質です。道標フェロモンとも呼ばれます。この物質は、匂いで探知されます。匂いをたどることで、アリは巣へ帰れます。
 足跡フェロモンだけに、頼るわけではありません。アリは、目や歩いた歩数にも頼ります。なんと、太陽の光を目印にして、方向を判断できるそうです。すごいですね。巣のある方向は、これで判断します。巣までの距離は、歩数で測るといわれます。
 アリの体内には、歩数計があるようです。小さな体に、精密な機能が詰まっているのですね。それらの機能を駆使して、アリは生きています。
 アリにとって重要なのは、匂いの情報です。前記の足跡フェロモンは、匂い情報の一種です。他にも、アリは、さまざまな匂い物質を出します。それによって、仲間のアリに、いろいろな行動を促します。
 例えば、警報フェロモンという物質があります。これの匂いを嗅ぎつけると、巣の中の兵隊アリ(戦いを専門にするアリ)が集まってきます。外敵に対応するためです。
 ところが、同じ警報フェロモンでも、「巨大な敵が来た時の匂い」は、違うようです。どのような仕組みで、違う匂いになるのかは、よくわかっていません。
 「巨大な敵が来たぞ」フェロモンは、普通の警報フェロモンとは、違う行動を起こさせます。これを探知すると、アリたちは、巣から離れます。巨大な敵とは、戦っても勝てないからでしょう。「逃げるが一番」です。うまくできていますね。



図鑑↓↓↓↓↓には、クロオオアリ、クロヤマアリ、トゲアリの三種のアリが掲載されています。
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 過去の記事でも、アリを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
可憐【かれん】なだけでは生きていけない、カタクリ(2008/03/24)
シロアリとアリとは、どう違う?(2007/06/11)
などです。

2009年7月16日

ツマグロヒョウモン

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ツマグロヒョウモン 画像
和名:ツマグロヒョウモン
学名:Argyreus hyperbius
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東京 渋谷区 【2009.07.09】


2009年7月15日

アルストロメリア

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アルストロメリア 画像
和名:アルストロメリア
学名:Alstromeria spp.
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東京 新宿区 【2009.07.07】

2009年7月14日

サルの新亜種と、サンショウウオの新種

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新種発見のニュースが二つありました。哺乳類と両生類のニュースです。

 哺乳類のほうは、サルの一亜種です。当初、新種と報道されましたが、後になって訂正報道がありました。新種ではなく、新「亜種」です。
 サルの新亜種が見つかったのは、ブラジルのアマゾン熱帯雨林です。オマキザル科のセマダラタマリンという種に含まれる、新しい亜種が見つかりました。
セマダラタマリンのラテン語の学名は、Saguinus fuscicollisです。
新亜種の学名は、Saguinus fuscicollis muraです。新亜種には、まだ、日本語名が付いていません。
 セマダラタマリン自体は、十九世紀に発見されています。名のとおり、背にまだら模様があります。新亜種は、この模様の部分が、普通のセマダラタマリンより広いようです。
 セマダラタマリンの新亜種については、以下に載っています。
再送:アマゾン熱帯雨林で新種の小型サルを発見(ロイター 2009/07/10)
アマゾンでの発見(米国の野生動物保護協会(WCS)のサイト内)※英文ですが、新亜種を描いた画像が見られます。

 両生類のほうは、サンショウウオの新種です。この新種のために、新しい属が作られました。つまり、新属新種の発見です。発見地は、米国のジョージア州です。
 新属新種のサンショウウオは、ラテン語の学名を、Urspelerpes bruceiと付けられました。日本語名は、まだ付いていません。アメリカサンショウウオ科に属します。
 この新種については、いくつか興味深いことがあります。
 一つは、米国で四足動物の新属が発見されるのは、五十年ぶりということです。先進国で、四足動物の新属となるとさすがにめったにありませんね。
 もう一つは、この種が、ジョージア州のアパラチア山脈付近で発見されたことです。アパラチア山脈の付近は、両生類に関しては、まるでガラパゴス諸島のようなところです。他のどこにもいない、珍しい種の両生類が多いのです。
 例えば、アンフューマ科の種は、みなアパラチア山脈付近に分布します。アンフューマ科は、両生類なのにウナギにそっくりです。同じように、細長い体を持つサイレン科の種も、この付近に分布します。
 なぜ、アパラチア山脈の付近に、特異的な両生類が多いのかは、まだわかっていません。ひょっとしたら、今回の新種がその謎を解く鍵になるかも知れませんね。
 新属新種のサンショウウオについては、以下に載っています。
最小クラス、サンショウウオの新種発見(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/07/09)
Urspelerpes brucei(Caudata Cultureのサイト内)※英文ですが、新属新種のサンショウウオの画像が、いくつも見られます。
などです。

2009年7月13日

「翻車魚」と書くのは、どんな魚?

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 題名の「翻車魚」は、何と読むのか、おわかりでしょうか? 答えは「まんぼう」です。あの巨大な魚です。後半身が切れたような、独特の姿ですね。
 「翻車魚」という漢字は、どう見ても、当て字ですね。魚の中でも、難読名として知られます。なぜ、こんな漢字名が付いたのでしょうか? 
 正確なところは、わかっていません。一説では、「マンボウが日光浴をする様子が、大きな車輪のように見えたのではないか」といわれます。
 マンボウは、時おり、海面近くで、「日光浴」らしき行動をします。その時には、体を横倒しにします。あの体型は、横から見ると、円い輪郭ですね。車輪のように、見えないこともありません。だから、「車が翻【ひるがえ】る魚」なのでしょうか。
 マンボウが、なぜ、「日光浴」をするのかも、わかっていません。「日光浴ではなく、海鳥に、体の寄生虫を食べてもらうための行動だ」という説もあります。
 マンボウの生態は、謎だらけです。少なくとも、「のんびりと海を漂うだけ」では、ありません。見た目以上に、遊泳力があります。生息域は、深海にまで及びます。
 以前、マンボウは、「クラゲなど、遊泳力の弱いプランクトンばかりを食べる」と思われた時期がありました。「積極的に餌を追うほど、遊泳力がない」と思われたからです。これは、間違いだとわかりました。マンボウは、エビなども食べます。
 最近、マンボウは、水族館で飼われることが増えましたね。飼育されていても、わからないことが多いです。いっぽうで、マンボウは、古くから食用にされています。
 マンボウには、いくつもの方言名があります。ウキ、ウキキ、クイザメなどです。古くから知られなければ、豊かな方言名は、生まれないでしょう。昔の人は、あんな大きい魚を、どうやって捕ったのでしょうか? 小型の個体だけを、狙ったのかも知れません。
 ウキやウキキという方言名は、「浮き」や「浮き木」という意味のようです。前記の「日光浴」の様子から付けられた、と考えられます。では、「クイザメ」は? 「体の半分を、サメに食いちぎられたようだから」だそうです。発想は、昔の人も同じですね(笑)



図鑑↓↓↓↓↓には、マンボウが掲載されています。
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 過去の記事でも、大型の魚や、珍しい魚を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
最小の脊椎動物?が発見される(2009/02/14)
複数の科が、一つの科に? 魚の分類が変わる(2009/01/29)
新種のエイ、新種のイルカを発見(2008/08/26)
希少なサメ(鮫)、メガマウスの撮影に成功(2007/06/12)などです。

2009年7月12日

カラスの子

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カラスの幼鳥 ハシブトガラス 画像
和名:ハシブトガラス
学名:Corvus macrorhynchos
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東京 新宿区 【2009.07.07】


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2009年7月11日

ガクアジサイ

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ガクアジサイ 画像
和名:ガクアジサイ
学名:Hydrangea macrophylla (Thunb. ex Murray) Ser.
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東京 新宿区 【2009.07.07】


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2009年7月10日

桐油は、キリ(桐)からは採れない?

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 桐油という油があります。「とうゆ」もしくは「きりあぶら」と読みます。当然、植物のキリ(桐)から採れる油だと思いますよね? ところが、違います。
 桐油は、アブラギリ(油桐)という植物から採れます。アブラギリは、名前に「桐」が付きますが、キリとは遠縁です。葉の形がキリと似るため、この名にされました。
 アブラギリは、トウダイグサ科に属します。キリは、キリ科です(異説もあります)。
 油が採れるのは、アブラギリの種子からです。この油は、古くから、塗料などに使われました。油紙に塗られたのも、この油です。食用には、なりません。
 ビニール製品のない時代、油紙は、重宝するものでした。水をはじくからです。和傘【わがさ】の材料などにされました。昔は、さぞかし、桐油の需要が多かったでしょう。
 このために、アブラギリは、日本各地で栽培されました。もともと、日本には自生しなかったという説もあります。油を採るため、中国から移入されたというのです。
 今では、西日本に、野生化したアブラギリが見られます。これが、もとから自生するものなのか、移入されたものが野生化したのかは、わかっていません。
 桐油の需要は、昔より減りました。とはいえ、今でも、家具の塗料などには、欠かせません。ただし、現在の桐油は、多くは、アブラギリではない種から採られます。シナアブラギリという種です。この種は、アブラギリと同じく、トウダイグサ科に属します。
 アブラギリの仲間には、油料作物になるものが多いです。油を採取する植物ですね。近年では、ナンヨウアブラギリという種が、注目されています。注目の理由は、バイオ燃料になるからです。石油の代替になるわけですね。
 バイオ燃料は、「夢のエネルギー」ではありません。欠点もあります。けれども、今ほど石油ばかりに依存した状態は、良くありませんよね。要は、使い方です。
 ナンヨウアブラギリは、熱帯でしか育ちません。アブラギリならば、普通に、日本国内で育ちます。身近な燃料として、考えてみる価値はあるでしょう。リスク分散のためにも、利用できるものは、利用したほうが良いのではないでしょうか。



図鑑↓↓↓↓↓には、アブラギリが掲載されています。
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 過去の記事で、アブラギリと紛らわしいキリを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
桐【きり】の名前で、きりきり舞い?(2009/05/08)などです。

2009年7月 9日

アガパンサス

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 アガパンサス 画像
和名:アガパンサス
学名:Agapanthus africanus
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東京 新宿区 【2009.07.07】


2009年7月 8日

オオスズメバチ

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クヌギの樹液を吸っていました。大変危険なハチですから、むやみに近づいてはいけません。オオスズメバチ 画像
和名:オオスズメバチ
学名:Vespa mandarinia japonica
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東京 新宿区 【2009.07.07】


図鑑↓↓↓↓↓には、オオスズメバチが掲載されています。
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2009年7月 7日

sora-空-




久しぶりに晴れて暑くなりました。
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東京 新宿区 【2009.07.07】

今年は、オリンピックの年?

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 今年、日本でオリンピックが開かれます。と言えば、皆さんは「そんなはず、ないよ」と応えるでしょう。けれども、本当です。国際生物学オリンピックが開かれます。
 国際生物学オリンピックとは何でしょう? これは、世界中の高校生が集まって、生物学の知識や理解力を競うものです。いわば、「国際的な高レベル生物学試験」です。スポーツのオリンピックと違い、毎年、開催されています。開催地は、各国持ち回りです。
 今年は、国際生物学オリンピック(略称IBO)が生まれて、二十年目です。記念すべき第二十回のIBOが、日本のつくば市で行なわれます。日本での開催は、初めてです。開催期間は、7月12日(日)~19日(日)です。
 このオリンピックに参加できるのは、選抜された高校生たちです。一国四人のチームです。いずれ劣らぬ、生物学の猛者(笑)のはずです。参加を高校生に限るのは、「若い才能を、早く発見して、より良く伸ばしてあげたい」という主旨からだそうです。
 日本は、二〇〇五年から、IBOに参加しています。最初の年は、どんな状態なのか、わからないままの参加だったそうです。なのに、銅メダル二個を獲得しました。参加を重ねるにつれ、メダルが増え、銅メダルに加えて、銀メダルも取れるようになりました。
 残念ながら、まだ、金メダルの獲得は、ありません。自国開催の今年は、期待がかかりますね。あまりプレッシャーをかけるのは、気の毒でしょうか。
 IBOの日本開催は、明るいニュースですね。若い才能を応援する行事だからです。そのうえ、選手たちの活躍を知ることで、参加しない人も、元気になれるでしょう。スポーツのオリンピックと、同じ作用があると思います。
 それにしては、報道が少ないですね。こういうニュースは、もっと広めたいです。
 現在、高校二年生以下の方は、来年以降、IBOに参加できるチャンスがあります。IBOの選手になる道は、日本全国の中学・高校生に開かれています。
 IBOの選手になるには、「生物チャレンジ」という試験を受ける必要があります。詳しくは、以下の、国際生物学オリンピック日本委員会のサイトを、御覧下さい。

国際生物学オリンピック日本委員会公式HP

今年の国際生物学オリンピックの選手決定の様子は、以下に載っています。
「生物五輪」代表に高校生4人 来年7月つくばで開催(47ニュース 2008/12/08)

2009年7月 6日

汚いなんて言わないで、日本の糞虫たち

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 お食事中の方は、ごめんなさい。今回は、排泄物のお話です。
 世界には、動物の糞を食べる昆虫が、たくさんいます。有名なのは、『ファーブル昆虫記』に登場する「タマオシコガネ」でしょう。フンコロガシと呼ばれる、あの昆虫です。動物の糞を丸めて、転がします。食べるために、そうやって、糞を運びます。
 残念ながら、日本には、ファーブルのタマオシコガネは、いません。けれども、動物の糞を食べる昆虫は、たくさんいます。タマオシコガネと同じ、コガネムシの仲間(甲虫)も、多いです。センチコガネ、エンマコガネ、ダイコクコガネなどです。
 糞を食べる昆虫のうち、甲虫目【こうちゅうもく】に属するものを、通称で糞虫【ふんちゅう】と呼びます。英語でも、dung beetle(糞コガネムシ)と呼ばれます。
 糞虫には、甲虫目コガネムシ科に属する種が多いです。エンマコガネ、ダイコクコガネ、マグソコガネなどです。他に、センチコガネ科に属する種も、多いですね。センチコガネや、ムネアカセンチコガネなどです。
 ただし、ムネアカセンチコガネについては、分類に議論があります。また、この種は、「糞よりも、腐肉や朽ちた植物質など、他の物をよく食べる」といわれます。幼虫は、糞を食べるようですが、成虫が糞を主食にするのかどうかは、不明です。
 日本には、糞を丸める糞虫はいないのでしょうか? います。ダイコクコガネの仲間が、そうです。しかし、丸めた糞を転がすことは、しません。土の中に糞を集めて、そこで丸めます。丸めた糞は、幼虫の食べ物になります。
 糞虫は、一見、ただの汚い虫に見えますね。が、生態系の中では、大切な役割を果たしています。排泄物の分解を進めて、植物などの栄養を、豊かにするのです。「汚い」仕事を、進んで引き受けてくれている、といえます。
 エンマ(閻魔)コガネやダイコク(大黒)コガネなど、糞虫には、神さまの名前が付いたものがいます。これらの名の由来は、わかっていません。もしかしたら、「汚いけれども、大切な仕事」をしている彼らに、敬意を示したのかも知れませんね。



図鑑↓↓↓↓↓には、糞虫の仲間として、クロマルエンマコガネ、センチコガネ、マグソコガネ、ミヤマダイコクコガネ、ムネアカセンチコガネが掲載されています。
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 過去の記事でも、甲虫目【こうちゅうもく】の昆虫を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ハナムグリは、甘党のコガネムシ?(2009/04/03)
コガネムシは、自然体験の宝物(2008/07/14)
日本の陰の昆虫王者? マイマイカブリ(2006/08/05)などです。

2009年7月 5日

ヒヨドリ

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ヒヨドリ 画像
和名:ヒヨドリ
学名:Hypsipetes amaurotis
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東京 新宿区 【2008.04.18】


図鑑↓↓↓↓↓には、ヒヨドリが掲載されています。
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2009年7月 4日

カワゴンドウの危機と、コウモリの新種

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 哺乳類について、二つのニュースがありました。良いニュースと悪いニュースです。

 先に、悪いニュースを片付けてしまいましょう。カワゴンドウというイルカの一種が、東南アジアのメコン川で絶滅の危機にあります。
 カワゴンドウは、河川の河口付近や海岸近くの海に棲みます。日本には、分布しません。インドや東南アジアに分布します。名前に「河」と付きますが、カワイルカの仲間(カワイルカ上科【じょうか】)ではありません。マイルカ科に属します。
 河川や海岸近くの海は、人間の活動が盛んですね。カワゴンドウにとっては、これが不運でした。人間による環境汚染が進んだのです。このため、生まれたばかりの子イルカが、次々に病死しています。子どもが育たなければ、種が絶滅するのは、明らかですね。
 カワゴンドウは、メコン川以外にも、広く分布します。けれども、メコン川以外でも、絶滅の危機にあるところが多いです。根本的な対策としては、汚染を除去するしかないでしょう。対策が取られる前に、絶滅しないことを祈ります。

 メコン川のカワゴンドウのニュースは、以下にあります。
メコン川のイルカ、絶滅寸前 70頭前後とWWF(北海道新聞 2009/06/18)
メコン川の淡水イルカ、水質汚染で絶滅寸前 WWF(AFPBBニュース 2009/06/18)
 過去の記事でも、絶滅に瀕したイルカや、淡水に棲むイルカを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
揚子江【ようすこう】に、イルカはいるか?(2008/06/24)
イルカは淡水で暮らせない?(2007/09/05)
伊勢湾のスナメリが危機に?(2007/06/12)
などです。

 もう一つは、良いニュースです。インド洋のコモロ諸島で、新種のコウモリが発見されました。日本語名は、「アレンユビナガコウモリ」となりそうです。ラテン語の学名は、Miniopterus aelleniです。これらの名は、まだ正式なものではないかも知れません。
 「アレンユビナガコウモリ」は、ヒナコウモリ科ユビナガコウモリ属に属します。この新種は、日本にはいませんが、近縁な種が日本に分布します。ユビナガコウモリなどの種です。同じユビナガコウモリ属に属します。
 この新種の特徴は、とても小さいことです。体重が5gしかありません。5kgではありませんよ。「5グラム」です。ヒトの親指ほどの大きさです。
 こんなに小さいのに、「アレンユビナガコウモリ」は、世界最小のコウモリではありません。世界最小と言われるのは、キティブタバナコウモリという種です。この種の体重は、1.5g(!)です。タイに分布する種です。
 今回の新種は、マダガスカルにも分布するそうです。今後のニュースにも、注目ですね。

 「アレンユビナガコウモリ」のニュースは、以下に載っています。
親指大のコウモリ、新種と判明(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/6/30)
シーラカンスの島に、新種の小さなコウモリ(Cryptomundo 2009/6/25)※英文ですが、新種コウモリの画像が、いくつか見られます。

図鑑↓↓↓↓↓には、「アレンユビナガコウモリ」と近縁なユビナガコウモリが掲載されています。
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 過去の記事でも、新種のコウモリや、今回の新種と近縁なユビナガコウモリなどを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
メコン川の流域で、千種以上の新種を発見(2008/12/18)
米国で、コウモリが、謎の大量死(2008/05/12)
コウモリと共存しよう、引越し大作戦(2008/04/28)
などです。

2009年7月 3日

ノリウツギは、カミキリムシと仲良し?

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 今の季節に咲く花といえば、アジサイですね。
 アジサイに近縁な植物に、ノリウツギという種があります。アジサイより、少し花期が遅れます。七月頃から咲きます。普通は、山地に生える植物です。
 ノリウツギは、花の姿が、ガクアジサイに似ています。ガクアジサイは、アジサイの原種ですね。このことから、アジサイに近縁なことが、わかります。
 ノリウツギの花は、大部分が、米粒のような、白く細かい花です。中に、白くて大きい花びらの花が、少し混じります。
 この花の仕組みは、ガクアジサイと同じです。果実を付けるのは、小さいほうの花です。大きいほうの花は、果実になりません。装飾花【そうしょくか】と呼ばれるものですね。花全体を、目立たせる役割を果たします。
 こんなふうに、二種類の花を咲かせるのは、なぜでしょう? 大きくて、目立つ花ばかりにすれば、良さそうですね。わざわざ、小さい花を咲かせる理由は、何でしょうか?
 小さい花にも、利点があります。ある種の昆虫たちに、「サービス」しているのです。その相手は、カミキリムシや、コガネムシといった甲虫【こうちゅう】です。
 花に来る昆虫としては、チョウやハチが有名ですね。他にも、花の蜜や花粉を食べる昆虫は、多くいます。特に、ハナカミキリ(カミキリムシの仲間)や、ハナムグリ(コガネムシの仲間)と呼ばれるものたちは、蜜や花粉が主食です。
 ところが、カミキリムシやコガネムシなどの甲虫は、チョウやハチに比べて、不利な点があります。体が大きく、不器用なことです。蜜や花粉が、狭い場所や、奥まった場所にあったら、食べることができません。口が届かないからです。
 ノリウツギの小さいほうの花は、甲虫にも、食事がしやすくできています。花びらなどの飾りがなく、蜜や花粉が、食べやすい位置にあります。
 ノリウツギの花には、ハナカミキリなどの甲虫が、よく訪れています。「サービス」しているからですね。植物と昆虫が、助け合っている様子は、微笑ましいです。



図鑑↓↓↓↓↓には、ノリウツギが掲載されています。
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 過去の記事で、ノリウツギと近縁なアジサイなどを取り上げています。また、ノリウツギの花によく来る甲虫【こうちゅう】も、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ハナムグリは、甘党のコガネムシ?(2009/04/03)
アジサイの果実はどこにある?(2007/06/22)
花祭りの甘茶は、お茶の木からできる?(2007/04/05)などです。

2009年7月 2日

コムラサキ

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コムラサキ 画像
和名:コムラサキ
学名:Callicarpa dichotoma
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東京 港区 【2009.06.29】

2009年7月 1日

渋谷の福猫

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渋谷の福猫、ななママと呼んでいます。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 渋谷区 【2009.06.29】