図鑑.netブログ- zukan.net -

http://blog.zukan.net/blog/

2009年10月31日

アマサギ

ico_weather_hare.gif


冬羽 アマサギ 画像
和名:アマサギ
学名:Bubulcus ibis
amasagi_MG_0116.jpg
amasagi_MG_0121.jpg
amasagi_MG_0135.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 豊見城【2009.10.23】

図鑑↓↓↓↓↓には、アマサギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月30日

オガサワラノスリは、絶滅寸前?

ico_weather_hare.gif


 秋から冬にかけては、空気が澄みます。たまには、空を見上げてみましょう。思わぬものが、見られるかも知れません。空高く、タカ(鷹)が飛んでいることがあります。
 普通の人には、タカの仲間は馴染みがないでしょう。知られているのは、トンビ(正式な日本語名は、トビ)くらいですね。実際、トビは、住宅地でもよく見られます。
 でも、郊外へ行けば、トビ以外のタカにも、会うことができます。例えば、ノスリは、日本で平凡なタカの一種です。少なくとも、かつては平凡でした。
 ノスリは、タカ目【もく】タカ科に属します。いわゆる猛禽類【もうきんるい】ですね。猛禽の中では、比較的、人家の近くにも棲むほうです。農耕地などに多いです。
 昔の田畑には、ネズミやカエルなどの生き物が、たくさんいました。農薬など使いませんでしたからね。それらの小動物は、ノスリの食べ物になります。食べ物が多いところに棲むのは、当然でしょう。ノスリとヒトとは、ある程度、共存共栄していました。
 ノスリには、不名誉な別名があります。クソトビ、マグソタカなどというものです。こんな名が付いたのは、「鷹狩りに使えないタカだから」だそうです。彼らが捕るのは、主に、ネズミやヘビなどです。鷹狩りの獲物としては、誇れないものですね(笑)
 農村が多かった頃は、ノスリが絶滅することなど、考えられなかったでしょう。都市化が進むにつれ、数が減ってしまいました。それでも、日本のタカとしては、数が多いほうです。今すぐに、絶滅しそうなわけではありません。
 ただし、ノスリの中でも、絶滅に瀕しているグループがいます。オガサワラノスリという亜種です。ノスリという種の中で、小笠原諸島に分布するものたちですね。
 オガサワラノスリは、日本本土にいるノスリと、少しだけ違います。外見の違いとしては、オガサワラノスリのほうが、体色が薄いです。また、オガサワラノスリは、渡りをしません。日本本土のノスリは、日本列島の中を、移動することがあります。
 現在、オガサワラノスリの数は、百羽に満たないといわれます。危機的状況ですね。彼らが安心して繁殖できる環境を、整えてあげたいものです。


図鑑↓↓↓↓↓には、ノスリが掲載されています。オガサワラノスリの画像もあります。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

 過去の記事でも、猛禽【もうきん】といわれる鳥を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
オオワシとオジロワシには、流氷が似合う(2008/02/08)
ハチクマはスズメバチの天敵?(2007/09/24)
トンビは猛禽【もうきん】か?(2006/11/17)
などです。

2009年10月29日

ハクセキレイ

ico_weather_kumori.gif / ico_weather_hare.gif


ハクセキレイ 画像
和名:ハクセキレイ
学名:Motacilla alba
hakuseki_MG_0124.jpg
hakuseki_MG_0127.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 金武【2009.10.24】

図鑑↓↓↓↓↓には、ハクセキレイが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月28日

セイタカシギ

ico_weather_hare.gif


セイタカシギ 画像
和名:セイタカシギ
学名:Himantopus himantopus
seitaka_MG_0082.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 豊見城【2009.10.23】

図鑑↓↓↓↓↓には、セイタカシギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月27日

アオサギ

ico_weather_hare.gif


アオサギ 画像
和名:アオサギ
学名:Ardea cinerea
aosagi_MG_0066.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 豊見城【2009.10.23】

図鑑↓↓↓↓↓には、アオサギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月26日

オガサワラオオコウモリは、小笠原唯一の哺乳類?

ico_weather_ame.gif


 小笠原諸島には、貴重な生き物がたくさんいます。オガサワラオオコウモリは、その一種です。コウモリの仲間ですね。オオコウモリという、大型のコウモリ類です。
 オガサワラオオコウモリは、名のとおり、小笠原諸島と、硫黄【いおう】列島でしか、分布が確認されていません。世界中で、ここにしかいない種です。
 これだけでも、貴重な種だとわかりますね。他にも、オガサワラオオコウモリには、貴重な点があります。小笠原の陸地に自然分布する、唯一の哺乳類なのです。(もちろん、ヒトは、小笠原に住んでいます。人為的に持ち込まれたヤギなどもいます)
 小笠原諸島は、歴史上、一度も、大陸や、大きな島とつながったことがありません。硫黄列島もそうです。このような島を、大洋島、海洋島などと呼びます。海洋島では、哺乳類が少ないです。多くの哺乳類は、海を渡れないからです。
 数少ない例外が、コウモリです。コウモリは、空を飛べますね。おかげで、海洋島へも渡ることができます。クジラなどの海生哺乳類も、例外のうちです。
 飛べるという点では、鳥や昆虫も同じですね。このため、海洋島の陸地では、コウモリと鳥と昆虫とが、栄えることが多いです。逆に言えば、コウモリと鳥と昆虫ばかりが栄えている島があったら、その島は、海洋島である可能性が高いです。
 オガサワラオオコウモリは、小笠原諸島と硫黄列島の歴史を証明する存在といえます。長い間、唯一の陸生哺乳類として、島々で暮らしてきました。
 残念なことに、オガサワラオオコウモリの数は、減っています。その原因は、いくつもあります。現地では、農作物を荒らす害獣として、嫌われていることも一つです。
 オガサワラオオコウモリは、果実や、花の蜜を食べます。果樹などを食い荒らしてしまうわけですね。被害を受けるほうにしてみれば、たまったものではないでしょう。
 けれども、オガサワラオオコウモリとヒトとが、共存できないことはない、と思います。自然の中に、食べ物がたくさんあれば、彼らは、わざわざ、果樹園などには来ないでしょう。小笠原の自然を豊かにすることが、共存の鍵ですね。


図鑑↓↓↓↓↓には、オガサワラオオコウモリが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

 過去の記事でも、小笠原諸島の生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
オオコウモリは、空飛ぶキツネ?(2009/02/20)
海中のオブジェ? パイプウニ(2007/11/16)
大洋に生きるオガサワラトカゲ(2007/11/09)
ヤシ? いいえシダの木です。マルハチ(2007/11/02)
などです。

2009年10月25日

ススキ

ico_weather_ame.gif


ススキ 画像
和名:ススキ
学名:Miscanthus sinensis Andersson
susuki_4M5D0241.jpg
susuki_IMG_0016.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 新宿区【2009.10.16】

図鑑↓↓↓↓↓には、ススキが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月24日

ナミアゲハ

ico_weather_kumori.gif / ico_weather_ame.gif


ナミアゲハ 画像
和名:ナミアゲハ
学名:Papilio xuthus
ageha_4M5D0185.jpg
ageha_4M5D0186.jpg
ageha_4M5D0193.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 新宿区【2009.10.16】

図鑑↓↓↓↓↓には、ナミアゲハが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月23日

化学兵器で防御、ゴミムシ

ico_weather_hare.gif


 ゴミムシと呼ばれる昆虫のグループがいます。このグループには、たいへん多くの種が属します。分類上は、甲虫目【こうちゅうもく】のオサムシ上科【じょうか】のうち、いくつかの科に属するものに「○○ゴミムシ」という種名が付いています。
 「ゴミ」ムシとは、ひどい名前ですね。昔は、ごみためのようなところで見られたためこんな名にされました。今では、ごみためというより森林の落ち葉が積もったような場所に多いです。正確には、種によって棲む場所が違います。
 名前に反して、ゴミムシの仲間には美しい種もいます。例えば、オオキベリアオゴミムシは、金緑色の体に黄色い縁取りがあります。ミイデラゴミムシは、黄色の体に褐色のまだら模様があります。こんなに派手で、敵に狙われないのでしょうか?
 昆虫好きな方なら、ミイデラゴミムシと聞いてぴんと来るかも知れませんね。この種は、「化学兵器」を使うことで有名です。お尻から、刺激性のあるガスを噴出します。特別に強力な「おなら」ですね(笑)。 派手な姿は、「武器があるぞ」という警告です。
 じつは、ミイデラゴミムシ以外にも「化学兵器」を持つゴミムシがいます。例えば、アオゴミムシの仲間は、消毒薬のクレゾールのような臭気を出します。また、セアカヒラタゴミムシは、酸っぱい刺激臭を出します。どちらも、敵を撃退するための武器です。
 このような「化学兵器」が、いつ、どのように発達したのかはわかっていません。ゴミムシの仲間の共通先祖が、「化学兵器」の仕組みを手に入れたのか、それとも、ミイデラゴミムシやセアカヒラタゴミムシといった個々の種ごとにそのような仕組みが進化したのか、解明されていないのですね。
 おそらく、昔の日本人にとって、ゴミムシの仲間は身近な昆虫でした。その証拠に、方言名がいくつもあります。ヘッピリムシ、ヘコキムシなどというものです。
 ヘッピリムシとは、ミイデラゴミムシだけの呼び名と思う人もいるでしょう。実際は、ゴミムシの仲間が、広くそう呼ばれたようです。「ゴミムシで遊んだ子供たちが、『化学兵器』にやられて、悔しまぎれに付けた名前では?」などと想像してしまいますね。


図鑑↓↓↓↓↓には、オオキベリアオゴミムシ、セアカヒラタゴミムシが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

 過去の記事で、ゴミムシと紛らわしいゴミムシダマシ科の昆虫を取り上げています。また、ゴミムシと同じオサムシ科のマイマイカブリも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ミールワームとは、どんな昆虫?(2008/03/28)
日本の陰の昆虫王者? マイマイカブリ(2006/08/5)

2009年10月22日

クマバチ

ico_weather_hare.gif


クマバチ 画像
和名:クマバチ
学名:Xylocopa appendiculata circumvolans
kumoaba_4M5D0179.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 新宿区【2009.10.16】

図鑑↓↓↓↓↓には、クマバチが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月21日

ウメモドキ

ico_weather_hare.gif


ウメモドキ 画像
和名:ウメモドキ
学名:Llex serrata
umemodoki_4M5D0229.jpg
umemodoki_4M5D0231.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 新宿区【2009.10.16】

2009年10月20日

行ってきました、浜名湖立体花博

ico_weather_hare.gif


 静岡県の浜松市で開催中の、浜名湖立体花博【はまなこりったいはなはく】という博覧会に行ってきました。この博覧会は、浜松モザイカルチャー世界博とも呼ばれます。
 さて、モザイカルチャーとは何でしょうか? ごく簡単に言ってしまえば、「立体的に植物を植え込んだもの」です。詳しくは、公式サイトの説明をお読み下さい。
 モザイカルチャーは、「植物で作った彫刻」と言えるかも知れません。会場では、さまざまな「植物の芸術作品」を見ることができます。
 私のつたない言葉では、作品の魅力を伝えきれません。そこで、皆さんに画像を見てもらうことにしました。
 例えば、カメやシカといった動物を表現するのには、それにふさわしい植物を選ばなければいけません。間違えたら、「カメが、クマに見える」などということが、起こりかねませんよね。簡単そうに見えて、難しいことです。
 そのうえ、植物は生きています。世話をしなければ、枯れてしまいます。
 また、生きている限り植物は成長します。日々状態が変わってゆきます。成長した時のことまで考えて作品を作る必要があります。手間がかかる芸術ですね。
 会場の浜松フラワーパークは、広くて気持ちの良いところです。大温室もあります。モザイカルチャーばかりでなく、この大温室もお勧めです。珍しい熱帯植物や砂漠の植物が見られます。ここは見ないと損ですよ。
 会場は、バリアフリーの配慮がされています。お年寄りも、小さいお子さんも、体の不自由な方も、楽しめると思います。私が行った時も、御家族そろって芝生でお弁当を広げる姿があちこちにありました。
 今度のお休みにこの博覧会へピクニックなどいかがでしょうか。
浜名湖立体花博公式サイト

hamanako_ATT00020_1.jpg
アフリカ ガボンのリーブルヴィル市出品。『リクガメ』

hamanako_ATT00035_2.jpg
中国の北京市出品。『中国原産の珍しいシカ、シフゾウ(四不像)』

hamanako_ATT00050_3.jpg
浜松市のボランティア団体の出品。『遠州の浜に産卵に来るアカウミガメ』

hamanako_ATT00065_4.jpg
静岡県湖西市の出品。『白砂青松の風景』

hamanako_ATT00080_5.jpg
大温室内
月下美人(ゲッカビジン)
浜松フラワーパークでは、月下美人に昼夜逆転の生活をさせて、昼間に花が見られるようにしているそうです。

hamanako_ATT00128_6.jpg
大温室内 
和名:タキノシライト(滝の白糸) 
学名:Agave schidigera

hamanako_ATT00154_7.jpg
スイスのジュネーブ市の出品。
スイスの産業といえば時計ですね。そのものずばり、「時計のモザイカルチャー」を出してきました。もちろんこの時計ちゃんと動きます!!正確な時刻を指していました。
花時計ならぬ「植物時計」です。

hamanako_ATT00180_8.jpg
『木を植えた男』。同名の名作童話にちなんでいます。カナダのモントリオール市の出品。

hamanako_ATT00195_9.jpg
『木を植えた男』男が飼う羊の群れ
hamanako_ATT00210_10.jpg

『木を植えた男』男の背後に走る馬
静岡県 浜名湖 

2009年10月19日

果実? いえ「虫こぶ」です、イスノキ

ico_weather_hare.gif


 イスノキという種名の木があります。たいていの人は、この名を聞けば「椅子の木」だと思うでしょう。実際この木は、椅子などの家具に使われます。ただし漢字では、柞【いすのき】と書きます。「椅子の木」が語源ではないようです。
 イスノキには、もう一つ漢字名があります。「蚊母樹」と書いて「いすのき」です。明らかに当て字ですね。なぜ、こんな漢字名があるのでしょうか?
 それは、イスノキに多くの虫が寄生するからです。イスノキには、たくさんの「虫こぶ」ができます。虫こぶが、種の判定の目安になるほどです。
 虫こぶとは何でしょうか? 昆虫などが植物に寄生すると、その部分が、大きくふくらむことがあります。これが「虫こぶ」です。専門的には、ゴールgallと呼ばれます。寄生するのは、昆虫だけではありません。菌類、ウイルスなどの場合もあります。
 イスノキには、枝にも葉にも虫こぶができます。このため、葉がぼこぼこになっていることが、よくあります。枝や葉芽の虫こぶは、果実と間違えられるほど大きくなります。イスノキに虫こぶを作るのは主に昆虫のアブラムシの仲間です。
 モンゼンイスアブラムシ、ヤノイスアブラムシ、イスノフシアブラムシなどが、イスノキに虫こぶを作ります。種によって、どの部分にどのような虫こぶを作るのか違います。虫こぶの中は、空洞です。中に、アブラムシが棲んでいます。
 アブラムシの仲間は複雑な生活史を持ちます。同じ種の成虫なのに、翅【はね】があるものとないものとがいます。翅がある成虫は、小さな蚊【か】のように見えます。
 イスノキの虫こぶからは、時おり、翅のあるアブラムシが出ます。昔の人は、これを見て、イスノキに「蚊の母の樹」という字を当てたのでしょう。
 翅のあるアブラムシが出ると虫こぶには、穴が開きます。これを利用して、イスノキの虫こぶは、楽器(笛)にすることができます。
 江戸時代に、この「虫こぶ笛」を、祭礼に使った記録があります。どんな曲が吹かれたのでしょうね? こんな素朴な楽器は、後の世まで残って欲しいです。

図鑑↓↓↓↓↓には、イスノキが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

 過去の記事でも、イスノキと同じマンサク科に属する植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
トサミズキは、土佐に生える?(2009/03/23)
日向【ひゅうが】には生えない? ヒュウガミズキ(2009/03/16)
アメリカ楓の木について(2007/11/22)

2009年10月18日

サルビアレウカンサ

ico_weather_hare.gif


サルビアレウカンサ 画像
和名:サルビアレウカンサ
学名:Salvia leucantha
sarubia_4M5D0162.jpg
sarubia_4M5D0165.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 新宿区【2009.10.16】

2009年10月17日

ツマグロヒョウモン

ico_weather_kumori.gif


ツマグロヒョウモン 画像
和名:ツマグロヒョウモン
学名:Argyreus hyperbius
hyoumon_4M5D0058.jpg
hyoumon_4M5D0065.jpg
hyoumon_4M5D0069.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 港区【2009.09.28】

2009年10月16日

生きている化石、イボイモリ

ico_weather_hare.gif


 日本の南西諸島には、貴重な生き物が、たくさんいますね。イリオモテヤマネコや、ヤンバルクイナが有名です。同じように貴重なのに、あまり有名でないものもいます。
 例えば、イボイモリがそうです。奄美や沖縄に分布するイモリの一種です。
 有名でないのは、イボイモリの外見が冴えないからでしょう。まず、体が小さいです。大型でも、全長20cmくらいです。これでも、イモリ科の中では、大きいほうです。
 色も地味です。普通のアカハライモリと違い、腹は赤くありません。全身、黒褐色です。背には、ごつごつした突起があります。お世辞にも、きれいとは言えません。
 アカハライモリと、イボイモリが違うのは、外見だけではありません。生態も、ずいぶん違います。最も異なるのは、イボイモリが、ほとんど水に入らないことでしょう。
 アカハライモリは、水生の傾向が強いです。成体になっても、多くの時間を、水中で過ごします。それに対し、イボイモリが水中にいるのは、幼生の時だけです。いったん成体になると、産卵の時ですら、水に入りません。
 イボイモリの卵は、水辺の落ち葉の下などに産みつけられます。孵化【ふか】した幼生は、自力で水のところまで行くようです。
 じつは、イボイモリの生態については、わかっていることが少ないです。普段、どんな生活をしているのかも、あまりわかっていません。
 それでも、繁殖期であれば、イボイモリを目撃できる可能性が高いです。水辺の産卵場所に出てくるからです。普段は、まるで目立たない生活をしているようです。
 イボイモリの分布地には、肉食獣といえるものがいませんでした。毒などの武器がないのに、生き残ってこられたのは、このためでしょう。イモリ科の中で、イボイモリは、古い形質を残した存在といわれます。生きている化石ですね。
 その存在が、今、脅かされています。ヒトが作った溝【みぞ】に落ちたり、ヒトが放したマングースに捕食されたりしているからです。ほんの少しの思いやりがあれば、彼らの生活を守れるでしょう。そういう思いやりを、形にしたいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、イボイモリが掲載されています。また、アカハライモリも載っています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

 過去の記事でも、イモリの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
イモリとサンショウウオとは、どう違う?(2009/04/20)
両生類は、肺がなくても生きられる?(2008/05/01)
カエル・ツボカビ症のその後(2007/12/03)
最近、アカハライモリのことを(2005/10/13)
などです。

2009年10月15日

キンモクセイ

ico_weather_hare.gif


キンモクセイ 画像
和名:キンモクセイ
学名:Calidris subminuta sativa
kinmoku_CIMG0419.jpg
kinmoku_CIMG0423.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 港区【2009.10.10】

図鑑↓↓↓↓↓には、キンモクセイが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月14日

コスモス

ico_weather_kumori.gif


コスモス 画像
和名:コスモス
学名:Cosmos bipinnatus Cav.
cosmo_4M5D0036.jpg
cosmo_IMG_0032-1.jpg
cosmo_IMG_0050-1.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 港区【2009.09.28】

図鑑↓↓↓↓↓には、コスモスが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月13日

クマバチ

ico_weather_hare.gif


クマバチ 画像
和名:クマバチ
学名:Xylocopa appendiculata circumvolans
kuma_4M5D0039.jpg
kuma_4M5D0042.jpg
kuma_4M5D0049.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 港区【2009.09.28】

図鑑↓↓↓↓↓には、クマバチが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月12日

生垣のスター、サンゴジュ(珊瑚樹)

ico_weather_hare.gif


 秋、いろいろな木に、果実が付いていますね。日本の公園などで目立つのは、サンゴジュです。公園樹や街路樹として、好まれる木です。日本に野生もしています。
 サンゴジュがよく植えられる理由は、いくつかあります。第一は、常緑樹だからです。一年中、緑があるのは、ありがたいですね。適度に木陰を作ってくれます。
 第二は、花と果実と、両方が楽しめるからです。サンゴジュの花は、六月から七月頃に見られます。白く、細かい花が、こずえを彩ります。それらが、秋には、赤い果実になります。どちらも美しいので、観賞用になるわけです。
 第三は、防火の機能が優れるから、といいます。これは、どういうわけでしょう?
 多くの樹木は、生木では燃えにくいものです。ですから、防火の機能があります。サンゴジュは、水分が多いため、その機能が優れるのだそうです。サンゴジュを燃やすと、切り口から泡が吹き出るといわれます。このため、アワブキという別名があります。
 ところが、正式な日本語名を「アワブキ」という木があります。紛らわしいですね。正式種名アワブキは、サンゴジュとは、まったく違う種です。分類上も遠縁です。
 サンゴジュは、スイカズラ科(またはレンプクソウ科)ガマズミ属に属します。正式種名アワブキのほうは、アワブキ科アワブキ属です。サンゴジュと同じく、燃やすと、切り口から泡を吹くため、この名が付いたとされます。
 「燃えにくい」とされる木は、他にもあります。例えば、ナナカマドです。北国では、よく植えられる木ですね。果実や、花や、紅葉が美しいからです。
 ナナカマドという名は、「七回、竈【かまど】に入れても、燃え残る」ことが由来といわれます。おそらく、防火の機能も期待されるために、植えられるのでしょう。
 昔、燃えにくい木を植えることは、とても有効な防災手段でした。防災の科学技術が、未発達でしたからね。今でも、その知恵は、学ぶべきだと思います。
 中でも、サンゴジュは、家の周囲の生垣に、あって欲しい木ですね。前記のように、利点がいくつもあるからです。生垣の中のスターかも知れません。

図鑑↓↓↓↓↓には、サンゴジュが掲載されています。また、正式種名アワブキや、ナナカマドも載っています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

 過去の記事でも、秋に美しい果実が実る木を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
グミと茱萸とは、同じ? 違う?(2008/10/13)
謎の植物、茱萸【しゅゆ】とは?(2008/09/01)

2009年10月11日

モンキチョウ

ico_weather_hare.gif


モンキチョウ 画像
和名:モンキチョウ
学名:Colias erate poliographus
monki_4M5D0077.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 港区【2009.09.28】

図鑑↓↓↓↓↓には、モンキチョウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月10日

アオスジアゲハ

ico_weather_hare.gif


アオスジアゲハ 画像
和名:アオスジアゲハ 
学名:Graphium sarpedon nipponum
aosuji_4M5D0147.jpg
aosuji_4M5D0096.jpg
※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 港区【2009.09.28】

図鑑↓↓↓↓↓には、アオスジアゲハが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月 9日

ミミズは、土中の働き者

ico_weather_hare.gif


 秋は、落ち葉の季節ですね。落ち葉は、やがて朽ちて、土になります。その過程に、ある動物が、強く関わっていることを、御存知ですか?
 農業をやっている方なら、御存知でしょう。その動物とは、ミミズです。
 ミミズは、土中に棲む生き物ですね。土の中で、何を食べているのでしょう? 落ち葉や朽ち木、小動物の遺体などです。ミミズには、口がないように見えますね。でも、ちゃんと、体の前端部分に、口があります。その口で、ぱくぱくと物を食べます。
 食べた後には、当然、糞をします。この糞が、良い腐葉土になります。繊維などがこなれて、粒が細かくなっているのですね。
 良い腐葉土があるところでは、植物がよく育ちます。植物が育てば、いろいろな動物も育ちます。ミミズがいなかったら、多くの動植物が、暮らしに困ることでしょう。
 もちろん、ヒトも、ミミズの恩恵をこうむっています。良い土がなければ、農作物ができません。「ミミズが出たら、土ができてきた証拠」と、農家の方から聞いたことがあります。ミミズは、釣りの餌になるばかりでは、ありません。
 釣りの餌にされるのは、多くが、シマミミズという種です。「ミミズに、種なんてあるの?」と、驚く人がいるかも知れませんね。実際には、たくさんの種があります。
 中でも、シマミミズは、平凡な種です。普通の人が、「ミミズ」といわれて思い浮かべる、ミミズらしい姿のミミズです。野生でも多いですが、釣り餌用に、養殖もされています。
 時おり、異様な姿のミミズが、騒がれることがありますね。「異様に長い」とか、「異様な色」といったミミズです。種によって、ミミズの姿は、いろいろです。普通の人が「異様」と感じても、それが正常な姿、という種もいます。
 例えば、シーボルトミミズという種がいます。この種の体色は、青いです。光が当たると、青緑色に輝いて見えます。しかも、体長が30cmを越えるほどになります。「大きくて、異様な色」なので、嫌いな人は、卒倒しそうになるでしょう。
 異様に見えてもミミズは、ヒトに害をなしません。御安心下さい。

図鑑↓↓↓↓↓には、シマミミズが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

 過去の記事でも、ミミズと同じ環形動物門【かんけいどうぶつもん】に属する生き物を取り上げています。また、ミミズと同じく土中に棲む生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ワラジムシとダンゴムシとは、どう違う?(2008/11/03)
オーストラリアのサンゴ礁で、数百の新種を発見(2008/09/25)
虫が島を壊す? ナナツバコツブムシ(2007/6/28)

2009年10月 8日

ウとカメ

ico_weather_ame.gif / ico_weather_kumori.gif / ico_weather_hare.gif


ウミウ、ミシシッピーアカミミガメ 画像
和名:ウミウ 
学名:Phalacrocorax capillatus
和名:ミシシッピーアカミミガメ 
学名:rachemys scripta elegans
u_IMG_0008-1.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 港区【2009.09.28】

2009年10月 7日

日本のろうそくを灯すのは、ハゼノキ?

ico_weather_ame.gif


 北国や山国からは、紅葉の便りが聞かれる頃ですね。日本は、多様な紅葉が見られる国です。桜紅葉【さくらもみじ】、蔦紅葉【つたもみじ】、櫨紅葉【はぜもみじ】など、特定の種の紅葉を表わす言葉があるほどです。
 櫨紅葉の櫨【はぜ】とは、ハゼノキを指します。ハゼノキは、わざわざこんな言葉が作られたほど、美しく紅葉します。日本の秋を代表する樹木の一種です。
 ところが、ハゼノキは、日本の本州には、もとは、なかったようです。南西諸島には、昔からありました。けれども、本州に来たのは、桃山時代か、江戸時代といわれます。
 このように書くと、古典文学に詳しい方は、「そんなはずはない」とおっしゃるでしょう。万葉集に、波自【はじ】という言葉―ハゼノキの古名―があるからです。
 じつは、古代日本で、「はじ」と呼ばれたのは、現在のハゼノキではありません。現在の種名では、ヤマハゼという種か、ヤマウルシという種だったとされます。古代には、この二種をまとめて、「はじ」と呼んだようです。この二種も、美しく紅葉します。
 ハゼノキには、リュウキュウハゼという別名があります。琉球【りゅうきゅう】王国―南西諸島にあった国―から、日本の内地に入れられたためです。
 ハゼノキは、果実から脂肪を取るために、日本の各地に持ち込まれました。ハゼノキの脂肪は、木蝋【もくろう】と呼ばれます。木蝋は、さまざまな用途にされます。
 例えば、日本の伝統的な和蝋燭【わろうそく】は、この木蝋から作られます。ハゼノキが入る前、和蝋燭は、ウルシの果実の木蝋から作られていました。どちらにせよ、和蝋燭の蝋【ろう】は、植物性です。植物性の蝋燭は、煤【すす】が少ないといわれます。
 近年、普通に売っている蝋燭は、石油パラフィンから作られています。つまり、鉱物性です。このような蝋燭は、煤【すす】が多く出ます。
 「蝋燭を点けると、喉【のど】がいがらっぽい」という方が、いませんか? それは、たいてい、煤のせいです。伝統的な和蝋燭なら、煤が少ないので、喉に優しいはずです。一度、ハゼノキ製の和蝋燭を、試してみてはいかがでしょうか。

図鑑↓↓↓↓↓には、ハゼノキが掲載されています。また、古代に「はじ」と呼ばれたヤマウルシも載っています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

 過去の記事でも、ハゼノキと同じように、紅葉や黄葉が美しい植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
アメリカ楓の木について(2007/11/22)
ツタ(蔦)は落葉する?しない?(2006/12/01)
街路樹は生きている化石、イチョウ(2005/11/21)

2009年10月 6日

コガマ

ico_weather_ame.gif


コガマ 画像
和名:コガマ 
学名:Typha orientalis
kogama_4M5D0004.jpg
kogama_4M5D0006.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 港区【2009.09.28】

2009年10月 5日

どっちがどっち? スナイソギンチャクと、スナギンチャク

ico_weather_kumori.gif

 イソギンチャク(磯巾着)は、海でよく見られる生き物ですね。
 イソギンチャクの仲間は、海の岩場に棲むことが多いです。けれども、砂や泥の海底に、いないわけではありません。例えば、スナイソギンチャク(砂磯巾着)という種は、砂底の海底に棲みます。海岸近くの浅いところでも、見ることがあります。
 スナイソギンチャクに似たものとして、ハナギンチャクの仲間があります。ハナギンチャク(花巾着)は、以前、このブログで取り上げましたね(管の中の花? ハナギンチャク(2009/4/27))スナイソギンチャクと同じく、砂や泥の海底に棲むものです。
 ハナギンチャクと、スナイソギンチャクとは、縁が遠いです。その証拠に、体の仕組みが、大きく違います。スナイソギンチャクは、体の末端に吸盤があります。それで、砂の中の石などにくっついています。ハナギンチャクには、吸盤はありません。
 スナイソギンチャクと紛らわしい生き物は、他にもいます。スナギンチャク(砂巾着)です。よーく見て下さい。スナ「イソ」ギンチャクとは、違う名前です。
 スナギンチャクも、スナイソギンチャクとは、縁が遠いです。スナギンチャクのほうは、基本的に、群体性です。サンゴのように、たくさんの個体が、集まって暮らします。
 スナギンチャクの仲間には、体に砂粒を埋め込んで、補強するものが多いです。だから、「スナ」ギンチャクです。スナ「イソ」ギンチャクと、紛らわし過ぎますよね(笑)
 スナ「イソ」ギンチャクは、イソギンチャク目【もく】に属する一種です。スナギンチャクは、スナギンチャク目【もく】に属する種の総称です。ハナギンチャクは、ハナギンチャク目【もく】に属する種の総称です。目【もく】のレベルで、分類が違います。
 普通の人は、水族館で、スナ「イソ」ギンチャクと会う機会が、多いかも知れません。スナイソギンチャクには、美しい個体が多いからです(個体ごとに、色に変異があります)。水族館では、見栄えがするのですね。私も、水族館で、見たことがあります。
 私が見た個体は、見事な蛍光ピンクでした。まるで人工物みたいでしたが、自然な色だそうです。機会があれば、ぜひ、この生物の実物を、御覧になって下さい。

図鑑には、スナイソギンチャク、スナイソギンチャクと紛らわしいヒメハナギンチャクムラサキハナギンチャクが掲載されています。ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、イソギンチャクや、イソギンチャクに似た生き物を取り上げています。また、イソギンチャクと共生するので有名なクマノミも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
管の中の花? ハナギンチャク(2009/04/27)
世界最長寿のサンゴが発見される(2009/04/04)
イソギンチャクは逆さのクラゲ?(2008/04/21)
などです。

2009年10月 4日

ケチョウセンアサガオ

ico_weather_hare.gif


ケチョウセンアサガオ 画像
和名:ケチョウセンアサガオ 
学名:Datura innoxia Mill.
asagao_IMG_0001-1.jpg
asgao_IMG_0004-1.jpg
東京都 港区【2009.09.28】

図鑑↓↓↓↓↓には、ケチョウセンアサガオが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月 3日

コムラサキ

ico_weather_ame.gif / ico_weather_kumori.gif


コムラサキ 画像
和名:コムラサキ 
学名:Callicarpa dichotoma (Lour.) K.Koch
komurasaki_4M5D0008.jpg
東京都 港区【2009.09.28】

図鑑↓↓↓↓↓には、コムラサキが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2009年10月 2日

鳥の巣? いえ、カヤネズミの巣です

ico_weather_ame.gif


 草むらで、鳥の巣らしきものを、見つけたことがありませんか?
 それは、河川敷のヨシ原や、ススキの原にあるかも知れません。草の茎の途中に、小さな球形の巣が付いていることがあります。草を編んで作られています。
 これは、鳥の巣でしょうか? そういう場合もあります。けれども、鳥ではないこともあります。ネズミの一種も、このような巣を作るのです。カヤネズミという種です。
 カヤネズミは、日本最小のネズミといわれます。尾の長さまで入れても、全長は10cm未満です。体重は、15gもありません。世界でも、最小級のネズミです。
 ちなみに、カヤネズミは、日本最小の哺乳類ではありません。コウモリの仲間に、もっと小さいものがいます。日本最小の哺乳類は、クロホオヒゲコウモリでは、といわれます。
 生き物にとって、体が小さいことには、意味があります。体が小さければ、棲める場所が広がります。食べ物も、少なくて済みますね。
 例えば、カヤネズミは、細い草の茎にも、するすると登れます。草の茎に、小さな巣を作りつけることもできます。こういった技がなければ、草むらには棲めませんね。
 カヤネズミは、人家に入ってきません。ヒトには、害を与えないネズミです。
 カヤネズミの存在は、昔から知られていました。彼らが棲むような草原は、昔は、大事なところだったからです。昔の日本人は、かや(ススキやチガヤなど、イネ科の草の総称)を、さまざまに利用しました。かやの供給源として、草原を維持・管理していました。
 しかし、現在の日本では、かやを利用することなど、ほとんどありませんね。かつて維持・管理された草原は、どんどん姿を消しました。このため、カヤネズミのすみかは、ひどく減りました。絶滅してしまった地域もあります。
 カヤネズミの生態には、謎が多いです。小さすぎるために、観察が大変なのですね。でも、前記のように、小さいことには、利点もあります。狭い草原でも、カヤネズミが棲んでいるかも知れません。河川敷のかやの原などは、可能性が高いです。
 かやの原を見つけたら、カヤネズミの巣をそっと、探してみる価値がありそうです。
 「全国カヤネズミ・ネットワーク」という団体が、カヤネズミの調査をしています。カヤネズミの巣を発見された方は、以下のウェブサイトへ報告すると、喜ばれます。
全国カヤネズミ・ネットワーク


図鑑↓↓↓↓↓には、カヤネズミが掲載されています。また、カヤネズミより小さいクロホオヒゲコウモリも載っています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

 過去の記事でも、ネズミの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
フィリピンで、ネズミの新種を発見(2009/02/26)
再発見! オキナワトゲネズミ(2008/03/07)
水辺の巨大な鼠【ねずみ】の正体は?(2008/01/19)
などです。

2009年10月 1日

イチモンジセセリ

ico_weather_hare.gif


イチモンジセセリ 画像
和名:イチモンジセセリ 
学名:Parnara guttata guttata
ichimonji_IMG_0017-1.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京都 港区【2009.09.28】

図鑑↓↓↓↓↓には、イチモンジセセリが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。