2009年10月 9日
ミミズは、土中の働き者
秋は、落ち葉の季節ですね。落ち葉は、やがて朽ちて、土になります。その過程に、ある動物が、強く関わっていることを、御存知ですか?
農業をやっている方なら、御存知でしょう。その動物とは、ミミズです。
ミミズは、土中に棲む生き物ですね。土の中で、何を食べているのでしょう? 落ち葉や朽ち木、小動物の遺体などです。ミミズには、口がないように見えますね。でも、ちゃんと、体の前端部分に、口があります。その口で、ぱくぱくと物を食べます。
食べた後には、当然、糞をします。この糞が、良い腐葉土になります。繊維などがこなれて、粒が細かくなっているのですね。
良い腐葉土があるところでは、植物がよく育ちます。植物が育てば、いろいろな動物も育ちます。ミミズがいなかったら、多くの動植物が、暮らしに困ることでしょう。
もちろん、ヒトも、ミミズの恩恵をこうむっています。良い土がなければ、農作物ができません。「ミミズが出たら、土ができてきた証拠」と、農家の方から聞いたことがあります。ミミズは、釣りの餌になるばかりでは、ありません。
釣りの餌にされるのは、多くが、シマミミズという種です。「ミミズに、種なんてあるの?」と、驚く人がいるかも知れませんね。実際には、たくさんの種があります。
中でも、シマミミズは、平凡な種です。普通の人が、「ミミズ」といわれて思い浮かべる、ミミズらしい姿のミミズです。野生でも多いですが、釣り餌用に、養殖もされています。
時おり、異様な姿のミミズが、騒がれることがありますね。「異様に長い」とか、「異様な色」といったミミズです。種によって、ミミズの姿は、いろいろです。普通の人が「異様」と感じても、それが正常な姿、という種もいます。
例えば、シーボルトミミズという種がいます。この種の体色は、青いです。光が当たると、青緑色に輝いて見えます。しかも、体長が30cmを越えるほどになります。「大きくて、異様な色」なので、嫌いな人は、卒倒しそうになるでしょう。
異様に見えてもミミズは、ヒトに害をなしません。御安心下さい。
図鑑↓↓↓↓↓には、シマミミズが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
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ぜひご利用下さい。
過去の記事でも、ミミズと同じ環形動物門【かんけいどうぶつもん】に属する生き物を取り上げています。また、ミミズと同じく土中に棲む生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ワラジムシとダンゴムシとは、どう違う?(2008/11/03)
オーストラリアのサンゴ礁で、数百の新種を発見(2008/09/25)
虫が島を壊す? ナナツバコツブムシ(2007/6/28)
松沢千鶴
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