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2009年10月26日

オガサワラオオコウモリは、小笠原唯一の哺乳類?

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 小笠原諸島には、貴重な生き物がたくさんいます。オガサワラオオコウモリは、その一種です。コウモリの仲間ですね。オオコウモリという、大型のコウモリ類です。
 オガサワラオオコウモリは、名のとおり、小笠原諸島と、硫黄【いおう】列島でしか、分布が確認されていません。世界中で、ここにしかいない種です。
 これだけでも、貴重な種だとわかりますね。他にも、オガサワラオオコウモリには、貴重な点があります。小笠原の陸地に自然分布する、唯一の哺乳類なのです。(もちろん、ヒトは、小笠原に住んでいます。人為的に持ち込まれたヤギなどもいます)
 小笠原諸島は、歴史上、一度も、大陸や、大きな島とつながったことがありません。硫黄列島もそうです。このような島を、大洋島、海洋島などと呼びます。海洋島では、哺乳類が少ないです。多くの哺乳類は、海を渡れないからです。
 数少ない例外が、コウモリです。コウモリは、空を飛べますね。おかげで、海洋島へも渡ることができます。クジラなどの海生哺乳類も、例外のうちです。
 飛べるという点では、鳥や昆虫も同じですね。このため、海洋島の陸地では、コウモリと鳥と昆虫とが、栄えることが多いです。逆に言えば、コウモリと鳥と昆虫ばかりが栄えている島があったら、その島は、海洋島である可能性が高いです。
 オガサワラオオコウモリは、小笠原諸島と硫黄列島の歴史を証明する存在といえます。長い間、唯一の陸生哺乳類として、島々で暮らしてきました。
 残念なことに、オガサワラオオコウモリの数は、減っています。その原因は、いくつもあります。現地では、農作物を荒らす害獣として、嫌われていることも一つです。
 オガサワラオオコウモリは、果実や、花の蜜を食べます。果樹などを食い荒らしてしまうわけですね。被害を受けるほうにしてみれば、たまったものではないでしょう。
 けれども、オガサワラオオコウモリとヒトとが、共存できないことはない、と思います。自然の中に、食べ物がたくさんあれば、彼らは、わざわざ、果樹園などには来ないでしょう。小笠原の自然を豊かにすることが、共存の鍵ですね。


図鑑↓↓↓↓↓には、オガサワラオオコウモリが掲載されています。
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ぜひご利用下さい。

 過去の記事でも、小笠原諸島の生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
オオコウモリは、空飛ぶキツネ?(2009/02/20)
海中のオブジェ? パイプウニ(2007/11/16)
大洋に生きるオガサワラトカゲ(2007/11/09)
ヤシ? いいえシダの木です。マルハチ(2007/11/02)
などです。

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