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2009年11月30日

ペルセベスとは、どんな生き物?

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 年末に向けて、御馳走を食べる機会が多くなりますね。近年は、日本にいながら世界各国の料理を食べられるようになりました。
 クリスマスの料理として、ペルセベ【Percebe】を食べた人はいませんか? スペイン料理に登場するものです。ペルセベスとかペルセベ貝などと呼ばれることもあります。海産物の一種です。貝というからには、貝の仲間なのでしょうか?
 違います。ペルセベは貝の仲間ではありません。エビやカニの仲間です。専門的にいえば、節足動物【せっそくどうぶつ】です。日本人に馴染みがある生き物のうちで、近縁なものを挙げるなら、フジツボの仲間といえます。
 フジツボは、以前このコラムで取り上げましたね(ムール貝やパーナ貝とは、どんな貝?(2008/12/12))。フジツボの外見は、まるで貝のようです。けれども、節足動物(エビやカニの仲間)です。節足動物の中には、このように貝に似たグループがいます。
 より正確に言えばペルセベは、フジツボよりもカメノテに近縁です。カメノテも、日本の海岸に、たくさんいます。フジツボと同じく、岩などにくっついて生きるものです。「亀の手」に姿が似るところから、こんな名が付きました。
 日本のカメノテと、スペインのペルセベとは、同種ではありません。が、かなり近縁なのは、確かです。どちらも、節足動物門【せっそくどうぶつもん】顎脚綱【がっきゃくこう】有柄目【ゆうへいもく】ミョウガガイ科に属します。
 フジツボのほうは、顎脚綱のうち、無柄目【むへいもく】に属する種を指します。これは、外見に基づく分類です。柄【え】のあるものとないものとで分けています。
 市場などで、ペルセベを見る機会があればわかるでしょう。ペルセベには、長い柄があります。フジツボには、ありませんね。殻の部分で直接、岩などに付きます。
 日本のカメノテにも、柄があります。ペルセベのものより短めです。
 ペルセベは、誤って、エボシガイと翻訳されることがあります。エボシガイとペルセベとは別種です。エボシガイのほうは、有柄目のエボシガイ科に属します。


図鑑↓↓↓↓↓には、ペルセベと近縁なカメノテが掲載されています。
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 過去の記事で、ペルセベの仲間であるフジツボや、エボシガイを取り上げています。また、ペルセベと似て異なるムール貝なども取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
フジツボは富士壷? 藤壷?(2008/09/29)
殻があっても貝じゃない、エボシガイ(2007/10/22)

2009年11月29日

御苑の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿区【2009.11.18】

2009年11月28日

サザンカ

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サザンカ(栽培品種) 画像
和名:サザンカ
学名:Camellia sasanqua Thunb. ex Murray
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東京都 新宿区【2009.11.18】

図鑑↓↓↓↓↓には、サザンカが掲載されています。
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2009年11月27日

イチョウ

絵画館前銀杏並木【イチョウナミキ】そろそろ見頃です。イチョウ 画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
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東京都 港区【2009.11.26】

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トラフナマコは、虎縞【とらじま】のナマコ?

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 トラ(虎)は、勇ましい動物の代表ですね。けれども、勇ましいとは言いにくい生き物にも、トラの名が付いています。例えば、トラフナマコです。
 トラフナマコは、名のとおりナマコの一種です。他のナマコと同じく、海底でごろりとしています。食べ物は、海中の砂や泥です。これも、多くのナマコと同じです。
 トラフ(虎斑)ナマコという種名は、体の模様から付きました。確かに、体はまだら模様です。とはいえこの種の模様は、縞【しま】模様とはいえません。雲形【くもがた】模様といったほうがふさわしいです。ちょっと名前負けしています(笑)
 ナマコといえば、日本人は「食べられるかどうか?」が、気になりますね。私の知る限り、トラフナマコを食べたという話はありません。少なくとも、食用に漁獲されてはいません。普通に食用にされるのはマナマコという種です。
 名前に反してトラフナマコは、ちっとも強くなさそうですね。無防備に海底に横たわっているようです。どうやって、敵を防ぐのでしょうか?
 じつは、多くのナマコは体に毒を含みます。トラフナマコにも毒成分があります。道理で、食べられないわけです。食用のマナマコには、ほとんど毒がありません。
 毒があるにしては、どの種のナマコも地味です。有毒生物は、よく派手な色をしていますよね。あれは、「毒があるから食べるな」と、敵に知らせているわけです。
 ナマコのように、外見で有毒だとわからないのは損なはずです。かじられてから吐き出されるより、最初からかじられないほうがいいでしょう。
 ナマコ自身も、そう考えたのでしょうか?(笑) トラフナマコをはじめ、多くのナマコには、毒以外の武器もあります。キュビエ器官というものです。
 キュビエ器官の外見は、白い糸のかたまりのようです。普段は、体の中にあります。
 つつかれたりすると、ナマコは肛門から、キュビエ器官を出します。これは、べたべたとくっついて不快なものです。毒成分も、多く含まれます。これで、たいがいの敵は、退散するようです。トラフナマコは、案外強いのかも知れません。


図鑑↓↓↓↓↓には、トラフナマコが掲載されています。
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 過去の記事でも、ナマコの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
食用ナマコはどんなナマコか?(2007/01/22)
サンゴ礁の海を守るナマコ(2006/07/22)
などです。

2009年11月26日

キンクロハジロ

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キンクロハジロ 画像
和名:キンクロハジロ
学名:Aythya fuligula
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東京都 新宿区【2009.11.18】

図鑑↓↓↓↓↓には、キンクロハジロが掲載されています。
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2009年11月25日

ミシシッピーアカミミガメ

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ミシシッピーアカミミガメ 画像
和名:ミシシッピーアカミミガメ
学名:rachemys scripta elegans
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東京都 新宿区【2009.11.18】

2009年11月24日

都内の紅葉 2009年【その5】

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新宿御苑プラタナス(正式和名:モミジバスズカケノキ)の並木。 モミジバスズカケノキ画像
和名:モミジバスズカケノキ
学名:Platanus ×acerifolia (Aiton) Willd.
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東京 新宿区【2009.11.18】

図鑑↓↓↓↓↓には、モミジバスズカケノキは掲載されています。
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2009年11月23日

別名がいっぱい、イタドリ

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 イタドリという草を御存知ですか? 日本に住んでいる人ならば、必ず目にしているはずです(北海道の一部を除きます)。道端や空き地によく生えます。
 日本では、平凡な植物の一種です。普通の人は「雑草」として、見逃しているでしょう。
 歴史的に、この草は日本人にとても親しまれてきました。食用にされ、薬用にされ、子供の遊び道具にされました。春の新芽が食用になり、根が薬用になります。
 現在でも、地方によっては食用にしています。大量に食べるには、あく抜きが必要です。少量ならば、生【なま】で食べても大丈夫です。
 この草には、別名が非常に多いです。親しまれたがゆえですね。地方ごとに、いろいろな名が付けられました。私が知るだけでも、百以上の別名があります。
 主な方言名を挙げてみましょう。イタドリという名を知らなくても、以下の名の中に、「それなら知ってる!」というものがあるかも知れません。
 イタズリ、イタンボ、サシドリ、スイスイ、スカンポ、スッポン、タケスイバ、タジッポ、ダンジ、タンポコ、ハータナ、ハータネ、ポンポンなどです。
 御存知の名はありましたか? いかにも子供がつけそうな名が多いですよね。
 ややこしいのは、他種の植物と同じ名が混じることです。特に、正式種名をスイバという植物と混同されます。スイバにも、スイスイ、スカンポという別名があります。スイバも道端に生える草です。イタドリと同じく食べられます。
 イタドリの漢字名は、「虎杖」です。これで、イタドリと読みます。妙にいかめしくなりますね。なぜ、「虎」かといえば、イタドリの若い茎に縞【しま】模様があるからです。
 『枕草子』に、「虎杖」が登場します。清少納言も『枕草子』の中で、「見た目がそれほどでもないのに、この漢字名は大げさだ」と言っています。
 スカンポといえば、『すかんぽの咲く頃』という童謡がありますね。「土手のすかんぽ、ジャワ更紗【さらさ】」という歌いだしです。この歌の「すかんぽ」がどの種を指すのかは、わかっていません。スイバ説とイタドリ説が拮抗しています。


図鑑↓↓↓↓↓には、イタドリが掲載されています。
ban_zukan.net.jpgイタドリと同じく、スカンポと呼ばれるスイバも載っています。
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 過去の記事でも、別名が多い植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ゴンズイの名の由来は?(2009/06/19)
センダン(栴檀)とは、どんな植物?(2009/05/04)
謎の植物、茱萸【しゅゆ】とは?(2008/09/01)
などです。

2009年11月22日

都内の紅葉 2009年【その4】

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新宿御苑の巨木、銀杏【イチョウ】です。 イチョウ画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
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東京 新宿区【2009.11.18】

図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウは掲載されています。
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2009年11月21日

都内の紅葉 2009年【その3】

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お馴染みの絵画館前、銀杏並木【イチョウナミキ】です。 イチョウ画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
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東京都 港区【2009.11.18】

図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウは掲載されています。
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2009年11月20日

トラフシジミは、草食性のトラ(虎)?

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 来年、二〇一〇年は、寅【とら】年ですね。それにちなんで、トラ(虎)の名が付いた生き物を、紹介しましょう。
 トラフシジミというチョウ(蝶)がいます。シジミチョウ科の一種です。シジミチョウ科は、大部分が小さく愛らしいチョウです。トラの名は似合いません。
 トラフシジミは、翅【はね】の模様が虎斑【とらふ】であることから、の名が付きました。英語でも、tiger hairstreak(虎のシジミチョウ)と呼ばれるようです。
 ただし、この模様には個体差があります。虎斑がはっきりしない個体もいます。
 春に羽化したものは、はっきりした模様になります。夏に羽化したものは、虎斑がはっきりしません。全体的に褐色がちだからです。こうなる理由はわかっていません。
 トラフシジミは、姿だけでなく、習性もトラらしくありません。彼らは、成虫も幼虫も草食性です。成虫は、他のチョウと同じように花の蜜を吸います。
 この種は、幼虫の食べ物も、花に依存します。幼虫は、花そのものを食べます。
 トラフシジミの幼虫は、「花グルメ」です。いろいろな植物の、花やつぼみを食べます。花がない時は、柔らかい芽や若葉だけを食べるようです。贅沢ですね(笑)
 前記のとおり、トラフシジミの幼虫は、多種の植物を食べます。それも、多様な科にまたがります。クズ、フジ、ニセアカシアなどのマメ科植物、カシワ、クリなどのブナ科植物、ウツギなどのアジサイ科植物、リンゴなどのバラ科植物、その他、ツツジ科や、クロウメモドキ科などの植物を食べます。こんなに何でも食べる種は珍しいです。
 多くのチョウの幼虫は、数種の植物しか食べません。例えば、同じシジミチョウ科のアカシジミを見てみましょう。アカシジミの幼虫は、カシワ、クヌギ、コナラなどのブナ科植物しか食べません。普通は、このように特定の科の植物だけを食べるものです。
 トラフシジミのように、多種の植物を食べることは有利ですね。いろいろな場所に棲めるからです。逆に、多くのチョウはなぜ、特定の種しか食べないのでしょうか? これは、昔から謎です。研究されているもののまだ解かれていません。


図鑑↓↓↓↓↓には、トラフシジミや例に挙げたアカシジミが掲載されています。
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 過去の記事でも、チョウ(蝶)を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
猛毒を食べる? アオスジアゲハ(2009/05/01)
モンシロチョウ(紋白蝶)は、日本にいなかった?(2008/04/04)
キチョウの雄(オス)が雌(メス)になる?(2007/09/03)
冬に飛ぶ蝶(チョウ)もいる?(2006/01/13
などです。

2009年11月19日

タイワンホトトギス

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タイワンホトトギス 画像
和名:タイワンホトトギス
学名:Tricyrtis formosana
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東京 新宿区【2009.10.16】

2009年11月18日

ウミウとダイサギ

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ウミウ ダイサギ 画像
和名:ウミウ
学名:Phalacrocorax capillatus
和名:ダイサギ
学名:Tachybaptus ruficollis
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千葉県 谷津干潟【2009.11.03】

図鑑↓↓↓↓↓には、ウミウとダイサギは掲載されています。
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2009年11月17日

紅葉 2009年【その2】

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紅葉 画像
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東京 港区【2009.11.14】

2009年11月16日

植物の世界は、「虎の尾」だらけ?

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 トラノオという植物の名を、聞いたことがありませんか? 漢字で書けば「虎の尾」です。オカトラノオ、カクトラノオ、ルリトラノオなどの種があります。
 これらの種は、花の形が似ています。細かい花が集まって、穂になります。穂先が垂れるものが多いです。この様子を「虎の尾」に見立てたのですね。
 ところが、これらのトラノオは近縁とは限りません。遠縁のものと、近縁のものとが混ざります。トラノオと呼ばれる植物のうち主なものの分類を紹介しましょう。
 日本の野山でよく見るのは、オカトラノオ属の植物です。白い花が集まって「虎の尾」のように垂れて咲きます。ヤブコウジ科、またはサクラソウ科に属するグループです。オカトラノオ、ノジトラノオ、ヌマトラノオなどの種がこのグループです。
 花屋でよく見るのは、カクトラノオです。別名ハナトラノオともいいます。ピンクの花が穂になります。穂先が垂れないので、あまり「虎の尾」らしくありません。原産地は北米です。シソ科カクトラノオ属に属します。日本の一部で、野生化しています。
 日本の山地に多いのは、ルリトラノオ属の植物です。名のとおり、青紫の花が穂に咲きます。ゴマノハグサ科に属します。この属には、ルリトラノオ、ヒメトラノオ、ヒロハトラノオなどが属します。これらの種には、変種が多く、分類が難しいグループです。
 イブキトラノオという種もあります。これも、日本の山地に生えます。白い花が、穂になります。穂先は垂れません。虎の尾というより、猫の尾です。タデ科タデ属に属します。ルリトラノオ属の一変種、イブキルリトラノオとは、まったく別の種です。
 花ではなく、葉を「虎の尾」に見立てたものもあります。トラノオシダです。シダの一種ですから花は咲きません。チャセンシダ科チャセンシダ属に属します。
 熱帯の植物にも、トラノオがあります。代表的なのはキントラノオでしょう。
 キントラノオは日本には自生しません。メキシコ原産です。日本では、温室でなければ育ちません。キントラノオ科キントラノオ属に属します。黄色い花が咲きます。
 こんなにトラノオだらけでは区別が付きませんね。分類には慎重さが必要です。


図鑑↓↓↓↓↓には、トラノオ(虎の尾)と呼ばれる植物のうち、オカトラノオ、トラノオシダが掲載されています。
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 過去の記事でも、名前が紛らわしい植物を、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ニンジン(人参)がいっぱい?(2009/08/31)
この木なんの木、ナンジャモンジャの木?(2009/05/29)
桐【きり】の名前で、きりきり舞い?(2009/05/08)
などです。

2009年11月15日

ジョロウグモ

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ジョロウグモ 画像
和名:ジョロウグモ
学名:Nephila clavata
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東京都 新宿区【2009.10.16】

図鑑↓↓↓↓↓には、ジョロウグモが掲載されています。
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2009年11月14日

御苑の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿区【2009.10.16】

2009年11月13日

カイメン(海綿)は、多細胞動物の祖先?

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 熱帯の海には、サンゴ礁がありますね。サンゴは、起源が古い動物です。植物ではありません。恐竜が現れるずっと前から、サンゴ礁はありました。
 海の中に、多様な動物が現われたのは、六億年ほど前(エディアカラ紀)だと考えられています。その頃から、サンゴ礁はあったのでしょうか? いえ、ありませんでした。
 けれども、サンゴより前に「サンゴ礁のようなもの」を作った動物がいます。それが、カイメンです。カイメンの大ざっぱな説明は、「カイメン(海綿)とは、どんな生き物?(2007/07/20)」をお読み下さい。
 最近の学説によれば、カイメンは、六億三千五百万年以上前(エディアカラ紀より前)に、すでに現れていました。その頃は、多細胞動物が現われて、間もない時代です。すばやく泳ぐ動物や、強力な武器(触手など)を持つ動物は、ほとんどいませんでした。
 この時代、カイメンは、大繁栄したと考えられています。彼らを襲う動物が、いないに等しかったからです。当時は、サンゴ礁ならぬ「カイメン礁」がありました。地球の動物で、最初に「礁」といえるものを作ったのは、カイメンではないか、といわれます。
 その後、カイメンを食べたり、カイメンと競合したりする生き物が、たくさん現われました。このため、今では大規模な「カイメン礁」は見られません。
 それでも、カイメンは今なお栄えています。熱帯から南極まで、カイメンの棲まない海はまずありません。中には、ヒト一人分ほどの大きさのカイメンもいます。六億年以上もの間、こんなに栄え続ける動物が、他にいるでしょうか? おそらくいません。
 カイメンは、地球上で最初期に現われた、多細胞動物です。かつては、カイメンに似た多細胞動物がいました。カンブリア紀の古杯動物【こはいどうぶつ】です。カイメンと同じく、大規模な「礁」を作り栄えました。しかし、五億年以上前に絶滅しました。
 このように、多くの動物が滅びてもカイメンは生き残ってきました。
 「多細胞動物の祖先とカイメンとは、近縁ではないか」という説があります(異説もあります)。カイメンは、私たちの祖先の姿を残しているのかも知れません。
 カイメンに関する最近の学説は、以下に紹介されています。

動物進化の起源は海綿動物?(ナショナル・ジオグラフィック・ニュース 2009/02/06)

図鑑↓↓↓↓↓には、ザラカイメン、ダイダイイソカイメン、ツノマタカイメン、ワタトリカイメンが掲載されています。
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 過去の記事でも、カイメンを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
オーストラリアの深海で、新種発見(2009/01/22)
ウミウシは何の仲間?(2008/12/29)※ウミウシの中には、カイメンを食べるものがいます。
鼈甲【べっこう】になるだけじゃない、タイマイ(2008/06/20)※タイマイの食べ物は、カイメンです。
などです。

2009年11月12日

アオサギとダイサギ

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アオサギダイサギ 画像
和名:アオサギ
学名:Ardea cinerea
和名:ダイサギ
学名:Tachybaptus ruficollis
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千葉県 谷津干潟【2009.11.03】

図鑑↓↓↓↓↓には、アオサギとダイサギは掲載されています。
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2009年11月11日

ダイサギ

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ダイサギ 画像
和名:ダイサギ
学名:Tachybaptus ruficollis
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千葉県 谷津干潟【2009.11.03】

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2009年11月10日

ハシビロガモ

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カイツブリ ハシビロガモ(メス) 画像
和名:カイツブリ
学名:Tachybaptus ruficollis
和名:ハシビロガモ
学名:Anas clypeata
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千葉県 谷津干潟【2009.11.03】

図鑑↓↓↓↓↓には、カイツブリとハシビロガモが掲載されています。
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2009年11月 9日

梓【あずさ】の正体は、キササゲ?

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 アズサと呼ばれる植物がありますね。漢字では「梓」と書きます。これは、どんな植物でしょうか? じつは、これには多くの種が含まれます。
 私が調べた範囲では、以下の植物が「あずさ」と呼ばれます。アカメガシワ、アサダ、オノオレカンバ、キササゲ、サビバナナカマド、ナナカマド、ニシキギ、ハイノキ、ミズメ、リンボクといった種です(サビバナナカマドは、ナナカマドの変種です)。
 これでは「アズサ」の正体が何なのか、わかりませんね。時代や、地方により、アズサと呼ばれる種は違います。具体的には、実物を見て、判断するしかありません。
 前記の種は、互いに、外見が似ているとは言えません。分類上も、遠縁のものが多いです。どんな共通点のために、同じ「アズサ」の名が付いたのかわかっていません。
 例えば、アカメガシワは、トウダイグサ科に属します。アサダとオノオレカンバとミズメは、カバノキ科です。キササゲは、ノウゼンカズラ科です。ナナカマドとリンボクは、バラ科に属します。ニシキギは、ニシキギ科です。ハイノキは、ハイノキ科に属します。
 漢字の「梓」は、もともと何を指したのかわかっています。「梓」は、本来、キササゲを指しました。けれども、キササゲは昔は日本にありませんでした。このため、漢字が日本に入った時に、「梓」をどの植物に当てるべきか混乱したのですね。
 現在の日本では、アズサといえば、「ミズメ」もしくは「キササゲ」を指すことが多いです。ミズメの正式名称を、アズサとする意見もあります。しかし、この名を正式名称にするのは、好ましくないでしょう。明らかに、混乱を招きやすいからです。
 本来の「梓」であるキササゲも、今は、日本にあります。中国から、移入されました。栽培されているものもあれば、野生化しているものもあります。
 梓という漢字を使った言葉に、上梓【じょうし】がありますね。「本を出版する」という意味です。これは、昔の中国で、キササゲの木を版木にしたことに由来します。
 日本では、別の梓【あずさ】であるミズメを、弓にしました。これが、梓弓【あずさゆみ】です。同じ「梓」の字が付いても、別種の植物を、混同してはいけません。


図鑑↓↓↓↓↓には、梓【あずさ】と呼ばれる樹木のうち、アカメガシワ、アサダ、キササゲ、ナナカマド、ニシキギ、ハイノキが掲載されています。
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 過去の記事でも、名を混同しやすい植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
この木なんの木、ナンジャモンジャの木?(2009/5/29)
センダン(栴檀)とは、どんな植物?(2009/5/4)
西洋ヒイラギはクリスマスに、ヒイラギは節分に(2005/12/23)
などです。

2009年11月 8日

コサギ

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 コサギ 画像
和名:コサギ
学名:Himantopus himantopus
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千葉県 谷津干潟【2009.11.03】

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2009年11月 7日

紅葉 2009年【その1】

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 東京もだいぶ紅葉してきました。 紅葉 画像
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東京都 渋谷区 【2009.11.03】

2009年11月 6日

味が良いから、アジ(鯵)?

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 アジは、食用魚として日本人に知られますね。「味が良いから、アジという名が付いた」と説があるほどです。ただし、名の由来には異説もあります。
 アジと呼ばれる魚には、複数の種が含まれます。シマアジ、マアジ、マルアジ、ムロアジ、メアジなどです。これらの種はみなスズキ目【もく】アジ科に含まれます。地方によりますが、単に「アジ」というとマアジ(真鯵)を指すことが多いです。
 アジ科の種には、互いに似たものが多いです。アジ科で特徴的なのは、「ぜいご」とか「ぜんご」などと呼ばれる鱗【うろこ】ですね。尾の付け根から頭にかけて、大きめのぎざぎざした鱗が通っています。これが「ぜいご」です。
 アジ科の魚に、すべて「ぜいご」があるわけではありません。例えば、カンパチ、ヒラマサ、ブリなどには「ぜいご」はありません。カンパチやブリもアジ科に属します。
 「ぜいご」や「ぜんご」とは通称です。正式には、稜鱗【りょうりん】と呼ばれます。盾状鱗【たてじょうりん】、楯鱗【じゅんりん】などと呼ばれることもあります。が、楯鱗【じゅんりん】とは、普通はサメの鱗を指す言葉です。「ぜいご」とは違います。
 アジ科のうち、アジ亜科に含まれる種に、稜鱗【りょうりん】があります。何のためにあるのでしょう? 詳しくは、わかっていません。「側線【そくせん】という感覚器官と、何らかの関係がある」と考えられています。
 側線とは、水の動きを探知する器官です。ヒトで言えば、耳のようなものです。耳は、空気の振動を、音として感じますね。アジは、側線に沿って、稜鱗が付いています。
 稜鱗のおかげで、アジの仲間は、すぐにそれとわかります。けれども、仲間うちでは、種の見分けが難しいです。地球の裏側にいるアジにも、マアジとよく似た種がいます。
 例えば、南米の太平洋岸には、チリマアジという種がいます。地中海には、ニシマアジがいます。ニュージーランドの近海には、ニュージーランドマアジが分布します。
 これらのアジは、日本に輸入されています。日本古来のアジのようでも、輸入ものの場合があります。日本の食卓を満たすには、もはや、輸入に頼らざるを得ないのですね。


図鑑↓↓↓↓↓には、マアジが掲載されています。
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 過去の記事でも、食用になる魚を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
知られざる美味? 寒鯔【かんぼら】(2009/01/19)
カサゴ(笠子)は、似たもの同士の一族(2007/11/26)
マグロ(鮪)は温血魚?(2006/10/18)
などです。

2009年11月 5日

アオサギ

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 アオサギ 画像
和名:アオサギ
学名:Ardea cinerea
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沖縄 金武【2009.10.24】

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2009年11月 4日

バン

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 バン 画像
和名:バン
学名:Gallinula chloropus
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沖縄 金武【2009.10.24】

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2009年11月 3日

スズメ

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 スズメ 画像
和名:スズメ
学名:Passer montanus
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沖縄 金武【2009.10.24】

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2009年11月 2日

一度滅びて、復活? ナンキンハゼ

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 紅葉が盛んな季節ですね。皆さんのお近くの紅葉はいかがですか?
 日本で、紅葉が美しい木の一つにナンキンハゼがあります。公園などに、よく植えられています。主に、紅葉を鑑賞するためです。果実の形も面白いです。
 ナンキンハゼの果実は、熟すと果皮がむけます。中から、白い種子がのぞきます。正確には、白いのは、種子ではありません。種子をおおう蝋状【ろうじょう】の物質です。
 種子は、葉が落ちた後も枝先にいっぱい付いています。秋から冬にかけて、白いのが目立ちます。その様子から、「ポップコーンの木」というあだ名があります。
 では、正式名の「ナンキンハゼ」は、なぜ付いたのでしょう? ナンキンとは、中国の地名の「南京」を指します。中国から渡来したので、この名が付きました。
 日本のナンキンハゼは、人のいない山奥にはありません。人里にあります。人為的に、中国から移入されたからです。今では、日本でも野生化しているものがあります。
 ナンキンハゼは、もとは観賞用ではなかったようです。種子の蝋状物質を利用するため、持ち込まれたと見られます。この蝋状物質は、石鹸【せっけん】や蝋燭【ろうそく】などの原料になります。日本のハゼノキの用途と似ていますね(「日本のろうそくを灯すのは、ハゼノキ?」(2009/10/05)を御参照下さい)。だから、ナンキン「ハゼ」です。
 日本へとナンキンハゼが入ったのは、江戸時代といわれます。ところが、それよりはるか昔、一万年以上前には、日本にナンキンハゼが自生していました。化石が見つかっているそうです。何らかの原因で一度滅んでしまったのですね。
 ナンキンハゼが、日本でいったん滅びた理由は不明です。種子の蝋状物質のおかげで、再び、日本で栄えることになりました。蝋状物質には、豊富な油脂が含まれます。
 その油脂の栄養のため、野鳥が、種子を食べに来ます。鳥は、種子を丸呑みします。が、種子自体は、消化しません。蝋状物質だけを消化して、種子は排泄されます。
 ナンキンハゼは、それが狙いです。鳥に、種子を運んでもらえるわけです。まさか、ヒトという生物が、蝋状物質を利用するとは彼らにとって「想定外」でしょう。


図鑑↓↓↓↓↓には、ナンキンハゼが掲載されています。
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 過去の記事でも、紅葉が美しい植物を取り上げています。また、油脂が利用される植物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
桐油は、キリ(桐)からは採れない?(2009/07/10)
ツタ(蔦)は落葉する?しない?(2006/12/01)
菜の花(ナノハナ)は何の花?(2006/04/07)
などです。

2009年11月 1日

コチドリ

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 コチドリ 画像
和名:コチドリ
学名:Charadrius dubius
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沖縄 金武【2009.10.24】

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