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2010年4月 1日

海中の透明で長いもの、な~んだ?

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 二十一世紀になっても、海では謎の生物が目撃されますね。シーサーペント(大海蛇)の伝説をほうふつとさせます。今回は、シーサーペントに間違えられそうな生き物を紹介しましょう。海にいて、長い体を持つものたちです。多くは、透明な体です。
 第一は、刺胞動物【しほうどうぶつ】のグループです。クラゲの仲間ですね。クラゲといえば普通は、笠のような形を思い浮かべるでしょう。そうではないクラゲもいます。
 特に、クダクラゲ目【もく】に属する種は、透明な紐【ひも】に見えます。アイオイクラゲ、ボウズニラなどの種は、長さが数m~数十mになることがあります。彼らの紐状の体からは、触手がたくさん垂れています。透明で細長いシャンデリアのようです。
 第二は、有櫛動物【ゆうしつどうぶつ】のグループです。クシクラゲと呼ばれる仲間です。クダクラゲと紛らわしいですね。でも、刺胞動物のクラゲとは違います。
 有櫛動物の中に、オビクラゲという種がいます。名のとおり、透明な帯【おび】状です。刺胞動物のボウズニラなどに比べると、幅が広く、薄べったいです。たくさんの触手もありません。こちらも、長さが1mを越えることがあります。
 第三は、脊索動物【せきさくどうぶつ】のグループです。ホヤやサルパの仲間です。
 脊索動物の中で長くなるのは、ヒカリボヤ目【もく】に属する種と、サルパ目【もく】に属する種です。時には、長さが数十mにもなります。
 ヒカリボヤは、透明な筒状の体です。真ん中に穴があります。「泳ぐ筒」という表現がぴったりです。この特徴を知れば、他のものと間違えないでしょう。
 サルパのほうは小さな樽【たる】状のものが、いくつもつながっているように見えます。一見、刺胞動物のクダクラゲ目に似ます。しかし、よく見れば、触手はありません。
 第四に、軟体動物のグループにも「長くて透明なもの」がいます。ソデイカなど、一部のイカの卵塊【らんかい】(卵のかたまり)です。透明な筒状なので、ヒカリボヤと紛らわしいです。が、こちらは自力で泳ぎません。流れに漂うだけです。
 こんなにいろいろな生き物がいるとはやはり、海は神秘の宝庫ですね。


図鑑↓↓↓↓↓には、未確認生物と紛らわしいヒカリボヤや、オオサルパが載っています。
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ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、「透明で長い海の生き物」を取り上げています。また、謎の生物についても取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
チュパカブラ? ニホンオオカミ? 謎の生物の正体は(2009/03/30)

海中のイルミネーション? ヒカリボヤ(2007/12/10)
サルパとは、どんな生き物?(2007/05/31)
などです。

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