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2010年5月10日

サンショウウオのおたまじゃくしとは?

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 春から夏にかけては、おたまじゃくしがたくさん見られる季節です。「おたまじゃくしがカエルの子」であることは皆さん御存知ですね。両生類は、幼生のうちは、水中で暮らします。成体になると、たいていの種は、陸に上がります(例外もあります)。
 両生類には、カエルの他にイモリやサンショウウオがいますね。でも、「イモリやサンショウウオのおたまじゃくし」とはあまり聞きません。彼らの幼生も、おたまじゃくしなのでしょうか?
 答えは、「おたまじゃくしと言えないこともない」です。イモリやサンショウウオの幼生は、確かに水中で暮らします。その点は、カエルのおたまじゃくしと同じです。
 けれども、その体型は、いわゆる「おたまじゃくし」型ではありません。生まれた直後から、手足(四肢)があります。親をそのまま小さくした形といえます。
 親と違うのは、主に次の二点です。
 一つは、首にひらひらした物が付いていることです。これは、鰓【えら】です。水中で呼吸するためのものです。カエルのおたまじゃくしにも、もちろん鰓があります。しかし、外からは見えません。体内にあるからです。
 イモリやサンショウウオの幼生のように、外側に付いている鰓を、外鰓【がいさい】と呼びます。外鰓は、成熟にしたがって退化するのが普通です。
 もう一つ、イモリやサンショウウオの幼生は、親と比べて手足が弱々しいです。おそらく、これでは、陸を歩くことはできません。彼らの手足は、泳いだり水中で体を支えたりするのに使われます。
 おたまじゃくしと言えば、昨年(二〇〇九年)の「おたまじゃくしが空から降る」騒動を思い起こす方がいるでしょう。あれは、どういう原因で起こったのでしょうか?
 当初、山階【やましな】鳥類研究所より「鳥が原因ではない」説が出されました。このため、謎が深まりました。ところが、その後の調べにより「鳥が吐き出したもの」という見解になったそうです。権威ある研究所でも間違えることはあるものです。


図鑑↓↓↓↓↓には、日本の両生類が二十種以上載っています。
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ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、おたまじゃくし(両生類の幼生)について、取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
世界最小のカエル?が発見される(2009/04/11)※おたまじゃくしにならないカエルの話です。
イボガエル? いえツチガエルです(2007/09/07)
毒がないのに毒蛇? ヒバカリ(2007/07/15)※おたまじゃくしを食べるヘビの話です。
などです。

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