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2010年6月 7日

虹色に輝く? タカチホヘビ

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 日本には、普通に思われている以上に多種のヘビがいます。その中には、ほとんど知られない種が少なくありません。普通の人は、なかなかヘビに関心を持ちませんからね。知ってみれば興味深い生き物です。
 タカチホヘビという名を、聞いたことがある人は少ないでしょう。この種は、日本に普通にいるヘビです。本州・四国・九州とその周辺の島々に分布します。北海道や中国大陸にもいるという情報がありますが未確認です。
 日本では普通種なのに、なぜ、知られていないのでしょうか? このヘビが、人目につきにくい生活をしているからです。
 タカチホヘビは、夜行性です。そのうえ、地中にもぐっていることが多いです。これでは、人目につかないわけですね。雨の日には、昼間でも出歩くことがあるそうです。
 彼らは、主に、ミミズを食べます。このために、地中にもぐります。ミミズは、地中にいるものですからね。それ以外に、乾燥を防ぐためにも地中にもぐるようです。
 タカチホヘビの鱗【うろこ】は、普通のヘビと違います。普通のヘビは、鱗が重なり合っています。けれども、タカチホヘビは、そうなっていません。鱗と鱗のあいだが開いて、皮膚が露出しています。このため、乾燥に弱いと考えられています。
 鱗の間隔があいているといっても、普通に見ただけではわかりません。単に、褐色のヘビに見えます。よく観察しないと鱗の違いには気づきません。
 タカチホヘビの体色には、個体差があります。黒っぽく見える個体や黄色っぽく見える個体もいます。中には、虹色に光って見える個体もいます。
 タカチホヘビの鱗は、丸く盛り上がりつやがあります。光の加減によっては、虹色に見えます。特に、頭部が、虹色に光ることが多いです。
 このヘビが、人間に見つかるのは、庭などの石をどけた時や植木鉢を移動した時、土を掘り崩した時が多いです。土中から、突然「虹色のヘビ」が出るかも知れないわけです。日本の内地で、そんなヘビに出会ったら、きっとタカチホヘビでしょう。


図鑑↓↓↓↓↓には、タカチホヘビが載っています。
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ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、日本のヘビを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
美しい偏食ヘビ、リュウキュウアオヘビ(2009/12/14)
ウミヘビ(海蛇)は、危険な毒蛇か?(2008/08/22)
春と秋しか行動しない? ジムグリ(2007/09/17)
などです。

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