2010年7月31日
2010年7月30日
クヌギは、昆虫のレストラン?
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お子さんたちは、夏休みに入りましたね。夏休みは、自然に親しむ良い機会です。昆虫採集などを、楽しみにされているかも知れませんね。
お子さんたちに人気があるのは、クワガタムシやカブトムシです。これらの昆虫を捕るには、どこへ行けばよいでしょうか? そう、クヌギ林ですね。クワガタムシもカブトムシも、クヌギの樹液が大好きだからです。
多くの昆虫が、クヌギの樹液に寄ってきます。ゴマダラチョウなどのチョウ(蝶)の仲間、スズメバチなどのハチ(蜂)の仲間、カナブンなどのコガネムシの仲間、ヘビトンボの仲間、ホシアシナガヤセバエなどのハエの仲間、その他たくさんです。
クヌギの樹液が出るところは、まるで、昆虫のレストランです。でも、樹液は、いつもあるとは限りませんね。樹液は、樹木が傷ついた部分にしか出てきません。クヌギの「昆虫レストラン」は、たまにしか開店しないのでしょうか?
そんなことは、ありません。最近の研究で、驚くべきことがわかりました。
ボクトウガというガ(蛾)の一種がいます。この幼虫は、クヌギの木に、穴を開けて棲みます。けれども、クヌギの木を食べるのではありません。他の昆虫を食べます。クヌギの木を傷つけて、樹液を出させ、そこに集まる昆虫を食べるのです。
以前、ボクトウガの幼虫は、クヌギの木を食べると思われていました。種名も、そこから付きました。ボクトウ(木蠹)とは、「木に食い入る」という意味です。
それが、違ったのですね。ボクトウガの幼虫は、肉食でした。少しずつクヌギをかじって、常に樹液が出るようにします。「昆虫レストラン」を、常に開いておくわけですね。
「レストラン」のお客にとって、ボクトウガの幼虫は、ありがたくて恐ろしいです。クヌギの樹液に夢中になると、自分のほうが食べられてしまうかも知れません。
とはいえ、クワガタムシやカブトムシは、大きくて、強いですね。ボクトウガの幼虫は、彼らも食べてしまうのでしょうか? これについては、確認されていません。さすがに、食べられないようです。やはり、昆虫の王者ということでしょうか(笑)
図鑑↓↓↓↓↓には、クヌギ
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昆虫のクワガタの仲間、カブトムシの仲間、カナブンやハナムグリの仲間、スズメバチの仲間、ゴマダラチョウ、ホシアシナガヤセバエ、ヘビトンボも載っています。
過去の記事でも、クヌギの樹液に集まる昆虫を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
オオスズメバチ(2009/07/08)
トンボでないトンボがいる?(2006/07/31) ※ヘビトンボは、樹液に寄ります。
スズメバチは喧嘩に強い、でも寒さに弱い(2005/10/24)
などです。
2010年7月29日
近頃の夕暮れ
2010年7月28日
2010年7月27日
タイサンボク
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タイサンボク 画像
和名:タイサンボク
学名:Magnolia grandiflora L.
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東京都 新宿区 【2010.07.07】
図鑑↓↓↓↓↓には、タイサンボクが掲載されています。
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2010年7月26日
日本最大の淡水魚とは?
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日本で、最も大きくなる淡水魚とはどの種でしょうか?
これは、答えるのが難しい質問です。生き物の体の大きさには、個体差があるからです。魚のように、水中のものはさらに難しいです。目撃情報が、あてにできないからです。
釣り人に訊けばいい、とお考えですか? 釣り人の情報は、こと大きさに関しては、割り引いて考えなくてはなりません。諺【ことわざ】に言いますね、「逃がした魚は大きい」と。釣り人は、自分が釣った(あるいは、逃がした)魚は、大きく言うものです(笑)
このような中で、あえて「日本最大の淡水魚」を決めるとすれば、それは、イトウではないかといわれます。
イトウは、体長が1mを越えます。大型のものでは、2mを越えます。サケ科の一種です。多くのサケ科の種と同じく、川で生まれて、海で育ち、川で産卵します。
現在、イトウの分布は、ほぼ北海道に限られます。青森県にごく少数が残っているようです。どちらにせよ、北方系の魚です。関東以南にはいません。
イトウの大きさに匹敵する淡水魚となると、日本では、ハクレン、コクレン、アオウオ、ソウギョくらいしかいません。これら四種は、外来魚です。しかも、本州の利根川水系など、限られた水域にしかいません。北海道では見られません。
日本在来の種で、北海道にいる巨大魚となれば、イトウでほぼ決まりです。
南日本では、オオウナギが最大の淡水魚ではないでしょうか。オオウナギは、普通のウナギとは違う種です。以前、このコラムで取り上げましたね(ウナギとオオウナギとは、違う? 同じ?(2010/05/21))。
じつは、昔は、北海道に、イトウに匹敵する大きさの淡水魚がいました。チョウザメの仲間です。チョウザメの仲間もサケのように、海で育って、川で産卵します。
チョウザメの仲間は、研究が進む前に、日本では絶滅してしまいました。どの種のチョウザメが、日本にいたのかもはっきりしていません。
イトウも絶滅が心配されています。チョウザメの二の舞にはしたくありませんね。
図鑑↓↓↓↓↓には、イトウ
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過去の記事でも、サケ科の魚を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ヤマメからニジマスが生まれる?(2007/09/20)
同じ種なのに名が違う? 桜鱒(サクラマス)と山女(ヤマメ)(2006/03/20)
森を育てるサケ(2005/09/13)
などです。
2010年7月25日
2010年7月24日
大哺乳類展 ―海のなかまたち
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東京・上野の国立科学博物館へ行ってまいりました。『大哺乳類展 ―海のなかまたち』を観るためです。
これは、海生哺乳類を取り上げた展覧会です。クジラ、イルカ、アシカ、アザラシ、セイウチ、ジュゴン、ラッコなどですね。彼らの祖先は、もとは、陸で暮らしていました。それが、どういう理由でか海で暮らすようになったのですね。
なぜ、彼らが海へと戻ったのか、その理由は、はっきりしていません。けれども、「どのような進化の道筋をたどったのか」は次第にわかってきています。
特に、哺乳類のクジラが、どのようにして魚類そっくりの姿になったのかは、長い間謎でした。最近、少しずつ、解明されています。この展覧会では、その研究の成果を観られます。クジラの祖先の化石が展示されています。
この展覧会の白眉は、何と言ってもクジラとイルカですね。これまで、クジラとイルカについて、これほど詳しい展覧会はなかったのではないでしょうか? 進化の道筋、体のつくり、生態などについて、広くわかりやすく紹介されています。
もちろん、他の海生哺乳類についてもわかりやすく解説されています。例えば、「アシカとアザラシの違いは?」と訊かれたら、多くの人は困るでしょう。この展覧会を観れば、この質問に答えられるようになります。
標本も、素晴らしいものが展示されています。全長20m以上もあるシロナガスクジラの骨格やクジラの祖先のバシロサウルス―サウルスという名でも、哺乳類です―の骨格には目を奪われます。ヒゲクジラのヒゲやハクジラの歯に触ることもできます。ザトウクジラやシャチの鳴き声を聞くこともできます。
現在、多くの海生哺乳類は、絶滅の危機にさらされています。この展覧会では、その現状にも触れています。沖縄のジュゴンなどは、本当に危機的な状態です。
この展覧会は、夏休みの自由研究にもぴったりです。でも、お子さんに独占させるのは、もったいないです。ぜひ、大人の皆さんも、観て、知って、楽しんで下さい。
図鑑↓↓↓↓↓には、クジラやイルカなど海に棲む哺乳類が、15種掲載されています。
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大哺乳類展 ―海のなかまたち(国立科学博物館のサイト内ページ)
過去の記事でも、生き物に関する展覧会を取り上げています。どれも、夏休み中に開催しています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
虫好き集まれ! 大昆虫博【だいこんちゅうはく】(2010/06/25)
草原の五畜とは? 横浜ユーラシア文化館へ(2010/05/28)
2010年7月23日
万葉集の「やますげ」の正体は?
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和歌には、さまざまな動植物が詠まれますね。例えば、『万葉集』の植物だけでも、数十種が登場します。それらの動植物は、現代と同じ名とは限りません。
『万葉集』の植物の中に、「やますげ」というものがあります。これの正体については、いろいろと議論されてきました。現在では「やますげ」は、一種の植物だけを指すのではないと解釈されています。大きく分けて「やますげ」には二種類あります。
一つは、スゲの仲間の総称です。もう一つは、現在の名を、ジャノヒゲと呼ばれる種です。ジャノヒゲは別名でリュウノヒゲとも呼ばれます。
ジャノヒゲは、森林の下の地面に、細長い葉をわさわさと生やします。スゲの仲間も、生える環境は違うものの、細長い葉を生やします。これらの葉が乱れている様子を、万葉の人(奈良時代以前の人)は、思い乱れる様子にたとえて歌いました。
ジャノヒゲという種名を漢字で書けば、「蛇の髭」です。おかしいと思いませんか? ヘビ(蛇)には、髭【ひげ】なんてありませんよね?
この謎は、別名のリュウノヒゲ(龍の髭)が解いてくれます。蛇(ジャ)という言葉は、ヘビを指すとは限りません。龍と書いて、ジャと読むこともあります。長崎県の方言などに残ります。つまり、ジャノヒゲの「ジャ」とは、東洋ふうの龍のことです。
龍の絵を見ると、確かに髭【ひげ】がありますね。ジャノヒゲの葉が生える様子を、龍の髭のようだとしたわけです。この名を付けた人には、この草が、そんなに畏怖すべきものに見えたのでしょうか? 万葉びとの「思い乱れる」の感性とは違いますね。
ジャノヒゲは、夏に白く小さな花を咲かせます。可憐な花です。その後には、瑠璃【るり】色の、美しい種子がみのります。花にも種子にも、龍を思わせるところはありません。あえて言えば、瑠璃色の種子を、龍の持つ宝珠に見立てたのでしょうか?
山菅【やますげ】の名は、『枕草子』にも登場します。平安時代にも、ジャノヒゲは、風情がある植物とされたようです。種子以外には、目立つ草とは思えません。ジャノヒゲのどこが、日本人をこんなに惹きつけ続けているのでしょうね。
図鑑↓↓↓↓↓には、ジャノヒゲが掲載されています。また、カンスゲ、ハマスゲ、ヒゲスゲ、ミヤマカンスゲなどの、スゲの仲間も載っています。
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過去の記事でも、万葉集に登場する植物の正体を推理しています。また、ジャノヒゲと近縁なスズランも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
スズラン(鈴蘭)は、ランではない?(2010/05/07)
万葉集の「むろのき」とは、ネズミサシ?(2010/04/23)
「ねつこぐさ」の正体は、オキナグサ?(2010/03/29)
などです。
2010年7月22日
2010年7月21日
2010年7月20日
ヒメジョオン
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ヒメジョオン 画像
和名:ヒメジョオン
学名:Erigeron annuus (L.) Pers.
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東京都 新宿区 【2010.07.07】
図鑑↓↓↓↓↓には、ヒメジョオンが掲載されています。
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2010年7月19日
最小の座を争う、ミソサザイとキクイタダキ
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日本で最も小さい鳥は何という種でしょうか?
これについては、昔から議論があります。どんな生き物でもそうですが、体の大きさには、個体差があるからです。同じ種の中でも、体の大きい個体と小さい個体とがいます。ヒトでもそうですね。種同士で比べるなら、平均的な大きさで比べるべきです。
ところが、野生の動物で、平均的な大きさを求めるのは難しいことです。たくさんの同種を捕まえて、大きさを測らなければならないからです。「最小の鳥」のように、小さな動物をとらえたり、大きさを測ったりするのは、特に難しいことです。
現在のところ「日本最小の鳥」には、二種の候補があります。一種は、ミソサザイです。もう一種は、キクイタダキです。どちらも、全長が10cmくらいしかありません。スズメより小さいです。オオカマキリなどの大型の昆虫よりも小さいです(!)
二種は、分類上は、それほど近縁ではありません。同じスズメ目【もく】ながら、科が違います。ミソサザイは、スズメ目のミソサザイ科に属します。キクイタダキは、スズメ目のウグイス科、または、キクイタダキ科に属します(学説により、科が違います)。
近縁でなくとも、この二種にはいくつかの共通点があります。
一つは、分布域が広いことです。二種とも、日本だけでなく、ユーラシア大陸に広く分布します。ミソサザイのほうは、北米大陸にまで分布します。ミソサザイも、キクイタダキも、日本とまったく同じ種がヨーロッパにまで分布します。
もう一つ、食べ物も共通します。二種とも、昆虫やクモを主に食べます。これは、体が小さいことと関係します。昆虫やクモは、小さいわりに栄養がある食べ物です。小さな鳥にとっては、効率よく栄養が取れるわけですね。
食べ物と違い、この二種の分布域が、なぜ広いのかはわかっていません。
小さな鳥なのに、両種とも、各地の神話や伝説に登場することが多いです。小さな体で、いつも、元気いっぱいに動き回っているからでしょう。ミソサザイのほうは、鷦鷯【さざき】という名で、古事記や日本書紀にも登場します。
図鑑↓↓↓↓↓には、ミソサザイ、キクイタダキが掲載されています。
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過去の記事でも、「最小」といわれる生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
かわいい悪魔? イイズナ(2010/01/22)※イイズナは、最小の肉食獣といわれます。
鳥の巣? いえ、カヤネズミの巣です(2009/10/02)※カヤネズミは、日本最小のネズミといわれます。
サルの新亜種と、サンショウウオの新種(2009/07/14)※最小クラスのサンショウウオが発見されました。
などです。
2010年7月18日
ヒメヒオウギズイセン
2010年7月17日
2010年7月16日
浜辺の夜に恋の花? ハマオモト
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ハマオモトという名を聞いたことがありますか? 植物の種名です。別名を、ハマユウといいます。こちらの名のほうが知られているでしょうね。
この植物は、正式な日本語名が混乱しています。ハマオモトとハマユウとどちらが正式な日本語名なのか決まっていません。書籍やウェブサイトにより、ハマオモトのほうを正式名称とするものと、ハマユウを正式とするものがあります。
歴史をたどると「はまゆふ」の名が万葉集に登場します。漢字では、浜木綿と書きます。白い花を、木綿【ゆう】という布にたとえた名です。
ちなみに、ハマオモトのほうは、葉の形がオモト(万年青)という植物に似ることから名づけられました。
名のとおりハマオモト(ハマユウ)は、浜に生えます。万葉集でも『み熊野の浦の浜木綿 百重なす 心は思へど直に逢はぬかも』と歌われます。これは、逢いたいのに逢えない人がいて心乱れる様子ですね。「はまゆふ」の花に託して表現しています。
ハマオモトの花は、花弁が細長いです。雄しべと雌しべも、細長く、外に突き出ています。しべと花弁が入り乱れる様子は、心の乱れを表わすにふさわしいと思います。
むろん、ハマオモトの花は、人間に歌われるために咲くのではありません。昆虫に花粉を運んでもらうために咲きます。その昆虫とは、スズメガの仲間といわれます。
スズメガの仲間は、多くのガ(蛾)と同じく夜行性です。このために、ハマオモトの花は、夕方から開き始めます。同時に、香りを放ちます。香りと白い花の色とで、夜、見つけられやすいようになっています。
スズメガの仲間は、空中にとどまったまま、長い口を伸ばして蜜を吸います。この状態で、スズメガの体に花粉を付けるにはどうしたらいいでしょう? ハマオモトは、雄しべと雌しべを長くしました。花の形には、ちゃんと意味があるのですね。
植物にとって、花粉を運んでもらうのは、繁殖を手伝ってもらうことです。恋の手伝い、と言えるかも知れません。そう考えると、万葉集の歌はますます意味深いですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、ハマオモト(ハマユウ)が掲載されています。
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過去の記事でも、夜に花が咲く植物を紹介しています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ガを誘惑する? カラスウリ(2009/08/31)
ネムノキは、本当に眠る?(2009/07/24)
2010年7月15日
スズメ
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スズメ 画像
和名:スズメ
学名:Passer montanus
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東京都 新宿区 【2010.07.07】
図鑑↓↓↓↓↓には、スズメが掲載されています。
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2010年7月14日
ヤブミョウガ
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ヤブミョウガ 画像
和名:ヤブミョウガ
学名:Pollia japonica Thunb.
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東京都 新宿区 【2010.07.07】
図鑑↓↓↓↓↓には、ヤブミョウガが掲載されています。
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2010年7月13日
ミシシッピーアカミミガメ
2010年7月12日
恐るべき?社会寄生、トゲアリ
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アリやハチは、社会生活をする昆虫として知られますね。特に、アリは、ほぼすべての種が、社会的な生活をします。社会の規模は、種によって違います。
一般的なアリですと一つの巣に、一頭の女王アリがいます。加えて、たくさんの働きアリと、兵アリとがいます。働きアリと兵アリとは、すべて女王アリの子です。
つまり、多くのアリは、「一人のお母さんとおおぜいの子」という家族で暮らしています。ちなみに、「お父さんアリ」は、交尾だけしてすぐに死んでしまいます。
このようなアリの家族(群れ)は、どのようにできるのでしょうか?
女王アリは、交尾を終えたあと、一頭で巣を作り始めます。そこで、卵を産み、孵化【ふか】した子を育てます。育った子は、働きアリや兵アリになります。働きアリが育てば女王は、子育てや巣作りに関わりません。産卵だけが仕事になります。
ところが、中には「親子でない群れ」で暮らすアリがいます。女王アリとまったく血がつながらないのに、働きアリが女王の世話をするのです。
どうしたら、そんなことが起こるのでしょうか?
トゲアリという種を例にとってみましょう。この種の女王アリは、交尾のあと驚くべき行動をします。他種のアリの巣に、たった一頭で乗り込むのです。そして、その巣の女王アリを殺します。その後、自分が女王として巣に居座ります。
アリの巣に、他種のアリが入り込んだら、普通はその場で殺されるはずです。トゲアリの場合は、なぜ、そうならないのか理由はわかっていません。
トゲアリの女王が乗り込むのは、クロオオアリなどのアリの巣です。トゲアリの女王は、自分が産んだ卵の世話をクロオオアリなどの働きアリにやらせます。
やがて、トゲアリの働きアリや兵アリが育ちます。巣の中のアリは、次第に、トゲアリに置き換わります。しまいには、完全にトゲアリだけの巣になります。
このトゲアリのようなやり方を「社会寄生」といいます。なんだか、ずるく見えますね。けれども、これも、自然の中で生き抜くために発達した方法なのでしょう。
図鑑↓↓↓↓↓には、トゲアリ、クロオオアリが掲載されています。
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過去の記事でも、アリの仲間を取り上げています。アリと関係のある植物や哺乳類のアリクイの画像もあります。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
アリ(蟻)は、どうやって行列を作る?(2009/07/17)
オオアリクイ(2008/10/09)
可憐【かれん】なだけでは生きてゆけない、カタクリ(2008/03/24)
シロアリとアリとは、どう違う?(2007/06/11)
などです。
2010年7月11日
2010年7月10日
ムラサキカタバミ
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ムラサキカタバミ 画像
和名:ムラサキカタバミ
学名:Oxalis corymbosa DC.
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図鑑↓↓↓↓↓には、ムラサキカタバミ/b>が掲載されています。
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2010年7月 9日
ケヤキは、古代の聖樹?
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ケヤキは、日本人に好まれる樹木ですね。公園樹や街路樹としてよく植えられます。
公園で、天に向かって、きれいに枝分かれした樹木を見たことがありませんか? ほうきを逆さに立てた感じです。そこが、日本の本州・四国・九州であれば、たぶんそれはケヤキです。冬のほうが、樹形がわかりやすいですね。葉がないからです。
ケヤキが好まれるのは、この樹形が美しいとされるためでしょう。秋に色づく葉も、美しいです。面白いことに、ケヤキの葉は、紅葉する場合と黄葉する場合とがあります。
同じ種なのに、なぜ、こんな差があるのでしょうか? これについては、わかっていません。観賞するぶんには、紅葉でも黄葉でも美しいですね。
昔の人も、ケヤキを「美しい木」と感じたようです。そもそも、「けやき」という名が、「けやけき木」に由来するといわれます。「けやけき」とは「際立っている」とか、「ひときわすぐれている」といった意味です。
古事記や万葉集にも、ケヤキが登場します。古代には、ケヤキは、「つき」と呼ばれました。漢字で書けば、槻【つき】です。現代でも、人名や地名に、この字がありますね。万葉時代(奈良時代以前)から、親しまれた証拠でしょう。
万葉集には、「斎槻」という言葉が登場します。「ゆつき」あるいは、「いわいつき」と読みます。「斎」という字は、「神聖なもの」を指します。「斎槻」とは、「神聖なケヤキ」の意味です。古代の人は、ケヤキの美しさを神格化したのでしょうか。
条件さえ良ければ、ケヤキは、ずいぶん長生きするようです。日本には、「奈良時代以前から生きている」といわれるケヤキがあります。
私の知る限り、兵庫県の「八代【やしろ】の大ケヤキ」と、山形県の「東根【ひがしね】の大ケヤキ」が、樹齢千五百年ほどといわれます。どちらも、正確な樹齢は、わかりません。千五百年ほどというのは、推定の樹齢です。
推定が正しければ、これらのケヤキは、少なくとも飛鳥時代から日本の歴史を見てきたことになります。古代人でなくても、その尊さには打たれますね。
図鑑↓↓↓↓↓には、ケヤキが掲載されています。
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過去の記事でも、万葉集や古事記に登場する樹木を取り上げています。また、それ以外でも、公園などによく植えられる木を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
万葉集の「むろのき」とは、ネズミサシ?(2010/04/23)
生垣のスター、サンゴジュ(珊瑚樹)(2009/10/12)
センダン(栴檀)とは、どんな植物?(2009/05/04)
などです。
2010年7月 8日
タイサンボク
タイサンボク 画像
和名:タイサンボク
学名:Magnolia grandiflora L.
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東京 新宿区 【2008.07.08】
図鑑↓↓↓↓↓には、タイサンボクが掲載されています。
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2010年7月 7日
ネムノキ
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ネムノキ 画像
和名:ネムノキ
学名:Albizia julibrissin Durazz.
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東京 港区 【2010.07.07】
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2010年7月 6日
アオサギ
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アオサギ 画像
和名:アオサギ
学名:Ardea cinerea
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沖縄県 豊見城 【2010.06.25】
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2010年7月 5日
産み分け自在? ミジンコの繁殖事情
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科学技術はどんどん進んでいますね。最近は、ある程度、子供の性別を産み分けられると聞いています。真偽のほどは定かではありません。
ヒト以外の生き物では、事情が違います。生き物によっては、はるか昔から、雄(オス)・雌(メス)の産み分けをしています。どんな生き物が、産み分けをするのでしょうか?
例えば、ミジンコがそうです。学校の理科に登場しますね。淡水にいる、小さなプランクトンです。中には海に棲む仲間もいます。
ミジンコと呼ばれる生き物には、たくさんの種がいます。ここでは、正式な種名をミジンコという種の話をしましょう。淡水に棲む、平凡なプランクトンです。
種名ミジンコは、卵で繁殖します。けれども、普段は「卵を産む」ことはありません。体内で、卵を孵化【ふか】させて、子供の状態で産みます。
産まれる子供は普通、すべて雌(メス)です。母親と、まったく同じ遺伝子を持つ「娘」です。生物学的には、クローンと呼ばれるものですね。親の複製です。
ところが、たまに、雄(オス)が産まれることがあります。どのような仕組みでそうなるのか、完全にはわかっていません。「生息条件が悪くなった場合に、そうなることが多い」のはわかっています。
仕組みはわからなくても、理由は、はっきりしています。雄が産まれるのは、「遺伝子のプールをかき混ぜて、多様な個体を生みだすため」です。
生息条件が悪くなったら、それまでと同じ生き方では、生き残れないかも知れません。親の複製では、「それまでと同じ生き方」になる可能性が高いです。それを避けて、多様な生き方の個体を産むなら、多様な遺伝子を持つ子を産むのが早道です。
雄と雌とがいれば、遺伝子を混ぜ合わせて、多様な遺伝子を持つ子が産まれます。結果として、どの子かは生き残るでしょう。
ミジンコには、ヒトのような頭脳はありません。なのに遠い昔から、産み分けをしてきました。生き残るためです。小さな体にも、生命の神秘が詰まっていますね。
図鑑↓↓↓↓↓には、ミジンコが掲載されています。
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ミジンコは、小さいながらも、節足動物【せっそくどうぶつ】の仲間です。過去の記事でも、同じように、淡水に棲む節足動物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
そっくりさんがいっぱい、スジエビ(2010/02/01)
田んぼの生きている化石、カブトエビ(2007/06/08)
豊作の妖精ホウネンエビ(2006/05/15)
などです。
2010年7月 4日
ミッドタウンの福猫
2010年7月 3日
イソヒヨドリ
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イソヒヨドリ 画像
和名:イソヒヨドリ
学名:Monticola solitarius
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沖縄県 糸満 【2010.06.25】
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2010年7月 2日
アサザ、あざさ、どちらが本当?
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蒸し暑い季節ですね。水辺が恋しくなります。水のきれいな湖沼へ行けたら、水面を観察してみましょう。水中から、黄色い花が、顔を出しているかも知れません。
「水中から、突き出して咲く花」といえば、スイレンかハスを思い浮かべる人が多いでしょう。けれども、スイレンやハス以外でも、そのように咲く花があります。
例えば、アサザの花がそうです。アサザは、淡水の水中に生える草です。円い葉を、水面に浮かべます。その様子は、スイレンにそっくりです。でも、スイレンとは、遠縁です。スイレンは、スイレン科に属しますが、アサザはミツガシワ科に属します。
かつて、アサザは、リンドウ科とされていました。現在は、ミツガシワ科です。
アサザの花は黄色です。よく見ると、花びらのふちが、細かくぎざぎざになっています。これが、アサザの特徴です。日本で、このような花が水面に咲いていれば、アサザと思って間違いないでしょう。
紛らわしい種として、コウホネがあります。コウホネも、水面に、黄色い花を咲かせます。アサザとの違いは、花びらにぎざぎざがないことです。葉の形も違います。コウホネの葉は、円くありません。細長いです。コウホネは、スイレン科に属します。
アサザは、古くから、日本人に親しまれました。万葉集や古今和歌集に、アサザを詠んだ歌があります。万葉集では、「あざさ」と呼ばれています。
奈良時代以前この植物の名は「あざさ」だったようです。それが、平安時代ころに「あさざ」になりました。どこかで濁音【だくおん】が、取り違えられたのですね。
万葉集の「あざさ」は、髪に挿して、飾りにされています。この花の可憐さに、古代の人も惹かれたのでしょう。古代らしい、素朴な飾りですね。
残念ながら、古代と比べアサザは、激減してしまいました。水が汚れたり、護岸がコンクリートで固められたりしたからです。絶滅危惧植物に、指定されるほどです。
とはいえ、嬉しい動きもあります。日本各地で、「アサザ保全プロジェクト」が始まっています。これらのプロジェクトの成果が上がるといいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、アサザが掲載されています。
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過去の記事でも、アサザのような、水辺の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
じつは外来種です、キショウブ(2009/04/24)
スイレンとハスはどう違う?(2006/07/13)
端午の節句に欠かせない菖蒲(ショウブ)(2006/04/21)
などです。