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2010年10月31日

セイタカシギ

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セイタカシギ  画像
和名:セイタカシギ  
学名:Himantopus himantopus
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沖縄 金武【2010.10.16】

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2010年10月30日

イソシギ

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イソシギ  画像
和名:イソシギ  
学名:Actitis hypoleucos
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2010年10月29日

クモの中の目利き? ハエトリグモ

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 クモといえば、「網を張るもの」と思う方が多いでしょうね。実際には、網を作らないクモがたくさんいます。中で、最もヒトに身近なのは、ハエトリグモの仲間でしょう。
 ハエトリグモは、人家でもよく見られますね。小さなクモです。たいていは、体長が1cmもありません。床や壁を、ぴょんぴょん跳ねながら歩いています。
 名のとおりハエトリグモは、ハエを捕って食べます。ハエ以外のものを、食べないわけではありません。自分に捕まえられる大きさの昆虫なら、何でも食べます。人家にいる場合は、ハエのような害虫を捕ってくれることが多いです。ありがたいクモですね。
 ハエトリグモとは、ハエトリグモ科に属するクモの総称です。多くの種があります。有名な種は、ネコハエトリ、チャスジハエトリなどです。人家に棲むものばかりではありません。野外にもいます。多くの種が、網を作りません。自由に歩いて、餌を探します。
 網を作らなくても、糸を出せないわけではありません。他のクモと同じように、お尻から糸を出します。網を作らないなら、糸を何に使うのでしょうか?
 主な用途は、命綱【いのちづな】のようです。彼らは歩く時、常に細い糸を、後ろに出しています。細すぎる糸のため、ヒトの目には、見えにくいです。
 私は、この命綱の用途を、目撃したことがあります。一頭のハエトリグモが、物干し竿【ざお】を歩いていました。そのクモが、飛ぶハエを捕るために、竿からジャンプしたのです。ハエをつかんだまま、クモはお尻の糸で、竿にぶら下がっていました。
 ハエトリグモが、こんな芸当ができるのには秘密があります。彼らは、クモの中では、抜群に眼が良いのです。眼で獲物の位置を知り、距離を測って、飛びかかります。
 網を張るクモ、例えばジョロウグモなどは、眼が良くありません。彼らは、獲物が網にかかったことを、眼で見て知るのではないのです。震動で知ります。触ってみるまで、それが本当に獲物かどうか、網を張るクモにはわからないようです。
 ハエトリグモの場合は、そんなことはありません。高性能な眼のおかげです。その性能については、研究途上です。私たちの姿は、どんなふうに見えているのでしょうね。


図鑑↓↓↓↓↓には、ハエトリグモの一種、ネコハエトリが掲載されています。
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過去の記事でも、クモの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
人面グモ? いえ、ハナグモです(2009/04/10)
女武者の闘い? コガネグモのクモ合戦(2007/06/04)
ジョロウグモの理【ことわり】(2006/10/19)
などです。

2010年10月28日

ヒバリシギ

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ヒバリシギ  画像
和名:ヒバリシギ  
学名:Calidris subminuta
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沖縄 金武【2010.10.16】

2010年10月27日

コチドリ

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コチドリ  画像
和名:コチドリ  
学名:Charadrius dubius
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沖縄 金武【2010.10.16】

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2010年10月26日

クロハラアジサシ

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クロハラアジサシではないか?と思われますが、同定が難しい!!です。違う場合は、ご一報いただけると幸いです。クロハラアジサシ  画像
和名:クロハラアジサシ  
学名:Chidonias hybridus
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沖縄 金武【2010.10.16】

2010年10月25日

薬にも害にも、メギ(目木)

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 ヒトは、昔から、さまざまな植物を、薬に利用してきました。中には、薬用になることから、種名がついたものもあります。メギは、その一種です。
 メギの語源は、「目木」です。昔の日本人は、この木を煎じて、目の薬にしました。
 現在では、実際に、この木に薬効があると証明されています。樹皮の内側の黄色い部分に、たくさんの薬効成分が含まれます(素人療法は、危険ですので、おやめ下さい)。
 メギは、メギ科メギ属の一種です。同じメギ属には、似た種がいくつかあります。
 ヨーロッパに分布するセイヨウメギなどは、日本のメギとそっくりです。薬効がある点も、同じです。ただし、セイヨウメギは、目の薬にはされないようです。主に肝臓の薬にされる、と聞きます。素人がやたらに使うのは、避けたほうがいいでしょう。
 メギ属で、日本に分布するヒロハヘビノボラズも、メギと似ています。この種にも、メギと同じ薬効があります。ヒロハ「ヘビノボラズ」とは、面白い種名ですね。棘があるため、「ヘビも登れないだろう」ということから、こんな種名になりました。
 日本のメギや、セイヨウメギにも、棘があります。防御によいですね。このため、日本のメギも、セイヨウメギも、かつては生垣に使われました。生垣の木が、防御にも薬にもなるわけです。昔の人にとっては、便利だったでしょう。
 ところが、現在、多くの地域で、メギ属の種を植えることが禁じられています。特に、ヨーロッパの穀倉地帯では、そうです。なぜなら、メギ属の種が、コムギ(小麦)の病気を媒介するとわかったからです。コムギ黒さび病という、致命的な病気です。
 メギ属の種が、直接、コムギに対して、毒を持つのではありません。コムギの病原菌が、メギ属の木に宿るのです。専門的には、メギ属の木は、「コムギ黒さび病菌の中間宿主である」といいます。黒さび病菌は、コムギとメギ属の木との間を、行き来します。
 コムギとメギ属、両方がそろわなければ、黒さび病菌は、生きられません。コムギの病気を防ぐには、メギ属を近づけないのが、一番です。おかげで、メギ属の生垣は、穀倉地帯では、ほぼ絶滅しました。メギ属にとっては、とんだ災難ですね。


図鑑↓↓↓↓↓には、メギ属のメギや、ヒロハヘビノボラズが掲載されています。
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過去の記事でも、生垣に使われる植物を取り上げています。また、メギと同じメギ科の植物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ナンテンの赤い実は、鳥のため?(2010/01/15)※ナンテンは、メギ科の植物です。
生垣のスター、サンゴジュ(珊瑚樹)(2009/10/12)
卯月【うづき】に咲くから、ウノハナ?(2009/05/15)
ミカン? いえ、カラタチです(2009/02/13)
などです。

2010年10月24日

レンカク(幼鳥)

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レンカク(幼鳥) 画像
和名:レンカク(幼鳥)
学名:Hydrophasianus chirurgus
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沖縄 金武【2010.10.16】

2010年10月23日

御苑の福猫

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ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿【2010.09.29】

2010年10月22日

ヒヨドリ(鵯)は、漂鳥【ひょうちょう】か?

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 ヒヨドリは、日本の都市部で普通に見られる鳥です。ヒヨドリという種名を知らなくても、皆さん、きっと見ているはずです。
 「ピーヨ、ピーヨ」とか、「キーヨ、キーヨ」と聞こえる、甲高い声の小鳥を見たことがありませんか? スズメとハトの中間くらいの大きさです。スマートなので、ハトよりは、だいぶ小さく見えるかも知れません。体の色は、全体的に灰色です。
 大きな特徴として、飛び方があります。普通の鳥のように、直線的に飛ぶのではありません。上下に波打つように飛びます。断続的に羽ばたくからです。
 こんな鳥がいたら、それが、ヒヨドリです。都市部の人家の庭や公園で、一年中、よく見られます。日本では、平凡な鳥の一種です。
 平凡すぎるため、バードウォッチャーには、無視されがちです。けれども、世界的には、珍しい鳥です。日本と、その周辺にしか、分布しないからです。観察すれば、面白いことがわかるかも知れません。平凡な生き物でも、知られていることは少ないものです。
 ヒヨドリが「一年中、都市部の鳥」になったのは、近年のことです。昔は、人里にいるのは、冬だけだといわれていました。夏の間は、山で暮らしていたのです。山では、冬に食べ物が減ってしまうため、人里に下りてきていました。
 「夏に山、冬に人里」という暮らしをする鳥は、他にもいます。ウグイスや、シジュウカラなどです。このように、短い距離を移動して暮らす鳥を、漂鳥【ひょうちょう】と呼びます。短い渡りをする鳥といえます。かつてのヒヨドリは、代表的な漂鳥でした。
 いつの頃からか、ヒヨドリは一年中、人里で暮らすようになりました。人里は思ったより安全で、食べ物もあるところだ、と学んだからでしょう。
 しかし、すべてのヒヨドリが、漂鳥をやめたわけではありません。今でも、山と人里を往復するものもいると思われます。また、日本国内で、南北に渡る群れもあります。
 日本国内のヒヨドリたちが、どの季節に、どこで暮らしているのか、はっきりとは、わかっていません。普通の人の観察記録が、研究に役立つ可能性があります。


図鑑↓↓↓↓↓には、ヒヨドリが掲載されています。
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過去の記事でも、漂鳥【ひょうちょう】と呼ばれる鳥を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
最小の座を争う、ミソサザイとキクイタダキ(2010/07/19)※ミソサザイの一部は、漂鳥です。
鳥の巣箱や餌台は、いつ設置するのがいい?(2007/05/07)※漂鳥の暮らしと、関係する話です。
梅にウグイス? いえメジロです(2007/03/12) ※ウグイスは漂鳥です。
ネクタイをした鳥? シジュウカラ(四十雀)(2007/02/26)
などです。

2010年10月21日

タマスダレ

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タマスダレ 画像
和名:タマスダレ
学名:Zephyranthes candida
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東京都 新宿【2010.09.20】

2010年10月20日

ジョロウグモ

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ジョロウグモ 画像
和名:ジョロウグモ
学名:Nephila clavata
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東京都 新宿【2010.09.29】

図鑑↓↓↓↓↓には、ジョロウグモが掲載されています。
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2010年10月19日

ナミアゲハ

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ナミアゲハ 画像
和名:ナミアゲハ
学名:Papilio xuthus
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図鑑↓↓↓↓↓には、ナミアゲハが掲載されています。
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2010年10月18日

プラタナスの正式名称は?

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 プラタナスの木は、日本で、よく知られていますね。街路樹や公園樹として、お馴染みです。じつは、プラタナスと呼ばれる樹木は、一種だけではありません。
 プラタナスとは、スズカケノキ科スズカケノキ属の種の総称です。スズカケノキ属のラテン語の学名Platanus【プラタヌス】を、英語ふうに読んだものです。
 スズカケノキ属には、スズカケノキ、モミジバスズカケノキなどの種が含まれます。どの種も、日本原産ではありません。明治時代以降、日本に導入されました。
 スズカケノキとは、面白い名前ですね。漢字では、「篠懸の木」、または「鈴懸の木」と書きます。なぜ、こんな名が付いたのでしょうか? 二つの説があります。
 一つは、「果実の形が、楽器の鈴に似るから」という説です。「木に鈴をかけたようだ」というわけですね。この説によれば、漢字の表記は、「鈴懸の木」です。
 もう一つは、「果実の形が、山伏が着る衣服の篠懸【すずかけ】に似るから」という説です。こちらの説では、漢字表記は、「篠懸の木」のはずですね。
 どちらの説が正しいのか、決着はついていません。
 スズカケノキ属は、英語名でも、混乱があります。複数の英語名があるからです。
 スズカケノキ属を英語に訳すと、sycamoreとされることがあります。ところが、sycamoreという英単語は、スズカケノキ属以外の樹木を指すことがあります。確実にスズカケノキ属を指すなら、plane treeとしたほうがいいでしょう。
 この属の中で、最も普通に見かけるのは、モミジバスズカケノキです。この種は、スズカケノキとアメリカスズカケノキとが交配して生まれた種だといわれます。アメリカスズカケノキもスズカケノキ属の一種です。
 モミジバスズカケノキは、生まれ故郷がわかっていません。通説では、イギリスだとされます。けれども、実際には、スペインかフランスだという説が有力です。
 今や、どこの日本の公園にも、モミジバスズカケノキが植えられています。大気汚染に強い木だからです。遠いヨーロッパから来て、日本を緑に彩ってくれています。


図鑑↓↓↓↓↓には、スズカケノキとモミジバスズカケノキが掲載されています。
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過去の記事でも、街路樹や公園樹に使われる樹木を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ケヤキは、古代の聖樹?(2010/07/09)
生垣のスター、サンゴジュ(珊瑚樹)(2009/10/12)
センダン(栴檀)とは、どんな植物?(2009/05/04)
街路樹は生きている化石、イチョウ(2005/11/21)
などです。

2010年10月17日

御苑の福猫

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美猫ですね。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京都 新宿【2010.09.29】

2010年10月16日

キチョウ

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キチョウ 画像
和名:キチョウ
学名:Eurema hecabe
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2010年10月15日

ジネズミは、ネズミじゃない?

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 生き物の世界では、「名前や姿が似ていても、分類上はまったく違うグループに属する」ことがよくあります。今回は、その例を紹介しましょう。
 それは、ジネズミという種です。名前に「ネズミ」が付くとおり、外見は、ネズミにそっくりです。けれども、ネズミとは遠縁です。
 普通のネズミは、齧歯目【げっしもく】に属します。対して、ジネズミは、トガリネズミ目【もく】に属します。目【もく】のレベルで、分類が違うのは、遠縁といえます。
 図鑑などによっては、ジネズミを、食虫目【しょくちゅうもく】や、無盲腸目【むもうちょうもく】に分類していることもあります。この事情については、以前のコラム食虫目【しょくちゅうもく】とは、どんな哺乳類(2010/5/3)を参照して下さい。
 ジネズミと同じトガリネズミ目には、オオアシトガリネズミ、カワネズミなどが属します。「○○ネズミ」という種名のものが多いですね。どの種も、齧歯目のネズミに似るからです。種名に、「ネズミ」が付いても、齧歯目とは限りません。注意が必要です。
 ジネズミは、日本の固有種です。世界的に見れば、珍しい種です。でも、日本では、むしろ平凡な生き物といえます。北海道からトカラ列島--九州の南の列島--まで、広く分布します。佐渡島や隠岐【おき】の島、伊豆諸島の新島でも、確認されています。
 平凡なわりには、「目撃した」という人は、少ないです。これは、そもそも、ジネズミの存在が知られていないからでしょう。目撃されても、普通のネズミと混同されてしまいます。ジネズミは、時に人家に巣を作るほど、身近にいます。
 ジネズミには、面白い習性があります。親子でつながって歩くのです。まず、親が先頭に立ちます。その親の尾を、一頭の子がくわえます。その子の尾を、別の子がくわえます。こんな具合に、ずらずらと一列につながります。キャラバン行動と呼ばれます。
 昔の人も、この行動は、目についたのでしょう。「普通とは違う、つながって歩くネズミがいる」と、意識したようです。このために、ジネズミは、妖怪じみた生き物、とされることもありました。現代の私たちが見れば、ほほえましい行動ですね。


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過去の記事でも、ジネズミと同じトガリネズミ目【もく】の生き物を取り上げています。また、トガリネズミ目と紛らわしい生き物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
タンザニアで、新種の哺乳類を発見(2008/04/16)
ネズミでないネズミがいる?(2007/12/21)
日本はモグラの標本国?(2007/01/26)
などです。

2010年10月14日

キツネノマゴ

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キツネノマゴ 画像
和名:キツネノマゴ
学名:Justicia procumbens
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東京都 新宿【2010.09.29】

2010年10月13日

ツルボ

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ツルボ 画像
和名:ツルボ
学名:Scilla scilloides (Lindl.) Druce
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東京都 新宿【2010.09.29】

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2010年10月12日

カラシラサギ

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カラシラサギ 画像
和名:カラシラサギ
学名:Egretta eulophotes
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沖縄県 豊見城【2010.09.11】

2010年10月11日

神聖な木工の材料、ツゲ

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 ツゲという樹木を御存知でしょうか? 漢字では、「黄楊」または「柘植」と書かれます。髪をとかす櫛【くし】の材料として知られます。
 ツゲの木材は、緻密【ちみつ】で、木工細工に適しています。このため、昔から、櫛や枕などに利用されてきました。昔の日本では、枕も木で作ったのですね。
 万葉集に、ツゲの櫛やツゲの枕が歌われています。それらの歌によれば、古代には、櫛や枕は、神聖なものと思われていました。
 「櫛の歯が折れるのは、不吉だ」と、聞いたことがありませんか? これは、古代の信仰が、現代にまで残る例です。枕も、「踏んだり座ったりするな」といわれますね。櫛も、枕も、神聖さを認めるからこそ、このように言い伝えられます。
 当然、それらの材料になるツゲも、神聖視されたでしょう。目立つ木ではないのに、万葉集に歌われたのは、そういう理由だと思います。
 現代では、ツゲは、神聖さを失ってしまいました。でも、都市部でも、よく栽培されています。刈り込みに強いからです。道路わきの植え込みや、庭園の木として、使われます。
 道路わきの木は、野放図に伸びては、困りますね。普通は、きっちりと刈り込まれます。庭園では、ヒトや他の動物の形に刈り込まれた木が、目を楽しませます。これらの用途に、ツゲは、ぴったりです。
 日本のツゲと、近縁な種が、ヨーロッパにも分布します。セイヨウツゲという種です。セイヨウツゲは、日本のツゲと外見が似ます。木材の質も似ています。同じように、木工細工に使われます。近縁な種でも、ここまでそっくりなのは、珍しいですね。
 英語で、セイヨウツゲを、Box treeといいます。「箱の木」という意味ですね。箱などの木工細工に使われたことから、この名が付いたといわれます。
 日本語名の「ツゲ」は、どこから付いたのでしょうか? 「細かく、密生する葉の様子から」という説があります。その様子を、昔の人は、「つぎつぎ」と表現したようです。「つぎつぎした木」が略されて、「つげ」になったのではないでしょうか。


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過去の記事でも、神聖視された樹木を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ケヤキは、古代の聖樹?(2010/07/09)
ザクロが人肉の味というのは、本当?(2007/09/28)
ザクロが人肉の味というのは、本当?(2007/09/28)
七夕の短冊は、カジノキの葉だった?(2007/07/06)
などです。

ツマグロヒョウモン

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ツマグロヒョウモン メス 画像
和名:ツマグロヒョウモン
学名:Argyreus hyperbius 
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東京都 新宿 【2010.09.29】

2010年10月 9日

キンモクセイ

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キンモクセイ 画像
和名:キンモクセイ
学名:Calidris subminuta sativa
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東京都 港区【2010.10.06】

2010年10月 8日

これぞ日本のかずら? サネカズラ

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 日本人は、昔から、さまざまな植物を利用してきました。古事記や万葉集といった古代の文献にも、たくさんの植物名が載っています。
 たいていの植物は、現代とは違う名で呼ばれていました。中には、古名が、現代まで、そのまま伝わっているものもいます。サネカズラは、そんな一種です。
 サネカズラは、古名で、「さなかづら」や「さねかづら」と呼ばれました。マツブサ科の一種です。「かずら」の名のとおり、つる植物です。
 では、サネカズラの「さね」--古語では、「さな」--とは、どういう意味でしょうか?
 これには、いくつかの説があります。サネカズラの漢字名が、ヒントになるかも知れません。サネカズラは、漢字では、「真葛」または「実葛」と書かれます。
 「真葛」なら、「本当のカズラ」という意味ですね。「つる植物らしいつる植物」という意味でしょう。「実葛」なら、おそらく、「美しい実のなるカズラ」という意味です。実際に、サネカズラは、秋、赤く美しい果実をみのらせます。
 「『真葛』や『実葛』という漢字名は、後から付けられたものだ」という説もあります。その説によれば、古語の「さなかづら」こそ、サネカズラの本来の名だといいます。
 「さなかづら」の「な」は、「滑【なめ】」の略ではないかといわれます。なめらかにつるが伸びる様子、あるいは、サネカズラの樹液がぬるぬるする様子を表わしたのでは、ということです。「さなかづら」の「さ」は、その意味を強める接頭語です。
 「さなかづら」がサネカズラになったのは、万葉びとの歌心のためかも知れません。「さね」を「さ寝」と、掛け言葉にしたかったようです。恋を歌う時には、便利な掛け言葉だったでしょう。サネカズラのみごとな果実も、恋の歌にはふさわしいです。
 いっぽう、サネカズラのラテン語の学名は、Kadsura japonicaです。「日本産のカズラ」という意味です。Kadsuraは、むろん、日本語の「かずら」に由来します。外国の学者さんから見て、サネカズラは、日本を代表するつる植物だったのかも知れません。
 もうじき、サネカズラの果実が色づきます。美しい秋をお見逃しありませんように。


図鑑↓↓↓↓↓には、サネカズラが掲載されています。
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過去の記事でも、日本産のつる植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
北国の魔法の植物? イケマ(2010/01/01)
ニンジン(人参)がいっぱい?(2009/09/04)※ツルニンジンというつる植物を紹介しています。
ガを誘惑する? カラスウリ(烏瓜)(2009/08/31)2008/11/7) ※ヤマノイモは、つる植物です。
サンキライ? いえ、サルトリイバラです(2008/12/08)
などです。

2010年10月 7日

ツマグロヒョウモン

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ツマグロヒョウモン オス 画像
和名:ツマグロヒョウモン
学名:Argyreus hyperbius 
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東京都 新宿 【2010.09.29】

2010年10月 6日

セイタカシギ

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セイタカシギ 画像
和名:セイタカシギ
学名:Himantopus himantopus 
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沖縄県 金武 【2010.09.10】

図鑑↓↓↓↓↓には、セイタカシギが掲載されています。
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2010年10月 5日

ヒガンバナ

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ヒガンバナ 画像
和名:ヒガンバナ
学名:Lycoris radiata (L'Hér.) Herb.
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東京都 新宿 【2010.09.29】

図鑑↓↓↓↓↓には、ヒガンバナが掲載されています。
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2010年10月 4日

日本のサンショウウオに、変動あり

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 サンショウウオという生き物がいますね。両生類で、カエルと違い、尾があるグループです。多くの種は、人目につきません。目立たない生活をしているためです。
 日本は、知られざる「サンショウウオ王国」です。国土が狭いのに、固有種が、二十種ほどもいます。中には、二十一世紀になってから、発見された種もいます。
 例えば、アカイシサンショウウオという種は、正式に認められたのが、二〇〇四年です。赤石山脈--長野県と静岡県にまたがります--に分布することから、種名が付きました。
 じつは、この種は、一九七〇年代後半に、捕獲されていました。けれども、その時には、新種かどうか、確認できなかったのですね。三〇年近く経って、やっと、新種だと認められました。このように、新種の発見には、時間がかかります。
 イシヅチサンショウウオという種もいます。この種は、四国に分布します。四国の石鎚山【いしづちさん】系に多いことから、種名が付きました。
 イシヅチサンショウウオは、もとは、オオダイガハラサンショウウオという種の中に含まれました。ところが、「同じオオダイガハラサンショウウオでも、四国に分布する個体群は、他のものと違う」ことが、わかったのですね。そこで、別の種とされました。
 新種があれば、「消えた種」もいます。絶滅したのではありません。独立した種として、認められなくなった、ということです。
 そのような「種」に、ヤマサンショウウオがいます。かつて、日本の北アルプス北部などに分布する、とされました。現在では、この種は、ハクバサンショウウオという種と、同じものとされています。ハクバサンショウウオは、北アルプスの一部に分布します。
 サドサンショウウオも、「消えた種」です。かつて、新潟県の佐渡島に分布するとされました。現在では、この種は、クロサンショウウオと同じものとされています。クロサンショウウオは、東日本や北陸に、広く分布する種です。
 図鑑によっては、「消えた種」が、まだ載っています。いっぽうで、新種は、載っていないことが多いです。調べものをする時には、注意しましょう。


図鑑↓↓↓↓↓には、オオダイガハラサンショウウオ、クロサンショウウオ、ハクバサンショウウオなど、日本のサンショウウオが、一〇種が掲載されています。
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過去の記事でも、日本のサンショウウオ類を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
サンショウウオのおたまじゃくしとは?(2010/05/10)
イモリとサンショウウオとは、どう違う?(2009/04/20)
サンショウウオが産卵するのは、流水? 止水?(2009/03/06)
生物の多様性とは? 日本のサンショウウオの場合(2008/07/05)
今が見ごろ? 日本の山椒魚【さんしょううお】たち(2008/03/17)
などです。

2010年10月 3日

ナミアゲハ

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ナミアゲハ 画像
和名:ナミアゲハ
学名:Hestina assimilis
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東京都 新宿 【2010.09.29】

図鑑↓↓↓↓↓には、ナミアゲハが掲載されています。
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2010年10月 2日

アカボシゴマダラ

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新宿に、アカボシゴマダラが!どこからきたのでしょうか???二頭いました。アカボシゴマダラ 画像
和名:アカボシゴマダラ
学名:Hestina assimilis
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東京都 新宿 【2010.09.29】

2010年10月 1日

コウヤボウキは、高野山の帚【ほうき】?

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 高野山【こうやさん】は、日本を代表する霊場の一つですね。生き物の中には、この高野山にちなんだ名を持つ(とされる)ものがいます。その中から、今回は、コウヤボウキを紹介しましょう。コウヤボウキは、キク科の一種の植物です。
 コウヤボウキには、細かい枝分かれがたくさん出ます。名のとおり、高野山で帚【ほうき】に使われます。高野山以外の場所でも、帚にされることがあります。でも、高野山にしか生えないわけではありません。関東以南の日本本土に広く分布します。
 なぜ、コウヤボウキは、高野山で帚にされるのでしょうか? これには、いくつかの説があります。ある説では、かつて、高野山で竹を使わなかったことと関係があるといわれます(現在の高野山では、竹箒【たけぼうき】など、竹を使うそうです)。
 昔の高野山では、「清貧」という規則が厳しく守られました。財をなすことが悪だったのですね。そのため、商品価値がある植物は、植えることを禁じられました。
 昔は、竹には、とても商品価値がありました。プラスチックなどない時代、竹細工は、重要な生活用品だったからです。
 このため、高野山では、竹を植えたり、竹を利用したものを作ったりすることを禁じました。竹で財をなさないようにです。おかげで、竹箒さえ使えないことになりました。竹の代わりに、コウヤボウキを使った帚を使うことになりました。
 この説は、確定したものではありません。別の説もあります。「そもそも、コウヤボウキという名は、『かわやぼうき』がなまったもの」という説などです。
 「かわやぼうき」の「かわや」(厠)とは、トイレのことです。トイレや玄関などを掃くのに使う帚として、コウヤボウキを使ったのでは、というわけです。
 コウヤボウキには、もっと美しい別名もあります。「たまばはき」という名です。「美しい玉の帚【ははき=ほうき】」の意味ですね。万葉集などに、この名で登場します。
 万葉集の歌からは、「たまばはき」の掃き清める能力を、神聖視したことがうかがえます。コウヤボウキには、元来、霊場の名が付くだけの神秘性があったのでしょう。


図鑑↓↓↓↓↓には、コウヤボウキが掲載されています。
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過去の記事でも、高野山【こうやさん】の名が付いた植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
悠仁【ひさひと】さまのお印はコウヤマキ(高野槇)(2006/09/14)