図鑑.netブログ- zukan.net -

http://blog.zukan.net/blog/

2010年11月30日

【2010年 都内の紅葉】その7

ico_weather_hare.gif


イロハモミジ 画像
和名:イロハモミジ
学名:Acer palmatum Thunb. ex Murray
>101130_IMG_0086.jpg
>101130_IMG_0087.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 町田 【2010.11.21】

図鑑↓↓↓↓↓には、イロハモミジが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月29日

楓【かえで】? いえ、楓【ふう】の木です

ico_weather_hare.gif


 公園などの木には、種名のプレートが付いていることがありますね。「この木は、何という名前かな?」と調べるのも楽しいものです。
 ところが、種名が付いていても、困ることがあります。種名が、漢字で書かれている場合です。動植物の漢字名には、複数の読み方があるものが少なくありません。
 例を挙げてみましょう。「楓」という漢字です。日本語ではこの字は、「かえで」と読まれることが多いですね。カエデ科カエデ属の植物を指します。
 けれども、「楓」には、別の読み方もあります。「ふう」という読みです。「ふう」と読んだ場合は、マンサク科フウ属の植物を指します。カエデとは、まったく違う植物です。
 漢字の故郷の中国では、「楓」の字は、フウのほうを指していました。それが、日本に伝わった時、間違えてカエデに当てられてしまいました。
 日本には、もともとフウ属の植物はありませんでした。フウ属とカエデ属とは、遠縁ですが、葉の形が似ます。このため、「楓」が、カエデだと誤解されました。
 中国には、フウ属の一種であるフウという種が、自生します。現在では、日本でも、フウを見ることができます。人間により移植されたからです。
 フウ属の一種に、モミジバフウ(紅葉葉楓)という種名のものがあります。日本の公園にあるのは、フウよりも、モミジバフウのほうが多いようです。モミジと名に付いても、カエデ属ではありません。フウ属です。紛らわしいですね。
 モミジバフウは、北米大陸の原産です。このため、アメリカフウ(アメリカ楓)という別名があります。日本には、大正時代に移入されました。
 フウ属の植物は、不思議な分布をしています。中国や台湾などの東アジアに二種、トルコなどの西アジアに一種、北米から中米の東部に一種、という具合です。大陸がつながっているのに、中央アジアやヨーロッパには、自生種がないようです。
 似た分布の植物は、他にも知られます。「このような分布は、地球の歴史と関わりがある」と考えられています。フウ属を調べれば、地球の秘密がわかるかも知れません。


図鑑↓↓↓↓↓には、フウ属の一種のモミジバフウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、読み方により、違うものを指す生き物の名前を、取り上げています。また、フウ属のように、不思議な分布の生き物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ヨーロッパ独りぼっち? レンギョウ(2010/03/12)
生き別れの親類が再会? ヤマボウシとハナミズキ(2008/05/19)
大山椒魚(オオサンショウウオ)は冬眠しない?(2007/02/05)
などです。

2010年11月28日

キンクロハジロ

ico_weather_hare.gif


キンクロハジロ 画像
和名:キンクロハジロ
学名:Aythya fuligula
>101127_IMG_0071.jpg
>101127_IMG_0078.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 町田 【2010.11.21】

図鑑↓↓↓↓↓には、キンクロハジロが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月27日

読谷村の福猫

ico_weather_hare.gif


ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Aythya fuligula
>101128_IMG_7696.jpg
>101128_IMG_7702.jpg
>101128_IMG_7706.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 読谷村 【2010.10.16】

2010年11月26日

海藻に擬態【ぎたい】? ヘラヤガラ

ico_weather_hare.gif / ico_weather_kumori.gif


 生き物の世界には、擬態【ぎたい】という現象があります。他の生き物や周囲の物の姿をまねることですね。わかりやすい例を、挙げてみましょうか。
 昆虫のバッタを御存知でしょう。多くのバッタは、草むらにいます。そして、緑色ですね。草と同じ色をしています。これは、草に紛れて、敵から逃れようというわけです。
 バッタの例は、擬態のほんの一例です。生き物の世界には、もっといろいろな擬態をするものがいます。中には、何に擬態しているのか、わかりにくいものもいます。
 例えば、ヘラヤガラという魚がいます。海の魚です。体も顔も、全体的に細長いです。
 この魚は、海底に頭を向けて泳ぐことが多いです。逆立ちの状態ですね。たいてい、海藻やカイメンやサンゴなど、底から生えるものに寄り添っています。どうやら、海藻やカイメンやサンゴなどに擬態しているようです。
 ヒトの目で見るとヘラヤガラの擬態は、あまり成功しているように見えません。それでも、彼らが生き続けているからには、効果はあるのでしょう。
 ヘラヤガラの擬態は、敵から逃れるためだけではありません。獲物の目をごまかすためにも役立ちます。そういう擬態もあるのですね。
 ヘラヤガラは、肉食性です。小魚やエビなどを食べます。獲物をつかまえるには、気づかれてはいけませんね。気づかれないよう、忍び寄るのに擬態が役立ちます。
 ヘラヤガラの口は、細長く、筒状です。彼らの頭部の大部分を、口が占めています。この口を、スポイトのように使って、すばやく獲物を吸いこみます。
 「逆立ち擬態」以外に、ヘラヤガラには「大型の魚に寄り添って泳ぐ」習性もあります。これも、擬態の一種なのでしょうか? 詳しいことはわかっていません。もしかしたら、大きな魚のおこぼれを狙っているだけかも知れません。
 ところで、ヘラヤガラはヒトの食用になるのでしょうか? 普通は、食べられることはありません。でも、毒があるわけではありません。骨が多いため、食べられる部分が少ないのだそうです。わざわざ捕って食べるほどではないということですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、ヘラヤガラが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、擬態【ぎたい】について取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
パウルくんは、マダコ(真蛸)か?(2010/09/13)※タコの仲間は、擬態が得意です。
アシナガバチ? いえ、カシコスカシバです(2008/09/15)
木に化けて冬を越す? シャクガ(2007/12/14)
葉隠れの術を使う? ナナフシ(2006/11/20)
などです。

2010年11月25日

【2010年 都内の紅葉】その6

ico_weather_hare.gif


イチョウ【絵画館前】イチョウ 画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
101125_IMG_0007 (曇り).jpg
101125_IMG_0012 (曇り).jpg
101125_IMG_0021 (曇り).jpg
101125_IMG_0025 (1).jpg
101125_IMG_0043 (晴天).jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 港区 【2010.11.23】

図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月24日

【2010年 都内の紅葉】その5

ico_weather_hare.gif


ケヤキ【表参道】ケヤキ 画像
和名:ケヤキ
学名:Zelkova serrata (Thunb.) Makino
101124_IMG_0059.jpg
101124_IMG_0067.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 港区 【2010.11.24】

図鑑↓↓↓↓↓には、ケヤキが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月23日

コチドリ

ico_weather_hare.gif


ひょっとして、ハジロコチドリ?とも思いましたが、コチドリとしておきます。もし、同定が間違えてましたら、教えてください。コチドリ 画像
和名:コチドリ
学名:Charadrius placidus
101123_4M5D0138.jpg
101123_4M5D0146.jpg
101123_4M5D0267.jpg
101123_4M5D0289.jpg
101123_4M5D0300.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 金武 【2010.11.12】

図鑑↓↓↓↓↓には、コチドリが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月22日

桂【けい】とは、どんな植物?

ico_weather_kumori.gif / ico_weather_hare.gif


 漢字が、中国から伝わったことは皆さん御存知ですね。日本人は、もともとは異国の字である漢字に、日本の意味を当てはめて使っています。
 意味を当てはめる時に、間違ってしまったものもあります。動植物名を指す漢字には、そういうことがよく起こりました。
 例えば、桂【けい】という字があります。訓読みをすれば、この字は「かつら」ですね。日本に自生する、カツラという樹木に当てはめられました。
 ところが中国では、この字は違う植物を指します。モクセイ(木犀)のことです。
 なぜ、カツラとモクセイとが、混同されたのでしょうか? この謎は、解けていません。私の考えでは、「香り」に鍵があると思います。
 モクセイの仲間は、秋に良い香りの花を咲かせますね。カツラも、秋に良い香りがします。でも、カツラは、秋に花が咲くのではありません。なんと、黄葉【こうよう】する葉が匂います。醤油の香りに似ているといわれます。
 ややこしいことに、「桂」の字は、カツラや、モクセイ以外の植物を指すこともあります。ゲッケイジュ(月桂樹)やニッケイ(肉桂)などです。
 ゲッケイジュとニッケイとは、香辛料に使われることで、知られますね。ゲッケイジュの葉は、ローレルやローリエという名で、料理に使われます。ニッケイのほうは、樹皮が、シナモンやニッキという名でやはり料理に使われます。
 どうやら、中国でも日本でも「良い香りがする樹木」には、桂の字を付けたがったようです。おかげで、桂の字だけでは、どんな植物を指すのかわかりません。
 本来の桂【けい】であるモクセイとは、モクセイ科モクセイ属の種を指す総称です。カツラは、カツラ科カツラ属の中の一種です。ゲッケイジュは、クスノキ科ゲッケイジュ属の中の一種です。ニッケイとは、クスノキ科ニッケイ属の種を指す総称です(中に、「ニッケイ」という種名のものがあります)。
 これだけ違うグループに、同じ字が付くとは、紛らわしいことですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、本来の桂【けい】であるギンモクセイ、カツラ(桂)が掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

過去の記事で、本来の桂【けい】であるモクセイを取り上げています。また、クスノキ科ニッケイ(肉桂)属の植物を食べるアオスジアゲハも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
猛毒を食べる? アオスジアゲハ(2009/05/01)
キンモクセイとギンモクセイの謎(2005/09/12)
などです。

2010年11月21日

セイタカシギ

ico_weather_hare.gif / ico_weather_kumori.gif


セイタカシギ 画像
和名:セイタカシギ
学名:Himantopus himantopus
101121_4M5D0057.jpg
101121_4M5D0061.jpg
101121_4M5D0065.jpg
101121_4M5D0073.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 金武 【2010.11.12】

図鑑↓↓↓↓↓には、セイタカシギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月20日

ヒバリシギ

ico_weather_hare.gif


ヒバリシギ 画像
和名:ヒバリシギ
学名:Calidris subminuta
101120_4M5D0248.jpg
101120_4M5D0250.jpg
101120_4M5D0255.jpg
101120_4M5D0283.jpg
101120_4M5D0287.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 金武 【2010.11.12】

ぜひご利用下さい。

2010年11月19日

「ゴンボネズミ」の正体は?

ico_weather_hare.gif


 昔、北海道に「ゴンボネズミ」と呼ばれる動物がいました。
 ゴンボネズミの外見は、ネズミに似ます。ただし、ネズミのような尾はありません。高山の岩場に棲みます。「ピチー」とか「ピュー」という声で鳴きます。
 生き物に詳しい方ならここまでの記述で、もうおわかりでしょう。「ゴンボネズミ」とは、エゾナキウサギのことです。
 ナキウサギとは、ウサギ目【もく】ナキウサギ科に属する種の総称です。エゾナキウサギは、ナキウサギ科の一種、キタナキウサギの亜種です。
 ナキウサギは、普通のウサギと違い、耳が長くありません。けれども、れっきとしたウサギの仲間です。体の仕組みなどを調べると、普通のウサギと共通点があります。
 なぜ、ナキウサギの耳は、長くないのでしょうか? それは、ナキウサギが、普通のウサギより原始的だからだと考えられています。ナキウサギは、古い時代のウサギの姿を残しているのですね。生きている化石といえます。
 ウサギの祖先はある時期までは、ネズミの祖先と一緒でした。どこかの時代に、ネズミの祖先から、ウサギの祖先が分かれて進化しました。
 ナキウサギは、「ネズミの祖先から分かれて間もない頃の、ウサギの姿を現わしている」と考えられています。道理で一見、ネズミに見えるわけですね。
 現在では、ウサギの仲間はウサギ目【もく】、ネズミの仲間は齧歯目【げっしもく】という具合に、違うグループに分類されています。
 今、普通の動物図鑑を引いても、「ゴンボネズミ」は載っていません。ナキウサギなら、載っています。正式な名前が、ナキウサギだからです。「ゴンボネズミ」では、ネズミの仲間と誤解されてしまいますよね。
 「ゴンボネズミ」がナキウサギになったのは、昭和初期のことです。それまで、「ゴンボネズミ」は、学界に知られない未確認動物でした。確認されてみたら、正真正銘の生きている化石でした。日本にも、こんな劇的な新種発見があります。

図鑑↓↓↓↓↓には、ナキウサギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、ウサギの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
シカ(鹿)やカモシカ(氈鹿)の子を見つけたら?(2008/05/23)
うさぎの耳について教えて下さい(2006/05/16)
ウサギのウンコはゴハンのように(2006/04/11)
野ウサギの目は赤くない(2006/02/27)
哺乳類のウサギは、なぜ単独でウサギ目なのですか?(2005/10/30)
などです。

2010年11月18日

【2010年 都内の紅葉】その4

ico_weather_hare.gif


イチョウ【氷川神社】イチョウ 画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
101118_IMG_0005.jpg
101118_IMG_0007.jpg
101118_IMG_0008.jpg
101118_MG_0011.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 港区 【2010.11.17】

図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月17日

【2010年 都内の紅葉】その3



ソメイヨシノ並木(青山墓地)ソメイヨシノ 画像
和名:ソメイヨシノ
学名:Cerasus ×yedoensis (Matsum.) A.Vassil.
101117_4M5D0078.jpg
101117_4M5D0089.jpg
101117_4M5D0096.jpg
101117_4M5D0100.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 港区 【2010.11.12】

図鑑↓↓↓↓↓には、ソメイヨシノが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

ハシビロガモ

ico_weather_ame.gif / ico_weather_kumori.gif


ハシビロガモ 画像
和名:ハシビロガモ
学名:Anas clypeata  
101116_4M5D0193.jpg
101117_4M5D0196.jpg
101117_4M5D0197.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 金武 【2010.11.12】

図鑑↓↓↓↓↓には、ハシビロガモが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月16日

【2010年 都内の紅葉】その2



イチョウ並木(絵画館前、津田塾前)イチョウ 画像
和名:イチョウ
学名:Ginkgo biloba L.
101116_4M5D0064.jpg
101116_4M5D0002.jpg
101116_4M5D0069.jpg
101116_4M5D0073.jpg
101116_4M5D0077.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 港区、渋谷区 【2010.11.12】

図鑑↓↓↓↓↓には、イチョウが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

ウラナミシジミ

ico_weather_hare.gif


ウラナミシジミ 画像
和名:ウラナミシジミ
学名:Lampides boeticus
101113_IMG_7722.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 読谷村 【2010.10.16】

図鑑↓↓↓↓↓には、ウラナミシジミが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月15日

菊展の隠れた主役? イソギク

ico_weather_kumori.gif


 だんだん寒くなる季節ですね。こんな季節に、鮮やかに咲く花があります。キク(菊)の仲間です。昔から、日本で栽培されていますね。
 栽培されるキクには、いろいろな種類があります。野生の種をそのまま栽培している場合もあれば、人間が作った栽培品種もあります。
 野生種を、そのまま栽培しているものの一種に、イソギク(磯菊)があります。名のとおり、元は、海岸に生える種です。日本の千葉県から静岡県にかけて野生します。
 キク科植物の中で、イソギクは、とりたてて美しい花が咲くわけではありません。この花には、目立つ花びらがありません。黄色く丸い花が、小さなふさのように咲きます。
 イソギクは、日本で、江戸時代から栽培されています。目立たない花なのに、なぜ、栽培されるようになったのでしょうか? この理由は、わかっていません。花の少ない季節、わびしい海岸で咲く姿が、目についたのでしょうか。
 それでも、イソギクの花は、他の華やかなキクに負けていません。多くのキクの展覧会で、イソギクが見られます。
 菊人形というものを、見たことがありませんか? 文字どおりキクの花を、人形にかたどったものです。菊人形の胴体部分には、イソギクが使われることが多いです。
 大きくて、厚みがある花では、人形の形にしにくいのでしょう。シンプルで小さいイソギクの花が、役立つわけです。
 菊人形の歴史は、江戸時代からといわれます。江戸時代の人は、菊人形に使うことを見越して、イソギクを栽培するようになったのでしょうか? だとしたら、とても慧眼【けいがん】ですね。園芸文化が発達した江戸ならでは、だと思います。
 野生のイソギクには、栽培されているものとは違う味わいがあります。それは、おそらく、厳しい環境に耐えて、花を咲かせるからでしょう。
 海岸は、植物が育ちやすい環境とは言えません。潮風やしぶきや、強烈な日射しに悩まされます。そんな中で咲くと思えば、小さな花にも、生命力を感じますね。

図鑑↓↓↓↓↓には、イソギクが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、キク科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ふきのとうは、食用花?(2010/02/12)
新種が続々、アザミ(2009/09/11)
田で平たくなるから、タビラコ(田平子)?(2009/01/16)
九月九日は菊の節句(2006/09/09)
などです。

2010年11月14日

オナガガモ

ico_weather_kumori.gif


オナガガモ 画像
和名:オナガガモ
学名:Anas acuta
101114_IMG_0022.jpg
101114_IMG_0023.jpg
101114_IMG_0040.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 読谷村 【2010.10.16】

図鑑↓↓↓↓↓には、オナガガモが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月13日

イソシギ

ico_weather_kumori.gif


イソシギ 画像
和名:イソシギ
学名:Actitis hypoleucos 
111111_EEDV0054.jpg
111111_EEDV0061.jpg
111111_EEDV0075.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 読谷村 【2010.10.16】

図鑑↓↓↓↓↓には、イソシギが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月12日

最も原始的な昆虫? イシノミ

ico_weather_hare.gif


 昆虫とは、節足動物門【せっそくどうぶつもん】昆虫綱【こんちゅうこう】というグループに分類される生き物です。この中で、最も原始的なのは、どういう昆虫でしょうか?
 これには、いくつかの説があります。有力な説の一つは、「イシノミ目【もく】に属するものが、最も原始的な昆虫だ」というものです。
 イシノミという名は、ほとんどの方が、聞いたことがないでしょう。目立たない昆虫なので、知られていません。でも、昆虫の進化を考えるには重要なグループです。
 イシノミ目は、古顎目【こがくもく】とも呼ばれます。古顎目とは、古風な呼び方です。
 古顎という名は、イシノミ目の昆虫が、原始的な(と考えられている)顎【あご】の構造をしているため付けられました。昆虫の中では、イシノミ目にしか、見られない構造です。この顎の構造が、イシノミ目を「最も原始的」とする大きな証拠です。
 イシノミ目には、他にも、原始的な特徴があります。「一生、翅【はね】を持たないこと」、「幼虫と成虫の姿がほとんど変わらないこと」などです。
 イシノミ目の種は、外見が、シミ目【もく】の種に似ています。あの、紙を食べるシミですね。このため、昔は、イシノミとシミとは、近縁な仲間だと考えられていました。
 現在では、イシノミとシミとは、遠縁だと考えられています。
 イシノミのような、珍しい昆虫は、日本にいないとお思いですか? そんなことはありません。日本にも分布します。例えば、その名も「ヤマトイシノミ」という種が、北海道と本州に分布します。人家のそばの石垣にも、いることがあります。
 「最も原始的な昆虫」の座を、イシノミと争うものについても触れておきましょう。
 学説により、昆虫の仲間に入れられたり、外されたりするグループがあります。コムシ目【もく】、カマアシムシ目【もく】、トビムシ目【もく】です。これらのグループも、普通の昆虫と同じく、六本の脚を持ちます。
 昆虫綱の分類は、まだ、確定していません。今後の研究によっては、イシノミ目が、前記のコムシ目などに、「最も原始的な昆虫」の座を明け渡すかも知れません。


図鑑↓↓↓↓↓には、イシノミ目【もく】の一種、ヤマトイシノミが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、昆虫の進化や分類について取り上げています。また、イシノミと外見が似ているシミも取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
チョウ(蝶)はチョウ目【もく】? 鱗翅目【りんしもく】?(2008/07/22)
シミは本を食べる?(2006/10/27)
トンボでないトンボがいる?(2006/07/31)
などです。

2010年11月11日

【2010年 都内の紅葉】その1

ico_weather_hare.gif


今年も紅葉たよりお届けします。だいぶ、色とりどりになってきました。紅葉 画像
101111_4M5D0035.jpg
101111_4M5D0038.jpg
101111_4M5D0043.jpg
101111_4M5D0044.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

東京 港区 【2010.11.10】

2010年11月10日

シロチドリ

ico_weather_hare.gif


シロチドリ 幼鳥 画像
和名:シロチドリ
学名:Charadrius alexandrinus 
101110_EEDV0001.jpg
101110_EEDV0018.jpg
101110_EEDV0034.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 糸満 【2010.10.16】

図鑑↓↓↓↓↓には、シロチドリが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月 9日

青パパイヤ

ico_weather_hare.gif


パパイヤ画像
和名:パパイヤ、パパイア
学名:Carica Papaya
101109_EEDV0121.jpg
101109_EEDV0123.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 読谷村 【2010.10.16】

2010年11月 8日

トコロ(野老)とは、どんな植物?

ico_weather_hare.gif


 トコロという植物の名を聞いたことがおありでしょうか? ほとんどの方は、御存知ないと思います。けれども、江戸時代までの日本では、馴染みがある植物でした。
 トコロとは、一種の植物の名ではありません。複数の種の総称です。ヤマノイモ科ヤマノイモ属の種のうち、一群のつる性のものを指します。オニドコロ、ヒメドコロ、タチドコロなどの種があります。みな「○○ドコロ」という種名が付きます。
 ヤマノイモといえば、食用植物ですね。「とろろ」になるイモです。トコロも、食べられるのでしょうか? そのために、昔の日本で、名が知られたのでしょうか?
 トコロの仲間は、多くは食べられません。一部の種だけが、食べられます。ヒメドコロ、トゲドコロなどです。あく抜きをすれば、他の種も食べられるようです。ヤマノイモと同じく、食べるのは根です。でも、現代では、一般的に食べる植物ではありません。
 昔、食料事情が厳しい時代には、あく抜きをしてでも、食べたでしょう。人々が、最初に「トコロ」を知ったのは、そういう時代です。古事記や万葉集に、「ところづら」という名で、トコロが登場します。
 しかし、トコロは、のちに、別の面で知られるようになりました。「縁起もの」としてです。江戸時代の日本では、お正月飾りとして、トコロの根が売られたそうです。
 トコロの「いも」状の根には、たくさんの細い根が付きます。これを、老人の「ひげ」にたとえました。このために、トコロの漢字名を「野老」と書きます。「野にいる老人」という意味ですね。長寿の願いが込められました。
 万葉集では、「ところづら」という名を、「とこしく」という言葉を導くのに使っています。「とこしく」とは、「ずっと長く、今のようにある」という意味です。万葉時代から、「縁起の良いもの」になる要素ができていたわけですね。
 「ところづら」の「づら」とは、「つる植物」の意味です。では「ところ」とは? この語源には、諸説があります。定まった解釈はありません。
 ラテン語の学名では、オニドコロに、Dioscorea tokoroの名が付いています。


図鑑↓↓↓↓↓には、トコロの一種であるオニドコロが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、ヤマノイモ科の植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
とろろの材料になるのは、ヤマイモ? ヤマノイモ?(2008/11/07)
2008年は国際イモ年、それ本当?(2008/07/30)
などです。

2010年11月 7日

クロサギ

ico_weather_hare.gif


クロサギ 画像
和名:クロサギ
学名:Egretta sacra  
101106_EEDV0087.jpg
101106_EEDV0088.jpg
101106_EEDV0091.jpg
101106_EEDV0106.jpg
101106_EEDV0111.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 読谷村 【2010.10.16】

2010年11月 6日

アダン

ico_weather_hare.gif


アダン 画像
和名:アダン
学名:Pandanus tectorius Sol. ex Warb.
101105_IMG_7717.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 読谷村 【2010.10.16】

2010年11月 5日

ハブが知る? 南西諸島の成立の秘密

ico_weather_hare.gif


 ハブは、誰もが名を聞いたことのあるヘビでしょう。有名な毒蛇ですね。日本の南西諸島に分布します。じつは、ハブと呼ばれるヘビには、複数の種がいます。
 ややこしいことに、単に「ハブ」という種名のものもいます。普通にハブという場合には、この種を指すことが多いですね。他の種と区別するため、種名ハブは、ホンハブと呼ばれることもあります。
 種名ハブ(ホンハブ)の他に、トカラハブ、ヒメハブ、サキシマハブが、日本に分布します。南西諸島に近い台湾や中国南部には、タイワンハブが分布します。
 これらの種は、ヒメハブを除いて、クサリヘビ科ハブ属に属します。ヒメハブだけは、クサリヘビ科ヤマハブ属に属します。でも、同じ科ですから、近縁といえます。
 ハブ属や、ヤマハブ属の分布を調べると、面白いことに気づきます。隣り合った島でも、ハブ属やヤマハブ属が分布している島と、そうでない島があるのです。
 こうなった理由は、「南西諸島の成り立ちと、関係がある」と考えられています。
 遠い昔、日本列島は、大陸と地続きでした。もちろん、南西諸島も地続きでした。この時代に、ハブ属やヤマハブ属が、日本に分布を広げました。
 その後、日本列島は、大陸から切り離されます。南西諸島も、点々と島が連なる状態になります。けれども、最初から、現在とまったく同じだったわけではありません。
 陸が海になったり、海が陸になったり、ということが何回か繰り返されました。海に没すれば、陸の生き物は、死に絶えてしまいます。ハブ属もヤマハブ属も、死に絶えたでしょう。彼らには、海を渡れるほどの遊泳力はありません。
 南西諸島の中でも、与論島【よろんとう】、沖永良部島【おきのえらぶじま】、与那国島【よなぐにじま】、波照間島【はてるまじま】などには、ハブ属もヤマハブ属も、分布しません。これらの島は、かつて、海に沈んでいたことがあるとわかります。
 中には、ハブ属がいるのにヤマハブ属がいない島、その逆の島もあります。こうなった謎は、まだ解かれていません。南西諸島の秘密は、ハブが握っているのでしょうか。


図鑑↓↓↓↓↓には、ハブ属のハブ(ホンハブ)とサキシマハブ、および、ヤマハブ属のヒメハブが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、ハブ属やヤマハブ属の種を取り上げています。また、日本にいる他の毒蛇も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
マムシは「出産」する?(2007/08/31)
ツチノコの正体? ヒメハブ(2006/08/14)
田んぼによくいるヘビ(蛇)、ヤマカガシ(2006/05/22)
ハブはなぜ危険か?(2005/12/02)
などです。

2010年11月 4日

糸満の福猫

ico_weather_kumori.gif


糸満の福猫チビちゃん。 ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus  
101104_EEDV0039.jpg
101104_EEDV0041.jpg
101114_EEDV0052.jpg
101114_IMG_7688.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 糸満 【2010.10.16】

2010年11月 3日

スズメ

ico_weather_hare.gif


スズメ 画像
和名:スズメ
学名:Passer montanus 
101103_4M5D1866.jpg
101103_4M5D1867.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 金武 【2010.10.16】

図鑑↓↓↓↓↓には、スズメが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月 2日

バン

ico_weather_hare.gif


バン 画像
和名:バン 
学名:Gallinula chloropus
101102_4M5D1821.jpg
101102_4M5D1845.jpg

※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 金武【2010.10.16】

図鑑↓↓↓↓↓には、バンが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

2010年11月 1日

分類が混乱中、カエデの仲間

ico_weather_kumori.gif / ico_weather_ame.gif


 紅葉や黄葉が美しい季節ですね。中でも、カエデの仲間は、その美しさを愛でられます。一般的に、「カエデ」と呼ばれるのは、カエデ科のカエデ属に属する種です。
 カエデ属には、多くの種が含まれます。イロハモミジ、ウリハダカエデ、オオモミジ、ハウチワカエデなどです。「○○モミジ」や、「○○カエデ」という種名のものが多いですね。中には、チドリノキ、メグスリノキのように、そうではない種もあります。
 カエデといえば、日本人は、「観賞するもの」と思うでしょう。けれども、世界的に見れば、カエデを食用にする地域もあります。そう、メープルシロップですね。
 メープルシロップは、カエデ属のサトウカエデから作られます。サトウカエデは、日本には自生しません。たまに、栽培されているものはあります。でも、日本では、商業的に、サトウカエデからメープルシロップを作るところは、ないようです。
 日本に自生するカエデから、メープルシロップを作ることは、できないのでしょうか? じつは、作れる種があります。イタヤカエデと呼ばれる種です。
 ところが、イタヤカエデには、大きな問題があります。分類が確定していないことです。イタヤカエデと呼ばれるものの中に、複数の種が混ざっている可能性があります。
 つまり、同じ「イタヤカエデ」でも、どれがメープルシロップが作れる木なのか、わからないということです。いちいち確かめる手間を考えたら、今のところ、商業的にメープルシロップを作るのは無理でしょう。
 「イタヤカエデ」には、多くの別名があります。エンコウカエデ、アサヒカエデ、エゾイタヤなどです。これらの名は、「イタヤカエデ」とは別種の名として扱われることがあります。「イタヤカエデ」という種内の品種名として扱われることもあります。
 有名な種なのに、「イタヤカエデ」が載っていない図鑑があります。それは、「イタヤカエデ」という種を認めていない場合ですね。通称「イタヤカエデ」と呼ばれる種を、エンコウカエデなど、他の種名で採用している場合があります。
 分類がどうあれ、カエデの美しさは変わりません。日本の秋の美を楽しみましょう。


図鑑↓↓↓↓↓には、カエデ属のイロハモミジ、ウリハダカエデ、エンコウカエデ、オオモミジなどがが掲載されています。
ban_zukan.net.jpg
インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、紅葉や黄葉が美しい植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ケヤキは、古代の聖樹?(2010/07/09)
一度滅びて、復活? ナンキンハゼ(2009/11/02)
日本のろうそくを灯すのは、ハゼノキ?(2009/10/07)
などです。