2010年12月 6日
鳥をだます? マユミやニシキギ
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植物は、どういう仕組みで、紅葉や黄葉をするのでしょうか? これは、解明されています。この説明については、省略させて下さい。ネットのあちこちにありますので。
けれども、「植物がどういう理由で、紅葉や黄葉をするのか?」は、まだ、解明されていません。少なくとも、生き残るのに不利ならば、紅葉や黄葉という現象はなくなっているでしょう。そのことから、何らかの理由はあるのでは、と推測されています。
一つの仮説があります。すべての植物に当てはまるものではありません。しかし、一部の植物では、そのとおりかも知れないと思わせる仮説です。
その仮説とは、「鳥を惹きつけるため」というものです。
植物のうち、多くのものが、種子の散布を鳥に頼っています。鳥に果実を食べてもらい、糞と一緒に種子がまかれることで子孫を増やすことができます。
そういう植物は、鳥に果実を食べてもらえるように工夫を凝らします。とにかく、「ここに美味しい果実があるよ!」と、目立たせなければなりません。
鳥類は、赤い色に、強く反応します。このため、鳥に食べてもらいたい果実は、赤く色づくことが多いです。では、いっそのこと、植物全体が赤くなったら?
これを実現したのが、まさに紅葉ですね。人間の世界でいえば、レストランを宣伝するのに、お店全体をネオンサインで飾ったようなものです。
紅葉の「お店」に、鳥が来たとします。そこに、本当に美味しい果実があれば、鳥は満足するでしょう。ところが、植物の中には、「看板に偽りあり」をやるものがいます。果実に栄養を溜めるのは、負担になるため、これをサボる(笑)植物があります。
例えば、ニシキギ科の植物です。マユミや、ニシキギなどの種ですね。これらの種は、紅葉が美しいので有名です。果実も、赤く色づきます。なのに、果実には、栄養になるところが少ないです。たぶん、鳥にとっては、あまり美味しくないでしょう。
そんな果実でも、ないよりましです。食べ物が少ない冬には、鳥が食べに来ます。
マユミやニシキギは、ずるく見えますね。これはこれで、生き残る技なのでしょう。
図鑑↓↓↓↓↓には、マユミとニシキギが掲載されています。
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インターネット生物図鑑-zukan.net-
http://www.zukan.net
ぜひご利用下さい。
過去の記事でも、紅葉や黄葉が美しい植物を取り上げています。また、鳥のために、赤い果実を付けると考えられる植物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ナンテンの赤い実は、鳥のため?(2010/01/15)
一度滅びて、復活? ナンキンハゼ(2009/11/02)
日本のろうそくを灯すのは、ハゼノキ?(2009/10/07)
ツタ(蔦)は紅葉する?しない?(2006/12/01)
などです。
松沢千鶴
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