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2011年5月31日

ゴイサギ

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幼鳥 ゴイサギ 画像
和名:ゴイサギ
学名:Nycticorax nycticorax
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沖縄 豊見城【2011.05.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、ゴイサギが掲載されています。
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2011年5月30日

アンモナイトが生きている?

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 アンモナイトといえば、有名な絶滅動物ですね。恐竜が栄えたのと同じ時代に、繁栄しました。タコやイカの親類に当たる生き物です。海に、たくさん棲んでいました。
 誰でも、一度くらい、アンモナイトの復元図を見ているのではないでしょうか? ぐるぐると、ヒツジの角のように巻いた殻を背負い、多くの触手を生やしています。
 恐竜が滅びたのと同じ時期―白亜紀の終わり、約六千五百万年前―に、アンモナイトも、絶滅したといわれます。ところが、一説によれば、アンモナイトの生き残りが、現代にもいるといいます。その生き残りとは、トグロコウイカだとされます。
 トグロコウイカは、深海に棲みます。そのため、普通は、人目に触れることはありません。食用に漁獲されることもありません。ほとんど知られない生き物です。
 トグロコウイカの外見は、普通のイカにそっくりです。復元図のアンモナイトとは、まるで似ていません。なのに、なぜ、「アンモナイトの生き残り」説が出るのでしょう?
 その秘密は、トグロコウイカの胴体部分にあります。胴体には、少し、膨らんだところがあります。その膨らみの中に、ぐるぐると巻いた殻が入っています。この殻の外見も、構造も、アンモナイトの殻に似ています。
 さらに、トグロコウイカには、興味深い特徴があります。頭部(眼のある部分)と触手とを、胴体の中に引っ込めることができるのです。この特徴は、アンモナイトと共通するといわれます。アンモナイトは、殻の中の胴に、頭部と触手を引っ込めました。
 アンモナイトの栄えた期間は、長いです。中には、多様な種が、含まれます。後期の種の中には、外見が、現在のイカに似るものがあったかも知れないといわれます。殻がむきだしではなくて、イカのような肉質で覆われていた、という訳です。
 ぐるぐる巻いた殻が、肉質に覆われていたら......その姿は、まさに、トグロコウイカそのものでしょう。「アンモナイトの生き残り」といわれる理由が、わかりますね。
 トグロコウイカが、アンモナイトの生き残りなのかどうかは、確定していません。もし、そうだとしたら、やはり、深海には、古代のロマンがあると言えますね。
図鑑↓↓↓↓↓には、残念ながら、トグロコウイカは載っていません。トグロコウイカに似たコウイカ、シシイカ、スジコウイカ、ヒメコウイカなどが掲載されています。
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過去の記事でも、深海に棲む古代的な生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
日本初の大発見、セイスイガイ(勢水貝)(2010/06/21)
貝類は、昔、ミミズだった? カセミミズ(2009/09/25)
ウミユリ(海百合)は、海底に咲く花?(2008/08/25)
シーラカンスの新種?発見(2007/11/15)
ラブカはなぜ「生きている化石」か?(2007/01/27)
などです。

2011年5月29日

キョウジョシギ

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キョウジョシギ 画像
和名:キョウジョシギ
学名:Arenaria interpres
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沖縄 糸満【2011.05.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、キョウジョシギが掲載されています。
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2011年5月28日

キアシシギ

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キアシシギ 画像
和名:キアシシギ
学名:Heteroscelus brevipes
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沖縄 金武【2011.05.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、キアシシギが掲載されています。
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2011年5月27日

属名で混乱中、ヒエンソウ(飛燕草)の仲間たち

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 花屋さんなどで、デルフィニウムという花を見たことがありませんか? 多くの場合、青い花が、旗竿のように長い茎に、たくさん付いています。花の色は、黄色やピンクのこともあります。華やかなので、パーティ会場などに、よく使われる花です。
 デルフィニウムとは、一種の植物だけを指す名ではありません。キンポウゲ科デルフィニウム属に属する種の総称です。デルフィニウムDelphiniumという名は、ラテン語の学名に由来します。この属の植物は、もとは、日本には、自生しませんでした。
 現在の日本には、外国から帰化したデルフィニウム属があります。普通に見られるデルフィニウムは、栽培品種です。いくつかの野生種を交配して、品種改良したものです。
 デルフィニウム属は、日本語名で、オオヒエンソウ属と呼ばれることもあります。ところが、この名は、確定したものではありません。チシマヒエンソウ属という呼び方もあります。さらには、ヒエンソウ属と呼ばれることもあります。
 前記の日本語の属名のうち、「ヒエンソウ属」だけは、間違いです。それには、以下のような理由があります。
 日本語名を、ヒエンソウという種があります。この種は、以前、ラテン語の学名を、Delphinium ajacisといいました。デルフィニウム属だったのですね。それが、分類が変わりました。現在の学名は、Consolida ajacisです。属は、Consolida属になりました。
 現在では、ラテン語の学名Consolida属のほうが、「ヒエンソウ属」にされています。デルフィニウム属のほうの日本語名は、定まっていません。
 ヒエンソウ属と、デルフィニウム属とは、近縁です。同じキンポウゲ科です。外見も似ます。このため、現在でも、一緒くたに「デルフィニウム」と呼ばれることが多いです。
 他に、まとめて、ラークスパー(英語名larkspurに由来)、ヒエンソウなどと呼ばれることもあります。チドリソウ(千鳥草)という名が、使われることもあります。
 チドリソウの名を、これらの属に使うのは、好ましくありません。別に、ラン科の植物で、この名を持つものがあるからです。紛らわしい名は、避けたほうがいいですね。
図鑑↓↓↓↓↓には、デルフィニウム属の一種であるセリバヒエンソウが掲載されています。
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過去の記事でも、紛らわしい名を持つ植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ウメじゃない梅がある?(2011/02/18)
雪割草【ゆきわりそう】と、ユキノシタは、違う? 同じ?(2011/02/4)
楓【かえで】? いえ、楓【ふう】の木です(2010/11/29)
桂【けい】とは、どんな植物?(2010/11/22)
忘れ草【わすれぐさ】とは、どんな植物?(2010/08/25)
などです。

2011年5月26日

イソヒヨドリ

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イソヒヨドリ 画像
和名:イソヒヨドリ
学名:Monticola solitarius
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沖縄 豊見城【2011.05.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、イソヒヨドリが掲載されています。
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2011年5月25日

コアジサシ

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コアジサシ 画像
和名:コアジサシ
学名:Sterna albifrons
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※画像をクリックすると大きな画像が見られます。

沖縄 豊見城【2011.05.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、コアジサシが掲載されています。
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2011年5月24日

御苑の福猫

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御苑の福猫。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区【2011.04.20】

2011年5月23日

ホオグロヤモリは、国際派?

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 生き物の中には、分布が広い種も、狭い種もいます。メディアで話題になるのは、分布が狭い種が多いですね。単純に、珍しいからです。けれども、分布が広い種の生態が面白くないかといえば、もちろん、そんなことはありません。
 今回は、分布が広い種を取り上げてみましょう。ホオグロヤモリです。
 ホオグロヤモリは、爬虫類のヤモリの一種です。有鱗目【ゆうりんもく】ヤモリ科ナキヤモリ属に属します。世界中の熱帯・亜熱帯地域に、広く分布します。日本の南西諸島(徳之島【とくのしま】以南)と、小笠原諸島にも、分布します。
 この種は、昔から、全世界的に分布していたのでしょうか? そうではないといわれます。もとは、熱帯アジアのどこかが故郷だと考えられています。
 原産地がどこかは、わかっていません。分布域が、あまりにも広いためです。
 なぜ、ホオグロヤモリは、世界中の熱帯と亜熱帯に、分布を広げられたのでしょうか? それには、ヒトが関わっていると推定されています。
 人間が、意識して、ホオグロヤモリの分布を広げたわけではないでしょう。家畜ではありませんからね。人間が移住する時、知らないうちに、家財道具などに付いてきたのだろうと考えられています。体が小さいために、気づかれにくいのでしょう。
 日本の南西諸島や、小笠原諸島にいるホオグロヤモリも、ヒトの移住にともなって入ってきたといわれます。いつ、どこから、どのように来たのかは、不明です。
 熱帯・亜熱帯の人家では、ホオグロヤモリは、平凡な生き物です。自然の林より、人家に多く棲みます。彼らは、ヒトには害をなしません。それどころか、人間の役に立ちます。人家の害虫を食べてくれるのです。そのためか、幸運の象徴とみなす地域が多いです。
 人家に棲むおかげで、彼らは、観察しやすい生き物です。仲間同士で鳴き交わしたり、頭や尾を振ったりする行動が見られます。
 東南アジアのホテルなどで見るヤモリは、多くが、ホオグロヤモリです。旅行先で会えたら、幸運の象徴だと思って、観察してみるのも、面白いと思います。
図鑑↓↓↓↓↓には、ホオグロヤモリが掲載されています。
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過去の記事でも、ヤモリの仲間を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
パプア・ニューギニアで、五十以上の新種を発見か?(2009/03/27)
大都会のヤモリ(2007/07/07)
雌(メス)しかいないトカゲがいる?(2007/03/06)
家を守る守宮(ヤモリ)(2006/04/10)
などです。

2011年5月21日

駿河台匂【スルガダイニオイ】

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サトザクラの栽培品種  画像
和名:サトザクラの栽培品種-駿河台匂【スルガダイニオイ】
学名:Cerasus lannesiana 'Surugadai-odora' Miyoshi
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東京 新宿区【2011.04.20】

八重桜-関山【カンザン】

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八重桜 ヤエザクラ 画像
和名:ヤエザクラ-関山【カンザン】
学名:Cerasus lannesiana 'sekiyama'
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東京 新宿区【2011.04.20】

2011年5月20日

芝【しば】と柴【しば】との違いは?

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 日本の昔話を聞いて、疑問に思ったことがありませんか? よく、「お爺さんは山へ、しば刈りに」と語られますね。あの「しば」とは、何でしょうか?
 お爺さんが刈りに行く「しば」は、漢字で書けば、「柴」です。芝生の「芝」とは違います。柴【しば】とは、小さい木のことです。特定の種を指す言葉ではありません。
 昔は、柴を刈りに行くことが、普通の労働でした。薪【たきぎ】などにするためです。
 では、芝生の「芝」のほうは、どんな植物でしょうか?
 じつは、芝【しば】のほうも、一種だけを指す言葉ではありません。丈の短い草のことを、「芝」と総称します。そのうえ、ややこしいことに、正式な日本語の種名として、「○○シバ」と付く種が、いくつもあります。しかも、互いに近縁とは限りません。
 それらのうちで、有名なのは、正式な日本語名(標準和名)を、シバという種でしょう。イネ科シバ属に属する種です。北海道から沖縄まで、日本に広く自生します。
 標準和名シバは、伝統的に、日本の芝生に使われてきました。イネ科の他の種も、芝生に使われます。コウライシバ、コウシュンシバ、ギョウギシバなどの種です。
 コウライシバと、コウシュンシバとは、シバと同じくイネ科シバ属です。ギョウギシバは、イネ科ギョウギシバ属に属します。これら三種は、どれも、日本に自生する種です。他に、日本に自生しない種を使って、芝生を作ることもあります。
 芝生を作るには、それぞれ、その環境に合わせて、種を選びます。どこの芝生も同じ種、というわけではありません。複数の種を、一か所の芝生に使うこともあります。
 園芸業界では、標準和名シバのことを、野芝【のしば】と呼ぶようです。園芸店で高麗芝【こうらいしば】と呼ばれるのは、ほとんどが、標準和名コウライシバではなく、「コウシュンシバ」のほうです。紛らわしいですね。
 標準和名コウライシバは、園芸店では、本高麗【ほんこうらい】、キヌシバなどと呼ばれます。同じように、園芸店では、ギョウギシバをバーミューダグラスと呼んだりします。園芸用語と、生物学で使う言葉とは、往々にして異なります。注意が必要ですね。


図鑑↓↓↓↓↓には、標準和名シバ、ギョウギシバが掲載されています。
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過去の記事でも、イネ科の植物を取り上げています。また、イネ科の植物に依存して暮らす生き物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
カヤという草はない?(2011/01/28)
鳥の巣? いえ、カヤネズミの巣です(2009/10/02)
茅の輪【ちのわ】くぐりの「茅」とは、どんな植物?(2007/06/29)
クモにも母性愛がある? (2007/05/09)
などです。

2011年5月19日

御苑の福猫

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御苑の福猫と、お家で飼われているネコちゃんだと思いますが、オマケ画像も。ノネコ 画像
和名:ノネコ
学名:Felis catus
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東京 新宿区【2011.04.20】
東京 港区【2011.05.17】

2011年5月18日

ハゴロモジャスミン

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ハゴロモジャスミン画像
和名:ハゴロモジャスミン
学名:Jasminum polyanthum
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東京 品川区【2011.05.17】

2011年5月17日

ムラサキケマン

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ムラサキケマン 画像
和名:ムラサキケマン
学名:Corydalis incisa (Thunb.) Pers.
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東京 新宿区【2011.04.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、ムラサキケマンが掲載されています。
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2011年5月16日

アブラムシの不思議な生態

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 昆虫の中に、アブラムシと呼ばれるグループがいます。農業や園芸をやる方は、御存知でしょう。農作物や、園芸植物の害虫として、有名です。
 ちょうど今頃の季節から、アブラムシたちは、猛威をふるい始めます。農業や園芸をやらない方でも、植物の若芽の部分を見てみて下さい。小指の先より小さい昆虫が、びっしりと、付いていませんか? それが、たいてい、アブラムシの仲間です。
 生物学的には、アブラムシとは、カメムシ目【もく】アブラムシ上科【じょうか】に属する種の総称です(分類には、異説もあります)。まったく違うグループの昆虫を、方言名などで、アブラムシと呼ぶことがあります。注意して下さい。
 アブラムシの仲間は、観察しても、面白くないと感じる方が、多いでしょう。彼らの多くは、とにかく、動かないからです。それは、彼らの食べ物と、関係があります。
 彼らの食べ物は、植物の汁です。植物に口を突き刺して、栄養のある汁を吸います。いったん、植物の上に居着いてしまえば、動く必要はありませんね。
 ところが、アブラムシの生活は、よく観察すれば、とても面白いことがあります。
 春から夏にかけて、アブラムシは、爆発的な勢いで殖えます。いつ、どうやって、こんなに繁殖するのでしょう? 調べてみると、この時期のアブラムシには、雌(メス)しかいません。雄(オス)と交尾をしなくても、すべての雌が、次々に子を産みます。
 これでは、爆発的に殖えるわけですね。雄と雌とが互いを探して、出会って、交尾をして、という手間がありません。そのうえ、すべての個体が、繁殖できます。
 アブラムシには、雌しかいないのでしょうか? 不思議なことに、秋になると、雄が現われます。雌から雄が生まれるのですね。その雄が、雌と交尾します。
 雄と交尾した雌は、子ではなく、卵を産みます。この卵が、冬を越します。親のアブラムシは、冬に、みな死んでしまいます。
 アブラムシは、「仲間の数を増やすこと」と、「厳しい冬を越すこと」とを両立するために、この方法を編み出したようです。不思議で、巧みな生態ですね。

図鑑↓↓↓↓↓には、クリオオアブラムシが掲載されています。
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過去の記事で、アブラムシの敵や味方になる生き物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
肉食性のチョウ(蝶)がいる?(2010/08/09)
アリが植物に登るのは、何のため?(2010/04/16)
果実? いえ「虫こぶ」です、イスノキ(2009/10/19)
テントウムシのおしゃれには意味がある(2007/02/09)
などです。

2011年5月15日

ミヤマキリシマ

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ミヤマキリシマ 画像
和名:ミヤマキリシマ
学名:Rhododendron kiusianum
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東京 新宿区【2011.04.20】

2011年5月14日

ホソバオオアマナ

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ホソバオオアマナ 画像
和名:ホソバオオアマナ
学名: Ornithogalum tenuifolium Guss.
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東京 新宿区【2011.04.20】

2011年5月13日

緑のない植物がある?

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 新緑の季節ですね。緑は、植物を表す色です。緑のない植物なんて、普通は考えられませんね。ところが、中には、まったく緑色を持たない植物も、存在します。
 そのような植物のうちでは、ギンリョウソウが有名です。日本に自生する種です。
 ギンリョウソウは、森林の下の土に生えます。茎も、花も、果実も、何もかも真っ白です。まさに、「透き通るような白」です。キノコのようにも見えます。
 ギンリョウソウは、キノコではありません。では、なぜ、こんなに真っ白なのでしょうか? 葉緑体【ようりょくたい】を持たないからです。葉緑体は、植物の緑のもとですね。
 葉緑体は、光合成することによって、植物の栄養を作っています。それを持たないなら、ギンリョウソウは、どうやって栄養を得ているのでしょうか?
 秘密は、菌類―キノコの仲間―にあります。ギンリョウソウは、土の中で、菌類に寄生しています。菌類から栄養をもらって、生きています。
 このような植物は、菌従属栄養【きんじゅうぞくえいよう】植物と呼ばれます。腐生【ふせい】植物と呼ばれることもあります。最近は、腐生植物という呼び方は、あまりされなくなりました。誤解されそうな呼び方だからです。
 以前、ギンリョウソウの仲間は、「腐ったもの(腐葉土など)から生える」と考えられました。このために、腐生植物という名が作られました。けれども、それは、間違いだとわかりました。腐生植物という名は、ふさわしくありませんね。
 ギンリョウソウは、分類も揺れています。図鑑やサイトにより、属する科が違います。イチヤクソウ科、シャクジョウソウ科、ツツジ科と、三つの説があります。現時点では、はっきり「どの科が正しい」とは言えません。
 ギンリョウソウ(銀竜草)の名は、どこから付いたのでしょうか? 白い茎の上に、釣鐘型の白い花が咲くのを、「銀の竜」にたとえたようです。格好いい名ですね。
 この草には、「水晶蘭」という別名もあります。もとは、中国語での呼び名です。美しい名ですね。そのために、日本の一部の草花愛好家にも、使われています。


図鑑↓↓↓↓↓には、ギンリョウソウが掲載されています。
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過去の記事でも、腐生植物【ふせいしょくぶつ】と呼ばれるものを取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ベトナムで、新種の発見ラッシュ(2007/9/27)
などです。

2011年5月12日

ホオノキ

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ホオノキ 画像
和名:ホオノキ
学名: Magnolia obovata Thunb.
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図鑑↓↓↓↓↓には、ホオノキが掲載されています。
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2011年5月11日

クサイチゴ

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クサイチゴ 花3態 画像
和名:クサイチゴ
学名:Coccothraustes coccothraustes
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図鑑↓↓↓↓↓には、クサイチゴが掲載されています。
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2011年5月10日

シメ

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シメ 画像
和名:シメ
学名:Coccothraustes coccothraustes
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東京 新宿区【2011.04.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、シメが掲載されています。
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2011年5月 9日

経読み鳥【きょうよみどり】とは、どんな鳥?

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 鳥の鳴き声には、いろいろなものがありますね。時には、ヒトがしゃべったり、歌ったりしているように聞こえることもあります。
 経読み鳥と呼ばれる鳥を、御存知でしょうか? 鳴き声が「法華経【ほけきょう】」と聞こえる鳥です。これは、おわかりですね。ウグイス(鶯)の別名です。
 このように、鳥などの鳴き声を、ヒトの言葉に「翻訳」して聞くことを、「聞きなし」といいます。日本では、古来、さまざまな「聞きなし」が行なわれてきました。ことに、鳥の場合は、鳴き声から種名が付いたものが多いです。
 例えば、ケリ(鳧)という種名の鳥がいます。この鳥は、「きりっ」という感じの声を出します。昔の人は、これを「ケリ」と聞いたのでしょう。そのまま種名になりました。
 ウソ(鷽)も、鳴き声から種名が付いたといわれます。ウソの場合は、「フィーフィー」という鳴き声を、口笛と聞きなしたと考えられます。昔の日本語では、口笛を吹くことを、「うそぶく」と言いました。「うそぶく鳥」だからウソ、というわけです。
 少し、ひねった名の付け方もあります。例えば、サンコウチョウ(三光鳥)です。
 サンコウチョウの鳴き声は、「月、日、星【つき、ひー、ほし】」と聞きなされます。三つの光がそろうので、「三光鳥」と付けられました。
 オオヨシキリ(大葦切)の場合は、さらにひねられています。オオヨシキリの雄(オス)は、繁殖期に、「ギョギョシ」と聞こえる声で鳴きます。昔の日本人は、これに「行行子」という漢字を当てました。この字には、二通りの読み方があります。
 一つは、そのまま「ぎょうぎょうし」です。「ぎょうぎょうし」とは、オオヨシキリの別名です。「仰々しい」の掛け言葉として、使われることがあります。
 もう一つは、「行行子」で、「おおよしきり」と読ませます。当て字ですね。「大葦切」以外に、この漢字名が使われることがあります。
 当て字にしても、無理やり過ぎる気がしますね(笑) でも、オオヨシキリの生態を知る人にとっては、ぴったりくる名なのかも知れません。


図鑑↓↓↓↓↓には、ウグイス、ケリ、ウソ、サンコウチョウ、オオヨシキリが掲載されています。
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過去の記事でも、鳴く鳥について取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
間違えられてばかり? コマドリ(駒鳥)の名前(2010/08/30)
勘違いで名が付いた? ブッポウソウ(2009/06/29)
憧れの鳥か、妖怪か? アカショウビン(2008/10/06)
オオルリは瑠璃色【るりいろ】じゃない?(2007/08/03)
などです。

2011年5月 8日

ハナミズキ

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ハナミズキ 画像
和名:ハナミズキ
学名:Cornus florida L.
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東京 新宿区【2011.04.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、ハナミズキが掲載されています。
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2011年5月 7日

ハナニラ

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ハナニラ 画像
和名:ハナニラ
学名:pheion uniflorum
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2011年5月 6日

花の形は何のため? イカリソウ(碇草)

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 今の季節は、花いっぱいですね。野山にも、庭にも、たくさんの花が咲いています。
 イカリソウは、日本の野山でも、庭でも見られる植物です。もともと、日本に自生します。花を観賞するために、栽培されることもあります。花の形が面白いからです。
 イカリソウの花は、船の碇【いかり】に似ています。このことから、名が付きました。花からは、棒状のものが、四つ、突き出しています。距【きょ】というものです。
 なぜ、イカリソウの花は、こんな形をしているのでしょうか? 昆虫に、効率よく花粉を運んでもらうためです。
 イカリソウの花の蜜は、距の奥にあります。マルハナバチなどの昆虫は、蜜を食べるために、花の奥まで顔を突っ込まなくてはなりません。これが、イカリソウの狙いです。
 顔を突っ込んだ時、花粉が、たっぷり昆虫に付きます。その花粉が、他の花へ運ばれて、受粉が完了するわけです。
 ところが、いつも、受粉がうまく行くわけではありません。中には、ずるいことをする昆虫がいるからです。直接、距を食い破って、蜜だけ食べてしまうのです。
 「長い距を付けて、花粉を運んでもらいやすくした」のは、イカリソウの素晴らしい工夫です。けれども、常に、昆虫が、イカリソウなどの植物の思惑(?)に乗ってくれるとは限りません。自然界の生活が、厳しいからです。
 野生の生き物は、ずるをしてでも、食べ物を得なければ、死んでしまう場合があります。昆虫のほうは、食べるために、植物のほうは、子孫を残すために、それぞれ必死です。「どちらかが、一方的に悪い」とは、責められません。
 工夫されたイカリソウの花は、特徴的ですね。他の種とは、間違えそうにありません。でも、じつは、イカリソウの分類は、難しいです。
 一般的に、「イカリソウ」と呼ばれる種の花は、赤紫色をしています。中に、白や、黄色の花を付けるものがあります。これらの「色変わりイカリソウ」は、イカリソウと同種(単なる色変わりの変種)なのか、別種なのか、意見が分かれています。


図鑑↓↓↓↓↓には、イカリソウが掲載されています。
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過去の記事でも、イカリソウと同じく、花に距【きょ】を持つ植物を取り上げています。また、イカリソウと同じメギ科の植物も取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
薬にも害にも、メギ(目木)(2010/10/25)
ナンテンの赤い実は、鳥のため?(2010/01/15)※ナンテンもメギ科です。
オダマキの花の角【つの】は、何のため?(2008/05/16)

2011年5月 5日

ムラサキハナナ

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ムラサキハナナ 画像
和名:ムラサキハナナ
学名:Orychophragmus violaceus (L.) O. E. Schulz
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東京 新宿区【2011.04.20】

図鑑↓↓↓↓↓には、ムラサキハナナが掲載されています。
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2011年5月 4日

スノーフレーク

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スノーフレーク 画像
和名:スノーフレーク
学名:Leucojum aestivum
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2011年5月 3日

チュウサギ

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婚姻色が出ているようです。チュウサギ 画像
和名:チュウサギ
学名:Egretta intermedia
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図鑑↓↓↓↓↓には、チュウサギが掲載されています。
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2011年5月 2日

海の中にも、ウグイスがいる?

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 春深い季節ですね。ウグイスの声にも、深みが増してきたようです。
 ところで、海の中にもウグイスがいると、御存知でしょうか? そればかりか、ツバメも、ホトトギスも、ヒバリも、クジャクもいます。
 じつは、これらは、貝の名前です。ウグイスガイや、ホトトギスガイという種名の貝がいるのですね。ツバメガイ、ヒバリガイ、クジャクガイもいます。これらは、みな、正式な日本語の種名(標準和名)です。ここに挙げた種は、どれも、二枚貝です。
 ウグイスガイは、二枚貝綱【にまいがいこう】ウグイスガイ目【もく】ウグイスガイ科ウグイスガイ属に属します。ツバメガイも、属名まで、同じ分類です。
 同じウグイスガイ科ウグイスガイ属には、マベガイも属します。属は違いますが、アコヤガイも、ウグイスガイ科に属します。アコヤガイは、アコヤガイ属です。
 マベガイや、アコヤガイは、「真珠ができる貝」として、知られますね。真珠貝といえば、普通は、アコヤガイを指します。他にも、ウグイスガイ科には、真珠の養殖に使われる種があります。鳥でも貝でも、「ウグイス」は、人間に好まれるようですね(笑)
 ホトトギスガイは、ウグイスガイとは遠縁です。二枚貝綱イガイ目【もく】イガイ科ホトトギスガイ属に属します。同じイガイ科に、ヒバリガイとクジャクガイも属します。ただし、属は違います。ヒバリガイはヒバリガイ属、クジャクガイはクジャクガイ属です。
 イガイ科という名で、ぴんと来た方がいるかも知れませんね。イガイ科には、ムラサキイガイが属します。通称、ムール貝といえば、おわかりでしょう。食用になる貝ですね。
 イガイ科には、他にも、食用になる種があります。イガイ、ミドリイガイ、モエギイガイなどです。これらの「○○イガイ」は、イガイ科イガイ属に属します。
 なぜ、海に棲む貝に、水鳥でもない鳥の名が付けられたのでしょうか?
 ウグイスガイ科の場合は、「貝殻の形が、鳥に似る」ためです。ホトトギスガイは、「殻の模様が、ホトトギスの羽毛の模様に似る」ためです。クジャクガイは、「殻の内側の光沢が、クジャクの羽毛に似る」ためです。ヒバリガイについては、わかりませんでした。

図鑑↓↓↓↓↓には、ウグイスガイ科のアコヤガイ、マベ(ガイ)が載っています。イガイ科のイガイも掲載されています。
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過去の記事でも、ウグイスガイ科に属する貝や、イガイ科に属する貝を取り上げています。また、鳥のウグイス、ツバメ、ホトトギスなども取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ムール貝やパーナ貝とは、どんな貝?(2008/12/12)※イガイ科の貝を取り上げています。
ホトトギスは鳥? それとも植物?(2007/10/05)※植物にも、「ホトトギス」があります。
真珠貝【しんじゅがい】の秘密(2006/06/16)※ウグイスガイ科の貝を取り上げています。
渡るツバメ、越冬するツバメ(2005/10/17)
などです。

2011年5月 1日

クマザサ

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クマザサ 画像
和名:クマザサ
学名:Sasa veitchii (Carrière) Rehder
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図鑑↓↓↓↓↓には、クマザサが掲載されています。
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