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2011年6月24日

ビールの苦みの正体は?

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 お酒が好きな方にとっては、そろそろ、ビールが美味しい季節ですね。初めてビールを飲んだ時、あの苦さに驚いた人は、多いでしょう。
 ビールがオオムギから作られることは、皆さん、御存知だと思います。けれども、あの苦味は、オオムギとは違うものによって、付けられます。ホップという植物です。
 ホップの正式な日本語名(標準和名)は、セイヨウカラハナソウ(西洋唐花草)といいます。ユーラシア大陸に、広く分布する植物です。日本でも、北海道の一部に自生します。
 現在は、野生のセイヨウカラハナソウより、栽培されているもののほうが、ずっと多いでしょう。中世ヨーロッパの時代から、この植物は、ビールの風味づけに使われてきました。日本でも、北海道や東北地方で、栽培されています。
 「セイヨウ」カラハナソウがあるなら、カラハナソウ(唐花草)もあるのでしょうか? あります。日本では、カラハナソウのほうが、広く分布します。中部地方以北の山地に、自生します。カラハナソウは、セイヨウカラハナソウの変種です。
 近年、セイヨウカラハナソウや、カラハナソウの分類が、変動しています。以前は、クワ科カラハナソウ属に属するとされていました。しかし、最近は、アサ科カラハナソウ属とする説が、強くなっています。
 さて、ビールに風味づけをする時には、セイヨウカラハナソウの、どの部分を使うのでしょうか? 俗に、毬花【まりばな】と呼ばれる部分です。花といっても、本当の花ではありません。花が終わった後に付くものです。つまり、果実ですね。
 同じセイヨウカラハナソウでも、毬花が付く個体と、付かない個体があります。セイヨウカラハナソウは、雄と雌とが別々の株になるからです。毬花=果実が付くのは、雌の株だけです。このために、栽培されるのは、雌の株ばかりです。
 カラハナソウも、雄と雌とが別の株になります。雌の株には、セイヨウカラハナソウの毬花と似た果実が付きます。カラハナソウの「毬花」も、ビールの風味づけに使えるのでしょうか? 使えるとしたら、どんなビールができるのか、気になりますね(笑)

図鑑↓↓↓↓↓には、カラハナソウが掲載されています。
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ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、風味づけに使う植物や、お酒に関わる植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
ニワトコは、庭の薬箱?(2010/06/23)
イグ・ノーベル賞の、バニラ【Vanilla】の研究とは?(2007/10/18)
三月三日は草餅【くさもち】の節句?(2007/03/02)
お釈迦さまも食べた? レモン(2006/08/21)
などです。


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