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2011年7月22日

登山者を慰める? フウロソウの仲間たち

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 そろそろ、夏山登山の季節ですね。登山の際には、山の花々を眺めるのも、楽しみの一つです。山地では、平地では見られない植物を、見ることができます。
 山の花の中で、代表的なのが、フウロソウの仲間でしょう。フウロソウ科フウロソウ属に属する植物です。この仲間は、日本では、山地に生えるものが多いです。
 フウロソウとは、不思議な響きの名ですね。漢字では、風露草と書きます。漢字名は、高原の草にふさわしいですね。美しい名前だと思います。
 山地に生えるフウロソウには、ハクサンフウロ、シコクフウロ、アサマフウロ、ミツバフウロ、グンナイフウロなどの種があります。どの種も、薄いピンクから濃いピンクの花が咲きます。登山の疲れをいやす花として、登山者に愛されています。
 もちろん、美しいからといって、決して採取しませんように。山の植物は、平地では育ちません。平地の暑い気候に、耐えられないからです。
 フウロソウ属の種のうちには、ヨーロッパと日本とで、同じ種が分布しているものがあります。例えば、ヒメフウロという種です。
 ヒメフウロは、日本では、本州中部地方の山地と、四国の剣山系に分布します。ヨーロッパでは、山地ではなく、平地で普通に見られるようです。日本より、ヨーロッパのほうが、ずっと涼しいからですね。このような例は、他の植物でもあります。
 「山登りをする体力はないけれど、フウロソウの花を見てみたい」方も、いらっしゃるでしょう。山や、ヨーロッパまで行かなくても、フウロソウの花を見ることはできます。平地に生えるフウロソウがあるからです。
 ゲンノショウコ(現の証拠)という草を御存知でしょうか? 日本では、道端でも見られる野草です。この種は、フウロソウ属に属します。山のフウロソウより小ぶりですが、ピンクの愛らしい花が咲きます。
 日本では、ゲンノショウコは、民間の薬草として有名ですね。文字どおりの「高嶺の花」が多いフウロソウ属にあって、庶民派(庶民の味方)と言えるかも知れません。

図鑑↓↓↓↓↓には、ゲンノショウコが掲載されています。
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ぜひご利用下さい。

過去の記事でも、山地や高原に多い植物を取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
日本にも、タイムが生える?(2011/06/10)
植物の世界は、「虎の尾」だらけ?(2009/11/16)
ノリウツギは、カミキリムシと仲良し?(2009/07/03)
古代の「朝顔」は、キキョウ(桔梗)?(2008/08/08)
などです。

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