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2011年7月27日

ウナギとアルパカがお出迎え、東大の総合研究博物館

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 夏にふさわしい展覧会が、東京大学の総合研究博物館
で開かれています。「鰻【うなぎ】博覧会」と、「アルパカ×ワタ」の、二つの展覧会です。
 ウナギは、日本の夏に欠かせませんね。縄文時代の遺跡からも、ウナギの骨が発掘されています。北海道から沖縄まで、各地の遺跡から出ています。「鰻博覧会」の会場には、日本のどこの縄文遺跡から、ウナギの骨が出たのかを、展示してあります。
 ウナギの繁殖の謎は、有名ですね。二〇〇九年になるまで、天然のニホンウナギの卵は、誰も見たことがありませんでした。どこの海域で産卵するのかも、知られませんでした。
 二〇〇九年、ついに、長年の謎が解かれます。日本のはるか南東、マリアナ諸島の西側の海域で、ニホンウナギの卵が発見されました。「鰻博覧会」の会場で、その卵を見ることができます。ニホンウナギの産卵海域を、具体的に示した模型もあります。
 ウナギの完全養殖の試みも、進んでいます。完全養殖とは、飼育しているウナギを繁殖させて、次々に世代を重ねてゆかせることです。実験室では、完全養殖ができるようになりました。会場で、養殖されたウナギの幼生を見ることができます。
 生きているウナギの幼生は、必見です! ウナギの幼生は、普通の魚の形をしていません。細長い木の葉のような形で、透き通っています。神秘的で、美しいです。
 この形の幼生は、レプトセファルスと呼ばれます。ニホンウナギのレプトセファルスが、生きた姿で、一般に公開されるのは、極めて珍しいことです。
 「アルパカ×ワタ」のほうは、博物館の二階が会場です。こちらは、南米アンデスの織物の文化を紹介しています。アンデスの織物は、動物のアルパカや、植物のワタからできています。展覧会の題名は、そこから取られています。
 こちらの会場には、アルパカの剥製【はくせい】標本があります。また、ワタの標本や、織物を染める染料植物の標本もあります。こちらの会場は、狭いために、それほど多くの展示物はありません。会場入口がわかりにくいので、御注意下さい。
 今年の夏は、二つの展覧会で、自然と古代文化の神秘に触れるのは、いかがでしょう?

図鑑↓↓↓↓↓には、ウナギが掲載されています。
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ぜひご利用下さい。
過去の記事でも、ウナギについて取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
フクロウナギは、ウナギの仲間か?(2011/02/21)
ウナギとオオウナギとは、違う? 同じ?(2010/05/21)
ウナギの繁殖の謎は解けたか?(2006/07/21)※この記事を書いた当時は、野生のニホンウナギの卵は、発見されていませんでした。
などです。
「鰻【うなぎ】博覧会」と、「アルパカ×ワタ」については、以下のページに案内があります。
鰻博覧会(東京大学総合研究博物館の公式サイト内ページ)
アルパカ×ワタ(東京大学総合研究博物館の公式サイト内ページ)

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